JP2007222194A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007222194A
JP2007222194A JP2006043309A JP2006043309A JP2007222194A JP 2007222194 A JP2007222194 A JP 2007222194A JP 2006043309 A JP2006043309 A JP 2006043309A JP 2006043309 A JP2006043309 A JP 2006043309A JP 2007222194 A JP2007222194 A JP 2007222194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
water
water level
drying machine
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006043309A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shimokuchi
浩二 下口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006043309A priority Critical patent/JP2007222194A/ja
Publication of JP2007222194A publication Critical patent/JP2007222194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】衣類乾燥用の熱源を洗濯水の加熱に兼用する洗濯乾燥機において、洗濯水を効率よく加熱でき、しかも設定通りの水温で洗濯を開始できる洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】洗濯乾燥機1は、外箱10と、外箱10に収容される水槽20と、水槽20に洗濯水を供給する給水装置50と、水槽20に収納され、洗濯物を入れて回転する洗濯槽30と、洗濯槽30に加熱装置80で加熱した空気を吹き込む送風機70と、運転制御を司る制御装置120とを備える。加熱装置80のヒータ83は、水槽20に溜められた洗濯水に浸ったときには洗濯水の直接加熱が可能である。送風機70の送風ファン72は、水槽20に溜められた洗濯水に浸ったときには洗濯水の攪拌が可能である。制御部80は洗濯水の水位と水温に基づき送風機70と加熱装置80の動作制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は洗濯乾燥機に関する。
近年、洗濯機に衣類乾燥機能を付加した洗濯乾燥機に人気が集まっている。洗濯乾燥機では洗濯槽の中に温風を送り込み、脱水後の洗濯物を乾燥させる。温風を発生させるため、必然的に熱源を備えることになる。
一方で、洗濯を温水で行うと汚れが良く落ちることは昔から良く知られている。そこで、温風生成用の熱源で洗濯水(洗い工程で使用する水と、すすぎ工程で使用する水を総称して、本明細書では「洗濯水」と呼ぶ)を温水化するというアイデアが生まれた。その例を特許文献1〜3に見ることができる。
特許文献1に記載されたドラム式温水洗濯乾燥機では、水槽内の底部に設けられたヒータにより洗濯水を加温する。
特許文献2に記載されたドラム式洗濯機では、洗濯物に水を含ませる含水工程の後、水槽内に温風を吹き出して水槽内の水を温める。
特開平4−250193号公報(段落[0011]、図1、2) 特開2000−325694号公報(段落[0045]−[0051]、図1−3)
衣類乾燥用の熱源を洗濯水の加熱に兼用するに際し、特許文献2の装置のように一旦空気を温めてからその温風で水を温めるのでは加熱効率が悪く、水温が所定レベルにまで上昇するのに長い時間がかかる。その間に水の持つ熱が外部に放散してしまうので、エネルギーの無駄が多い。その点特許文献1の装置は、洗濯水を直接加熱するため加熱効率が良い。しかしながら特許文献1の装置とても、水槽内の底部にまんべんなくヒータを張り巡らすことは難しく、洗濯水の加熱にムラが生じることは避け難かった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、衣類乾燥用の熱源を洗濯水の加熱に兼用する洗濯乾燥機において、洗濯水をムラなく効率よく加熱でき、設定通りの水温で洗濯を開始できる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。また、洗剤の溶解ムラなどもなくすことができる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために本発明の洗濯乾燥機は、外箱と、上記外箱内に配置される水槽と、上記水槽内に回転自在に配置されて洗濯物を収容する洗濯槽と、上記水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、送風ファンを第1の回転速度で回転させて上記水槽内に空気を吹き込む送風手段と、洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没する位置に配されるとともに上記送風手段にて水槽内に吹き込まれる空気を加熱する加熱手段と、上記水槽内の水位を検知する水位検知手段とを備え、洗い工程に際して、上記送風手段と上記加熱手段とを作動させて上記水槽内の空気と洗濯水とを加熱する加熱工程と、上記給水手段を作動させて上記水槽内へと洗濯水を供給する給水工程とを行う洗濯乾燥機において、上記給水工程時に上記水位検知手段が予め設定された第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンの回転状態を変化させることを特徴としている。
この構成によると、送風ファンの効率よい回転制御を行うことができる。
(2)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記送風ファンは、洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没するとともに上記第1の所定水位よりも高い位置に配され、
上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第2の回転速度で回転させることを特徴としている。
この構成によると、水を攪拌して加熱効率を向上し、洗剤なども良く溶解させることができる。
(3)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記送風ファンは、上記第1の所定水位よりも高い位置に配され、上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンの回転を停止させることを特徴としている。
この構成によると、省エネルギー効果が得られる。
(4)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記送風ファンの少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第2の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第2の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第2の回転速度で回転させることを特徴としている。
この構成によると、省エネルギー効果が得られ、また水を攪拌して加熱効率を向上し、洗剤なども良く溶解させることができる。
(5)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記送風ファンは洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没する位置に配され、上記送風ファンと上記加熱手段は、ともに上記第1の所定水位よりも高い位置に配されるとともに、上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第3の回転速度で回転させることを特徴としている。
この構成によると、水を攪拌して加熱効率を向上し、洗剤なども良く溶解させることができる。
(6)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を停止させることを特徴としている。
この構成によると、省エネルギー効果が得られる。
(7)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第3の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第3の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を作動させることを特徴としている。
この構成によると、省エネルギー効果が得られる。
(8)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記送風ファンと上記加熱手段は、ともに上記第1の所定水位よりも高い位置に配されるとともに、上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンの回転を停止させることを特徴としている。
この構成によると、省エネルギー効果が得られる。
(9)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を停止させることを特徴としている。
この構成によると、省エネルギー効果が得られる。
(10)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第3の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第3の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を作動させることを特徴としている。
この構成によると、省エネルギー効果が得られる。
(11)また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、上記送風ファンの少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第4の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第4の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第3の回転速度で回転させることを特徴としている。
この構成によると、水を攪拌して加熱効率を向上し、洗剤なども良く溶解させることができる。
本発明によると、外箱内に配置される水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、上記水槽内に回転自在に配置されて洗濯物を収容する洗濯槽に送風ファンを第1の回転速度で回転させて空気を吹き込む送風手段と、洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没する位置に配されるとともに上記送風手段にて水槽内に吹き込まれる空気を加熱する加熱手段と、上記水槽内の水位を検知する水位検知手段とを備え、洗い工程に際して、上記送風手段と加熱手段とを作動させて上記水槽内の空気と洗濯水とを加熱する加熱工程と、上記給水手段を作動させて上記水槽内へと洗濯水を供給する給水工程とを行う洗濯乾燥機において、給水工程時に上記水位検知手段が予め設定された第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンの回転状態を変化させることにより、送風ファンの効率よい回転制御を行うことができる。また上記送風ファンは、洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没するとともに上記第1の所定水位よりも高い位置に配され、上記加熱手段の少なくとも一部は、第1の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、給水工程時に上記水位検知手段が第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第2の回転速度で回転させることにより、水を攪拌して加熱効率を向上し、洗剤なども良く溶解させることができる。
以下、本発明の第1実施形態を図に基づき説明する。図1は洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は図1中の線II−IIに沿って切断した垂直断面図、図3は図1中の線III−IIIに沿って切断した垂直断面図、図4は図3中の線IV−IVに沿って切断した部分断面図、図5は操作パネルの正面図である。
洗濯乾燥機1は略直方体形状の外箱10を有する。外箱10は上部に天板11を備え、下部の底台12で全重量を支える。外箱10の前面には開口13(図2参照)があり、図示しないヒンジで外箱10に取り付けられた横開き式のドア14がこれを閉ざす。
外箱10の内部には、水槽20と、洗濯対象であり乾燥対象でもある洗濯物を収容する横ドラム式の洗濯槽30とが配置されている。水槽20と洗濯槽30は一方の端面に洗濯物投入口21、31を有する。直径は、洗濯物投入口31の方が洗濯物投入口21よりも大きい。
洗濯槽30の底部中心からは外向きに軸32が突出する。この軸32が水槽20の底部中心に設けられた軸受22に支えられることにより、洗濯槽30と水槽20とは洗濯槽30が内、水槽20が外になる形で、互いの軸線を平行にして配置される。なお、図4に見られるように水槽20の断面は円ではなく、下部に張出部20aを有する。張出部20aは後述の加熱装置や除湿装置をそこに配置するためのものである。この張出部20aが存在することにより、水槽20の中心軸線L1は洗濯槽30の中心軸線L2より下がることになる。
水槽20と洗濯槽30は、引張コイルバネと防振ダンパの組み合わせからなるサスペンション機構(図示せず)により、軸線が水平面に対し5゜〜30゜の角度を成し、洗濯物投入口21、31の方が持ち上がるように外箱10内で支持される。これは洗濯槽30の内部を見やすくするのと、洗濯物の出し入れを容易にするためである。
軟質合成樹脂又はゴムよりなるドアパッキン15が開口13と洗濯物投入口21とを連結する。ドアパッキン15は洗濯槽30の中で生じる水の飛沫や濡れた洗濯物を出し入れする際の水のしたたり、あるいは洗濯物投入口21からの溢水などが外箱10の内部を濡らすのを防ぐ。
ドアパッキン15の内周面はドア14の内面に設けられた突部16の外周面に密着し、ドアパッキン15とドア14の隙間から水が漏れるのを防ぐ。突部16は洗濯槽30の中の洗濯物が洗濯物投入口21からはみ出さないようにする役割を担う。
洗濯槽30の周壁には多数の脱水孔33が形設されている。この脱水孔33を通じ洗濯槽30と水槽20との間を洗濯水が行き来する。洗濯槽30の内周面には複数のバッフル34が所定間隔で設けられている。バッフル34は洗濯槽30の回転に伴い洗濯物を引っかけては持ち上げ、上の方から落下させる。
洗濯槽30の外面にはバランスウェイト35が取り付けられる。バランスウェイト35は洗濯槽30が高速回転したときに発生する振動を抑制するものである。
水槽20の底部(洗濯物投入口21に向き合う面)の外面には洗濯槽駆動モータ40が取り付けられている。洗濯槽駆動モータ40はダイレクトドライブ形式のものであり、そのロータに洗濯槽30の軸32が連結固定される。なお前記軸受22は洗濯槽駆動モータ40のハウジングに取り付けられ、洗濯槽駆動モータ40の構成要素の一部となっている。
天板11と水槽20の上部外面との間の空間には水槽20内に洗濯水を供給する給水手段である給水装置50が配置される。給水装置50を構成するのは電磁的に開閉する給水弁52を備えた水道水用給水路51である。給水弁52は複数の出力ポートを備え、その内の一つが天板11の下に配置された洗剤ケース53に接続される。洗剤ケース53は底部に吐出口を備え、この吐出口は給水ダクト54を介して水槽20に接続される。
水道水用給水路51と共に給水装置50を構成するのは風呂水ポンプ56を備えた風呂水用給水路55である。風呂水ポンプ56の出力ポートも洗剤ケース53に接続される。
外箱10は、天板11の後部に、天板11よりも一段と低くなった段部17を有する。この段部17に、水道水用給水路51の水道ホース接続部と、風呂水用給水路55の風呂水吸い上げホース接続部が頭を出している。
水槽20の最も低くなった箇所には排水口23が設けられ、ここに排水ダクト60の一端が接続される。排水ダクト60の他端はフィルタ装置61に接続される。フィルタ装置61は合成樹脂の網や布からなる糸屑フィルタを内蔵し、水中の糸屑を捕集する。
フィルタ装置61の出口側には排水ホース62と循環ホース63が接続されている。排水ホース62は糸屑フィルタを通過した水を外箱10の外に排出するためのものであり、循環ホース63は糸屑フィルタを通過した水を水槽20に戻すためのものである。排水ホース62には排水弁64が設けられ、排水モータ65がこれを開閉する。循環ホース63の入口には循環ポンプ66が設けられている。循環ホース63の出口は水槽20の前面下部に設けられた循環ノズル67(図3参照)に接続されている。
水槽20の底部には水槽20内に空気を吹き込む送風手段である送風機70が取り付けられる。送風機70のモータ71は水槽20の外側に取り付けられ、送風ファン72とファンケーシング73は水槽20の内側に配置される。送風ファン72は遠心ファンであって、水槽20の内側に突き出したモータ軸74に固定されている。モータ軸74が水槽20を貫通する箇所には水密シール構造が形成される。
送風機70は、水槽20を前方から見た場合、水槽20の中心より左に寄った位置に配置される。ファンケーシング73は前面中央に吸込口75(図3参照)を有し、前面から見て右側に吐出口76(図2、4参照)を有する。
送風機70は水槽20の張出部20a内に配置された加熱装置80に空気を送り込む。加熱装置80は、水槽20を前方から見た場合、水槽20の中心より右に寄った位置に配置されるものであり、送風ダクト81と、送風ダクト81の内部に配置されたヒータケース82と、ヒータケース82の内部に支持されるヒータ83とにより構成される。加熱装置80は水槽20内に供給された洗濯水を加熱する加熱手段としても機能し、送風機70にて水槽20内に吹き込まれる空気を加熱する加熱手段としても機能する。
送風ダクト81の一端はファンケーシング73の吐出口76に接続され、他端は洗濯物投入口21の縁の下に設けられた吹き出しノズル84に接続されている。吹き出しノズル84は洗濯物投入口31に向けられており、加熱装置80で生成された温風を洗濯物投入口31を通じて洗濯槽30に吹き込む。
ヒータケース82は扁平な金属筒と、この金属筒を固定する耐熱樹脂製のフレームとにより構成され、U字形に曲げたシーズヒータを2個横並びにした構成のヒータ83を内部に支持している。ヒータ83は図2において水平線H3より上の部分が発熱部分となる。発熱部分は太く描かれている。ファンケーシング73の吐出口76を出た空気はヒータケース82の中に送り込まれ、ヒータ83の外側を通って流れるうちに加熱される。
ファンケーシング73と送風ダクト81は水密構造ではない。そのため、洗濯水が水槽20の底部から溜まり始めると同時に、ファンケーシング73の内部と送風ダクト81の内部にも洗濯水が浸入し、送風ファン72とヒータ83を浸して行くことになる。
水槽20の下部内周壁には、加熱装置80と並ぶ形で除湿装置90が配置される。除湿装置90は、水槽20と同じ角度で斜めに延び、水槽20の内周壁から間隔を置いて支持された凝結板91と、凝結板91を囲むように配置され、入口が水槽20と洗濯槽30の間の空間に面し、出口がファンケーシング73の吸込口75に接続された通風ダクト92と、凝結板91の前端に配置される冷却ノズル93からなる。
凝結板91は熱伝導の良い金属板より形成され、トラフ形状やH形状など、工学的に開断面と定義される断面形状を備えている。冷却ノズル93は図示しないホースを介して給水弁52の出力ポートの一つに接続される。この出力ポートを開くと冷却ノズル93から水が流れ出す。水は凝結板91の上面を伝って流れ、最終的には排水口23から排出される。
送風機70、加熱装置80、及び除湿装置90は、水槽20の中心軸線L1と、洗濯乾燥機1の左右方向に延びて中心軸線L1と直交する水平線H1(図4参照)を含む斜面よりも下に配置されている。なお図4のH2は洗濯乾燥機1の左右方向に延びて洗濯槽30の中心軸線L2と直交する水平線である。
外箱10の前面上部の角には操作パネル100が設けられている。操作パネル100には次のキー及び表示部が配置されている。
操作パネル100の左上隅にはロック解除キー101が配置されている。洗濯乾燥機1の運転が始まると、全行程が終了するまでドア14はロックされる。運転開始後に洗濯物を追加したり、乾燥工程前に洗濯物を取り出すときにはロック解除キー101を押し、ドア14のロックを解除する。
ロック解除キー101の右にあるのは洗い時間表示部102である。洗い時間表示部102は3桁の数字を表示でき、洗い工程時は下2桁を用いて洗い工程の設定時間や残時間の表示を行う。予約運転モード時は予約運転の設定時間(設定時間に運転開始、又は設定時間に運転終了)及び残時間を表示する。この時は上1桁で時表示を行い、下2桁で分表示を行う。
洗い時間表示部102の右にあるのはすすぎ回数表示部103である。すすぎ回数表示部103は1桁の数字を表示でき、すすぎ工程の設定回数及び残回数を表示する。
すすぎ回数表示部103の右にあるのは脱水時間表示部104である。脱水時間表示部104は1桁の数字を表示でき、最終脱水工程の設定時間及び残時間を表示する。
脱水時間表示部104の右にあるのは乾燥時間表示部105である。乾燥時間表示部105は2桁の数字を表示でき、乾燥工程の設定時間及び残時間を表示する。
乾燥時間表示部105の右にあるのはコース表示部106である。コース表示部106は「標準」「つけおき」「大物」「ドライ」といったコース名の中から現在選択中のものを背後からの照明で表示する。
コース表示部106の右にあるのは電源入/切キー107である。これを押すことにより、洗濯乾燥機1に電力が供給されている状態と供給されていない状態とを切り替えることができる。
操作パネル100の左下隅にはふろ水キー108が配置されている。ふろ水キー108は洗い工程又は最終すすぎ工程前のすすぎ工程で風呂水を使用するかどうかを選択するためのものである。
ふろ水キーの右にあるのは予約キー109である。これを押すことにより、予約運転モードに移行することができる。
予約キー109の右にあるのは洗いキー110である。これを押すことにより、洗い工程の設定時間や予約運転の設定時間を変更することができる。
洗いキー110の右にあるのはすすぎキー111である。これを押すことにより、すすぎ工程の設定回数を変更することができる。
すすぎキー111の右にあるのは脱水キー112である。これを押すことにより、脱水工程の設定時間を変更することができる。
脱水キー112の右にあるのは乾燥キー113である。これを押すことにより、乾燥工程の設定時間を変更することができる。
乾燥キー113の右にあるのは温水切替キー114である。これを押すことにより、洗い工程を温水で行うことを選択できる。
温水切替キー114の右にあるのはコースキー115である。これを押すことにより、洗濯コースを切り替えることができる。
コースキー115の右にあるのはスタートキー116である。これを押すことにより、洗濯乾燥機1の運転を開始したり、一時停止状態にしたりすることができる。
操作パネル100の裏側(外箱10の内側)には制御装置120が設けられる。制御装置120は操作パネル100を通じて入力された指令を受け、また洗濯乾燥機1の各所に配置されたセンサからの信号を受け、洗濯乾燥機1の運転制御を行う。
続いて洗濯乾燥機1の動作を説明する。まずドア14を開け、洗濯槽30の中に洗濯物を入れる。洗剤ケース53には洗剤を入れる。
洗剤の投入準備を整えた後、ドア14を閉じ、操作パネル100の操作に移る。電源入/切キー107を押して電力が供給された状態にし、スタートキー116を押せば、洗濯乾燥機1の動作がスタートする。洗濯乾燥機1の運転は前もって設定されていた標準コース(毛布やウール製品などの特殊な洗濯物以外の洗濯物に関し、量、布質、水位などを自動的に判断し、洗濯から脱水までの自動運転を行うコース)で行われる。スタートキー116を押す前にコースキー115を操作すれば、標準コース以外のコースを設定することができる。
洗濯乾燥機1は最初に給水工程を遂行する。給水工程では給水弁52が開いて給水が行われる。水は洗剤ケース53の中の洗剤を溶かし込みつつ給水ダクト54より水槽20に注がれる。水槽20に入った水は脱水孔33を通じて洗濯槽30の中に浸入する。排水弁64は閉じていて、水は排水されない。この時温水切替キー114を押して温水使用を選択すれば水槽20に注がれた水を温水化することができるが、これについては後で詳細に説明する。
図示しない水位センサ(水位検知手段)が、水槽20内の水位が設定水位に達したことを検知したら給水弁52は閉じる。そして洗い工程が開始される。
最初は「なじませタンブリング」の段階であり、洗濯槽30が低速で回転する。洗濯物はゆっくりしたペースで水から持ち上げられては再び水の中に落下する。洗濯物のこの動きが「タンブリング」である。「なじませタンブリング」の目的は、洗濯物に水を十分に吸収させることと、洗濯物の各所にとらわれていた空気を逃がすことである。
「なじませタンブリング」終了後、「洗いタンブリング」の段階に移る。洗濯槽30は「なじませタンブリング」の時よりもやや速い速度で回転し、洗濯物を高く持ち上げては落下させる。この落下時の衝撃により洗濯物の繊維の間に洗剤を溶かした水の噴流が発生し、洗濯物が洗われる。
「洗いタンブリング」の間中、循環ポンプ66を運転する。これにより水槽20の中の水は、水槽20→排水ダクト60→フィルタ装置61→循環ポンプ66→循環ホース63→循環ノズル67→水槽20という経路で循環する。すすぎ工程でも同様に循環ポンプ66の運転を行う。
「洗いタンブリング」終了後、「バランス工程」に移る。「バランス工程」では洗濯槽30をゆるやかに回転させて洗濯物をほぐし、脱水回転に備える。
洗い工程終了後、中間脱水工程を経てすすぎ工程に移行する。中間脱水工程では循環ポンプ66が運転を停止し、排水モータ65が排水弁64を開く。これにより水槽20の中の水は排水ホース62を通じて機外に排水される。
所定時間が経過し、洗濯物から大部分の水が抜けたところでアンバランス検知が行われる。アンバランス検知では、洗濯槽30を低速ではあるがその内周面に洗濯物が貼り付いて落下しない程度の回転速度で回転させ、その状態で洗濯槽30の偏芯荷重の大きさを表す偏芯量を検知し、これをアンバランス量とする。アンバランス量が所定値以下ならば洗濯槽30を高速回転させても大きな振動は生じないものと判断し、洗濯槽30を高速回転に移行させる。
洗濯槽30が高速回転すると、洗濯物が遠心力で洗濯槽30の内周面に押し付けられる。洗濯物に含まれていた洗濯水は脱水孔33より遠心力で振り切られ、水槽20の内面を伝って落下し、排水口23以下の排水経路を経て機外に排水される。中間脱水に割り当てられた時間が経過すると洗濯槽駆動モータ40が停止し、排水弁64が閉じ、水槽20にすすぎ水を溜める態勢となる。
すすぎ水を溜める態勢が整ったところですすぎ水を給水する。水槽20の中の水位がためすすぎ用の設定水位に達すると給水は停止され、すすぎ工程が開始される。
最初、洗い工程と同様に「なじませタンブリング」の段階があり、その後「すすぎタンブリング」の段階に移る。洗濯槽30は洗濯物を水にくぐらせては持ち上げ、それを落下させる。これにより洗濯物のすすぎが行われる。
「すすぎタンブリング」終了後、洗い工程と同様に「バランス工程」を経て脱水工程に移る。すすぎ工程と脱水工程は設定回数だけ繰り返される。最終のすすぎ工程と、それに続く脱水工程が終了した後、乾燥工程に移行する。
乾燥工程では洗濯槽30を回転させつつヒータ83に通電し、送風機70を駆動する。送風機70は吸込口75から空気を吸い込み、吐出口76より吐出する。この時送風機70は、送風ファン72を第1の回転速度で回転させる。第1の回転速度は例えば3000rpmといった値に設定される。吐出された空気は加熱装置80の送風ダクト81に入り、送風ダクト81の中でヒータケース82を通り、ヒータケース82の中でヒータ83に加熱されて温風となる。温風は吹き出しノズル84より洗濯槽30に吹き込まれ、洗濯槽30の中でタンブリングしている洗濯物に触れて水分を奪う。水分を奪った温風は脱水孔33から外に出、除湿装置90の通風ダクト92を経て吸込口75に戻る。すなわち水槽20の中の空気は送風機70→加熱装置80→洗濯槽30→除湿装置90→送風機70という経路をたどって循環し、その過程で洗濯物から水分を奪うものである。
制御装置120は図示しない温度センサや湿度センサにより洗濯槽30の中の温度や湿度をモニターし、冷却ノズル93に接続された給水弁52の出力ポートを適宜のタイミングで開く。冷却ノズル93から凝結板91の上面に水が注がれると、この水が通風ダクト92を流れる温風から水分を奪う。また凝結板91が水で冷やされることにより、凝結板91の下面にも温風中の水分が凝結する。凝結板91の上面に注がれた水及び凝結板91の下面に凝結した水は、凝結板91の傾斜に従って凝結板91の後端へと流れ、そこから滴下して排水口23から流出する。洗濯物の水分はこのようにして外箱10の外に排出され、洗濯物の乾燥が進む。乾燥工程は所定時間が経過するまで、あるいは循環気流の湿度が所定値まで下がったことを湿度センサが検知するまで、続けられる。
乾燥工程終了後、送風工程に移る。送風工程は乾燥後の洗濯物を冷却するために行われるものであり、洗濯物をタンブリングさせつつ送風機70を運転し(ヒータ83には通電しない)、所定タイミングで冷却ノズル93から水を流して除湿を行う。洗濯物が十分に冷えたら洗濯乾燥機1は停止する。そしてドア14のロックが解除され、洗濯物を取り出し得る状態になる。
本発明の眼目とするところは、水槽20に注がれた水の温水化にある。水槽20内の空気と洗濯水とを加熱する加熱工程の動作フローを図6−8のフローチャートに基づき説明する。
第1の加熱工程動作フローを図6に示す。ステップ#201では電源入/切キー107をONにする。ステップ#202では温水切替キー114をONにする。ステップ#203ではスタートキー116をONにする。特にコース選択をしていなければ、ここから「標準」の洗濯コースがスタートする。
ステップ#204では給水弁52がON(作動)となる。この時開くのは洗剤ケース53に接続された出力ポートである。ステップ#205ではヒータ83と送風機70がON(作動)になる。送風機70は送風ファン72を前記第1の回転速度で回転させる。ヒータ83は水槽20内の空気を加熱する。これにより水槽20と洗濯槽30が予熱され、その後の洗濯水の加熱が促進される。水槽20の中の洗濯水の水位がヒータ83の中で最も低くなった部分に達すると、それ以後ヒータ83は徐々に洗濯水に浸って行き、洗濯水を加熱する。水位がさらに上昇すると、回転している送風ファン72の下端に水面が触れる。送風ファン72はこれ以後洗濯水の攪拌を始める。攪拌により洗濯水に流動が生じ、洗濯水は効率良く加熱される。また洗濯水の中で水温のムラがなくなり、洗い工程での洗浄効果を均等に高めることができる。また、洗剤ケース53を通って来た洗濯水には洗剤が含まれているが、攪拌により洗剤を十分に溶解し、洗浄作用を洗濯物全体に均等に及ぼすことができる。
上記のようにヒータ83による加熱と送風ファン72による攪拌を並行して行いつつ、ステップ#206では洗濯水が設定水位に届いたかどうかをチェックする。これには図示しない水位センサを用いる。設定水位に届いたら、それまでに送風ファン72による攪拌が十分に行われたということなので、ステップ#207で送風機70をOFF(停止)にし、攪拌を停止する。
攪拌停止後、ステップ#208で再度水位をチェックする。このチェックは水位が洗い工程での設定水位に達したかどうかを確かめるために行う。設定水位に達したらステップ#209に進んで給水弁52をOFF(停止)にし、給水を止める。なお、ステップ#206における設定水位とステップ#208における設定水位とを一致させておいてもよい。
ステップ#210では、図示しない温度センサにより水槽20に溜まった洗濯水の水温をチェックする。設定水温(例えば50℃)に達したらステップ#211に進み、ヒータ83をOFF(停止)にして洗濯水の加熱を停止する。
ステップ#212では、ステップ#209における給水弁52のOFFと、ステップ#211におけるヒータ83のOFFが両方共遂行されたかどうかをチェックする。両方共遂行されていれば加熱工程は終了し、洗い工程に移る。給水弁52のOFFとヒータ83のOFFのいずれか、あるいは両方共遂行されていなければ、ステップ#213を経てステップ#208に戻る。
ステップ#213ではヒータ83をONにする。「ヒータON」は、給水弁52はOFFにすることができたが、設定水温に達していなかったためヒータ83をOFFにすることはできなかったという理由でステップ#212からステップ#213に進んだケースでは、ヒータ83への継続的通電を意味する。設定水温に達したのでヒータ83をOFFにしたが、設定水位に達していなかったので給水弁52をOFFにすることができなかったという理由でステップ#212からステップ#213に進んだケースでは、給水の継続による水温低下が予想されるので、水温低下を防止するためのヒータ83への再通電を意味する。
このように、空気を加熱する加熱装置80の少なくとも一部が水槽20に溜められた洗濯水に浸り、洗濯水を直接加熱するので、洗濯水は、加熱された空気を介しての加熱と、予熱された水槽20及び洗濯槽30を介しての加熱に直接加熱が重なり、効率よく速やかに加熱される。また水槽20に注がれる洗濯水の水温でなく、水槽20に溜まった洗濯水の水温に基づき加熱装置80の動作制御が行われるから、洗濯開始時の水温を確実に設定温度に合わせ、洗浄効果を高めることができる。
洗い工程開始前に洗濯水の水温を監視するだけでなく、洗い工程開始後も洗濯水の水温を監視して、水温が下がったら再びヒータ83をONにするようにしてもよい。このようにすれば、洗い工程の初めから終わりまで洗濯水の水温を設定温度に合わせ、高い洗浄効果を得ることができる。
洗濯水の加熱が必要とされるのは、通常は洗い工程のみであるが、必要があれば、すすぎ工程でもすすぎ水を同様に加熱することができる。
図6の動作フローでは、ステップ#210で洗濯水の水温が設定水温に達したらステップ#211でヒータ83をOFFにしているが、水槽20内の水位が上昇する過程で、水位が所定基準に達したらそれまで継続していたヒータ83による洗濯水の加熱を停止することとしてもよい。これは、ヒータ83で加熱した洗濯水がある程度水槽20に溜まったならば、洗濯水の総熱量は十分な量に達しており、その後洗濯水が追加注入されても温度低下はさほど問題にならないという考えに基づく。所定基準には洗い/すすぎ水位あるいはそれより少し下の水位を用いることができる。
本発明による加熱工程制御の第2例を図7のフローチャートに基づき説明する。この動作フローにおいて、ステップ#221〜#224は第1例のステップ#201〜#204と、ステップ#229〜#234は第1例のステップ#208〜#213と、それぞれ内容が同じである。残りのステップ#225〜#228とステップ#235は第1例と様相が異なる。以下、第1例と異なるステップを主たる説明対象として説明を進める。
図7の動作フローでは、ステップ#224で給水弁52がONになった後、ステップ#225でヒータ83がONになる。続いてステップ#226で送風ファン72が送風回転する。送風回転時の送風ファン72の回転数は前述の第1の回転速度(3000rpm)である。送風ファン72が送風回転すると送風機70は吸込口75から空気を吸い込み、吐出口76より吐出する。吐出された空気は加熱装置80の送風ダクト81に入り、送風ダクト81の中でヒータケース82を通り、ヒータケース82の中でヒータ83に加熱されて温風となる。温風は吹き出しノズル84より洗濯槽30に吹き込まれ、洗濯物と洗濯槽30、また脱水孔33から外に出て水槽20を加熱する。水槽20に溜まりつつある洗濯水も加熱される。
ステップ#227では洗濯水が第1の所定水位に届いたかどうかをチェックする。第1の所定水位は、送風回転している送風ファン72の下端にあと少しで水面が届くというレベルであり、送風ファン72は水没していないが、ヒータ83は少なくともその一部が水没しているというレベルである。図示しない水位センサが第1の所定水位を検知したらステップ#228に進む。ステップ#228では送風ファン72が攪拌回転に切り替わる。攪拌回転では、送風ファン72は第1の回転速度より低い回転速度である第2の回転速度で回転する。送風が目的ではなく洗濯水の攪拌が目的なので、第2の回転速度は第1の回転速度より遙かに低速でよく、例えば100rpmに設定する。
このように、水位検知手段が第1の所定水位以上を検知するに応じて送風ファン72を低速の第2の回転速度に切り替えることにより、その後上昇した水面は低速回転している送風ファン72に接触することになり、接触時と、それに引き続く攪拌時の騒音を抑制することができる。また、攪拌時に不必要に強い水流を作らないのでエネルギーの浪費がない。このようにして送風ファン72の効率よい回転制御を行うことができ、また洗濯水を攪拌して加熱効率を向上し、洗剤なども良く溶解させることができる。
送風ファン72の攪拌回転を継続しつつステップ#229から#234までが進行する。ステップ#233で給水弁52のOFFとヒータ83のOFFが両方共遂行されていればステップ#235に進む。ステップ#235では攪拌回転を続けていた送風機70がOFFになり、これをもって加熱工程は終了する。
送風ファン72の攪拌回転の終了タイミングを次のように設定することもできる。すなわち水槽20内の水位が上昇する過程で、水位が所定基準に達したらそれまで継続していた送風ファン72の攪拌回転を停止するのである。所定基準としては、例えばステップ#229の洗い/すすぎ水位を用いることができる。このようにすれば、洗濯水の水位が十分に高くなり、それ以上攪拌を続けても水温ムラの解消や洗剤などの溶解ムラの解消に大きな進展が望めない状況になってもなお送風ファン72の回転を続行し、エネルギーを無駄にすることがない。
本発明による加熱工程制御の第3例を図8のフローチャートに基づき説明する。この動作フローにおいて、ステップ#241〜#246は第2例のステップ#221〜#226と、ステップ#250〜#257は第2例のステップ#228〜#235と、それぞれ内容が同じである。残りのステップ#247〜#249は第2例と様相が異なる。以下、第2例と異なるステップを主たる説明対象として説明を進める。
図8の動作フローでは、ステップ#246で送風ファン72が送風回転を始めた後、ステップ#247で洗濯水が前記第1の所定水位以上になったかどうかをチェックする。水位検知手段が第1の所定水位以上を検知したらステップ#248に進む。ステップ#248では送風機70がOFFになる。これにより、送風ファン72の下端が水面に届いたところで送風ファン72が水面を空たたきして騒音を発することが防がれる。また省エネルギー効果が得られる。
ステップ#248で送風機70をOFFにした後、ステップ#249で水位が攪拌水位に達したかどうかをチェックする。前記第1の所定水位よりも高い水位である第2の所定水位を攪拌水位とする。送風ファン72の少なくとも一部は第2の所定水位よりも低い位置に配されていて、第2の所定水位に達した時点では送風ファン72の一部が洗濯水に浸っており、攪拌回転を始めたとすれば有効な攪拌が生じることになる。水位検知手段が第2の所定水位以上を検知するに応じてステップ250に進み、前記第2の回転速度で送風ファン72の攪拌回転を開始する。以後、ステップ#251からステップ#257まで、第2例のステップ#229からステップ#235までと同様に進行する。
第3例の動作フローでは、水位が第2の所定水位以上に達して送風ファン72がある程度洗濯水に浸ってから攪拌回転を開始するように設定することにより、送風ファン72が水面を空たたきする騒音を抑制することができる。また、送風ファン72による攪拌効果は送風ファン72がある程度洗濯水に浸ってからでないと生じないことから、水位が第2の所定水位以上となるまでは送風ファン72を停止させておくことにより、攪拌効果の期待できない期間に送風ファン72を回転させることによるエネルギーの無駄を回避し、省エネルギー効果を得ることができる。水位が第2の所定水位以上となれば洗濯水を攪拌して加熱効率を向上し、洗剤なども良く溶解させることができる。
本発明の第2実施形態に係る洗濯乾燥機の構造を図9、10に示す。図9は図2に相当する洗濯乾燥機の垂直断面図、図10は図3に相当する洗濯乾燥機の垂直断面図である。
第2実施形態の洗濯乾燥機1が第1実施形態の洗濯乾燥機1と異なる点は、第1にヒータ83の発熱部分の高さである。すなわち第2実施形態のヒータ83は図9中の水平線H4より上の部分が発熱部分となるが、H4は図2のH3より上の位置で、前記第1の所定水位よりも高い。すなわち送風ファン72とヒータ83は、ともに第1の所定水位よりも高い位置に配されることになる。第2に、除湿装置90の通風ダクト92が省かれている。
以下の説明では、第2実施形態の洗濯乾燥機1で本発明による加熱工程制御が実行されるものとする。加熱工程制御の第4例を図11に示す。図11の動作フローにおいて、ステップ#261〜#266は第3例のステップ#241〜#246と、ステップ#272〜#276は第3例のステップ#251〜#255と、ステップ#277は第3例のステップ#257と、それぞれ内容が同じである。残りのステップ#267〜#271は第3例と様相が異なる。以下、第3例と異なるステップを主たる説明対象として説明を進める。
図11の動作フローでは、ステップ#266で送風ファン72が送風回転を始めた後、ステップ#267で洗濯水が前記第1の所定水位以上になったかどうかをチェックする。水位検知手段が第1の所定水位以上を検知したらステップ#268に進む。ステップ#268では送風ファン72が攪拌回転に切り替わる。攪拌回転では、送風ファン72は第1の回転速度より低い回転速度である第3の回転速度で回転する。送風が目的ではなく洗濯水の攪拌が目的なので、第3の回転速度は第1の回転速度より遙かに低速でよく、例えば100rpmに設定する。続いてステップ#269に進み、ヒータ83がOFFになる。これは、送風ファン72は攪拌回転に切り替わった一方、洗濯水の水位はまだ図9のH4まで、すなわちヒータ83の発熱部分に達していないという状態なので、ヒータ83に送風されていず、かと言って洗濯水の直接加熱もできないという状況下でヒータ83に通電する無駄を避け、省エネルギーを図ったものである。
ステップ#269でヒータ83をOFFにした後、ステップ#270で水位が加熱水位に達したかどうかをチェックする。前記第1の所定水位よりも高い水位である第3の所定水位を加熱水位とする。ヒータ83の少なくとも一部は第3の所定水位よりも低い位置に配されていて、第3の所定水位に達した時点ではヒータ83の一部が洗濯水に浸っており、ヒータ83に通電すれば洗濯水が有効に加熱されることになる。水位検知手段が第3の水位以上を検知するに応じてステップ#271に進み、ヒータ83をONにする。洗濯水が有効に加熱される第3の水位以上でヒータ83をONにするので、省エネルギー効果が得られる。
第3の所定水位(加熱水位)をヒータ83全体が水没する水位に設定しておけば、ヒータ83の熱が洗濯水に伝わることなく無為に空中に放散するのを防ぐことができる。また、ヒータ83の高温化した表面に洗濯水がかかって蒸発し、その蒸発音が使用者を不安な気持ちにさせたり、ヒータ83の表面にスケールが付着するなどの事態を防ぐことができる。
上記と別の考え方をして、ヒータ83に通電しても表面が高温化するまでにはタイムラグがあることを見越し、ヒータ83全体が水没する少し前の段階を第3の所定水位(加熱水位)に設定しておいてもよい。このようにすれば、ヒータ83の水没とヒータ83の高温化が同期し、時間的に無駄のない加熱を行うことができる。
以後、ステップ#272からステップ#277まで、第3例のステップ#251からステップ#255まで、及びステップ#257と同様に進行する。
加熱工程制御の第5例を図12に示す。図12の動作フローにおいて、ステップ#281〜#288は第3例のステップ#241〜#248と、ステップ#295〜#301は第3例のステップ#251〜#257と、それぞれ内容が同じである。残りのステップ#289〜#294は第3例と様相が異なる。以下、第3例と異なるステップを主たる説明対象として説明を進める。なお、第5例は第2実施形態の洗濯乾燥機1で加熱工程制御が実行されていて、この点でも第3例と異なる。
図12の動作フローでは、ステップ#286で送風ファン72が送風回転を始めた後、ステップ#287で洗濯水が前記第1の所定水位以上になったかどうかをチェックする。水位検知手段が第1の所定水位以上を検知したらステップ#288に進む。ステップ#288では送風機70がOFFになる。これにより、送風ファン72の下端が水面に届いたところで送風ファン72が水面を空たたきして騒音を発することが防がれる。また省エネルギー効果が得られる。
ステップ#288で送風機70をOFFにした後、ステップ#289でヒータ83をOFFにする。これは、送風ファン72が停止したうえ、洗濯水の水位はまだ図9のH4まで、すなわちヒータ83の発熱部分に達していないという状態なので、ヒータ83に送風されていず、かと言って洗濯水の直接加熱もできないという状況下でヒータ83に通電する無駄を避け、省エネルギーを図ったものである。
ステップ#289でヒータ83をOFFにした後、ステップ#290で水位が加熱水位に達したかどうかをチェックする。前記第1の所定水位よりも高い水位である第3の所定水位を加熱水位とする。ヒータ83の少なくとも一部は第3の所定水位よりも低い位置に配されていて、第3の所定水位に達した時点ではヒータ83の一部が洗濯水に浸っており、ヒータ83に通電すれば洗濯水が有効に加熱されることになる。水位検知手段が第3の水位以上を検知するに応じてステップ#291に進み、ヒータ83をONにする。洗濯水が有効に加熱される第3の水位以上でヒータ83をONにするので、省エネルギー効果が得られる。
ステップ#290又はステップ#291の後、ステップ#292に進む。ステップ#292では水位が攪拌水位に達したかどうかをチェックする。前記第1の所定水位よりも高い水位である第4の所定水位を攪拌水位とする。送風ファン72の少なくとも一部は第4の所定水位よりも低い位置に配されていて、第4の所定水位に達した時点では送風ファン72の一部が洗濯水に浸っており、攪拌回転を始めたとすれば有効な攪拌が生じることになる。水位検知手段が第4の所定水位以上を検知するに応じてステップ293に進み、前記第1の回転速度よりも低い回転速度である前記第3の回転速度で送風ファン72の攪拌回転を開始する。
ステップ#292又はステップ#293の後、ステップ#294に進む。ステップ#294では給水弁52がONで給水が続いているか、またヒータ83がONで洗濯水の加熱が続いているかをチェックする。どちらかの条件を満足しなければステップ#290に戻る。両方の条件を満足すればステップ#295に進む。以後、ステップ#295からステップ#301まで、第3例のステップ#251からステップ#257までと同様に進行する。
加熱工程制御の第6例を図13に示す。第6例は第1実施形態の洗濯乾燥機1にも第2実施形態の洗濯乾燥機1にも適用可能である。図13の動作フローにおいて、ステップ#311〜#315は第1例のステップ#201〜#205と、ステップ#316〜#318は第1例のステップ#208〜#2107と、ステップ#320は第1例のステップ#212と、それぞれ内容が同じである。残りのステップ#319は第1例と様相が異なる。以下、第1例と異なるステップを主たる説明対象として説明を進める。
第1例の場合、ヒータ83による加熱と送風ファン72による攪拌を並行して行いつつ、ステップ#206で洗濯水が設定水位に届いたかどうかをチェックし、設定水位に届いたらステップ#207で送風機70をOFFにし、攪拌を停止していた。第6例では第1例のステップ#206、#207に相当するステップがなく、ステップ#315でヒータ83による加熱と送風ファン72による攪拌を開始した後、そのままステップ#316まで進む。
ステップ#316で水位が洗い工程での設定水位に達したかどうかをチェックし、設定水位に達したらステップ#317に進んで給水弁52をOFFにする。ステップ#318で洗濯水の水温をチェックし、設定水温に達したらステップ#319に進む。ステップ#319でヒータ83と送風機70をOFFにする。言い換えれば、ここまでの間、送風回転を続ける送風ファンで洗濯水の攪拌を続ける訳である。
ステップ#320では、ステップ#317における給水弁52のOFFと、ステップ#319におけるヒータ83のOFFが両方共遂行されたかどうかをチェックする。両方共遂行されていれば加熱工程は終了し、洗い工程に移る。給水弁52のOFFとヒータ83のOFFのいずれか、あるいは両方共遂行されていなければ、ステップ#315に戻る。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。例えば横ドラム式の洗濯槽でなく、垂直又はそれに近い回転軸まわりに回転する洗濯槽を備えた洗濯乾燥機にも適用可能である。なお、説明中に現れた具体的数値はあくまでも例示であり、発明の内容に限定を加えるものではない。
本発明は、洗濯乾燥機に広く利用可能である。
本発明の第1実施形態に係る洗濯乾燥機の外観斜視図 図1中の線II−IIに沿って切断した垂直断面図 図1中の線III−IIIに沿って切断した垂直断面図 図3中の線IV−IVに沿って切断した部分断面図 操作パネルの正面図 加熱工程の第1例を示すフローチャート 加熱工程の第2例を示すフローチャート 加熱工程の第3例を示すフローチャート 第2実施形態に係る洗濯乾燥機の図2に相当する垂直断面図 第2実施形態に係る洗濯乾燥機の図3に相当する垂直断面図 加熱工程の第4例を示すフローチャート 加熱工程の第5例を示すフローチャート 加熱工程の第6例を示すフローチャート
符号の説明
1 洗濯乾燥機
10 外箱
20 水槽
30 洗濯槽
40 洗濯槽駆動モータ
50 給水装置
64 排水弁
66 循環ポンプ
70 送風機
72 送風ファン
80 加熱装置
83 ヒータ
90 除湿装置
120 制御装置

Claims (11)

  1. 外箱と、
    上記外箱内に配置される水槽と、
    上記水槽内に回転自在に配置されて洗濯物を収容する洗濯槽と、
    上記水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、
    送風ファンを第1の回転速度で回転させて上記水槽内に空気を吹き込む送風手段と、
    洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没する位置に配されるとともに上記送風手段にて水槽内に吹き込まれる空気を加熱する加熱手段と、
    上記水槽内の水位を検知する水位検知手段と
    を備え、洗い工程に際して、
    上記送風手段と上記加熱手段とを作動させて上記水槽内の空気と洗濯水とを加熱する加熱工程と、
    上記給水手段を作動させて上記水槽内へと洗濯水を供給する給水工程と
    を行う洗濯乾燥機において、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が予め設定された第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンの回転状態を変化させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    上記送風ファンは、洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没するとともに上記第1の所定水位よりも高い位置に配され、
    上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第2の回転速度で回転させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    上記送風ファンは、上記第1の所定水位よりも高い位置に配され、
    上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
    上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンの回転を停止させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項3に記載の洗濯乾燥機において、
    上記送風ファンの少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第2の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第2の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第2の回転速度で回転させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  5. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    上記送風ファンは洗い工程にて上記水槽内に供給された洗濯水に水没する位置に配され、
    上記送風ファンと上記加熱手段は、ともに上記第1の所定水位よりも高い位置に配されるとともに、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第3の回転速度で回転させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  6. 請求項5に記載の洗濯乾燥機において、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を停止させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  7. 請求項6に記載の洗濯乾燥機において、
    上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第3の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第3の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を作動させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  8. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    上記送風ファンと上記加熱手段は、ともに上記第1の所定水位よりも高い位置に配されるとともに、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンの回転を停止させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  9. 請求項8に記載の洗濯乾燥機において、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第1の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を停止させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  10. 請求項9に記載の洗濯乾燥機において、
    上記加熱手段の少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第3の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第3の所定水位以上を検知するに応じて上記加熱手段を作動させることを特徴とする洗濯乾燥機。
  11. 請求項9に記載の洗濯乾燥機において、
    上記送風ファンの少なくとも一部は、上記第1の所定水位よりも高い水位である第4の所定水位よりも低い位置に配されるとともに、
    上記給水工程時に上記水位検知手段が上記第4の所定水位以上を検知するに応じて上記送風ファンを上記第1の回転速度より低い回転速度である第3の回転速度で回転させることを特徴とする洗濯乾燥機。
JP2006043309A 2006-02-21 2006-02-21 洗濯乾燥機 Pending JP2007222194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043309A JP2007222194A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043309A JP2007222194A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 洗濯乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007222194A true JP2007222194A (ja) 2007-09-06

Family

ID=38544564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006043309A Pending JP2007222194A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007222194A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170687A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
JP2012187317A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2012187315A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2017051221A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2021504012A (ja) * 2017-12-01 2021-02-15 青▲島▼海▲尓▼洗衣机有限公司 槽の底部から送風する洗浄乾燥一体型パルセーター式洗濯機及びその制御方法
JP7063532B2 (ja) 2016-08-17 2022-05-09 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170687A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
JP2012187317A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2012187315A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2017051221A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP7063532B2 (ja) 2016-08-17 2022-05-09 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP2021504012A (ja) * 2017-12-01 2021-02-15 青▲島▼海▲尓▼洗衣机有限公司 槽の底部から送風する洗浄乾燥一体型パルセーター式洗濯機及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4163445B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4948642B1 (ja) 洗濯乾燥機
JP2008110135A (ja) 洗濯機
JP2006247367A (ja) 洗濯機
JP2012000313A (ja) 洗濯乾燥機
CN109750443B (zh) 洗衣干燥机
JP2007222194A (ja) 洗濯乾燥機
JP3457810B2 (ja) ドラム式乾燥洗濯機
JP5592163B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2007050153A (ja) 洗濯乾燥機
JP5610518B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2004230063A (ja) 洗濯機
JP2021069529A (ja) 洗濯機
JP2004121352A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
TW201014940A (en) Laundry machine and clothes dryer
JP2010011924A (ja) 洗濯乾燥機
JP7213075B2 (ja) 縦型洗濯乾燥機
JP2012217460A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JPH11333185A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2010259603A (ja) 洗濯乾燥機
JP2004194716A (ja) ドラム式洗濯機
JP4316930B2 (ja) 洗濯乾燥機
WO2022004091A1 (ja) 洗濯乾燥機、及び、当該洗濯乾燥機で用いる液剤の冷却方法
JP2002306891A (ja) ドラム式乾燥洗濯機
JP3851190B2 (ja) ドラム式乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071114