JP2012170687A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2012170687A
JP2012170687A JP2011036744A JP2011036744A JP2012170687A JP 2012170687 A JP2012170687 A JP 2012170687A JP 2011036744 A JP2011036744 A JP 2011036744A JP 2011036744 A JP2011036744 A JP 2011036744A JP 2012170687 A JP2012170687 A JP 2012170687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
temperature
washing
rotating drum
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011036744A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Minayoshi
裕子 皆吉
miyuki Omiya
美幸 大宮
Yutaka Inoue
豊 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011036744A priority Critical patent/JP2012170687A/ja
Priority to CN201210042948.4A priority patent/CN102677420B/zh
Publication of JP2012170687A publication Critical patent/JP2012170687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

【課題】安定した洗浄性能と省エネのドラム式洗濯機を提供すること。
【解決手段】制御手段82は、洗い行程において、給水手段54にて給水された洗濯水温度を温度検知手段73により検知して、布量検知手段85にて検知した布量に応じて、温度範囲別の複数段階に撹拌時間を設定するとともに、所定温度以下の場合に、温水ヒータ72に通電し、洗濯水温度が前記所定温度を超えた時に通電を停止して、前記複数段階の最低温度範囲の撹拌時間の撹拌を行なうことにより、供給された水温に応じて安定した洗浄性能を発揮することができるとともに、水温が高い時には、撹拌時間を短縮できるので、省エネを実現することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転ドラム内に収容した洗濯物を洗濯するドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯機は、洗濯槽内の水温に対応して洗い時間を設定し、洗浄性能を確保していた(例えば、特許文献1参照)。
図4は、前記特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機の縦断面図を示し、図5は、同洗濯機の水温とつけ置き洗い時間の関係を示す特性図である。
図4において、回転ドラム1は水受け槽3内に回転自在に配設されている。また、回転ドラム1の回転中心に略水平方向に設けた回転軸4の一端を固定し、回転軸4の他端にドラムプーリ5を固定している。モータ6は、ベルト7によりドラムプーリ5と連結し、回転ドラム1を回転駆動する。回転ドラム1の開口部には蓋8を開閉自在に設けている。ヒータ13は、水受け槽3内の洗濯水を加熱するものであり、排水ポンプ14は、水受け槽3内の洗濯水を排水するものである。また。給水弁15は、水受け槽3内に給水するものである。
以上の構成において、つけ置き洗いコースが設定され、蓋8を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、回転ドラム1を回転させて布量を検知する。その後、給水弁15を開いて給水を開始すると、洗剤ケース(図示せず)内の洗剤などの薬剤が、給水された水道水とともに、水受け槽3内に供給される。
薬剤が供給されると、回転ドラム1を所定時間駆動して、薬剤溶解行程を行なう。その後、水温検知手段により水受け槽3内の水温を検知し、検知した水温に基づいて、図5に示すようなつけ置き洗い時間を設定し、設定時間のつけ置き洗いを行なった後、通常の機械力を加える洗い行程、中間脱水行程、すすぎ行程および脱水行程を行なう。
図5において、水温が30℃を超え40℃以下でつけ置き洗いを2時間行なうことを基準としており、40℃を超え50℃以下では1時間、20℃を超え30℃以下では4時間のつけ置き洗いを行なう。
特開平11−276766号公報
しかしながら、前記従来の構成では、例えば、寒い期間で水温が7〜8℃以下の時は、6,7時間の現実的ではないつけ置き洗い時間となってしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、水温に応じて安定した洗浄性能を発揮するドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、有底円筒状に形成された回転ドラムと、
前記回転ドラムを回転自在に内包する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に給水する給水手段と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、布量を検知する布量検知手段と、前記水槽内の洗濯水を、循環ポンプにより前記水槽の噴出口から前記回転ドラム内に噴射せしめて循環させる水循環系と、前記水槽の底部に配設した洗濯水を加熱する温水ヒータと、前記水槽内の洗濯水温度を検知する温度検知手段と、前記モータ、給水手段、循環ポンプ、温水ヒータ等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、前記給水手段にて給水された洗濯水温度を前記温度検知手段により検知し、前記布量検知手段にて検知した布量に応じて、温度範囲別の複数段階に撹拌時間を設定するとともに、所定温度以下の場合に、前記温水ヒータに通電し、洗濯水温度が前記所定温度を超えた時に通電を停止して、前記複数段階の最低温度範囲の撹拌時間の撹拌を行なう構成としたものである。
これによって、供給された水温に応じて安定した洗浄性能を発揮することができるとともに、水温が高い時には、撹拌時間を短縮できるので、省エネを実現することができる。
本発明のドラム式洗濯機は、供給された水温を検知して制御することにより、安定した洗浄性能を実現することができる。
本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機のブロック回路図 同ドラム式洗濯機の制御フローチャート 従来のドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機の水温とつけ置き洗い時間の関係を示す特性図
第1の発明は、有底円筒状に形成された回転ドラムと、前記回転ドラムを回転自在に内包する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に給水する給水手段と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、布量を検知する布量検知手段と、前記水槽内の洗濯水を、循環ポンプにより前記水槽の噴出口から前記回転ドラム内に噴射せしめて循環させる水循環系と、前記水槽の底部に配設した洗濯水を加熱する温水ヒータと、前記水槽内の洗濯水温度を検知する温度検知手段と、前記モータ、給水手段、循環ポンプ、温水ヒータ等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、前記給水手段にて給水された洗濯水温度を前記温度検知手段により検知し、前記布量検知手段にて検知した布量に応じて、温度範囲別の複数段階に撹拌時間を設定するとともに、所定温度以下の場合に、前記温水ヒータに通電し、洗濯水温度が前記所定温度を超えた時に通電を停止して、前記複数段階の最低温度範囲の撹拌時間の撹拌を行なうことにより、供給された水温に応じて安定した洗浄性能を発揮することができるとともに、水温が高い時には、撹拌時間を短縮できるので、省エネを実現することができる。
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図を示すものである。
図1において、洗濯機筺体41の内部に揺動自在に水槽42が配設され、水槽42内には、回転ドラム43が回転自在に配設されている。回転ドラム43の回転中心に水平方向
に回転軸(回転中心軸)44が設けられ、この回転軸44に、水槽42の背面側近傍に取り付けたモータ45が、ベルト46を介して連結され、モータ45により回転ドラム43が正転、逆転方向に回転駆動される。回転ドラム43の内壁面には、洗濯物を撹拌するための数個の突起板47が設けられている。また、回転ドラム43の外周部には、多数の通水孔48が全面に設けられている。
上記の、水槽42、回転ドラム43、モータ45等により、振動系の水槽ユニット49が構成されており、この水槽ユニット49は、洗濯機筺体41上部から複数のばね体50により、また、洗濯機筺体41下部から複数の防振ダンパー51により防振支持されている。
また、水槽42の正面側で洗濯機筺体41に設けた開口部を、蓋体52により開閉自在に覆い、この蓋体52を開くことにより、衣類出入口53を通して回転ドラム43内に洗濯物を出し入れできるようにしている。
また、このドラム式洗濯機は、モード設定や制御プログラムに従い、モータ45、給水系54、排水系55、水循環系56を自動制御して、少なくとも洗い行程、すすぎ行程、脱水行程を行う機能を有している。
給水系54は、第1の電磁弁57(第1の給水手段)、あるいは第2の電磁弁58(第2の給水手段)の開閉によって、第1の給水ホース59、あるいは第2の給水ホース60を通り、洗剤や柔軟仕上げ剤を収容し外部から引き出し自在の引き出し部(図示せず)を内部に収納する洗剤収容部61を介して、給水経路62から水槽42内に適時に給水できる。
排水系55は、排水ポンプ63の駆動によって、洗い行程終了時、すすぎ行程終了時など必要なときに、水槽42の底部に接続された排水管64を介し、糸屑類を捕集し外部から取り外し可能の排水フィルタ65を通過した後、排水ポンプ63を通って、機内から機外の上方まで配設された排水ホース66から排水できるようになっている。
水循環系56は、予洗い行程時、洗い行程時、すすぎ行程時など必要に応じ、水槽42内の水を循環させて、洗剤の早期溶け込みや偏りの防止、洗いやすすぎの機能向上を図る。
この水循環系56は、循環ポンプ67を駆動させることで、水槽42内の洗濯水を、排水管64を介し、排水フィルタ65を通過させ、循環ポンプ67への流入側経路68、循環ポンプ67および循環ポンプ67からの吐出側経路69を介して、水槽42前面側内方の噴出口70より実線矢印で示す循環水として回転ドラム43内に吐出することを繰り返す。なお、噴出口70は、円周方向に複数設けられ、循環水は円周の全方向から吐出されるようになっている。
また、水槽42の底部に形成した凹部71には、洗濯水を加熱するシーズヒータ等からなる温水ヒータ(加熱手段)72を水平方向に備えており、選択した運転コースなどの必要に応じて、この温水ヒータ72により加熱した水槽42内の洗濯水を、前述のように、回転ドラム43内に吐出することにより、洗濯水を洗濯物にふりかけて、この洗濯水を、また循環させる。これにより加熱された洗濯水が洗濯物にふりかけられる為、洗濯水の分子活動が高まり、また洗剤の活性化が高まるので、洗浄力を高め、かつ洗いムラを少なくする事ができる。また、温水ヒータ72近傍には、水温を検知するサーミスタ等の温度検知手段73が設けられている。
また、外槽42の底部外周後方の側壁には、排水管64と連通してエアートラップ74を構成し、空気管75にて、洗濯機筺体41の上部内方に設けられ、圧力センサなどで構成された水位検知手段76に連接しており、外槽42内部に給水された洗濯水の水圧により複数段の水位を検知する事が出来る。
また、洗濯機筺体41の上部内方に設けられた洗剤収納部61の後面上部と水槽42上部とを、連結ホース77で連結しており、行程運転動作により加圧される水槽42内の空気を抜く役目をしている。
また、水槽42の上面後部には、水槽ユニット49の振動を検知する加速度センサの振動検知手段78が配設されており、1方向の加速度でなく前後(X軸方向)、左右(Y軸方向)、上下(Z軸方向)の3次元方向の振動を検出し、運転を制御する。これは、実際の水槽ユニット49の振動は、必ずしも一方向に限定できないので、多軸の加速度センサを用いて、精度高く検知する為である。
運転コース等のモードや各種機能の選択は、洗濯機筺体41の前面上部に設けられた操作表示手段79から使用者が入力設定手段80へ入力して行い、洗濯機筺体41の上部内方に配設された制御装置81が、その入力情報を基に操作パネル79上の表示手段(図2参照)で表示して使用者に知らせる。
図2は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機のブロック回路図である。
図2において、制御装置81の制御手段82は、マイクロコンピュータなどで構成し、商用電源83から、電源スイッチ84のONにより電力が供給されて動作を始め、水位検知手段76、温度検知手段73、布量検知手段85、振動検知手段78の出力を入力し、入力設定手段80にて使用者の入力により設定された内容に基づいて、表示手段96に設定内容を表示するとともに、双方向サイリスタ、リレーなどで構成した負荷駆動手段86を介して、モータ45、温水ヒータ72、第1の電磁弁57、第2の電磁弁58、排水ポンプ63、循環ポンプ67などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の各行程を制御する。なお、動作になんらかの異常があった場合も、表示手段96にて報知する。また、入力設定手段80と表示手段96とで、操作表示手段79を構成している。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。
ドラム式洗濯機に限らず家電製品の場合は、東南アジアや欧州などへとグローバル展開する事例が多く、海外現地が要望する特別な仕様を除いて、出来る限りの仕様の共通化を行なうことは、製品開発において合理的な活動である。
欧州各国においては、冬に寒い地域もあり、また水質も良くない地域が多いので、ドラム式洗濯機に温水ヒータを標準装備することは必要不可欠な仕様である。また、温水ヒータを標準装備することについて、タイ国やマレーシア国などの年中高温である東南アジア地域では一般的には必要ではないが、水質が悪い地域もあり、温水で洗濯したいという消費者が存在するのも事実であり、不可欠ではないが、必要な仕様の一つである。
しかしながら、東南アジアを中心に、常温水での洗濯を望む消費者も多く、温水ヒータの搭載と同時に、この要望に応じた所謂冷水(常温水)コースを設けることも、グローバル展開する上では、必要不可欠であることは言うまでもない。
以下、この冷水(常温水)コースにおいて、どのような水温であっても、安定した洗浄性能を確保するための制御について説明する。
図3は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の、基本的に温水を使用しない運転コースである冷水コースの制御フローチャートで、洗い行程を主体的に記載してある。
図3において、まず、使用者が蓋体52を開け、回転ドラム43に衣類を投入してスタートし、冷水コースが選択されてスタートする(ステップS1のYES)と、布量検知手段85にて投入された布量を検知(ステップS2)し、ステップS3で、制御手段82にて、布量に応じた水位と、その水位の水量に対する洗剤量が、表示手段96に表示される。
ステップS4にて、使用者が表示された洗剤量を洗剤収納部61の引き出し部に投入すると、第1の電磁弁57が動作して給水が始まり、洗剤収納部61の洗剤とともに水道水が水槽42内に給水される(ステップS5)。ステップS5の給水行程では、回転ドラム43内の洗濯物のバランスを良くし、洗剤の溶解を促進するために、回転ドラム43が低速で回転する泡洗浄が行なわれた(ステップS6)後に、洗濯物に浸透して低下した水位を補うための給水(ステップS7)が行なわれる。同時に、温度検知手段73にて、給水された水温を検知する(ステップS8)。このデータは制御手段82に記憶され、演算される(ステップS9)。そして、所定量の給水が終わると、ステップS10にて給水撹拌Aが始まる。
給水撹拌Aでは、モータ45が駆動して、回転ドラム43が低速回転し、洗濯物を持ち上げ、自重落下させるたたき洗いによる撹拌が行なわれる。同時に、循環ポンプ67が1分間駆動し、水槽42内の洗濯水が循環水として水槽42前部の噴出口70より回転ドラム43内の洗濯物に向かって噴射されて、洗剤の溶解がさらに促進され(ステップS11)、次に循環ポンプ67が1分間停止すると、第2の電磁弁58が開いて所定の水位まで給水される(ステップS12)。給水中に循環ポンプ67を停止させるのは、水槽42内の水位を正しく検知するためである。この各1分間を繰り返して、所定時間が経過し(ステップS13)、衣類の汚れがある程度落とされると、次のステップへ移る。
ステップS8で検知された洗濯水の水温が、8℃以上である場合(ステップS14のNO)は、後述する給水撹拌Bと給水撹拌Cの合計運転時間が水温によって3段階に設定される(ステップS15)。つまり、布量が多い時は、水温Xが8℃<X≦20℃の場合は、合計110分、20℃<X≦30℃の場合は、合計95分、30℃<Xの場合は、合計80分であり、水温が高くなるほど、洗剤が活性化し易いために、撹拌時間を短縮できる。なお、この時間は、布量によってそれぞれ設定され、ここでは、布量が多い時で説明する。
ステップS16の給水撹拌Bでは、モータ45が駆動して、給水撹拌Aよりも長い4分間回転ドラム43が回転し、洗濯物が撹拌される。同時に、第2の電磁弁58が開いて、洗濯物の撹拌により低下した水位を補うために所定水位まで給水される(ステップS17)。この時、循環ポンプ67は停止している。同時に、ステップS8で検知された洗濯水の水温が、8℃以下である場合(ステップS14のYES)は、温水を使用しない冷水コースであっても、低水温での洗浄性能低下を防止するために、ステップS18で検知する水位が、温水ヒータ72をONするための水位ランクに到達すると(ステップS19)、温水ヒータ72がONして(ステップS20)、洗濯水の加熱が始まる。この加熱は、前記3段階の最低温度範囲である8℃<X≦20℃の温度になると停止し(ステップS21)、給水撹拌Bと給水撹拌Cの合計運転時間が、110分に設定される(ステップS22)。
ステップS16の4分間の給水撹拌Bが終わると、ステップS23の給水撹拌Cへ移る
給水撹拌Cでは、給水撹拌Bと同様に、4分間回転ドラム43が回転し、洗濯物が撹拌される。同時に、循環ポンプ67が駆動し、水槽42内の洗濯水が循環水として水槽42上部の噴出口70より回転ドラム43内に噴射される(ステップS24)。この時、回転ドラム43内に噴射される洗濯水の勢いにより、洗濯物に付着した汚れが浮きあがり易くなるとともに、洗濯水の分子活動が高まり、また洗剤の活性化が高まるので、洗浄力を高め、かつ、洗いむらを少なくすることができる。この4分間の給水撹拌Bと、4分間の給水撹拌Cを繰り返して、所定時間経過すると(ステップS25のYES)、洗い行程が終わる。
次行程の、すすぎ(1)行程では、排水ポンプ63を駆動させて、水槽42内の水を排水した後、中間脱水が行なわれ、洗濯物に遠心力を与えることにより、水分を洗濯物から分離することで行ったのち、給水にて、洗いの水位まで給水し、モータ45が駆動し、洗濯物から洗剤液を出すためのすすぎ撹拌が開始される(ステップS26)。
すすぎ(2)行程、つまり最終すすぎ行程では、すすぎ(1)と同様に排水と中間脱水が行なわれ、それが終わった後に、すすぎ撹拌が開始される(ステップS27)。
ステップS28の脱水行程では、すすぎ終了後、排水ポンプ63を駆動させて、水槽42内の水を排水した後、モータ45を駆動させて、回転ドラム43を高速回転させ、洗濯物に遠心力を与えることにより、水分を洗濯物から分離することを所定時間行ない、コースが終了する。
以上のように、本実施の形態においては、洗い行程において、洗濯水温度を検知して、温度範囲別の複数段階に撹拌時間を設定するとともに、所定温度以下の場合に、温水ヒータに通電し、洗濯水温度が所定温度を超えた時に通電を停止して、複数段階の最低温度範囲の撹拌時間の撹拌を行なうことにより、供給された水温に応じて安定した洗浄性能を発揮することができるとともに、水温が高い時には、撹拌時間を短縮できるので、省エネを実現することができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、供給され水温に応じて撹拌時間を設定し、所定温度以下の時のみ温水にして撹拌することにより、安定した洗浄性能の発揮と、省エネが可能となるので、温水ヒータを有する他の洗濯機等の用途に適用できる。
42 水槽
43 回転ドラム
45 モータ
56 水循環系
54 給水系(給水手段)
67 循環ポンプ
70 噴出口
72 温水ヒータ
73 温度検知手段
76 水位検知手段
82 制御手段
85 布量検知手段

Claims (1)

  1. 有底円筒状に形成された回転ドラムと、前記回転ドラムを回転自在に内包する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に給水する給水手段と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、布量を検知する布量検知手段と、前記水槽内の洗濯水を、循環ポンプにより前記水槽の噴出口から前記回転ドラム内に噴射せしめて循環させる水循環系と、前記水槽の底部に配設した洗濯水を加熱する温水ヒータと、前記水槽内の洗濯水温度を検知する温度検知手段と、前記モータ、給水手段、循環ポンプ、温水ヒータ等を制御して、洗い、すすぎ、脱水等の各行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、前記給水手段にて給水された洗濯水温度を前記温度検知手段により検知し、前記布量検知手段にて検知した布量に応じて、温度範囲別の複数段階に撹拌時間を設定するとともに、所定温度以下の場合に、前記温水ヒータに通電し、洗濯水温度が前記所定温度を超えた時に通電を停止して、前記複数段階の最低温度範囲の撹拌時間の撹拌を行なうドラム式洗濯機。
JP2011036744A 2011-02-23 2011-02-23 ドラム式洗濯機 Pending JP2012170687A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011036744A JP2012170687A (ja) 2011-02-23 2011-02-23 ドラム式洗濯機
CN201210042948.4A CN102677420B (zh) 2011-02-23 2012-02-23 滚筒式洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011036744A JP2012170687A (ja) 2011-02-23 2011-02-23 ドラム式洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012170687A true JP2012170687A (ja) 2012-09-10

Family

ID=46809943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011036744A Pending JP2012170687A (ja) 2011-02-23 2011-02-23 ドラム式洗濯機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2012170687A (ja)
CN (1) CN102677420B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017080088A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
CN110318209A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 青岛海尔洗衣机有限公司 基于水温调整洗涤程序的方法和洗衣机
WO2020031581A1 (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
WO2020054225A1 (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105671856A (zh) * 2014-11-20 2016-06-15 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机及其洗涤控制方法
CN106436192A (zh) * 2016-10-18 2017-02-22 成都言行果科技有限公司 一种水温可调的智能清洗装置及其调节水温的方法
CN106906608B (zh) * 2017-02-07 2019-07-09 南京乐金熊猫电器有限公司 一种蒸汽洗衣机及洗涤方法
CN112144248B (zh) * 2019-06-11 2022-11-25 重庆海尔滚筒洗衣机有限公司 一种洗衣机及其控制方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02289297A (ja) * 1989-04-28 1990-11-29 Sharp Corp 全自動洗濯機
JPH0576685A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Hitachi Ltd 洗濯機
JP2007222194A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Sharp Corp 洗濯乾燥機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2778840B2 (ja) * 1990-08-27 1998-07-23 株式会社東芝 洗濯機
JPH10272281A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02289297A (ja) * 1989-04-28 1990-11-29 Sharp Corp 全自動洗濯機
JPH0576685A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Hitachi Ltd 洗濯機
JP2007222194A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Sharp Corp 洗濯乾燥機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017080088A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
CN110318209A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 青岛海尔洗衣机有限公司 基于水温调整洗涤程序的方法和洗衣机
WO2020031581A1 (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
WO2020054225A1 (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
CN102677420A (zh) 2012-09-19
CN102677420B (zh) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012170687A (ja) ドラム式洗濯機
JP5828123B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2012170686A (ja) ドラム式洗濯機
EP2471988B1 (en) Washing machine and control method thereof
US9080273B2 (en) Method for the treatment of washing and program-controlled washing machine suitable therefor
JP2009050639A (ja) 洗濯機
JP5516290B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2008049006A (ja) ドラム式洗濯機
JP2016202372A (ja) 洗濯機および洗濯機の制御方法
JP2012170694A (ja) ドラム式洗濯機
JP4591287B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP4831189B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2012170696A (ja) ドラム式洗濯機
JP2018157958A (ja) 洗濯機
JP2014100428A (ja) 洗濯機
JP2012170699A (ja) ドラム式洗濯機
JP2016158745A (ja) 洗濯機
JP2014079350A (ja) 洗濯機
JP2012170682A (ja) ドラム式洗濯機
JP2016146984A (ja) 洗濯機
JP2012170685A (ja) ドラム式洗濯機
JP6019416B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP4831188B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2014090776A (ja) 洗濯機
JP6295436B2 (ja) 洗濯機及び洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131015

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20131113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140410

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141202