JP2008049006A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008049006A
JP2008049006A JP2006230066A JP2006230066A JP2008049006A JP 2008049006 A JP2008049006 A JP 2008049006A JP 2006230066 A JP2006230066 A JP 2006230066A JP 2006230066 A JP2006230066 A JP 2006230066A JP 2008049006 A JP2008049006 A JP 2008049006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
drainage
washing
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006230066A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Minayoshi
裕子 皆吉
Tomohito Maeda
智史 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006230066A priority Critical patent/JP2008049006A/ja
Priority to CNU2007201532839U priority patent/CN201121262Y/zh
Priority to CN2007101477681A priority patent/CN101135097B/zh
Publication of JP2008049006A publication Critical patent/JP2008049006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】すすぎ工程において、給水経路を分岐させて水受け槽内と回転ドラム内と同時に給水して、短時間で衣類の濡れ性を高めるとともに、所定時間経過するまで、所定水位の範囲内で給水工程と排水工程を交互に行うことで、よりすすぎ性能を向上できるドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】一端が給水弁37と連通し、他端が洗剤ケース35に接続された第1の給水ホース(第1の給水経路)38aと、一端が洗剤ケース35と連通し、他端が水受け槽26に連通する第2の給水ホース(第1の給水経路)38bと、一端が洗剤ケース35と連通し他端が回転ドラム24の前面開口部24aから回転ドラム24の内部に向けて給水する位置に開口する給水口金48に接続された第3の給水ホース38c(第2の給水経路)を設けることで、短時間で衣類の濡れ性を高めるとともに、すすぎ性能を向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、水平方向または略傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で、洗い、すすぎ、脱水の工程を行うドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯機は、衣類のすすぎ効果を高める為、脱水すすぎ工程を繰り返し行うか、給排水を同時に行うことが一般的である。また高温洗浄の後で、加熱された衣類の温度を下げる機能がないか、一定水位まで給水を行う機能が付加されているのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
図11は、特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機を示すものである。以下、その構成について説明する。
図11に示すように、回転ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の一端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端に従動プーリ5を固定している。第1のモータ6は、回転ドラム1を第1の回転数N1(例えば、53r/min)で回転させて、洗濯またはすすぎをするものであり、第2のモータ7は、回転ドラム1を第2の回転数N2(例えば、1000r/min)で回転させて脱水する。
これら第1のモータ6および第2のモータ7は、それぞれベルト8、9を介して従動プーリ5に連結している。従動プーリ5は、2種の減速比を有しており、第1のモータ6をベルト8を介して減速比が大きい従動プーリ5aと連結し回転ドラムの低速回転を、第2のモータ7をベルト9を介して減速比が小さい従動プーリ5bと連結し回転ドラムの高速回転をしている。
外槽3は、断面が回転軸4を中心とした略真円形状の外槽本体3aと外槽本体3aの開口部を覆う略円状の外槽前板3bとで構成して回転ドラム1を外包し、回転ドラム1と外槽3は、回転軸4と直行する方向の形状を回転軸4を中心として略同心円となるように構成し、底部側にヒータ14を収容する略凹状の加熱体収容室15を設けている。
この外槽3は、外箱10よりばね体11で揺動可能に吊り下げ、防振ダンパー12により脱水起動時の振動が低減され、かつ定常脱水時の振動が外箱10に伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の振動を低減する重り13を設けている。さらに外槽3底部には排水用のホース16の一端を接続し、ホース16の他端を排水ポンプ17に接続して外槽3内の洗濯水を排水するようにしている。上記ヒータ14の下方近傍には、温度検知装置18と温度過昇防止装置19を、外槽本体3aの底部に固定している。
略筒状のパッキング部材20は、ゴム等の可撓性材料で構成され回転ドラム1の前面開口部に対応する外槽3の開口部とボデー前面開口部との間を連結するもので、外槽側端部を外槽前板3bに固着している。ボデー前面開口部に蓋21を開閉自在に設けている。給水弁22は外槽3内に水を給水するものである。
制御装置23は、第1のモータ6、第2のモータ7、ヒータ14、排水ポンプ17、給水弁22などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の工程を逐次制御する制御手段および入力手段、表示手段などで構成されている。
上記構成において動作を説明すると、蓋21を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイッチ(図示せず)をオンした後、制御装置23に設けたスタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始すると、給水弁22が動作して給水し、水位検知手段(図示せず)により所定の水位を検知すると給水を停止し、第1のモータ6を駆動する。洗濯工程では、洗濯物に水が吸水されるため不足分を補給水しながら、回転ドラム1は第1のモータ6によって第1の回転数N1で低速回転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下されるいわゆるたたき洗いを行う。
そのとき、ヒータ14に通電して、温度検知装置18により温度を検知しつつ、外槽3内の洗濯水の温度を制御しながら、外槽内の洗濯水を加熱する。
洗濯工程が終了すると、排水ポンプ17が動作して外槽3内の洗濯水を排水する。すすぎ工程においても洗濯工程と同様の動作を行う。
脱水工程では、回転ドラム1は第2のモータ7によって第2の回転数N2で高速回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転ドラム1、外槽3などの揺動体は振動するが、脱水起動時は防振ダンパー12により揺動体の振動を減衰し、定常脱水時は防振ダンパー12の防振機構により外箱10に伝達されることはない。
特開平10−263285号公報
しかしながら、このような従来の構成では、衣類のすすぎ効果を高めるには、脱水とすすぎ回数を増やして繰り返し行う必要があり、長い時間を要した。また給排水を同時に行うと洗濯中に発生して受け筒と回転ドラム間に残った泡を流すことはできるが、衣類にすすぎ水が浸透しないうちに排水されるため、すすぎ効果は少なかった。
また、洗濯水を高温(例えば、80℃以上)にして洗濯した後では、加熱された衣類の温度を下げる機能がないか、一定の水位まで給水を行い冷却しても十分に冷えない場合もあり、使用者が熱い衣類を触る危険性があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、給水経路を分岐させ、洗剤ケースを介して水受け槽内に給水する側と同時に回転ドラム内にも給水を行い、ドラムの外側と内側の両方向から衣類にすすぎ水を浸透させるとともに、所定の水位範囲内で給水と排水を交互に行い、すすぎ効果を上げることと、同様に高温洗濯後の冷却工程にて、ドラムの外側と内側の両方向から衣類に冷却水を浸透させながら、給水排水を交互に行い、衣類の温度を十分に下げてから取り出せるようにすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、一端が前記給水手段と連通し途中前記洗剤ケースを介して他端が前記水受け槽に連通する第1の給水経路と、一端が前記第1の給水経路の途中と連通し他端が前記回転ドラムの前面開口部から前記回転ドラムの内部に向けて給水する位置に開口する第2の給水経路とを有するようにしたものである。
このような構成とすることで、給水経路を分岐させて受け筒側と回転ドラム内と同時に給水するので、ドラムの外側と内側の両方向から衣類に水を浸透させることができ、短時間で衣類を濡らし、洗浄、すすぎの効果を上げるとともに、高温洗浄後に衣類の温度を下げる効果も向上することができるものである。
また、すすぎ工程や高温洗浄後の冷却工程において、所定水位の範囲で給水と排水を交互に行うことで、衣類に浸透する水を効率よく新しい水と入れ替えることができ、すすぎ効果や冷却効果を向上することができるものである。
本発明のドラム式洗濯機は、すすぎ工程において、すすぎ水をより効率良く衣類に浸透して、衣類のすすぎ効果を向上することができ、また同様に、高温洗浄後の冷却工程にて冷却水をより効率良く衣類に浸透して、加熱された衣類の温度を下げることができるものである。
第1の発明は、略水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包する水受け槽と、洗剤を収納する洗剤投入箱と、前記洗剤投入箱を引き出し自在に収容する洗剤ケースと、水道蛇口と連通し開閉することで給水の制御を行う給水手段とを備え、一端が前記給水手段と連通し途中前記洗剤ケースを介して他端が前記水受け槽に連通する第1の給水経路と、一端が前記第1の給水経路の途中と連通し他端が前記回転ドラムの前面開口部から前記回転ドラムの内部に向けて給水する位置に開口する第2の給水経路とを有するドラム式洗濯機としたものである。
これにより、給水経路を分岐させて受け筒側と回転ドラム内と同時に給水することで、ドラムの外側と内側の両方向から衣類に水を浸透させることができ、短時間で衣類を濡らし、洗浄、すすぎの効果を上げるとともに、高温洗浄後に衣類の温度を下げる効果も向上することができる。
第2の発明は、第1の発明におけるドラム式洗濯機において、第2の給水経路は、洗剤ケースにて第1の給水経路と分岐されるようにしたものである。
これにより、分岐するための特別な部品を用いることなく、第1の給水経路から第2の経路を分岐することができ、部品点数を削減することができ、安価に製造することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明におけるドラム式洗濯機において、回転駆動する駆動モータと、水受け槽内の洗濯水の水位を検知する水位検知手段と、前記水受け槽の底部に連通する排水経路の途中に設けられ開閉することで前記水受け槽内の洗濯水の排水を制御する排水手段と、前記水位検知手段等からのデータを入力し前記駆動モータ、給水手段および排水手段等を制御して一連の洗濯、すすぎ、脱水の各工程の動作を制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段は、すすぎ工程において、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで前記排水手段を閉塞した状態で前記給水手段を開放することで第1の給水経路および第2の給水経路から前記水受け槽内および前記回転ドラム内に給水する給水すすぎ工程と、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知した後、前記第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知するまで前記給水手段を閉塞した状態で前記排水手段を開放することで前記水受け槽内のすすぎ水を排水する排水すすぎ工程とを、所定時間交互に実行するようにしたものである。
これにより、給水すすぎ工程で衣類に新しいすすぎ水を加えた後、排水すすぎ工程で汚れたすすぎ水を流す動作を交互に行うことで、衣類に新しい水を浸透させてから排水を行い、効率よく衣類のすすぎ水を入れ替えることができ、また給水排水を同時に行った場合のように、受け筒側に給水される水が衣類にかかることなく排水されることを低減することができ、衣類のすすぎ効果を向上することができるものである。
第4の発明は、第3の発明における給水すすぎ工程および排水すすぎ工程の少なくとも一部において、駆動モータを駆動することで回転ドラムを回転駆動するようにしたものである。
これにより、給水すすぎ工程で撹拌することで、より均一に衣類に新しいすすぎ水を浸透させて、排水すすぎ工程で撹拌することで、衣類から汚れたすすぎ水をたたき出すことができ、より衣類のすすぎ効果を向上することができる。
第5の発明は、第1または第2の発明におけるドラム式洗濯機において、回転ドラムを回転駆動する駆動モータと、前記水受け槽内の洗濯水を加熱する加熱手段と、前記水受け槽内の洗濯水の温度を検知する温度検知手段と、水受け槽内の洗濯水の水位を検知する水位検知手段と、前記水受け槽の底部に連通する排水経路の途中に設けられ開閉することで前記水受け槽内の洗濯水の排水を制御する排水手段と、前記温度検知手段および水位検知手段等からのデータを入力し前記駆動モータ、加熱手段、給水手段および排水手段等を制御して一連の洗濯、すすぎ、脱水の各工程の動作を制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記加熱手段を制御して洗濯水を第1の所定温度に加熱して洗濯を行う高温洗濯工程を有し、前記高温洗濯工程終了後において、前記加熱された洗濯水が第2の所定温度になるまで、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで前記排水手段を閉塞した状態で前記給水手段を開放することで第1の給水経路および第2の給水経路から前記水受け槽内および前記回転ドラム内に給水する給水冷却工程と、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知した後、前記第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知するまで前記給水手段を閉塞した状態で前記排水手段を開放することで前記水受け槽内の洗濯水を排水する排水冷却工程とを、交互に実行するようにしたものである。
これにより、給水冷却工程で加熱された衣類に新しい冷却水を加えた後、排水冷却工程であたたまった冷却水を流す動作を交互に行うことで、衣類に新しい水を浸透させてから排水を行い、効率よく加熱された衣類の冷却水を入れ替えることができ、また給水排水を同時に行った場合のように、受け筒側に給水される水が衣類にかかることなく排水されることを低減することができ、衣類の冷却効果を向上することができるものである。
第6の発明は、第5の発明における給水冷却工程および排水冷却工程の少なくとも一部において、駆動モータを駆動することで回転ドラムを回転駆動するようにしたものである。
これにより、給水冷却工程で撹拌することで、より均一に加熱された衣類に新しい冷却水を浸透させて、排水冷却工程で撹拌することで、衣類からあたたまった冷却水をたたき出すことができ、より衣類の冷却効果を向上することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本案が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図、図2は、同ドラム式洗濯機の洗剤ケースの要部断面図、図3は、同ドラム式洗濯機の一部ブロック化した制御回路図、図4は、同ドラム式洗濯機の入力設定手段および表示手段の拡大正面図である。
図1に示すように、回転ドラム24は、有底円筒形に形成し外周部に多数の通水孔25を全面に設け、水受け槽26内に回転自在に配設している。回転ドラム24の回転中心に略傾斜方向に回転軸(回転中心軸)27を設け、回転ドラム24の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。水受け槽26の外底面に取り付けたモータ28の回転は、モータ28の回転軸に固着した駆動プーリ50と、回転軸27の端部に固設した従動プーリ51との間に張架したVベルト52により回転軸27に伝道され、回転ドラム24を正転、逆転方向に回転駆動せしめる。回転ドラム24の内壁面に数個の突起板29を設けて、衣類を回転方向に持ち上げ落下させるという撹拌動作、いわゆるたたき洗いを行う。
洗濯機本体30の正面側の上向き傾斜面30aに設けた開口部30bを蓋体31により開閉自在に覆い、この蓋体31を開くことにより、水受け槽26の水受け槽衣類出入口26aおよび回転ドラム24の回転ドラム衣類出入口24aを介して、回転ドラム24内に洗濯物を出し入れできるようにしている。なお、蓋体31は、運転動作中の使用者の安全性を保持するためフタロック40を動作せしめて開かないようにすることが可能な構成を有する。
水受け槽26は、洗濯機本体30にばね33やダンパー34により揺動可能に吊り下げて防振支持されており、水受け槽26の下部に排水経路32の一端を接続し、排水経路32の他端を排水弁36に接続して水受け槽26内の洗濯水を排水するようにしている。洗濯機本体30の前部上部には、洗剤を収納する洗剤投入箱46を引き出し自在に収容する洗剤ケース35を設けている。
この洗剤ケース35には、洗濯機本体30の後部上部に設けられた給水弁(給水手段)37と連通する第1の給水ホース(第1の給水経路)38aが接続されており、また、水受け槽26と連通する第2の給水ホース(第1の給水経路)38bが接続されている。そして、給水弁37が開くことにより、第1の給水ホース38aを介して洗剤ケース35に水道水が供給され、その水道水が洗剤投入箱46上に散水された後、水道水と洗剤と一緒に第2の給水ホース38bを介して水受け槽26内に投入されるように構成している。
また、洗剤ケース35には、第1の給水ホース38aの接続部の近傍に第3の給水ホース38c(第2の給水経路)の一端が接続され、第3の接続ホース38cの他端は、回転ドラム24の前面開口部24aから回転ドラム24内部に向けて給水する位置に開口する給水口金48に接続されている。
以下、第1の給水ホース38aの接続部および第3の給水ホース38cの接続部の構成について、図2を用いて説明する。
図2において、垂直方向に構成された給水口49は、その下端部を電磁給水弁等で水の供給、停止を行う給水弁37に一体に形成され、給水弁37の水が流出する流出口53は、給水口49と略直角方向に円筒形状に形成されている。
流出口53の外周面には、フランジ54aが設けられた円筒状の流出シール部材54を装着し、さらに流出シール部材54の外周面は、径の異なる2本の円筒部55b、55cを有する段付きパイプ状に形成した接続部材55の径の大きい方の円筒部55cの内周面に水密的に密着挿入されている。
接続部材55の径の小さい方の円筒部55bは、その外周面に円筒形状の給水シール部材56が装着され、さらに、洗剤ケース35に一体形成され、流出口53と略同軸的に配置された円筒形状の流入口57の内周面に水密的に密着挿入されている。
流入口57から洗剤ケース35の流入室35aに流入した水は、流入室35aの上端部の第1の吐出口35bから洗剤投入箱46等に供給され、第2の給水ホース38bを介して水受け槽26の胴部からその内部に給水される。同時に、流入口57から洗剤ケース35の流入室35aに流入した水は、流入室35aの最下端部に後方向に突出して設けた第2の吐出口35cに連通して接続された第3の接続ホース38cに供給される。第3の接続ホース38cに供給された水は、給水口金48に至り、この給水口金48から回転ドラム24の前面開口部24aを介して回転ドラム24内部に向けて給水される。
流出シール部材54および給水シール部材56は、ゴム等の弾性体にて形成され、それぞれ、流出口53の外周面および接続部材55の径の小さい方の円筒部55bの外周面に緊迫力をもって水密的に装着される。
また、流出シール部材54のフランジ部54aは、接続部材55の径大部の端部が当接することにより、組み立て時の位置決めとすることができ、さらにフランジ部56aにて水密性を向上させることができる。
流出シール部材54および給水シール部材56は、そのフランジ付き形状および作用と材質等が近似しているので、共通部材として共用化をすることが可能である。
また、給水口49と一体に形成された給水弁37には、洗剤ケース35の後面35dに略平行になるように貫通孔37bを有する取付けフランジ37aが一体に設けられている。洗剤ケース35の後面35dには、後方へ突出するように一体形成した取付け穴(図示せず)を有するボス部59が設けられている。そして、流出口53と流入口57の間を流出シール部材54および給水シール部材56を介して接続部材55にて連結した状態で、フランジ37aの貫通孔37bを介してボス部59の取付け穴に後方よりねじ58にて固定することで、流出口53、流出シール部材54、接続部材55、給水シール部材56および流入口57の長手方向とねじの固定方向を同じにすることで、それぞれの部品の固定および水密性を確実にすることができるとともに、給水弁30の取付け強度を高めることができる。
なお、水位検知手段39は、水受け槽26内の水位を検知するものである。また、水受け槽26の内底部に洗濯水を加熱するヒータ41と洗濯水の温度を検知する温度検知手段42を備え、回転ドラム24内の洗濯物を温水洗浄する機能を有している。
制御装置43は、図3の制御回路図に示すように構成しており、モータ28、排水弁36、給水弁37、ヒータ41などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するマイクロコンピュータからなる制御手段44を有している。制御手段44は、運転コース等を設定するための入力設定手段45からの情報を入力して、その情報を基に表示手段46で表示して使用者に知らせるとともに、入力設定手段45により運転開始が設定されると、水受け槽26内の水位を検知する水位検知手段39等からのデータを入力して負荷駆動手段47を介して、モータ28、排水弁36、給水弁37、ヒータ41などの動作を制御し、洗濯運転を行う。
入力設定手段45は、図4に示すように、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ45a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ45b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ45c、スタート・一時停止スイッチ45e、電源入りスイッチ45f、電源切りスイッチ45g、水位変更入力設定スイッチ45h、水温変更入力スイッチ45i、種々の洗いのコースを選択できるコース設定スイッチ45d等を有している。
表示手段46は、同じく図4に示すように、洗い時間表示部46a、すすぎ回数表示部46b、脱水時間表示部46c、上記のコース設定スイッチ45dで設定され、例えば、高温水で洗濯する「除菌コース」などを表示するコース設定表示部46d、水位表示部(水位表示手段)46e、水温表示部46f、残り時間表示部46g等を有している。
なお、本実施の形態では、回転ドラム24の回転中心に略傾斜方向に回転軸27を設け、回転ドラム24の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、回転ドラム24の回転中心に略水平方向に回転軸27を設け、回転ドラム24の軸心方向を略水平方向に配設してもよい。
以上のように構成されたドラム式洗濯機の構成において、動作、作用を説明する。
蓋体31を開いて回転ドラム24内に洗濯物を投入し、動作を開始し、電源スイッチ45fをオンした後、コース設定スイッチ45dを操作してコースを設定する。制御装置43に設けたスタートスイッチ45eを操作して運転を開始すると、制御手段44によりフタロック40等を機能させ、設定した内容で洗濯、すすぎ、脱水工程を運転する。洗濯、すすぎまたは高温洗浄後の冷却工程にて、制御手段44が給水弁37を動作すると、一端が洗剤ケース35および給水経路38を通して水受け槽26内に水を給水する第1の給水経路38aと、一端が給水弁37と連通し他端が回転ドラム24の前面開口部から回転ドラム24内部に向けて給水する位置に開口する第2の給水経路38bとの、2方向の給水経路を通り、同時に給水される。
すなわち、洗濯、すすぎ、高温洗浄後の冷却工程で給水をされる際に、洗剤ケースから水受け槽側への給水と同時に、回転ドラム24前面開口部から回転ドラム内への給水が行われる。
これにより、給水経路を分岐させて受け筒側と回転ドラム内と同時に給水することで、ドラムの外側と内側の両方向から衣類に水を浸透させることができ、短時間で衣類を濡らし、洗浄、すすぎの効果を上げるとともに、高温洗浄後に衣類の温度を下げる効果も向上することができる。
また、第2の吐出口35cは、流入室35aの最下端部に後方向に突出して設けているので、給水弁37から流入室35aへの流入終了後、流入室35a内の水は、第2の吐出口35cから第3の接続ホース38cへ流れ出るため、流入室35a内の残水を防止することができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施の形態における同ドラム式洗濯機の要部動作フローチャート、図6は、同ドラム式洗濯機のすすぎ工程図である。
制御手段44は、すすぎ工程において、第1の所定水位R1と第2の所定水位の間で、水受け槽26内のすすぎ水を給水する給水すすぎ工程と、排水する排水すすぎ工程とを、所定時間T1交互に実行するようにしたものである。
他の構成は第1の実施の形態と同じ内容なので、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において、図5のフローチャート、図6の工程図を参照にしながら動作、作用を説明する。
蓋体31を開いて回転ドラム24内に洗濯物を投入し、ステップ100で動作を開始し、ステップ101で電源スイッチ45fをオンした後、ステップ102でコース設定スイッチ45dを操作してコースを設定する。ステップ103で、制御装置43に設けたスタートスイッチ45eを操作して運転を開始すると、ステップ104で制御手段44によりフタロック40等を機能させ、次のステップ105で洗濯工程を運転する。洗濯工程終了後、ステップ106にてすすぎ工程に移行し、制御手段44は排水弁36を動作して、ステップ107にて水位検知手段39により第3の所定水位R3(例えば、0mm)より低いか否かを判断する。所定水位R3より低い場合、ステップ108にて制御手段44は排水弁36を停止する。所定水位R3以上の場合は、ステップ106に戻る。次いでステップ109にて給水弁37を動作し、ステップ110にて水位検知手段39により第1の所定水位R1(例えば、160mm)で有るか否かを判断する。第1の所定水位R1で有る場合、ステップ111にて制御手段44は給水弁37を停止し、ステップ112にて排水弁36を動作する。第1の所定水位R1でない場合、ステップ109に戻る。ステップ113にて水位検知手段39により第2の所定水位R2(例えば、60mm)で有るか否かを判断する。第2の所定水位R2で有る場合、ステップ114にて排水弁36を停止する。所定水位R2でない場合、ステップ112に戻る。ステップ115では、ステップ109から114を繰り返す工程の時間が所定時間T1(例えば、2分)で有るか否かを判断する。所定時間T1である場合、ステップ116で次工程に移行する。所定時間T1でない場合、ステップ109に戻る。
以上のように、本実施の形態においてはすすぎ工程において、第1の所定水位R1(例えば、160mm)と第2の所定水位(例えば、60mm)の間で、水受け槽内のすすぎ水を給水する給水すすぎ工程と、排水する排水すすぎ工程とを、所定時間交互に実行するようにしたものである。
これにより、給水すすぎ工程で衣類に新しいすすぎ水を加えた後、排水すすぎ工程で汚れたすすぎ水を流す動作を交互に行うことで、衣類に新しい水を浸透させてから排水を行い、効率よく衣類のすすぎ水を入れ替えることができ、また給水排水を同時に行った場合のように、受け筒側に給水される水が衣類にかかることなく排水されることを低減することができ、衣類のすすぎ効果を向上することができるものである。
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。制御手段44は、第2の発明における給水すすぎ工程および排水すすぎ工程の少なくとも一部において、モータ28を駆動することで回転ドラム24を回転駆動するようにしたものである。
他の構成は、上記実施の形態1および2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。図7において、ステップ200〜208は、実施の形態1のステップ100〜108と同じであるので、説明を省略する。
すすぎ工程において、所定水位R3まで排水した後、ステップ209で、制御手段44は給水弁37を動作し、ステップ210でモータ28を駆動して回転ドラム24の撹拌回転を開始し、撹拌(例えば、5秒撹拌10秒停止)を行う。次いでステップ211にて水位検知手段39により第1の所定水位R1(例えば、160mm)で有るか否かを判断する。第1の所定水位R1で有る場合、ステップ212にて制御手段44は給水弁37を停止し、ステップ213にて排水弁36を動作する。第1の所定水位R1でない場合、ステップ209に戻る。ステップ216では、ステップ209から215を繰り返す工程の時間が所定時間T1(例えば、2分)で有るか否かを判断する。所定時間T1に達している場合には、回転ドラム24の撹拌回転を停止する。所定時間T1に達していない場合にはステップ211に戻る。
以上のように、本実施の形態においては実施の形態2に記載の注水すすぎ工程または排水すすぎ工程において、回転ドラムを駆動して衣類を撹拌するようにしたものである。
これにより、給水すすぎ工程で撹拌することで、より均一に衣類に新しいすすぎ水を浸透させて、排水すすぎ工程で撹拌することで、衣類から汚れたすすぎ水をたたき出すことができ、より衣類のすすぎ効果を向上することができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の第4の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャート、図9は、同ドラム式洗濯機の冷却工程図である。
制御手段44は、高温洗浄後のすすぎ工程において、第1の所定水位R1と第2の所定水位の間で、水受け槽26内の冷却水を給水する給水冷却工程と、排水する排水冷却工程とを、所定温度S2まで、交互に実行するようにしたものである。
他の構成は、上記実施の形態1および2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。蓋体31を開いて回転ドラム24内に洗濯物を投入し、ステップ300で動作を開始し、ステップ301で電源スイッチ45fをオンした後、ステップ302でコース設定スイッチ45dを操作して高温コースを設定する。ステップ303で、制御装置43に設けたスタートスイッチ45eを操作して運転を開始すると、ステップ304で制御手段44によりフタロック40等を機能させ、次のステップ305で給水弁37を動作し、ステップ306でモータ28を駆動して回転ドラム24の撹拌回転を開始する。次いでステップ307にて水位検知手段39により第2の所定水位R2(例えば、60mm)で有るか否かを判断する。所定水位R2で有る場合、ステップ308にて制御手段44は給水弁37を停止する。所定水位R2未満の場合は、ステップ305に戻る。ステップ309で制御手段44はヒータ41を動作し洗濯水を過熱する(高温洗浄)。ステップ310にて温度検知手段42で水温を検知し、温度が所定温度S1(例えば、90℃)で有るか否かを判断する。所定温度S1で有れば、ステップ311にてヒータ41を停止する。所定温度S1未満であれば、ステップ309に戻る。ステップ312にて高温洗濯工程の時間が所定時間T1で有るか否かを判断する。所定時間1で有れば、ステップ313にて制御手段44はモータ28の駆動を止め、回転ドラム24を停止する。所定時間T1でない場合はステップ312に戻る。
次いで冷却工程に入り、ステップ314にて制御手段44は給水弁37を動作し、ステップ315で水位が所定水位R1(例えば、160mm)で有るか否かを判断する。所定水位R1である場合は、ステップ316で給水弁37を停止する。所定水位R1でない場合はステップ314に戻る。ステップ317にて温度検知手段42で水温を検知し、温度が所定温度S2(例えば、50℃)で有るか否かを判断する。所定温度S2で有れば、ステップ321にて制御手段44は排水弁36を停止する。次いでステップ322で次工程に移行する。所定温度S2より高い場合は、ステップ318で制御手段44は排水弁36を動作し、ステップ319にて水位が所定水位R2(例えば、60mm)で有るか否かを判断する。所定水位R2であればステップ320で排水弁36を停止し、ステップ314に戻る。所定水位R2でなければステップ318に戻る。
以上のように、本実施の形態においては冷却工程において、第1の所定水位R1(例えば、160mm)と第2の所定水位(例えば、60mm)の間で、水受け槽内の冷却水を給水する給水冷却工程と、排水する排水冷却工程とを、所定温度S2(例えば、50℃)に下がるまで交互に実行するようにしたものである。
これにより、給水冷却工程で加熱された衣類に新しい冷却水を加えた後、排水冷却工程であたたまった冷却水を流す動作を交互に行うことで、衣類に新しい水を浸透させてから排水を行い、効率よく加熱された衣類の冷却水を入れ替えることができ、また給水排水を同時に行った場合のように、受け筒側に給水される水が衣類にかかることなく排水されることを低減することができ、衣類の冷却効果を向上することができるものである。
(実施の形態5)
図10は、本発明の第5の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。
制御手段44は、第4の発明における給水冷却工程および排水冷却工程の少なくとも一部において、モータ28を駆動することで回転ドラム24を回転駆動するようにしたものである。
上記構成において動作説明する。図10において、ステップ400〜413は、実施の形態4のステップ300〜313と同じであるので、説明を省略する。
ステップ414で、制御手段44給水弁37を動作し、ステップ415にてモータ28を駆動して回転ドラム24を回転駆動する。ステップ416にて水位が所定水位R1(例えば、160mm)で有るか否かを判断する。所定水位R1である場合は、ステップ417で給水弁37を停止する。所定水位R1でない場合はステップ414に戻る。ステップ418にて温度検知手段42で水温を検知し、温度が所定温度S2(例えば、50℃)で有るか否かを判断し、所定温度S2より低い場合はステップ422にてモータ28を止め、回転ドラム24を停止する。次いでステップ423にて制御手段44は排水弁36を動作して、ステップ424で次工程に移行する。所定温度S2より高い場合は、ステップ419で制御手段44は排水弁36を動作し、ステップ420にて水位が所定水位R2(例えば、60mm)で有るか否かを判断する。所定水位R2であればステップ421で排水弁36を停止し、ステップ414に戻る。所定水位R2でなければステップ419に戻る。
以上のように、本実施の形態においては実施の形態4に記載の注水冷却工程または排水冷却工程において、回転ドラムを駆動して衣類を撹拌するようにしたものである。
これにより、給水冷却工程で撹拌することで、より均一に加熱された衣類に新しい冷却水を浸透させて、排水冷却工程で撹拌することで、衣類からあたたまった冷却水をたたき出すことができ、より衣類の冷却効果を向上することができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、すすぎ工程において、すすぎ水をより効率良く衣類に浸透して、衣類のすすぎ効果を向上することができ、また同様に、高温洗浄後の冷却工程にて冷却水をより効率良く衣類に浸透して、加熱された衣類の温度を下げることができるものであるので、水平方向または略傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で、洗い、すすぎ、脱水の工程を行うドラム式洗濯機のみならず、さらに乾燥工程を実行できるドラム式洗濯乾燥機においても、適用できる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機の洗剤ケースの要部断面図 同ドラム式洗濯機のブロック制御回路図 同ドラム式洗濯機の入力設定手段および表示手段の拡大正面図 本発明実施の形態2におけるドラム式洗濯機の要部動作フローチャート 同ドラム式洗濯機のすすぎ工程図 本発明の実施の形態3におけるドラム式洗濯機の要部動作フローチャート 本発明の実施の形態4におけるドラム式洗濯機の要部動作フローチャート 同ドラム式洗濯機の冷却工程図 本発明の実施の形態5におけるドラム式洗濯機の要部動作フローチャート 従来のドラム式洗濯機の縦断面図
符号の説明
24 回転ドラム
24a 前面開口部
26 水受け槽
35 洗剤ケース
37 給水弁(給水手段)
38a 第1の給水ホース(第1の給水経路)
38b 第2の給水ホース(第1の給水経路)
38c 第3の給水ホース(第2の給水経路)
48 給水口金

Claims (6)

  1. 略水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包する水受け槽と、洗剤を収納する洗剤投入箱と、前記洗剤投入箱を引き出し自在に収容する洗剤ケースと、水道蛇口と連通し開閉することで給水の制御を行う給水手段とを備え、一端が前記給水手段と連通し途中前記洗剤ケースを介して他端が前記水受け槽に連通する第1の給水経路と、一端が前記第1の給水経路の途中と連通し他端が前記回転ドラムの前面開口部から前記回転ドラムの内部に向けて給水する位置に開口する第2の給水経路とを有するドラム式洗濯機。
  2. 第2の給水経路は、洗剤ケースにて第1の給水経路と分岐されるようにした請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 回転ドラムを回転駆動する駆動モータと、水受け槽内の洗濯水の水位を検知する水位検知手段と、前記水受け槽の底部に連通する排水経路の途中に設けられ開閉することで前記水受け槽内の洗濯水の排水を制御する排水手段と、前記水位検知手段等からのデータを入力し前記駆動モータ、給水手段および排水手段等を制御して一連の洗濯、すすぎ、脱水の各工程の動作を制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段は、すすぎ工程において、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで前記排水手段を閉塞した状態で前記給水手段を開放することで第1の給水経路および第2の給水経路から前記水受け槽内および前記回転ドラム内に給水する給水すすぎ工程と、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知した後、前記第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知するまで前記給水手段を閉塞した状態で前記排水手段を開放することで前記水受け槽内の洗濯水を排水する排水すすぎ工程とを、所定時間交互に実行するようにした請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 制御手段は、給水すすぎ工程および排水すすぎ工程の少なくとも一部において、駆動モータを駆動することで回転ドラムを回転駆動するようにした請求項3記載のドラム式洗濯機。
  5. 回転ドラムを回転駆動する駆動モータと、前記水受け槽内の洗濯水を加熱する加熱手段と、前記水受け槽内の洗濯水の温度を検知する温度検知手段と、水受け槽内の洗濯水の水位を検知する水位検知手段と、前記水受け槽の底部に連通する排水経路の途中に設けられ開閉することで前記水受け槽内の洗濯水の排水を制御する排水手段と、前記温度検知手段および水位検知手段等からのデータを入力し前記駆動モータ、加熱手段、給水手段および排水手段等を制御して一連の洗濯、すすぎ、脱水の各工程の動作を制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記加熱手段を制御して洗濯水を第1の所定温度に加熱して洗濯を行う高温洗濯工程を有し、前記高温洗濯工程終了後において、前記加熱された洗濯水が第2の所定温度になるまで、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知するまで前記排水手段を閉塞した状態で前記給水手段を開放することで第1の給水経路および第2の給水経路から前記水受け槽内および前記回転ドラム内に給水する給水冷却工程と、前記水位検知手段が第1の所定水位を検知した後、前記第1の所定水位より低い第2の所定水位を検知するまで前記給水手段を閉塞した状態で前記排水手段を開放することで前記水受け槽内の洗濯水を排水する排水冷却工程とを、交互に実行するようにした請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
  6. 制御手段は、給水冷却工程および排水冷却工程の少なくとも一部において、駆動モータを駆動することで回転ドラムを回転駆動するようにした請求項5記載のドラム式洗濯機。
JP2006230066A 2006-08-28 2006-08-28 ドラム式洗濯機 Pending JP2008049006A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230066A JP2008049006A (ja) 2006-08-28 2006-08-28 ドラム式洗濯機
CNU2007201532839U CN201121262Y (zh) 2006-08-28 2007-08-28 滚筒式洗衣机
CN2007101477681A CN101135097B (zh) 2006-08-28 2007-08-28 滚筒式洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230066A JP2008049006A (ja) 2006-08-28 2006-08-28 ドラム式洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008049006A true JP2008049006A (ja) 2008-03-06

Family

ID=39159413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006230066A Pending JP2008049006A (ja) 2006-08-28 2006-08-28 ドラム式洗濯機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2008049006A (ja)
CN (2) CN101135097B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187315A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2012187317A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
CN105887423A (zh) * 2016-06-21 2016-08-24 南京中竞科电子科技有限公司 一种滚筒洗衣机洗涤剂投放盒
CN113089255A (zh) * 2021-03-19 2021-07-09 海信(山东)冰箱有限公司 多筒洗衣机的加热控制方法和多筒洗衣机

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049006A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯機
CN102691196A (zh) * 2012-05-22 2012-09-26 江苏新安电器有限公司 一种滚筒洗衣机的加热保护装置及其方法
EP3358067A4 (en) * 2015-09-30 2019-06-12 LG Electronics Inc. WASHING MACHINE
CN113373656B (zh) * 2020-02-25 2022-03-18 无锡小天鹅电器有限公司 洗衣机水位检测装置和洗衣机
CN113493993B (zh) * 2020-04-03 2024-03-22 无锡小天鹅电器有限公司 前开式洗衣设备
CN113493990A (zh) * 2020-04-03 2021-10-12 无锡小天鹅电器有限公司 衣物处理设备及其控制方法
CN113430793B (zh) * 2021-06-18 2023-04-07 海信冰箱有限公司 洗衣机

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2459335Y (zh) * 2000-10-28 2001-11-14 高瑞光 节水高效多功能洗衣机
JP3993156B2 (ja) * 2003-10-23 2007-10-17 松下電器産業株式会社 ドラム式洗濯機
JP4111168B2 (ja) * 2004-05-18 2008-07-02 松下電器産業株式会社 ドラム式洗濯機
JP2008049006A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187315A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
JP2012187317A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sharp Corp 洗濯乾燥機
CN105887423A (zh) * 2016-06-21 2016-08-24 南京中竞科电子科技有限公司 一种滚筒洗衣机洗涤剂投放盒
CN113089255A (zh) * 2021-03-19 2021-07-09 海信(山东)冰箱有限公司 多筒洗衣机的加热控制方法和多筒洗衣机

Also Published As

Publication number Publication date
CN101135097A (zh) 2008-03-05
CN101135097B (zh) 2010-04-21
CN201121262Y (zh) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008049006A (ja) ドラム式洗濯機
JP5152238B2 (ja) 洗濯機
JP4591286B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP5828123B2 (ja) ドラム式洗濯機
KR101210999B1 (ko) 세탁기 및 그 급속 세탁방법
JP2012090829A (ja) ドラム式洗濯機
WO2012114753A1 (ja) ドラム式洗濯機
JP4591287B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2012170687A (ja) ドラム式洗濯機
JP2008055016A (ja) ドラム式洗濯機
JP2014236769A (ja) 洗濯機
JP2014212821A (ja) 洗濯機
KR100653767B1 (ko) 세탁기의 세탁방법
JP4811348B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP3983605B2 (ja) 洗濯機
JPH10235069A (ja) 洗濯機
JP2011115431A (ja) 洗濯機
JP2012170682A (ja) ドラム式洗濯機
JPH10272284A (ja) 洗濯機
JP4831188B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2003245490A (ja) 洗濯機
JP4591285B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP4356197B2 (ja) 洗濯機
JP2008099847A (ja) ドラム式洗濯機
JP4868011B2 (ja) ドラム式洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090417

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090519