JP2012170699A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】少量衣類の洗濯時に過度なヒータの運転時間を低減して省エネを推進すること。
【解決手段】水槽19内の洗濯水を加熱して洗浄を行う温水洗浄運転の開始時に、回転ドラム17内の衣類量を計測し、衣類量に応じて少なくとも3段階の衣類量に区分し、加熱手段(ヒータ)50の加熱時間を衣類量が少ないほど短く設定したことにより、特に少量衣類の洗濯時に加熱手段(ヒータ)50の運転時間を洗濯物の量に合わせて最適化することで、少量洗濯時に過度な加熱手段(ヒータ)50の運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は回転ドラム内で衣類の洗濯などを行うドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯機は図8のように構成していた。以下その構成を説明する。
図8に示すように、ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に設け、水槽3内に回転自在に配設している。ドラム1の回転中心に回転軸4の一端を固定し、回転軸4の他端にドラムプーリー5を固定している。モータ6は、ベルト7によりドラムプーリー5と連結し、ドラム1を回転駆動する。ドラム1の開口部に蓋8を開閉自在に設けている。水槽3は、洗濯機本体9よりばね体10で吊り下げ、防振ダンパー11により脱水時の振動が洗濯機本体9に伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の振動を低減する重り12を設けている。水槽3の下部には排水口117を設けている。給水弁13は、水槽3内に洗濯水を給水するもので、排水ポンプ14は、水槽3内の洗濯水を排水するものである。ヒータ15は、水槽3内の洗濯水を加熱するものである。制御装置16は、モータ6、給水弁13、排水ポンプ14、ヒータ15などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の工程を逐次制御する(例えば、特許文献1参照)。
以上のように構成されたドラム式洗濯機の動作を以下に説明する。
蓋8を開いてドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、洗濯工程では、給水弁13を駆動して水槽3内に洗濯水を給水する。洗濯水の水位が所定水位に達すると給水弁13の駆動を停止し、給水を終了する。その後、ドラム1はモータ6によって低速で回転駆動され、ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうして洗濯工程が進行する。洗濯工程を所定時間行った後、水槽3内の洗濯水を排水口117を経由して排水ポンプ14に貯水し、排水ポンプ14を駆動して排水し、中間脱水を行い、その後のすすぎ工程を行う。そのすすぎ工程においても洗濯工程と同様の動作を行う。脱水工程では、ドラム1は高速で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。
特開平10−201988号公報
ドラム式洗濯機で温水洗浄を行う場合、温水洗浄における省エネ競争が著しく、特に少量衣類の洗濯における省エネも必要である。
しかしながら、上記のような従来の構造では、洗濯時に定格の衣類量と同じコースプログラムで少ない衣類量を運転するため、水量とヒータの加熱時間、消費電力量は衣類量とともに低減はするが、最低限必要な水量と消費電力量は定格量の洗濯時と同様に必要なため、低減率が少ないという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、少量衣類の洗濯時に過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができるドラム式洗濯機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、水槽内に回転自在に配設され回転中心軸が水平または水平から傾斜した回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に洗濯水を給水する給水手段と、前記水槽内の洗濯水の温度を上げる加熱手段と、前記回転ドラム内の衣類量を量る衣類量検知手段と、前記モータ、給水手段、および加熱手段等を制御して洗浄、すすぎ、脱水等の各工程を実行する制御手段とを備え、前記水槽内の洗濯水を加熱して洗浄を行う温水洗浄運転の開始時に、前記回転ドラム内の衣類量を計測し、衣類量に応じて少なくとも3段階の衣類量に区分し、前記加熱手段の加熱時間を衣類量が少ないほど短く設定したものである。
これにより、特に少量衣類の洗濯時にヒータの運転時間を洗濯物の量に合わせて最適化することで、少量洗濯時に過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
本発明のドラム式洗濯機は、温水洗浄運転時、少量洗濯時に衣類量に応じてヒータの加熱時間を洗濯物の量に合わせて最適化することで、少量洗濯時に過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
本発明の実施の形態1に係るドラム式洗濯機の側断面図 同ドラム式洗濯機のブロック制御回路図 実施の形態1に係る要部動作フローチャート 実施の形態2に係る要部動作フローチャート 実施の形態3に係る要部動作フローチャート 実施の形態4に係る要部動作フローチャート 実施の形態5に係る要部動作フローチャート 従来のドラム式洗濯機の縦断面図
第1の発明は、水槽内に回転自在に配設され回転中心軸が水平または水平から傾斜した回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に洗濯水を給水する給水手段と、前記水槽内の洗濯水の温度を上げる加熱手段と、前記回転ドラム内の衣類量を量る衣類量検知手段と、前記モータ、給水手段、および加熱手段等を制御して洗浄、すすぎ、脱水等の各工程を実行する制御手段とを備え、前記水槽内の洗濯水を加熱して洗浄を行う温水洗浄運転の開始時に、前記回転ドラム内の衣類量を計測し、衣類量に応じて少なくとも3段階の衣類量に区分し、前記加熱手段の加熱時間を衣類量が少ないほど短く設定することで、特に少量衣類の洗濯時にヒータ運転時間を洗濯物の量に合わせて最適化することで、少量洗濯時に過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、衣類量が少ないほど、洗濯水の温度調整時に加熱手段の入り切り回数を少なくしたことで、衣類量が多いときはヒータの入り切りを頻繁に行うことで衣類全体が設定温度になるように調整して洗浄性能を向上し、衣類量が少ないときは、ヒータの入り切り回数を少なくして加熱時間を短くし、少量洗濯時の過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の制御手段は、加熱手段を入りにする前に、給水手段により給水して回転ドラム回転させる給水攪拌を開始し、前記加熱手段を入りにした後は
、入りにする前よりも前記回転ドラムの回転比率を低くしたことで、水を加熱しているときに攪拌(回転ドラムの回転)による放熱を抑え、さらにヒータの入り切り回数を少なくして省エネを推進できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯機の側断面図、図2は同ドラム式洗濯機のブロック制御回路図、図3は本発明の第1の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。
図1と図2において、回転ドラム17は、有底円筒形に形成され、外周部に多数の通水孔18が全面に設けられて、水槽19内に回転自在に配設されている。回転ドラム17の回転中心に傾斜方向に回転軸(回転中心軸)20が設けられ、回転ドラム17の軸心方向は正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させている。この回転軸20に、水槽19の背面に取り付けたモータ21が連結され、モータ21により回転ドラム17が正転、逆転方向に回転駆動される。回転ドラム17の内壁面には数個の突起板22が設けられている。
水槽19の正面側で本体23の上向き傾斜面に設けた開口部24を蓋体25により開閉自在に覆い、この蓋体25を開くことにより、開口部24、水槽衣類出入口26および回転ドラム衣類出入口27を通して回転ドラム17内に洗濯物を入れ、回転ドラム17内から洗濯物を取り出せるようにしている。蓋体25を上向き傾斜面に設けているため、使用者は洗濯物を出し入れする際に、腰を屈める具合を少なくして行うことができる。
水槽19は、本体23からばね体28とダンパー29により揺動可能に吊り下げられており、水槽19の内底部には、回転軸20の方向に長い凹状の排水溝30を設けている。この排水溝30にはヒータ50を配置している。この排水溝30の底部の背面側寄りには排水口31を設けており、この排水口31に排水コック37を接続し、排水コック37の出口側に排水経路32を接続し、排水経路32の他端を排水弁(排水手段)33に接続して、水槽19内の洗濯水を排水するようにしている。
第1の給水弁(給水手段)34aは、給水経路36を通して直接洗濯槽内に洗濯水を給水する。第2の給水弁(給水手段)34aは洗剤ケース35および給水経路38を通して水槽19内に洗濯水を給水する。また、水位検知手段48は、水槽19内の水位を検知するために設けられている。
制御装置39は、マイクロコンピュータで構成した制御手段40を有し、パワースイッチング手段41を介してモータ21、排水弁(DV)33、給水弁(FV)34などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一連の工程を逐次制御する。
制御手段40は、運転コース等を設定するための入力設定手段42からの情報を入力して、その情報を基に表示手段46で表示して使用者に知らせる。記憶手段47は、制御手段40により制御するのに必要なデータを記憶している。なお、49は電源スイッチである。
洗濯コース運転を開始すると布量検知工程に入り、ステップ106にて衣類量検知手段43で回転ドラム17内の洗濯物の量を判定し、ステップ107で洗濯物の量ごとにランク分けを行う。ステップ108で給水手段34aをオンすると洗濯水が給水され、ステップ109で第1の給水経路34bを通り、ステップ110で洗剤ケース35をとおり、ケ
ース内に投入された洗剤とともに洗濯槽内に給水される。このようにして洗剤は水槽内に流れ込む。
ステップ112で水位検知手段44で所定の給水水位S1(例えば70mm)を検知すると、ステップ113に移行して第1の給水手段34aを停止する。給水水位S1に至っていない場合、ステップ108に戻り給水を継続する。ステップ114でモータ21を駆動し、回転ドラム17を正転反転させ、給水攪拌をスタートする。ステップ115でヒータ50をオンして洗濯水を温め、ステップ116ではステップ107で区分した洗濯物の量のランクを確認し、ステップ117で洗濯物の量のランクによりヒータの停止時間を分ける。定格量W1(例えば8kg)の場合、ステップ118で所定のヒータ運転時間T1(例えば15分)を検知するとステップ121に移行してヒータ50を停止する。
所定時間T1に至っていない場合、ステップ116に戻りヒータ50を継続してオンする。同様に、洗濯物が定格1/2量(例えば4kg)の場合、ステップ119で所定のヒータ運転時間T1の約80%の時間T2(例えば12分)を検知するとステップ121に移行してヒータ50を停止する。洗濯物が定格1/4量(例えば2kg)の場合、ステップ120で所定のヒータ運転時間T1の約70%の時間T3(例えば10分)を検知するとステップ121に移行してヒータ50を停止する。
この動作により、特に少量衣類の洗濯時に洗浄性能を定格量の衣類とほぼ同じ水準を確保するようにヒータ運転時間を洗濯物の量に合わせて最適化することで、少量洗濯時に過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。本実施の形態の縦断面図は、実施の形態1と同じ構成であり、図1、図2および図4を使用して説明する。
実施の形態1と同様に、洗濯コースの運転を開始すると布量検知工程に入り、ステップ106にて衣類量検知手段43で回転ドラム17内の洗濯物の量を判定し、ステップ107で洗濯物の量ごとにランク分けを行う。その後、給水行程を経て給水攪拌を開始し、ステップ116にてヒータ50をオンする。ステップ116ではステップ107で区分した洗濯物の量のランクを確認し、ステップ117で洗濯物の量のランクによりヒータ50を停止する温度設定を分ける。
定格量W1(例えば8kg)の場合、ステップ118にて温度検知手段45で所定のヒータを停止する設定温度D1(例えば40℃)を検知するとステップ119に移行し、所定のヒータ運転時間T1(例えば15分)を検知するとステップ124に移行してヒータ50を停止する。ステップ118にて設定温度D1に至っていない場合および、ステップ119にて所定時間T1に至っていない場合は、ステップ116に戻りヒータ50を継続してオンする。同様に、洗濯物が定格1/2量(例えば4kg)の場合、ステップ120で所定のヒータを停止する設定温度D1より低い所定の設定温度D2(例えば38℃)を検知すると、ステップ121に移行し、ヒータ運転時間T1の約80%の時間T2(例えば12分)を検知するとステップ124に移行してヒータ50を停止する。
洗濯物が定格1/4量(例えば2kg)の場合、ステップ122で所定のヒータを停止する設定温度D2より低い所定の設定温度D3(例えば36℃)を検知すると、ステップ123に移行し、ヒータ運転時間T1の約70%の時間T3(例えば10分)を検知するとステップ124に移行してヒータ50を停止する。
この動作により、特に少量衣類の洗濯時に洗濯物の量が多い時よりヒータを停止する設定温度を下げることでヒータの停止時間を短く調整して、洗浄性能を定格量の衣類とほぼ同じ水準を確保するようにヒータ運転時間を洗濯物の量に合わせて最適化することで、さらに少量洗濯時に過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の第3の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。本実施の形態の縦断面図は、実施の形態1と同じ構成であり、図1、図2および図5を使用して説明する。
実施の形態1と同様に、洗濯コースの運転を開始すると布量検知工程に入り、ステップ106にて衣類量検知手段43で回転ドラム17内の洗濯物の量を判定し、ステップ107で洗濯物の量ごとにランク分けを行う。その後、給水行程においてステップ112ではステップ107で区分した洗濯物の量のランクを確認し、ステップ113で洗濯物の量のランクにより所定の洗い水位を分ける。定格量W1(例えば8kg)の場合、ステップ114にて水位検知手段44で所定の洗い水位S1(例えば70mm)を検知するとステップ117に移行して給水手段34を停止する。ステップ117にて所定の水位S1に至っていない場合は、ステップ113に戻り給水を継続する。
同様に、洗濯物が定格1/2量(例えば4kg)の場合は、ステップ115で所定の洗い水位S1より低い所定の水位S2(例えば60mm)を検知するとステップ117に移行して給水手段34を停止する。洗濯物が定格1/4量(例えば2kg)の場合は、ステップ115で所定の洗い水位S2より低い所定の水位S3(例えば50mm)を検知するとステップ117に移行して給水手段34を停止する。ステップ118でモータを駆動し、回転ドラム17を正転反転させ、給水攪拌をスタートする。
ステップ119でヒータ50をオンして洗濯水を温め、定格量W1の場合、ステップ120で所定のヒータ運転時間T1(例えば15分)を検知するとステップ123に移行してヒータ50を停止する。所定時間T1に至っていない場合、ステップ116に戻りヒータ50を継続してオンする。同様に、洗濯物が定格1/2量の場合、ステップ121で所定のヒータ運転時間T1の約80%の時間T2(例えば12分)を検知するとステップ123に移行してヒータ50を停止する。洗濯物が定格1/4量の場合、ステップ122で所定のヒータ運転時間T1の約70%の時間T3(例えば10分)を検知するとステップ123に移行してヒータ50を停止する。
この動作により、洗濯の給水工程において、洗濯物の量が少ない方が多いときよりも水位を下げて運転することで、さらに水量を少なく設定でき、一定水温に上がるまでの時間を短くすることができるため、所定温度までの加熱時間を短くできて省エネを推進することができ、さらに、少ない水で効率よく水温を上げることができるため、温水の洗浄効果も向上することができる。
(実施の形態4)
図6は本発明の第4の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。本実施の形態の縦断面図は、実施の形態1と同じ構成であり、図1、図2および図6を使用して説明する。
実施の形態1と同様に、洗濯コースの運転を開始すると布量検知工程に入り、ステップ106にて衣類量検知手段43で回転ドラム17内の洗濯物の量を判定し、ステップ107で洗濯物の量ごとにランク分けを行う。その後、給水行程を経て給水攪拌を開始し、ステップ116にてヒータ50をオンする。ステップ116ではステップ107で区分した
洗濯物の量のランクを確認し、ステップ117で洗濯物の量のランクにより所定の温調回数(ヒータを設定温度で入り切りする回数)を分ける。定格量W1(例えば8kg)の場合、ステップ118で所定の温調回数K1(例えば3回)を検知するとステップ119に移行し、所定のヒータ運転時間T1(例えば15分)を検知するとステップ124に移行してヒータ50を停止する。
ステップ118にて所定の温調回数K1に至っていない場合および、ステップ119にて所定時間T1に至っていない場合は、ステップ116に戻りヒータ50を継続してオンする。同様に、洗濯物が定格1/2量(例えば4kg)の場合、ステップ120で所定の温調回数K1より少ない所定の温調回数K2(例えば2回)を検知すると、ステップ121に移行し、ヒータ運転時間T1の約80%の時間T2(例えば12分)を検知するとステップ124に移行してヒータ50を停止する。
洗濯物が定格1/4量(例えば2kg)の場合、ステップ122で所定の温調回数K2より少ない所定の温調回数K3(例えば1回)を検知すると、ステップ123に移行し、ヒータ運転時間T1の約70%の時間T3(例えば10分)を検知するとステップ124に移行してヒータ50を停止する。
この動作により、洗濯物の量が少ない方が多いときよりも、設定の温度を検知してヒータ50を入り切りする回数を少なくすることで、衣類量が多いときはヒータの入り切りを頻繁に行うことで衣類全体が設定温度になるように調整して洗浄性能を向上し、衣類量が少ないときは全体の温度が均一に上がりやすくて洗浄ムラも少なくなるため、ヒータの入り切り回数を少なくして加熱時間を短くし、少量洗濯時の過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができる。
(実施の形態5)
図7は本発明の第5の実施の形態のドラム式洗濯機の要部動作フローチャートである。本実施の形態の縦断面図は、実施の形態1と同じ構成であり、図1、図2および図7を使用して説明する。
実施の形態1と同様に、洗濯コースの運転を開始すると布量検知工程に入り、ステップ106にて衣類量検知手段43で回転ドラム17内の洗濯物の量を判定し、ステップ107で洗濯物の量ごとにランク分けを行う。その後給水行程を経て、ステップ114で給水攪拌A(例えば35秒回転−4秒停止)を開始し、ステップ115でヒータ50をオンする。
ステップ116で給水攪拌Aより攪拌比率(回転比率)の少ない給水攪拌B(例えば20秒回転−7秒停止)を開始する。ステップ117ではステップ107で区分した洗濯物の量のランクを確認し、ステップ118で洗濯物の量のランクによりヒータの停止時間を分ける。各洗濯物の量のランクにあった設定時間で、ヒータ50を停止した後、ステップ123で給水攪拌Bを停止し、ステップ124で給水攪拌Bより攪拌比率が高い給水攪拌A(例えば35秒回転−4秒停止)を開始する。
この動作により、ヒータがオンしている間の給水攪拌の攪拌比率をヒータ停止時より低減して攪拌することで、温水を加熱しているときに攪拌による放熱を抑えて、省エネのため加熱時間を短くしても、温水温度を効率よく上げることができ、温水洗浄の効果を高めることができる。
なお、本実施の形態5のステップ119、120、121の前に、実施の形態4におけるステップ118、120、122を行ってもよく、攪拌(回転ドラムの回転)による放
熱を抑えることができるうえに、実施の形態4のときよりも温度調節回数(ヒータの入り切り回数)を少なくすることができるので、さらに省エネを推進できる。
以上のように、少量洗濯時に定格量の洗濯時と同じ洗浄性能を保持しながら、過度なヒータの運転時間を低減して、省エネを推進することができるドラム式洗濯機の提供を図ることができる。
17 回転ドラム
19 水槽
20 回転軸(回転中心軸)
21 モータ
34 給水手段
39、40 制御手段
50 加熱手段

Claims (3)

  1. 水槽内に回転自在に配設され回転中心軸が水平または水平から傾斜した回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に洗濯水を給水する給水手段と、前記水槽内の洗濯水の温度を上げる加熱手段と、前記回転ドラム内の衣類量を量る衣類量検知手段と、前記モータ、給水手段、および加熱手段等を制御して洗浄、すすぎ、脱水等の各工程を実行する制御手段とを備え、前記水槽内の洗濯水を加熱して洗浄を行う温水洗浄運転の開始時に、前記回転ドラム内の衣類量を計測し、衣類量に応じて少なくとも3段階の衣類量に区分し、前記加熱手段の加熱時間を衣類量が少ないほど短く設定したドラム式洗濯機。
  2. 制御手段は、衣類量が少ないほど、洗濯水の温度調整時に加熱手段の入り切り回数を少なくした請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 制御手段は、加熱手段を入りにする前に、給水手段により給水して回転ドラム回転させる給水攪拌を開始し、前記加熱手段を入りにした後は、入りにする前よりも前記回転ドラムの回転比率を低くした請求項2記載のドラム式洗濯機。
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