JP2012217460A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換経路内での洗剤水の泡立ちを抑え、回転ドラム発生した洗剤泡が温風排出口から熱交換経路内に浸入しにくいドラム式洗濯乾燥機を提供すること。
【解決手段】加熱手段11により加熱された空気を水受け槽2に導く前面送風経路10と、水受け槽2内の空気を排出する温風排出口18と、洗濯物の水蒸気を含んだ高温の空気を送風手段9まで導くとともに除湿を行う熱交換経路13とを備え、洗い工程時には温風排出口18を水没する位置に設ける。これにより、熱交換経路内を泡立ちにくくするとともに、回転ドラム内で発生した洗剤泡が熱交換経路内に浸入しにくいため、洗い工程を中断しなくて済み、所定の洗浄性能を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、略水平方向または斜め方向に回転中心軸を有する回転ドラムで洗い、すすぎ、脱水、乾燥などの各工程を逐次制御するドラム式洗濯乾燥機に関する。
従来、この種のドラム式洗濯乾燥機は、水受け槽2内の空気を排出する洗剤ケースを水受け槽102の背面に設け、温風送風口119を水受け槽102の前面に設けている(例えば、特許文献1参照)。
図2は、特許文献1の従来のドラム式洗濯乾燥機の一部切欠した斜視図を示すものである。図3は従来のドラム式洗濯乾燥機の要部断面図を示すものである。
送風ファン109は前面送風経路110を介して水受け槽102内に送風する。送風ファン109と前面送風経路110との間にヒータ111を配置し、水受け槽102内と送風ファン109との間に熱交換経路113が連通している。水受け槽102には、水受け槽102内の空気を排出する洗剤ケースを水受け槽102に設け、温風送風口119を水受け槽102の前面に設けている。
上記構成において、洗い、すすぎ、脱水、乾燥工程が逐次行われる。
回転ドラム104内に洗濯物を投入し、洗剤ケース内に所定量の洗剤を投入した後、洗い工程を開始すると、洗濯用給水弁114が開き、水受け槽102内に洗濯水とともに洗剤が水受け槽102内に入る。洗濯水の水位が所定水位に達すると洗濯用給水弁114の駆動を停止し、給水を終了する。なお、洗濯所定水位は洗剤ケース上端部よりも低い位置としている。次に、回転ドラム104が回転し、投入された洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうして洗い工程が進行する。洗い工程が終わると洗濯水を排水する。排水が終わると回転ドラム104を高速回転し脱水を行う。さらに脱水工程が終了すると乾燥工程へ移行する。しかし、熱交換経路113内の洗濯水は回転ドラム104の回転の影響を受けて泡立ちやすい。
そこで、泡検知機能である電極センサ62、64を設けて泡を検知している(例えば、特許文献2参照)。図4は特許文献2における従来のドラム式洗濯機の側断面図である。
泡が過剰発生した際は、発生した洗剤泡が、排気口71から除湿部63内に入り込むと共に、送風口70から温風送風経路61内に入り込む。このとき、泡検知手段58の第1の電極62と第2の電極64のうち、相対的に低い位置にある第1の電極62に先に洗濯泡が付着することとなり、共通の電極60との間の抵抗値が低下したことを抵抗値判定回路59が検知することで、洗剤泡の過剰発生を検知する。
特開平11−333185号公報 特開2009−82316号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、泡が水面上に発生し、回転ドラム104の回転にともない、洗剤ケースから熱交換経路113内に多く浸入し、送風ファン109、およびヒータ111に達する恐れがある。
また、特許文献2の構成では、泡を検知すると回転ドラム30の回転休止時間を長くして、過剰に発生した洗濯泡を消す。それでも泡が消えない場合には、給水弁47を動作させて水槽32内に給水すると共に、排水弁46を動作させて洗濯水を排水する。これによって、過剰発生した洗剤泡は、給水された水により押し出されるように排出される。所定時間の後、排水弁46の動作を停止し、排水弁46のみを動作させて、所定水位までの給水を行う。これによって洗濯水の洗剤濃度が薄められる。このように、洗い工程が中断したり、洗剤濃度が薄められたりすることで洗浄性能が十分に得られないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、熱交換経路内での洗剤水の泡立ちを抑え、回転ドラム発生した洗剤泡が温風排出口から熱交換経路内に浸入しにくいドラム式洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯乾燥機は、周壁に複数の透孔を設け、水平方向または正面側から背面側に向けて下向きに傾斜した回転軸を有する有底円筒形の回転ドラムと、本体内に揺動可能に支持され前記回転ドラムを内包する水受け槽と、前記回転ドラム内に風を送り込む送風手段と、前記送風手段と前記回転ドラムとの間に位置し、前記送風手段により送風された風を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を前記水受け槽の前面に導く前面送風経路と、前記水受け槽内の空気を排出する温風排出口と、前記透孔から、前記水受け槽と前記回転ドラムとの間に排出された洗濯物の水蒸気を含んだ高温の空気を前記送風手段まで導くとともに除湿を行う熱交換経路と、洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の各工程を制御する制御装置とを備え、前記洗い工程時には前記温風排出口を水没する位置に設けたものである。
このような構成によって、前記温風排出口が水没する位置にあるため、洗い工程時の洗剤泡は、前記熱交換経路内の洗剤水を泡立ちにくくすることができる。また、回転ドラム内で発生した洗剤泡を前記温風排出口から前記熱交換経路内に浸入しにくくできる。このため、泡検知によって洗い工程を中断することがなく、所定の洗浄性能を得ることができる。
本発明のドラム式洗濯乾燥機は、熱交換経路内を泡立ちにくくするとともに、回転ドラム内で発生した洗剤泡が熱交換経路内に浸入しにくいため、洗い工程を中断しなくて済み、所定の洗浄性能を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の縦断面図 従来のドラム式洗濯乾燥機の一部切欠した斜視図 従来のドラム式洗濯乾燥機の要部断面図 従来のドラム式洗濯機の側断面図
第1の発明のドラム式洗濯乾燥機は、周壁に複数の透孔を設け、水平方向または正面側から背面側に向けて下向きに傾斜した回転軸を有する有底円筒形の回転ドラムと、本体内に揺動可能に支持され前記回転ドラムを内包する水受け槽と、前記回転ドラム内に風を送り込む送風手段と、前記送風手段と前記回転ドラムとの間に位置し、前記送風手段により送風された風を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を前記水受け槽の前面に導く前面送風経路と、前記水受け槽内の空気を排出する温風排出口と、前記透孔から、前記水受け槽と前記回転ドラムとの間に排出された洗濯物の水蒸気を含んだ高温の空気を前記送風手段まで導くとともに除湿を行う熱交換経路と、洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の各工程を制御する制御装置とを備え、前記洗い工程時には前記温風排出口を水没する位置に設けたものである。
このような構成によって、前記温風排出口が水没する位置にあるため、洗い工程時の洗剤泡は、前記熱交換経路内の洗剤水を泡立ちにくくすることができる。また、回転ドラム内で発生した洗剤泡を前記温風排出口から前記熱交換経路内に浸入しにくくできる。このため、泡検知によって洗い工程を中断することがなく、所定の洗浄性能を得ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のドラム式洗濯乾燥機は、制御装置は、すすぎ工程時の水位は、洗い工程時の水位よりも高くしたものである。このため、すすぎ工程においては、回転ドラムが回転しても熱交換経路内の洗濯水が波立つなど回転ドラムの回転の影響を受けにくいため、洗い工程時の熱交換経路内の水面近傍の壁面に泡やリントが付着して残ってしまうおそれがあるが、すすぎ工程の水位は、洗い工程の水位より高くしているため、熱交換経路13内のすすぎ工程時の水位も洗い工程時の水位よりも高くなる。このため、洗い工程時に熱交換経路内の壁面に残った泡やリントなどの異物を十分すすぐことができ、熱交換経路内を清潔に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態1〜6について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の縦断面図である。図1に示すように、回転ドラム4は、有底円筒形に形成し外周部に複数の透孔を全面に設けている。また、回転ドラム4は水受け槽2内に回転自在に配設されている。回転ドラム4は正面側から背面側に向けて下向きに傾斜している回転軸17を有している。回転軸17により水受け槽2の外底部に固着したモータ6に直結された回転ドラム4は正転、逆転方向に回転駆動する。回転ドラム4の内壁面には複数の突起板20を設けている。
水受け槽2の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体3により開閉自在に覆っている。蓋体3を開くことにより回転ドラム4内に洗濯物を出し入れできるようになっている。蓋体3を上向き傾斜面に設けているため、洗濯物を出し入れする際、腰を屈めることなく行うことができる。
水受け槽2は本体1よりばね体(図示せず)とダンパー5により揺動可能に吊り下げている。水受け槽2の下部には排水口を設け、排水弁8に接続して水受け槽2内の洗濯水を排水する。給水弁14は洗剤ケース12を通して水受け槽2内に水を給水する。水位検知手段(図示せず)は水受け槽2内の水位を検知する。
なお、本実施の形態1では、回転ドラム4の回転中心に傾斜方向に回転軸17を設け、回転ドラム4の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、回転ドラム4の回転中心に水平方向に回転軸17を設け、回転ドラム4の軸心方向を水平方向に配設してもよい。
乾燥機能は、加熱手段であるヒータ11、送風手段である送風ファン9および送風経路であるファンケース15を有している。送風ファン9は回転ドラム4内に風を送り込む。ヒータ11は、回転ドラム4との間に位置し、送風ファン9により送風された風を加熱する。ファンケース15は、ヒータ11と送風ファン9とを内部に収容しており、本体1に取り付けられている。
水受け槽2の背面には、水受け槽2内の空気を排出する温風排出口18が設けられている。水受け槽2の前面には、温風送風口19が設けられている。温風排出口18は、洗い工程時には水没する位置に設けられている。また、温風排出口18は熱交換経路13と接続している。
熱交換経路13は、回転ドラム4の透孔から水受け槽2と回転ドラム4との間に排出された洗濯物の水蒸気を含んだ高温の空気を、送風ファン9まで導くとともに除湿を行う。熱交換経路13は、送風ファン9に連通するように設けられており、ファンケース15の吸気端に接続されている。一方、ファンケース15の排気端は、前面送風経路10の一端に接続されている。前面送風経路10の他端は、水受け槽2の温風送風口19と接続しており、前面送風経路10はヒータ11により加熱された空気を水受け槽2に導く。また、回転ドラム4の背面には、温風排出口18の対応位置に背面透孔が設けられ、この背面透孔及び回転ドラム4の外周部の複数の透孔を通過した空気が温風排出口18から排出される。排出された空気は、熱交換経路13を通り、ファンケース15に吸気される。ファンケース15から排気された空気は、前面送風経路を通り、温風送風口19から回転ドラム4内に送風される。
冷却水供給手段である冷却用給水弁(図示せず)は、冷却水ホース(図示せず)を介し熱交換経路13に冷却水を給水する。
熱交換経路13の下方には、導電性液体の有無を検知する電極センサ21を配置し、循環経路内の状態を検知するように設けている。
上記構成になるドラム式洗濯乾燥機は、制御装置16による制御動作により洗い工程、すすぎ工程、脱水工程および乾燥工程が実行される。
次に上記構成において動作を説明する。
蓋体3を開いて回転ドラム4内に洗濯物を投入し、洗剤ケース12内に所定量の洗剤を投入した後、運転を開始させると、まず、洗い工程を実行する。洗い工程において、給水弁14が動作して洗濯水が給水され、その洗濯水は洗剤ケース12を通り、洗剤とともに水受け槽2内に入る。水受け槽2内の水位が所定水位に達すると、回転ドラム4の回転を開始し、洗い工程を所定時間実行する。
なお、この時の回転ドラム4の第2の所定回転速度での回転により、回転ドラム4内に収容された洗濯物は回転ドラム4の内周壁に設けられた突起板20によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する撹拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗濯がなされる。
洗い工程を所定時間行った後、洗い工程を終了し、第1排水工程を実行する。第1排水工程においては、排水弁8が動作して、排水が実行される。この時、水受け槽2内の洗濯水は、排水口7および排水弁8を介して、機外に排水される。その後、第1脱水工程に移行する。
第1脱水工程においては、洗濯物に含まれた洗濯水を回転ドラム4を所定回転速度(例えば、900r/min)まで立ち上げて、この所定回転速度で所定時間回転させ、洗濯物に含まれた洗濯水を脱水する。
第1脱水工程を所定時間行った後、給水弁14が動作して、水受け槽2内に洗剤ケース12介して水が注水され、第1すすぎ工程を所定時間実行する。
その後、第1排水工程と同様に第2排水工程が実行され、第1脱水工程と同様に第2脱水工程が実行された後、第1すすぎ工程と同様に第2すすぎ工程が実行される。さらに、第1排水工程および第2排水工程と同様に第3排水工程が実行され、第1脱水工程および第2脱水工程と同様に最終脱水工程が実行される。第1すすぎ工程と第2すすぎ工程の所定水位は、洗い工程の所定水位よりも高く設定している。
乾燥工程では、送風ファン9の回転により送風された空気は、ヒータ11によって所定温度に加熱され、前面送風経路10を介して、温風送風口19から水受け槽2に内包された回転ドラム4に送風される。その加熱された温風は、回転ドラム4内の撹拌されている状態の湿った洗濯物から水分を奪い除湿し、蒸気を含む湿った温風となる。その後、湿った温風は、回転ドラム4内から透孔及び背面透孔を通り、水受け槽2に排出され、さらに、温風排出口18から排出され熱交換経路13へ送風される。
熱交換経路13内に送られてきた洗濯物の水蒸気を含んだ高温の湿った温風は、熱交換経路13を上昇する。このとき、冷却用給水弁はON状態となっており、冷却水は熱交換経路13内を流れ落ち、冷却水と湿った温風の間で熱交換作用が行われ、湿った温風は除湿される。
熱交換作用を行った冷却水はその後水受け槽2と連通した排水口7から排出され、排水弁8を介して機外に排出される。
このように除湿工程を経た湿った温風は、冷却、除湿された高温の空気となり、ファンケース15の吸気端からファンケース15内に送られ、送風ファン9に至る。
上記のような空気の循環により、洗濯物は徐々に乾燥され、所定時間経過後、または、洗濯物が所定の乾燥度になると乾燥工程を終了する。
このような洗い工程中に電極センサ21が泡を検知した場合には、排水を開始し回転ドラム4を回転させることで喫水面の泡の消去を促進すると同時に衣類から泡を出していく。水受け槽2内の水が徐々に抜けて所定水位まで排水が完了したら回転ドラム4の動作を所定時間運転し、その後、前回水位まで給水し撹拌動作を行い、洗い工程を終了する。
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機について、以下、その作用、効果を説明する。
本発明に係るドラム式洗濯機では、水受け槽2内の空気を排出する温風排出口18を洗い工程時に水没する位置に設けているため、回転ドラム4が回転しても熱交換経路13内の洗濯水が波立って泡立つなど回転ドラム4の回転の影響が受けにくいため、熱交換経路13内が泡立ち過ぎることを防止できる。
また、回転ドラム4が回転によって泡が発生しても、泡は喫水面上に発生するため、喫水面上の泡は、水受け槽2内の空気を排出する温風排出口18を洗い工程時に水没する位置に設けているため、熱交換経路13内に侵入はしづらく、熱交換経路13内に泡が多くなることを防止できる。
その結果、熱交換経路13内の泡が多いため、電極センサ21が泡検知し、洗濯水を排水してしまい、その結果、洗浄性能が得られないと結果を回避できる。
さらに、熱交換経路13内の泡が多いため、泡が電極センサ21の検知をすり抜けて、送風ファン9、およびヒータ11に到達してしまうことを回避することができる。
また、すすぎ工程においては、回転ドラム4が回転しても熱交換経路13内の洗濯水が波立つなど回転ドラム4の回転の影響を受けにくいため、洗い工程時の熱交換経路13内の水面近傍の壁面に泡やリントが付着して残ってしまうおそれがあるが、すすぎ工程の水位は、洗い工程の水位より高くしているため、熱交換経路13内のすすぎ工程時の水位も洗い工程時の水位よりも高くなる。このため、洗い工程時に熱交換経路13内の壁面に残った泡やリントなどの異物を十分すすぐことができ、熱交換経路13内を清潔に保つことができる。
その結果、すすぎ工程時に水受け槽2内の水の水分が熱交換経路13内壁面の異物を通じて電極センサ21に到達する可能性を低減できる。このため、電極センサ21に泡が到達していないにも関わらず検知してしまうといった電極センサ21の誤検知を防止することができる。これによって間違って洗濯水を排水してしまい、洗浄性能を低下させることを回避することができる。
また、乾燥時には温風排出口18から排出された空気が、熱交換経路13を通るため異物が残っているとヒータ11に達する恐れがある。しかし、すすぎ工程の水位は、洗い工程の水位より高くしているため、熱交換経路13内の壁面に残った泡やリントなどの異物を十分すすぐことができ、ヒータ11に泡や異物が達する可能性を低減できる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯乾燥機は、洗い行程中に発生した洗剤泡が温風排出口から熱交換経路内に浸入しにくいことから、洗い工程を中断することがなく、所定の洗浄性能を得ることが可能となる。よって、略水平方向または斜め方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で洗い、すすぎ、脱水、乾燥などの各工程を逐次制御するドラム式洗濯乾燥機として有用である。
1 本体
2 水受け槽
3 蓋体
4 回転ドラム
5 ダンパー
6 モータ
7 排水口
8 排水弁
9 送風ファン(送風手段)
10 前面送風経路
11 ヒータ(加熱手段)
12 洗剤ケース
13 熱交換経路
14 給水弁
15 ファンケース
16 制御装置
17 回転軸
18 温風排出口
19 温風送風口
20 突起板
21 電極センサ

Claims (2)

  1. 周壁に複数の透孔を設け、水平方向または正面側から背面側に向けて下向きに傾斜した回転軸を有する有底円筒形の回転ドラムと、
    本体内に揺動可能に支持され前記回転ドラムを内包する水受け槽と、
    前記回転ドラム内に風を送り込む送風手段と、
    前記送風手段と前記回転ドラムとの間に位置し、前記送風手段により送風された風を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱された空気を前記水受け槽の前面に導く前面送風経路と、
    前記水受け槽内の空気を排出する温風排出口と、
    前記透孔から、前記水受け槽と前記回転ドラムとの間に排出された高温の空気を前記送風手段まで導くとともに除湿を行う熱交換経路と、
    洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の各工程を制御する制御装置とを備え、
    前記温風排出口は、洗い工程時に水没する位置に設けたドラム式洗濯乾燥機。
  2. 前記制御装置は、すすぎ工程時の水位を洗い工程時の水位よりも高くするようにした請求項1に記載のドラム式洗濯乾燥機。
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