JP2017051221A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】布傷みし易い衣類にダメージを与えることなく、かつ、しっかり洗濯できる洗濯機を提供することを目的とする。【解決手段】洗濯液を溜める水槽540と、水槽540内に回転可能に配設され、前面または上面に開口部を設け、衣類が収容される収容槽510と、収容槽を駆動するモータ520と、水槽540に溜めた洗濯液を加熱するヒータ616と、を備え、洗濯機本体の通電時にデフォルトとして設定されている標準コースと、モータの稼働率が標準コースよりも低い第一のコースと、モータの稼働率が標準コースよりも低く、モータの稼働率が第一のコースより高い第二のコースと、を有し、第二のコースにおいて、ヒータ616を通電するように構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、衣類を洗濯する洗濯機に関する。
衣類などの繊維製品には、洗い方、漂白剤の可否、アイロンのかけ方、ドライクリーニングの可否、絞り方、干し方など、繊維製品の取り扱いに関する表示記号及び表示方法として、洗濯表示マークが取り付けられている。
従来、洗濯機において、洗い方として「弱」のマークが付された布傷みや縮みを発生し易い衣類は、洗い工程を、回転ドラムを180度より小さい角度で正方向および逆方向に回転駆動する揺り洗い工程と、揺り洗い工程の途中で間欠的に回転ドラムの回転角度を180度以上に回転制御する反復工程とを行わせることで、衣類に優しい洗濯を実現してきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−131117号公報
しかしながら、特許文献1の構成は、揺り洗いにより衣類にかかる機械力が少ないため、十分な洗浄性能を得られない場合があり、一方、揺り洗い工程や反復工程の回数や頻度を上げると、衣類にかかる機械力が増えて洗浄性能は上がるが、布傷みや縮みが増大してしまう、という課題があった、
本発明は、上記の洗浄性能の向上と布傷みの低減を両立させるための効率的な洗浄を行う洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗浄水を溜める水槽と、前記水槽に内包され衣類を収容する収容槽と、前記収容槽を駆動するモータと、前記水槽の下部に設けられた排水口と、前記水槽内の水を温めるヒータと、前記モータ、ヒータ等を制御して、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程を順次実行する制御手段と、を備えている。前記制御手段は、複数の洗濯コースを備え、前記複数の洗濯コースは、洗濯機本体の通電時にデフォルトとして設定されている標準コースと、前記モータの稼働率が前記標準コースよりも低い第一のコースと、前記モータの稼働率が前記標準コースよりも低く、前記モータの稼働率が前記第一のコースより高い第二のコースと、を有し、前記第二のコースにおいて、前記ヒータを通電するようにしたものである。
上記構成によれば、衣類に与える機械力の強めることなく、洗浄性能の向上が実現でき、布傷みを抑制することが可能となる。
本発明に係る洗濯機は、衣類に与える機械力の強弱だけによる洗浄性能と布傷みのコントロールと異なり、それらトレードオフの関係を両立させる事が可能となる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の概略的なブロック図 同洗濯機の概略的な斜視図 同洗濯機の概略的な断面図 同洗濯機における洗い工程のタイムチャート 同洗濯機における各運転コースでの洗浄性能と布傷み性を示す図 本発明の実施の形態2における洗濯機の概略的なブロック図 同洗濯機の概略的な断面図 同洗濯機の概略的な正面図 同洗濯機の概略的な側面図 同洗濯機の泡生成部の概略的な透過図 同洗濯機における洗い工程のタイムチャート 本発明の実施の形態3における洗濯機の洗い工程のタイムチャート 本発明の実施の形態4における洗濯機の洗い工程のタイムチャート
以下、図面を参照しつつ、例示的な洗濯機が説明される。尚、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」、「右」などの方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とする。したがって、これらの用語は、洗濯機の原理を何ら限定するものではない。以下に開示される洗濯機は、衣類を洗濯する洗濯機能だけでなく、衣類を乾燥する乾燥機能を有する。代替的に、衣類処理装置は、乾燥機能を有さない洗濯機であってもよい。
(第1の実施の形態)
(洗濯機)
図1は、第1実施形態の洗濯機100の概略的なブロック図である。図1を参照して、洗濯機100が説明される。尚、図1に示される実線矢印は、水の流れを表す。図1に示される点線矢印は、空気の流れを表す。図1に示される鎖線矢印は、制御信号の伝達経路を表す。
洗濯機100は、主筐体200と、制御部300と、給水機構400と、洗濯機構500と、乾燥機構700と、を備える。主筐体200は、制御部300と、給水機構400と、洗濯機構500と、乾燥機構700と、を収容する。制御部300は、給水機構400と、洗濯機構500と、乾燥機構700と、を制御する。また、操作部310を操作することにより、使用者が洗濯コースを選んだり、コース運転を実行・停止することができる。
洗濯機100は、衣類を洗う洗い工程と、衣類を濯ぐ濯ぎ工程と、衣類を脱水する脱水工程と、衣類を乾燥する乾燥工程と、を順次実行してもよい。
洗濯機構500は、衣類が収容される収容槽510と、収容槽510を駆動するモータ520と、を備える。モータ520は、制御部300の制御下で、収容槽510を駆動する。洗い工程において、収容槽510は、洗剤を含む液体中で、衣類を攪拌する。この結果、衣類は、適切に洗浄される。濯ぎ工程において、収容槽510は、洗い工程よりも低い洗剤濃度を有する水中で衣類を攪拌する。また、濯ぎ工程において、収容槽510への給水及び収容槽510からの排水が繰り返される。この結果、洗剤は、衣類から適切に取り除かれる。脱水工程において、収容槽510は、遠心力を利用して、衣類から脱水する。この結果、衣類の乾燥が促進される。乾燥工程において、収容槽510に乾燥空気が供給される。乾燥空気の湿度は低く、且つ、温度は高いので、衣類は収容槽510内で適切に乾燥される。乾燥空気が供給されている間、収容槽510は、衣類を攪拌する。この結果、衣類は、適切に乾燥されることとなる。
給水機構400は、上述の洗い工程及び濯ぎ工程において、収容槽510に水を供給す
る。給水機構400は、蛇口に接続される給水口410と、切替弁420と、洗剤が収容される洗剤収容部430と、を備える。給水口410に供給された水は、切替弁420に至る。切替弁420は、収容槽510に水が直接的に向かう第1給水経路421と、洗剤収容部430を通じて収容槽510に水が供給される第2給水経路422と、の間で、給水経路を切り替える。第1給水経路421は、例えば、濯ぎ工程において用いられてもよい。この結果、水道水が収容槽510に直接的に供給される。第2給水経路422は、例えば、洗い工程に用いられてもよい。切替弁420が第2給水経路422を開くと、水は、洗剤収容部430に流入する。洗剤収容部430内において、水及び洗剤が混合される。この結果、洗剤を含有する水が、収容槽510に流入する。本実施形態において、第2給水経路422を規定する管路は、給水管として例示される。給水機構400は、給水部として例示される。
乾燥機構700は、収容槽510から送り出された空気を受けるエアフィルタ710と、エアフィルタ710を通過した空気と熱を交換する熱交換部720と、熱交換部720を通過した空気を送り出す送風ファン730と、を備える。エアフィルタ710は、収容槽510から送り出された空気からリントを除去する。したがって、清浄化された空気が、熱交換部720に流入する。乾燥工程において、制御部300は、熱交換部720を起動させてもよい。熱交換部720は、空気を除湿並びに加熱する。この結果、衣類を乾燥させるのに適した乾燥空気が生成される。制御部300は、洗い工程から脱水工程の間、熱交換部720を停止させてもよい。この結果、熱交換部720は、電力を不必要に消費しない。代替的に、制御部300は、洗い工程において、熱交換部720を起動させてもよい。この結果、熱交換部720から空気に受け渡された熱を利用して、洗剤が活性化されてもよい。本実施形態において、乾燥機構700は、送風部として例示される。
図2は、洗濯機100の概略的な斜視図である。図1及び図2を参照して、洗濯機100が更に説明される。
主筐体200は、前壁210と、前壁210とは反対側の後壁220と、前壁210と後壁220との間で立設された左壁230と、左壁230とは反対側の右壁240と、前壁210、後壁220、左壁230及び右壁240の上縁に囲まれた天壁250と、天壁250とは反対側の底壁260と、を含む。図1を参照して説明された給水口410は、天壁250上で露出している。使用者は、例えば、ホースを用いて、給水口410と蛇口(図示せず)とを接続することができる。
洗濯機100は、前壁210に取り付けられた扉体101を更に備える。扉体101は、前壁210に沿う閉位置と、前壁210から突出した開位置と、の間で回動する。尚、図2に示される扉体101は、開位置に存する。扉体101が開位置に存するとき、収容槽510が規定する投入口511が露出する。使用者は、扉体101を開位置へ回動し、投入口511を通じて、衣類を収容槽510に投入することができる。
図3は、洗濯機100の概略的な断面図である。図1及び図3を参照して、洗濯機100が更に説明される。
収容槽510は、衣類が収容される回転ドラム530と、回転ドラム530が収容される水槽540と、を含む。回転ドラム530は、投入口511を規定する内環壁531と、内環壁531とは反対側の内底壁532と、内環壁531と内底壁532との間の円筒状の内周壁533と、を含む。水槽540は、前壁210と内環壁531との間に配置される外環壁541と、後壁220と内底壁532との間に配置される外底壁542と、外環壁541と外底壁542との間で内周壁533を取り囲む外周壁543と、を含む。本実施形態において、回転ドラム530は、内槽として例示される。水槽540は、外槽と
して例示される。
水槽540底部には、洗濯液を加熱するヒータ550を備えている。ヒータ550で洗濯液を加熱することにより、衣類等の汚れをより効率的に除去することができる。
モータ520は、駆動力を発生させる本体部521と、駆動力を回転ドラム530へ伝達する駆動シャフト522と、を含む。駆動シャフト522は、外底壁542を貫通し、内底壁532に接続される。
水槽540内の水は、排水管560を経て、排水弁580の開閉により、主筐体200外への排水経路を規定する排水管570から排出される。
乾燥機構700は、エアフィルタ710と熱交換部720と送風ファン730とに加えて、収容槽510から送風ファン730への空気の流動経路を規定する吸気管750と、送風ファン730から送り出される空気の流れを規定する送気管760と、を備える。エアフィルタ710及び熱交換部720は、吸気管750内に配置される。送風ファン730は、吸気管750と送気管760との接続部に配置される。送風ファン730が回転すると、吸気管750内において負圧環境が作り出される一方で、送気管760内において正圧環境が作り出される。
図4は、洗濯機100における洗い工程のタイムチャートである。図5は、各運転コースでの洗浄性能と布傷み性を示す図である。図1、図3、図4および図5を参照して、洗濯機100が更に説明される。
洗濯機100は、種々の衣類の洗濯ができるように、複数の洗濯コースを備えている。例えば、毎日着る普段着を日常的に洗濯する標準的なコースとしての標準コースは、洗い工程、濯ぎ工程、脱水工程を速やかに進め、運転時間を短くすることで利便性を上げる必要がある。即ち、短時間で所望の洗浄性能を確保する必要があるため、洗い工程中のモータの稼働率が高く(本実施の形態では、例えば、モータの稼働率は、70〜90%)となっている。また、回転ドラム530の回転数も高く(本実施の形態では、例えば、回転ドラムの回転数は、40〜50r/min)となっている。
また、洗濯機100は、毎日の洗濯で、毎回標準コースを選択する煩わしさを省くため、洗濯機100を通電した際は、操作部310にデフォルト設定として標準コースが表示されるようになっている。
更に、洗濯機100は、セータ等の非常に傷み易いデリケートな衣類(以下、デリケート衣類と称する)や、デリケート衣類よりも機械力にやや強い、洗い方として「弱」のマークが付された布傷みや縮みを発生し易い衣類(以下、弱マーク衣類と称する)などを優しく洗濯する第一のコースを備える。
第一のコースは、デリケート衣類にダメージを与えないように、回転ドラム530を小さい角度(本実施の形態では、例えば、回転ドラムの角度は、180度以下)で、正方向および逆方向に揺り動かす揺り洗い工程を実施する。この揺り洗い工程は、標準コースの洗い工程のモータ稼働率よりも低く(本実施の形態では、例えば、モータ稼働率は、5〜25%)、回転ドラム530の回転数も低く(本実施の形態では、例えば、ドラムの回転数は、30〜40r/min)設定されており、その結果、衣類に優しい洗濯を実現している。また、揺り洗い工程の途中で間欠的に回転ドラム530の回転角度を180度以上に回転制御する反復工程とを行わせることで、衣類の濡れ性を確保している。
しかしながら、第一のコースは、衣類に優しい一方で、モータ稼働率の低さ等から所望の洗浄性能を確保できない場合が想定される。特に、セータ等のデリケート衣類よりも機械力にやや強い、弱マーク衣類などにとって第一のコースは機械力不足である。即ち、揺り洗い工程では、衣類が揺り動くだけで機械力がかからないため、仮に洗い工程の時間を延長しても、洗浄性能の上昇はさほど見込めない。一方、これら弱マーク衣類を標準コースで洗濯した場合には、衣類への機械力は増え洗浄性能は上昇するが、衣類がこすれ続けることによる毛羽立ちの発生や、衣類表面のプリントの剥がれ等の布傷みが発生する、という課題がある。
本実施の形態では、上記課題を解決するために、モータの稼働率が標準コースよりも低く、かつモータの稼働率が第一のコースより高い第二のコースを設けている。第二のコースにおいては、ヒータ550で水槽540内の洗濯液を加熱している。
第二のコースの洗い工程は、揺り洗い工程ではなく回転ドラム530を大きい角度(本実施の形態では、例えば、ドラムの角度は、180度以上)で駆動され、洗い工程のモータ稼働率は、本実施の形態では、例えば、20〜40%、回転ドラム530の回転数は、本実施の形態では、例えば、30〜40r/minに設定される。
ここで、ヒータ550で水槽540内の洗濯液を加熱することの効果について説明する。一般的に、衣類の洗浄性能は衣類にかかる機械力および洗濯液の化学力により得られる。そして、機械力は、例えば、モータ稼働率を高くする、或いは、回転ドラム530の回転数を高くすることにより上昇する。また、洗濯液を加熱して水温を上げると、洗剤に含まれる酵素などの働きが活性化することで、化学力が上昇する。更に、粉末洗剤の場合、粉末洗剤の溶け残りがなくなることで、投入された洗剤を十分に活用することもできる。
機械力及び洗濯液の化学力を強めるほど衣類の洗浄性能は上昇するが、衣類の傷みも増大する。即ち、衣類にかかる機械力を強め過ぎる(例えば、モータ稼働率を70〜90%にする)と、衣類同士の擦れや引っ張りにより繊維が傷む。また、化学力を強め過ぎる(例えば、水温を60度以上にする)と、衣類の繊維自体が熱によって傷む。
よって、衣類にかかる機械力は極力抑えるとともに、繊維自体が傷まない温度に洗濯液を加熱して化学力を高めると、衣類の傷みを抑えつつ、高い洗浄性能を得ることができる。
しかしながら、洗濯液を加熱することにより得られる優れた効果は、全ての運転コースや洗い方で得られる訳ではない。
図5(a)は、各運転コースでの洗浄性能と布傷み性を示しており、図中実線は、洗濯液の非加熱の状態を示し、破線は、洗濯液の加熱した状態を示している。実線、破線もともに、右端の四角が標準コース、左端の四角が第一のコース、中央部分の資格が第二のコースを示している。
図5(a)の実線に示すように、一般的に、衣類に機械力を与え続けると、衣類の布傷みは比例的に増大するが、洗浄性能はいずれ頭打ちとなる。もともと高い洗浄力を有する標準コースは、洗濯液を加熱したとしても、洗浄性能の上昇は見込めない。
一方、標準コースよりもモータ稼動率の低い第一のコースは、洗濯液を加熱することによる洗浄性能の向上効果はあるものの、機械力が少な過ぎるため、洗浄性能の大幅な上昇は見込めない。これは、化学力により衣類上の汚れが分解されても、分解した汚れを衣類から引き剥がす機械力が不足しているためである。
図5(a)に破線にて示すように、洗濯液を加熱することにより、機械力が標準コースより弱く、且つ、第一のコースより強い中央部分において、図5(a)に実線にて示す洗濯液の非加熱の状態に比較して、洗浄性能が大幅に向上する。
従って、第二のコースは、図5(a)の破線の中央の四角に示しており、洗濯液を加熱し、モータの稼働率を標準コースよりも低く、かつモータの稼働率を第一のコースより高く設定している。第二のコースは、標準コースや第一のコースに比べて、最も洗濯液を加熱することによる洗浄性能の上昇効果が見込める。
図5(b)に洗浄性能と布傷みの試験結果を示し、標準コース、第一のコース、第二のコースのそれぞれにおいて、2回の試験を行った結果を示している。
標準コースと第二のコースは、洗浄性能がほぼ同じ値を示すにも関わらず、布傷みについては、第二のコースは、標準コースに比べ大幅に低減されていることが分かる。
尚、洗濯液を加熱する際に電力消費が必要になるが、上述の通り標準コースや第一のコースでは、洗浄性能の大幅な上昇が見込めないため、標準コース及び第一のコースは、ヒータ550を通電しない。これにより、消費電力の増加を抑制することができる。
また、水槽540内の洗濯液の水温を検知する温度検知手段551を設け、第二のコースにおいて洗濯液を25度〜35度の範囲で温度調節することが好ましい。洗濯液を25度〜35度の範囲で温度調節した状態は、洗剤に含まれる酵素が活性化し始める温度であるからである。また、布傷みし易い弱マーク衣類は、約30〜40度の範囲で洗濯可能なものが多いためである。
(実施の形態2)
図6は、第2実施形態の洗濯機100の概略的なブロック図である。図6を参照して、洗濯機100が説明される。尚、図6に示される実線矢印は、水の流れを表す。図6に示される点線矢印は、空気の流れを表す。図6に示される鎖線矢印は、制御信号の伝達経路を表す。
循環機構600は、循環ポンプ610と、泡生成部620と、を備える。循環機構600は、上述の洗い工程及び濯ぎ工程において、循環ポンプ610と収容槽510との間で水を循環させてもよい。本実施形態において、循環機構600は、循環ポンプ610と収容槽510との間での水の循環のために、第1循環経路611と第2循環経路612とを備える。第1循環経路611が用いられるとき、水は、泡生成部620を通じて、収容槽510に流入する。第2循環経路612が用いられるとき、水は、循環ポンプ610から収容槽510へ直接的に送られる。水の循環経路の切替のために、切替弁や、水の流れ方向を選択的に規定することができる他の要素が用いられてもよい。単一の循環ポンプ610によって、水は、泡生成部620及び収容槽510に送られるので、主筐体200内のスペースは有効に利用され、且つ、洗濯機100は、廉価に製造され得る。加えて、単一の循環ポンプ610の使用は、主筐体200内のレイアウト設計の自由度の増大に帰結する。
泡生成部620は、泡を生成する。気泡により体積を増した洗濯液は、収容槽510に送られ、衣類の上に行き渡る。洗濯液が衣類に接触し浸透すると、気泡は泡膜となり衣類を覆う。泡膜は高濃度の界面活性剤を含むので、衣類の汚れを効率的に除去することができる。
図7は、洗濯機100の概略的な断面図である。図8は、同洗濯機の概略的な正面図である。図9は、同洗濯機の概略的な側面図である。図10は、同洗濯機の泡生成部の概略的な透過図である。図7、図8、図9及び図10を参照して、洗濯機100が更に説明される。
循環機構600は、循環ポンプ610と泡生成部620(図6を参照)とに加えて、水槽540から循環ポンプ610へ流れる水の経路を規定する上流循環管(排水管)560と、循環ポンプ610から水槽540へ戻る水の経路を規定する下流循環管650と、主筐体200外への排水経路を規定する排水管570と、を備える。排水弁580は、排水管570に取り付けられる。制御部300(図6を参照)は、排水弁580を制御する。収容槽510と循環ポンプ610との間で水が循環されている間、制御部300は、排水弁580を閉じる。制御部300は、不要となった水を排出するために排水弁580を開く。
下流循環管650は、泡生成部620へ接続される第1枝管651と、主管659から分岐し、外環壁541に接続される第2枝管652と、を含む。第1枝管651は、図6を参照して説明された第1循環経路611を規定する。第2枝管652は、図6を参照して説明された第2循環経路612を規定する。制御部300は、循環ポンプ610の回転方向および回転数を制御し、第1枝管651を通じた水の循環と、第2枝管652を通じた水の循環と、を選択的に実行してもよい。本実施形態において、下流循環管650は、循環ポンプ610を介して分岐管として例示される。
水槽540の外周壁543は、外環壁541が取り付けられる前周壁545と、外底壁542と前周壁545との間に配置される後周壁546と、を含む。泡生成部620は、前周壁545に取り付けられる。図7及び図9には、モータ520によって規定される回転ドラム530の回転軸RXが示されている。本実施形態において、泡生成部620は、回転軸RXよりも上方に配置される。
本実施形態において、下流循環管650の第1枝管651は、水槽の前周壁545に接続され、前周壁545内の内部循環経路を介して泡生成部620に至る構造として例示される。これによって、主筐体200内のスペースは有効に利用され、かつ洗濯機100は廉価に製造され得る。加えて、主筐体200内のレイアウト設計の自由度の増大に帰結する。
(泡生成部)
図10は、泡生成部620の概略的な断面図である。図7、図8、図9及び図10を参照して、泡生成部620が説明される。
図9に示される如く、循環ポンプ610は、収容槽510よりも下方に配置される。泡生成部620は、回転ドラム530の回転軸RXよりも上方(即ち、循環ポンプ610よりも上方)に配置される。循環ポンプ610が回転すると、水は、循環ポンプ610によって、第1枝管651を通じて、泡生成部620に向けて揚水される。図5に示される如く、第2枝管652は、循環ポンプ610の上方で水槽540に接続される。尚、第2枝管652と水槽540との接続位置は、回転軸RXよりも下方である。したがって、循環ポンプ610は、比較的低い回転数で回転し、水槽540へ水を送り込むことができる。
循環ポンプ610は、第1回転方向と第2回転方向に選択的に回転する。循環ポンプ610が第1回転方向に回転すると、第1枝管651及び第2枝管652に水槽540の洗濯液が供給される。また、循環ポンプ610が第2回転方向に回転すると、第2枝管652に洗濯液が供給される。
循環ポンプ610が第1回転方向に回転すると、洗濯液が、第1枝管651を介して第1循環経路611に供給されるとともに、第2枝管652を介して第2循環経路612に供給される。循環ポンプ610からの第1枝管651への洗濯液の供給量と、第2枝管652への洗濯液の供給量は略均等に設定している。
循環ポンプ610の第1回転方向への回転時には、第1循環経路611を介して泡生成部620に洗濯液が供給され、生成された泡とともに洗濯液が槽吐出口685から収容槽510に供給される。槽吐出口685から収容槽510への泡を含む洗濯液の吐出状態を図8に実線矢印にて示す。
また、第2循環経路612を介して液吐出口613から収容槽510に供給される。この状態では、回転ドラム530の回転軸RXより下方に位置する液吐出口613からのみ洗濯液が吐出するように吐出量を設定している。これにより、槽吐出口685から収容槽510に供給される泡が液吐出口613から吐出する洗濯液に衝突して消泡するのを抑制している。液吐出口613から収容槽510への洗濯液の吐出状態を図8に破線矢印にて示す。図8は、すべての液吐出口613から洗濯液が吐出されている状態を示している。
槽吐出口685からの泡と、液吐出口613からの洗濯液は、収容槽510内の衣類上に供給され、衣類に浸透し、泡が泡膜となって衣類を覆い、高濃度の界面活性剤を含む泡膜が衣類の汚れを効率的に除去する。
循環ポンプ610が第2回転方向に回転すると、第2枝管652を介して第2循環経路612に洗濯液が吐出される。この状態では、全ての液吐出口613から収容槽510に洗濯液が吐出する。これにより、収容槽510の前方側全域から効率よく洗濯液を循環させることができる。
なお、本実施の形態では、循環ポンプ610が第1回転方向に回転する場合に、循環ポンプ610の吐出量により回転ドラム530の回転軸RXより下方に位置する液吐出口613から洗濯液が吐出するように構成したが、制御弁を設けて同様の動作を行なってもよく、あるいは、液吐出口613を回転ドラム530の回転軸RXより下方位置にのみ形成してもよい。
また、循環ポンプ610が第2回転方向に回転する際に、第2枝管652に洗濯液が供給されるよう構成したが、第1枝管651と第2枝管652の両方に洗濯液が供給されるように構成してもよい。この構成では、第1枝管651への洗濯液の供給量は少なくなるため、泡生成部620内に洗濯液が貯留されることなく、槽吐出口685から吐出される。泡生成部620での泡の生成は少なく、洗濯液の状態で槽吐出口685から吐出する。よって、循環ポンプ610の第2回転方向への回転時には、槽吐出口685は、液吐出口と同等の機能を果たすことになり、液吐出口613からの洗濯液の吐出とあわせて収容槽510の前方側全域からより均等に効率よく洗濯液を循環させることができる。
図10に示される如く、泡生成部620は、筐体621を備え、筐体621内部は、隔壁680により給水路622と泡生成室623とに区画される。給水路622の一端側には流入口681を形成し、給水路622の他端側には、泡生成室623の上方位置に吐出口682を形成している。給水路622は、流入口681から吐出口682に向かって漸次断面積を小さく形成して、吐出口682から泡生成室623に向けて噴出する洗濯水の流速が増大するよう構成している。さらに、吐出口682は、噴出側先端に向かって漸次小径となるように形成し、吐出口682から泡生成室623に向けて噴出する洗濯水の流速を増大させるよう構成している。
吐出口682と泡生成室623との間には、空気誘引室624が形成され、空気誘引室624には、エア吸入口683が形成されている。吐出口682から泡生成室623に向けて吐出される洗濯水の流速によりエア吸入口683から外部空気が誘引され、外部空気が洗濯水とともに泡生成室623に吐出される。
泡生成室623には、吐出口682から離間した位置に流出口684を形成している。泡生成室623底面は、流出口684に向かって傾斜して形成し、流出口684は、泡生成室623底部に接して形成している。これにより、泡生成室623内に供給された洗濯水は、泡生成室623内に残留することなく、流出口684から排出される。
図7、図8および図9を参照して説明された第1枝管651は、水槽の外環壁541内の内部循環経路を介して、流入口681に接続される。循環ポンプ610が泡生成部620へ洗濯液を揚水すると、流入口681から流入した洗濯液は、吐出口682から、泡生成部620に向かって吐出される。
泡生成部620への洗濯液の流入により、泡生成室623内には、洗濯液が溜まり、吐出口682からの流入量と流出口684からの流出量が均衡した状態となる。この状態を図6に示しており、泡生成部620内には、液層WLと空気層ALの境界BDが形成される。吐出口682から吐出された洗濯液は、境界BDに衝突し、空気層ALの空気を巻き込むことで液層WL内に気泡が混入される。吐出口682から吐出される洗濯液は、流速を増大させて境界BDに衝突するよう構成しているので、液層WL内に効率よく気泡を発生させる。また、空気誘引室624においては、吐出口682からの洗濯液により、エア吸入口683から外部空気が誘引され、外部空気が洗濯液に巻き込まれて液層WL内に混入することにより、効率よく気泡を発生させる。
気泡により体積を増した洗濯液は、流出口684から収容槽の衣類に散布される。流出口684の口径は、揚水量に応じて、液層に気泡が混入される流速になるよう調整してもよい。流速は循環ポンプの回転数で調整してもよい。エア吸入口683は、空気層ALの形成に必要な空気を取り入れられる大きさで形成される。また、水漏れを考慮した形態として、本実施形態では水槽の前周壁545への接続を例示する。
本実施の形態においては、筐体621内部を隔壁680により区画することにより、給水路622と泡生成室623とを構成することができ、泡生成部620をコンパクトに形成でき、構造を簡素化することができる。
なお、給水路622は、泡生成室623に洗濯液を供給できる構成であればよく、本実施の形態以外にも、例えば、ホース等により構成することができる。
図11は、第2の実施の形態の洗濯機100の洗い工程のタイムチャートを示している。図11を参照して、洗濯機100が説明される。
洗い工程における回転ドラム530内の泡は、洗浄作用があるだけでなく、衣類にかかる機械力にも影響する。これは、衣類表面上に行き渡った泡が衣類同士の摩擦力を低減させることや、泡自体がクッションのように作用することで、衣類同士の衝突、衣類同士の擦れを低減させることにより、衣類にかかる機械力を抑制する効果を発揮する。これにより、衣類に優しい洗濯が可能となる。
一方、図4に示した通り、洗い工程後には脱水工程を行うが、脱水工程の際に、回転ドラム530内および水槽540内に泡が充満していると、回転ドラム530と水槽540
の間に存在する泡の抵抗により、脱水工程が阻害される、所謂泡起動状態という不具合を発生させる。従って、洗い工程終了時に、回転ドラム530内および水槽540内に泡が充満している状態は、無用に運転時間の延長を引き起こす等の弊害を起こす虞がある。従って、衣類に優しい洗濯が可能となる泡は、洗い工程の後半よりも前半に存在させることが好ましい。
また、洗い工程の初期に高濃度の界面活性剤を含む泡を衣類に供給した方が、洗い工程がある程度進行してから泡を衣類に供給するよりも、限られた洗い工程の時間を有効に利用することができる。さらに、洗い工程の初期に衣類に供給した泡は、洗い工程の進行に伴って衣類から溶出した汚れ成分によって、過剰な泡成分は徐々に消費され、減少するため、洗い工程の初期に衣類に泡を供給するよう構成することが好ましい。
よって、本実施の形態では、泡生成部620で生成した泡の収容槽内の衣類への散布は、図11(a)に示すように、洗い工程の初期に行っている。実施の形態1と同様に設定した第二のコースにおいて、収容槽内への衣類への泡の散布は、図11(b)に示すように、標準コースの泡の発生回数(例えば、3〜4回)より、泡の発生回数を増やす(例えば、6〜8回)している。これにより、標準コースに比べ衣類に優しい洗濯が可能となる。
また、図11(c)に示すように、泡の発生回数は同じにして、泡生成部620で生成した泡の収容槽内の衣類への散布を標準コースの散布時間(例えば、稼働率で40〜60%)に比べ、散布時間を長時間(例えば、稼働率で60〜80%)行うようにすることでも、標準コースに比べて衣類に優しい洗濯を可能とすることができる。
(実施の形態3)
図12は、第3の実施の形態の洗濯機100の洗い工程のタイムチャートを示している。図12を参照して、洗濯機100が説明される。
本実施の形態3の各洗いコースは、実施の形態1および実施の形態2と同様に設定している。
第二の洗い工程における洗浄性能向上に与える寄与度は、モータ520の稼働率が高い標準コースに比較して、収容槽内の衣類への洗濯水の散布量の影響が高くなる。これは、標準コースは、モータ520の稼働率が高い(例えば、70〜90%)ため、衣類に十分な機械力がかかるからである。即ち、洗濯水の衣類への浸透で期待される洗浄性能の向上よりも、機械力で得られる洗浄性能の向上の方がはるかに大きいからである。
これに対し、標準コースよりもモータの稼動率の低い第一のコースと第二のコースは、衣類に対する機械力が少ない。従って、衣類に洗濯液が十分に浸透した状態で機械力を加える、即ち、モータ520を駆動することにより、効率的に洗浄効果を得ることが可能となる。よって、標準コースよりもモータの稼働率の低い第一のコース及び第二のコースは、循環ポンプ610による洗濯水の散布の頻度を高める方がよい。
本実施の形態では、上記理由により、図12(a)に示すように、標準コースがモータ520の稼働率を例えば40〜60%に設定した場合、第一のコースのモータ520の駆動率は、例えば50〜70%、第二のコースのモータ520の稼働率は、例えば70〜90%に設定している。
尚、モータ520の稼働率が低いと、収容槽内の衣類の入れ替わりも少なくなるため、衣類全体に均一に洗濯液を浸透させるためにも、循環ポンプ610による洗濯水の散布の
頻度を高めることは有用である。
本実施の形態では、第一のコースのモータ520の駆動率は、第二のコースにおけるモータ520の駆動率より低く設定している。これは、主にセータ等の非常に傷み易いデリケート衣類を洗う第一のコースは、デリケート衣類用の液体洗剤が使用されるのが一般的であるが、デリケート衣類用の液体洗剤は、概して、他の一般洗剤に比べて発泡が多く、洗い工程中に異常発泡する虞があるためである。
また、図12(b)に示すように、洗濯水の散布の頻度は同じに設定して、循環ポンプ610のモータを回転速度可変のものとし、単位時間あたりの散布量を変える構成としても良い。
本実施の形態3においては、標準コースにおける循環ポンプ610のモータの回転速度を、例えば、2500〜3000r/min、第一のコースにおける循環ポンプ610のモータの回転速度を、例えば、2700〜3200r/min、第二のコースにおける循環ポンプ610のモータの回転速度を、例えば、2700〜3200r/minに設定している。
(実施の形態4)
図13は、第4の実施の形態の洗濯機100の洗い工程のタイムチャートを示している。図13を参照して、洗濯機100が説明される。
本実施の形態4の各洗いコースは、実施の形態1および実施の形態2と同様に設定している。本実施の形態4においては、標準コースと第二のコースは、洗い工程において、泡供給と、洗濯水供給を交互に行っている。
洗い工程において、泡が衣類を覆い、高濃度の界面活性剤を含む泡膜が衣類の汚れを効率的に除去する作用と、洗濯水の衣類への浸透による作用のそれぞれを効果的に発現するためには、泡生成部620で生成した泡の収容槽内の衣類への散布と、循環ポンプ610による洗濯水の収容槽内の衣類への散布は交互に行う方が望ましい。これは、衣類の表面と衣類の奥へ交互に泡と洗濯水が作用することで、衣類の表面と奥でムラなく洗浄作用が働くためである。
第3の実施の形態で記載したように、主にセータ等の非常に傷み易いデリケート衣類を洗う第一のコースは、デリケート衣類用の液体洗剤が使用されるのが一般的であるが、デリケート衣類用の液体洗剤は、概して、他の一般洗剤に比べて発泡が多く、洗い工程中に異常発泡する虞がある。
このため、本実施の形態4では、第一のコースにおいては、標準コース及び第二のコースに比較して泡供給量を減少させる、或いは、供給しないように設定している。
本実施形態の原理は、布傷みし易い衣類にダメージを与えることなく、かつ、高い洗浄性能を確保する機能を有する装置に好適に利用される。
100 洗濯機
300 制御部
400 給水機構
422 第2給水経路
430 洗剤収容部
500 洗濯機構
510 収容槽
511 投入口
530 回転ドラム
540 水槽
600 循環機構
610 循環ポンプ
611 第1循環経路
612 第2循環経路
620 泡生成部
621 筐体
623 泡生成室
AL 空気層
BD 境界
WL 液層
650 下流循環管
651 第1枝管
652 第2枝管
700 乾燥機構
730 送風ファン

Claims (6)

  1. 洗浄水を溜める水槽と、前記水槽に内包され衣類を収容する収容槽と、前記収容槽を駆動するモータと、前記水槽の下部に設けられた排水口と、前記水槽内の水を温めるヒータと、前記モータ、ヒータ等を制御して、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程を順次実行する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、複数の洗濯コースを備え、
    前記複数の洗濯コースは、
    標準コースと、
    前記モータの稼働率が前記標準コースよりも低い第一のコースと、
    前記モータの稼働率が前記標準コースよりも低く、前記モータの稼働率が前記第一のコースより高い第二のコースと、を有し、
    前記第二のコースにおいて、前記ヒータを通電することを特徴とする洗濯機。
  2. 前記標準コースは、洗濯機本体の通電時にデフォルトとして設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 洗濯水の温度を検知する温度検知手段を備え、
    前記第二のコースにおいて、前記ヒータを通電するときに、25度〜35度の範囲で温度を調節することを特徴とする、請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記排水口と連通し前期水槽内の洗濯液を循環する循環機構と、前記循環機構は循環ポンプと、前記循環ポンプから洗濯液を収容槽に供給する循環経路と、泡生成部とを、備え、前記制御手段は、洗い工程において、前記標準コースに比べ、前記第二のコースにおいて、前記泡生成部から供給する泡の量を増加させることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の洗濯機。
  5. 前記排水口と連通し前期水槽内の洗濯液を循環する循環機構と、前記循環機構は循環ポンプと、前記循環ポンプから洗濯液を収容槽に供給する循環経路とを、備え、
    前記制御手段は、洗い工程において、前記標準コースに比べ、前記第二のコースにおいて、前記循環経路から供給する洗濯液の量を増加させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の洗濯機。
  6. 前記排水口と連通し前期水槽内の洗濯液を循環する循環機構と、前記循環機構は循環ポンプと、前記循環ポンプから洗濯液を収容槽に供給する複数の循環経路と、泡生成部とを、備え、
    前記循環経路の内、第1の循環経路は洗濯液を供給し、第2の循環経路は泡生成部を通じて泡を供給するように構成し、
    前記制御手段は、洗い工程において、泡と洗濯液を交互に供給させることを特徴とする、請求項4または5に記載の洗濯機。
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