JPH0994370A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH0994370A
JPH0994370A JP7254805A JP25480595A JPH0994370A JP H0994370 A JPH0994370 A JP H0994370A JP 7254805 A JP7254805 A JP 7254805A JP 25480595 A JP25480595 A JP 25480595A JP H0994370 A JPH0994370 A JP H0994370A
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JP
Japan
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water
laundry
drum
time
water tank
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JP7254805A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nishio
雅弘 西尾
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラム式洗濯機において、ドライマーク付き
の衣類に適した条件で各工程を行う機能を持たせるとと
もに、脱水工程時の発泡を短時間で低減させることによ
り、運転時間の短縮を図り、かつ使用可能洗剤の適用範
囲を大幅に広げる。 【解決手段】 ドライコースを選択したときは、乾燥工
程を行わないように制御し、加えて、最初の給水時に所
定時間のタンブリングを行い、その時の水槽2内の水位
の低下量を水位センサー12を用いて測定することによ
り、洗濯物の布地が厚手物であるか薄手物であるかを判
定する布質センシングを行う。この布質センシングの結
果、洗濯物の布地が薄手物であると判定されたときは、
最終脱水工程の前で運転を一時停止した後、脱水スイッ
チの操作に応答して運転を再開するように制御するとと
もに、洗濯工程の時間を短く設定する。また、中間脱水
時に、水槽2内の発泡を除去するため、その上部に給水
口15を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平軸周りに回転
可能に支持されたドラムに洗濯物を投入し、その洗濯物
を洗濯、すすぎ、及び脱水する洗濯機、並びに同じドラ
ム内で洗濯物の乾燥を行う機能を付加した洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商用交流電源を用いて運転する家庭用の
洗濯機の分野においては、垂直軸周りに回転可能な内槽
に洗濯物を投入して洗濯、すすぎ、及び脱水を行う、い
わゆる全自動洗濯機と、水平軸周りに回転可能なドラム
に洗濯物を投入して洗濯、すすぎ、及び脱水を行う、い
わゆるドラム式洗濯機とが代表的に挙げられる。このう
ち、ドラム式洗濯機では、さらに同一のドラム内で乾燥
まで行う機能を付加したものも用いられている。
【0003】図12は、従来の乾燥機能を有するドラム
式洗濯機の概略断面図である。このドラム式洗濯機は、
外箱1の内側に配設された水槽2と、この水槽2の内側
で水平軸周りに回転可能に支持されたドラム3とを備え
た二重構造となっている。水槽2は、運転中の振動を吸
収するためバネ(図示せず)を用いて弾性支持されてお
り、洗濯液やすすぎ水を貯えるとともに、ドラム3から
排出された脱水液を受け止めて排水パイプ16を介して
排水する機能を有している。また、ドラム3は、その周
壁全体に、脱水工程時の排水及び乾燥工程時の空気を通
過させるため、多数の小孔4が設けられている。
【0004】また、水槽2の前面には、ポンプ(図示せ
ず)に駆動された洗濯液やすすぎ水をドラム3内に噴射
する給水口14が設けられている。なお、この給水口1
4は、給水時に水槽2内に水を供給するため、給水弁1
7を介して市水につながっている。また、12は、水槽
2内の水位を検知するため水槽2内の最下部に接続され
た水位センサーである。
【0005】水槽2の後面下部には、乾燥工程時にドラ
ム3を通り抜けてきた空気を排出する空気排出口18が
設けられており、この空気排出口18は、水槽2の上方
を通るように配設された循環用ダクト7を介して、水槽
2の前面上部に設けられた空気吹込口19に連通してい
る。そして、循環用ダクト7の途中には、乾燥工程時に
空気を加熱する乾燥用ヒータ5と、加熱された空気を循
環させる送風機6が配設されている。また、循環用ダク
ト7は、乾燥工程時にその中を通る高温多湿の空気を冷
却するため、給水弁17を介してその中に市水を導入で
きるようになっている。
【0006】外箱1の前面には洗濯物を出し入れするた
めのドア8が設けられている。このドア8はパッキン9
により水槽2を密閉し、その中の水や温風が機外に漏れ
ない構造となっている。10はドラム3を回転させるた
めの駆動モータであり、11は洗濯液等を機外へ排出す
るための排水ポンプである。また、排水パイプ16の途
中には、その中を流れてくる糸屑等が排水ポンプ11に
流れ込まないようにするための糸屑フィルター13が設
けられている。
【0007】このように構成される従来のドラム式洗濯
機の動作について、以下説明する。先ず、洗濯工程は、
ドラム3内に洗濯物を投入し、洗剤を溶かした洗濯液を
給水口14からドラム3内に流し込んで洗濯物に含ま
せ、ドラム3を低速で回転させることにより行われる。
このとき、ドラム3内の洗濯物は、ドラム3の回転によ
る遠心力と、ドラム3の周壁内面に立設されたバッフル
(図示せず)から受ける力とにより、ドラム3内の頂上
付近まで持ち上げられた後、自重で落下する(この洗濯
物の動作を、タンブリングと呼ぶ。)。
【0008】洗濯物は、このタンブリングを繰り返すこ
とにより、落下時の衝撃力でタタキ洗いされる。すすぎ
工程も、同様に、洗濯物がタンブリングすることにより
行われる。なお、洗濯工程、及びすすぎ工程における給
水時には、水槽2内の水位が水位センサー12により検
知され、所定の水位まで給水されるようになっている。
【0009】脱水工程は、ドラム3を高速で回転させ、
その時発生する遠心力で洗濯物をドラム3の周壁内面に
押し付けるようにして行う。このとき、洗濯物に含まれ
る水は、ドラム3の周壁に施された多数の小孔4を通し
て外へ飛ばされ、水槽2の内面を伝ってその下部に導か
れ、排水パイプ16を通して排水ポンプ11により機外
に排出される。
【0010】乾燥工程は、乾燥用ヒータ5で加熱された
空気を、空気吹込口19から水槽2内に吹き込みなが
ら、ドラム3を低速で回転させることにより行われる。
このとき、乾燥用ヒータ5により加熱された空気は、ド
ラム3の回転により撹拌され、洗濯物を収容したドラム
3を含む水槽2内全体の温度を上昇させて、洗濯物に含
まれる水分を蒸発させる。
【0011】こうして高温多湿状態となった空気は、空
気排出口18から循環用ダクト7に取り込まれ、乾燥用
ヒータ5までの距離を通過する間に冷却水(給水弁17
を介して導入された市水)に直接接触することにより冷
却されて水分が凝結し、この水分が水槽2内に流入した
後、機外に排出されることにより除湿が行われる。そし
て、除湿された空気が再び乾燥用ヒータ5により加熱さ
れるというサイクルを繰り返すことにより、洗濯物は乾
燥される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成され、動作する従来のドラム式洗濯機では、
標準的な衣類を洗濯するのに適した標準コース、厚手物
等の洗濯に適したウールコース、薄手物等の洗濯に適し
たデリケートコース等、複数のコースが選択できるよう
になっているものの、ドライマーク付きの衣類を洗濯す
るためのコースを設定できるものは、これまでのところ
現実には存在しない。というのも、ドライマーク付きの
衣類を家庭で洗うための家庭用ドライ洗剤は、近年に開
発、発売されたものであるため、家庭用ドラム式洗濯機
における、ドライマーク付き衣類の洗濯に関する検討
が、未だ殆どなされていないからである。
【0013】このため、ドライマーク付きの衣類を、標
準コースで洗った場合には仕上がりが悪く、ウールコー
スで洗った場合には中間脱水が入らず、すすぎも不十分
になる等といった問題点があった。また、ドライマーク
付きの衣類を家庭用の乾燥機で乾燥させることは、布に
縮み、傷み等多大の悪影響を及ぼすため、禁じられてい
るが、この従来の乾燥機能を有するドラム式洗濯機でこ
の種の衣類を洗濯する場合、使用者の不注意により乾燥
工程まで続けて行ってしまい、布を傷める危険があっ
た。
【0014】なお、特開平5−200187号公報で
は、寝具等を洗濯、すすぎ、脱水、及び乾燥する場合
に、その損傷が小さくなる構成が開示されている。しか
し、この場合、ドラム内部にカゴ状の構造物を入れて洗
濯物の動きを規制する方法を取っているため、洗濯物が
ドラム内で固定され、洗濯やすすぎが不十分になるとい
う問題点があった。また、家庭用のドラム式洗濯機で
は、前記構造物をドラム内に入れて固定することは困難
であるという問題点もあった。
【0015】また、ドライマーク付きの衣類の洗濯に言
及したものではないが、ドラム式洗濯機による洗濯の仕
上がりを改善できる構成が、特公昭63−12639号
公報に開示されている。しかし、この先行技術では、ド
ラムを1回転以内で正反転させる点が中心となってお
り、洗濯水位やすすぎ、中間脱水等に関する対策がなさ
れていない。
【0016】一方、図12に示した上記従来技術のよう
に乾燥機能を持つタイプのドラム式洗濯機においても、
また、乾燥機能を持たないタイプのドラム式洗濯機にお
いても、低泡性でない洗剤を使用して洗濯を行う場合、
ドラム内に洗剤の発泡が充満してしまい、脱水工程にお
いて発泡が減少するのを待たなければならないため、多
大な時間ロスを生じるという問題点があった。
【0017】この点に関し、特開平4−64392号公
報では、発泡検知手段を設け、脱水工程中に発泡を検知
した場合は、その動作を停止してすすぎ工程に移行する
構成が開示されている。しかし、発泡検知手段を設ける
ことはコストアップにつながるという問題点がある。ま
た、この先行技術では、特に、最終脱水工程において発
泡を検知したとき、その動作を一旦停止してすすぎ工程
に移行し、発泡が消滅してから再度脱水を開始するよう
になっているので、やはり時間ロスを生じるとともに、
洗濯物のタンブリング回数が増えるため、布を傷める等
の問題点があった。
【0018】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであって、水平軸周りに回転可能に支
持されたドラムに洗濯物を投入し、その洗濯物の洗濯、
すすぎ、脱水、及び乾燥の各工程を一貫して行う、いわ
ゆるドラム式洗濯機において、ドライマーク付きの衣類
に適した条件で各工程を行う機能を持たせるとともに、
このタイプのドラム式洗濯機、並びに乾燥機能を持たな
いタイプのドラム式洗濯機において、簡単な構成で脱水
工程時の発泡を短時間で低減させることにより、運転時
間の短縮を図り、かつ使用可能洗剤の適用範囲を大幅に
広げることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、外箱内に弾性支持された水槽と、この
水槽内で水平軸周りに回転可能に支持され、その周壁に
通水及び通風のための多数の小孔を設けたドラムとを備
え、このドラムに投入された洗濯物の洗濯、すすぎ、脱
水、及び乾燥の各工程を一貫して行う洗濯機において、
ドライマーク付きの衣類に対応して各工程の条件が設定
されたドライコースを選択する手段を設け、この手段に
よりドライコースが選択されているとき、乾燥工程を行
わないように制御する。
【0020】このように制御すれば、ドライコースを選
択したとき、たとえ使用者の不注意により乾燥工程を設
定しようとした場合でも、乾燥工程が行われることはな
い。
【0021】また、上記洗濯機は、水槽内の水位を検知
する水位センサーを備え、ドラムに洗濯物を投入した後
最初に水槽内に給水する段階で、水位センサーで検知さ
れる水位が所定値に達したとき、給水を一旦停止すると
ともにドラムを所定時間回転させ、水位センサーを用い
て測定されるその時の水位の低下量に基づいて、洗濯物
が厚手物であるか薄手物であるかを判定する布質センシ
ング機能を備えたものであって、上記手段によりドライ
コースが選択されており、かつ布質センシングにより洗
濯物が薄手物であると判定されたときは、最終すすぎ工
程が終了し水槽内に水が溜まっている状態で、運転を停
止した後、脱水スイッチの操作に応答して脱水動作を行
い得るように構成されているのが好ましい。
【0022】この構成によれば、シワになり易い、ドラ
イマーク付きの薄手の衣類を洗濯する場合、最終すすぎ
工程に続く最終脱水工程は使用者自身がスタートさせる
ことになるので、最終脱水工程後、間違いなくすぐに衣
類を取り出すことができる。
【0023】さらに、上記洗濯機は、上記手段によりド
ライコースが選択されており、かつ布質センシングによ
り洗濯物が薄手物であると判定されたときは、洗濯工程
の時間を短く設定するように構成されているのが好まし
い。
【0024】この構成によれば、布地が傷み易い、ドラ
イマーク付きの薄手の衣類を洗濯する場合、自動的に、
洗濯工程の時間が短く設定される。
【0025】また、本発明では、別の構成として、外箱
内に弾性支持された水槽と、この水槽内で水平軸周りに
回転可能に支持され、その周壁に通水のための多数の小
孔を設けたドラムとを備え、このドラムに投入された洗
濯物を洗濯、すすぎ、及び脱水する洗濯機において、洗
濯工程及びすすぎ工程の終了後に行う中間脱水時に、洗
濯物がドラムの周壁内面に押着される臨界回転数以上の
所定の回転数で、ドラムを回転させて洗濯物を脱水しな
がら、水槽内上部に配設された給水口から給水するよう
に構成する。
【0026】この構成によれば、仮に低泡性以外の洗剤
を使用した場合であって、中間脱水時に水槽内に洗濯液
の発泡が生じている場合でも、その発泡が短時間で効果
的に低減される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したドラム式
洗濯機の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図
1は本発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機の外観斜
視図であり、図2はその概略断面図である。なお、本実
施形態に係るドラム式洗濯機は、乾燥機能を有するタイ
プのものであり、図12に示した従来のドラム式洗濯機
と同一機能を持つ部品には同一符号を付すこととする。
【0028】本実施形態に係るドラム式洗濯機は、外箱
1の内側に配設された水槽2と、この水槽2の内側で水
平軸周りに回転可能に支持されたドラム3とを備えた二
重構造となっている。水槽2は、洗濯、すすぎ、脱水、
乾燥の各工程時に発生する振動を吸収するためバネ(図
示せず)を用いて弾性支持されており、洗濯液やすすぎ
水を貯えるとともに、ドラム3から排出された脱水液を
受け止めて排水パイプ16を介して排水する機能を有し
ている。また、ドラム3は、その周壁全体に、脱水工程
時の排水及び乾燥工程時の空気を通過させるため、多数
の小孔4が設けられている。
【0029】また、水槽2の前面には、ポンプ(図示せ
ず)に駆動された洗濯液やすすぎ水をドラム3内に噴射
する給水口14が設けられている。なお、この給水口1
4は、給水時に水槽2内に水を供給するため、給水弁1
7を介して市水につながっている。また、本実施形態で
は、洗濯工程後あるいはすすぎ工程後の中間脱水時に、
水槽2内に発生する洗濯液の発泡を除去するため、水槽
2内の上方より水を供給する給水口15が設けられてお
り、この給水口15も給水弁17を介して市水につなが
っている。
【0030】図3に、給水口15の先端部の形状を示
す。同図(b)は、この給水口15の先端部の底面図であ
り、同図(a)は、そのX−X線断面図である。この給水
口15は、ドラム3全体に広く水を掛けるため、細長い
形状をしており、その底面に多数の小孔15aが設けら
れている。なお、この形状のものより効果は小さくなる
が、給水口15として、給水口14の様に特定の箇所か
ら水を噴出する形状(長細くない形状)のものを水槽2
内の上部に配設しても、洗濯液の発泡を除去させること
ができる。
【0031】そして、給水口15としていずれの形状の
物を用いた場合でも、(効果の程度は異なるが)洗濯液
の発泡を短時間で効果的に減少させることができるた
め、全工程に掛かる運転時間を短縮し、使用可能洗剤の
適用範囲を大幅に広げることができる。なお、このよう
に洗濯液の発泡を除去するために、水槽2内の上部に給
水口15を設ける構成は、本実施形態のように乾燥機能
を有するドラム式洗濯機に限られるものではなく、勿
論、乾燥機能を持たないタイプのドラム式洗濯機にも、
そのままの形で適用することが可能である。
【0032】ところで、水槽2の後面下部には、乾燥工
程時にドラム3を通り抜けてきた空気を排出する空気排
出口18が設けられている。この空気排出口18は、水
槽2の上方を通るように配設された循環用ダクト7を介
して、水槽2の前面上部に設けられた空気吹込口19に
連通している。そして、循環用ダクト7の途中には、乾
燥工程時に空気を加熱する乾燥用ヒータ5と、加熱され
た空気を循環させる送風機6が配設されている。また、
循環用ダクト7は、乾燥工程時にその中を通る高温多湿
の空気を冷却するため、給水弁17を介してその中に市
水を導入できるようになっている。
【0033】また、外箱1の前面には洗濯物を出し入れ
するためのドア8が設けられており、このドア8はパッ
キン9により水槽2を密閉し、その中の水や温風が機外
に漏れない構造となっている。10はドラム3を回転さ
せるための駆動モータであり、11は洗濯液等を機外へ
排出するための排水ポンプである。また、排水パイプ1
6の途中には、その中を流れてくる糸屑等が排水ポンプ
11に流れ込まないようにするための糸屑フィルター1
3が設けられており、この糸屑フィルター13は外箱1
の前面下部から着脱できるように構成されている。
【0034】そして、水槽2内の水位を検知するため、
水位センサー12が水槽2内の最下部に接続されてい
る。この水位センサー12は、水槽2内の水位変化をエ
アートラップ(図示せず)内の圧力変化として検出する
ものであり、エアートラップ内の圧力に応じて磁性体を
コイル内で移動させ、その結果生じるコイルのインダク
タンス変化を発信周波数の変化として検出するように構
成されている。
【0035】また、外箱1の表面には、操作・表示部2
0が設けられており、ここに、運転条件を設定するため
の各種スイッチや、運転状況等を表示する液晶表示装置
が配列される。また、操作・表示部20の裏側には、こ
のドラム式洗濯機の運転を制御する制御回路21が組み
込まれている。
【0036】図4は、本実施形態に係るドラム式洗濯機
のブロック図である。制御回路21の中心となるのはマ
イクロコンピュータ22であり、これはCPU23、R
AM24、ROM25、タイマー26、システムバス2
7、及び複数のI/Oポート28から構成される。ま
た、このマイクロコンピュータ22は、電源回路31か
ら電圧端子VDD,VSSに定電圧を供給されることにより
動作し、リセット回路32からRESET端子に信号を入力
できるようになっている。
【0037】ここで、CPU23は、制御部29と演算
部30から構成されている。この制御部29は、ROM
25に記憶されている命令を取り出すとともにそれを実
行し、一方、演算部30は、命令の実行段階で、制御部
29から与えられる制御信号に基づいて、各種入力機器
やRAM24から入力されるデータに対し、二進加算、
論理演算、増減、比較等の演算を行う。そのため、RA
M24は各種機器に関するデータを記憶し、ROM25
は各種機器を動作させるための手段、各種判断のために
設定された条件、各種情報を処理するためのルール等を
予め記憶しておくようになっている。
【0038】また、マイクロコンピュータ22は、複数
のI/Oポート28を介して、各種操作スイッチに接続
された入力キー回路33、及び水位センサー12等に接
続された状態検知回路34から信号が入力され、これに
基づいて演算を行い、表示装置駆動回路35、ブザー駆
動回路36、負荷駆動回路37を出力制御する。
【0039】ここで、表示装置駆動回路35は、操作・
表示部20に設けられた液晶表示装置を駆動するもので
あり、ブザー駆動回路36は、キー入力完了時や運転終
了時に、ブザー(図示せず)を鳴らして使用者にその旨
を伝えるためのものである。なお、負荷駆動回路37に
は、排水ポンプ11、送風機6、駆動モータ10、給水
弁17、乾燥用ヒータ5が接続されている。
【0040】図5は、本実施形態における操作・表示部
20のレイアウトを示している。この操作・表示部に
は、電源スイッチ41、スタート/一時停止スイッチ4
2、運転条件を設定するための各種操作キー43、及び
運転状況等を表示する液晶表示装置44が配列されてい
る。また、図6は、コース選択キー45により、ドライ
マーク付きの衣類に対応して各工程の条件が設定された
ドライコースを選択した場合(この図では、同時に、枚
数設定キー47により衣類の投入枚数を1枚と設定して
いる)の、液晶表示装置44の表示状況を示している。
【0041】このように構成される本実施形態のドラム
式洗濯機は、ドライコース以外のコースを選択したとき
は、洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程、及び乾燥工程に
おいて、図12で説明した従来のドラム式洗濯機と同様
の動作をする。そこで、以下、本発明の特徴の一つであ
るドライコースを選択した場合の運転プロセスを、図7
〜図11に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0042】図7に示す設定状態において、先ず、洗濯
物をドラム3内に投入した後、ステップ#10で電源ス
イッチ41をONすると、電源が入り、ステップ#20
で液晶表示装置44が初期設定状態の表示を行う。次
に、ステップ#30で、コース選択キー45によりドラ
イコースを選択する。そうすると、仮にステップ#35
で乾燥工程設定キー46を操作して乾燥工程の条件を設
定しようとしても、その操作は受け付けられない。これ
により、ドライコースを選択したときは、乾燥工程が設
定できないようになるため、使用者の不注意によるドラ
イコースでの乾燥運転の実施を、事前に防ぐことができ
る。
【0043】次いで、ステップ#40で、枚数設定キー
47により衣類の枚数を入力すると、その枚数が液晶表
示装置44に表示される。この衣類の枚数は、後に述べ
る布質センシングの精度を高め、投入された衣類の布質
に応じて、より適切な運転チャートを選定するために利
用される。そして、ステップ#50で、スタート/一時
停止スイッチ42を押すと、洗濯工程から運転が開始さ
れる。
【0044】図8に示す洗濯工程では、先ず、ステップ
#60で給水弁17を開いて給水口14,15から水槽
2内に給水が行われる。そして、水位センサー12によ
り検出される水槽2内の水位が設定値に達すると、ステ
ップ#70で給水弁17を閉じ、給水が完了する。この
ときの設定水位(及び、後に述べるすすぎ工程における
設定水位)は、ドライマーク付きの衣類に洗濯液(や、
すすぎ水)が十分になじむように、標準的な衣類を洗濯
する標準コースを選択した場合より、高く設定する。
【0045】次いで、ステップ#80で布質センシング
を行う。これは、ドラム3に洗濯物を投入した後最初に
水槽2内に給水する段階で(すなわち、この洗濯工程に
おける給水時)、水槽2内の水位が上記設定水位に達し
たとき、給水を停止するとともにドラム3内の洗濯物を
所定時間タンブリングさせ、水位センサー12を用いて
その時の水位の低下量を測定することにより、洗濯物が
厚手物であるか薄手物であるかを判定するものである。
【0046】すなわち、この布質センシングは、洗濯物
が厚手物であれば、乾いた状態でドラム3内に投入され
た後最初に洗濯液になじむとき多量の水分を吸い込むた
め、このタンブリングの前後で水位の低下量が大きく、
逆に洗濯物が薄手物であれば、このタンブリングの前後
での水位の低下量が小さいことを、布質検出原理として
いる。また、本実施形態では、上記設定状態で、投入し
た衣類の枚数を入力しており、この枚数データと布質セ
ンシングのデータを掛け合わせることにより、衣類の布
質の判別精度を向上させている。
【0047】なお、図8では、水槽2内の水位が洗濯工
程の設定水位まで達した後、布質センシングを行うよう
にしているが、その途中の一定水位まで達したとき、給
水を一旦停止するとともに洗濯物をタンブリングさせて
その時の水位の低下量を測定し、その後給水を再開する
ようにしても、布質センシングを行うことが可能であ
る。
【0048】次いで、ステップ#90で、この布質セン
シングの結果、投入された洗濯物が薄手物であると判断
されたときは、ステップ#100に進んで、厚手物を洗
濯する場合の約半分の時間だけタンブリングを行う。こ
れは、洗濯物がドライマーク付きの薄手の衣類である場
合、その素材がデリケートであるため、タンブリングを
長く続けると布地を傷める虞があるからである。一方、
投入された洗濯物が厚手物であると判断されたときは、
ステップ#110に進んで、通常時間のタンブリングを
行う。
【0049】なお、ステップ#100、#110におけ
るタンブリングは、家庭用ドライ洗剤を溶かした洗濯液
を洗濯物に含ませ、ドラム2を低速回転することにより
行われる。このとき、ドライマーク付きの衣類は、標準
的な衣類より布が傷みやすいため、本実施形態では、ド
ライコースを選択したときは、休止時間を多く取る(例
えば、2秒タンブリングすると、58秒休止する)、い
わゆる漬け置き洗いを行うように制御する。
【0050】そして、衣類の布質に応じて設定された時
間が経過すると、タンブリングを終了し、中間脱水工程
に進む。この中間脱水工程では、先ず、ドラム3の回転
を停止した状態で、ステップ#120で排水ポンプ11
をONして排水を開始し、一定時間が経過するまでこの
状態を保持する。この一定時間は、例えば、低泡性洗剤
を使用し、かつドライコースの設定水位まで水を入れた
場合について、排水完了までに掛かる時間を実験により
求めておき、さらにその場合の排水時間を基にして、家
庭用ドライ洗剤を用いた場合について予め決定し、かつ
制御回路21に記憶しておく時間である。
【0051】このように、本実施形態では、この中間脱
水工程において、先ず、予め定められた一定時間の排水
を行うので、仮に低泡性以外の洗剤を使用した場合であ
って、水槽2内の発泡が早期に消滅しない場合であって
も、その一定時間が経過すると次のステップに進むこと
ができる。したがって、水位センサー12を用いて水槽
2内の水位を測定することにより排水完了を検知する構
成のように、発泡が残っている限りいつまでも排水が完
了していないと判断してしまう不都合がなく、時間ロス
を防ぐことができる。
【0052】この一定時間が経過すると、ステップ#1
30で、洗濯物がドラム3の周壁内面に押着される臨界
回転数以上の所定の回転数で、ドラム3を一定方向(例
えば、左回転)に回転させて洗濯物を脱水しながら、同
時に、給水弁17を開けて給水口14,15から給水す
ることにより、水槽2内の発泡を短時間で効果的に低減
させる。
【0053】そして、この発泡消滅プロセスを一定時間
(例えば、30秒)継続した後、ステップ#140で、
給水弁17を閉じるとともに、瞬時的にドラム3を同一
方向に高速回転させる。そして、予め設定した回転数
(例えば、600rpm)に達した時点で、ステップ#150
において駆動モータ10の電源をOFFし、後はドラム
3の慣性回転を利用して脱水を行う。そして、ドラム3
の回転が止まると、ステップ#160で排水ポンプ11
をOFFして、中間脱水工程を終了する。
【0054】こうして洗濯工程後の中間脱水工程が終了
すると、図9に示すように、すすぎ工程に進む。すすぎ
工程では、洗濯工程と同じように、先ず、ステップ#1
70で、給水弁17を開いて給水口14,15から水槽
2内に給水を行い、水槽2内の水位が設定値に達する
と、ステップ#180で、給水弁17を閉じて給水を完
了する。そして、洗濯工程と同じように、ステップ#1
90で、衣類の布質に応じて設定される時間が経過する
まで、洗濯物をタンブリングさせてすすぎ工程を行う。
なお、このすすぎ工程では、洗剤を含まない水(すすぎ
水)を洗濯物に含ませるようにする。
【0055】このすすぎ工程に引き続いて行われる中間
脱水工程、すなわち、ステップ#200〜#240は、
洗濯工程後の中間脱水工程、すなわち、ステップ#12
0〜#160と同じである。但し、本実施形態では、こ
のすすぎ工程(最終すすぎ工程前の中間すすぎ工程)
を、2回行うようにしているので、ステップ#250
で、すすぎ工程を2回行ったかどうか判断し、未だ2回
行っていないときは、ステップ#170に戻ってすすぎ
工程を繰り返す。
【0056】ステップ#250で、すすぎ工程が2回完
了したと判断すると、図10に示す最終すすぎ工程に進
む。この最終すすぎ工程の内、ステップ#260〜#2
80は、上記すすぎ工程、すなわちステップ#170〜
#190と同じである。但し、設定時間経過するまでの
タンブリングを行った後、上記布質センシングにより洗
濯物が薄手物であると判断されていたときは、ステップ
#290からステップ#300に進んで、排水前の水槽
2内にすすぎ水が溜まっている状態で運転を一時停止
し、ステップ#310で使用者がスタート/一時停止ス
イッチ42を押すと、次の最終脱水工程に進むように制
御される。
【0057】一般に、洗濯物がドライマーク付きの衣類
の内、特に薄手物である場合、最終脱水が終わった後そ
のまま長時間放置するとシワになり易い。そこで、本実
施形態では、ドライマーク付きの薄手の衣類を洗濯する
場合は、使用者自身がスイッチ42を押して最終脱水工
程をスタートさせることにより、運転終了後間違いなく
すぐに洗濯物を取り出して、放置による洗濯物のシワ付
きを防止できるように制御するものである。一方、洗濯
物が厚手物である場合は、この配慮が必要ないので、最
終すすぎ工程におけるタンブリングが終われば、ステッ
プ#290からそのまま最終脱水工程に進むよう制御さ
れる。
【0058】図11に示す最終脱水工程では、2回の中
間脱水工程を経た後なので、洗濯槽2内の発泡は殆どな
いため、ドラム3を低速回転させるとき、発泡除去のた
めに給水口14,15から給水する必要はない。また、
水位センサー12を用いて水槽2内の排水を確認するよ
うにしても、発泡による排水完了を確認する時点の遅れ
は生じない。
【0059】そこで、ステップ#320で排水ポンプ1
0をONした後は、水位センサー12を用いて、水槽2
内の水位が、ドラム3を回転させ始めてもよいリセット
水位まで下がったことを確認し、それを確認した時点
で、ステップ#330でドラム3を上記臨界回転数以上
の所定の回転数で低速回転させる。このとき、給水口1
4,15からの給水は行わない。そして、その後のステ
ップ#340〜#360では、洗濯工程、及び中間すす
ぎ工程に続く中間脱水工程の場合と同じ制御を行い、排
水が完了した時点で運転を終了する。
【0060】なお、ドライマーク付きの衣類を家庭用の
乾燥機で乾燥させることは、布に縮み、傷み等多大の悪
影響を及ぼすため、禁じられている。しかし、上に述べ
たように、本実施形態では、ドライコースを選択したと
きは、乾燥工程を行わず、最終脱水工程が完了した時点
で運転を終了するように制御されるので、使用者の不注
意により乾燥工程まで続けて行うことにより布地を傷め
てしまう危険を回避できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、ドライコースを選択したとき、たとえ使用者
の不注意により乾燥工程を設定しようとした場合でも、
乾燥工程が行われることはないので、ドライマーク付き
の衣類に誤って乾燥工程を実施してしまい、布地に縮
み、傷みなどの悪影響を与えることを回避することがで
きる。
【0062】また、請求項2によれば、シワになり易
い、ドライマーク付きの薄手の衣類を洗濯する場合、最
終すすぎ工程に続く最終脱水工程は使用者自身がスター
トさせることになるので、最終脱水工程後、間違いなく
すぐに衣類を取り出すことができるため、そのような衣
類を洗濯する場合、最終脱水工程後の長時間放置による
シワ付きを防止することができる。
【0063】さらに、請求項3によれば、布地が傷み易
い、ドライマーク付きの薄手の衣類を洗濯する場合、自
動的に、洗濯工程の時間が短く設定されるので、布地の
傷みを著しく低減することができる。
【0064】また、請求項4によれば、仮に低泡性以外
の洗剤を使用した場合であって、中間脱水時に水槽内に
洗濯液の発泡が生じている場合でも、その発泡が短時間
で効果的に低減されるので、運転時間を短縮し、使用可
能洗剤の適用範囲を大幅に広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機の
外観斜視図。
【図2】 図1のドラム式洗濯機の概略断面図。
【図3】 図1のドラム式洗濯機において、水槽内の上
部に配設される給水口の先端部の形状を示す図。
【図4】 図1のドラム式洗濯機のブロック図。
【図5】 図1のドラム式洗濯機の外箱表面に設けられ
る操作・表示部のレイアウトを示す図。
【図6】 図1のドラム式洗濯機においてドライコース
を選択したときの、図5の操作・表示部内に配列された
液晶表示装置の表示状況を示す図。
【図7】 図1のドラム式洗濯機においてドライコース
を選択したときの、運転プロセスを示すフローチャート
(運転条件設定状態)。
【図8】 図7のAより続くフローチャート(洗濯工
程、及びそれに続く中間脱水工程)。
【図9】 図8のBより続くフローチャート(すすぎ工
程、及びそれに続く中間脱水工程)。
【図10】 図9のCより続くフローチャート(最終す
すぎ工程)。
【図11】 図10のDより続くフローチャート(最終
脱水工程)。
【図12】 従来のドラム式洗濯機の概略断面図。
【符号の説明】
1 外箱 2 水槽 3 ドラム 4 小孔 5 乾燥用ヒータ 6 送風機 7 循環用ダクト 8 ドア 9 パッキン 10 駆動モータ 11 排水ポンプ 12 水位センサー 13 糸屑フィルター 14,15 給水口 16 排水パイプ 17 給水弁 18 空気排出口 19 空気吹込口 20 操作・表示部 21 制御回路 22 マイクロコンピュータ 33 入力キー回路 34 状態検知回路 35 表示装置駆動回路 36 ブザー駆動回路 37 負荷駆動回路 41 電源スイッチ 42 スタート/一時停止スイッチ 43 各種操作キー 44 液晶表示装置 45 コース選択キー 46 乾燥工程設定キー 47 枚数設定キー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に弾性支持された水槽と、該水槽
    内で水平軸周りに回転可能に支持され、その周壁に通水
    及び通風のための多数の小孔を設けたドラムとを備え、
    該ドラムに投入された洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水、及
    び乾燥の各工程を一貫して行う洗濯機において、 ドライマーク付きの衣類に対応して各工程の条件が設定
    されたドライコースを選択する手段を設け、該手段によ
    りドライコースが選択されているとき、乾燥工程を行わ
    ないように制御することを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 上記水槽内の水位を検知する水位センサ
    ーを備え、 上記ドラムに洗濯物を投入した後最初に前記水槽内に給
    水する段階で、前記水位センサーで検知される水位が所
    定値に達したとき、給水を一旦停止するとともに前記ド
    ラムを所定時間回転させ、前記水位センサーを用いて測
    定されるその時の水位の低下量に基づいて、前記洗濯物
    が厚手物であるか薄手物であるかを判定する布質センシ
    ング機能を備えた洗濯機であって、 上記手段によりドライコースが選択されており、かつ前
    記布質センシングにより前記洗濯物が薄手物であると判
    定されたときは、最終すすぎ工程が終了し前記水槽内に
    水が溜まっている状態で、運転を停止した後、脱水スイ
    ッチの操作に応答して脱水動作を行い得るようにしたこ
    とを特徴とする請求項1の洗濯機。
  3. 【請求項3】 上記手段によりドライコースが選択され
    ており、かつ上記布質センシングにより上記洗濯物が薄
    手物であると判定されたときは、洗濯工程の時間を短く
    設定することを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 外箱内に弾性支持された水槽と、該水槽
    内で水平軸周りに回転可能に支持され、その周壁に通水
    のための多数の小孔を設けたドラムとを備え、該ドラム
    に投入された洗濯物を洗濯、すすぎ、及び脱水する洗濯
    機において、 洗濯工程及びすすぎ工程の終了後に行う中間脱水時に、
    前記洗濯物が前記ドラムの周壁内面に押着される臨界回
    転数以上の所定の回転数で、前記ドラムを回転させて前
    記洗濯物を脱水しながら、前記水槽内上部に配設された
    給水口から給水することを特徴とする洗濯機。
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