JP5053976B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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本発明は、水槽内の空気を循環させるための循環風路にダクト状の熱交換器を備えた洗濯乾燥機に係り、特に熱交換器内を洗浄するようにしたものに関する。
洗濯乾燥機においては、通常、回転槽を収容した水槽の外部に、除湿器、循環用送風機および加熱器を設け、循環用送風機によって水槽内の空気を循環させながら、その循環空気を除湿器により除湿し、加熱器により加熱することによって回転層内の洗濯物を乾燥させるようにしている。
このような洗濯乾燥機にあって、従来、除湿器として水冷式の熱交換器を用いたものがある(例えば特許文献1)。この水冷式の熱交換器は、水槽の後端部に縦型に配置されたダクト状をなし、上部に注水部が設けられている。そして、ダクト状の熱交換器内を循環空気が下から上へと流れるようにし、その循環空気に対して上部の注水部から水を上から下へと流すことによって循環空気を水と接触させて冷却除湿するという構成のものである。
特開2005−224491号公報
特許文献1に見られるような水冷式の熱交換器を除湿器として用いた洗濯乾燥機においては、そのダクト状の熱交換器の空気流入口が水槽の下部に連通されているため、洗い行程時には、水槽内の洗濯水が熱交換器の内部に浸入する。熱交換器の内部に浸入する洗濯水の水位は、水槽内の水位と同水位で、しかも、その浸入水には、洗濯物から出たリントが含まれているので、その浸入水に含まれていたリントの一部は熱交換器の内面に付着して残りがちとなる。
乾燥行程になると、熱交換器の内面に付着したリントは、循環空気によって生乾き状態にされたところで循環風に乗じて上流側へと運ばれ、循環風路の内面に再付着し、付着したまま乾燥してこびり付く。また、回転槽内で生じたリントの一部も循環風に運ばれて循環風路の内面に付着するようになる。
このような循環風路の内面へのリントの付着は洗濯乾燥運転の度に生ずるため、リントは次第に堆積して循環風路の通風面積を次第に狭める。そして、循環風路の通風面積が付着リントによって狭められると、循環風量が次第に少なくなり、乾燥効率の低下をもたらす。
循環風路の内面へのリントの付着を無くすには、水槽から循環風路への空気の入口である熱交換器の空気流入口にリントフィルタを設ければよい。この場合、リントフィルタが目詰りすると、やはり循環風量の低下をもたらすので、リントフィルタは定期的に掃除をする必要がある。しかしながら、熱交換器は水槽の後端部に配置されている関係上、リントフィルタを掃除のために外部に取り出し得る構造とすることが難しい。また、取り出し得る構造になし得たとしても、掃除を忘れたり、或いは長期間使用する間にリントフィルタから細かいリントが漏れ出て循環風路に溜まったりすることも考えられる。
このような事情から、水冷式の熱交換器を用いた洗濯乾燥機では、循環風路の内面に付着したリントの除去に苦慮しているのが実情である。
ここで、水槽内への給水時の水を利用して熱交換器内の洗浄を行う構成が考えられる。しかしながら、通常、洗濯乾燥機には、水槽内への給水のための水源(水道の蛇口など)が1つのみ接続される。従って、熱交換器内の洗浄のための水源としては、水槽内への給水のために接続された1つの水源からの水を共通に利用せざるを得ない。従って、熱交換器内の洗浄に使用する水の分、水槽内への給水量が減少することとなる。一方で、洗濯乾燥機においては、水槽内への給水とともに洗濯用剤(洗剤、柔軟仕上げ剤など)も供給可能に構成されたものが多い。この場合、水槽内への給水のための水源を熱交換器内の洗浄のための水源としても利用する構成とすると、水槽内への給水量が不足して洗濯用剤が流れ難くなるといった不具合が生じる。
また、熱交換器内の洗浄のために水の使用量が増加することから、無駄水の発生を抑えることができない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、洗濯用剤の供給に不都合を生じることなく、無駄水の発生を抑えつつ、循環風路の内面に付着したリントを除去することができる洗濯乾燥機を提供することにある。
本発明の洗濯乾燥機は、回転槽を収容した水槽と、前記水槽の外部に配設され、当該水槽内の空気を循環用送風機によって循環させるための循環風路と、前記循環風路に設けられ、前記水槽の下部に連通されたダクト状の熱交換器と、水源に接続された給水弁と、前記給水弁に接続され、当該給水弁を介して前記水源からの水を前記水槽内に給水するとともに前記水槽内に洗濯用剤を供給可能に構成された給水手段と、前記給水弁に接続され、当該給水弁を介して前記水源からの水を前記熱交換器内に放水することによって当該熱交換器内の洗浄を行う洗浄手段と、洗い行程時に、前記給水手段による前記水槽内への給水及び前記洗濯用剤の供給とは異なるタイミングで、前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄を実行する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の洗濯乾燥機によれば、熱交換器の内面に付着したリントは、洗浄手段が熱交換器内に放水する水によって除去される。これにより、循環風路内面におけるリントの堆積を防止することができ、乾燥効率の低下を回避することができる。
この場合、洗浄手段による熱交換器内の洗浄を実行するタイミングと、給水手段による水槽内への給水及び洗濯用剤の供給を実行するタイミングとを異ならせた。従って、洗浄手段による放水と同時に給水手段による水槽内への給水及び洗濯用剤の供給を行う場合とは異なり、給水手段による給水量が洗浄手段による放水によって減少することがない。これにより、水槽内への給水量が不足して洗濯用剤が流れ難くなるといった不具合を回避することができる。
また、熱交換器は水槽の下部に連通されていることから、洗浄手段によって熱交換器内に放水された水は、水槽内に流れ込む。これにより、洗浄手段によって放水された水を利用して洗濯物の洗い、或いは、すすぎを行うことができる。従って、熱交換器内の洗浄のために水の使用量が増加することがなく、無駄水の発生を抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態につき、図面を参照しながら説明する。図2はドラム式洗濯乾燥機の縦断側面図を示しており、外箱1内に水槽2が配設され、水槽2内にドラム3(回転槽に相当)が配設されている。水槽2は、図3および図4にも示すように、2つのサスペンション4によって弾性支持されており、その支持形態は、ドラム3の回転中心軸方向が前後方向となる横軸状で、且つ前上がりの傾斜状である。
水槽2およびドラム3は、何れも前面部を開放した有底円筒状をなしている。このうち、水槽2の前面開方部分と外箱1の前面部に形成された洗濯物の出入口5との間は、ベローズ6によって連結されている。そして、外箱1には、出入口5を開閉する扉7が設けられている。水槽2内のドラム3は、洗濯槽として機能することは勿論、脱水槽および乾燥槽としても機能するものであり、その関係上、ドラム3の周壁には、通水用および通風用の小孔3aが多数(図2には一部を図示)形成されているとともに、洗濯物掻き揚げ用のバッフル3bが複数個形成されている。
外箱1の上部内側には、給水弁ユニット8(給水弁に相当)が配設されている。この給水弁ユニット8は、4個の給水弁9〜12(図3および図4参照)をユニット化してなるもので、それら4個の給水弁9〜12の共通の入水口13は、図示しない耐圧ホースを介して水源たる水道の蛇口に接続されている。
上記4個の給水弁9〜12のうち、第1の給水弁9,第2の給水弁10の各出水口は、外箱1内の上部前側に配設された給水ケース14の洗剤貯溜部および仕上げ剤貯溜部(何れも図示せず)に夫々接続されている。そして、第1の給水弁9および第2の給水弁10は、洗い時およびすすぎ時に選択的に開放されて水道水を洗剤貯溜部および仕上げ剤貯溜部を介して水槽2内に供給する。このため、洗い行程時には、給水とともに洗濯用剤としての洗剤が水槽2内に供給され、ためすすぎ行程時には、給水とともに洗濯用剤としての柔軟仕上げ剤が水槽2内に供給される。ここで、これら給水弁9,10と給水ケース14とにより、水源からの水を水槽2内に給水するとともに水槽2内に洗濯用剤(この場合、洗剤および柔軟仕上げ剤)を供給可能な給水装置15(給水手段に相当)が構成されている。
水槽2の下部には、水槽2内と連通する水溜器16が取り付けられており、この水溜器16の内部に温水生成用のシーズヒータ17が配設されている。水溜器16の最低部である後部底面には排水口18が形成されていて、当該排水口18には排水管19の一端部が接続されている。
水槽2の軸方向一端である後端部2aの中央部には、洗濯機モータ20が配設されている。この洗濯機モータ20は、アウターロータ型のブラシレスモータからなり、そのステータ20aが水槽2の後端部2aに取り付けられ、ロータ20bの中心部に設けた回転軸20cが水槽2内に突出されてドラム3の底部の中心部に連結されている。これにて、洗濯機モータ20は、ドラム3を回転駆動する駆動装置として機能する。
水槽2の外側には、循環風路21が設けられている。この循環風路21は、水冷式の熱交換器22と循環用送風機23と加熱器24を直列に接続して構成されている。上記熱交換器22は、図3および図4に示すように、水槽2の円形をなす後端部2aの外周側部分に、洗濯機モータ20のほぼ半周を囲むように、即ち洗濯機モータ20の左右両側のうちの一方側から上側にかけて、この実施形態では、水槽2の後方から見て洗濯機モータ20の右側から上側にかけて設けられ、全体として「フ」の字状をなしている。
熱交換器22は、後面が開放された断面ほぼ「コ」の字状のベース部材25と、このベース部材25の開放面を覆う蓋部材26とから構成されてダクト状をなしている。ベース部材25には、図3に示すように、下側の一端部に空気流入口27が形成され、上側の他端部に空気流出口28が形成されており、そのうち空気流入口27は、水槽2の下部に設けられた空気出口部に連通接続されている。即ち、熱交換器22は、水槽2の下部に連通接続された構成となっている。
循環用送風機23は、図2に示すように、ファンケーシング29内に送風ファン30を設け、この送風ファン30を駆動する送風機モータ31をファンケーシング29の外側に設けた構成のもので、その吸気部は熱交換器22の空気流出口28に接続されている。また、加熱器24は、循環風路21の最下流側に位置し、ケース32内に例えばシーズヒータからなる温風生成用ヒータ33を設けた構成のもので、そのケース32の空気入口部はファンケーシング29の吐気部に接続されている。
水槽2の前部には、図2に示すように、給風管34が配設されている。この給風管34は、一端部が上記加熱器24のケース32の空気出口部に接続され、他端部が水槽2の前面開放部分に臨んでいる。以上により、熱交換器22、循環用送風機23および加熱器24からなる循環風路21が構成されている。そして、循環用送風機23が運転されると、水槽2(ドラム3)内の空気が空気流入口27から熱交換器22内に吸入され、熱交換器22で冷却除湿された後、当該熱交換器22の下流側に存する加熱器24の温風生成用ヒータ33によって加熱されて、給風管34から水槽2(ドラム3)内に戻されるというように循環する(図2の矢印A,B,C参照)。
図3および図4に示すように、上述のように全体として「フ」の字状に構成された熱交換器22は、洗濯機モータ20の右側にあって上下方向に延びる縦型部分22aと、洗濯機モータ20の上側にあって左右方向に延びる横型部分22bとを有しており、縦型部分22aと横型部分22bとが交差する部位の上部には、注水部35が設けられている。そして、この注水部35は、給水弁ユニット8の熱交換用給水弁11の出水口にチューブ36を介して接続されている。
従って、熱交換用給水弁11が開かれると、水道水が注水部35から熱交換器22の縦型部分22a内にその上部から放散される。そして、この縦型部分22aでは、空気が下から上へと流れるため、上昇する空気と、上から下へと滴下する水とが効率良く接触し、これにより、空気が水によって冷却され、除湿されるようになる。そして、注水部35から放出された水、および、空気が冷却除湿されることにより生じた水は、空気流入口27から水槽2内に流入し、後述する排水弁59(図2参照)の開時には、排水口18から機外へと排出されるようになっている。
さて、循環風路21のうち、注水部35よりも下流側であって循環用送風機23よりも上流側の所定箇所(本実施形態では、熱交換器22の横型部分22bの最下流部)に放水部37が設けられており、この放水部37はチューブ38を介して給水弁ユニット8の放水用給水弁12の出水口に接続されている。上記放水部37は、ベース部材25の終端壁部である左端壁部において、熱交換器22の横型部分22b内に臨むように設けられている。ここで、放水用給水弁12と放水部37とにより、水源からの水を熱交換器22内に放水することによって当該熱交換器22内の洗浄を行う洗浄装置39(洗浄手段に相当)が構成されている。
このような放水部37は、放水用給水弁12が開かれると、水道水を熱交換器22内に向けて勢い良く吐出して当該熱交換器22の内面に吹き付ける。これにより、熱交換器22の内面に付着したリント(糸屑等)が洗い流されるようにして除去される。なお、放水部37の放水口(図示せず)は、例えば横長のスリット状に絞った形状に形成されており、リントが溜まり易い個所に、より多くの水道水が勢い良く吹き当てられるようなっている。
また、放水部37の放水口の開口面積は、放水用給水弁12の出水口のそれよりも小さく定められていて水道水圧の高低変化に係わらず、放水口からの単位時間当たりの放水量が一定となるようになっている。水道水圧がある値以上になると、水道水圧が高くなっても放水量は、放水口の開口面積に応じたほぼ一定水量となる。このことから、通常の水道水圧の高低変化する範囲では、放水口の開口面積を放水用給水弁12の出水口のそれよりも小さい所定面積に定めることにより、放水口からの単位時間当たりの放水量をほぼ一定にすることができるものである。
熱交換器22の外側には、図4に示すように、縦型部分22aと横型部分22bとが交差する部分に位置してエアトラップ42(泡検知手段に相当)および温度センサ43が設けられている。そのうちエアトラップ42は、熱交換器22内に開口しており、その開口位置は、注水部35のやや右側下方となっている。このエアトラップ42は、圧力センサからなる泡センサ44(図7参照)を備えており、熱交換器22内(特に縦型部分22a内)に浸入する泡を検出するように構成されている。つまり、洗剤洗いを行う場合に、低発泡の洗剤を用いればよいが、特に非低発泡洗剤を用いた場合、洗い行程時に水槽2内やドラム3内に多量の泡が発生し、洗濯物をドラム3の回転によって上げて落下させることでたたき洗いをするのに、ドラム3内の泡が洗濯物の落下の衝撃力を受けてしまって十分な洗い効果が得られなくなってしまう。
また、脱水時においても、水槽2内の泡がドラム3の回転抵抗となることからドラム3の回転速度が上がらず、十分な脱水ができなくなる。水槽2内に泡が発生すると、その泡は空気流入口27から熱交換器22内に浸入し、更に、エアトラップ42内に浸入してその内圧を高める。このエアトラップ42の内圧上昇は、泡センサ44によって検出される。そして、泡センサ44によって泡の浸入が検出されると、排水弁59を開いて水槽2内の洗い水を減らす、または、ドラム3の回転速度を低くして洗い水の撹拌頻度を低くするといった泡対応制御を行うようにしている。
上記温度センサ43は、熱交換器22内を流れる空気温度を検出する。この温度センサ43の検出温度は、給風管34から水槽2内に供給される空気温度を検出する温度センサ45(図7参照)とで乾燥率検出手段を構成する。つまり、乾燥行程時に温風生成用ヒータ33によって加熱されて水槽2内に供給された温風の熱は、乾燥初期においては、主に洗濯物の温度上昇と洗濯物内の水分の蒸発潜熱に使用される。従って、ドラム3から流出する空気温度は上昇し難い。乾燥が進行すると、洗濯物に含まれる水分量は減少し、ドラム3内に流入した温風の熱は、洗濯物、ドラム3、空気温度の上昇に使用されるようになり、ドラム3から流出する空気温度が上昇する。よって、乾燥が進行すると、両温度センサ43,45の温風の温度差が次第に小さくなってくるので、両温度センサ43,45の検出温度差に基づいて洗濯物の乾燥率を検出できる。
図5に示すように、外箱1の底部を構成する台板1aの前部には、循環ポンプユニット50が配設されている。この循環ポンプユニット50は、図6に示すように、フィルタ部51、ポンプ部52、モータ部53の3つの部材によって構成されている。この循環ポンプユニット50は、これら3つの部材によって、リントを捕獲するフィルタリング機構と、水槽2内の洗濯水を循環させる循環ポンプ機構の2つの機構とを構成している。
フィルタ部51は、長筒状のフィルタケース54と、リントフィルタ55とから構成されている。フィルタケース54内は、中空となっており、上部が洗濯水を吸入する吸入路54a、下部がリントフィルタ55を収納する濾過路54bとして構成されている。このフィルタケース54の長手方向(リントフィルタ55を出し入れする方向)の前側にはフィルタ取付部54c(図5参照)が設けられており、このフィルタ取付部54cは、外箱1の前面下部に設置される。
フィルタケース54の吸入路54aの長手方向の後側には、水槽2の排水口18から延びる排水管19の他端部が連結されている。フィルタケース54の濾過路54bの下面には、連結パイプ56(図6参照)が接続されている。また、濾過路54bの側面には、ポンプ部52に連通するポンプ吸入路54dが設けられている。
この濾過路54bには、内部にリントフィルタ55が収納される。このリントフィルタ55は、当該濾過路54bに流れる水に含まれるリントを捕獲する機能を有している。リントフィルタ55は、その本体部分が、例えば樹脂を格子状に形成したもの、或いは、目の細かい繊維を袋状に形成したもので構成され、捕獲したリントを集積するようになっている。リントフィルタ55は、前方にフィルタキャップ55a(図5参照)を有し、このフィルタキャップ55aが、外箱1の前面下部に設置されたフィルタ取付部54cに着脱自在に装着される。そのため、外箱1外からリントフィルタ55を取り外して、当該リントフィルタ55に集積されたリントを除去して掃除することが可能となっている。
図6に示すように、循環ポンプユニット50には、フィルタ部51とポンプ部52が一体に装着されることによってインペラ収納部50aが形成されており、このインペラ収納部50a内に、インペラ57が回転可能に収納されている。循環ポンプユニット50は、このインペラ57をモータ部53のポンプモータ53aで回転させることによって、ポンプ作用を発揮する。インペラ収納部50aには吐出口が連通して設けられており、この吐出口には循環用配管58(図5参照)の一端部が接続されている。
循環用配管58の他端部は上方へ延びていて、水槽2の前部を構成する水槽カバー2bの上部に連通接続されている。ここで、排水管19と、フィルタケース54と、インペラ収納部50aと、循環用配管58とにより、水槽2内に連通する循環水路61が構成されている。また、この循環水路61と、循環ポンプユニット50とにより、循環散水装置が構成されている。そして、水槽2内に水を貯留した状態で、循環ポンプユニット50のポンプモータ53aが駆動されると、そのポンプ作用により、水槽2内の水が、排水管19,フィルタケース54,インペラ収納部50aを通して循環用配管58へ吐出され、当該循環用配管58を通り水槽2内へ循環されるようになる(図2の矢印D参照)。
循環ポンプユニット50の下流側には、連結パイプ56を介して排水弁59(図2参照)が接続され、この排水弁59に排水ホース60が接続されている。ここで、排水管19と、フィルタケース54と、連結パイプ56と、排水弁59と、排水ホース60とにより、排水経路63が構成されている。そして、水槽2内に水が貯留された状態で排水弁59が開放されると、当該水槽2内の水が、排水管19,フィルタケース54,連結パイプ56,排水弁59,排水ホース60を通して機外へ排出される(図2の矢印E参照)。
なお、水槽カバー2bの中央部よりもやや下部の外周部には溢水口64が設けられており、この溢水口64に、溢水管65の上端部が接続されている。溢水管65の下端部は、排水ホース60の排水弁59寄りの部位に接続されている。従って、水槽2内の水位が溢水口64を越えると、当該水槽2内の水が、溢水口64から溢水管65,排水ホース60を通して機外へ排出される。
図7には、上記洗濯乾燥機の制御装置66が示されている。この制御装置66は、マイクロコンピュータを主体とするもので、洗濯乾燥機の動作全般を制御する制御手段として機能するようになっている。この制御装置66には、操作パネル67(図2および図5参照)に設けられた各種のキースイッチからなる操作入力部68からの各種操作信号、水槽2内の水位を検出するように設けられた水位センサ69からの水位検知信号、泡センサ44からの泡検知信号、熱交換器22に設けられた温度センサ43からの温度検知信号、水槽2に設けられた温度センサ45からの温度検知信号などが入力されるようになっている。
そして、制御装置66は、上記各種の入力信号および予め記憶された制御プログラムに基づいて、各種給水弁9〜12、排水弁59、洗濯機モータ20、送風機モータ31、温水生成用のシーズヒータ17、温風生成用ヒータ33、ポンプモータ53aを駆動回路70を介して制御する。この場合、制御装置66は、インバータによるパルス幅変調(PWM)方式によって洗濯機モータ20の回転速度の制御を行う。また、制御装置66は、操作パネルに設けられた例えば液晶パネルなどからなる表示部71(表示手段に相当)に、後述の洗濯物の重量検知に応じた洗剤使用量の他、設定された運転コース、運転の残り時間、予約時刻、現在時刻などの各種情報を表示するようになっている。また、制御装置66は、今回実行した運転に乾燥行程が含まれるか否か、即ち、今回の運転において乾燥行程を実行したか否かを記憶装置(図示せず)に記憶するようになっている。
次に、上記構成の作用を説明する。まず、洗濯乾燥運転を終えた後の状態では、次のような事情から、循環風路21の大部分を構成する熱交換器22のうち、特に横型部分22bの内面にリントが付着したまま残っていることが多い。即ち、洗濯乾燥運転の最終行程である乾燥行程時において、洗濯物から散出したリントは、ドラム3から水槽2内に出て当該水槽2から熱交換器22内に流入する空気によって運ばれ、熱交換器22の縦型部分22aおよび横型部分22bの内面に付着する。
そのうち、縦型部分22aに付着したリントは、乾燥行程中、注水部35から縦型部分22a内に放散される熱交換用の水によって流し落とすことができるが、循環風に乗じて横型部分22bに至ったリントは、注水部35からの水の放散範囲から外れているため、横型部分22bの内面に付着したままとなり、循環風によって乾燥されると、そのリントは柔軟仕上げ剤などを含んでいるため、縦型部分22bの内面に強くこびり付くようになる。そして、そのこびり付いたリントに、更にその後から循環風に運ばれてきたリントが付着するようになる。この場合、循環風の流れの方向が変化する個所、例えば図3にR1,R2で示すようなコーナー部分にリントは多く付着する。
ここで、このようにして循環風路21、特に熱交換器22の横型部分22bに付着したリントを自動的に除去するための制御内容について、図1に示すフローチャートを参照しながら説明する。即ち、操作入力部68の操作を介して「洗濯乾燥コース」が選択されると、洗い行程から乾燥行程までの各行程が順に連続して行われる。これらの一連の運転は制御装置66によって制御される。
さて、「洗濯乾燥コース」の運転が開始されると、図1のフローチャートに示すように、制御装置66は、洗い水の供給に先立って、洗濯機モータ20を回転駆動してドラム3内の洗濯物の重量検知を行う(ステップS1:重量検知手段)。そして、制御装置66は、重量検知によって検知された洗濯物重量に応じた水位(給水量)を設定する。この重量検知は、洗濯機モータ20の負荷電流を検出することによって行われる。つまり、洗濯物の量に応じて洗濯機モータ20にかかる負荷が大きくなるので、制御装置66は、その負荷電流の大小によって洗濯物の重量を検知する。
次に、制御装置66は、検知された洗濯物重量に応じた洗剤使用量を表示部71に表示する(ステップS2)。制御装置66は、この洗剤使用量を所定時間(例えば、1分程度)が経過するまで表示し続ける。この間に、制御装置66は、前回の運転において乾燥行程が実行されたか否かを判断する(ステップS3)。前回の運転にて乾燥行程が実行されていた場合(例えば、前回の運転が「洗濯乾燥コース」、或いは、乾燥行程のみを実行する「乾燥コース」であった場合)、制御装置66は、ステップS4に移行して、熱交換器22内の洗浄を実行する。
この熱交換器22内の洗浄では、制御装置66は、排水弁59を閉じた状態で放水用給水弁12を開放して、水源からの水を放水部37から熱交換器22内に放水し、これにより、熱交換器22内の洗浄を行う。この熱交換器22内の洗浄において放水された水は、水槽2内に連通する空気流入口27を通して当該水槽2内に流れ込み溜められる。そして、このようにして水槽2内に溜められた水は、後述の「洗い行程」において洗い水として利用される。
熱交換器22内の洗浄を終了すると、制御装置66は、「洗い給水」,「洗い」,「熱交換器内の洗浄」,「排水」,「脱水」を順に実行する「洗い行程」を開始する。なお、前回の運転にて乾燥行程が実行されていない場合(ステップS3にて「NO」)、制御装置66は、熱交換器22内の洗浄(ステップS4参照)を実行することなく、「洗い行程」を開始する。
この「洗い行程」では、制御装置66は、まず、「洗い給水」を実行する(ステップS5)。この「洗い給水」では、制御装置66は、第1の給水弁9を開放して、当該第1の給水弁9を介して水源からの水を水槽2内に給水するとともに水槽2内に洗剤を供給する。即ち、給水装置15による水槽2内への給水及び洗剤の供給が行われる。そして、水位センサ69によって水槽2内の水位が上記設定水位に達したことが検出されると、制御装置66は、第1の給水弁9を閉じて給水を停止し、「洗い」を開始する(ステップS6)。この「洗い」では、制御装置66は、洗濯機モータ20を駆動してドラム3を正逆回転させて、ドラム3内の洗濯物を洗い水とともに撹拌させる。
この「洗い」において、洗い水には上述の熱交換器22内の洗浄時(ステップS4参照)に水槽2内に洗い流されたリントが含まれていることから、洗い水に含まれるリントが洗濯物に付着するおそれがある。そこで、制御装置66は、この「洗い」時において、循環ポンプユニット50のポンプモータ53aを駆動するようになっている。これにより、水槽2内の洗い水を循環水路61を通して循環させ、当該洗い水に含まれるリントをリントフィルタ55によって捕獲しながら、洗濯物を洗うことができる。
「洗い」を終了すると、制御装置66は、「排水」に移行する前に、放水部37からの放水によって熱交換器22内の洗浄を実行する(ステップS7)。上記ステップS6の「洗い」時においては、洗い水に含まれるリントの一部が洗剤の泡とともに上昇して熱交換器22内に浸入し、浸入したリントが熱交換器22(特に縦型部分22a)の内面に付着したまま残される場合がある。そのため、「洗い」終了後に熱交換器22内の洗浄を行うことで、当該熱交換器22内に浸入したリントを水槽2内に洗い流すことができ、熱交換器22内にリントが溜まり難くなる。
なお、制御装置66は、この熱交換器22内の洗浄時における放水時間を変更可能に構成されており、泡センサ44によって熱交換器22内への泡の浸入が検知された場合は、当該放水時間を、泡の浸入が検知されていない場合よりも延長するようになっている。これにより、熱交換器22内の泡やリントを十分に洗い流すことができ、当該熱交換器22内面にリントが蓄積し難くなる。
熱交換器22内の洗浄を終了すると、制御装置66は、ステップS8に移行して、「排水」を実行する。この「排水」では、制御装置66は、排水弁59を開放して水槽2内の洗い水を排出する。この場合、熱交換器22内の洗浄(ステップS7参照)を、この「排水」の直前に実行していることから、熱交換器22内の洗浄時に水槽2内に洗い流されたリントを排水とともに機外に洗い流すことができる。
「排水」を終了すると、制御装置66は、ステップS9に移行して、「脱水」を実行する。この「脱水」では、制御装置66は、排水弁59を開いたまま、洗濯機モータ20によってドラム3を高速回転させ、ドラム3内の洗濯物を遠心脱水する。「脱水」を終了すると、制御装置66は、排水弁59を閉じて「洗い行程」を終了し、続いて、「シャワーすすぎ給水」,「シャワーすすぎ」,「熱交換器内の洗浄」,「排水」,「脱水」を順に実行する「シャワーすすぎ行程」に移行する。
この「シャワーすすぎ行程」では、制御装置66は、まず、「シャワーすすぎ給水」を実行する(ステップS10)。この「シャワーすすぎ給水」では、制御装置66は、給水弁ユニット8を介して水源からの水を水槽2内に給水する。即ち、給水装置15による水槽2内への給水が行われる。この場合、制御装置66は、水槽2内の水位が所定水位(上記設定水位よりも低い水位)に達するまで給水を行う。
「シャワーすすぎ給水」を終了すると、制御装置66は、「シャワーすすぎ」を実行する(ステップS11)。この「シャワーすすぎ」では、制御装置66は、ドラム3を低速回転させるとともに、循環ポンプユニット50のポンプモータ53aを駆動して水槽2内のすすぎ水を循環水路61を通して循環させる。これにより、ドラム3内にすすぎ水をシャワー状に散水しながら、洗濯物をすすぐことができる。
「シャワーすすぎ」を終了すると、制御装置66は、「排水」に移行する前に、放水部37からの放水によって熱交換器22内の洗浄を実行する(ステップS12)。上記ステップS11の「シャワーすすぎ」においては、すすぎ水に含まれるリントの一部が泡とともに上昇して熱交換器22内に浸入し、浸入したリントが熱交換器22(特に縦型部分22a)の内面に付着したまま残される場合がある。そのため、「シャワーすすぎ」終了後に熱交換器22内の洗浄を行うことで、当該熱交換器22内に浸入したリントを水槽2内に洗い流すことができ、熱交換器22内にリントが溜まり難くなる。
熱交換器22内の洗浄を終了すると、制御装置66は、ステップS13に移行して、「排水」を実行する。この「排水」では、制御装置66は、排水弁59を開放して水槽2内のすすぎ水を排出する。この場合、熱交換器22内の洗浄(ステップS12参照)を、この「排水」の直前に実行していることから、熱交換器22内の洗浄時に水槽2内に洗い流されたリントを排水とともに機外に洗い流すことができる。
「排水」を終了すると、制御装置66は、ステップS14に移行して、「脱水」を実行する。この「脱水」では、制御装置66は、排水弁59を開いたまま、洗濯機モータ20によってドラム3を高速回転させ、ドラム3内の洗濯物を遠心脱水する。「脱水」を終了すると、制御装置66は、排水弁59を閉じて「シャワーすすぎ行程」を終了し、続いて、「ためすすぎ給水」,「ためすすぎ」,「熱交換器内の洗浄」,「排水」,「脱水」を順に実行する「ためすすぎ行程」に移行する。
この「ためすすぎ行程」では、制御装置66は、まず、「ためすすぎ給水」を実行する(ステップS15)。この「ためすすぎ給水」では、制御装置66は、給水弁ユニット8を介して水源からの水を水槽2内に給水するとともに水槽2内に柔軟仕上げ剤を供給する。即ち、給水装置15による水槽2内への給水及び柔軟仕上げ剤の供給が行われる。
この場合、制御装置66は、まず、第1の給水弁9および第2の給水弁10を何れも開放して、水道水のみを水槽2内に給水する「メイン給水」と、水道水とともに柔軟仕上げ剤を水槽2内に供給する「サブ給水」とを同時に実行する。そして、所定時間が経過すると、制御装置66は、第1の給水弁9を開放したまま第2の給水弁10を閉じて、「メイン給水」のみを実行する。この「メイン給水」のみを実行しているときに、制御装置66は、熱交換器22内の洗浄を実行する。即ち、「サブ給水」(水槽2内への給水及び柔軟仕上げ剤の供給)とは異なるタイミングで、熱交換器22内の洗浄を実行するようになっている。
水位センサ69によって水槽2内の水位が上記設定水位に達したことが検出されると、制御装置66は、ステップS16に移行して、「ためすすぎ」を開始する。この「ためすすぎ」では、制御装置66は、洗濯機モータ20を駆動してドラム3を正逆回転させて、ドラム3内の洗濯物をすすぎ水とともに撹拌させる。
「ためすすぎ」を終了すると、制御装置66は、「排水」に移行する前に、熱交換器22内の洗浄を実行する(ステップS17)。上記ステップS16の「ためすすぎ」時においては、すすぎ水に含まれるリントの一部が泡とともに上昇して熱交換器22内に浸入し、浸入したリントが熱交換器22(特に縦型部分22a)の内面に付着したまま残される場合がある。そのため、「ためすすぎ」終了後に熱交換器22内の洗浄を行うことで、当該熱交換器22内に浸入したリントを水槽2内に洗い流すことができ、熱交換器22内にリントが溜まり難くなる。
熱交換器22内の洗浄を終了すると、制御装置66は、ステップS18に移行して、「排水」を実行する。この「排水」では、制御装置66は、排水弁59を開放して水槽2内のすすぎ水を排出する。この場合、熱交換器22内の洗浄(ステップS17参照)を、この「排水」の直前に実行していることから、熱交換器22内の洗浄時に水槽2内に洗い流されたリントを排水とともに機外に洗い流すことができる。
「排水」を終了すると、制御装置66は、ステップS19に移行して、「脱水」を実行する。この「脱水」では、制御装置66は、排水弁59を開いたまま、洗濯機モータ20によってドラム3を高速回転させ、ドラム3内の洗濯物を遠心脱水する。「脱水」を終了すると、制御装置66は、排水弁59を閉じて「ためすすぎ行程」を終了し、続いて、乾燥行程に移行する(ステップS20)。
この乾燥行程では、制御装置66は、洗濯機モータ20によってドラム3を回転させながら、送風機モータ31によって送風ファン30を回転駆動し、温風生成用ヒータ33を発熱させ、且つ、熱交換用給水弁11を開いて注水部35から水道水を熱交換器22の縦型部分22a内に供給する。そして、送風ファン30の回転によって、水槽2内の空気が図2に矢印Aで示すように熱交換器22内に吸入され、当該熱交換器22の縦型部分22a内を上昇する。また、熱交換器22の縦型部分22a内を上昇する空気は、注水部35から放散されて落下する水道水と熱交換し、これにより、冷却除湿される。
熱交換器22の縦型部分22aにて除湿された空気は、その後、横型部分22bを通って循環用送風機23のファンケーシング29内に吸引される。更に、ファンケーシング29内に吸引された空気は、ファンケーシング29から加熱器24のケース32内に吐出されて温風生成用ヒータ33によって加熱され、温風となって図2に矢印B,Cで示すように給風管34から水槽2(ドラム3)内へと供給される。ドラム3内に供給された温風は、洗濯物を乾燥し、再び熱交換器22内に吸入されて冷却除湿される。このように水槽2(ドラム3)内の空気が循環風路21を通じて循環されることによって、洗濯物の乾燥が行われる。
この乾燥行程時において、注水部35から放散される水道水の一部は、熱交換器22の縦型部分22aの内面に降りかかり、そして、当該縦型部分22aの内面を伝って流下する。そのため、上記熱交換器22内の洗浄(ステップS4,S7,S12,S17参照)にもかかわらず縦型部分22aの内面にリントが付着したまま残っていたとしても、当該リントを洗い流すことができる。そして、両温度センサ43,45の検出温度差から所定の乾燥率に達したことが検出されると、制御装置66は、そこで乾燥行程を終了する。
上述の循環風路21にはリントフィルタは設けられていない。その理由は以下の通りである。即ち、水冷式の熱交換器22は、注水部35から供給されて下方に流れる水に、水槽2から流入した空気を接触させて冷却除湿する構成である。従って、熱交換器22は、ある程度長い上下方向長さが必要であり、大型になりがちである。そのため、熱交換器22は、やはり大型である水槽2の後端部2aに配置される。一方、熱交換器22の内面へのリント付着を防止するには、空気流入口27にリントフィルタを設ければよい。しかし、空気流入口27が水槽2の後部にあるため、リントフィルタを着脱可能とすることは構造上困難である。ここで、着脱できないリントフィルタ、つまり、掃除できないリントフィルタを設けても無駄である。結局、循環風路21をリントフィルタ付きとする構造は採用され難いのである。
このように水冷式の熱交換器22を洗濯乾燥機の後部に配置する構造では、循環風路21にリントフィルタが設けられていないため、熱交換器22を含めて循環風路21の内面にはリントが付着する。そのうち、熱交換器22の縦型部分22a内には、乾燥行程時に注水部35から熱交換のための注水が行われるため、その注水によって縦型部分22aの内面に付着したリントは除去される。しかし、横型部分22bの内面に付着したリントは、注水部35からの注水では除去できない。
そこで、本実施形態では、熱交換器22の横型部分22bの最下流側に放水部37を設け、この放水部37から横型部分22b内に放水するように構成した。従って、横型部分22bの内面に付着したリントを除去して縦型部分22a、やがては水槽2へと排除することができる。これにより、循環風路21内面におけるリントの堆積を防止することができ、乾燥効率の低下を回避することができる。
この場合、熱交換器22内の洗浄(ステップS4,S7,S12,S17参照)を実行するタイミングと、水槽2内への給水及び洗濯用剤(洗剤,柔軟仕上げ剤)の供給(ステップS5,S10,S15参照)を実行するタイミングとを異ならせた。従って、放水部37からの熱交換器22内への放水と同時に給水弁ユニット8からの水槽2内への給水及び洗濯用剤の供給を行う場合とは異なり、給水弁ユニット8からの給水量が放水部37からの放水によって減少することがない。これにより、水槽2内への給水量が不足して洗濯用剤が流れ難くなるといった不具合を回避することができる。
また、熱交換器22は水槽2の下部に連通されていることから、放水部37から熱交換器22内に放水された水は、水槽2内に流れ込む。これにより、放水部37から放水された水を利用して洗濯物の洗い、或いは、すすぎを行うことができる。従って、熱交換器22内の洗浄のために水の使用量が増加することがなく、無駄水の発生を抑えることができる。
本実施形態では、水槽2内への給水前に洗剤使用量を表示している時間(ステップS2参照)を利用して、熱交換器22内の洗浄(ステップS4参照)を実行するようにした。給水弁ユニット8からの水槽2内への給水及び洗濯用剤の供給とは異なるタイミングとしては、洗剤使用量を表示している時間に限られるものではなく、給水開始前の任意の時間に設定することができる。
また、熱交換器22内の洗浄を実行している期間と、水槽2内への給水を実行している期間とが一部重複した期間、即ち、熱交換器22内の洗浄と水槽2内への給水とが同時に実行されている期間が設けられてもよい。要は、熱交換器22内の洗浄が単独で行われる期間と、水槽2内への給水が単独で行われる期間とを十分に確保できるのであれば、熱交換器22内の洗浄と水槽2内への給水とが一部重複して実行されたとしても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
制御装置66は、前回の運転において乾燥行程が実行された場合(ステップS3にて「YES」)には、今回の運転の初期(本実施形態では、「洗い給水」の前)に熱交換器22内の洗浄(ステップS4参照)を実行するように構成されている。これにより、前回の運転において熱交換器22内にリントが蓄積していたとしても、今回の運転の初期に当該リントを洗い流すことができ、熱交換器22内へのリントの蓄積を抑えることができる。また、運転の初期にリントを洗い流しきれなかったとしても、リントを湿らせて付着力が弱まった状態にできることから、その後に行われる熱交換器22内の洗浄(ステップS7,S12,S17参照)において、リントを洗い流し易くすることができる。
また、本実施形態では、熱交換器22内の洗浄を複数回実行するようにしたので、リント除去をより確実なものとすることができる。
なお、本発明は、上述の一実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
洗濯用剤としては、上記した洗剤、柔軟仕上げ剤の他、糊剤、漂白剤、除菌剤、抗菌剤などを使用することができる。
制御装置66は、上述のステップS3の判断を行わないように構成してもよい。即ち、前回の運転において乾燥行程が実行されたか否かにかかわらず、熱交換器22内を洗浄するようにしてもよい。
制御装置66は、リントが発生し易い洗濯物(バスタオル、タオルケットなど)用の運転コースを実行する場合に、熱交換器22内の洗浄時における放水時間を延長するように構成するとよい。
この他、本発明は、洗濯と乾燥の両機能を有する洗濯乾燥機に限られず、乾燥機能のみを有する乾燥機にも適用できる。また、ドラム3を横軸状に配設した横軸式に限られず、有底円筒状の回転槽を縦軸状に有する縦軸式のものにも適用することができる。
本発明の一実施形態を示すものであり、制御装置による制御内容を示すフローチャート 洗濯乾燥機の全体構成の概略を示す縦断側面図 熱交換器を縦断して示す洗濯乾燥機の要部の背面図 洗濯乾燥機の要部の背面図 外箱の一部を破断して示す洗濯乾燥機の斜視図 循環ポンプユニットの縦断正面図 洗濯乾燥機の制御系の構成を示すブロック図
符号の説明
図面中、2は水槽、3はドラム(回転槽)、8は給水弁ユニット(給水弁)、15は給水装置(給水手段)、21は循環風路、22は熱交換器、23は循環用送風機、39は洗浄装置(洗浄手段)、42はエアトラップ(泡検知手段)、50は循環ポンプユニット(循環ポンプ)、55はリントフィルタ、61は循環水路、66は制御装置(制御手段、重量検知手段)、71は表示部(表示手段)を示す。

Claims (8)

  1. 回転槽を収容した水槽と、
    前記水槽の外部に配設され、当該水槽内の空気を循環用送風機によって循環させるための循環風路と、
    前記循環風路に設けられ、前記水槽の下部に連通されたダクト状の熱交換器と、
    水源に接続された給水弁と、
    前記給水弁に接続され、当該給水弁を介して前記水源からの水を前記水槽内に給水するとともに前記水槽内に洗濯用剤を供給可能に構成された給水手段と、
    前記給水弁に接続され、当該給水弁を介して前記水源からの水を前記熱交換器内に放水することによって当該熱交換器内の洗浄を行う洗浄手段と、
    洗い行程時に、前記給水手段による前記水槽内への給水及び前記洗濯用剤の供給とは異なるタイミングで、前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄を実行する制御手段とを備えたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記回転槽内の洗濯物の重量を検知する重量検知手段と、
    前記重量検知手段によって検知された前記洗濯物の重量に応じて前記洗濯用剤の使用量を表示する表示手段とを備え、
    前記制御手段は、前記給水手段による前記水槽内への給水及び前記洗濯用剤の供給とは異なるタイミングとして、前記水槽内への給水前に前記表示手段が前記洗濯用剤の使用量を表示している間に、前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄を実行することを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記水槽に連通する循環水路を通して当該水槽内の水を循環させる循環ポンプと、
    前記循環水路内を循環する水に含まれるリントを捕獲するリントフィルタとを備え、
    前記制御手段は、前記洗い行程時に、前記循環ポンプを駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記制御手段は、前記給水手段による前記水槽内への給水及び前記洗濯用剤の供給とは異なるタイミングとして、前記洗い行程終了前において前記水槽内の水が排水される直前に、前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄を実行することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記給水手段は、すすぎ行程時に、前記水槽内への給水とともに前記水槽内に前記洗濯用剤として柔軟仕上げ剤を供給可能に構成され、
    前記制御手段は、前記すすぎ行程時に、前記給水手段による前記水槽内への給水及び前記柔軟仕上げ剤の供給とは異なるタイミングで、前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄を実行することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の洗濯乾燥機。
  6. 前記制御手段は、前記給水手段による前記水槽内への給水及び前記柔軟仕上げ剤の供給とは異なるタイミングとして、前記すすぎ行程終了前において前記水槽内の水が排水される直前に、前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄を実行することを特徴とする請求項5記載の洗濯乾燥機。
  7. 前記熱交換器内に浸入する泡を検知する泡検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記泡検知手段によって泡が検知された場合には、前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄時における放水時間を変更することを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の洗濯乾燥機。
  8. 前記制御手段は、前回の運転において乾燥行程が実行された場合には、今回の運転の初期に前記洗浄手段による前記熱交換器内の洗浄を実行することを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の洗濯乾燥機。
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