JP2009081950A - 静電発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極が破壊されるのを抑制しながら、発電量を大きくすることが可能な静電発電装置を提供する。
【解決手段】この静電発電装置1は、基板21と、基板21の表面上に形成される集電電極22および23と、集電電極22および23に対向するように設けられるエレクトレット膜12と、集電電極22および23のエレクトレット膜12に対向する側の表面に形成された絶縁膜24とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電発電装置に関し、特に、エレクトレット膜を備えた静電発電装置に関する。
従来、エレクトレット膜を備えた静電発電装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の静電発電装置は、第1基板と、第1基板の表面に形成される複数の電極と、電極に対向するように設けられる第2基板と、第2基板の表面上に形成され、テフロン(登録商標)などの樹脂材料からなるエレクトレット膜とによって構成されている。この静電発電装置では、電極とエレクトレット膜との相対的な位置が変化することにより、電極に誘導される電荷が変化し、その変化分が電流として出力される。
特表2005−529574号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の静電発電装置では、電極とエレクトレット膜とのギャップを小さくすることにより、発電量を多くすることが可能となる一方、ギャップを小さくすると、電極とエレクトレット膜とが振動によるギャップのぶれによって接触する可能性が高まるという不都合がある。このため、電極が破壊されるという問題点がある。また、電極とエレクトレット膜とをそれぞれ短冊状に形成し、電極とエレクトレット膜との幅を小さくして、基板の単位面積あたりに設けられる電極の数を増やすことによって、静電発電装置の振動の所定の振幅に対して、エレクトレット膜と電極とが対向する(または対向しない)回数を多くすることができるので、発電量を増やすことが可能となる。しかし、電極の幅を小さくすると、電極とエレクトレット膜とのギャップが大きい場合は、エレクトレット膜による電界が広がってしまうので、電界の強弱の差が小さくなってしまう。このため、電極の幅を小さくする場合は、電極とエレクトレット膜とのギャップを小さくする必要がある。しかしながら、ギャップを小さくすると、上記のように、電極とエレクトレット膜とが接触することにより、電極が破壊されるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、電極が破壊されるのを抑制しながら、発電量を大きくすることが可能な静電発電装置を提供することである。
この発明の一の局面による静電発電装置は、基板と、基板の表面上に形成される電極と、電極に対向するように設けられるエレクトレット膜と、電極のエレクトレット膜に対向する側の表面に形成された絶縁膜とを備える。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による静電発電装置の断面図である。図2は、図1の100−100線に沿った断面図である。図3は、図1の200−200線に沿った断面図である。図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態による静電発電装置1の構造について説明する。
この第1実施形態による静電発電装置1は、図1に示すように、第1電極部10と第2電極部20とが対向するように配置されている。以下詳細に説明する。
図1に示すように、約50nm〜約1000nmの厚みを有するAlからなる第1導電体層11の表面上に、約0.1μm〜約100μmの厚みを有するポリテトラフルオロエチレン(PTFE)に代表されるフッ素系樹脂やシリコン酸化膜からなるエレクトレット膜12が形成されている。また、エレクトレット膜12は、コロナ放電により全面に負電荷が注入されることによって電荷が全体的に分布されて約−20V〜約−2000Vの電位に調整されている。また、エレクトレット膜12の上面上には、約50nm〜約1000nmの厚みを有する第2導電体層13が形成されている。なお、第2導電体層13は、図2に示すように、櫛歯状に形成されている。また、第2導電体層13は、接地されている。この第2導電体層13は、エレクトレット膜12に蓄積される電荷による電界のガード電極としての機能を有する。つまり、エレクトレット膜12の第2導電体層13が形成されない領域の表面上の電界は強く、エレクトレット膜12の第2導電体層13が形成される領域の表面上の電界は弱くなる。これにより、エレクトレット膜12の表面上の電界にメリハリが形成される。
また、第2導電体層13の表面上と、エレクトレット膜12の第2導電体層13が形成されない表面上には、MSQ(メチルシルセスキオキサン)、SiOCまたはSiNからなる絶縁膜14が形成されている。なお、絶縁膜14は、エレクトレット膜12の表面から電荷が流出するのを抑制する機能を有する。
また、図1に示すように、約300μm〜約1000μmの厚みを有する石英からなる基板21の下面上には、約50nm〜約1000nmの厚みを有するAlからなる集電電極22および23が形成されている。なお、集電電極22および23は、本発明の「電極」の一例である。また、集電電極22および23は、図3に示すように、それぞれ、櫛歯状に形成されており、集電電極22の櫛歯の歯と歯の間に、集電電極23の櫛歯の歯が配置されるように構成されている。
ここで、第1実施形態では、集電電極22および23上には、シリコン酸化膜(SiO)またはシリコン窒化膜(SiN)からなる絶縁膜24が形成されている。また、絶縁膜24のビッカーズ硬度(Hv)は、500以上であることが好ましい。これにより、エレクトレット膜12と集電電極22および23との間に混入するチリなどによって、絶縁膜24が磨耗するのを抑制することが可能となる。また、絶縁膜24は、スパッタ法や塗布法により成膜される。これにより、室温や比較的低温で成膜することが可能となるので、高温に弱い材料の基板を用いることが可能となる。また、絶縁膜24のシリコンの組成比は、約30%〜約40%であることが好ましい。これにより、シリコンの組成比が大きすぎることにより、絶縁膜24の導電性が高くなり、発電の際に電荷の移動が生じ、発電効率が下がってしまうのを抑制することが可能となる。
また、絶縁膜24は、比誘電率が1よりも大きいとともに、エレクトレット膜12と、集電電極22および23との間に満たされるガス(空気、SFなど)よりも比誘電率が大きい絶縁膜により構成することが好ましい。
図4〜図6は、電極間に設けられる誘電体と発電量との関係を説明するための図である。図4〜図6を参照して、電極間に設けられる誘電体と発電量との関係について説明する。
図4に示すように、電極31と電極32との間に、比誘電率がεの誘電体33が設けられている場合では、電極31と電極32との間に蓄積される電荷Qは、式(1)のように表される。
Q=CV・・・・・(1)
ここで、Cは、静電容量であり、Vは、電極31と電極32との間の電位差である。また、静電容量Cは、真空の誘電率ε、誘電体33の比誘電率ε、電極31と電極32とが対向している部分の表面積S、および、電極31と電極32との間の距離dにより、式(2)のように表される。
C=εε(S/d)・・・・・(2)
また、電極31または電極32が、図4に示すX方向に移動した場合の電荷の変化量ΔQは、式(3)のように表される。
ΔQ=εε(ΔS/d)V・・・・・(3)
ここで、ΔSは、電極31および電極32が移動することによる、電極31および電極32の対向している部分の表面積Sの変化量である。
次に、図5に示すように、電極31と電極32との間に、比誘電率がεの誘電体34とεの誘電体35とが設けられている場合について説明する。このとき、電極34と電極35との間の距離dは、式(4)のように表される。
d=d+d・・・・・(4)
ここで、dは、電極31の上面から誘電体35の下面までの距離(誘電体34の厚み)であり、dは、誘電体34の上面から電極32の下面までの距離(誘電体35の厚み)である。この場合、静電容量Cは、式(5)のように表される。
=1/(1/C+1/C)=εS(1/((d/ε)+(d/ε)))・・(5)
ここで、Cは、電極31の上面から誘電体35の下面までの静電容量を意味し、Cは、誘電体34の上面から電極32の下面までの静電容量を意味する。また、電極31または電極32が図5に示すX方向に移動した場合の電荷の変化量ΔQが、式(3)よりも大きくなると仮定すると、式(6)の関係を満たす。
εΔS(1/((d/ε)+(d/ε)))>εε(ΔS/d)・・・・・(6)
ここで、図4の誘電体33と、図5の誘電体34が同一の材料であるとする(ε=ε)と、式(7)が導かれる。
(1/((d/ε)+(d/ε)))>ε(1/(d+d))・・・・・(7)
この式(7)を満たすためには、式(8)を満たせばよいことがわかる。
ε>ε・・・・・(8)
これにより、ΔQ>ΔQとなり、発電量が大きくなる。
次に、図6に示すように、電極31と電極32との間に、比誘電率がεの誘電体36、εの誘電体37およびεの誘電体38が設けられている場合について説明する。この場合、電極31または電極32が図6に示すX方向に移動した場合の電荷の変化量をΔQとすると、式(9)を満たすことにより、ΔQ>ΔQとなる。
ε(ε−ε)>dε(ε−ε)・・・・・(9)
ここで、dは、誘電体36の上面から誘電体38の下面までの距離(誘電体37の厚み)であり、dは、誘電体37の上面から電極32の下面までの距離(誘電体38の厚み)である。このとき、式(10)および式(11)を満たすことにより、式(9)が満たされる。
ε>ε・・・・・(10)
ε>ε・・・・・(11)
次に、図1を用いて、本発明の第1実施形態による静電発電装置1の発電動作について説明する。
図1に示すように、静電発電装置1に振動が加わらない状態では、エレクトレット膜12の第2導電体層13が形成されない表面と集電電極22とが所定の間隔を隔てて対向するように配置されている。ここで、エレクトレット膜12の表面は、負の電位(約−20V〜約−2000V)に調整されているので、集電電極22は、静電誘導によって正電荷が誘導される。一方、第2導電体層13と集電電極23とが所定の間隔を隔てて対向するように配置されている。
次に、静電発電装置1に水平方向(X方向)の振動が加わり、第1電極部10と第2電極部20との位置が相対的に変化することにより、集電電極22は、第2導電体層13と対向する位置に移動する。これにより、集電電極22に対向する電位が、エレクトレット膜12の電位(約−20V〜約−2000V)から第2導電体層13の電位(接地)に変化するので、集電電極22に静電誘導によって誘導される電荷の量が変化する。一方、集電電極23は、エレクトレット膜12の第2導電体層13が形成されない表面と対向する位置に移動する。これにより、集電電極23に対向する電位が、第2導電体層13の電位(接地)からエレクトレット膜12の電位(約−20V〜約−2000V)に変化するので、集電電極23に静電誘導によって正電荷が誘導される。この電荷の変化分を、集電電極22および23に接続される回路によって取り出すことによって、発電が継続して行われる。
第1実施形態では、上記のように、集電電極22および23上には、シリコン酸化膜(SiO)またはシリコン窒化膜(SiN)からなる絶縁膜24を形成することによって、集電電極22および23と第2導電体層13(絶縁膜14)とが接触するのが抑制されるので、集電電極22および23が破壊されるのを抑制することができる。また、第1導電体層11と集電電極22および23との間に絶縁膜24を設けることにより、絶縁膜24を設けない場合と比べて、第1導電体層11と集電電極22および23との間の静電容量を大きくすることができるので、静電発電装置1の発電量を大きくすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、絶縁膜24は、シリコン酸化膜からなることによって、シリコン酸化膜の比誘電率(約3.5〜約6.5)は、第1導電体層11と集電電極22および23との間に満たされる空気などの比誘電率(約1)に比べて大きいので、絶縁膜24が形成されない場合に比べて、静電発電装置1の発電量を大きくすることができる。また、石英(SiO)からなる基板21と絶縁膜24とを同じ材質で形成することによって、基板21と絶縁膜24との熱膨張係数が異なることによって生じる反りを抑制することができる。これにより、エレクトレット膜12と集電電極22および23との間隔が広がって発電量が小さくなるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、絶縁膜24は、シリコン窒化膜からなることによって、シリコン窒化膜の比誘電率(約6〜約9)は、第1導電体層11と集電電極22および23との間に満たされる空気などの比誘電率(約1)に比べて大きいので、絶縁膜24が形成されない場合に比べて、静電発電装置1の発電量を大きくすることができる。また、シリコン窒化膜の比誘電率は、シリコン酸化膜の比誘電率よりも大きいので、絶縁膜24をシリコン酸化膜で形成する場合に比べて、発電量をより大きくすることができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態による静電発電装置の断面図である。図7を参照して、この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、基板21の表面上にも絶縁膜24aが形成されているとともに、基板21と絶縁膜24aとが同一の元素を含む静電発電装置1aについて説明する。
この第2実施形態による静電発電装置1aは、図7に示すように、約300μm〜約1000μmの厚みを有する石英からなる基板21の下面上には、約50nm〜約1000nmの厚みを有するAlからなる集電電極22および23が形成されている。
ここで、第2実施形態では、集電電極22および23の表面上と基板21上とには、シリコン酸化膜(SiO)またはシリコン窒化膜(SiN)からなる絶縁膜24aが形成されている。このように、第2実施形態では、石英(SiO)からなる基板21と、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜からなる絶縁膜24aとが、同一の元素であるシリコンを含むように構成されている。また、第2実施形態では、絶縁膜24aの厚みt1は、集電電極22および23の厚みt2以上なるように構成されている。これにより、基板21の集電電極22および23の表面に形成された絶縁膜24aの表面が、集電電極22および23の表面に対し、同じか突出する。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、絶縁膜24aを、集電電極22および23の側面にも形成することによって、集電電極22および23の側面から集電電極22および23に入る電界が、誘電体である絶縁膜24aを通過するので、静電発電装置1aの発電量を大きくすることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、絶縁膜24aを、基板21の表面上にも形成することによって、集電電極22および23に入る電界の一部が、誘電体である基板21上の絶縁膜24aを通過するので、静電発電装置1aの発電量を大きくすることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、基板21と絶縁膜24aとは、同一の元素(シリコン)を含むように構成することによって、容易に、基板21と絶縁膜24aとの密着性を高めることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、基板21の集電電極22および23の表面に形成された絶縁膜24aの表面が、集電電極22および23の表面に対し、同じか突出することによって、集電電極22および23の側面より、第2導電体層13、絶縁膜14およびチリなどが接触し、絶縁膜24aが削られた場合でも、絶縁膜24aの厚みt1の方が集電電極22および23の厚みt2よりも大きいので、集電電極22および23が露出し、破壊されるのを抑制することができる。また、絶縁膜24aの厚みt1を、集電電極22および23の厚みt2よりも大きくすることによって、絶縁膜24aの厚みt1が、集電電極22および23の厚みt2よりも小さい場合に比べて、静電発電装置1aの発電量をより大きくすることができる。
(第3実施形態)
図7を参照して、この第3実施形態では、上記第1および第2実施形態と異なり、樹脂からなる基板21aの表面上に、有機物からなる絶縁膜24bが形成される静電発電装置1bについて説明する。
この第3実施形態による静電発電装置1bは、図7に示すように、約300μm〜約1000μmの厚みを有するポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂からなる基板21aの下面上には、約50nm〜約1000nmの厚みを有するAlからなる集電電極22および23が形成されている。また、第3実施形態では、集電電極22および23上の表面上と基板21上には、ポリプロピレン(PP)などからなる絶縁膜24bが形成されている。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第2実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、基板21aは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂からなるとともに、絶縁膜24bを、ポリプロピレン(PP)などの有機絶縁膜から形成することによって、基板21aや絶縁膜24bが割れるのを容易に抑制することができる。また、基板21aと絶縁膜24bとを、それぞれ、類似した材料である樹脂と有機絶縁膜によって形成することによって、容易に、基板21aと絶縁膜24bとの密着性をよくすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1実施形態では、集電電極22および23上に絶縁膜24を形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、図8に示す変形例のように、集電電極22および23を覆うように絶縁膜24cを形成してもよい。
また、上記第1実施形態では、エレクトレット膜12と第2導電体層13との表面上に絶縁膜14を形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、絶縁膜14を形成しなくてもよいし、エレクトレット膜12が第2導電体層13よりも上部にある構造にしてもよい。これらの場合、エレクトレット膜12と集電電極22および23との接触や、第2導電体層13と集電電極22および23との接触を抑制することによって、集電電極22および23に蓄積される電荷が接触により流出するのを抑制することができる。
また、上記第2実施形態では、基板21上と、集電電極22および23上とに、表面が凹凸形状を有する絶縁膜24aを形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、図9に示す変形例のように、塗布法により、表面が平坦な絶縁膜24dを形成してもよい。これにより、絶縁膜24dと、第2導電体層13(絶縁膜14)とが引っ掛かるのを抑制することができる。また、絶縁膜24dの表面を平坦に形成することにより、絶縁膜24dの表面に凹凸がある場合と異なり、チリなどが凸部に引っ掛かり、絶縁膜24dの凸部を破壊するのを抑制することができる。
また、上記第3実施形態では、基板21aをポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂から形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)以外の樹脂から形成してもよい。また、絶縁膜24bを、ポリプロピレン(PP)などの有機絶縁膜から形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、ポリプロピレン(PP)以外のエポキシ樹脂や、ポリエステルなどの有機フィルムや、これらを材料とする粘着テープなどの有機絶縁膜から形成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、集電電極上に形成される絶縁膜が1層である例を示したが、本発明はこれに限らず、2層以上の絶縁膜を形成してもよい(図6参照)。たとえば、集電電極上に、SiO膜を形成するとともに、SiO膜上にSiN膜を形成してもよい。これにより、発電量をより大きくすることができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、集電電極、第2導電体層、および絶縁膜の側面が、基板の表面に対して垂直に形成される例を示したが、本発明はこれに限らず、集電電極、第2導電体層、および絶縁膜の側面を基板の表面に対して傾斜するように形成してもよい。これにより、チリなどが集電電極、第2導電体層、および絶縁膜の側面に引っ掛かり、集電電極、第2導電体層、および絶縁膜を破壊するのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による静電発電装置の断面図である。 図1の100−100線に沿った断面図である。 図1の200−200線に沿った断面図である。 電極間に設けられる誘電体と発電量との関係を説明するための図である。 電極間に設けられる誘電体と発電量との関係を説明するための図である。 電極間に設けられる誘電体と発電量との関係を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による静電発電装置の断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例による静電発電装置の断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例による静電発電装置の断面図である。
符号の説明
12 エレクトレット膜
21、21a 基板
22、23 集電電極(電極)
24、24a、24b、24c、24d 絶縁膜

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板の表面上に形成される電極と、
    前記電極に対向するように設けられるエレクトレット膜と、
    前記電極の前記エレクトレット膜に対向する側の表面に形成された絶縁膜とを備えた、静電発電装置。
  2. 前記絶縁膜は、前記電極の側面にも形成される、請求項1に記載の静電発電装置。
  3. 前記絶縁膜は、前記基板の表面上にも形成される、請求項1または2に記載の静電発電装置。
  4. 前記基板と前記絶縁膜とは、同一の元素を含む、請求項3に記載の静電発電装置。
  5. 前記絶縁膜は、前記電極と前記エレクトレット膜との間に存在する物質よりも比誘電率が大きい膜からなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の静電発電装置。
  6. 前記基板は、樹脂からなるとともに、前記絶縁膜は、有機絶縁膜からなる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の静電発電装置。
  7. 前記基板の表面上に形成された前記絶縁膜の表面が、前記電極の表面に対し、同じか突出している、請求項3〜6のいずれか1項に記載の静電発電装置。
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