JP2018033239A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動部の非接触での制動を可能にする半導体装置を提供する。
【解決手段】この半導体装置は、固定電極と、固定電極の主面と対向し、主面に沿い固定電極に対して相対的に移動可能な可動電極と、伸縮方向に移動可能なように可動電極を支持する弾性支持体とを備える。固定電極と可動電極のいずれか一方がエレクトレット電極である。固定電極および可動電極は、伸縮方向において複数の電極が周期的に形成されて成るものであり、固定電極および可動電極を構成する電極の形成周期は、可動電極が静止した状態から弾性支持体がもっとも圧縮されるまでの距離の2倍よりも小さくされる。可動電極が静止した状態において、主面を正面視したとき、可動電極は、固定電極と可動電極とがオーバーラップしない位置に配置され、可動電極が振動した状態において、固定電極と可動電極とがオーバーラップする状態が生じる。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動のエネルギーを電力に変換する半導体装置に関する。
近年、環境への負荷の少ない発電の手段として、永久電気分極を保持する物質であるエレクトレットを用いる発電が注目されている。特許文献1に記載のように、エレクトレットを用いた発電装置では、エレクトレットにより形成される静電場によって、対向する電極に誘導電荷を生じさせ、エレクトレットと対向電極の重なり面積を変化させることにより、対向電極に接続された外部回路に交流電流を発生させることができる。
特開2014−226003号公報
ところで、特許文献1には、固定されたエレクトレットに対して相対的に可動する可動電極について、振動による過度な移動を制限するためのストッパが設けられた半導体装置が開示されている。ストッパは可動電極が形成された可動体と接触することで可動体の移動を制限する。ストッパと可動体との接触が続くと、ストッパおよび可動体に衝突によるダメージが蓄積されていく。このダメージは半導体装置の信頼性の低下を招く虞がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、可動部の非接触での制動を可能にする半導体装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は、固定電極(11)と、固定電極の主面(11b)と対向し、主面に沿い、固定電極に対して相対的に移動可能な可動電極(12)と、伸縮方向に移動可能なように可動電極を支持する弾性支持体(13)と、を備え、固定電極と可動電極のいずれか一方がエレクトレット電極である半導体装置であって、
固定電極および可動電極は、伸縮方向において複数の電極が周期的に形成されるものであり、
固定電極および可動電極の形成周期は、可動電極が静止した状態から弾性支持体がもっとも圧縮されるまでの距離の2倍よりも小さくされ、
可動電極が静止した状態において、主面を正面視したとき、可動電極は、固定電極と可動電極とがオーバーラップしない位置に配置され、
可動電極が振動した状態において、固定電極と可動電極とがオーバーラップする状態が生じる。
これによれば、可動電極が半周期より大きく変位するとき、弾性支持体のバネ定数による、変位に対して線形の制動に加えて、可動電極と固定電極との間に生じる静電容量による、変位に対して非線形の力学的な力が制動力に付加される。すなわち、可動電極が半周期より大きく変位するとき、弾性支持体のみによる復元力よりも大きな復元力を生じさせることができる。このため、従来のようにストッパを設けることなく可動電極の移動を制限することができるから、ストッパとの衝突による可動電極あるいは可動電極を保持する可動体の破損を生じることがない。つまり、衝突によるダメージを抑制しつつ可動部の制動を実現できる。
第1実施形態における可動電極および固定電極の構造を示す上面図である。 図1におけるII−II線の沿う断面図であり、可動電極および固定電極の構造を示す図である。 可動電極の変位と静電容量の関係を示す図である。 可動電極の運動モデルを示す図である。 可動電極の運動モデルを簡単化した図である。 可動電極の変位と可動電極に加わる力の関係を示す図である。 変形例における可動電極の構造を示す上面図である。 第2実施形態における可動電極および固定電極の構造を示す断面図である。 その他の実施形態における可動電極および固定電極の構造を示す上面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分に、同一符号を付与する。
(第1実施形態)
最初に、図1および図2を参照して、本実施形態に係る半導体装置の概略構成について説明する。なお、図1は上面図であるが、構成要素の認識容易性のためハッチングを施している。
この半導体装置は、例えば日常的に発生する振動のエネルギーを電力に変換する装置である。この半導体装置は、例えば車両に搭載され、車両の振動により発電された電力を車載センサの電源とすることによって、車載センサに電池などの外部電源を接続することなく、ハーネスレスでの駆動を実現することができる。
図1および図2に示すように、半導体装置100は、導電性基板10と、導電性基板10上に固定された固定電極11と、固定電極11の主面11bに対向する位置に配置された可動電極12と、可動電極12に取り付けられ可動電極12を支持するバネ構造体13と、可動電極12および固定電極11を取り囲んで保護するように配置された枠部14を備えている。可動電極12はバネ構造体13を介して枠部14に支持され、バネ構造体13の伸縮によって枠部14および固定電極11に対して相対的に移動可能になっている。
導電性基板10は例えばシリコンを主成分とする基板である。図2に示すように、導電性基板10の一面には固定電極11を構成する複数の電極11aが固定されている。導電性基板10は、基準電位(例えばグランド電位)に接続され、接続される負荷200に対して基準電位を与える。また、導電性基板10は絶縁膜15を介して後述の枠部14が固定されている。すなわち、導電性基板10は枠部14ないしは可動電極12を支持する機能も有している。
固定電極11は、図1および図2に示すように、複数の電極11aがストライプ状に基板10上に形成されて成る。本実施形態における電極11aはエレクトレットであり、コロナ放電や電子ビーム照射、X線チャージングなどの方法により帯電した状態にある。電極11aに電荷が保持されることによって固定電極11を構成する電極11aのまわりには静電場が生じており、対向する可動電極12および誘導性基板10に誘導電荷を生じさせる。固定電極11を構成する電極11aは、一方向に長い直方体であり、短手方向に所定の間隔で並んでストライプ状になっている。つまり、固定電極11は電極11aが短手方向に周期的に並んだ構造となっている。電極11aの短手方向の長さ(以下、幅という)はwである。
可動電極12は、固定電極11の主面11bに対向して配置された電極であり、複数の電極12aがストライプ状に形成されて成る。可動電極12は例えばシリコンを主成分として構成されている。可動電極12を構成する電極12aは、固定電極11を構成する電極11aと同様に、一方向に長い直方体であり、短手方向に所定の間隔で並んでストライプ状になっている。つまり、可動電極12は電極12aが短手方向に周期的に並んだ構造となっている。電極12aの長手方向は電極11aの長手方向と一致しており、図1に示すように、電極12aと電極11aは互い違いの状態になることができるとともに、可動電極12が電極12aの短手方向に移動することによって、電極12aと電極11aとがオーバーラップした状態になることもできるようになっている。
可動電極12を構成する複数の電極12aは、図1に示すように、長手方向の端部で互いに繋がっており、全体として一体の可動電極12として形成されている。換言すれば、可動電極12は、固定電極11の主面11bを正面視したとき、固定電極11が可視状態となるように梯子状にくり貫かれた状態となっている。つまり、可動電極12は、いわゆる虫籠窓のような形態となっている。
本実施形態における電極12aの幅は、固定電極11を構成する電極11aの幅と同一のwである。そして、図1または図2に示すような、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置するような状態においては、電極11aと電極12aの短手方向の離間距離はsである。すなわち、固定電極11を構成する電極11aの短手方向の形成周期は2w+2sである。また、可動電極21を構成する電極12aの短手方向の形成周期も2w+2sである。
可動電極12は、電極12aの短手方向に移動可能になっており、固定電極11に対して相対的に移動する。よって、図1および図2のように、電極11aと電極12aとがオーバーラップしない状態と、電極11aと電極12aとがオーバーラップする状態とがある。主面11bを正面視したときに電極11aが完全に電極12aに隠れる状態が、固定電極11と可動電極12との間の静電容量が最大(Cmax)の状態であり、エレクトレットが生じる静電場は、可動電極12に最も多くの電荷を誘導する。一方、図1および図2に示すように、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置するような状態は、主面11bを正面視したときに、電極11aと電極12aとが最も離間する状態であり、固定電極11と可動電極12との間の静電容量が最小(Cmin)の状態である。
バネ構造体13は、特許請求の範囲に記載の弾性支持体に相当し、電極12aの短手方向に伸縮可能に構成されることによって可動電極12を移動可能に支持している。バネ構造体13は、可動電極12を構成する電極12aの短手方向、すなわち並設方向の両端部に、それぞれ1つずつ形成されており、あわせて2つのバネ構造体13が可動電極12を支持している。バネ構造体13は、枠部14と可動電極12とを仲介している。つまり、可動電極12は、バネ構造体13を介して枠部14に支持されている。前述したように、枠部14は絶縁膜15を介して導電性基板10に固定されている。よって、可動電極12は、導電性基板10、ひいては固定電極11と、枠部14に対して相対的に移動できるようになっている。
バネ構造体13は、電極12aの短手方向に伸縮するようになっていればどのような弾性構造を採用しても良いが、本実施形態では、例えばフォールデッドスプリング方式あるいはダブルフォールデッドスプリング方式のバネ構造となっている。図1に示すように、バネ構造体13は、菱型のシリコン板を、外枠を残すように中央をくり貫くことによって弾性を生じさせる。バネ構造体13は、その伸縮方向において枠部14と可動電極12との間に介在している。半導体装置100に外力が加わらず、可動電極12が静止しているとき、バネ構造体13の伸縮方向の幅はlである。
なお、本実施形態においては、可動電極12、バネ構造体13、枠部14はいずれもシリコンを主成分とする導電体であり、一体的に形成されている。具体的には、一枚のシリコン板をパターニングすることにより、梯子状の可動電極12、バネ構造体13、およびそれらを取り囲む枠部14を同一の工程で形成する。
なお、外部の負荷200は、図2に示すように、前述の導電性基板10と枠部14との間に接続される。枠部14はバネ構造体13を介して可動電極12と電気的に接続しているので、負荷200は実質的に可動電極12と導電性基板10との間に接続される。可動電極12は、外部から振動が加わるとバネ構造体13の伸縮方向に振動し、エレクトレットによる静電場によって電荷が誘導される。可動電極12に誘導された電荷が負荷200を流れる。
本実施形態では、上記したように、半導体装置100に外力が加わらず、可動電極12が静止しているとき、バネ構造体13の伸縮方向の幅はlであり、このとき、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置するような状態である。すなわち、可動電極12が静止しているとき、可動電極12と固定電極11はオーバーラップしていない。また、バネ構造体13の伸縮方向の幅lは、バネ構造体13が最も圧縮されるときの可動電極12の変位量とほぼ等しい。
さらに、本実施形態における半導体装置100は、固定電極11を構成する電極11a、あるいは、可動電極12を構成する電極12aの形成周期(2w+2s)が、バネ構造体13の伸縮方向の幅はlの2倍(2l)よりも小さくされている。すなわち、w+s<lの関係を満たすようになっている。
次に、図3〜図5を参照して、可動電極12の運動について説明する。
まず、固定電極11と可動電極12との間の静電容量について説明する。
バネ構造体13の伸縮方向をx方向としたとき、静電容量C(x)は、図3に示すように変化する。図3に示す横軸は、電極11aと電極12aとが完全に重なった状態をx=0として、可動電極12が変位した距離を表し、縦軸は静電容量C(x)を表している。図3に示すように、静電容量はx=0において最大値Cmaxをとる。一方、図1および図2に示すように、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置するような状態(x=w+s)において最小値Cminをとる。静電容量の実測値は、電極11aおよび電極12aの形成周期性から三角関数で近似できる。可動電極12aの可動域として想定される0≦x≦w+sの範囲内では、とくに近似精度が高い。すなわち、静電容量は、数式1のように近似できる。
Figure 2018033239
数式1において、φは位相差に関する定数である。本実施形態では、可動電極12が静止しているとき、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置するような状態であるから、φ=0である。また、以降の説明においては、変位xの定義について、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置するような状態を改めてx=0とし、電極11aと電極12aとが完全に重なった状態を改めてx=w+sとする。
ところで、本実施形態における半導体装置100は、図4に示すモデルとして運動を考察できる。すなわち、エレクトレットである固定電極11および可動電極12をパターニングしない構成に単純化するとともに、バネ構造体13に相当するばね定数kのばねを備えたモデルである。固定電極11はエレクトレットに起因する電荷を保持しており、その表面電位はVsである。導電性基板10と可動電極12との間には抵抗値がRとされた負荷200が接続されている。可動電極12と固定電極11との間には静電容量C(x)が生じる。なお、ばねの伸縮方向をxとし、可動電極12は外力を受けてx方向に振動する。また、可動電極12の移動に際して、空気抵抗やバネ構造体13の伸縮に係る抵抗により可動電極12の振動が減衰するが、これら減衰に係る減衰定数をcとする。
図4に示すモデルを単純化したものが図5に示すモデルである。すなわち、表面電位および負荷200の抵抗値をゼロとする。そして、負荷200に替えて、固定電極11と可動電極12との間に電位差Vsを生じさせる電源を設定する。
図5に示すモデルにおいて、外力fに対する可動電極12の運動方程式は数式2のようになる。なお、可動電極12の質量をmとしている。
Figure 2018033239
数式2において、右辺第1項は可動電極12における慣性項である。第2項は減衰定数cにより規定される減衰項であり、可動電極12の速度に比例する。第3項はバネ構造体13による弾性項である。第4項は可動電極12と固定電極11との間に生じる静電場に起因する静電項である。
数式2に数式1を代入するとともに、φ=πとし、A=(Cmax−Cmin)×π/2(w+s)とすると、数式3のようになる。
Figure 2018033239
さらに、数式3の右辺第4項をテイラー展開し、例えば4次の項以降を省略すると、数式3は数式4のように近似できる。
Figure 2018033239
数式4において、右辺第3項は、可動電極12の変位xに対して線形に働く力の項である。そして、その係数は、ばね定数kに較べて小さくなる。すなわち、バネ構造体13のみの作用により可動電極12が振動する形態に較べて、線形に作用する制動力は小さくなる。一方、数式4において、右辺第4項は、可動電極12の変位xに対して非線形に働く力の項である。
次に、図6を参照して、本実施形態における半導体装置100を採用することによる作用効果について説明する。
数式3において、とくに変位xに対して可動電極12の復元に寄与する弾性項(第3項)と静電項(第4項)について図示したものが図6である。
弾性項のみの場合には、図6に破線で示すように、ばね定数kを比例定数として、変位xの増加にともなって線形に復元力が生じる。
弾性項に静電項による復元力が付加されると、図6に実線で示すように、所定の変位量までは弾性項のみの復元力に較べて小さな復元力となり、可動電極12が所定の変位量よりも大きく変位すると弾性項のみの復元力に較べて大きな復元力が作用する。ここで、所定の変位量はw+sに相当する。すなわち、本実施形態における可動電極12は、変位が0≦x≦w+sの範囲では、バネ構造体13のみによる制動よりも弱い力で復元力を発現する(以下、ソフトスプリング効果と称する)。一方で、x>w+sの範囲では、バネ構造体13のみによる制動よりも強い力で復元力を発現する(以下、ハードスプリング効果と称する)。ソフトスプリング効果は、数式4に示す第3項において、変位xに対する線形係数が、ばね定数kよりも小さくなることによる。ハードスプリング効果は、数式4に示す第4項において、変位xに対する非線形項の寄与が大きくなることによる。
そして、本実施形態における半導体装置100は、バネ構造体13の最大圧縮量であるlよりもw+sが小さくされている。よって、バネ構造体13が最も圧縮される状態に至る前に、ハードスプリング効果を発揮することになるので、従来のようにストッパ等の接触型の制動装置を設けることなく、可動電極12の非接触による制動を実現することができる。
また、変位が0≦x≦w+sの範囲では、バネ構造体13のみの場合に較べて復元力が小さくなるので、より小さい振動でも可動電極12を振動させやすくなる。すなわち、発電の応答性を向上させることができる。
なお、本実施形態とは異なり、可動電極12が静止している状態で可動電極12と固定電極11とが重なった状態を仮定すると、φ=0であり、数式3において第4項の符号が逆転することになる。この場合、変位xに対する線形係数が、ばね定数kよりも大きくなってしまい、変位が0≦x≦w+sの範囲でハードスプリング効果を生じる。さらに、変位がx>w+sの範囲でソフトスプリング効果を生じる。すなわち、0≦x≦w+sの範囲での可動電極12の運動を阻害してしまう上、x>w+sの範囲で制動力を弱めてしまう。
このように、可動電極12が静止した状態で、電極12aが隣り合う電極11aの中央近いより近い位置に配置されるほど、0≦x≦w+sの範囲でのソフトスプリング効果、および、x>w+sの範囲でのハードスプリング効果を奏することができる。上記効果が最大の効果を発揮するのは、可動電極12が静止した状態で、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置にあるときである。すなわち、可動電極12が、固定電極11に対して、伸縮方向に半周期だけずれて配置されるときである。
加えて、本実施形態では、可動電極12とバネ構造体13とが一体的に形成され、同一の導電性材料(例えばシリコン)により構成されている。これによれば、バネ構造体に別途電気的接続用の配線を形成する場合に較べて接続信頼性を向上することができる。バネ構造体はほぼ常に伸縮動作しているため、バネ構造体の側面等に接続用配線を形成することは好ましくない。これに対して、本実施形態のように、バネ構造体13自体が可動電極12と電気的に接続されていることにより、接続信頼性を向上することができるものである。
(変形例)
第1実施形態においては、可動電極12はバネ構造体13を介して枠部14に接続され、枠部14が負荷200に接続される。これにより、可動電極12と負荷200との電気的接続が確保されている。
ところで、枠部14は導電性であるから、枠部14と、絶縁膜15を介した導電性基板10との間で寄生容量を生じてしまう。つまり、振動に起因して可動電極12が変位することで発電された電荷が該寄生容量への流出し、発電に対する応答性が低下してしまう虞がある。
これに対して、本変形例における半導体装置110は、図7に示すように、枠部14がスリット14aにより、第1枠部14bと第2枠部14cとに分離されている。具体的には、枠部14は、バネ構造体13と電気的に接続される第1枠部14bと、第1枠部14b以外の第2枠部14cに、スリット14aにより分離されている。スリット14aは、枠部14を貫通して絶縁膜15に至るように形成されており、第1枠部14bと第2枠部14cとを電気的に分離する。とくに、スリット14aは、バネ構造体13と枠部14の接続部分近傍に形成され、固定電極11の主面11bを正面視したときの第1枠部14bの面積は第2枠部14cの面積よりも小さくされている。
これによれば、寄生容量として生じうる枠部14の領域は第1枠部14bによる比較的小さい領域であるから、スリット14aが形成されていない第1実施形態の半導体装置100に較べて、寄生容量を小さくすることができる。すなわち、発電に対する応答性を向上することができる。
(第2実施形態)
上記した第1実施形態では、固定電極11がエレクトレットである例を示したが、可動電極12側にエレクトレットを採用しても良い。
図8に示すように、半導体装置120では、固定電極11を構成する電極11aが例えばシリコンにより構成され、例えばシリコンを主成分とする導電性基板10上に形成されている。一方、固定電極11に対向する可動電極12は、エレクトレットにより成る電極12aを有する。可動電極12を構成する電極12aは例えばシリコンを主成分とする導電性基板16に形成される。すなわち、可動電極12は、導電性基板16とエレクトレットである電極12aとが接合されて構成され、一体的に可動する。電荷はコロナ放電等の帯電手段により電極12aと導電性基板16との界面に生じ、永久電気分極を生じる。
本実施形態でも、固定電極11を構成する電極11aと、可動電極12を構成する電極12aはストライプ状に形成され、それぞれの幅や形成周期は第1実施形態と同様である。可動電極12と固定電極11との相対的な位置関係および変位については第1実施形態と同一であるから、可動電極12が静止した状態で、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置にあるときに、0≦x≦w+sの範囲でのソフトスプリング効果、および、x>w+sの範囲でのハードスプリング効果を奏する。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記した各実施形態では、固定電極11を構成する電極11aがストライプ状に構成され、可動電極12を構成する電極12aがストライプ状に構成される例について示したが、各電極11a,12aの形状はストライプ状に限定されるものではない。例えば図9に示す半導体装置130では、固定電極12が、くり貫かれた部分と残留する部分とで略市松状の格子構造を有している。そして、固定電極11の一面11bを正面視したとき、固定電極11を構成する電極11aは、可動電極12が静止した状態において、可動電極12のくり貫かれた部分から視認できるように略市松状に形成されている。
この形態においても、可動電極12の可動方向、すなわちバネ構造体13の伸縮方向における電極11aの形成周期は2w+2sであり、電極12aの形成周期も2w+2sである。そして、可動電極12が静止した状態で、電極12aが、隣り合う電極11aのちょうど中央に位置にあって、且つ、l>w+sを満たすように構成されていることにより、0≦x≦w+sの範囲でのソフトスプリング効果、および、x>w+sの範囲でのハードスプリング効果を奏する。
また、上記した各実施形態では、エレクトレットに対向する電極の構成材料としてシリコンを例示したが、電極としての機能を奏すれば構成材料を限定するものではなく、例えば銅やアルミニウム、金を採用することもできる。また、電極を配置する導電性基板10,16においても、構成材料としてシリコンを例示したが、これはシリコンに限定されない。ただし、エレクトレットと接合する対象としての導電性基板は、エレクトレットとの界面において電荷の保持が容易な材料を選択することが好ましい。
10…導電性基板,11…固定電極,12…可動電極,13…バネ構造体(弾性支持体),14…枠部,15…絶縁膜

Claims (5)

  1. 固定電極(11)と、
    前記固定電極の主面(11b)と対向し、前記主面に沿い、前記固定電極に対して相対的に移動可能な可動電極(12)と、
    伸縮方向に移動可能なように前記可動電極を支持する弾性支持体(13)と、を備え、
    前記固定電極と前記可動電極のいずれか一方がエレクトレット電極である半導体装置であって、
    前記固定電極および前記可動電極は、前記伸縮方向において複数の電極が周期的に形成されて成るものであり、
    前記固定電極および前記可動電極を構成する電極の形成周期は、前記可動電極が静止した状態から前記弾性支持体がもっとも圧縮されるまでの距離の2倍よりも小さくされ、
    前記可動電極が静止した状態において、前記主面を正面視したとき、前記可動電極は、前記固定電極と前記可動電極とがオーバーラップしない位置に配置され、
    前記可動電極が振動した状態において、前記固定電極と前記可動電極とがオーバーラップする状態が生じる半導体装置。
  2. 前記可動電極は、前記固定電極に対して、前記伸縮方向に半周期だけずれて配置される請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記可動電極と前記弾性支持体とは一体的に形成され、同一の導電性材料により構成される請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記弾性支持体を支持するように前記弾性支持体が接続される枠体(14)を備え、
    前記枠体は、トレンチ(14a)により、前記弾性支持体が接続される第1枠部(14b)と、前記第1枠部を除く第2枠部(14c)とに電気的に分離される請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記固定電極は、複数の電極が、前記伸縮方向に直交する方向にストライプ状に延設されて成り、
    前記可動電極は、複数の電極が、前記伸縮方向に直交する方向にストライプ状に延設されて成る請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
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