JPH02219478A - エレクトレット発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明はエレクトレットを用いた発電機に関する。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するために、本発明は発電機に関し回転
子を含む駆動子または固定子のいずれか一方をエレクト
レットとなす手段をとる。

［従来の技術］ 従来１発電機は回転子を含む駆動子または固定子のいず
れか一方をマグネットとなす事が通例であった。また静
電発電機として、絶縁体の帯電現象を利用した高電圧発
電機があった。

［実施例］ 以下、実施例により本発明を詳述する。

第１図乃至第５図は、本発明の実施例を示すエレクトレ
ット発電機の構造図である。

第１図では、ポリ弗化ピリニデンやポリスチレン等の高
分子体をエレクトレット化したものかあるいはチタン酸
バリウムやＰ　ｂ　−Ｚ　ｒ　−Ｔ　ｉ酸化物の如き強
誘電体セラミック等を分極させてエレクトレット化した
もの等から成るエレクトレット回転子１は、金属板等か
ら成る固定子２０間を外部からの駆動力Ｆにより回転す
ると、エレクトレット回転子１０回転軸に取シ付けられ
た摺動子からの出力端子３に、図の如き結線により直流
電力が取シ出せることとなる。

第２図は、第１図と基本的に同様な作用をするものであ
るが、エレクトレット回転子１１を２コの極性の逆向き
のエレクトレット板を貼り付けて形成し、゛固定子１２
０間を駆動力Ｆにより回転させると、エレクトレット回
転子１１の軸に取り付けられた摺動子からは、図の如き
結線により出力端子１３に直流電力が取シ出せる事とな
る。

第５図は、円筒形の４分割された極性を交互に異にする
エレクトレット固定子２１を挾んで、互に４分割された
アルミニウム電極板から成る回転子２２を形成し、該回
転子を駆動力Ｆによりエレクトレット固定子２１の周囲
で回転させると因の如き結線により、回転子２２との摺
動による出力端子２５には電力が発生する事となる。

第４図では、エレクトレット駆動子３１が固定子５２０
間を駆動力Ｐにより直線駆動（往復運動でも良い）させ
ると、図の如き結線により出力端子５３に電力を発生さ
せることができる。

以上の例では直流電力の取シ出し方法を例示したが、例
えば第１図では摺動子からの出力端子３の取シ出しでは
なく、該結線での直接の取出しを計ると交流電力の取シ
出しを計ることができる。

第５図では、エレクトレット振動子又は固定子４１と対
向電極固定子又は振動子４２を対向して設置し、いずれ
か一方に音声振動や機械振動を付与することにより出力
端子４５から振動に同期した交流電力が取シ出せる事と
なる。

本発明の如く、従来のマグネットに代え、エレクトレッ
トを用いる事により、マグネットのドメイン密度に比し
て電荷の帯電密度の方が揺かに多い為に、出力が大きく
とれる作用があり、とりわけ、小型になる程その効果は
、大きくなる。又、最近の微細加工技術によりエレクト
レットと電極板との間隔を小さくする事ができ、出力の
低電圧化と大電流化を計る事もでき、小型で大電力の発
電機に応用することができる。

［発明の効果］ 本発明により、小型で軽量かつ大電力の出力が可能な発
電機を提供することができる効果が）る

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の実施例を示すエレクトレッ
ト発電機の要部の構造図であ・る。 １１１・・・・・・エレクトレット回転子２１・・・・
・・・・・・・・エレクトレット固定子３１・・・・・
・・・・・・・エレクトレット駆動子４１・・・・・・
・・・・・・エレクトレット振動子又は固定子２．１２
，５２・・・・・・固定子 ２２・・・・・・・・・・・・回転子 ４２・・・・・・・・・・・・対向電極固定子又は振動
子５．１５，２５，５５．４５・・・・・・出力端子Ｆ
・・・・・・・・・・・・・・・駆動力以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転子を含む駆動子または固定子のいずれか一方をエレ
   クトレットとなす事を特徴とするエレクトレット発電機
   。