JP2009072696A - 噴射異常検出装置、液滴噴射装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

噴射異常検出装置、液滴噴射装置及び表示装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】噴射異常に起因する歩留まりの低下を防止することができる噴射異常検出装置を提供する。
【解決手段】噴射異常検出装置23において、複数の圧電素子により複数のノズルからそれぞれ液滴を噴射する液滴噴射ヘッドから、複数の圧電素子の各々の電圧値がそれぞれ入力される複数の入力回路と、複数の入力回路から一つの入力回路を順次選択する選択回路と、選択した入力回路に入力された電圧値に基づいて、選択した入力回路に対応する圧電素子により液滴が噴射するノズルの噴射良否を判定する判定部と、ノズルの噴射良否判定結果を出力する出力回路とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、噴射異常検出装置、液滴噴射装置及び表示装置の製造方法に関し、特に、液滴を噴射する液滴噴射ヘッドの噴射異常を検出する噴射異常検出装置、その噴射異常検出装置を備える液滴噴射装置及びその液滴噴射装置を用いる表示装置の製造方法に関する。
液滴噴射装置は、通常、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置、電子放出表示装置、プラズマ表示装置及び電気泳動表示装置等の様々な表示装置を製造するために用いられている。この液滴噴射装置は、塗布対象物に向けて複数のノズルから液滴をそれぞれ噴射する液滴噴射ヘッドを備えており、その液滴噴射ヘッドにより塗布対象物に複数の液滴を着弾させ、所定パターンのドット列を形成し、様々な塗布体(例えば、カラーフィルタ等)を製造する。
このような液滴噴射装置では、通常、不噴射の確認は塗布動作前に行われている。この不噴射の要因としては、気泡やゴミ等が挙げられる。気泡検出に関しては、気泡の有無を判断検出する技術や圧電素子に対する気泡付着の有無を判別する技術が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。塗布動作前に不噴射が確認されなかった場合でも、気泡やゴミ等の混入程度によっては、塗布パターンデータに基づいて塗布を行う塗布動作の途中で不噴射や噴射量不足等の噴射異常が発生することがある。特に、塗布動作中の外乱振動や気泡成長等が要因となり、噴射異常が発生する場合がある。
特開平4−29851号公報 特開平11−334102号公報
しかしながら、従来の技術では、前述の塗布動作中の噴射異常を検出することはできないため、噴射異常が発生しても、別工程での検査により噴射異常の発生が分かるまで塗布不良品を出し続けてしまう。このため、液滴噴射ヘッドによる塗布工程の歩留まりが低下してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、噴射異常に起因する歩留まりの低下を防止することができる噴射異常検出装置、液滴噴射装置及び表示装置の製造方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、噴射異常検出装置において、複数の圧電素子により複数のノズルからそれぞれ液滴を噴射する液滴噴射ヘッドから、複数の圧電素子の各々の電圧値がそれぞれ入力される複数の入力回路と、複数の入力回路から一つの入力回路を順次選択する選択回路と、選択した入力回路に入力された電圧値に基づいて、選択した入力回路に対応する圧電素子により液滴が噴射するノズルの噴射良否を判定する判定部と、ノズルの噴射良否判定結果を出力する出力回路とを備えることである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、液滴噴射装置において、複数の圧電素子により複数のノズルからそれぞれ液滴を噴射する液滴噴射ヘッドと、複数の圧電素子の各々の電圧値がそれぞれ入力される複数の入力回路、複数の入力回路から一つの入力回路を順次選択する選択回路、選択した入力回路に入力された電圧値に基づいて、選択した入力回路に対応する圧電素子により液滴が噴射するノズルの噴射良否を判定する判定部及びノズルの噴射良否判定結果を出力する出力回路を具備する噴射異常検出装置とを備えることである。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、表示装置の製造方法において、前述の第2の特徴に係る液滴噴射装置を用いて、塗布対象物に向けて液滴を噴射して塗布することである。
本発明によれば、噴射異常に起因する歩留まりの低下を防止することができる噴射異常検出装置、液滴噴射装置及び表示装置の製造方法を提供することができる。
本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る液滴噴射装置1は、液体であるインクを液滴として塗布対象物の基板2に塗布するためのインク塗布ボックス3と、インク塗布ボックス3にインクを供給するインク供給ボックス4とを備えている。これらのインク塗布ボックス3及びインク供給ボックス4は、互いに隣接させて架台5の上面に設けられている。
インク塗布ボックス3の内部には、基板2を保持してX軸方向及びY軸方向に移動させる移動させる基板移動機構6と、液滴を噴射する液滴噴射ヘッド7をそれぞれ有する複数のインクジェットヘッドユニット8と、それらのインクジェットヘッドユニット8を一体にX軸方向に移動させるユニット移動機構9と、各液滴噴射ヘッド7を清掃するヘッドメンテナンスユニット10と、インクを収容する複数のインクバッファタンク11とが設けられている。
基板移動機構6は、Y軸方向ガイド板12、Y軸方向移動テーブル13、X軸方向移動テーブル14及び基板保持テーブル15により構成されている。これらのY軸方向ガイド板12、Y軸方向移動テーブル13、X軸方向移動テーブル14及び基板保持テーブル15は平板状に形成されており、架台5の上面に積層されて設けられている。
Y軸方向ガイド板12は、架台5の上面に固定されて設けられている。このY軸方向ガイド板12の上面には、複数のガイド溝12aがY軸方向に沿って設けられている。これらのガイド溝12aが、Y軸方向にY軸方向移動テーブル13を案内する。
Y軸方向移動テーブル13は、各ガイド溝12aにそれぞれ係合する複数の突起部(図示せず)を下面に有しており、Y軸方向ガイド板12の上面にY軸方向に移動可能に設けられている。このY軸方向移動テーブル13の上面には、複数のガイド溝13aがX軸方向に沿って設けられている。これらのガイド溝13aが、X軸方向にX軸方向移動テーブル14を案内する。このようなY軸方向移動テーブル13は、送りネジや駆動モータ等を用いた移動機構(図示せず)により各ガイド溝12aに沿ってY軸方向に移動する。
X軸方向移動テーブル14は、各ガイド溝13aにそれぞれ係合する複数の突起部(図示せず)を下面に有しており、Y軸方向移動テーブル13の上面にX軸方向に移動可能に設けられている。このX軸方向移動テーブル14は、送りネジや駆動モータ等を用いた移動機構(図示せず)により各ガイド溝13aに沿ってX軸方向に移動する。
基板保持テーブル15は、X軸方向移動テーブル14の上面に固定されて設けられている。この基板保持テーブル15は、基板2を吸着する吸着機構(図示せず)を備えており、その吸着機構により上面に基板2を固定して保持する。なお、吸着機構としては、例えばエアー吸着機構等を用いる。
ユニット移動機構9は、架台5の上面に立設された一対の支柱16と、それらの支柱16の上端部間に連結されてX軸方向に延出するX軸方向ガイド板17と、そのX軸方向ガイド板17にX軸方向に移動可能に設けられ各インクジェットヘッドユニット8を支持するベース板18とを具備している。
一対の支柱16は、X軸方向においてY軸方向ガイド板12を挟むように設けられている。また、X軸方向ガイド板17の前面には、ガイド溝17aがX軸方向に沿って設けられている。このガイド溝17aが、X軸方向にベース板18を案内する。ベース板18は、ガイド溝17aに係合する突起部(図示せず)を背面に有しており、X軸方向ガイド板17にX軸方向に移動可能に設けられている。このベース板18は、送りネジや駆動モータ等を用いた移動機構(図示せず)によりガイド溝17aに沿ってX軸方向に移動する。このようなベース板18の前面には、三つのインクジェットヘッドユニット8が取り付けられている。
各インクジェットヘッドユニット8は、複数の液滴を噴射する液滴噴射ヘッド7と、ベース板18に設けられ液滴噴射ヘッド7を移動可能に支持する支持機構19とをそれぞれ備えている。
液滴噴射ヘッド7は、図2に示すように、インクバッファタンク11から供給されたインクを収容する複数のインク室7aと、各インク室7aの壁の一部を形成するダイヤフラム7bと、各インク室7aにそれぞれ対応させて設けられた複数の圧電素子(アクチュエータ)D1〜Dn(n:正の整数)と、各インク室7aにそれぞれ連通する複数のノズル(貫通孔)7cを有し各インク室7aの壁の一部を形成するノズルプレート7dとを備えている。
各ノズル7cは、一定のピッチ間隔で直列にノズルプレート7dに形成されている。また、ダイヤフラム7bは板状に形成されている。このダイヤフラム7bには、各圧電素子D1〜Dnがそれぞれ接着固定されている。ダイヤフラム7bは、各圧電素子D1〜Dnの駆動により変形するので、ダイヤフラム7bの変形に応じてインク室7aの容積が増減する。これに応じて、インク室7a内のインクがノズル7cから液滴として吐出される。
詳しくは、各圧電素子D1〜Dnは、電圧が印加されると縮み、ダイヤフラム7bを上方に移動させ、ダイヤフラム7bの形状を変化させる。このとき、インク室7a内の圧力は負となり、インクがインクバッファタンク11からインク室7a内に補充される。その後、圧電素子D1〜Dnに対する印加電圧がゼロになると、ダイヤフラム7bが元の状態に戻る。このとき、インク室7a内が圧迫され、インクがノズル7cから液滴として吐出される。
図1に戻り、支持機構19は、ベース板18に固定して設けられている。この支持機構19は、液滴噴射ヘッド7をZ軸方向に移動させるZ軸方向移動機構と、液滴噴射ヘッド7をY軸方向に移動させるY軸方向移動機構と、液滴噴射ヘッド7をθ方向に回転させるθ方向回転機構とを具備している。これにより、液滴噴射ヘッド7は、Z軸方向及びY軸方向に移動可能であり、θ軸方向に回転可能である。
ヘッドメンテナンスユニット10は、各インクジェットヘッドユニット8の移動方向の延長線上であってY軸方向ガイド板12から離反させ、架台5の上面に設けられている。このヘッドメンテナンスユニット10は、各インクジェットヘッドユニット8の液滴噴射ヘッド7を清掃する。なお、ヘッドメンテナンスユニット10は、各インクジェットヘッドユニット8の液滴噴射ヘッド7がヘッドメンテナンスユニット10に対向する待機位置に停止した状態で、各液滴噴射ヘッド7を自動的に清掃する。
インクバッファタンク11は、架台5の上面に設けられており、その内部に貯留したインクの液面と液滴噴射ヘッド7のノズル面との水頭差(水頭圧)を利用し、ノズル先端のインクの液面(メニスカス)を調整する。これにより、インクの漏れ出しや吐出不良が防止されている。
インク供給ボックス4の内部には、インクをそれぞれ収容する複数のインクタンク20が着脱可能に設けられている。これらのインクタンク20は、供給パイプ21によりインクバッファタンク11を介してそれぞれ液滴噴射ヘッド7に接続されている。すなわち、液滴噴射ヘッド7は、インクタンク20からインクバッファタンク11を介してインクの供給を受ける。ここで、インクとしては、各種のインクを用いることが可能である。
架台5の内部には、液滴噴射装置1の各部を制御するための制御ユニット(制御装置)22と、液滴噴射ヘッド7の噴射異常を検出する噴射異常検出ユニット(噴射異常検出装置)23とが設けられている。
制御ユニット22は、図3に示すように、各部を集中的に制御するCPU等の制御部22aと、液滴を噴射するための塗布情報及び各種のプログラム等を記憶するメモリ22bと、各液滴噴射ヘッド7を制御するヘッドコントローラ22cと、外部接続用のDIO(デジタルI/O)ポートP1とを備えている。また、噴射異常検出ユニット23は、外部接続用のDIO(デジタルI/O)ポートP2を備えている。この噴射異常検出ユニット23には、操作者により入力操作される入力部(図示せず)が接続されている。なお、制御ユニット22と噴射異常検出ユニット23はCPCIバス等のバスにより接続されており、さらに、各DIOポートP1、P2はノズル数(例えば64本)分の信号線により接続されている。
制御部22aは、塗布情報及び各種のプログラムに基づいて、Y軸方向移動テーブル13の移動、X軸方向移動テーブル14の移動、ベース板18の移動等を制御し、さらに、ヘッドコントローラ22cも制御する。ここで、塗布情報は、各液滴噴射ヘッド7の液滴噴射動作による塗布に関する情報である。この塗布情報は、塗布パターンデータ(塗布パターン情報)や各液滴噴射ヘッド7毎の駆動波形データ(駆動電圧波形情報)、各液滴噴射ヘッド7の噴射位置(Z軸方向の停止位置、Y軸方向の停止位置及びθ方向の停止位置)の設定値等を含んでいる。なお、制御部22aは、ヘッドコントローラ22c及び噴射異常検出ユニット23に塗布開始タイミングを知らせる塗布開始信号を送信する。
ヘッドコントローラ22cは、制御部22aにより送信される塗布パターンデータに基づいて各液滴噴射ヘッド7を制御する。ここで、Y軸方向移動テーブル13を移動させる移動機構やX軸方向移動テーブル14を移動させる移動機構等には、それぞれエンコーダ24が接続されている。これらのエンコーダ24は制御ユニット22に接続されており、そのパルス信号(位置信号)はヘッドコントローラ22cに入力される。したがって、基板保持テーブル15のY軸方向への移動量は、Y軸方向移動テーブル13を移動させる移動機構に接続されたエンコーダ24のパルス信号(位置信号)に基づいて検出され、同様に、基板保持テーブル15のX軸方向への移動量は、X軸方向移動テーブル14を移動させる移動機構に接続されたエンコーダ24のパルス信号(位置信号)に基づいて検出される。これらのパルス信号に基づいてヘッドコントローラ22cは各液滴噴射ヘッド7の液滴噴射動作を制御する。
噴射異常検出ユニット23は、図4に示すように、各圧電素子D1〜Dn(ch1〜chN)の各々の電圧値がそれぞれ入力される複数の入力回路23a、それらの入力回路23aを切り替えるチャンネルセレクタ等の選択回路23b、増幅用のゲインアンプ23c、A/D変換用のADC(Analog Digital Converter)23d、噴射良否判定を行う判定部23e、出力回路23f、トリガ回路23g、メモリ23h等を備えている。このメモリ23hは記憶部として機能する。なお、入力回路23aとトリガ回路23gとの間やADC23dの前段等には、必要に応じて、LPF(Low Pass Filter)が設けられる。
この噴射異常検出ユニット23は、ヘッドコントローラ22cから噴射中の各圧電素子D1〜Dnの各々の電圧波形(例えば、ノズル数である64個の電圧波形)を順次取得する。噴射異常検出ユニット23は、選択回路23bにより各入力回路23aを切り替えて一つの入力回路23aを順次選択し、選択した入力回路23aにより電圧波形である電圧信号を取り込み、ゲインアンプ23cによりその電圧信号を増幅し、ADC23dによりデジタル化し、判定部23eにより窓関数、FFT(フーリエ変換)演算及び噴射良否判定(OK/NG判定)等の処理を行う。次いで、噴射良否判定後、噴射異常検出ユニット23は、出力回路23fによりDIOポートP2を介して、噴射良否判定結果(OK/NG判定結果)として良否判定信号を制御ユニット22に出力する。なお、噴射異常検出ユニット23は、トリガ回路23gによるトリガ機能を有しており、電圧の立ち上がりからのデータ取り込み開始時間を任意に設定することができる。
ここで、良否判定信号は、噴射異常の発生の有無を示すOK/NG判定信号である。この良否判定信号は、噴射異常発生時に即座に制御ユニット22に送信する必要があり、高速処理が要求され、本発明の実施の形態の噴射異常検出ユニット23では、電圧立ち上がりから約230μs後に良否判定信号がDIOポートP2を介して出力される。これは、表示装置の製造において想定されている最大塗布周波数2kHz(噴射間隔500μs)に対して十分な処理速度である。
詳述すると、前述の噴射異常検出ユニット23は、図5に示すように、電圧信号の立ち上がりAを検出し、その立ち上がりAからデータ取り込み開始時間Tcの経過後、情報取得時間Tdだけ電圧信号(すなわち図5中の領域B内の電圧信号)を取得する。この電圧信号を示す拡大図が図6である。その後、噴射異常検出ユニット23は、取得した電圧信号に対して判定部23eにより各種の処理(アルゴリズム)を実行する。例えば、判定部23eは複数のアルゴリズムで噴射異常の判定(第1判定及び第2判定)を行い、その結果を論理演算して最終的な良否判定を行う。
第1判定では、判定部23eは、取得した電圧信号において、図6に示すように、適切な所定時間t1における電圧値と閾値a1とを比較し、電圧値が閾値a1より大きい場合、噴射異常が発生していないと判定し(OK判定)、一方、電圧値が閾値a1以下の場合、噴射異常が発生したと判定する(NG判定)。ここで、図6中の点線波形が正常噴射(OK)時の波形であり、図6中の実線波形が異常噴射(NG)時の波形である。図6に示すように、適切な所定時間t1において電圧レベルに閾値a1を設けることにより、正常噴射と異常噴射との判定が可能になる。この閾値a1は予め設定されており、メモリ23hに記憶されている。なお、実際の電圧波形には電源ノイズや、隣接ノズルが吐出する際に発生するクロストークが重畳されるので、ノイズを除去するためのフィルタ処理や特定区間のマスキング処理等が判定部23eにより行われる。ここで、圧電素子D1〜Dnとダイヤフラム7bとの接着状態のばらつきや圧電材のばらつき、振動抑制のために必要に応じて付加するダンピング材の塗布状態のばらつきがあるため、ノズル7c毎に閾値a1を設定する必要がある。
第2判定では、判定部23eは、取得した電圧信号において、図7に示すように、その電圧信号である電圧波形をフーリエ変換し、パワースペクトル密度を求め(例えばハニング窓使用)、振動系の固有振動付近である周波数f1におけるパワースペクトル密度値と閾値a2とを比較し、パワースペクトル密度値が閾値a2より大きい場合、噴射異常が発生していないと判定し(OK判定)、一方、電圧値が閾値a1以下の場合、噴射異常が発生したと判定する(NG判定)。ここで、図7中の点線波形が正常噴射(OK)時の波形であり、図7中の実線波形が異常噴射(NG)時の波形である。図7に示すように、適切な周波数f1においてパワースペクトル密度レベルに閾値a2を設けることにより、正常噴射と異常噴射との判定が可能になる。この閾値a2は予め設定されており、メモリ23hに記憶されている。
加えて、判定部23eは、制御部22aから送信される塗布開始信号の受信後、ノズル7c単位で電圧波形の数を数えながら、塗布パターンにおける噴射異常が発生した異常塗布位置(NG判定のアドレス(ドット番号))を特定し、その位置を示すアドレス情報を生成し、そのアドレス情報をメモリ23hに保存する。例えば、異常塗布位置は、不噴射が発生したノズル7cの番号と発生タイミングとから特定される。メモリ23hに保存されたアドレス情報は、制御ユニット22の制御部22aからの送信要求に応じて制御ユニット22に送信される。なお、判定部23eは、必要に応じて、電圧波形をメモリ23hに保存する。このような判定部23eは、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアにより構成されている。
次に、前述の液滴噴射装置1が行う液滴塗布動作(液滴塗布処理)について説明する。液滴噴射装置1の制御部22aは各種のプログラムに基づいて液滴塗布処理を実行する。この液滴塗布処理は、噴射異常検出処理も含んでおり、塗布動作中に発生した噴射異常がノズル7c毎に検出される。なお、噴射異常の要因としては、気泡やゴミ等、圧電素子D1〜Dnの断線、及び圧電素子D1〜Dnとダイヤフラム7bとの接着不良等が挙げられる。
制御部22aは、塗布情報に基づいて、ヘッドコントローラ22cにより各液滴噴射ヘッド7を制御し、基板保持テーブル15上の基板2に対して液滴を噴射して塗布する。詳述すると、制御部22aは、塗布情報(噴射位置の設定値等)に基づいて、各移動機構を制御し、Y軸方向移動テーブル13、X軸方向移動テーブル14及びベース板18を移動させ、各液滴噴射ヘッド7を待機位置から基板2に対向する位置まで移動させ、加えて、塗布情報に基づいて支持機構19を制御し、各液滴噴射ヘッド7を所定位置で停止させる。この停止位置でのθ方向の角度により液滴の着弾ピッチが調整される。その後、制御部22aは、塗布情報(塗布パターンデータや駆動波形データ等)に基づいて、移動機構を制御し、Y軸方向移動テーブル13を移動させ、加えて、ヘッドコントローラ22cにより各液滴噴射ヘッド7を制御し、各液滴噴射ヘッド7により基板2に向かって液滴を噴射する噴射動作を行う。各液滴噴射ヘッド7は、インクを液滴として各ノズル7cからそれぞれ噴射し、移動する基板2にそれらの液滴を着弾させ、ドット列を順次形成し、所定の塗布パターンを塗布する。
このとき、噴射異常検出ユニット23は、選択回路23bにより各入力回路23aを切り替え、制御ユニット22のヘッドコントローラ22cから噴射動作中の各圧電素子D1〜Dnの各々の電圧波形(例えば、ノズル数である64個の電圧波形)を各入力回路23aにより順次取得し、取得した電圧波形である電圧信号をゲインアンプ23cにより増幅し、ADC23dによりでデジタル化し、判定部23eにより窓関数、FFT(フーリエ変換)演算及び噴射良否判定(OK/NG判定)等の処理を行う。なお、噴射良否判定では、各圧電素子D1〜Dnの各々の電圧波形毎において、電圧レベルによる良否判定によりNG判定がなされ、パワースペクトル密度による良否判定によりNG判定がなされた場合に(論理演算)、噴射異常が発生したことを示すNG判定信号を生成し、生成したNG判定信号を出力回路23fによりDIOポートP2を介して制御ユニット22に出力する。一方、それ以外の場合には(論理演算)、噴射異常が発生していないことを示すOK判定信号を生成し、生成したOK判定信号を出力回路23fによりDIOポートP2を介して制御ユニット22に出力する。
加えて、噴射異常検出ユニット23は、制御部22aから送信される塗布開始信号の受信後、ノズル7c単位で電圧波形の数を数えながら、塗布パターンにおける噴射異常が発生した異常塗布位置(NG判定のアドレス(ドット番号))を特定し、その位置を示すアドレス情報を生成し、そのアドレス情報をメモリ23hに保存する。
次いで、制御部22aは、噴射異常検出ユニット23からDIOポートP1を介して良否判定信号(OK判定信号又はNG判定信号)を順次受信し、NG判定信号を受信した場合(NGの場合)に液滴塗布動作を停止する。その後、制御部22aは、回復動作又はリカバリ動作を行う。回復動作は、ヘッドメンテナンスユニット10による清掃動作(パージやワイプ等)あるいは別に待機している液滴噴射ヘッド7との交代動作である。リカバリ動作は、不噴射が発生した箇所(ドット箇所)に再度、液滴を噴射して塗布する動作である。このリカバリ動作を行う場合には、制御部22aは、噴射異常検出ユニット23にアドレス情報の送信を要求する。これに応じて、噴射異常検出ユニット23はメモリ23hに記憶されたアドレス情報を制御部22aに送信する。なお、リカバリ動作は、NG判定信号を受信する度に実行されても、塗布パターンの塗布が完了した後に行われてもよい。ここで、リカバリ動作では、各液滴噴射ヘッド7と別に用意した小ノズル(例えば1〜5ノズル程度)の液滴噴射ヘッドにより、不噴射が発生した箇所である抜け箇所を塗布するようにしてもよい。
このようにして、液滴噴射ヘッド7から各圧電素子D1〜Dnの各々の電圧値(電圧信号)が順次取得され、それらの電圧値に基づいて各ノズル7c毎に噴射異常が順次判定され、噴射良否判定結果(OK/NG判定結果)が得られる。これにより、塗布パターンデータに基づいて塗布を行う塗布動作中に、不噴射や噴射量不足等の噴射異常を検出することが可能になる。したがって、噴射異常が発生した時点で製造を一時中断することが可能になるので、噴射異常の発生後、別工程での検査により噴射異常の発生が分かるまで塗布不良品を出し続けてしまうことを防止することができる。その結果、噴射異常に起因する歩留まりの低下を防止することができる。
さらに、塗布パターンにおける噴射異常が発生した異常塗布位置(NG判定のアドレス(ドット番号))がアドレス情報としてメモリ23hに保存されている。これにより、液滴噴射装置1はそのアドレス情報に基づいてリカバリ動作を行うことが可能になり、不噴射が発生した基板2を塗布不良品として扱うことがなくなる。したがって、噴射異常に起因する歩留まりの低下を防止することができる。加えて、噴射異常検出ユニット23が噴射異常を検出する場合には、複数のアルゴリズム(例えば、電圧信号と閾値a1との比較及び電圧信号をフーリエ変換して求めたパワースペクトル密度値と閾値a2との比較)で判定が行われ、その結果が論理演算されて最終的な噴射良否判定が行われる。これにより、噴射異常を正確に検出することが可能になるので、精度が高い噴射異常検出を行うことができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、液滴噴射ヘッド7から複数の圧電素子D1〜Dnの各々の電圧値がそれぞれ入力される複数の入力回路23aと、それらの入力回路23aから一つの入力回路23aを順次選択する選択回路23bと、選択した入力回路23aに入力された電圧値に基づいて、選択した入力回路23aに対応する圧電素子D1〜Dnにより液滴が噴射するノズル7cの噴射良否を判定する判定部23eと、ノズル7cの噴射良否判定結果を出力する出力回路23fとを設けることによって、各圧電素子D1〜Dnの各々の電圧値が順次取得され、取得された各電圧値に基づいて各ノズル7c毎に噴射異常が順次判定されて噴射良否判定結果が得られるので、塗布パターンデータに基づいて塗布を行う塗布動作中に噴射異常を検出することが可能になり、噴射異常に起因する歩留まりの低下を防止することができる。
さらに、噴射良否判定結果に基づいて、液滴噴射ヘッド7が塗布する塗布パターンにおける噴射異常が発生した異常塗布位置(NG判定のアドレス(ドット番号))を求め、求めた異常塗布位置をアドレス情報としてメモリ23hに保存することによって、このアドレス情報に基づいてリカバリ動作を行うことが可能になり、不噴射が発生した基板2を塗布不良品として扱うことがなくなるので、噴射異常に起因する歩留まりの低下を防止することができる。なお、求めた異常塗布位置をマッピング(マップ化)し、マッピングしたデータをCIM(Computer Integrated Manufacturing)に取り込み、不良要因を解析することもできる。
加えて、電圧値(電圧信号)と閾値a1との比較及びその電圧値(電圧信号)をフーリエ変換して求めたパワースペクトル密度値と閾値a2との比較を行い、噴射良否を判定することによって、噴射異常を正確に検出することが可能になるので、精度が高い噴射異常検出を行うことができる。特に、気泡が要因となる噴射異常を正確に検出することが可能となる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、前述の実施の形態においては、噴射異常の判定用のアルゴリズムとして、電圧レベルによる噴射良否判定及びパワースペクトル密度による噴射良否判定を用いているが、これに限るものではなく、他の噴射良否判定方法を用いるようにしてもよい。
また、前述の実施の形態においては、高速処理が要求されている場合にDIOポートP1、P2を用いているが、これに限るものではない。高速処理(リアルタイム性)がそれほど要求されていない場合には、メモリ23hに噴射良否判定結果(OK/NG判定結果)を記憶しておき、記憶した噴射良否判定結果をある程度まとめて随時(例えば、制御部22aからの要求に応じて)送信するようにしてもよい。例えば、記憶した噴射良否判定結果をパケット通信によりイーサネット(登録商標)等のネットワークを介して送信するようにしてもよい。このように、メモリ23hに対して複数のノズル7c毎に噴射良否判定結果を順次記憶し、記憶した複数の噴射良否判定結果をまとめて出力することによって、それほど高速処理が要求されていない場合等、ノズル数分のDIOポートP1、P2を設ける必要がなくなり、装置構成を簡略化することができ、さらに、I/Oの変化をウォッチするための制御プログラム等も不必要となり、負荷を軽減することができる。
最後に、前述の実施の形態においては、各種の数値を挙げているが、それらの数値は例示であり、限定されるものではない。
本発明の実施の一形態に係る液滴噴射装置の概略構成を示す斜視図である。 図1に示す液滴噴射装置が備える液滴噴射ヘッドの概略構成を示す模式図である。 図1に示す液滴噴射装置が備える制御ユニット及び噴射異常検出装置の概略構成を示すブロック図である。 図3に示す噴射異常検出装置の概略構成を示すブロック図である。 噴射異常の検出を説明するための説明図である。 電圧による噴射異常の検出を説明するための説明図である。 パワースペクトル密度による噴射異常の検出を説明するための説明図である。
符号の説明
1…液滴噴射装置、7…液滴噴射ヘッド、7c…ノズル、23…噴射異常検出装置、23a…入力回路、23b…選択回路、23e…判定部、23f…出力回路、23h…第1記憶部(メモリ)、23h…第2記憶部(メモリ)、a1…閾値、a2…閾値、D1〜Dn…圧電素子

Claims (9)

  1. 複数の圧電素子により複数のノズルからそれぞれ液滴を噴射する液滴噴射ヘッドから、前記複数の圧電素子の各々の電圧値がそれぞれ入力される複数の入力回路と、
    前記複数の入力回路から一つの入力回路を順次選択する選択回路と、
    選択した前記入力回路に入力された前記電圧値に基づいて、選択した前記入力回路に対応する前記圧電素子により前記液滴が噴射する前記ノズルの噴射良否を判定する判定部と、
    前記ノズルの噴射良否判定結果を出力する出力回路と、
    を備えることを特徴とする噴射異常検出装置。
  2. 前記噴射良否判定結果に基づいて、前記液滴噴射ヘッドが塗布する塗布パターンにおける前記噴射異常が発生した異常塗布位置を求める手段と、
    求めた前記異常塗布位置を記憶する第1記憶部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の噴射異常検出装置。
  3. 前記判定部は、前記電圧値と閾値との比較及び前記電圧値をフーリエ変換して求めたパワースペクトル密度値と閾値との比較を行い、前記ノズルの噴射良否を判定することを特徴とする請求項1又は2記載の噴射異常検出装置。
  4. 前記複数のノズル毎に前記噴射良否判定結果を順次記憶する第2記憶部を備え、
    前記出力回路は、記憶した複数の前記噴射良否判定結果をまとめて出力することを特徴とする請求項1、2又は3記載の噴射異常検出装置。
  5. 複数の圧電素子により複数のノズルからそれぞれ液滴を噴射する液滴噴射ヘッドと、
    前記複数の圧電素子の各々の電圧値がそれぞれ入力される複数の入力回路、前記複数の入力回路から一つの入力回路を順次選択する選択回路、選択した前記入力回路に入力された前記電圧値に基づいて、選択した前記入力回路に対応する前記圧電素子により前記液滴が噴射する前記ノズルの噴射良否を判定する判定部及び前記ノズルの噴射良否判定結果を出力する出力回路を具備する噴射異常検出装置と、
    を備えることを特徴とする液滴噴射装置。
  6. 前記噴射異常検出装置は、
    前記噴射良否判定結果に基づいて、前記液滴噴射ヘッドが塗布する塗布パターンにおける前記噴射異常が発生した異常塗布位置を求める手段と、
    求めた前記異常塗布位置を記憶する第1記憶部と、
    を具備していることを特徴とする請求項5記載の液滴噴射装置。
  7. 前記判定部は、前記電圧値と閾値との比較及び前記電圧値をフーリエ変換して求めたパワースペクトル密度値と閾値との比較を行い、前記ノズルの噴射良否を判定することを特徴とする請求項5又は6記載の液滴噴射装置。
  8. 前記噴射異常検出装置は、前記複数のノズル毎に前記噴射良否判定結果を順次記憶する第2記憶部を具備しており、
    前記出力回路は、記憶した複数の前記噴射良否判定結果をまとめて出力することを特徴とする請求項5、6又は7記載の液滴噴射装置。
  9. 請求項5乃至8のいずれか一に記載の液滴噴射装置を用いて、塗布対象物に向けて液滴を噴射して塗布することを特徴とする表示装置の製造方法。
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