JP2009057512A - アルミニウム用親水性潤滑塗料、及びそれを用いた被塗物 - Google Patents
アルミニウム用親水性潤滑塗料、及びそれを用いた被塗物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009057512A JP2009057512A JP2007227833A JP2007227833A JP2009057512A JP 2009057512 A JP2009057512 A JP 2009057512A JP 2007227833 A JP2007227833 A JP 2007227833A JP 2007227833 A JP2007227833 A JP 2007227833A JP 2009057512 A JP2009057512 A JP 2009057512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrophilic
- group
- aluminum
- lubricating
- alkylene oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
【解決手段】分子量4000〜400000の水溶性ポリエーテルと潤滑添加剤からなる。潤滑添加剤はH.L.B.が3〜20である1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物のハイドロカルビルエーテル、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物の脂肪酸エステル、カルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、脂肪酸アルカノールアミドの1種以上よりなり、含有量は親水性潤滑塗料の固形分全体を100質量%として1.0〜50%。
【選択図】図1
Description
上記アルミニウムプレートフィンは、アルミニウムプレートフィン材の表面に加工油を浸漬塗油あるいはスプレー塗油した後に、打ち抜き、張り出し、絞り、しごき、剪断等が複合された加工によって、伝熱管を通すためのフィンカラーや表面の熱伝達率を向上させるための表面加工を施すことにより得られる。
さらには、熱交換器を加熱して加工油を蒸発揮散させるために乾燥炉を通す必要があり、乾燥炉操業にかかわるCO2排出量の増加や、揮散した油が大気中に放出される等、地球環境に悪影響を与えるという問題がある。
このように、従来使用していたアルミニウムフィン材では、プレス加工の際に低粘度加工油を使用しても、上述の問題が発生する。
該親水性潤滑塗料は、分子量4000〜400000の水溶性ポリエーテルと潤滑添加剤とからなり、
上記潤滑添加剤は、H.L.B.が3〜20の範囲にある1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物のハイドロカルビルエーテル、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物の脂肪酸エステル、カルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、脂肪酸アルカノールアミドの1種又は2種以上よりなり、
上記潤滑添加剤の含有量は、上記親水性潤滑塗料の固形分全体を100%(質量%、以下同様)として1.0〜50%であることを特徴とするアルミニウム用親水性潤滑塗料にある(請求項1)。
このため、プレス油の購入コスト、乾燥コストを削減することができ、また大気中への有機物の排出を削減することができ、環境への影響を低減することができる。
上記潤滑塗膜の膜厚は、10〜10000mg/m2であることを特徴とする被塗物にある(請求項7)。
上記水溶性ポリエーテルの分子量が4000未満の場合には、プレス加工の際に塗膜粉が金型表面に堆積するという問題や、潤滑塗膜の融点が低くなり塗装後の材料同士の潤滑塗膜が融着しやすくなり、塗装後の材料同士がくっつき作業性が低下するという問題がある。一方、上記水溶性ポリエーテルの分子量が400000を超える場合には、コストが上がるという問題がある。
上記アルキレンオキシド等の重合形態は特に限定されず、1種類のアルキレンオキサイドの単独重合、2種類以上のアルキレンオキサイド等のランダム共重合、ブロック共重合、ランダム/ブロック共重合等であってよい。
なお、H.L.B.(Hydrophile−Lipophile Balance)とは、界面活性剤の水と油(水に不溶性の有機化合物)への親和性の程度を表す値のことである。
また、潤滑性、水による除去性の点より、上記アルコールとしては、炭素数12〜18の範囲のものが好ましい。
炭素数2〜6のアルキレンオキサイドとしては、具体的には、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、1,2−エポキシブタン(α−ブチレンオキサイド)、2,3−エポキシブタン(β−ブチレンオキサイド)、1,2−エポキシ−1−メチルプロパン、1,2−エポキシヘプタン等が挙げられる。
また、水酸基を2〜6個有する多価アルコールにアルキレンオキサイドを付加させる際は、すべての水酸基に付加させてもよいし、一部の水酸基にのみ付加させてもよい。
炭化水素基としては、たとえば、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、及びアリールアルキル基等がある。
上記潤滑添加剤の含有量が、上記親水性潤滑塗料の固形分全体を100%として1.0%未満の場合には、潤滑性が不足し、プレス金型の折損や、加工材の形状不良等の問題が生じる。一方、上記潤滑添加剤の含有量が50%を超える場合には、潤滑塗膜の水による除去性が低下するという問題や、プレコートアルミニウム板よりなる被加工材の表面に親水性潤滑塗料からなる潤滑塗膜を形成し、その後、水により潤滑塗膜を除去した後に、プレコートアルミニウム板の塗膜に与えられた機能を阻害するおそれがある。
この場合には、潤滑塗膜形成後に、基材の搬送ロール、加工金型等への潤滑塗膜の移着、堆積を抑制することができる。
この場合には、プレス工具への金属粉の凝着を抑制するという効果を得ることができる。
また、上記アミン誘導体には、ヒドロキシル基、エーテル基が含まれていても良い。
上記芳香族アミンとしては、例えば、アニリン、ジメチルアニリン、ジエチルアニリン等を用いることができる。
また、水酸基を3〜6個有する多価アルコールにアルキレンオキシドを付加させる際、付加される水酸基は、全ての水酸基であっても、一部の水酸基であってもよい。
ハイドロカルビル基としては、上述の1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物のハイドロカルビルエーテル、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物の脂肪酸エステルを構成するアルキレンオキサイド付加物の末端水酸基の一部又は全てを、ハイドロカルビルエーテル化させたものを構成するハイドロカルビル基として列挙したものと同様のもの等がある。
このようなアルキレンオキシドとしては、上述のポリエーテルを構成するアルキレンオキサイドとして列挙したものと同様のもの等がある。
ハイドロカルビル基としては、例えば、上述の多価アルコールのアルキレンオキシド付加物及びそのハイドロカルビルエーテルを構成するハイドロカルビル基として列挙した各基等がある。
この場合には、潤滑塗膜形成後に、搬送ロールや加工金型への樹脂分の付着、堆積を防ぐという効果を得ることができる。
また、上記コロイダルシリカの含有量が1%未満の場合には、上述の効果を十分に得られないおそれがある。一方、上記コロイダルシリカの含有量が30%を超える場合には、潤滑性が低下するおそれがある。
また、上記化成皮膜としては、リン酸クロメート、クロム酸クロメート等のクロメート処理、クロム化合物以外のリン酸チタンやリン酸ジルコニウム、リン酸モリブデン、リン酸亜鉛、酸化ジルコニウム等によるノンクロメート処理等の化学皮膜処理、いわゆる化成処理により得られる皮膜が採用される。
なお、上記クロメート処理やノンクロメート処理等の化成処理方法には、反応型及び塗布型があるが、本発明においてはいずれの手法が採用されても何ら差し支えない。
上記プレコート層は、アルミニウム板の表面に直接親水性皮膜が形成された親水性皮膜のみからなるプレコート層であっても良いし、アルミニウム板と親水性皮膜との間に化成皮膜等からなる層が形成された複数種類の層からなるプレコート層であっても良い。
この場合には、上述したように、アルミニウム板と親水性皮膜との密着性を効果的に向上させることができる。また、優れた耐食性が実現されて、水、塩素化合物等の腐食性物質がアルミニウム板の表面に浸透した際に惹起される塗膜下腐食が抑制され、塗膜割れや塗膜剥離の防止を図ることができる。
この場合にも、アルミニウム板に優れた密着性でプレコート層を形成することができ、また、耐食性に優れたプレコートアルミニウム板とすることができる。
上記親水性皮膜は、上記水酸基、カルボキシル基、エステル基、エーテル基のうち1種又は2種以上を含む有機樹脂のみから構成されても良いし、上記有機樹脂に界面活性剤等を添加したものから構成されても良い。
この場合には、上記親水性皮膜に、さらに、優れた親水性を付与することができる。
この場合には、最表面に形成された潤滑塗膜の、潤滑性、水による除去性に優れ、且つ、プレコートアルミニウム板の塗膜に与えられた機能を阻害しない特長を生かして、優れた熱交換器用フィンを得ることができる。
本例は、本発明にかかる実施例として、表1及び表2に示す被塗物(試料E1〜試料E23)、及び本発明にかかる比較例として、表3に示す被塗物(試料C1〜試料C5)を作製した。
図1に示すように、本例において作製した被塗物1は、被加工材2と、該被加工材2の表面に形成された潤滑塗膜3とからなる。
以下、これを詳説する。
そして、上記アルミニウム板21に対して、必要に応じて、市販の弱アルカリ系脱脂剤にて、脱脂処理を行い、次いで、クロム酸、リン酸、フッ化水素酸よりなる液でリン酸、フッ化水素酸よりなる液でリン酸クロメートを主体とする化成皮膜22を形成させた。このときの化成皮膜中のクロム量は20mg/m2であった。次いで、この化成処理を行ったアルミニウム板に対して、必要に応じて、親水性塗料組成物をロールコーターを用いて塗装し、その後、200℃×20秒間の加熱処理を行うことにより、所定の親水性皮膜23を焼きつけ、硬化せしめた。これによりプレコートアルミニウム板(被加工材)2を作製した。
A1:水ガラス系親水性塗料、
アルカリケイ酸塩(SiO2:Na2O=3:5)10重量部、ヒドロキシエチルアクリレート−アクリル酸共重合体2重量部、炭酸アンモニウムジルコニウム塩0.5重量部。A2:樹脂系親水性塗料+シリカ系親水性塗料、
アクリル樹脂70重量部、メラミン樹脂15重量部、ポリオキシエチレンンアルキルフェニルエーテル(界面活性剤)10重量部、コロイダルシリカ5重量部。
A3:樹脂系親水性塗料、
ヒドロキシエチルセルロース(水溶性セルロース樹脂)10重量部、アクリル酸−アクリルアミド共重合体(水溶性アクリル樹脂)10重量部。
A4:樹脂系親水性塗料、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸20重量部、メタクリル酸60重量部、メタクリル酸メチル15重量部、ジメチルアミノエチルメタクリレート5重量部。
A5:樹脂系親水性塗料、
カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩25重量部、カルボキシメチルセルロースのアンモニウム塩50重量部、N−メチロールアクリルアミド25重量部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(界面活性剤)5重量部。
A6:樹脂系親水性塗料、
ポリビニールアルコール50重量部、カルボキシメチルセルロース50重量部、ジルコニウムキレート化合物5重量部、ジアルキルスルホこはく酸エステル塩(界面活性剤)5重量部。
A1〜A6:上述の親水性塗料組成物
B1:ポリエチレングリコール
B2:ポリエチレングリコール−ポリプロピレングリコール−ポリエチレングリコールブロックコポリマー(エチレングリコール80%)
B3:ポリエチレングリコール−ポリプロピレングリコール−ポリエチレングリコールブロックコポリマー(エチレングリコール70%)
D1:トリメチロールプロパントリミリスチン酸エチレンオキサイド5モル付加物(H.L.B.:3)
D2:2−ブチル−2−エチル−β−1,3−ヒドロキシエトキ−エトキシ−シプロパン(H.L.B.:13)
D3:ヘキサエチレングリコールモノオレイン酸エステル(H.L.B.:9)
D4:デカエチレングリコールモノラウリルエーテル(H.L.B.:12)
D5:石油スルホネート(Na塩)(H.L.B.:11)
D6:オレイン酸ナトリウム(H.L.B.:20)
D7:カルナウバワックス(H.L.B.:1)
D8:トリメチロールプロパントリミリスチン酸エチレンオキサイド3モル付加物(H.L.B.:2)
F1:ポリアクリル酸メチル
G1:N,N−シクロヘキシルアミンエチレンオキシド2モル付加物
まず、被塗物に対して、9.52mmφのドローレス金型(日高製機社製)を用いて、プレス加工を施した。プレス加工の条件を表4に示す。なお、加工速度は250spm、評価ショット数は20000ショットとした。
アルミ凝着は、プレス加工を20000ショット行った後の、ピアスパンチ表面、及び第2アイアニングパンチ表面におけるアルミ凝着面積より、下記の式を用いて評価した。結果を表5に示す。
評価点が10〜9点の場合を評価○とし、評価点が8〜6点の場合を評価△とし、評価点が5〜0点の場合を評価×とし、評価が○及び△の場合を合格、評価が×の場合を不合格とした。
塗膜堆積は、プレス加工を20000ショット行った後に、金型表面を目視にて観察し、塗膜粉の堆積が確認されない場合を合格(評価○)とし、塗膜粉の堆積が認められた場合を不合格(評価×)とした。結果を表5に併せて示す。
潤滑塗膜の水による除去性は、まず、被加工材としてプレコートアルミニウム板を用いた被塗物(試料E1〜試料E22、及び試料C1〜試料C5)を室温の水中に2分間浸漬し、次いで6分間冷風乾燥することの組み合わせを1サイクルとし、それを500サイクル行った。その後、被加工材表面の水との接触角を測定することにより潤滑塗膜の水による除去性を評価した。
上記試料E1〜試料E22、及び試料C1〜試料C5は、潤滑塗膜の下に親水性塗膜を形成しているため、500サイクル後に水との接触角が30°以下であれば、潤滑塗膜が除去され親水性が発現したといえる。そのため、接触角が30°以下の場合を合格(評価○)、接触角が30°を超える場合を不合格(評価×)とした。結果を表5に併せて示す。
また、実施例としての試料E23は、試料E1の潤滑塗膜と同一の潤滑塗膜を形成しているため、同様の性能を有すると考えられるため、潤滑塗膜の水による除去性も良好であるということができる。
また、比較例としての試料C2は、潤滑塗膜が、潤滑添加剤としてカルナウバワックスを含有するアルミニウム用親水性潤滑塗料よりなるため、潤滑塗膜の水による除去性が不合格であった。
また、比較例としての試料C4は、潤滑塗膜が、潤滑添加剤を含有していないアルミニウム用親水性潤滑塗料よりなるため、潤滑性を得ることができず、アルミ凝着が不合格であった。
また、比較例としての試料C5は、潤滑塗膜が、潤滑添加剤としてH.L.B.が本発明の下限を下回るトリメチロールプロパントリミリスチン酸エチレンオキサイド3モル付加物を含有するアルミニウム用親水性潤滑塗料よりなるため、潤滑添加剤が析出分離し、塗膜堆積、潤滑塗膜の水による除去性が不合格であった。
2 被加工材
3 潤滑塗膜
Claims (13)
- アルミニウム板あるいはプレコートアルミニウム板からなる被加工材を、プレス潤滑油を供給することなくプレス加工を行うことを可能とするために、予め上記被加工材の最表面に潤滑塗膜を形成するための親水性潤滑塗料であって、
該親水性潤滑塗料は、分子量4000〜400000の水溶性ポリエーテルと潤滑添加剤とからなり、
上記潤滑添加剤は、H.L.B.が3〜20の範囲にある1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物のハイドロカルビルエーテル、1価以上のアルコールのアルキレンオキサイド付加物の脂肪酸エステル、カルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、脂肪酸アルカノールアミドの1種又は2種以上よりなり、
上記潤滑添加剤の含有量は、上記親水性潤滑塗料の固形分全体を100%(質量%、以下同様)として1.0〜50%であることを特徴とするアルミニウム用親水性潤滑塗料。 - 請求項1において、上記水溶性ポリエーテルが、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレングリコールアルキルエーテル、ポリアルキレングリコールアリールエーテル、脂肪族ポリアルキレングリコールエステル、脂肪族ポリアルキレングリコールソルビタンエステルの1種又は2種以上よりなるポリエーテル、及び上記ポリエーテルのうち1種又は2種以上のウレタン結合による重合物から選ばれる1種又は2種以上からなることを特徴とするアルミニウム用親水性潤滑塗料。
- 請求項1又2において、さらに、水溶性樹脂を、上記親水性潤滑塗料の固形分全体を100%として1.0〜50%含有することを特徴とするアルミニウム用親水性潤滑塗料。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、さらに、添加剤として、アミン誘導体、数平均分子量200以上1000未満であると共に水酸基を3〜6個有する多価アルコールのアルキレンオキシド付加物、そのハイドロカルビルエーテル、数平均分子量120以上1000未満のポリアルキレングリコールのハイドロカルビルエーテル、及び炭素数2〜10の2価アルコールから選ばれる1種又は2種以上を、上記親水性潤滑塗料の固形分全体を100%として0.01〜2.0%含有することを特徴とするアルミニウム用親水性潤滑塗料。
- 請求項4において、上記アミン誘導体は、アルカノールアミン、脂肪酸ポリアミン、芳香族アミン、脂環式アミン、複素環アミン、及びそれらのアルキレンオキシド付加物であることを特徴とするアルミニウム用親水性潤滑塗料。
- 請求項1〜5のいずれか1項において、さらに、アルカリ可溶型の粒径50μm以下のシリカ微粒子のコロイド溶液からなるコロイダルシリカを、上記親水性潤滑塗料の固形分全体を100%として1〜30%含有することを特徴とするアルミニウム用親水性潤滑塗料。
- アルミニウム板あるいはプレコートアルミニウム板からなる被加工材と、該被加工材の表面に形成された請求項1〜6のいずれか1項に記載のアルミニウム親水性潤滑塗料よりなる潤滑塗膜とからなり、
上記潤滑塗膜の膜厚は、10〜10000mg/m2であることを特徴とする被塗物。 - 請求項7において、上記プレコートアルミニウム板は、アルミニウム板の表面上にプレコート層を形成しており、該プレコート層の最外層は親水性皮膜よりなることを特徴とする被塗物。
- 請求項8において、上記プレコート層は、アルミニウム板の表面上に形成されたクロメート皮膜、ジルコニウム皮膜、耐食性樹脂皮膜のいずれかよりなる下地層と、該下地層上にさらに形成された親水性皮膜とよりなることを特徴とする被塗物。
- 請求項8において、上記プレコート層は、アルミニウム板の表面上に形成されたクロメート皮膜或いはジルコニウム皮膜からなる下地層と、該下地層上にさらに形成された耐食性樹脂皮膜からなる中間層と、該中間層上にさらに形成された親水性樹脂皮膜とよりなることを特徴とする被塗物。
- 請求項8〜10のいずれか1項において、上記親水性皮膜は、水酸基、カルボキシル基、エステル基、エーテル基のうち1種又は2種以上を含む有機樹脂を含むことを特徴とする被塗物。
- 請求項11において、上記親水性皮膜は、さらに、ケイ酸塩及び/又はコロイダルシリカを含有することを特徴とする被塗物。
- 請求項7〜12のいずれか一項において、上記被塗物は、熱交換器用フィン材に用いられることを特徴とする被塗物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007227833A JP5467715B2 (ja) | 2007-09-03 | 2007-09-03 | アルミニウム用親水性潤滑塗料、及びそれを用いた被塗物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007227833A JP5467715B2 (ja) | 2007-09-03 | 2007-09-03 | アルミニウム用親水性潤滑塗料、及びそれを用いた被塗物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009057512A true JP2009057512A (ja) | 2009-03-19 |
JP5467715B2 JP5467715B2 (ja) | 2014-04-09 |
Family
ID=40553555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007227833A Active JP5467715B2 (ja) | 2007-09-03 | 2007-09-03 | アルミニウム用親水性潤滑塗料、及びそれを用いた被塗物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5467715B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087194A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 金属成形加工用潤滑剤、それを塗布した金属加工材、及び金属成形加工方法 |
WO2015029836A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | ディップソール株式会社 | 3価クロム化成皮膜又はクロムフリー化成皮膜のトップコート剤用摩擦調整剤及びそれを含むトップコート剤 |
WO2015133461A1 (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | 日産化学工業株式会社 | 生体物質の付着抑制能を有するイオンコンプレックス材料 |
CN105349980A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-02-24 | 重庆工商大学 | 一种钢铁工件表面自润滑薄膜的原位合成方法 |
CN110093081A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 住友橡胶工业株式会社 | 亲水性基材 |
Citations (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51125651A (en) * | 1974-10-10 | 1976-11-02 | Lubrizol Corp | Metal lubrication during metal working |
JPH05311123A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-11-22 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 塗料組成物及び塗装フィン材並びにフィン材の製造方法 |
JPH0639347A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-15 | Showa Alum Corp | 熱交換器用プレコート・フィン材の製造法 |
JPH0743091A (ja) * | 1993-08-02 | 1995-02-10 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器用親水性アルミニウムフィン材 |
WO1995018202A1 (fr) * | 1993-12-24 | 1995-07-06 | Castrol Kabushiki Kaisha | Lubrifiant utilise pour former des plaques en aluminium et en alliage d'aluminium et plaques en aluminium et en alliage d'aluminium ainsi formees |
JPH0848937A (ja) * | 1994-08-04 | 1996-02-20 | Cosmo Oil Co Ltd | 新規塑性加工コート剤組成物 |
JPH08281209A (ja) * | 1995-04-11 | 1996-10-29 | Shinko Alcoa Yuso Kizai Kk | プレス成形性及びスポット溶接性が優れたAl材 |
JPH08323286A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-10 | Kobe Steel Ltd | 潤滑性が優れたアルミニウム合金板 |
JPH0977999A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Kobe Steel Ltd | 親水性皮膜形成用被覆剤および該被覆剤により被覆された熱交換器用部材 |
JPH10298776A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用フィン材及びその製造方法 |
JPH10306997A (ja) * | 1997-05-08 | 1998-11-17 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用表面処理フィン材及びその製造方法 |
JPH10306996A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用表面処理フィン材及びその製造方法 |
JP2000129202A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Toyobo Co Ltd | 塗工用組成物および親水性アルミ鋼板 |
JP2001081105A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | カチオン性グラフト改質天然ゴムラテックス |
JP2004035924A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 熱交換器用アルミニウム及びその合金製フィン材及びその製造方法 |
JP2005008975A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Nippon Paint Co Ltd | 金属表面処理方法、表面処理アルミニウム系金属、及び、親水処理の前処理方法 |
JP2005139224A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | N S Lubricants Co Ltd | 潤滑油剤組成物 |
JP2005344144A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用親水性表面処理フィン材 |
JP2007009004A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | アルミニウム用熱間圧延油 |
JP2007007914A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Furukawa Sky Kk | アルミニウム塗装板及びプレコートアルミニウムフィン材 |
JP2007062369A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-03-15 | Kobe Steel Ltd | 樹脂被覆金属板および樹脂組成物 |
JP2007100201A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 成形用アルミニウム合金板及びその製造方法、並びに成形用アルミニウム合金板の加工方法 |
-
2007
- 2007-09-03 JP JP2007227833A patent/JP5467715B2/ja active Active
Patent Citations (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51125651A (en) * | 1974-10-10 | 1976-11-02 | Lubrizol Corp | Metal lubrication during metal working |
JPH05311123A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-11-22 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 塗料組成物及び塗装フィン材並びにフィン材の製造方法 |
JPH0639347A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-15 | Showa Alum Corp | 熱交換器用プレコート・フィン材の製造法 |
JPH0743091A (ja) * | 1993-08-02 | 1995-02-10 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器用親水性アルミニウムフィン材 |
WO1995018202A1 (fr) * | 1993-12-24 | 1995-07-06 | Castrol Kabushiki Kaisha | Lubrifiant utilise pour former des plaques en aluminium et en alliage d'aluminium et plaques en aluminium et en alliage d'aluminium ainsi formees |
JPH0848937A (ja) * | 1994-08-04 | 1996-02-20 | Cosmo Oil Co Ltd | 新規塑性加工コート剤組成物 |
JPH08281209A (ja) * | 1995-04-11 | 1996-10-29 | Shinko Alcoa Yuso Kizai Kk | プレス成形性及びスポット溶接性が優れたAl材 |
JPH08323286A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-10 | Kobe Steel Ltd | 潤滑性が優れたアルミニウム合金板 |
JPH0977999A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Kobe Steel Ltd | 親水性皮膜形成用被覆剤および該被覆剤により被覆された熱交換器用部材 |
JPH10298776A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用フィン材及びその製造方法 |
JPH10306996A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用表面処理フィン材及びその製造方法 |
JPH10306997A (ja) * | 1997-05-08 | 1998-11-17 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用表面処理フィン材及びその製造方法 |
JP2000129202A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Toyobo Co Ltd | 塗工用組成物および親水性アルミ鋼板 |
JP2001081105A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | カチオン性グラフト改質天然ゴムラテックス |
JP2004035924A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 熱交換器用アルミニウム及びその合金製フィン材及びその製造方法 |
JP2005008975A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Nippon Paint Co Ltd | 金属表面処理方法、表面処理アルミニウム系金属、及び、親水処理の前処理方法 |
JP2005139224A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | N S Lubricants Co Ltd | 潤滑油剤組成物 |
JP2005344144A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器用親水性表面処理フィン材 |
JP2007009004A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | アルミニウム用熱間圧延油 |
JP2007007914A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Furukawa Sky Kk | アルミニウム塗装板及びプレコートアルミニウムフィン材 |
JP2007062369A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-03-15 | Kobe Steel Ltd | 樹脂被覆金属板および樹脂組成物 |
JP2007100201A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 成形用アルミニウム合金板及びその製造方法、並びに成形用アルミニウム合金板の加工方法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012087194A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 金属成形加工用潤滑剤、それを塗布した金属加工材、及び金属成形加工方法 |
WO2015029836A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | ディップソール株式会社 | 3価クロム化成皮膜又はクロムフリー化成皮膜のトップコート剤用摩擦調整剤及びそれを含むトップコート剤 |
CN105518090A (zh) * | 2013-08-28 | 2016-04-20 | 迪普索股份公司 | 3价铬化成被膜或无铬化成被膜的面涂剂用的摩擦调整剂及含有该摩擦调整剂的面涂剂 |
EP3040385A1 (en) * | 2013-08-28 | 2016-07-06 | Dipsol Chemicals Co., Ltd. | Friction modifier for top coating agent for trivalent chromium chemical conversion coating film or chromium-free chemical conversion coating film, and top coating agent including same |
JP6074042B2 (ja) * | 2013-08-28 | 2017-02-01 | ディップソール株式会社 | 3価クロム化成皮膜又はクロムフリー化成皮膜のトップコート剤用摩擦調整剤及びそれを含むトップコート剤 |
EP3040385A4 (en) * | 2013-08-28 | 2017-03-29 | Dipsol Chemicals Co., Ltd. | Friction modifier for top coating agent for trivalent chromium chemical conversion coating film or chromium-free chemical conversion coating film, and top coating agent including same |
WO2015133461A1 (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | 日産化学工業株式会社 | 生体物質の付着抑制能を有するイオンコンプレックス材料 |
CN105349980A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-02-24 | 重庆工商大学 | 一种钢铁工件表面自润滑薄膜的原位合成方法 |
CN105349980B (zh) * | 2015-11-20 | 2018-06-15 | 重庆工商大学 | 一种钢铁工件表面自润滑薄膜的原位合成方法 |
CN110093081A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 住友橡胶工业株式会社 | 亲水性基材 |
EP3521351A1 (en) * | 2018-01-31 | 2019-08-07 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Hydrophilic substrate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5467715B2 (ja) | 2014-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5436751B2 (ja) | 金属管の拡管方法、それに用いる拡管冶具、及びそれに用いる潤滑油 | |
JP5467715B2 (ja) | アルミニウム用親水性潤滑塗料、及びそれを用いた被塗物 | |
US20110101280A1 (en) | Rust preventive oil composition | |
WO2015146848A1 (ja) | 耐食性及び加工性に優れた潤滑皮膜を有する鋼線材 | |
JP5232691B2 (ja) | 熱交換器用アルミニウムフィン材及びそれを用いたフィンプレス方法 | |
WO2016185876A1 (ja) | 水性潤滑剤、金属材料及び金属加工品 | |
JP5156180B2 (ja) | アルミニウム用熱間圧延油 | |
JP2006299220A (ja) | 金属加工用潤滑油組成物 | |
JP5281295B2 (ja) | 熱交換器用アルミニウムフィン材及びそれを用いたフィンプレス方法 | |
JP4995483B2 (ja) | 銅管加工用潤滑油及びそれを用いた銅管の製造方法 | |
JP5201787B2 (ja) | 成形用アルミニウム合金板及びその製造方法、並びに成形用アルミニウム合金板の加工方法 | |
JP6362379B2 (ja) | 耐食性及び加工性に優れた皮膜を有する鋼線材及びその製造方法 | |
JP6694769B2 (ja) | 耐食性及び加工後の外観に優れた鋼線材 | |
JP5284578B2 (ja) | プレコートアルミニウム合金板用のプレス用潤滑油及びそれを用いたプレコートアルミニウム合金板のプレス方法 | |
WO1995018202A1 (fr) | Lubrifiant utilise pour former des plaques en aluminium et en alliage d'aluminium et plaques en aluminium et en alliage d'aluminium ainsi formees | |
JP4970779B2 (ja) | 銅管加工用潤滑油及びそれを用いた銅管の製造方法 | |
JP5604343B2 (ja) | 塑性加工用潤滑油組成物 | |
JP2009109074A (ja) | 熱交換器フィン材用アルミニウム合金板、及びそれを用いた熱交換器フィン材の製造方法。 | |
JP2009029913A (ja) | アルミニウム管抽伸潤滑油、及びそれを用いたアルミニウム管の抽伸方法 | |
JP2010065134A (ja) | ステンレス合金板あるいは鋼板のプレス加工用潤滑油、及びそれを用いたステンレス合金板あるいは鋼板のプレス加工方法。 | |
JP4463532B2 (ja) | 水系塑性加工用潤滑剤 | |
JP4970775B2 (ja) | タッピング加工用潤滑油及びタッピング加工方法 | |
US20220119730A1 (en) | Simplified method for pretreating metal substrates for cold forming and reactive lubricant therefor | |
JP5032041B2 (ja) | 銅管加工用潤滑油及びそれを用いた銅管の製造方法 | |
JP5085942B2 (ja) | 銅管加工用潤滑油及びそれを用いた銅管の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130515 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131023 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5467715 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |