JP2009054851A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract


【課題】LSIの電源がOFFになってた時の不要電流の発生を抑制し、容量の増加が抑えられたESD保護回路を備えた半導体集積回路を提供する。
【解決手段】外部パッド1と、接地ライン2と、外部パッド1と接地ライン2との間の第1の保護回路3と、外部パッド1と接地ライン2との間の第2の保護回路4とを備えている。第2の保護回路は、第1の保護素子6と第2の保護素子7と抵抗体30とで構成されている。この構成では、抵抗体30の抵抗値を任意に設定することにより、LSIの電源がOFFになった時に発生する不要電流をLSIの信頼性を損なわない値に抑制する事ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電放電(Electro Static Discharge;ESD)保護回路を備えた半導体集積回路に関する。
近年、半導体集積回路は、素子の微細化及び高密度化と並行して高集積化が進んでいることにより、静電放電(以下、「サージ」という)によってもたらされるダメージに弱くなっている。例えば、外部接続用パッド(外部パッド)から侵入するサージによって入力回路、出力回路、入出力回路や内部回路などの素子が破壊され、素子の性能が低下する可能性が大きくなっている。そのため、半導体集積回路には、外部接続用パッドと、入力回路、出力回路、入出力回路、または内部回路との間に、サージから保護するための静電放電(ESD)保護回路が設けられている。
さらに、パソコンやルーター、周辺電子機器などの高速化、多機能化に伴い、転送速度が数GHzオーダの高速インターフェースが必要とされるようになっている。そのため、高速インターフェース用の入出力回路には、転送データの波形への影響が少ない低容量タイプのESD保護回路を使用する必要がある。
図4は、従来のESD保護回路の構成を示した図である。同図に示すように、従来のESD保護回路は、アノードが外部パッド100に接続され、カソードが電源ライン101に接続されたダイオード103と、カソードが外部パッド100に接続され、アノードが接地ライン102に接続されたダイオード104で構成されている。
外部パッド100から正電荷のサージが侵入すると、ダイオード103を介して外部パッド100から電源ライン101へと電流が流れ、正電荷のサージは電源ライン101へと逃がされる。また、外部パッド100から負電荷のサージが侵入すると、ダイオード104を介して接地ライン102から外部パッド100へと電流が流れ、負電荷のサージは接地ライン102へと逃がされる。
以上のようにして、従来のESD保護回路は被保護回路を保護することができる。
特表2006−512771号公報
しかしながら、さまざまな高速インターフェースの規格の中には、LSIの電源がOFFしても、高速インターフェースの入出力回路が接続されているバスラインには電圧が印加されている場合があり、この場合に外部パッド100から電源ライン101へ不要電流が流れるおそれがある。すなわち、図4に示した従来のESD保護回路において、LSIの電源がOFFとなり、電源ライン101が0Vになる状態では、高速インターフェースのバスラインとなる外部パッド100に電圧が印加されると、ダイオード103を介して、外部パッド100から電源ライン101へ不要電流が流れてしまう。これは、LSIを搭載した電子機器の消費電力を増加させるだけではなく、LSI自身の信頼性を低下させる可能性もある。
なお、ダイオード103に代えてゲートが接地ライン102に接続され、一端が電源ライン101に接続され、他端が外部パッドに接続されたNMOSトランジスタを用いることも考えられる。しかし、NMOSトランジスタの容量はダイオードに比べて非常に大きいため、図4に示す回路に比べて容量が大きくなり過ぎてしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、LSIの電源がOFFになった時の不要電流の発生を抑制し、容量の増加が抑えられたESD保護回路を備えた半導体集積回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の半導体集積回路は、信号の入力または出力のための外部パッドと、前記外部パッドに接続された内部回路と、接地ラインと、前記外部パッドと前記内部回路との接続経路に接続され、前記外部パッドと前記接地ラインとの間に設けられた第1の保護回路と、前記外部パッドと前記内部回路との接続経路に接続され、前記外部パッドと前記接地ラインとの間に設けられた第2の保護回路とを備えている。
この構成によれば、保護回路が基本的には電源ラインに接続されないので、LSIの電源停止時に流れる不要な電流を低減することができる。また、第2の保護回路を第1の保護素子と第2の保護素子とで構成したり、第1の保護素子を複数段のダイオードで構成したりすることにより、第1の保護回路と第2の保護回路の容量の合計値(ESD保護回路全体の容量値)を従来の半導体集積回路よりも低減することが可能となる。
また、第1の保護回路は例えばカソードが外部パッドに接続され、アノードが接地ラインに接続されたダイオードを有していてもよい。
本発明に係る半導体集積回路によれば、外部パッドと電圧供給ラインとの間に、負電荷と正電荷のサージ電流を流す第1の保護回路と、負電荷のサージを流す第2の保護回路を配置することにより、LSIの電源がOFFになった時の不要電流の発生を抑制し、容量の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路の回路構成を示す図である。同図では、電圧供給ラインが接地ラインである例を示している。
同図に示すように、第1の実施形態の半導体集積回路は、信号の入力または出力のための外部パッド1と、外部パッド1に接続された内部回路と、接地ライン2と、外部パッド1と内部回路との接続経路に接続され、外部パッド1と接地ライン2との間に設けられた第1の保護回路3と、外部パッド1と内部回路との接続経路に接続され、外部パッド1と接地ライン2との間に設けられた第2の保護回路4とを備えている。なお、第1の保護回路3と第2の保護回路4とで構成されるESD保護回路と内部回路との間には、入力回路や出力回路、入出力回路などが設けられていてもよい。
第1の保護回路3は、アノードが接地ライン2に接続され、カソードが外部パッド1に接続された第1のダイオード5を有している。
第2の保護回路4は、第1の保護素子6と第2の保護素子7と、任意の抵抗値を有する抵抗体30とで構成される。第1の保護素子6は、アノード(一端)が外部パッド1に接続され、カソード(他端)が第2の保護素子7に接続された第2のダイオード9を有しており、第2の保護素子7は、ソース(一端)が接地ライン2に接続され、ドレイン(他端)が第1の保護素子6の他端(第2のダイオード9のカソード)に接続され、ゲートが接地ライン2に接続されたNMOSトランジスタ8を有している。NMOSトランジスタ8のゲートと接地ライン2との間には必要に応じて任意の抵抗値を有する抵抗体11が設けられる。また、抵抗体30は、第1の保護素子6の他端および第2の保護素子7の他端(第2のダイオード9のカソード)、すなわち第1の保護素子6と第2の保護素子7との接続ノードと、電源電圧を供給する電源ライン12との間に設けられる。
本実施形態の半導体集積回路では、接地ライン2を接地して、外部パッド1に負電荷のサージを印加した場合、第1の保護回路3(ここでは第1のダイオード5)を介して接地ライン2から外部パッド1へと電流が流れるため、サージ電流が放電される。
また、接地ライン2を接地し、外部パッド1に正電荷のサージを印加した場合、第2の保護回路4(ここでは第2のダイオード9およびNMOSトランジスタ8内の寄生npn型バイポーラトランジスタ)を介して外部パッド1から接地ライン2へと電流が流れ、サージ電流が放電される。以上の動作により、内部回路の破壊を防ぐことができる。より詳細には、正電荷のサージが外部パッド1から入ると、第2のダイオード9が導通し、NMOSトランジスタ8のドレイン電位が上昇することによって、NMOSトランジスタにおける寄生npn型バイポーラトランジスタが動作して電流を接地ライン2へと逃がす。
この時、65nmプロセスでは、第1のダイオード5の容量は、例えば、アノードとカソードの対向長が100μmの場合で約100fF、第2のダイオード9の容量は、アノードとカソードの対向長が100μmの場合で約100fF、NMOSトランジスタ8の容量は、Wサイズが400μmの場合で約1000fFであり、外部パッド1と接地ライン2間のESD保護回路全体での容量は、第1のダイオード5と第2のダイオード9とNMOSトランジスタ8の容量を合成したものであり、約190fFとなる。一方、図4に示す従来の半導体集積回路において、ダイオード103、104の容量を共に100fFとすると、ESD保護回路全体としての容量は200fFとなる。このように、本実施形態の半導体集積回路では、ESD保護回路の容量を低減することができるため、種々の電子機器における高速インターフェースやATAPI(AT Attachment Packet Interface)などに用いても信号波形の鈍りを来すことなく内部回路を保護することができる。
また、電源ライン12に接続された抵抗体30が設けられていることにより、高周波の信号が入力された場合でも、外部パッド1と接地ライン2及び電源ライン12との間の容量を、第1のダイオード5と第2のダイオード9の合計容量とする事ができる。さらに、抵抗体30の抵抗値を任意に設定することにより、LSIの電源がOFFになった時に発生する不要電流をLSIの信頼性を損なわない値に抑制する事も可能である。
なお、電源ライン12および抵抗体30は、ESD保護回路としての動作には必須ではなく、必ずしも設ける必要はない。この場合には、ESD保護回路が電源ラインに接続されないので、LSIの電源がOFFになった場合でも、不要電流は発生しない。
また、抵抗体11はESD保護に必須ではないが、抵抗値を適宜調整した抵抗体11が設けられることにより、正電荷のサージが流入する際に、より低いサージ電圧に対してESD保護回路を動作させることができるので、より確実に内部回路を保護することができる。
また、第1の保護回路3は、第1のダイオード5を含む複数段のダイオードで構成されていてもよい。例えば、LSIの信号の電圧が高く、第1のダイオード5の逆耐圧を越える場合には、第1の保護回路3を互いに直列に接続させた複数段のダイオードで構成する必要がある。
第1の保護素子6も、必要に応じて第2のダイオード9を含む複数段のダイオードで構成することができる。また、第2のダイオード9に代えて、ゲートおよびドレインが外部パッド1に接続され、ソースが第2の保護素子7に接続されたNMOSトランジスタを用いてもよい。この場合、ESD保護回路全体としての容量は大きくなるが、その分サージを逃がす能力も大きくなっており、LSIの電源がOFFの場合に不要な電流が流れることもない。
また、第2のダイオード9とNMOSトランジスタ8の位置を置き換えて、NMOSトランジスタ8の一端を外部パッド1に接続し、NMOSトランジスタ8の他端を第2のダイオード9のアノードに接続し、第2のダイオード9のカソードを接地ライン2に接続しても図1に示す例と同様の効果を得ることができる。
また、第1のダイオード5と第2のダイオード9を、PNダイオードの他、ツェナーダイオード等で構成しても本実施形態の半導体集積回路と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路の回路構成を示す図である。
同図に示すように、第2の実施形態に係る半導体集積回路は、外部パッド1と、外部パッド1に接続された内部回路と、接地ライン2と、外部パッド1と内部回路との接続経路に接続され、外部パッド1と接地ライン2との間に設けられた第1の保護回路3と、外部パッド1と内部回路との接続経路に接続され、外部パッド1と接地ライン2との間に設けられた第2の保護回路4とを備えている。
第1の保護回路3は、アノードが接地ライン2に接続され、カソードが外部パッド1に接続された、第1のダイオード5を有している。
第2の保護回路4は、第1の保護素子6と第2の保護素子7と、任意の抵抗値を有する抵抗体30とで構成される。第1の保護素子6は、アノード(一端)が外部パッド1に接続され、カソード(他端)が第2の保護素子7に接続された第2のダイオード9を有しており、第2の保護素子7は、アノード(一端)が第1の保護素子6の他端(第2のダイオード9のカソード)に接続され、カソード(他端)が接地ライン2に接続された第3のダイオード10を有している。また、抵抗体30は、第1の保護素子6の他端(第2のダイオード9のカソード)、すなわち第1の保護素子6と第2の保護素子7との接続ノードと、電源電圧を供給する電源ライン12との間に設けられる。
本実施形態の半導体集積回路は、第2の保護素子7がNMOSトランジスタに代えて第3のダイオード10を有している点が図1に示す第1の実施形態の半導体集積回路と異なっている。
本実施形態の半導体集積回路において、接地ライン2を接地して、外部パッド1に負電荷のサージを印加した場合、第1の保護回路3(ここでは第1のダイオード5)を介して接地ライン2から外部パッド1へと電流が流れるため、サージ電流が放電される。
また、接地ライン2を接地し、外部パッド1に正電荷のサージを印加した場合、第2の保護回路4(ここでは第2のダイオード9および第3のダイオード10)を介して外部パッド1から接地ライン2へと電流が流れ、サージ電流が放電される。以上の動作により、内部回路の破壊を防ぐことができる。
65nmプロセスでは、第1のダイオード5、第2のダイオード9および第3のダイオード10の容量は、例えば、アノードとカソードの対向長がそれぞれ100μmの場合で約100fFであり、外部パッド1と接地ライン2間のESD保護回路全体での容量は、第1のダイオード5と第2のダイオード9と第3のダイオード10の容量を合成したものであり、約150fFとなる。このように、本実施形態の半導体集積回路では、ESD保護回路全体での容量を従来技術に比べて低減することができる。また、第1の実施形態のESD保護回路と比べても容量を低減することができるので、本実施形態のESD保護回路は高速インターフェース等に好ましく用いられる。
さらに、ESD保護回路が電源ラインに接続されないので、LSIの電源がOFFになった場合でも、不要電流は発生しない。
なお、外部パッド1から入出力される信号の電圧が高い場合などには、第1の保護素子6および第2の保護素子7をそれぞれ複数段のダイオードで構成してもよい。ダイオードの段数を増やすと、回路面積は増加するが、容量を小さくすることができる。
また、第1のダイオード5、第2のダイオード9および第3のダイオード10を、PNダイオードの他、ツェナーダイオード等で構成しても本実施形態の半導体集積回路と同様の効果を得ることができる。
また、電源ライン12に接続された抵抗体30が設けられていることにより、高周波の信号が入力された場合でも、外部パッド1と接地ライン2及び電源ライン12間容量を、第1のダイオード5と第2のダイオード9の合計容量とする事ができる。さらに、抵抗体30の抵抗値を任意に設定することにより、LSIの電源がOFFになった時に発生する不要電流をLSIの信頼性を損なわない値に抑制する事も可能である。
なお、第1の実施形態と同様に、電源ライン12および抵抗体30はESD保護回路としての動作には必須でなく、必ずしも設ける必要はない。この場合には、ESD保護回路が電源ラインに接続されないので、LSIの電源がOFFになった場合でも、不要電流は発生しない。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路の回路構成を示す図である。
同図に示すように、第3の実施形態に係る半導体集積回路は、外部パッド1と、外部パッド1に接続された内部回路と、接地ライン2と、外部パッド1と内部回路との接続経路に接続され、外部パッド1と接地ライン2との間に設けられた第1の保護回路3と、外部パッド1と内部回路との接続経路に接続され、外部パッド1と接地ライン2との間に設けられた第2の保護回路4とを備えている。
本実施形態の半導体集積回路は、第2の保護回路4内に第1の保護素子6のみが設けられている点が第1および第2の実施形態に係る半導体集積回路と異なっている。第1の保護素子6は、アノードが外部パッド1に接続され、カソードが接地ライン2に接続された第2のダイオード9を有している。
本実施形態の半導体集積回路において、接地ライン2を接地して、外部パッド1に負電荷のサージを印加した場合、第1の保護回路3(ここでは第1のダイオード5)を介して接地ライン2から外部パッド1へと電流が流れるため、サージ電流が放電される。
また、接地ライン2を接地し、外部パッド1に正電荷のサージを印加した場合、第2の保護回路4(ここでは第2のダイオード9)を介して外部パッド1から接地ライン2へと電流が流れ、サージ電流が放電される。以上の動作により、内部回路の破壊を防ぐことができる。
65nmプロセスでは、第1のダイオード5および第2のダイオード9の容量は、例えば、アノードとカソードの対向長がそれぞれ100μmの場合で約100fFであり、外部パッド1と接地ライン2間のESD保護回路全体での容量は、第1のダイオード5と第2のダイオード9の容量を合成したものであり、約200fFとなる。ただし、第1の保護回路3を複数段のダイオードで構成したり、第1の保護素子6を複数段のダイオードで構成することにより、ESD保護回路全体での容量を下げることができる。
さらに、ESD保護回路が電源ラインに接続されないので、LSIの電源がOFFになった場合でも、不要電流は発生しない。
なお、外部パッド1から入出力される信号の電圧が高い場合、第2のダイオード9を介して接地ライン2に信号が流れてしまわないように、第1の保護素子6を第2のダイオード9を含む複数段のダイオードで構成してもよい。
また、外部パッド1から入出力される信号の電圧が低い場合、第1の保護素子6が第2のダイオード9のみで構成されていれば、第1、第2の実施形態よりも回路面積の小さいESD保護回路を作製することが可能となる。
また、第1のダイオード5および第2のダイオード9を、PNダイオードの他、ツェナーダイオード等で構成しても本実施形態の半導体集積回路と同様の効果を得ることができる。
本発明は、TV、コンピュータ等の種々の電子機器の高速インターフェース部のESD保護回路に用いられ、半導体集積回路の保護に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路の回路構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路の回路構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路の回路構成を示す図である。 従来のESD保護回路を有する半導体集積回路を示す回路図である。
符号の説明
1 外部パッド
2 接地ライン
3 第1の保護回路
4 第2の保護回路
5 第1のダイオード
6 第1の保護素子
7 第2の保護素子
8 NMOSトランジスタ
9 第2のダイオード
10 第3のダイオード
11 抵抗体
12 電源ライン
30 抵抗体

Claims (9)

  1. 信号の入力または出力のための外部パッドと、
    前記外部パッドに接続された内部回路と、
    接地電位を供給する接地ラインと、
    前記外部パッドと前記内部回路との接続経路に接続され、前記外部パッドと前記接地ラインとの間に設けられた第1の保護回路と、
    前記外部パッドと前記内部回路との接続経路に接続され、前記外部パッドと前記接地ラインとの間に設けられた第2の保護回路とを備えている半導体集積回路。
  2. 前記第1の保護回路は、アノードが前記接地ラインに接続され、カソードが前記外部パッドに接続された第1のダイオードを有していることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記第2の保護回路は一端が前記外部パッドに接続された第1の保護素子と、前記第1の保護素子の他端と前記接地ラインとの間に設けられた第2の保護素子とを有していることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記第1の保護素子は、アノードが前記外部パッドに接続され、カソードが前記第2の保護素子に接続された第2のダイオードを有していることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第2の保護素子は、ドレインが前記第1の保護素子に接続され、ソースが前記接地ラインに接続され、ゲートが前記接地ラインに接続されたNMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項3または4に記載の半導体集積回路。
  6. 前記NMOSトランジスタのゲートと前記接地ラインとの間に設けられた第1の抵抗体をさらに備えていることを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記第2の保護素子は、アノードが前記第1の保護素子に接続され、カソードが前記接地ラインに接続された第3のダイオードを有していることを特徴とする請求項3または4に記載の半導体集積回路。
  8. 前記第2の保護回路は、前記第1の保護素子の他端と電源電圧を供給する電源ラインとの間に設けられた第2の抵抗体をさらに有していることを特徴とする請求項3〜7のうちいずれか1つに記載の半導体集積回路。
  9. 前記第2の保護回路は、アノードが外部パッドに接続され、カソードが接地ラインに接続された第2のダイオードを有している第1の保護素子のみで構成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
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