JP2006114618A - 高周波集積回路 - Google Patents

高周波集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2006114618A
JP2006114618A JP2004298955A JP2004298955A JP2006114618A JP 2006114618 A JP2006114618 A JP 2006114618A JP 2004298955 A JP2004298955 A JP 2004298955A JP 2004298955 A JP2004298955 A JP 2004298955A JP 2006114618 A JP2006114618 A JP 2006114618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field effect
effect transistor
type field
integrated circuit
frequency integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004298955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4843927B2 (ja
JP2006114618A5 (ja
Inventor
Kazumasa Kohama
一正 小浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004298955A priority Critical patent/JP4843927B2/ja
Priority to TW094133560A priority patent/TW200623631A/zh
Priority to CNB2005800349191A priority patent/CN100557802C/zh
Priority to CN200910138831A priority patent/CN101546765A/zh
Priority to PCT/JP2005/018784 priority patent/WO2006041087A1/ja
Priority to EP05793641A priority patent/EP1806784B1/en
Priority to KR1020077007563A priority patent/KR20070083626A/ko
Priority to US11/663,966 priority patent/US8797697B2/en
Publication of JP2006114618A publication Critical patent/JP2006114618A/ja
Publication of JP2006114618A5 publication Critical patent/JP2006114618A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4843927B2 publication Critical patent/JP4843927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/52Circuit arrangements for protecting such amplifiers
    • H03F1/523Circuit arrangements for protecting such amplifiers for amplifiers using field-effect devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】
高周波集積回路の入出力に静電保護素子として電界効果トランジスタを設け、優れた高周波特性とESD耐圧も大きくする静電保護素子付き高周波集積回路を提供する。
【解決手段】
入出力端子を有する高周波回路11と、化合物半導体基板上に形成され、前記高周波回路に設けられ、入出力端子の一方の端子が前記入出力端子に接続され、他方の端子が第1の基準電位に接続され、ゲートが抵抗14を介して第2の基準電位に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタ13とを有し、入出力端子からノイズや高圧パルスが印加されたとき、電界効果トランジスタ13を低インピーダンス化しESD保護を行うようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、MMIC(Monolith Microwave Integrated Circuit)の静電保護素子付き高周波集積回路に関し、さらに詳しくは、高周波MMICの入力または出力部に静電保護素子を設け、静電放電(ESD:Electric Static Discharge)保護に関する。
セルラーなどでは、800MHz〜2.3GHzの帯域の高周波信号を用いて通信を行っている。この周波数が比較的高いため、送信電力を増幅するパワーアンプ(PA)、受信信号を増幅するローノイズアンプ(LNA)、信号を切り替えるスイッチ(SW)などを用いたデバイスの選定において、高周波特性を重視して、通常使用されるSi半導体にかわり、GaAsなどの化合物半導体を用いる場合が多い。
GaAsなど化合物半導体を用いた高周波集積回路は、一般に、優れた高周波特性を有するが、ESD(静電放電)に対して非常に弱い場合が多い。これは、その中で用いられる各デバイス自身が、高周波特性の向上のため、ESDなどのノイズに対して脆弱であることも一つの原因である。また、保護素子を導入した場合、取り扱う周波数が高いため、寄生容量による悪影響が避けられず、十分な対策がとられない場合も多い。
図4(A)に、従来のESD保護素子付のESD保護回路40の回路構成例を示す。I/O(入出力)端子42とGNG(グランド)の間に、ESD対策用のDiode43を接続してあり、正のDC(直流)バイアス、または、そのDiode43の順方向閾値電圧(Vf)以下のRF振幅を持つRF信号であれば、このDiode43は、比較的、高インピーダンスに見え、回路特性に影響を与えない。一方、ESDのような電圧振幅の大きいノイズがI/O(入出力)端子42に印加されると、保護Diode43の逆方向のブレークダウン電圧(Vb)を超え、ノイズはGNDへ引き込まれ、回路内部(高周波回路41)へのダメージを避けることができる。
図4(B)にダイオードの電圧−電流特性を示す。横軸にDiode43に印加する電圧を示し、縦軸にこのDiode43に流れる電流の値を示す。このグラフから明らかなように、順方向に電圧を印加するとVf(順方向しきい値電圧)から電流が流れ、また逆方向に電圧を印加すると、Vb(ブレークダウン電圧)まではほとんど電流は流れない。しかし、逆方向の印加電圧がVbを越えると、急激に電流が流れるようになる。その結果、Diode43の抵抗(ΔV/ΔI)は小さくなる。
Si上で保護Diodeを作り込む場合、Diodeの正極、または、負極は、低抵抗である基板バルク側に取ることができる。一方、図4のようなDiode43をGaAs基板上に作り込む場合、GaAs基板自体が高抵抗であるため、Diodeの正極と負極の両方を基板表面に取り出す必要があり、構造が複雑になり、また、保護素子としての能力を引き出すのも難しい。さらに、Diodeを構成するため、PN Junction(接合)、 ショットキーJunctionなどを用いるが、基本的に、このJunctionは、ESDなどに対して強くはなく、高性能なESD素子を得ることは困難である。
さらに、このJunction部分は、大きな寄生容量を持つため、高周波特性に悪影響を与えやすい。
保護素子を有しない他の従来例の高周波集積回路50について図5に示す。図5において、高周波回路51の入力端子I/O52にDFET1C(Depletion型電界効果トランジスタ;ディプレッションタイプ電界効果トランジスタ)53のドレインが接続され、ソースはキャパシタC50(55)の一方の端子に接続され、キャパシタC50の他方の端子はGND(グランド)に接続されている。またゲートは抵抗54を介してコントロール端子(CTL3)に接続されている。
ここでDFET1C(53)の直流バイアスを構成する抵抗は省略して、高周波(交流)信号に関する回路だけを図示する。
CTL3から基準電圧を抵抗54を介して、DFET1C(53)のゲートに電圧を印加し、ON/OFF動作させて、スイッチとして機能させている。
このCTL3端子に所定の電圧を印加して、DFET1C(53)をON状態とすると、I/O入力端子52から高周波信号が入力されても、DFET1Cのドレイン−ソースとキャパシタC50を介して流れ、高周波回路51には高周波信号は入力されない。
つぎに、DFET1CをOFF状態にして、入力信号を高周波回路51に供給する。この状態において、たとえばI/O入力端子52に高電圧ノイズまたは高電圧パルスが印加されたとすると、D電界効果トランジスタ(DFET1C)53は通常はOFF状態であるので、DEFT1Cの出力インピーダンスが高いので、キャパシタC50にパルス電流を急激に流すことはできず、高周波回路51の入力または出力に入力され、その結果高周波回路51の内部素子が破壊される。
図5を改善するため保護素子を高周波回路61の入力端子または出力端子に設けた例を示す。図6は図5で示した高周波集積回路50に保護Diodeを追加した他の従来例を示す。図6において、高周波回路61の入力端子I/O62にD電界効果トランジスタ(DFET1D;ディプレッションタイプ電界効果トランジスタ)63のドレインが接続され、ソースはキャパシタC60(67)の一方の端子に接続され、キャパシタC60の他方の端子はGNDに接続されている。ソースはさらにDiode65のカソードに接続され、アノードはDiode66のアノードに接続されている。Diode66のカソードはGNDに接続されている。またD電界効果トランジスタ63のゲートは抵抗64を介してコントロール5(CTL5)に接続されている。
CTL5から基準電圧を抵抗64を介して、D電界効果トランジスタ63のゲートに電圧を印加している。
D電界効果トランジスタ63のソースとGND間に2個のDiode65,66を用いて、アノードが共通接続され、両端にカソードを配置し、一方のカソードをD電界効果トランジスタ1D63のソースに他方のカソードをGNDに接続した保護素子が設けられている。この保護素子の電気的入出力特性は、入力電圧が順方向と逆方向ともVb+Vfの電圧の絶対値より小さいとき電流は流れず高抵抗となり、Vb+Vfの絶対値より大きいとき電流が急激に流れ、低抵抗になる。
入出力端子I/O(62)からの高電圧ノイズまたは高電圧パルスが入力されると、D電界効果トランジスタ1D63がフローティング状態であるので、ドレイン−ソース間は導通状態となる。入力された電圧がDiode65,66の加算された耐圧以上になると、上述したようにDiode65,66がブレークダウンを起こし、その合成抵抗値は高抵抗から低抵抗に変化する。その結果、低抵抗の電流通路を形成するDiode65,66を介してGNDに放電され、高周波回路61にノイズまたは高圧パルスは印加されなくなる。
しかしながら、この保護ダイオード付き高周波集積回路の例においても、図4と同様に、Diode65,66をGaAs基板上に作り込む場合、GaAs基板自体が高抵抗であるため、Diodeの正極と負極の両方を基板表面に取り出す必要があり、構造が複雑になり、また、保護素子としての能力を引き出すのも難しい。さらに、Diodeを構成するため、PN Junction、 ショットキーJunctionなどを用いるが、基本的に、このJunctionは、ESDなどに対して強くはなく、高性能なESD素子を得ることは困難である。
さらに、このJunction部分は、大きな寄生容量を持つため、高周波特性に悪影響を与えやすい。
特開平6−13862号公報 特表2000−510653号公報
前述のように、一般的に、GaAs 高周波集積回路は、ESD的に脆弱で、その対策も困難である。一方、携帯電話に代表されるコンシューマ用途にGaAs 高周波集積回路が使用されることも多くなり、優れた高周波性能はもちろん、ESD耐圧も大きいGaAs 高周波集積回路の実現が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ESD保護能力が高い素子を用いて優れた高周波特性と、高いESD耐圧の両立する保護回路付き高周波回路を提供することである。
本発明は、入出力端子を有する高周波回路と、化合物半導体基板上に少なくとも一部が前記高周波回路と一体的に形成され、入出力端子の一方の端子が前記入出力端子に接続され、他方の端子が第1の基準電位に接続され、ゲートが抵抗を介して第2の基準電位に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタとを有する。
本発明は、入出力端子を有する高周波回路と、化合物半導体基板上に少なくとも一部が前記高周波回路と一体的に形成され、第1の入出力端子の一方の端子が前記入出力端子に接続され、ゲートが第1の抵抗を介して第2の基準電位に接続されたディプレッションタイプ電界効果トランジスタと、化合物半導体基板上に形成され、前記高周波回路に設けられ、第2入出力端子の一方の端子が前記でディプレッションタイプ電界効果トランジスタの前記第1の入出力端子の他方の端子に接続され、第2の入出力端子の他方の端子が第1の基準電位に接続され、ゲートが第2の抵抗を介して前記第1の基準電位に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタと、前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタの第2の入力端子の一方の端子と前記第1の基準電位間に接続された第1のキャパシタとを有する。
本発明は、外部端子と、入出力端子を有する高周波回路と、前記外部端子と前記高周波回路の入出力端子間に接続された第1のキャパシタと、化合物半導体基板上に形成され、前記高周波回路に設けられ、入出力端子の一方の端子が前記外部端子に接続され、他方の端子が前記高周波回路の入出力端子間に接続され、ゲートは抵抗を介して第1の基準電位に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタとを有する。
本発明は、高周波回路の入出力端子にエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタ(電界効果トランジスタ)を備え、外部からノイズまたは高電圧パルスが入力されたとき、エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタをブレークダウン動作させ、そのインピーダンスを低くすることにより、ノイズまたは高電圧パルスを放電させるようにした。
本発明の静電保護素子付き高周波回路は、E電界効果トランジスタ(エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタ)を保護素子と使う場合、高周波回路で使用される、D電界効果トランジスタ(ディプレッションタイプ電界効果トランジスタ)、または、E電界効果トランジスタと、同じ、または、ほとんど同様な構造であるため、GaAs上に作りこむプロセスにおいて、最小限の工程追加で、作製できる。また、Diode型保護素子のように、ESDなどノイズは、Junctionを通過しないため、保護素子自体の能力、耐圧も優れている。さらに、もともと、高周波回路内で用いられる電界効果トランジスタと、同様な構造であるため、寄生容量も小さく、本来の回路に与える悪影響も小さい。
図1に静電保護素子付き高周波集積回路(回路)の実施形態例を示す。図1(A)において、入出力端子I/O12が高周波回路11に接続され、またE電界効果トランジスタ(エンハンスメント電界効果トランジスタ)1(13)のドレインに接続されている。ソースはGND(グランド)に接続され、またゲートは抵抗R1(14)を介してGNDに接続されている。
このE電界効果トランジスタ(EFET1)13は高周波回路11の素子、たとえば受信用RFアンプの電界効果トランジスタ、MIXなどや、送信用電界効果トランジスタなどと同一基板上に形成されている。
E電界効果トランジスタ13のゲートが0Vのとき、ソース接地E電界効果トランジスタの電気的特性を図1(B)に示す。横軸にVg(ゲート−ソース間電圧)、縦軸にドレイン電流Idsを示す。VgがVp(ピンチオフ電圧)以下のとき電流は流れずハイインピーダンスであり、Vp以上になるとドレイン電流Idsが流れ始めその結果低インピーダンスとなる。
一方Vdsに負の電圧が印加されブレークダウン電圧(Vb)より小さいとき、ドレイン電流は流れず、ハイインピーダンス状態である。しかし、Vbの絶対値より大きい負の電圧になると急激にドレイン電流Idsが流れはじめ低インピーダンスとなる。
E電界効果トランジスタ13は、エンハンスメント(Enhancement)型であり、そのゲートは、抵抗R1(14)を介してGNDにバイアスされているため、OFF状態となっている。そのため、I/O端子12が正にバイアスされた場合や、小振幅のRF信号が入力された場合には、E電界効果トランジスタ1自体は高インピーダンスに見える。
一方、ESDのような電圧振幅の大きいノイズ信号などが入ると、E電界効果トランジスタ13の耐圧を超え、E電界効果トランジスタ13は低インピーダンス状態となりノイズはGNDに引き込まれ、高周波回路11内部にはダメージを与えない。E電界効果トランジスタを保護素子と使う場合、このE電界効果トランジスタ13は高周波回路11で使用される、D電界効果トランジスタ、または、E電界効果トランジスタと、同じ、または、ほとんど同様な構造であるため、GaAs上に作りこむプロセスにおいて、最小限の工程追加で、作製できる。また、Diode型保護素子のように、ESDなどノイズは、Junctionを通過しないため、保護素子自体の能力、耐圧も優れている。さらに、もともと、高周波回路内で用いられる電界効果トランジスタと、同様な構造であるため、寄生容量も小さく、本来の回路に与える悪影響も小さい。
いままで高周波回路11の入力端子側で説明したが、出力端子側でも同様に適用できる。さらに、エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタやディプレッションタイプ電界効果トランジスタはMESFET、ゲート接合型FET,HEMTなどで構成することができる。
図2に、静電保護素子付き高周波集積回路20の別の実施形態例を示す。図2において、高周波回路21の入力端子I/O22にD電界効果トランジスタ(DFET1A;ディプレッションタイプ電界効果トランジスタ)23のドレインが接続され、ゲートは抵抗24の一方の端子に接続され、他方の端子は制御端子(CTL1)に接続されている。またソースはE電界効果トランジスタ(EFET1A;エンハンスメント電界効果トランジスタ)25のドレインに接続され、ソースはGNDにまたゲートも抵抗R1(26)を介してGNDにそれぞれ接続されている。E電界効果トランジスタ25のドレインはキャパシタC20の一方の端子に接続され、他方の端子GNDに接続されている。
このE電界効果トランジスタ25は高周波回路21の素子、たとえば受信用RFアンプの電界効果トランジスタ、MIXなどや、送信用電界効果トランジスタなどと同一基板上に形成されている。
ここで、D電界効果トランジスタ23のDCバイアスについては省略し、高周波回路のみ図示してある。
D電界効果トランジスタ23は、コントロール信号をCTL1に印加することにより、ON/OFFさせる信号切り換え用スイッチトランジスタである。また、高周波バイパス用のC20(27)とE電界効果トランジスタ25により、D電界効果トランジスタ23は、DC的にGND電位から隔離させており、D電界効果トランジスタ23は適当なバイアスに設定されている。
抵抗R21を介してD電界効果トランジスタ25のゲートにCTL1の電圧を供給すると、D電界効果トランジスタ23はON動作状態となり、入力端子I/O22から入力された高周波信号は、D電界効果トランジスタ23のドレイン−ソースを通り、キャパシタC20(27)を介してグランドに流れる。その結果、入力高周波信号は高周波回路21には入力されない。すなわち、スイッチ用トランジスタとしてのD電界効果トランジスタ23がONのとき、この高周波集積回路20はOFFされた状態で、高周波回路21には信号が入力されない。
つぎに、スイッチ用トランジスタのD電界効果トランジスタ23がOFF状態で、高周波集積回路20がON状態の場合において、高周波回路21に信号が入力される時、入力端子I/O22から高電圧ノイズまたは高電圧パルスが入力されたときの動作について説明する。
すなわち、高周波回路21が動作状態のとき、外部から入力端子I/O22を介して高電圧ノイズまたは高電圧パルスなどが印加された場合、CTL1から制御電圧が印加されていない状態においてD電界効果トランジスタ23のゲートはフローティング状態となっているが、高電圧がドレインに印加された状態では導通するので、E電界効果トランジスタ25に高電圧が印加される。この印加電圧がE電界効果トランジスタ25の耐圧以上の場合、すなわちブレイクダウン電圧以上になるとドレイン−ソース間の抵抗は急激に小さくなり、入力端子I/O22から入力された高電圧ノイズまたは高電圧パルスにより発生する電荷(電流)は、このE電界効果トランジスタ25を介してGNDに引き込まれる。
この結果、高電圧ノイズや高電圧パルスは高周波回路21に流れないで、スイッチ用トランジスタのD電界効果トランジスタ23と静電保護用トランジスタのE電界効果トランジスタ25を介してGNDに流れる。したがって、高周波回路21内に設けられたトランジスタの能動素子やキャパシタなどの受動素子は破壊されない。
しかも、通常の入力信号が入力端子I/O22から入力されるときは、D電界効果トランジスタ23はOFF状態でありかつ保護素子のE電界効果トランジスタ25もOFF(ブレークダウンしていない)状態であるので、これらのインピーダンスは従来の保護Diodeと比較して高いので、高周波回路21の入力側で高周波特性を劣化させることなく、従来の保護素子としてDiodeを用いた高周波集積回路よりすぐれた周波数特性を維持することができる。
いままで高周波回路21の入力端子側で説明したが、出力端子側でも同様に適用できる。さらに、エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタやディプレッションタイプ電界効果トランジスタはMESFET、ゲート接合型FET,HEMTなどで構成することができる。
図3に保護素子としてEFET1B(34)を用いた高周波集積回路30の他の実施形態例を示す。図3において、入出力端子I/O32がキャパシタC30(33)の一方の端子に接続され、このキャパシタC30(33)の他方の端子が高周波回路31の入力または出力端子に接続されている。また、入出力端子I/O32(33)にE電界効果トランジスタ(EFET1B)34のソース(またはドレイン)が接続され、キャパシタC30(33)の他方の端子にドレイン(またはソース)が接続されている。さらのゲートは抵抗R31(35)を介してGNDに接続されている。
このE電界効果トランジスタ34は高周波回路31の素子、たとえば受信用RFアンプの電界効果トランジスタ、MIXなどや、送信用電界効果トランジスタなどと同一基板上に形成されている。
入出力端子I/O32と高周波回路31の入出力間に接続されたキャパシタC30(33)は、たとえば集積回路内部の高周波回路31とI/O端子(32)外のバイアス(例えばI/O(32)外側は、GNDにバイアスされる。)を隔離する役目である。通常、GaAs上に作られる容量はESDに対して弱く、ESD入力時には、内部が破壊される前に、このキャパシタC30(33)が破壊されることも多い。一方、この例では、E電界効果トランジスタ34を、キャパシタC30とパラレルに接続しており、そのゲート端子を抵抗R31(35)によりGNDにバイアスされているため、E電界効果トランジスタ34はOFF状態を保たれ、高周波回路(31)側は、適当なバイアスを印加することが可能である。
通常動作で、入力端子I/O32から高周波信号が入力されるときは、キャパシタC30(31)を介して、高周波回路31に入力される。この保護素子としてのE電界効果トランジスタ34のOFF時の入出力インピーダンスは高く、また寄生容量も小さいので、キャパシタC30(33)の容量値で高周波回路31の入力または出力の周波数特性は決まる。
つぎに、高電圧ノイズや高電圧パルスがI/O端子32から入力され、E電界効果トランジスタ34に印加される電圧がブレークダウン電圧以上になると、ソース−ドレイン間は低抵抗になるので、高電圧ノイズや高電圧パルスはキャパシタC30(33)を通らないで、E電界効果トランジスタ34を通過する。
そのため、キャパシタC30(33)の破壊を防ぐことができる。ESDは、このキャパシタC30(33)とE電界効果トランジスタ34の部分で一部反射され、さらに、高周波回路(31)内部で、対策をとるなどして、ESD破壊を防ぐことができる。
いままで高周波回路31の入力端子側で説明したが、出力端子側でも同様に適用できる。さらに、エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタやディプレッションタイプ電界効果トランジスタはMESFET、ゲート接合型FET,HEMTなどで構成することができる。
さらに、他の実施形態例として、図3において、キャパシタC30(33)と高周波回路31の間にたとえば図1または図2に示したESD保護回路を設け、キャパシタC30(33)だけでなく、上述の高周波回路31を更に保護することができる。
このように、図1〜3の実施形態例では、ESDに用いる保護素子をたとえば高周波回路集積回路の一部と同一のGaAs基板上に形成することにより、GaAs高周波集積回路の製造での追加工程が少なく、ESD保護能力が高い、非常にシンプルなE電界効果トランジスタ型保護素子により、従来、難しかった、優れた高周波特性と高いESD耐圧を両立できる。
表1にESDの測定結果を示す。ESD評価方法として、機械モデル(Machine Model)と人体モデル(Human Body Model)などがある。機械モデルは、電子工業会規格EIA/JESD 22−A115−A等に規格化されていて、静電気を帯びている機械装置が素子のリード端子などに接触するときに発生する静電ストレスをモデル化したものである。
また、人体モデルは、たとえば電子工業会規格EIA/JESD22−A114に規格化されていて、静電気を帯びている人間が素子のリード端子などに接触するときに素子に発生する静電ストレスをモデル化したものである。
ESD評価装置は可変電圧直流電源と充電用抵抗が直列接続された充電回路と、充電用キャパシタと、充電回路と放電回路間に設けられ、いずれか一方を選択する切り換えるスイッチと、充電用キャパシタに蓄積された電荷がスイッチを介して放電用抵抗と被測定素子(DUT)に印加される放電回路とから構成されている。
たとえば人体モデルの場合、ESD評価装置の充電用抵抗、放電用抵抗と充電用キャパシタの値は、それぞれ1MΩ、1.5kΩ、100pFと規定されている。
また一般に被測定素子は、着脱可能なようにソケットなどに装着された状態で測定される。
評価方法は、可変電圧直流電源を測定(充電)電圧に設定して、スイッチを切り換えて充電用抵抗側に接続し、充電用キャパシタに充電する。次に、スイッチを切り換えて放電用抵抗に接続し、充電用キャパシタに蓄積された電荷を放電用抵抗を介して被測定素子に印加する。それと同時に被測定素子の電気的特性の劣化を調べる。可変電圧直流電源の電圧をマイクロコンピュータなどを用いて自動的に充電電圧を任意に可変して同様な測定を行い、得られた結果をもとに演算処理して、印加電圧に伴う被測定素子の劣化状況を調べる。
以下、保護素子の有無に伴うESD強度を比較する。図5に示す従来例の保護素子の無い高周波集積回路は、本発明の図2の実施例の高周波集積回路に対応し、ESD保護用のE電界効果トランジスタ25がない構成となっている。図6は、Diode型保護素子を用いた例である。図2、5、6はいずれもGaAs電界効果トランジスタを用いたスイッチMMIC(マイクロ波集積回路)で、それぞれのMMICを、マシンモデル(300pF,0Ωの条件)と人体帯電モデル(100pF,1500Ωの条件)で、ESD破壊強度試験を行った結果である。
表1には、回路構成が同じで保護Diode無しの図5、保護Diode付きの図6、そして電界効果トランジスタ保護素子付きの高周波集積回路の実施形態例の図2について、機械モデル(Machine Model)と人体モデル(Human Body Model)の測定結果を示す。
マシンモデルのとき、図5に示す保護素子無し高周波集積回路のESD強度は150V、図6に示すDiode保護素子付きの高周波集積回路のESD強度は200V、250Vであり、図3に示すE電界効果トランジスタ保護素子付きの高周波集積回路は300Vである。
すなわち、E電界効果トランジスタ保護素子付きの高周波集積回路は保護Diode無しと比較して約2倍のESD強度があり、またDiode保護付きと比較しても50〜100V以上のESD強度が高い結果が得られた。
また、人体帯電モデルのとき、図5に示す保護素子無し高周波集積回路のESD強度は500Vと1000V、図6に示すDiode保護素子付きの高周波集積回路のESD強度は1000V、1500Vであり、図3に示すE電界効果トランジスタ保護素子付きの高周波集積回路は1500Vと2000Vである。その結果、E電界効果トランジスタ保護素子付きの高周波集積回路は保護Diode無しの高周波集積回路と比較して約2〜3倍のESD強度があり、またDiode保護付き高周波集積回路と比較しても約1.5倍以上のESD強度が高い結果が得られた。
本発明の図2の回路は、明らかに、Diode保護素子タイプの図6の場合と保護素子が無い図5の場合に比べ、高いESD耐圧を有しており、その優位性が確認できた。
Figure 2006114618
このように、本高周波集積回路は、高周波集積回路の入出力端子にエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタを備え、外部からノイズまたは高電圧パルスが入力されたとき、エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタをブレークダウン動作させ、そのインピーダンスを低くすることにより、ノイズまたは高電圧パルスを放電させるようにした。
エンハンスメントタイプだけでなく、ディプレッションタイプ電界効果トランジスタを用いても高周波回路のDCカップリングキャパシタを保護できる。さらにこれらを組み合わせることにより高周波回路の入力または出力のESD強度を高めることができる。
また保護素子としてのエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタを少なくとも高周波回路の一部と同一のGaAs基板に形成することにより、構造を単純化することができた。また、Junction Diode保護素子と比較して寄生容量も小さくできるので、ESD耐圧を向上するとともに、優れた高周波特性も維持することもできる。
本発明の静電保護素子付き高周波集積回路の全体回路構成を示す回路図である。 本発明の静電保護素子付き高周波集積回路の全体回路構成を示す回路図である。 本発明の静電保護素子付き高周波集積回路の全体回路構成を示す回路図である。 従来例の保護ダイオードを用いた静電保護素子付き高周波集積回路の全体回路構成を示す回路図である。 従来例の静電保護素子無しの高周波集積回路の全体回路構成を示す回路図である。 従来例の複数のダイオードを用いた静電保護素子付き高周波集積回路の全体回路構成を示す回路図である。
符号の説明
10,20,30,40,60…静電保護素子付き高周波集積回路、11,21,31,41,51,61…高周波回路、12,22,42,52,62…入出力端子(外部端子)32…外部端子、13,25,24…E電界効果トランジスタ(エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタ)、23,53,63…D電界効果トランジスタ(ディプレッションタイプ電界効果トランジスタ)、21,31,54,64…抵抗、27,33,55,67…キャパシタ、43,65,66…Diode(ダイオード)。

Claims (38)

  1. 入出力端子を有する高周波回路と、
    化合物半導体基板上に少なくとも一部が前記高周波回路と一体的に形成され、入出力端子の一方の端子が前記入出力端子に接続され、他方の端子が第1の基準電位に接続され、ゲートが抵抗を介して第2の基準電位に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタと
    を有する高周波集積回路。
  2. 前記高周波集積回路は更にキャパシタを有し、該キャパシタは前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタの入出力端子間に並列に接続された
    請求項1記載の高周波集積回路。
  3. 前記化合物半導体基板はGaAsを有する基板とする
    請求項1記載の高周波集積回路。
  4. 前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタはHEMTとする
    請求項1記載の高周波集積回路。
  5. 前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは複数のエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタで接続された
    請求項1記載の高周波集積回路。
  6. 入出力端子を有する高周波回路と、
    化合物半導体基板上に少なくとも一部が前記高周波回路と一体的に形成され、第1の入出力端子の一方の端子が前記入出力端子に接続され、ゲートが第1の抵抗を介して第2の基準電位に接続されたディプレッションタイプ電界効果トランジスタと、
    化合物半導体基板上に形成され、前記高周波回路に設けられ、第2の入出力端子の一方の端子が前記ディプレッションタイプ電界効果トランジスタの前記第1の入出力端子の他方の端子に接続され、第2の入出力端子の他方の端子が第1の基準電位に接続され、ゲートが第2の抵抗を介して前記第1の基準電位に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタと、
    前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタの第2の入力端子の一方の端子と前記第1の基準電位間に接続された第1のキャパシタと
    を有する高周波集積回路。
  7. 前記高周波集積回路は更に第2キャパシタを有し、該第2のキャパシタは前記ディプレッションタイプ電界効果トランジスタまたは前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタの入出力端子間に並列に接続された
    請求項6記載の高周波集積回路。
  8. 前記化合物半導体基板はGaAsを有する基板とする
    請求項6記載の高周波集積回路。
  9. 前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタはHEMTとする
    請求項6記載の高周波集積回路。
  10. 前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは複数のエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタで接続された
    請求項6記載の高周波集積回路。
  11. 外部端子と、
    入出力端子を有する高周波回路と、
    前記外部端子と前記高周波回路の入出力端子間に接続された第1のキャパシタと、
    化合物半導体基板上に形成され、前記高周波回路に設けられ、入出力端子の一方の端子が前記外部端子に接続され、他方の端子が前記高周波回路の入出力端子に接続され、ゲートは抵抗を介して第1の基準電位に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタと
    を有する高周波集積回路。
  12. 前記高周波集積回路は更に第2キャパシタを有し、該キャパシタは前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタの入出力端子間に並列に接続された
    請求項11記載の高周波集積回路。
  13. 前記化合物半導体基板はGaAsを有する基板とする
    請求項11記載の高周波集積回路。
  14. 前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタはHEMTとする
    請求項11記載の高周波集積回路。
  15. 前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは複数のエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタで接続されて
    請求項11記載の高周波集積回路。
  16. 化合物半導体基板と、
    前記化合物半導体基板上に作られたディプレッションタイプ電界効果トランジスタと、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記ディプレッションタイプ電界効果トランジスタを一部に持つ高周波回路と、
    入出力端子と、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記高周波回路にドレイン、または、ソースを接続し、前記高周波回路に接続されていないソース、または、ドレインスを前記入出力端子に接続したエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタと、
    前記高周波回路と前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタの間の電位より低い第1の電位と、前記化合物半導体基板上に作られ、前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタのゲートと前記第1の電位の間に接続された抵抗と
    を有する高周波集積回路。
  17. 前記化合物半導体はGaAsである
    請求項16記載の高周波集積回路。
  18. 前記高周波集積回路はさらに前記化合物半導体基板上に作られ、前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタのドレインとソースの間にパラレルに接続されたコンデンサーと
    を有する請求項16記載の高周波集積回路。
  19. 前記ディプレッションタイプ電界効果トランジスタと前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、ゲート接合型ゲート電界効果トランジスタである
    請求項16記載の高周波集積回路。
  20. 前記ディプレッションタイプ電界効果トランジスタと前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタはMES電界効果トランジスタである
    請求項16記載の高周波集積回路。
  21. 前記ディプレッションタイプ電界効果トランジスタと前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、HEMTである
    請求項16記載の高周波集積回路。
  22. 前記ディプレッションタイプ電界効果トランジスタは複数個直列に接続されたディプレッションタイプ電界効果トランジスタを有する
    請求項16記載の高周波集積回路。
  23. 化合物半導体基板と、
    前記化合物半導体基板上に作られた電界効果トランジスタと、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記電界効果トランジスタを一部に持つ高周波回路と、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記高周波回路にドレイン、または、ソースを接続し、前記高周波回路に接続されていないソース、または、ドレインをGNDに接続したエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタと、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタのゲートとグランドの間に接続された抵抗と
    を有する高周波集積回路。
  24. 前記電界効果トランジスタは、エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタ、または、ディプレッションタイプ電界効果トランジスタである
    請求項23記載の高周波集積回路。
  25. 前記化合物半導体はGaAsである
    請求項23記載の高周波集積回路。
  26. 前記高周波集積回路はさらに前記化合物半導体基板上に作られ、前記電界効果トランジスタのドレインとソースの間にパラレルに接続されたコンデンサーと
    を有する請求項23記載の高周波集積回路。
  27. 前記電界効果トランジスタとエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、ゲート接合型電界効果トランジスタである
    請求項23記載の高周波集積回路。
  28. 前記電界効果トランジスタとエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、MES電界効果トランジスタである
    請求項23記載の高周波集積回路。
  29. 前記電界効果トランジスタとエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、HEMTである
    請求項23記載の高周波集積回路。
  30. 前記電界効果トランジスタ部分は複数個直列に接続された電界効果トランジスタを有する
    請求項23記載の高周波集積回路。
  31. 化合物半導体基板と、
    前記化合物半導体基板上に作られた第1の電界効果トランジスタと、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記第1の電界効果トランジスタを一部に持つ高周波回路と、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記高周波回路にドレイン、または、ソースを接続したスイッチ用の第2の電界効果トランジスタと、前記第2の電界効果トランジスタを制御するための第1の制御信号と、前記第2の電界効果トランジスタのゲートに一方を接続され、他方に前記第1の制御信号を印加する第1の抵抗と、
    前記第2の電界効果トランジスタの前記高周波回路に接続されていないドレイン、または、ソースに、ドレイン、または、ソースを接続し、前記第2の電界効果トランジスタに接続されていない側のドレイン、または、ソースをグランドに接続したエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタと、
    前記化合物半導体基板上に作られ、前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタのゲートと前記グランドの間に接続された第2の抵抗と
    を有する高周波集積回路。
  32. 前記第1と第2の電界効果トランジスタは、ディプレッションタイプ電界効果トランジスタまたはエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタである
    請求項31記載の高周波集積回路。
  33. 前記化合物半導体はGaAsである
    請求項31記載の高周波集積回路。
  34. 前記高周波集積回路はさらに前記化合物半導体基板上に作られ、前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタのドレインとソースの間にパラレルに接続されたコンデンサーと
    を有する請求項31記載の高周波集積回路。
  35. 前記第1の電界効果トランジスタとエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、ゲート接合型電界効果トランジスタである
    請求項31記載の高周波集積回路。
  36. 前記第1の電界効果トランジスタとエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、MES電界効果トランジスタである
    請求項31記載の高周波集積回路。
  37. 前記第1の電界効果トランジスタとエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタは、HEMTである
    請求項31記載の高周波集積回路。
  38. 前記エンハンスメントタイプ電界効果トランジスタ部分は複数個直列に接続されたエンハンスメントタイプ電界効果トランジスタを有する
    請求項31記載の高周波集積回路。
JP2004298955A 2004-10-13 2004-10-13 高周波集積回路 Expired - Fee Related JP4843927B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004298955A JP4843927B2 (ja) 2004-10-13 2004-10-13 高周波集積回路
TW094133560A TW200623631A (en) 2004-10-13 2005-09-27 High frequency integrated circuit
CN200910138831A CN101546765A (zh) 2004-10-13 2005-10-12 高频集成电路
PCT/JP2005/018784 WO2006041087A1 (ja) 2004-10-13 2005-10-12 高周波集積回路
CNB2005800349191A CN100557802C (zh) 2004-10-13 2005-10-12 高频集成电路
EP05793641A EP1806784B1 (en) 2004-10-13 2005-10-12 High-frequency integrated circuit
KR1020077007563A KR20070083626A (ko) 2004-10-13 2005-10-12 고주파 집적회로
US11/663,966 US8797697B2 (en) 2004-10-13 2005-10-12 High frequency integrated circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004298955A JP4843927B2 (ja) 2004-10-13 2004-10-13 高周波集積回路

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006114618A true JP2006114618A (ja) 2006-04-27
JP2006114618A5 JP2006114618A5 (ja) 2007-11-08
JP4843927B2 JP4843927B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=36148375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004298955A Expired - Fee Related JP4843927B2 (ja) 2004-10-13 2004-10-13 高周波集積回路

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8797697B2 (ja)
EP (1) EP1806784B1 (ja)
JP (1) JP4843927B2 (ja)
KR (1) KR20070083626A (ja)
CN (2) CN100557802C (ja)
TW (1) TW200623631A (ja)
WO (1) WO2006041087A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108840A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2009054851A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Panasonic Corp 半導体集積回路
JP2010503217A (ja) * 2006-08-30 2010-01-28 トライクワント セミコンダクター, インコーポレイテッド 化合物半導体素子および回路のための静電放電保護回路
JP2012104599A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Advanced Power Device Research Association 保護素子およびそれを備えた半導体装置
JP2012190872A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 面発光レーザ素子の製造方法、光走査装置及び画像形成装置
US12080370B2 (en) 2022-03-17 2024-09-03 Kioxia Corporation Memory device and method of manufacturing memory device

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087962A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Panasonic Corp 保護回路及び半導体集積回路
US8681459B2 (en) 2009-03-31 2014-03-25 Freescale Semiconductor, Inc. Integrated protection circuit
US8427796B2 (en) * 2010-01-19 2013-04-23 Qualcomm, Incorporated High voltage, high frequency ESD protection circuit for RF ICs
US9064704B2 (en) * 2013-02-15 2015-06-23 Win Semiconductors Corp. Integrated circuits with ESD protection devices
US9812440B2 (en) * 2014-08-29 2017-11-07 Fairchild Semiconductor Corporation Biased ESD circuit
US20170092637A1 (en) * 2015-09-30 2017-03-30 Infineon Technologies Ag Semiconductor ESD Protection Device and Method
JP6597357B2 (ja) * 2016-02-09 2019-10-30 三菱電機株式会社 保護ダイオード付き電界効果トランジスタ
CN108206515A (zh) * 2016-12-16 2018-06-26 江苏安其威微电子科技有限公司 Mim电容的esd保护电路
CN113131875B (zh) * 2021-03-31 2022-07-12 复旦大学 一种高可靠性低噪声放大器
CN116545425A (zh) * 2023-07-06 2023-08-04 合肥芯谷微电子股份有限公司 一种毫米波单刀单掷开关

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449652A (ja) * 1990-06-19 1992-02-19 Nec Corp 半導体装置の入出力保護回路
JPH05136360A (ja) * 1991-11-14 1993-06-01 Hitachi Ltd 静電破壊保護回路、及び半導体集積回路
JPH11154733A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Seiko Epson Corp 半導体集積装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57162466A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Toshiba Corp Input-output protective circuit for integrated circuit
JP3113951B2 (ja) 1992-06-26 2000-12-04 日本電気エンジニアリング株式会社 GaAsFET保護電源回路
US5615073A (en) * 1995-06-22 1997-03-25 National Semiconductor Corporation Electrostatic discharge protection apparatus
US5751525A (en) * 1996-01-05 1998-05-12 Analog Devices, Inc. EOS/ESD Protection circuit for an integrated circuit with operating/test voltages exceeding power supply rail voltages
FR2744578B1 (fr) * 1996-02-06 1998-04-30 Motorola Semiconducteurs Amlificateur hautes frequences
US5774318A (en) * 1996-11-27 1998-06-30 Raytheon Company I.C. power supply terminal protection clamp
US5969929A (en) 1997-04-16 1999-10-19 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Distributed ESD protection device for high speed integrated circuits
JP2000067323A (ja) 1998-08-20 2000-03-03 Toshiba Tec Corp ドロワ
US6459553B1 (en) 1999-03-19 2002-10-01 Ati International Srl Single gate oxide electrostatic discharge protection circuit
JP3988914B2 (ja) * 1999-04-28 2007-10-10 株式会社ルネサステクノロジ 静電破壊保護回路を有する半導体集積回路
KR100379619B1 (ko) * 2000-10-13 2003-04-10 광주과학기술원 단일집적 e/d 모드 hemt 및 그 제조방법
TW511179B (en) * 2000-11-28 2002-11-21 Nat Science Council Method of using plasma treatment to improve electric characteristic of oxide layer
US6661276B1 (en) * 2002-07-29 2003-12-09 Lovoltech Inc. MOSFET driver matching circuit for an enhancement mode JFET
US7183592B2 (en) * 2004-05-26 2007-02-27 Raytheon Company Field effect transistor

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449652A (ja) * 1990-06-19 1992-02-19 Nec Corp 半導体装置の入出力保護回路
JPH05136360A (ja) * 1991-11-14 1993-06-01 Hitachi Ltd 静電破壊保護回路、及び半導体集積回路
JPH11154733A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Seiko Epson Corp 半導体集積装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010503217A (ja) * 2006-08-30 2010-01-28 トライクワント セミコンダクター, インコーポレイテッド 化合物半導体素子および回路のための静電放電保護回路
US8767366B2 (en) 2006-08-30 2014-07-01 Triquint Semiconductor, Inc. Electrostatic discharge protection circuit for compound semiconductor devices and circuits
JP2008108840A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2009054851A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Panasonic Corp 半導体集積回路
JP2012104599A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Advanced Power Device Research Association 保護素子およびそれを備えた半導体装置
JP2012190872A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 面発光レーザ素子の製造方法、光走査装置及び画像形成装置
US12080370B2 (en) 2022-03-17 2024-09-03 Kioxia Corporation Memory device and method of manufacturing memory device

Also Published As

Publication number Publication date
US20080043388A1 (en) 2008-02-21
EP1806784A1 (en) 2007-07-11
CN100557802C (zh) 2009-11-04
CN101546765A (zh) 2009-09-30
KR20070083626A (ko) 2007-08-24
TW200623631A (en) 2006-07-01
EP1806784B1 (en) 2013-01-16
JP4843927B2 (ja) 2011-12-21
EP1806784A4 (en) 2011-04-13
US8797697B2 (en) 2014-08-05
WO2006041087A1 (ja) 2006-04-20
CN101040381A (zh) 2007-09-19
TWI326157B (ja) 2010-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI326157B (ja)
US10158029B2 (en) Apparatus and methods for robust overstress protection in compound semiconductor circuit applications
US8369053B2 (en) Discharge protection apparatus and method of protecting an electronic device
TWI631685B (zh) 緊密靜電放電保護結構
US10438940B2 (en) ESD protection for depletion-mode devices
US20060268479A1 (en) ESD protection structure
US20170126002A1 (en) Esd protection and limiter circuit
TWI495216B (zh) 具有靜電保護元件之積體電路
CN111884610B (zh) 耐电气过应力的微波放大器
KR20190120790A (ko) 반도체 장치
KR100676803B1 (ko) 반도체 장치
US20080239601A1 (en) Semiconductor device
US8824111B2 (en) Electrostatic discharge protection
US11469718B2 (en) Amplifier circuit
CN114256225A (zh) 静电放电保护电路
JP2892754B2 (ja) サージ保護装置
US11303118B2 (en) Overvoltage protection
Muthukrishnan et al. A novel on-chip protection circuit for RFICs implemented in D-mode pHEMT technology
US9099862B1 (en) Self ESD protected device and method thereof
WO2023095468A1 (ja) 高周波集積回路および電子機器
WO2021186694A1 (ja) 半導体装置
TW200812059A (en) On-chip ESD protection circuit using enhancement-mode HEMT/MESFET technology

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070926

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110926

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees