JP2009052018A - インクジェット用水性インク - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷用紙のカール抑制ができ、かつ、貯蔵安定性およびヘッド放置性能に優れたインクジェット用の水性顔料インクを提供すること。
【解決手段】顔料、水溶性有機溶剤A、水溶性有機溶剤B、および水を含むインクジェット用水性インクであって、前記水溶性有機溶剤Aが、ジグリセリンおよびポリグリセリンのうちの少なくとも1種を含み、かつ前記水溶性有機溶剤Bが、一般式(1):RO−(CHCHO)n−H(式(1)中、Rは炭素数4〜6のアルキル基、nは4〜6の整数)で示されるポリエチレングリコールモノアルキルエーテルを含む、インクジェット用水性インク。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット用水性インクに関する。
インクジェット記録システムは、流動性の高い液体インクを微細なノズルから噴射し、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷システムである。このシステムは、比較的安価な装置で、高解像度、高品位の画像を、高速かつ低騒音で印刷可能、という特徴を有し最近急速に普及している。
インクとしては、安価に高画質の印刷物が得られることから、水性タイプのインクが普及している。水性インクは、水分を含有することにより乾燥性を高めたインクであり、油性インクに比べ普通紙に両面印字しても裏抜け(記録媒体裏面にインクが浸透すること)がしにくく、文字再現性がよいとの特徴がある。この水性インクの色剤には、大きく染料と顔料の2種類あるが、耐光性および耐水性が良好であることから顔料インクが急速に普及しつつある。
水性インクを用いて普通紙に印字する場合の問題点として、カール(凸カール)やコックリング(波打ち)現象が挙げられる。これは、記録媒体である用紙繊維への水性インクの浸透が早く、繊維間の水素結合が切断され、用紙が膨潤してしまうために生じる現象である。
特許文献1は、特定の表面張力、粘度、および蒸気圧を備えた溶媒を含み、記録ヘッドにおける出射性、デキャップ適性が改良され、裏抜け耐性、文字品質、カール特性に優れたインクジェット用水性インクを開示する。
特許文献2は、カラー印刷に適したインクであって、水、染料、多価アルコール低級アルキルエーテル、ノニオン性アセチレングリコール、およびグリセリンまたは特定の多価アルコール類を含み、カール防止能力に優れたインクジェット用水性インクを開示する。
特開2005−220296号公報 特開平10−130550号公報
しかし、本発明者らの検討によると、特許文献1の技術では、特に色材として顔料を用いたインクの場合、貯蔵安定性に劣り、プリンターヘッドにインクを導入して放置した場合にノズルが詰まりやすく、ヘッド放置性能に問題があった。
特許文献2の技術は、染料インキであり、溶媒成分を記録媒体に侵入させ、これを記録媒体中に保持してインク中の水分蒸発を抑制することによりカールを防止する、との技術思想に基づくものである。しかし、印字物を長期放置すると水分は蒸発し、紙の繊維間に再び水素結合が生じて用紙が収縮し、凹カール(用紙膨潤時とは反対側へのカール)した状態になるとの問題点がある。
したがって、本発明は、カール抑制ができ、かつ、貯蔵安定性およびヘッド放置性能に優れたインクジェット用の水性顔料インクを提供することを課題とする。
本発明は、顔料、水溶性有機溶剤A、水溶性有機溶剤B、および水を含むインクジェット用水性インクであって、前記水溶性有機溶剤Aが、ジグリセリンおよびポリグリセリンのうちの少なくとも1種を含み、かつ前記水溶性有機溶剤Bが、一般式(1):RO−(CHCHO)n−H(式(1)中、Rは炭素数4〜6のアルキル基、nは4〜6の整数)で示されるポリエチレングリコールモノアルキルエーテルを含む、インクジェット用水性インクに関する。
別の本発明は、上記本発明に係るインクジェット用水性インクを用いて印刷された印刷物に関する。
本発明のインクジェット用水性インクでは、ジグリセリンおよびポリグリセリンのうちの少なくとも1種と特定のポリエチレングリコールモノアルキルエーテルとを組み合わせて使用している。その結果、カール抑制ができ用紙搬送性が良好で、かつ、貯蔵安定性およびヘッド放置性能に優れたインクを得ることができた。
本発明は、顔料、水溶性有機溶剤A、水溶性有機溶剤B、および水を含むインクジェット用水性インク(以下、単に「インク」ともいう。)であって、前記水溶性有機溶剤Aが、ジグリセリンおよびポリグリセリンのうちの少なくとも1種を含み、かつ前記水溶性有機溶剤Bが、一般式(1):RO−(CHCHO)n−H(式(1)中、Rは炭素数4〜6のアルキル基、nは4〜6の整数)で示されるポリエチレングリコールモノアルキルエーテルを含むことを特徴とする。
すなわち、本発明は、有機溶剤として、ジグリセリンおよびポリグリセリンのうちの少なくとも1種と特定のポリエチレングリコールモノアルキルエーテルとを含むことを特徴とするインクジェット用の水性顔料インクである。
本発明は、高極性である水溶性有機溶剤Aと、低極性である水溶性有機溶剤Bとを組み合わせて使用することを特徴とする発明である。発明者らは、貯蔵安定性およびヘッド放置性能を改善する観点から高極性溶剤が必要であること、印刷物の乾燥促進、カール防止の観点から、高極性溶剤としては保持する水分量(吸湿性)は少ないものを使用することが有効であることを見出した。さらに、低極性溶剤を組み合わせることにより、印字した際の用紙表面でのインク系の溶解バランスが崩れ、低極性溶剤と水分とが迅速に分離するため、水分が用紙表面にとどまって乾燥しやすくなり、カール防止効果が得られることを見出した。
こうした観点から、水溶性有機溶剤Aは、グリセリン重合体またはポリオールであることが好ましく、水溶性有機溶剤Bは、多価アルコール低級(炭素数3〜6)アルキルエーテル系溶剤であることが好ましい。
さらに、水溶性有機溶剤AおよびBは、どちらも沸点が200℃以上の高沸点溶剤であることが、ヘッド放置特性、連続吐出性能、および貯蔵安定性の観点から好ましい。両溶剤の沸点は、さらに好ましくは250℃以上である。
極性は、溶剤の溶解度という観点からα値で表すことができる。本発明では、水溶性有機溶剤Aは、α値が65以上の溶剤であり、好ましくはα値70以上の溶剤である。水溶性有機溶剤Bは、α値が65未満の溶剤であり、好ましくはα値55以下の溶剤である。
α値とは、tanα(=無機性値/有機性値)で与えられる値である。ここで、「無機性値」および「有機性値」は、藤田穆により提案された「有機概念図」において用いられる特性であり、有機化合物をその炭素領域の共有結合連鎖に起因する「有機性」(共有結合性)と、置換基(官能基)に存在する静電性の影響による「無機性」(イオン結合性)との2因子に分けて、それぞれを数値化したものである。すなわち、「無機性値」および「有機性値」は、個々の有機化合物の構造等から求められ、両者の比であるα値は化合物の「有機性」と「無機性」のバランスを定量的に示す値である。「有機概念図」に関連する事項は、藤田穆著「系統的有機定性分析(混合物編)」風間書房(1974年)などに詳述されている。
本発明のインクは、水溶性有機溶剤Aとして、ジグリセリンおよびポリグリセリンのうちの少なくとも一方を含む。本発明者らは、水溶性有機溶剤Aの保持する水分量(吸湿性)に関し、具体的には、相対湿度が50%のときに平衡水分量が15%以下であり、相対湿度が80%のときに平衡水分量が35%以下であることが好ましいことを見出した。こうした特性を有する溶剤として選択されたのが、ジグリセリンおよびポリグリセリンである。カール抑制効果の観点から、ポリグリセリンは、分子量300以上のものがより好ましい。
ジグリセリンおよびポリグリセリンと併用できる水溶性有機溶剤Aとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、グリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,5−ペンタントリオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられ、これらの複数種を併用してもよい。
これらを併用した場合の水溶性有機溶剤A中のジグリセリンおよび/またはポリグリセリンの割合は、75質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることがより好ましい。
水溶性有機溶剤Bとしては、少なくとも、RO−(CHCHO)n−H(式(1)中、Rは炭素数4〜6のアルキル基、nは4〜6の整数)で示されるポリエチレングリコールモノアルキルエーテルを含む必要がある。繰り返し数nが3以下であると吐出性能が低下し、nが7以上であるとインク乾燥後の用紙変形量が増加する恐れがある。アルキル基Rの炭素数が3以下であると印刷直後およびインク乾燥後の用紙変形量が増加し、Rの炭素数が7以上であるとインクの粘度増加により吐出性能および貯蔵安定性が低下する恐れがある。アルキル基Rは分岐鎖であってもよいが、直鎖であることが好ましい。
具体的には、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノペンチルエーテル、テトラエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ペンタエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノペンチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノブチルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノペンチルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノヘキシルエーテルが挙げられる。
なかでも、上記式(1)のRがブチル、nが4であるテトラエチレングリコールモノブチルエーテルを含むことが好ましい。
上記ポリエチレングリコールモノアルキルエーテルと併用できる水溶性有機溶剤Bとしては、たとえば、
エチレングリコールモノアルキルエーテル類(たとえば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル等);
ジエチレングリコールモノアルキルエーテル類(たとえば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等);
トリエチレングリコールモノアルキルエーテル類(たとえば、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル等);
プロピレングリコールモノアルキルエーテル類(たとえば、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル等);
ジプロピレングリコールモノアルキルエーテル類(たとえば、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等);
トリプロピレングリコールモノアルキルエーテル類(たとえば、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル等);
が挙げられ、これらは2種以上を併用することもできる。なかでも、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルなどを併用することが好ましい。
これらの溶剤を併用した場合の、水溶性有機溶剤B中の上記式(1)のポリエチレングリコールモノアルキルエーテルの割合は、50質量%以上であることが好ましい。さらに、水溶性有機溶剤B中のテトラエチレングリコールモノブチルエーテルの割合も、50質量%以上であることが好ましい。
インク中の水溶性有機溶剤Aの含有量は、インクの貯蔵安定性、ヘッド放置特性、インク吐出性などの観点から、2〜25質量%であることが好ましく、3〜20質量%であることがさらに好ましい。この含有量が多すぎても少なすぎても、インクの増粘を避け、あるいはインク粘度を適性化することが困難となる。
一般に、低極性溶剤(水溶性有機溶剤B)を多量に(インク中に15質量%以上程度)含むインクの貯蔵安定性は極端に低下する傾向がみられるが、この高極性溶剤(水溶性有機溶剤A)が少量でも含まれていることにより顔料分散性を安定化し、インクの貯蔵安定性を高めることができる。
インク中の水溶性有機溶剤Bの含有量は、カール抑制やインク増粘防止の観点から、15〜45質量%であることが好ましく、20〜40質量%であることがさらに好ましい。
インク中の水の含有量は、30〜80質量%であることが好ましく、40〜70質量%であることがより好ましく、45〜60質量%であることが一層好ましい。水としては、イオン交換水、蒸留水などの純水、または超純水を使用することが好ましい。
顔料としては、たとえば、アゾ系、フタロシアニン系、染料系、縮合多環系、ニトロ系、ニトロソ系等の有機顔料(ブリリアントカーミン6B、レーキレッドC、ウォッチングレッド、ジスアゾイエロー、ハンザイエロー、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、アルカリブルー、アニリンブラック等);コバルト、鉄、クロム、銅、亜鉛、鉛、チタン、バナジウム、マンガン、ニッケル等の金属類、金属酸化物および硫化物、ならびに黄土、群青、紺青等の無機顔料、ファーネスカーボンブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック類を用いることができる。これらの顔料は、いずれか1種が単独で用いられるほか、2種以上が組み合わせて使用されてもよい。
さらに、化学的または物理的処理により顔料の表面に親水性官能基が導入された自己分散性顔料を用いることが好ましい。自己分散性顔料に導入させる親水性官能基としては、イオン性を有するものが好ましく、顔料表面をアニオン性またはカチオン性に帯電させることにより、静電反発力によって顔料粒子を水中に安定に分散させることができる。アニオン性官能基としては、スルホン酸基、カルボキシル基、カルボニル基、ヒドロキシル基、ホスホン酸基等が好ましい。カチオン性官能基としては、第4級アンモニウム基、第4級ホスホニウム基などが好ましい。
これらの親水性官能基は、顔料表面に直接結合させてもよいし、他の原子団を介して結合させてもよい。他の原子団としては、アルキレン基、フェニレン基、ナフチレン基などが挙げられるが、これらに限定されることはない。顔料表面の処理方法としては、ジアゾ化処理、スルホン化処理、次亜塩素酸処理、フミン酸処理、真空プラズマ処理などが挙げられる。
インクに含まれる顔料(固形分)の配合量は、0.1〜25質量%程度であることが好ましく、1〜20質量%であることがより好ましく、5〜15質量%であることが一層好ましい。
インクの粘度は、吐出ヘッドのノズル径や吐出環境等によってその適性範囲は異なるが、一般に、23℃において1〜30mPa・sであることが好ましく、5〜15mPa・sであることがより好ましく、約10mPa・s程度であることが、インクジェット記録装置用として適している。ここで粘度は、23℃において0.1Pa/sの速度で剪断応力を0Paから増加させたときの10Paにおける値を表す。
インクには、必要に応じて、本発明の目的を阻害しない範囲内で、当該分野において通常用いられている各種添加剤を含ませることができる。
具体的には、顔料分散剤、消泡剤、表面張力低下剤等として、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、または高分子系、シリコーン系、フッ素系の界面活性剤をインクに含有させることができる。
インクの粘度を調整するために、インクに電解質を配合することができる。電解質としては、たとえば、硫酸ナトリウム、リン酸水素カリウム、クエン酸ナトリウム、酒石酸カリウム、ホウ酸ナトリウムが挙げられ、2種以上を併用してもよい。
インクのpHを調整するために、公知のpH調整剤を添加することもできる。硫酸、硝酸、酢酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、トリエタノールアミン等は、pH調整剤として、あるいはインクの増粘助剤として用いることができる。
酸化防止剤を配合することにより、インク成分の酸化を防止し、インクの保存安定性を向上させることができる。酸化防止剤としては、たとえば、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナトリウム、イソアスコルビン酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜二チオン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウムを用いることができる。
防腐剤を配合することにより、インクの腐敗を防止して保存安定性を向上させることができる。防腐剤としては、たとえば、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン等のイソチアゾロン系防腐剤;ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン等のトリアジン系防腐剤;2−ピリジンチオールナトリウム−1−オキシド、8−オキシキノリン等のピリジン・キノリン系防腐剤;ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム等のジチオカルバメート系防腐剤;2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン等の有機臭素系防腐剤;p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、サリチル酸を用いることができる。
上記任意成分のうち、インクは、特定の種類の界面活性剤を含むことが、連続吐出性能を一層高めることができる点から好ましい。
界面活性剤の種類としては具体的には、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸等の炭素数が6〜12の脂肪酸の脂肪酸エステルであることが好ましく、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、およびポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上の脂肪酸エステルであることが好ましい。脂肪酸の炭素数が6より小さい場合は、添加によって期待される充分な界面活性作用が得られない恐れがある。一方、脂肪酸の炭素数が12より大きい場合は、かえって連続吐出性能が低下する恐れがあり、かつ、インク中に溶解しにくくなってインクの安定性が低下する恐れがある。
これらの脂肪酸エステルは、モノエステルであってもよいし、2以上の脂肪酸がエステル化したポリエステルであってもよい。ポリグリセリン脂肪酸エステルにおけるグリセリンの重合度は、6〜10程度が好ましい。ポリエチレングリコール脂肪酸エステルにおけるエチレングリコール(または酸化エチレン)の重合度(EO)は、6〜25程度が好ましい。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルにおけるエチレングリコール(または酸化エチレン)の重合度(EO)は、6〜25程度が好ましい。
より詳細には、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノカプリル酸ヘキサグリセリル、モノカプリル酸デカグリセリル、モノカプリル酸ポリエチレングリコール、モノカプリル酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられる。
上記脂肪酸エステルを含む場合のインク中の含有量は、0.1〜2質量%であることが好ましく、0.3〜1.5質量%であることがより好ましい。上記脂肪酸エステルが2質量%を越えて含まれても、効果の増大が得られないばかりか、かえって連続吐出性能が低下する恐れがある。
次に、本発明に係る印刷物は、上記の本発明のインクを用いてインクジェット記録法により印刷されたものである。インクジェットプリンターは、ピエゾ方式、静電方式、サーマル方式など、いずれの方式のものであってもよく、デジタル信号に基づいてインクジェットヘッドから本発明に係るインクを吐出させ、吐出されたインク液滴を記録媒体に付着させるようにする。
本発明によれば、カール等の用紙変形が有効に防止されるので、用紙搬送性が良好であり、したがって1分間に120枚といった高速印刷にも対応することができる。さらに、インクの貯蔵安定性(ヘッド放置特性)および連続吐出性能を向上させることにより、本発明に係るインクは、ラインヘッド方式のインクジェットプリンターに好ましく使用することができる。
以下に、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、「質量%」を単に「%」、「質量部」を単に「部」と記す。
<実施例および比較例>
表1〜表3に示した組成でインクを調製した。使用した成分は以下のとおりである。
顔料「CAB−O−JET300」(カーボンブラック、キャボット社)
ジグリセリン(阪本薬品工業(株))
ポリグリセリン「#750」(水酸基価870〜910、阪本薬品工業(株))
グリセリン(和光純薬工業(株))
ポリエチレングリコール「#200」(和光純薬工業(株))
テトラエチレングリコールモノブチルエーテル(協和発酵化学(株))
トリエチレングリコールモノブチルエーテル(和光純薬工業(株))
ジエチレングリコールモノブチルエーテル(和光純薬工業(株))
トリプロピレングリコールモノブチルエーテル(ダウ・ケミカル社)
界面活性剤「サーフィノール465」(アセチレングリコールエチレンオキサイド、エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ社製)
TEA(pH調整剤、トリエタノールアミン、和光純薬工業(株))
モノラウリン酸ヘキサグリセリル「NIKKOL Hexaglyn 1−L」(日光ケミカルズ(株))
モノラウリン酸デカグリセリル「NIKKOL Decaglyn 1−L」(日光ケミカルズ(株))
モノカプリル酸デカグリセリル「SY-Glyster MCA−750」(坂本薬品工業(株))
モノラウリン酸ポリエチレングリコール「NIKKOL MYL−10」(EO=10、日光ケミカルズ(株))
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン「レオドール TW−L106」(EO=6、花王(株))
モノミリスチン酸ヘキサグリセリル「NIKKOL Hexaglyn 1−M」(日光ケミカルズ(株))
モノミリスチン酸デカグリセリル「NIKKOL Decaglyn 1−M」(日光ケミカルズ(株))
モノオレイン酸デカグリセリル「NIKKOL Decaglyn 1−O」(日光ケミカルズ(株))
モノオレイン酸ポリエチレングリコール「NIKKOL MYO−10」(EO=10、日光ケミカルズ(株))
モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン「レオドール TW−O120」(EO=20、(株))
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステル塩「エマール20C」(花王(株))
ラウリルベタイン(C1225−N(CHCHCOO)「アンヒトール20BS」(花王(株))
<特性評価>
(1)印字直後の用紙変形
ライン型インクジェットプリンター「オルフィスHC5500」(理想科学工業(株)製)を用いて、印字後の用紙変形の有無を評価した。オルフィスHC5500は、水性インクにも対応できるようにインク経路を一部改変した。用紙は理想用紙薄口(A4サイズ、理想科学工業(株)製)を用い、1ドットあたりの吐出量を30pLとして片面全面にベタ画像を形成した。評価基準は以下のとおりである。
A:印字直後に通紙可能であり排紙も良好
B:印字直後に通紙可能であるが排紙が揃わない
C:印字直後に紙詰まりを起こし通紙不可能
(2)放置後の用紙変形
上記(1)と同様にベタ画像を形成したのち、23℃・50%RH環境下で1週間放置し、以下の基準に従って評価した。
A:印字物の厚み方向の変形量が5mm以下で、印字物を重ねても嵩張らない。
B:印字物の厚み方向の変形量が5mm以下だが、印字物を重ねると嵩張る。
C:印字物の厚み方向の変形量が5mm以上で、印字物を重ねると嵩張る。
(3)ヘッド放置特性
上記のようにインク経路を一部改変したオルフィスHC5500のインク経路内にインクを導入し、45℃・30%RH環境下で1週間放置後、回復動作を行って吐出試験をし、以下の基準に従って評価した。
A:駆動電圧が適正で、ノズル抜けがなく1ドット目から吐出する。
B:駆動電圧は適正であるが、ノズル抜けが若干発生する。
C:正常に吐出できる駆動電圧範囲がなく、ノズル抜けが多く発生する。
(4)連続吐出性能
オルフィスHC5500のインクジェットヘッドを、連続吐出用治具(任意のインクジェットヘッドが装着可能であり、駆動条件等を任意に設定可能なもの)に装着した。1ドットあたりの吐出量を42pLとして、連続して10分間、合計318本の全てのノズルからインクの吐出を行なった。10分後に不吐出のノズルが318本中に何本存在するかにより、次の基準に従って評価した。実験は3回行なった。
A:3回とも、不吐出ノズルは0本または1本であった。
B:3回とも、不吐出ノズルは5本以下であった。
C:3回とも、不吐出ノズルは20本以下であった。
D:1回でも、不吐出ノズルが20本を越えた。
(5)貯蔵安定性
各インクを密閉容器に入れて、70℃の環境下で1週間放置し、インクの粘度変化を測定し、その測定結果を以下のように評価した。
粘度変化率=[(1週間後の粘度値×100)/(粘度の初期値)]−100(%)
粘度変化率が5%未満のものをA、粘度変化率が5%以上のものをCとした。
以上の結果を、併せて表に示す。
Figure 2009052018
Figure 2009052018
Figure 2009052018
上記実施例のインクにみるように、本発明によれば、貯蔵安定性、吐出性が良好なインクを提供することができ、このインクを用いて、用紙変形が抑制された高速印刷が可能である。さらに、実施例のインクは、ドットの着弾位置のずれを防止し、かつ、インク滴並びを均一化できるので、ラインヘッド方式のインクジェットプリンターにも好ましく使用できることが判明した。
実施例1〜8のインクでは、連続吐出試験において数本の不吐出ノズルが生じたが、実用上問題はなかった。特定の界面活性剤を配合した実施例9〜17のインクでは、一層優れた連続吐出性能が得られた。なかでも、実施例10〜15においては、3回の実験のすべてにおいて、不吐出ノズルは0本であった。
さらに、参考例1〜8にみるように、界面活性剤の種類が異なると、界面活性剤を配合したことで連続吐出性能が向上しないばかりか、むしろ低下する場合もあることが判明した。
一方、比較例3および4では、連続吐出試験において多数の不吐出ノズルが生じ、得られた印刷物には実用上支障のある太い白筋が認められた。

Claims (9)

  1. 顔料、水溶性有機溶剤A、水溶性有機溶剤B、および水を含むインクジェット用水性インクであって、
    前記水溶性有機溶剤Aが、ジグリセリンおよびポリグリセリンのうちの少なくとも1種を含み、かつ
    前記水溶性有機溶剤Bが、一般式(1):RO−(CHCHO)n−H(式(1)中、Rは炭素数4〜6のアルキル基、nは4〜6の整数)で示されるポリエチレングリコールモノアルキルエーテルを含む、インクジェット用水性インク。
  2. 前記ポリエチレングリコールモノアルキルエーテルが、テトラエチレングリコールモノブチルエーテルを含む、請求項1記載のインクジェット用水性インク。
  3. 前記水溶性有機溶剤Aのインク中の含有量が2〜25質量%である、請求項1または2記載のインクジェット用水性インク。
  4. 前記水溶性有機溶剤Bのインク中の含有量が15〜45質量%である、請求項1〜3のいずれか1項記載のインクジェット用水性インク。
  5. 前記水溶性有機溶剤B中のテトラエチレングリコールモノブチルエーテルの割合が50質量%以上である、請求項2〜4のいずれか1項記載のインクジェット用水性インク。
  6. 前記顔料が、自己分散型顔料である、請求項1〜5のいずれか1項記載のインクジェット用水性インク。
  7. さらに、炭素数が6〜12の脂肪酸の脂肪酸エステルであって、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、およびポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる1種以上の脂肪酸エステルを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載のインクジェット用水性インク。
  8. 前記脂肪酸エステルのインク中の含有量が0.1〜2質量%である、請求項7記載のインクジェット用水性インク。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載のインクジェット用水性インクを用いて印刷された印刷物。
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