JP2009046521A - 帯電防止ワニス組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し使用に対する持続性に優れ、各種プラスチック基材に対し良好な密着性を有する帯電防止ワニス組成物を提供することを目的とする。更に、各種プラスチックフィルム、プラスチックシート、合成樹脂成形品、及び紙上に被覆させることにより各種基材の表面抵抗値を制御できる溶剤型印刷用帯電防止ワニス組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂と、ウレタン樹脂とを含む帯電防止ワニス組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、各種プラスチックフィルム、プラスチックシート、合成樹脂成形品、及び紙上に被覆させることにより各種基材の表面抵抗値を制御できる溶剤型印刷用帯電防止ワニス組成物に関する。
近年、OA機器や電子機器の小型軽量化や高集積化、高精度化が進み、それに伴い、電気電子部品への塵やほこりの付着を極力低減させたいという要求が増えてきている。すなわち、これら電気電子部品は、塵やほこりが付着すると接点不良や読みとりエラー等の問題を起こすため、元来、塵やほこりの付着を嫌うものであるが、小型軽量化や高集積化、高精度化により、その要求が一層厳しくなっている。
粉体製品や電子精密部品など静電気の発生を嫌う製品の包装用及び搬送用の材料には、帯電防止効果が要求されてきた。フィルム用の帯電防止剤としては、ノニオン性、又はイオン性の界面活性剤や親水性ポリマーなどに代表される吸湿性の樹脂皮膜を表面に塗布して、その帯電防止効果を発揮するものが主流であった。
しかしながら、高湿度下では低い表面抵抗値を示すものの、低湿度下では充分な帯電防止効果を示さない。又、界面活性剤を使用する系では、それが表面にブリードしてくるため、拭き取り操作によりその効果が失われてしまう。
このような欠点を補うものとして、カチオン性アクリル系のポリマーが開発されたが、単独では塗膜の耐水性が乏しく、その使用範囲が限定されていた。又、非常に極性が高いため、汎用樹脂との相溶性が乏しく白濁分離してしまい、塗膜特性の改善が困難であることから、包装材料用の帯電防止剤としては充分な機能を果たせなかった。
特許文献1には、カチオン性アクリル樹脂、詳細には特定のカチオン性官能基を有するアクリル樹脂と硫酸バリウムとを混合した帯電防止剤が記載されている。しかし、樹脂としてアクリル系樹脂だけで帯電防止剤を構成していたため、OPPやPET等のフィルムへの密着性が不充分であった。
特開2002−155270
繰り返し使用に対する持続性に優れ、各種プラスチック基材に対し良好な密着性を有する帯電防止ワニス組成物を提供することを目的とする。
本発明は、四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂と、ウレタン樹脂とを含む帯電防止ワニス組成物に関する。
更に本発明は、ウレタン樹脂100重量部に対して、四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂が10〜100重量部である上記帯電防止ワニス組成物に関する。
更に本発明は、ウレタン樹脂が、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、低分子ポリオール、ポリイソシアネート、及び鎖延長剤を反応させてなるものである、及び/又は、
ポリエーテルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、低分子ジオール、ポリイソシアネート、及び鎖延長剤を反応させてなるものである上記帯電防止ワニス組成物に関する。
更に本発明は、四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂の重量平均分子量が、30000〜100000である上記帯電防止ワニス組成物に関する。
本発明により、繰り返し使用に対する持続性に優れ、各種プラスチック基材に対し良好な密着性を有する帯電防止ワニス組成物を提供することができた。
本発明の詳細について説明する。本発明の帯電防止ワニス組成物は、四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂と、バインダー樹脂としてのウレタン樹脂とを含むことを特徴とする。
本発明で用いられる四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂は、四級アンモニウム塩基含有不飽和単量体と、必要に応じて他の(メタ) アクリル系不飽和単量体とを、ラジカル重合開始剤を用いて共重合することにより得られる樹脂である。その四級アンモニウム塩基含有不飽和単量体由来の四級アンモニウムが帯電防止効果を発揮する。四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂としては、市販のカチオン性アクリル樹脂(例えば、綜研化学社製「エレコンドPQ50B」)を使用することもできる。尚、カチオン性アクリル樹脂は、重量平均分子量が30000〜100000であることが好ましい。重量平均分子量が30000未満であると、帯電防止剤を塗工した場合にブロッキングを生じやすく、100000を越えると、バインダー樹脂等の他の成分との相溶性が不充分となることがある。
四級アンモニウム塩基含有不飽和単量体は、カチオン性のエチレン性不飽和化合物であり、例えば、ジアルキルアミノ基含有不飽和単量体の四級アンモニウム塩が好適に用いられる。ジアルキルアミノ基含有不飽和単量体としては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、メチルエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノスチレン、ジエチルアミノスチレン等が挙げられる。又、その四級アンモニウム塩とは、対イオンとして、Cl-、Br-、I-等のハロゲンイオン、又は、QSO3 -(Q:炭素数1 〜12のアルキル基)を有するものである。更に、他の四級アンモニウム塩基含有不飽和単量体としては、トリメチル−3−(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチルプロピル)アンモニウムクロライド、トリメチル−3−(1−(メタ)アクリルアミドプロピル)アンモニウムクロライド、及びトリメチル−3−(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチルエチル)アンモニウムクロライド等が挙げられる。
他の(メタ) アクリル系不飽和単量体としては、アルキル系(メタ)アクリレート、アルキレングリコール系(メタ)アクリレートが挙げられ、これらの単量体は、水酸基、アルコキシ基、アミド基などの官能基やハロゲン原子等を有していてもよい。他の(メタ) アクリル系単量体としては炭素数10以下の単量体が好ましく、更に好ましくは炭素数4以下のアルキル(メタ)アクリレートである。他の(メタ) アクリル系単量体としては、例えば、メチル(メタ) アクリレート、エチル(メタ) アクリレート、ブチル(メタ) アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ) アクリレート等が好ましい。
本発明の四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂を構成する不飽和単量体のうち、四級アンモニウム塩基含有不飽和単量体の量は、全不飽和単量体中に20〜90重量%であるのが好ましく、25〜80重量%であるのがより好ましい。20重量%未満であると帯電防止性を充分に発現できない場合があり、90重量%を超えるとバインダー樹脂との相溶性に問題がでる場合がある。
又、ラジカル重合開始剤としては、例えば、過酸化ベンゾイル、t−ブチルペルオキシド、クメンヒドロキシペルオキシド、過酸化ラウロイル等の過酸化物系開始剤、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンニトリル等のアゾ系開始剤、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸系開始剤などを使用できる。ラジカル重合開始剤の使用量は、単量体の全量を基準として、0.01〜5重量%が好ましく、特に好ましくは0.1〜3重量%である。
本発明のウレタン樹脂は、一般に用いられる各種公知のポリオールを用いて合成することができる。ポリオールは1種、又は2種類以上を併用してもよい。
本発明のウレタン樹脂は、ポリオールをポリイソシアネート、更に鎖延長剤と反応させて得ることができる。本発明のウレタン樹脂の製造方法としては、まず、ポリオールとポリイソシアネートとを必要に応じイソシアネート基に不活性な溶媒を用い、又、更に必要であればウレタン化触媒を用いて10〜150℃の温度で反応させ、末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを製造し、次いで、このプレポリマーに鎖延長剤を反応させてウレタン樹脂を得るプレポリマー法、あるいは、ポリオールとポリイソシアネートと鎖延長剤とを一段で反応させてウレタン樹脂ワンショット法など公知の方法により製造することができる。
前記ポリオールの例としては、酸化メチレン、酸化エチレン、テトラヒドロフランなどの重合体、又は共重合体のポリエーテルポリオール類(1);
エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、2メチル−1,3プロパンジオール、2エチル−2ブチル−1,3プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール、3−メチル−1,5ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、1,4−ブチンジオール、1,4−ブチレンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、N−メチルジエタノールアミン、ポリプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、ソルビトール、ペンタエスリトールなどの飽和又は不飽和の低分子ポリオール類(2);
低分子ポリオール類(2)と、アジピン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸、こはく酸、しゅう酸、マロン酸、グルタル酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸などの多価カルボン酸、あるいはこれらの無水物とを脱水縮合又は重合させて得られるポリエステルポリオール類(3);
環状エステル化合物、例えばポリカプロラクトン、ポリバレロラクトン、ポリ(β−メチル−γ−バレロラクトン)等のラクトン類を開環重合して得られるポリカプロラクトンポリオール類(4);
低分子ポリオール類(2)と、例えばジメチルカーボネート、ジフェニルカーボネート、エチレンカーボネート、ホスゲン等との反応によって得られるポリカーボネートポリオール類(5);
ポリブタジエングリコール類(6);
ビスフェノールAに酸化エチレン又は酸化プロピレンを付加して得られるグリコール類(7);
1分子中に1個以上のヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロプル、アクリルヒドロキシブチル等、或いはこれらの対応するメタクリル酸誘導体等と、例えばアクリル酸、メタクリル酸又はそのエステルとを共重合することによって得られるアクリルポリオール類(8);
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン等のオキシラン化合物を、例えば水、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン等の低分子量ポリオールを開始剤として重合して得られるポリエーテルポリオール類(9);などが挙げられる。
前記ポリオールの中でも、ポリエーテルポリオール類(9)と低分子ポリオール類(2)とポリエステルポリオール類(3)との組合せ、又は、ポリエーテルポリオール類(9)と低分子ポリオール類(2)とポリカプロラクトンポリオール類(4)との組合せで使用するのが好ましい。特にポリエーテルポリオール類(9)として、ポリプロピレングリコールを使用するのが好ましい。
本発明のウレタン樹脂に使用されるポリイソシアネートとしては、ウレタン樹脂の製造に一般的に用いられる各種公知の芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネートなどが挙げられる。例えば、1,5−ナフチレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、4,4’−ジフェニルジメチルメタンジイソシアネート、4,4’−ジベンジルイソシアネート、ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ブタン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソプロピレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジメリールジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート、m−テトラメチルキシリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ビス−クロロメチル−ジフェニルメタン−ジイソシアネート、2,6−ジイソシアネート−ベンジルクロライドやダイマー酸のカルボキシル基をイソシアネート基に転化したダイマージイソシアネート等が挙げられる。これらのジイソシアネート化合物は単独で、又は2種以上を混合して用いることができる。
又、本発明のウレタン樹脂に使用される鎖伸長剤としては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジアミンなどの他、2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、2−ヒドロキシエチルプロピルジアミン、2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシピロピルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシピロピルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミンなど分子内に水酸基を有するアミン類も用いることができる。これらの鎖伸長剤は単独で、又は2種以上を混合して用いることができる。
又、反応停止を目的とした末端封鎖剤として、一価の活性水素化合物を用いることもできる。かかる化合物としては例えば、ジ−n−ブチルアミン等のジアルキルアミン類やエタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類があげられる。更に、特にウレタン樹脂中にカルボキシル基を導入したいときには、グリシン、L−アラニン等のアミノ酸を反応停止剤として用いることができる。これらの末端封鎖剤は単独で、又は2種以上を混合して用いることができる。
前記プレポリマー法において、プレポリマーを製造するに当たり、ポリオールとポリイソシアネートとの量は、ポリイソシアネートのイソシアネート基の当量とポリオールの水酸基の当量の比であるNCO/OH比を1.1〜3.0の範囲となるようにすることが好ましい。この比が1.1より小さいときは充分な耐アルカリ性が得られない傾向があり、又、3.0より大きい場合には得られるプレポリマーの溶解性が低下する傾向が認められる。
又、反応には溶剤を用いることが反応制御の面で好ましい。使用できる溶剤としては、ウレタン樹脂を溶解するものが好ましく、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類;クロルベンゼン、パークレンなどのハロゲン系炭化水素などが挙げられる。これらは単独で、又は2種以上混合し混合溶媒として用いることもできる。
更に、このウレタン化反応には触媒を用いることもできる。使用できる触媒としては、例えば、トリエチルアミン、ジメチルアニリンなどの三級アミン系の触媒;スズ、亜鉛などの金属系の触媒などが挙げられる。これらの触媒は通常ポリオールに対して0.001〜1モル%の範囲で使用される。
上記で得られた末端にイソシアネート基を有するプレポリマーと鎖延長剤であるジオール、ジアミン、トリオールなどとを10〜80℃で反応させ、末端に活性水素基を含有する高分子量のウレタン樹脂が得られる。
末端停止剤を用いるときには、末端停止剤と鎖延長剤とを一緒に使用して鎖延長反応を行ってもよく、又、鎖延長剤によりある程度鎖延長反応を行った後に末端停止剤を単独に添加して末端停止反応を行ってもよい。一方、末端停止剤を用いなくても分子量のコントロールは可能であるが、この場合には鎖延長剤を含む溶液中にプレポリマーを添加する方法が反応制御という点で好ましい。
末端停止剤は分子量をコントロールするために用いられる。使用量が多くなると得られるウレタン樹脂の分子量は低くなる。これは鎖延長剤と末端停止剤のプレポリマーに対する反応性により変化するが、一般的に、末端停止剤のアミノ基や水酸基の当量に対する鎖延長剤のアミノ基や水酸基の当量の比は0.5〜5.0の範囲が好ましい。この比が5.0を越える場合には高分子量化するため取り扱いに問題が出る場合があり、0.5未満の場合には分子量が低下し、充分な塗膜物性が得られない場合がある。
又、プレポリマー中のイソシアネート基の当量に対する鎖延長剤、及び末端停止剤のアミノ基と水酸基との合計の当量の比は、1.1〜3.0、好ましくは1.5〜2.0の範囲となるようにして反応させる。この比が大きく、鎖延長剤又は末端停止剤の使用量が多い場合には、これらが未反応のまま残存し、臭気が残りやすくなる傾向がある。
本発明のウレタン樹脂の重量平均分子量は、10000〜100000が好ましい。10000未満であると塗膜物性が劣る場合があり、100000を超えると四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂との相溶性に問題が生じる場合がある。
本発明の帯電防止ワニス組成物に用いられる樹脂は、本発明のウレタン樹脂の他に、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、変性ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル樹脂、ポリアミド、アクリル樹脂、ポリエステル、アルキッド樹脂、ポリ塩化ビニル、ロジン系樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ケトン樹脂、環化ゴム、塩化ゴム、ブチラール、石油樹脂、メラミン樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、セルロース誘導体、ポリイミド等を併用することができ、単独又は2種以上を混合して用いることができる。
本発明の帯電防止ワニス組成物に含まれる四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂の比率は、ウレタン樹脂100重量部に対して10〜100重量部、より好ましくは15〜70部である。10重量部よりも少ないときは充分な帯電防止効果が得られないことがある。又、100重量部よりも多いときは基材に対して充分な密着が得られないことがある。
帯電防止ワニス組成物として必要とされる機能を有するため、必要に応じて、レベリング剤、消泡剤、ワックス、可塑剤、赤外線吸収剤、紫外線吸収剤、芳香剤、難燃剤などの添加剤を使用することもできる。
基材としては、各種プラスチックフィルム、プラスチックシート、合成樹脂成形品又は紙などが用いられる。例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、硬質ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、ポリイミド、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、ポリアクリロニトリル、ポリブテン、軟質ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル等が挙げられる。又、成型加工可能なプラスチックシート、例えばHIPS(耐衝撃性ポリスチレン)、A−PET(非晶質ポリエチレンテレフタレート)、PP、ポリカーボネート等が使用できる。
帯電防止ワニスの塗工方法としては、特に限定されず、リバースコーター、ロールコーター、ドクターナイフコーターやグラビアコーターなどの公知の塗工法が使用できる。
以下に、実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが、以下の実施例は本発明の権利範囲を何ら制限するものではない。尚、実施例における「部」は、「重量部」を表す。
<ポリウレタンワニスの調整>
(製造例1)
撹拌機、温度計、還流冷却器及び窒素ガス導入管を備えた四ツ口フラスコにアジピン酸と3−メチル−1,5−ペンタンジオールから得られる数平均分子量(以下Mnという)2000のポリエステルジオール(PMPA2000、クラレ社製)520.8部、Mn2000のポリプロピレングリコール(PPG2000、日本油脂社製)520.8部、N−メチルジエタノールアミン18.6部、イソホロンジイソシアネート316部、2−エチルヘキシル酸第一錫0.25部及び酢酸エチル200部を仕込み、窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸エチル400.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液1976部を得た。次いでイソホロンジアミン91.3部、ジ−n−ブチルアミン1.54部、アミノエチルエタノールアミン6.2部、酢酸エチル1200部、イソプロピルアルコール1120部を混合した物に、得られた末端イソシアネートプレポリマー1581.1部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量35000のワニスaを得た。
(製造例2)
撹拌機、温度計、還流冷却器及び窒素ガス導入管を備えた四ツ口フラスコにMn2000のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTG2000SN、保土谷化学社製)167.9部、Mn1000のポリカプロラクトンジオール(PCL1000、ダイセル化学工業社製)103.6部、ネオペンチルグリコール40.3部、イソホロンジイソシアネート246.8部、2−エチルヘキシル酸第一錫0.005部及び酢酸エチル234部を仕込み、窒素気流下に75℃で3時間反応させ、酢酸エチル306.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液1098.6部を得た。次いで得られた末端イソシアネートプレポリマー1098.6部にイソホロンジアミン45.4部、アミノエチルエタノールアミン23.1部、ジ−n−ブチルアミン2.87部、イソプロピルアルコール531部を混合した物を室温で徐々に添加し、次に75℃で1時間反応させ、サクサンエチル45部、イソプロピルアルコール54部添加し固形分35%、重量平均分子量25000のワニスbを得た。
(製造例3)
撹拌機、温度計、還流冷却器及び窒素ガス導入管を備えた四ツ口フラスコに、Mn2000のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTG2000SN、保土谷化学社製)201.4部、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール16.14部、及びイソホロンジイソシアネート71.62部を仕込み、窒素気流下に90℃で6時間反応させ、これに酢酸エチル300部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液589.1部を得た。次いで得られた末端イソシアネートプレポリマー589.1部にイソホロンジアミン10.08部、ジ−n−ブチルアミン0.7808部、酢酸エチル190部およびイソプロピルアルコール210部を混合した物を室温で徐々に添加し、次に70℃で3時間反応させ固形分30%、重量平均分子量80000のワニスcを得た。
(製造例4)
<アクリル樹脂ワニスの調製>
アクリル樹脂[ダイヤナールBR115、三菱レイヨン(株)製、重量平均分子量55000、Tg50℃、酸価0mgKOH/g]30部を、酢酸エチル35部、イソプロピルアルコール35部に混合溶解させて、ワニスdを得た。
<四級アンモニウム塩基を有するアクリル樹脂ワニスの調整>
(製造例5)
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコ及び前記滴下ロートの両方に、メチルメタクリレート(MMA)50部、ジメチルアミノエチルメタクリレートのクロライド塩50部、メチルエチルケトン(MEK)112.5部、イソプロピルアルコール(IPA)137.5 部、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)2部をそれぞれ仕込み、常温で10分間攪拌し、系が均一になったことを確認した。フラスコを昇温・攪拌し、反応系内の温度が70℃に達したら、滴下ロートに仕込んだ分を1時間かけて添加した。滴下終了後、75℃に昇温し、4時間反応させ、更にAIBNを0.4部添加した後1時間反応させ、固形分40%、重量平均分子量は34000のワニスAを得た。
(製造例6)
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートを備えた4口フラスコ及び前記滴下ロートに、メチルメタクリレート(MMA)50部、ブチルメタクリレート(BMA)10部、ヒドロキシエチルメタクリレート(2HEMA)15部、ジメチルアミノエチルメタクリレートのクロライド塩25部、メチルエチルケトン(MEK)90部、イソプロピルアルコール(IPA)60部、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)2部をそれぞれ仕込み、常温で10分間攪拌し、系が均一になったことを確認した。フラスコを昇温・攪拌し、反応系内の温度が70℃に達したら、滴下ロートに仕込んだ分を1時間かけて添加した。滴下終了後、70℃で更に4時間反応させ、更にAIBNを0.4部添加した後1時間反応させ、固形分40%、重量平均分子量は42000のワニスBを得た。
[実施例1]
ワニスa 64.5部、エレコンドPQ50B(綜研化学社製、重量平均分子量60000、OH価0mgKOH/g、NV50%)15部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物1を得た。
[実施例2]
ワニスb 55.5部、エレコンドPQ50B(綜研化学社製、重量平均分子量60000、OH価0mgKOH/g、NV50%)15部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物2を得た。
[実施例3]
ワニスa 52部、ワニスb 11部、エレコンドPQ50B(綜研化学社製、重量平均分子量60000、OH価0mgKOH/g、NV50%)15部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物3を得た。
[実施例4]
ワニスa 64部、ワニスb 11部、エレコンドPQ50B(綜研化学社製、重量平均分子量60000、OH価0mgKOH/g、NV50%)7.1部、メチルエチルケトン4部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール3部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物4を得た。
[実施例5]
ワニスa 40部、ワニスb 9部、エレコンドPQ50B(綜研化学社製、重量平均分子量60000、OH価0mgKOH/g、NV50%)24.5部、メチルエチルケトン6部、メタノール7部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物5を得た。
[実施例6]
ワニスa 52部、ワニスc 12.8部、エレコンドPQ50B(綜研化学社製、重量平均分子量60000、OH価0mgKOH/g、NV50%)15部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物6を得た。
[実施例7]
ワニスa 52部、ワニスb 11部、ワニスA 18.75部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物7を得た。
[実施例8]
ワニスa 52部、ワニスb 11部、ワニスB 18.75部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物8を得た。
[比較例1]
ワニスa 52部、ワニスb 11部、スタティサイド(ACL社製、OH価0mgKOH/g、NV60%、低分子量四級アンモニウム塩化合物、分子量267〜408)5部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物9を得た。
[比較例2]
ワニスd 64.5部、エレコンドPQ50B(綜研化学社製、重量平均分子量60000、OH価0mgKOH/g、NV50%)15部、メチルエチルケトン5部、メタノール5部、メチルプロピレングリコール5部、ハイフラットX98247(岐阜セラック社製、ポリエチレンワックス、NV20%)6部を仕込み羽根付きディスパーにて充分攪拌し帯電防止ワニス組成物10を得た。
得られた帯電防止ワニス組成物を下記の基材上に、バーコーターを用いて乾燥膜厚が約2μmとなるように塗工し、80℃で1分間乾燥させて塗工物を得た。得られた塗工物について、表面抵抗値、基材密着性、印刷面密着性、耐水性を下記の方法で評価した。
(基材の種類)
OPP:ポリプロピレンフィルム(P2161、東洋紡績社製、膜厚20μm、コロナ処理)
PET:ポリエチレンテレフタレート(E5100、東洋紡績社製、膜厚25μm、コロナ処理)
<基材密着性試験>
基材上に帯電防止ワニス組成物を塗工して得られた塗工物の帯電防止剤層にセロハンテープを貼り剥離試験にて密着性を評価した。
5:剥離面積0%
4:剥離面積10%未満
3:剥離面積10%以上30%未満
2:剥離面積30%以上70%未満
1:剥離面積70%以上
<表面抵抗値測定>
20℃、50%RHの環境下でACL社製ACL800 MEGOHMMETERにて塗布面の表面抵抗値を測定した。
<耐裏移り性>
基材上に帯電防止ワニス組成物を塗工して得られた塗工物の塗工面と非塗工面とを接触させて重ね合わせた後1kg/cm2の加重をかけ、25℃、24時間放置し裏移り性を目視で確認した。
○・・・「裏移りなし。」
△・・・「一部裏移りしている。」
×・・・「裏移りが激しく実用不可。」
<耐スクラッチ性>
スクラッチについては爪による削れで評価した。
○・・・「インキの取られなし。」
△・・・「インキ取られている部分がある。」
×・・・「激しくインキが取られ実用不可。」
評価結果を表1に示す。
Figure 2009046521
表1に示すように、実施例1〜8の帯電防止ワニス組成物は、良好な表面抵抗値を示すとともに、比較例2に比べて高い密着性を示すことがわかった。更に、実施例1〜8の帯電防止ワニス組成物は、比較例1に比べ裏移り性、並びにスクラッチ性が優れていることがわかった。

Claims (4)

  1. 四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂と、ウレタン樹脂とを含む帯電防止ワニス組成物。
  2. ウレタン樹脂100重量部に対して、四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂が10〜100重量部である請求項1記載の帯電防止ワニス組成物。
  3. ウレタン樹脂が、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、低分子ポリオール、ポリイソシアネート、及び鎖延長剤を反応させてなるものである、及び/又は、
    ポリエーテルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、低分子ジオール、ポリイソシアネート、及び鎖延長剤を反応させてなるものである請求項1又は2記載の帯電防止ワニス組成物。
  4. 四級アンモニウム塩基を有するカチオン性アクリル樹脂の重量平均分子量が、30000〜100000である請求項1〜3いずれか記載の帯電防止ワニス組成物。
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