JP2009023450A - 軌条車両及び排障装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】線路上の障害物を排除する排障装置において、小型・軽量・低コスト化することを目的とする。
【解決手段】排障装置30は走行方向の前方から排障部材31、連結機構40から成り、連結機構40は、分配部材33と、支持部材47、エネルギー吸収材35及びロッド37から成る互いに並列な二つの連結部とを備えている。排障部材31は、車体の幅方向に沿っていて第1のピン32によって回動可能に連結されている。排障部材31の幅方向の中央部が、ピン34を介して分配部材33に連結され、更に支持部材47を介して衝撃荷重を吸収するエネルギー吸収材35が配置されている。エネルギー吸収材35は、ロッド37及び第2のピン38を介して台枠下面3bに連結されている。排障部材31の幅方向のどこの位置に障害物が衝突しても、分配部材33を経由して、エネルギー吸収材35,35に均等に衝撃荷重が伝達される。
【選択図】図3

Description

本発明は、鉄道車両、路面電車、新都市交通システムの電車、モノレールカーなどの軌条車両において、線路上の障害物を排除する排障装置、及びそれを備えた軌条車両に関する。
線路上の障害物を排除するものとして、特許文献1〜特許文献3に記載の構造のものがある。特許文献1〜特許文献3は線路上の障害物を排除するものとして、車両の先頭部の車体と線路との間に排障装置を配置している。
上記各特許文献に記載されている排障装置は、上方から見たときU状の部材からなり、U部材が複数箇所台枠の下面に連結されている。また、U状部材の後方と台枠とを連結している。U字状と記載したが、V状であるとも言える。
排障装置は、U状部材の幅方向の中央の後面の後方にエネルギー吸収材を配置している。U状部材が障害物に衝突することによって、前記エネルギー吸収材が蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収する。
特開2005−206006号公報 特開2001−55141号公報 特開2003−137094号公報
特許文献1〜特許文献3の構造においては、台枠の下面にU字状部材を設置しており、この複数箇所を台枠に設置している。このため、U字状部材は大型であり、U字状部材の台枠下面への設置は、複数箇所の設置が必要であり、設置が困難になる。
本発明の目的は、障害物との衝突時に排障装置から台枠や車体に作用する影響が少なく、且つ小型でかつ設置が容易な排障装置を提供することにある。
本発明は、軌条車両の台枠の下面に排障装置を設置している軌条車両であって、前記排障装置は、前記軌条車両の走行方向に対して側方から見たとき、前記走行方向に間隔が置かれた2個所で前記台枠の下面に支持されており、前記排障装置は、障害物に衝突する排障部材と、前記2個所のうちの一方に置かれており且つ前記排障部材を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第1のピンと、前記排障部材と前記台枠とを連結する連結機構と、前記2個所のうちの他方に置かれており且つ前記連結機構を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第2のピンと、前記排障部材と前記連結機構とを連結する第3のピンと、から成り、前記第1のピン及び前記第2のピンは、前記軌条車両の走行方向に対して水平方向の幅方向を向いた軸線を有すること、を特徴としており、上記の目的はかかる軌条車両によって達成できる。
また、本発明は、軌条車両の台枠の下面に設置可能な排障装置であって、前記排障装置は、前記軌条車両の走行方向に対して側方から見たとき、前記走行方向に間隔が置かれた2個所で前記台枠の下面に支持されており、前記排障装置は、障害物に衝突する排障部材と、前記2個所のうちの一方に置かれており且つ前記排障部材を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第1のピンと、前記排障部材と前記台枠とを連結する連結機構と、前記2個所のうちの他方に置かれており且つ前記連結機構を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第2のピンと、前記排障部材と前記連結機構とを連結する第3のピンと、から成り、前記第1のピン及び前記第2のピンは、前記軌条車両の走行方向に対して水平方向の幅方向を向いた軸線を有すること、を特徴としており、上記の目的はかかる排障装置によって達成できる。
かかる構成を備えた軌条車両、及び軌条車両に設置可能な排障装置によれば、排障部材に障害物が衝突することによって発生した衝突荷重は、連結機構を経由して台枠に伝達される。排障部材及び連結機構はそれぞれ台枠にピンで連結されているので、これらはリンク機構となり、台枠には所定通りの衝突荷重が単純な軸力として作用し、曲げモーメントは作用しない。したがって、連結機構をスライド可能に支持するガイド機構は必要でなくなって構造が簡単化するとともに、台枠や車両に対する衝撃負荷が単純化し、構造的にも有利である。
また、この発明によれば、連結機構が分配部材、エネルギー吸収材を備える場合には、エネルギー吸収材は排障部材に障害物が衝突することによって発生した衝突エネルギーを吸収して、台枠への衝突荷重の伝達を低減する。また、排障部材に比較的低荷重が作用した場合は、エネルギー吸収材が動作せず、高荷重が作用した場合は、エネルギー吸収材が蛇腹状に崩壊して、衝突エネルギーを吸収させることができる。エネルギー吸収材には全体的には軸力のみが作用し曲げモーメントが作用しないので、効率的に圧壊が生じてエネルギー吸収を最大限に発揮することができる。
以下、図面を参照して、本発明による軌条車両の実施例について説明する。
本発明の一実施例を図1〜図7により説明する。図1において、軌条車両構体5は、上面を構成する屋根構体1、側面を構成する2枚の側構体2,2、下面を構成する台枠3、及び車両の長手方向の端面を閉鎖する2枚の妻構体4,4で構成されている。屋根構体1、側構体2,2、台枠3及び妻構体4,4は、それぞれ複数の押出し形材を結合して構成されている。屋根構体1、側構体2,2及び台枠3を構成する押出し形材は、アルミニウム合金製の中空形材であり、その押出し方向は軌条車両構体5の前後方向とされている。妻構体4,4を構成する押出し形材は、アルミニウム合金製のリブ付き形材であり、その押出方向は軌条車両構体5の上下方向とされている。軌条車両構体5の長手方向前部の台枠3の下面には、前記長手方向に向けて排障装置30が設置されている。
排障装置30は、車両の台枠下面3bに設置されている。図2において、排障装置30の前端部は、できるだけ車両の前端部に配置される。前端部の排障部材31は、鉄製の厚板で構成された高強度部材である。排障部材31の上端部が、台枠3(或いは台枠下面3bに設けられた取付け金具)にピン32,32を介して吊り下げられている。ピン32は、その軸方向が車両の幅方向に向いている。排障部材31は、車体の幅方向に沿って延びている。排障部材31は、上方から見た場合、その前面は前記幅方向の中央部から端部に向けて小さくなるように傾斜している。上記『小さくなるように傾斜』とは、排障部材31を上から見ると、中央部が最も厚みがあり、端に行くに従って薄くなる5角形の形状をしていることを言う。
排障部材31に障害物が衝突した場合、排障部材31は、ピン32を中心として排障部材31の下端が後方に向かって回転しようとする力を受ける。ピン32は、排障部材の前記幅方向に沿って2箇所にある。
また、排障装置30は、排障部材31の後方側において、排障部材31に並列な分配部材33と、分配部材33に接合した2本の支持部材47,47と、支持部材47,47に荷重伝達棒44,44を介して結合したエネルギー吸収材35,35と、エネルギー吸収材35,35に結合した2本のロッド37,37と、ロッド37,37を台枠下面3bに連結するピン38,38と、を備えた連結機構40を有している。分配部材33は、鉄製の高強度部材である。分配部材33よりも後方の、支持部材47、荷重伝達棒44、エネルギー吸収材35、及びロッド37から成る二つの組は、それぞれ並列な連結部を構成している。
前記『並列』とは、排障部材31と同様に、分配部材33が前記幅方向に向いていることを言う。
エネルギー吸収材35は、障害物が衝突した場合に崩壊して衝突エネルギーを吸収するものである。
ピン32は、排障部材31の上端部に前記幅方向に沿った長手方向の2箇所に設置されている。ピン32の軸方向は、前記幅方向を向いている。
排障部材31と分配部材33とは、1つのピン34で連結されている。ピン34は、排障部材31と分配部材33の前記幅方向の中央部にある。ピン34の軸方向は、図2では前記幅方向に向いているが、垂直方向に向けてもよい。
ロッド37,37はピン38,38によって台枠下面3bに設置されている。ロッド37,37は、ピン38,38によって上下方向に回転できる。これによって、排障装置30は、車両の走行方向に対して側方から見たとき、ピン32,38で台枠下面3bに設置されたリンク構造となる。
支持部材47,47(及びそれに連結されたエネルギー吸収材35,35)はピン34から前記幅方向に等距離の位置において、分配部材33に結合されている。
ロッド37,37と台枠下面3bとの連結点(ピン38,38の水平方向及び高さ方向の位置)はどこでもよいが、どちらのピン38についても同じ位置で且つなるべく排障部材31からの距離が長くなるような位置がよい。これは、障害物が排障部材31に衝突した場合に、ロッド37,37を介して台枠に伝わる衝撃力の方向が台枠の面内に近い方が突き上げ力が小さくなって好ましいことによる。ロッド37は、車体をレールに支える車軸39の上方において、車軸39に対して垂直に交差する関係にある。空気ばね(図示せず)がパンクしてもロッド37が車軸39に接触しないように、ロッド37は車軸39とは距離を置いてその上方を延びている。
排障部材31の下端は、ピン34とピン38とを接続する接続線の延長線上に置かれる。仮に、当該延長線が排障部材31の下端よりも上方にあるとした場合、障害物との衝突時に排障部材31に作用する荷重の釣り合い上、エネルギー吸収材35に作用する荷重が過度に大きくなり、好ましくない。また、前記下端よりも延長線が下方にあるとした場合、排障部材31の下端はレール面に限界まで近づけてあるので、分配部材33とレール面との隙間が過度に小さくなり、好ましくない。この意味で、延長線上にあることが好ましい。『延長線上』とは言っても若干の上下は許容される。
エネルギー吸収材35は、衝突エネルギーを吸収できるものであれば、どのような構造のものでもよい。例えば、アルミニウム合金製の押出し形材で、衝撃荷重によって走行方向に対して蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収するものが好ましい。
図6において、エネルギー吸収材35は、衝撃吸収特性の優れた材料(例えば、A6063S−T5)で構成した断面が八角形状の中空押出し形材である。中空押出し形材の押出し方向は衝撃荷重作用方向である。衝撃荷重作用方向、走行方向は、図5において、左側から右側である。断面八角形の中央には衝撃荷重作用方向に穴35dが貫通している。エネルギー吸収材35は、その前端が塞ぎ板42で、また後端が塞ぎ板43で覆われた状態で、当該塞ぎ板42,43と結合されている。塞ぎ板42,43、及びエネルギー吸収材35には、中央に穴35dが空いており、塞ぎ板42,43及び該穴35dの内部を荷重伝達棒44が貫通している。荷重伝達棒44は、断面が円形である。前記『前端』は図5の左側であり、『後端』は図5の右側である。なお、図6において、荷重伝達棒44は図示していない。
エネルギー吸収材35は、断面八角形の内側の内筒35aと、断面八角形の外側の外筒35bと、両者を接合する複数の接合板35cと、から成る。接合板35cはトラス状に、八角形の交点に位置している。
エネルギー吸収材35の前端の塞ぎ板42は、隙間G(例えば、8.5mm)を介して支持部材47の後端に対面している。エネルギー吸収材35の後端の塞ぎ板43は、ロッド37にボルト・ナット46で締結されている。ロッド37の前端に結合された荷重伝達棒44は、穴35dを貫通して塞ぎ板42から突出した前端部において、支持部材47にピン48を介して連結されている。
ピン48は、荷重伝達棒44に空けた穴44c、及び支持部材47に空けた穴47cに通してある。荷重伝達棒44の車幅方向外側を向いた側面と支持部材47の車幅方向内側を向いた側面との間において、ピン48の外面には切欠溝48cが設けられており、切欠溝48cによってピン48は衝撃荷重で破断し易くされている。即ち、荷重伝達棒44と支持部材47との間のピン48の外周に形成されている切欠溝48cは、支持部材47に衝撃荷重が加わった場合に容易に破断し、衝撃荷重によって支持部材47を塞ぎ板42に衝突させるためにある。ピン48が破断した場合、荷重伝達棒44の前端と分配部材33の後端との距離が短いとき、荷重伝達棒44が貫通できるように、分配部材33の対面には、穴33bが形成されている。
支持部材47,47は、分配部材33に結合されている。各支持部材47は、エネルギー吸収材35の外形と実質的に同一である。エネルギー吸収材35は、断面が八角形であったので、支持部材47も断面が八角形である。支持部材47が中空形材の場合、その後端に塞ぎ板(図示せず。)を結合している。
上記したように、支持部材47の後端は、隙間Gを介して塞ぎ板42に対面している。かかる構造においては、衝撃荷重のレベルに応じて、エネルギー吸収材35の機能をオンオフすることができる。
即ち、排障部材31に低荷重が作用した場合には、エネルギー吸収材35の前端は、支持部材47に対して隙間Gがあるので、エネルギー吸収材35には衝撃荷重は作用しない。この状態をオフという。
一方、排障部材31に高荷重が作用した場合には、衝撃荷重が排障部材31からピン34、分配部材33、支持部材47を経由して、ピン48、荷重伝達棒44に作用する。これにより、ピン48が破断して、支持部材47がエネルギー吸収材35に衝突する。このピン48が破断した状態をオンという。即ち、支持部材47の後端部が塞ぎ板42に衝突し、エネルギー吸収材35に衝撃荷重が伝達されて、エネルギー吸収材35が衝撃荷重作用方向に対して蛇腹状に崩壊する。この崩壊によって、衝突エネルギーを吸収する。
このように、エネルギー吸収材35への衝撃荷重の作用をオンオフしているので、低荷重作用時のエネルギー吸収材35の交換や、高荷重作用時のエネルギー吸収材35の機能不足の発生を回避することができる。
また、排障部材31、ロッド37及び台枠3は、ピン32,38でそれぞれ連結されており、リンク機構を構成している。このため、排障部材31に障害物が衝突しても、ピン34とピン38との間を連結する分配部材33、支持部材47、荷重伝達棒44、エネルギー衝突部材35及びロッド37から成る連結機構40には、図2で見て、ピン34とピン38とを結ぶ軸線方向の荷重(実質的には圧縮荷重)が作用するのみであって曲げ荷重(モーメント)が生じない。したがって、台枠3についてもロッド37から曲げ荷重が加わることはない。これにより、台枠3には、単純な引張・圧縮荷重しか加わらないため、過度な強度向上が回避できる。
また、前記リンク機構になっていることにより、エネルギー吸収材35には、単純な圧縮荷重しか加わらないため、確実に真っ直ぐに崩壊して衝突エネルギーを効率的に吸収することができる。これにより、エネルギー吸収材35を真っ直ぐに崩壊させるためのガイド機構などの余分な構造を追加する必要がない。上記リンク構造に代えて排障部材31と台枠3との間でエネルギー吸収材35を水平配置することが考えられるが、エネルギー吸収材35が正しく水平方向に崩壊させるためには、台枠3との間にエネルギー吸収材35を水平方向にスライドさせるためのガイド機構が必要になる。本実施例のように、ピン32,34,38を用いたリンク機構を採用することによりかかるガイド機構が不要になり、排障装置の構造を簡素化することができる。
また、分配部材33と、排障部材31とは、前記幅方向の中央部で、ピン34を介して連結されている。更に、エネルギー吸収材35,35は、分配部材33に、ピン34から等距離の位置に連結されているため、吸収材35,35及びロッド37,37には、均等に荷重が作用する。これにより、排障部材31の幅方向のどこの位置に障害物が衝突しても、ピン34を介して分配部材33に衝撃荷重が伝達され、ピン34から等位置にあるエネルギー吸収材35,35に均等に荷重が伝達される。
このことを、図7によって説明する。図7は、排障装置に作用する衝突荷重F及びその反力を示している。図7(A)は、本発明の図3の場合について、荷重及び反力を説明する図である。図7(B)は、想定した従来例の場合について説明する図である。
図7(A)は、排障部材31の一端に障害物が衝突した場合を示している。排障部材31に付与された衝撃荷重Fは、分配部材33を経由してエネルギー吸収材35に付与される。排障部材31に付与された衝撃荷重Fは、ピン34を経由して分配部材33へ付与されるので、排障部材31の幅方向のどこの位置に衝撃荷重Fが付与されても、分配部材33へは衝撃荷重Fがそのまま付与され、障害物が衝突した点からピン34までの距離は関係しない。また、ピン34から吸収材35,35までの距離(分配部材33と支持部材47,47との結合点)は等距離にある。このため、吸収材35に生ずる反力は、衝撃荷重Fの1/2になる。
図7(B)は、排障部材31に、直接支持部材47を連結した場合(又は排障部材31と分配部材33とを複数のピンで連結した場合)を示している。排障部材31の一端に障害物が衝突した場合、2つの支持部材47,47(エネルギー吸収材35,35)のうち、障害物が衝突した点に近い方の支持部材47(エネルギー吸収材35)には、衝撃荷重Fと反対方向の反力が生じ、梃子の原理により、他方の支持部材47(エネルギー吸収材35)には、衝撃荷重Fと同じ方向の反力rが生じる。この結果、障害物が衝突した点に近い方の支持部材47(エネルギー吸収材35)には、F+rの反力が生じ、支持部材47、エネルギー吸収材35、ロッド37、台枠3への負荷が大きくなる。
よって、本発明(図7(A)に示す構造)であれば、図7(B)に示すような衝突点に近い方の支持部材47に作用する反力が大きくなる現象が生じることがなく、2つのエネルギー吸収材35,35のそれぞれが均等に衝撃荷重を吸収できるので、小型化を図ることができる。また、車体への負荷を小さくすることができる。
また、本構造によれば、高荷重が作用した後にも、エネルギー吸収材35、ボルト・ナット46、ピン48の交換により、排障装置30を新品と交換できる。
なお、高荷重が作用した場合に、支持部材47も崩壊し、衝突エネルギーを吸収させるように構成することができる。
図3に示す上記実施例1では排障部材31と分配部材33とを連結するピン34はその軸方向が水平方向になるように配置されていたが、実施例2では、図8のように、当該ピン34を垂直方向に向けて配置してもよい。
ピン34を垂直方向に設置した場合、図2と同じように側面から見た場合において、エネルギー吸収材35が崩壊する際に上に凸に曲がる変形をしてエネルギー吸収効率が落ちる恐れがある。しかし、ピン34を垂直方向に設置した場合には、実施例1の場合と比較して、左右方向の分配、即ち、2つのエネルギー吸収材35,35への衝撃荷重の分配を、より均等化することができる。
また、エネルギー吸収材35は、断面が八角形の中空形材であったが、図9のように、平らな2枚の中空形材35A,35Aと、該中空形材35A,35Aの幅方向の端部を接合する2枚の接合板35B,35Bと、から構成してもよい。接合板35Bは、中空形材35Aの端部に接合されている。上方の中空形材35Aと、下方の中空形材35Aとの間は、前記荷重伝達棒44を配置する空間である。
上記の中空形材35Aの幅方向は水平方向に向いているが、垂直方向に向けてもよい。また、必ずしも中空形材である必要はない。
本発明による排障装置を備えた軌条車両の一実施例を示す斜視図である。 図1に示す排障装置の側面図である。 図2のIII−III断面図である。 図3のIV部の拡大平面図である。 図4のV−V断面図である。 図5のVI−VI断面図である。 本発明による排障装置に作用する荷重と反力の説明図である。 本発明の他の実施例を示す図であり、図3に相当する図である。 本発明の他の実施例を示す図であり、図6に相当する図である。
符号の説明
1:屋根構体 2:側構体
3:台枠 3b:台枠下面
4:妻構体 5:軌条車両構体
30:排障装置 31:排障部材
32,34,38,48:ピン 33:分配部材
33b,35d,44c,47c:穴
35:エネルギー吸収材 35a:内筒
35b:外筒 35c,35B:接合板
35A:中空形材 37:ロッド
39:車軸 40:連結機構
42,43:塞ぎ板 44:荷重伝達棒
46:ボルト・ナット 47:支持部材
48c:切欠溝 G:隙間

Claims (16)

  1. 軌条車両の台枠の下面に排障装置を設置している軌条車両において、
    前記排障装置は、前記軌条車両の走行方向に対して側方から見たとき、前記走行方向に間隔が置かれた2個所で前記台枠の下面に支持されており、
    前記排障装置は、障害物に衝突する排障部材と、前記2個所のうちの一方に置かれており且つ前記排障部材を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第1のピンと、前記排障部材と前記台枠とを連結する連結機構と、前記2個所のうちの他方に置かれており且つ前記連結機構を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第2のピンと、前記排障部材と前記連結機構とを連結する第3のピンと、から成り、
    前記第1のピン及び前記第2のピンは、前記軌条車両の走行方向に対して水平方向の幅方向を向いた軸線を有すること、
    を特徴とする軌条車両。
  2. 請求項1に記載の軌条車両において、
    前記連結機構は、分配部材と、当該分配部材に連結され且つ前記走行方向を向いた2つの並列な連結部を備え、
    前記排障部材と前記分配部材が第3のピンで連結されており、
    前記分配部材は、前記幅方向に沿っており、
    前記第3のピンは、前記2つの連結部の前記幅方向中間位置に対応した位置に配置されていること、
    を特徴とする軌条車両。
  3. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記連結機構は、分配部材と、当該分配部材に連結され且つ前記走行方向を向いた2つの並列な連結部を備え、
    前記第2のピンは前記各連結部に対応してそれぞれ設けられており、
    前記2つの連結部は、それぞれ対応する前記第2のピンに連結されていること、
    を特徴とする軌条車両。
  4. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記排障部材の下端部は、前記第2のピンと前記第3のピンとを結ぶ線の延長線上にあること、
    を特徴とする軌条車両。
  5. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記分配部材と前記排障部材とを連結する前記第3のピンの軸線は、垂直方向を向いていること、
    を特徴とする軌条車両。
  6. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記連結機構は、前記排障部材が障害物に衝突した場合に崩壊して衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収材を備えていること、
    を特徴とする軌条車両。
  7. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記連結機構は、分配部材と、当該分配部材に連結され且つ前記走行方向を向いた2つの並列な連結部と、当該連結部にそれぞれ含まれており且つ前記排障部材が障害物に衝突した場合に崩壊して衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収材と、を備えており、
    前記エネルギー吸収材の前端は、隙間を介して前記分配部材に結合した支持部材に対面しており、
    前記エネルギー吸収材の後端に結合したロッドには、荷重伝達棒が結合されており、
    当該荷重伝達棒は、前記衝突エネルギーを受ける方向に突出して前記エネルギー吸収材の内部を貫通しており、
    前記荷重伝達棒の前端部は、前記支持部材に第4のピンで連結されていること、
    を特徴とする軌条車両。
  8. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記排障部材は、前記軌条車両の先頭部にあり、前記連結機構は前記軌条車両の車輪の車軸の上方に配置されていること、
    を特徴とする軌条車両。
  9. 軌条車両の台枠の下面に設置可能な排障装置において、
    前記排障装置は、前記軌条車両の走行方向に対して側方から見たとき、前記走行方向に間隔が置かれた2個所で前記台枠の下面に支持されており、
    前記排障装置は、障害物に衝突する排障部材と、前記2個所のうちの一方に置かれており且つ前記排障部材を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第1のピンと、前記排障部材と前記台枠とを連結する連結機構と、前記2個所のうちの他方に置かれており且つ前記連結機構を前記台枠の前記下面に回動可能に連結する第2のピンと、前記排障部材と前記連結機構とを連結する第3のピンと、から成り、
    前記第1のピン及び前記第2のピンは、前記軌条車両の走行方向に対して水平方向の幅方向を向いた軸線を有すること、
    を特徴とする排障装置。
  10. 請求項9記載の排障装置において、
    前記連結機構は、分配部材と、当該分配部材に連結され且つ前記走行方向を向いた2つの並列な連結部を備え、
    前記排障部材と前記分配部材が第3のピンで連結されており、
    前記分配部材は、前記幅方向に沿っており、
    前記第3のピンは、前記2つの連結部の前記幅方向中間位置に対応した位置に配置されていること、
    を特徴とする排障装置。
  11. 請求項9記載の排障装置において、
    前記連結機構は、分配部材と、当該分配部材に連結され且つ前記走行方向を向いた2つの並列な連結部を備え、
    前記第2のピンは前記各連結部に対応してそれぞれ設けられており、
    前記2つの連結部は、それぞれ対応する前記第2のピンに連結されていること、
    を特徴とする排障装置。
  12. 請求項9記載の排障装置において、
    前記排障部材の下端部は、前記第2のピンと前記第3のピンとを結ぶ線の延長線上にあること、
    を特徴とする排障装置。
  13. 請求項9記載の排障装置において、
    前記分配部材と前記排障部材とを連結する前記第3のピンの軸線は、垂直方向を向いていること、
    を特徴とする排障装置。
  14. 請求項9記載の排障装置において、
    前記連結機構は、前記排障部材が障害物に衝突した場合に崩壊して衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収材を備えていること、
    を特徴とする排障装置。
  15. 請求項9記載の排障装置において、
    前記連結機構は、分配部材と、当該分配部材に連結され且つ前記走行方向を向いた2つの並列な連結部と、当該連結部にそれぞれ含まれており且つ前記排障部材が障害物に衝突した場合に崩壊して衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収材と、を備えており、
    前記エネルギー吸収材の前端は、隙間を介して前記分配部材に結合した支持部材に対面しており、
    前記エネルギー吸収材の後端に結合したロッドには、荷重伝達棒が結合されており、
    当該荷重伝達棒は、前記衝突エネルギーを受ける方向に突出して前記エネルギー吸収材の内部を貫通しており、
    前記荷重伝達棒の前端部は、前記支持部材に第4のピンで連結されていること、
    を特徴とする排障装置。
  16. 請求項9記載の拝障装置において、
    前記排障部材は、前記軌条車両の先頭部にあり、前記連結機構は前記軌条車両の車輪の車軸の上方に配置されていること、
    を特徴とする排障装置。
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