JP2009012535A - 排障装置及びそれを備えた軌条車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】線路上の障害物を排除する排障装置において、小型・軽量でかつ設置を容易化する。
【解決手段】排障装置30は、走行方向の前方から排障部材31、エネルギー吸収材32,33,34、支え座36、支持台座38、ロッド40から成る。支持台座38は、結合部材39を介して台枠下面3bにボルトで締結されている。支持台座38の後面は、ロッド40を介して台枠下面3bにボルトで締結されている。エネルギー吸収材32,33,34は、排障部材31及び支え座36に結合されている。かかる構成において、排障部材31に障害物が衝突すると、その衝突エネルギーによって、エネルギー吸収材32,33,34のいずれかが蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収する。これにより、小型・軽量でかつ設置が容易な排障装置30となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道車両、市街地路面走行車両、新都市交通システム車両、モノレールカーなどの軌条車両において、線路上の障害物を排除する排障装置及びそれを備えた軌条車両に関する。
線路上の障害物を排除するものとして、特許文献1〜特許文献3がある。特許文献1〜特許文献3は、線路上の障害物を排除するものとして、排障装置の先頭部の車体と線路との間に排障装置を設置している。この排障装置は、線路上の積雪を排除する装置も兼ねることができるので、排雪装置とも呼称される。
排障装置の排障部材は、上方から見た場合にV状をしており、当該排障部材は複数箇所において台枠に結合されている。また、排障部材の内側に設置された取付け部材は、上方が台枠に結合されており、後方(排障装置の走行方向において後方)が、傾斜したロッドを介して、台枠に結合されている。排障部材の左右の2辺は、直線状である。
排障装置は、排障部材のV状の頂点部と、左右の辺を接続する部材の前面との間に、エネルギー吸収材を配置している。排障部材に障害物が衝突することによって、前記エネルギー吸収材が蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収する。
特開2005−206006号公報 特開2001−55141号公報 特開2003−137094号公報
特許文献1〜特許文献3に記載のものでは、軌条車両の台枠の下面に排障装置を設置しており、この複数箇所を台枠に結合している。排障装置は大型で重量があり、排障装置を台枠の下面へ設置する場合、複数箇所の結合が必要であり、設置が困難になっている。
本発明の目的は、小型・軽量でかつ設置が容易な排障装置及びそれを備えた軌条車両を提供することである。
本発明は、軌条車両の台枠の下面に排障装置を設置している軌条車両であって、前記軌条車両の排障部材は、上方から見た場合に頂点部と当該頂点部から延びる2つの対向する辺部とから成るV状をしており、当該V状の前記頂点部は、前記軌条車両の走行方向側を向いており、前記排障部材の内側に、前記V状の前記頂点部と前記辺部とに対向する3つの辺部を有する支え座が配設されており、前記排障部材の前記頂点部と前記支え座の中央の前記辺部とが第1の連結部材によって連結され、前記排障部材の両辺部と前記支え座の両辺部とがそれぞれ第2の連結部材と第3の連結部材とによって連結されており、前記支え座の前記両辺部の後方側の端部にそれぞれ前記支え座を前記台枠に結合する第1の支持台座と第2の支持台座とが配設されており、前記第1の支持台座と前記第2の支持台座とは、連結ロッドを介して結合されていること、を特徴としており、かかる軌条車両によって上記目的を達成することができる。
また、本発明は、軌条車両の台枠の下面に設置可能な排障装置であって、前記軌条車両の排障部材は、上方から見た場合に頂点部と当該頂点部から延びる2つの対向する辺部とから成るV状をしており、当該V状の前記頂点部は、前記軌条車両の走行方向側を向いており、前記排障部材の内側に、前記V状の前記頂点部と前記辺部とに対向する3つの辺部を有する支え座が配設されており、前記排障部材の前記頂点部と前記支え座の中央の前記辺部とが第1の連結部材によって連結され、前記排障部材の両辺部と前記支え座の両辺部とがそれぞれ第2の連結部材と第3の連結部材とによって連結されており、前記支え座の前記両辺部の後方側の端部にそれぞれ前記支え座を前記台枠に結合する第1の支持台座と第2の支持台座とが配設されており、前記第1の支持台座と前記第2の支持台座とは、連結ロッドを介して結合されていること、を特徴としており、かかる排障装置によって上記目的を達成することができる。
かかる構成を備えた軌条車両、及び軌条車両に設置可能な排障装置によれば、排障部材に障害物が衝突することによって発生した衝突荷重は、連結部材、支え座及び支持台座を介して台枠に伝達され、小型でありながら効率的に台枠に伝達することができる。
また、この発明によれば、連結部材に、エネルギー吸収材が設置されている場合は、衝突エネルギーは、エネルギー吸収材で吸収された後、台枠に伝達される。エネルギー吸収材は3箇所にあるので、車体の幅方向のどの位置へ障害物が衝突しても、実質的に衝突エネルギーを吸収できる。
以下、添付図面を参照して、この発明による排障装置、及びかかる排障装置を備えた軌条車両の実施例について説明する。
本発明の一実施例を、図1〜図5により説明する。なお、図2において、結合部材39を実線で示すと、その下方の物品が破線での表示になって見難くなるので、二点鎖線で示し、下方の物品の図形を図示している。
図1において、軌条車両構体5は、上面を構成する屋根構体1、側面を構成する2枚の側構体2,2、下面を構成する台枠3、及び車両の長手方向の端面を閉鎖する2枚の妻構体4,4で、構成されている。屋根構体1、側構体2,2、台枠3、及び妻構体4,4は、それぞれ複数の押出し形材を結合して、構成されている。屋根構体1、側構体2,2、台枠3を構成する押出し形材は、アルミニウム合金製の中空形材であり、押出し方向を軌条車両構体5の前後方向にしている。妻構体4,4を構成する押出し形材は、アルミニウム合金製のリブ付き形材であり、押出方向を軌条車両構体5の上下方向にしている。軌条車両構体5の長手方向前部の台枠3の下面には、前記長手方向に向けて排障装置30が設置されている。
排障装置30は、車両の台枠下面3bに設置されている。図2及び図3において、排障装置30は、上方から見てV状の排障部材31と、V状の排障部材31の2つの辺部31b,31cの間(内側)に設置された支え座36と、排障部材31と支え座36との間に設置されてこれらを連結する3つの連結部材32,33,34と、から成っている。排障部材31は鉄製の厚板から構成されており、V字状の頂点部31aと、それに続く2つの辺部31b,31cと、からなる。排障部材31はV状ではなくU状であってもよい。両者を総合してV状という。
排障部材31のV字状の頂点部31aの内側には、結合部材31dが結合されている。支え座36は、V状の排障部材31の両辺部31b,31cに対向する2つの辺部36b,36cと、V状の排障部材31の頂点部31aの結合部材31dに対向する辺部36dと、から成っている。各辺部31b,31cと各辺部36b、36cとの間、及び結合部材31dと辺部36dとの間には、それぞれ連結部材32,33,34が配置されており、排障部材31と支え座36とを連結している。
3つの連結部材32,33,34は、それぞれエネルギー吸収材32,33,34から成る。3つの連結部材(エネルギー吸収材)32,33,34は衝突エネルギーを吸収できるものであれば、何でもよい。例えば、アルミニウム合金製の押出し形材から構成することができ、衝突エネルギーによって、押出し方向に向かって蛇腹上に崩壊し、衝突エネルギーを吸収するものが好ましい。エネルギー吸収材32,33,34は、衝突エネルギーによって蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収する。形材の押出し方向は支え座36からV状排障部材31側を向いている。またはその逆方向を向いている。
エネルギー吸収材32,33,34をアルミニウム合金製の押出し形材製とする場合、排障装置30に設置される場合の押出し方向は、それぞれのエネルギー吸収材32,33,34の、衝突エネルギーが作用する方向である。すなわち、支持板(支え座)36に直交する方向である。
エネルギー吸収材32,33,34は、その外側をアルミニウム合金製の2枚のカバー材35,35で覆われている。カバー材35,35は上方から見た場合、その中間が外側に突出して曲がっている。
排障部材31は鉄製の厚板から形成されている。支え座36はアルミニウム合金製の厚板からなる。エネルギー吸収材32,33,34は、アルミニウム合金製とする場合、エネルギー吸収材32,33,34の排障部材31側には、アルミニウム合金製の座32d,33d,34dが溶接されている。
座32d,33d,34dは、排障部材31の頂点部31aに結合された結合部材31d、両辺部31b,31cにボルトで締結される。
エネルギー吸収材32,33,34の支え座36側の端部は、支え座36に溶接されている。また、カバー材35,35は、座32d,33d,34d、及び支え座36に溶接されている。
図4において、カバー材35,35と座32d(33d,34d)、支え座36との結合高さ(垂直方向の高さ、カバー材35,35の垂直高さ)は、カバー材35,35の長さ方向の中央部の高さよりも大きく、さらに、座32d(33d,34d)側の結合高さが支え座36側の結合高さよりも小さい。これは、排障部材31の重量によって、カバー材35,35と支え座36との結合部の上面に、高応力が発生することを回避するためである。
支え座36の各辺部36b,36cの後端部にはアルミニウム合金製の支持台座38,38が溶接されている。一方の支持台座38と他方の支持台座38とは、それらの間に延びるアルミニウム合金製の連結ロッド42によって結合されている。支持台座38の後端の垂直面は、アルミニウム合金製のロッド40を介して台枠下面3bに溶接されている。
図2において、支持台座38,38は、上方から見た場合に三角形状に形成されている厚板によって構成されており、支え座36の各辺部36b,36cの後端部に結合されている。
図3において、支持台座38の上端には、台枠下面3bに締結するための結合部材39が結合されている。結合部材39は上方に向けてボルト39cで締結される。結合部材39は、アルミニウム合金製の厚板から構成されており、結合面39bが台枠下面3bに当接された状態で、下方からボルト39cで台枠下面3bに締結されている。従って、結合部材39の下方には、ボルト39cを締結できるだけの大きさの空間が設けられている。即ち、支持台座38と結合部材39とを結合する複数の板部材39dの相互間には、ボルト39cを締結する工具(図示せず。)を回転させることができるだけの空間が形成されている。
以上のように、排障装置30は、結合部材39,39とロッド40,40を介して台枠下面3bに結合されており、排障部材31は、台枠下面3bに直接には結合されていない。
図5において、エネルギー吸収材32(33,34)は、衝撃吸収特性の優れた材料(例えば、A6063S−T5)で構成された、断面が8角形の中空押出し形材である。エネルギー吸収材32(33,34)は、断面が8角形の内筒32aと、断面が8角形の外筒32bと、両者を結合する複数の接合板32cと、から成る。接合板32cはトラス状に、内筒32aと外筒32bの、それぞれの8角形の頂点の間を結合している。エネルギー吸収材32(33,34)は、断面が8角形であるが、断面は、6角形をはじめとする他の多角形や、または円形でも構わない。
排障部材31に障害物が衝突すると、その衝突エネルギーがエネルギー吸収材32,33,34に伝達され、エネルギー吸収材32,33,34は、押出し方向に向かって蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収する。
障害物が、排障部材31の車体幅方向の中央部に衝突した場合、エネルギー吸収材32が蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収する。
障害物が、排障部材31の車体幅方向の中央部に対して左側(右側)に衝突した場合、排障部材31の左側(右側)の辺部31b(31c)が、エネルギー吸収材33(エネルギー吸収材34)に向かって変位し、エネルギー吸収材33(エネルギー吸収材34)が蛇腹状に崩壊し、衝突エネルギーを吸収する。
エネルギー吸収材32,33,34の外側には、それぞれ1対のカバー材35,35が設けられている。カバー材35,35の長手方向の中央部は、エネルギー吸収材32,33,34の押出し方向に対して直角方向外側に広がって曲がっている。これにより、エネルギー吸収材32,33,34が蛇腹状に崩壊する場合には、カバー材35,35は外側に曲がり、エネルギー吸収材32,33,34が蛇腹状に崩壊することを阻害しない。
エネルギー吸収材32,33,34を設置しない場合、衝突エネルギーは吸収されずに台枠3に伝達される。しかし、この場合においても、排障装置30を小型・軽量でかつ設置を容易にできることに変わりはない。
上記実施例1では、エネルギー吸収材32,33,34は、断面が8角形の中空形材であったが、図6のように、平らな2枚の中空形材32A,32Aと、中空形材32A,32Aの幅方向の端部を結合する2枚の接合板32B,32Bと、から構成してもよい。接合板32Bは、中空形材32Aの端部に結合されている。上記の中空形材32Aの幅方向は、水平方向に向いているが、垂直方向に向けてもよい。また、必ずしも中空形材である必要はない。
排障部材31と支持板36の間に、1段のエネルギー吸収材32(33,34)を配置しているが、複数段を配置して、衝突エネルギーに応じて段階的に崩壊するようにしてもよい。また、所定以下の衝突エネルギーに対しては崩壊せず、そのまま結合部材39,39、ロッド40,40を介して、台枠下面3bに衝突エネルギーが伝達されるようにしてもよい。
本発明の一実施例の排障装置を備えた排障装置の斜視図。 図1の排障装置の平面図。 図2の側面図。 図2の−断面図。 図4の−断面図。 本発明の他の実施例の図5相当図。
符号の説明
1:屋根構体 2:側構体
3:台枠 3b:台枠下面
4:妻構体 5:軌条車両構体
30:排障装置 31:排障部材
31b,31c:辺 31d:結合部材
32,33,34:連結部材、エネルギー吸収材 32a:内筒
32b:外筒 32c,32B:接合板
32d,33d,34d:座 32A:中空形材
35:カバー材 36:支え座
36b,36c,36d:辺 38:支持台座
39:結合部材 39c:ボルト
39d:板部材 40:ロッド
42:連結ロッド

Claims (14)

  1. 軌条車両の台枠の下面に排障装置を設置している軌条車両において、
    前記軌条車両の排障部材は、上方から見た場合に頂点部と当該頂点部から延びる2つの対向する辺部とから成るV状をしており、当該V状の前記頂点部は、前記軌条車両の走行方向側を向いており、
    前記排障部材の内側に、前記V状の前記頂点部と前記辺部とに対向する3つの辺部を有する支え座が配設されており、
    前記排障部材の前記頂点部と前記支え座の中央の前記辺部とが第1の連結部材によって連結され、前記排障部材の両辺部と前記支え座の両辺部とがそれぞれ第2の連結部材と第3の連結部材とによって連結されており、
    前記支え座の前記両辺部の後方側の端部にそれぞれ前記支え座を前記台枠に結合する第1の支持台座と第2の支持台座とが配設されており、
    前記第1の支持台座と前記第2の支持台座とは、連結ロッドを介して結合されていること、
    を特徴とする軌条車両。
  2. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記第1の支持台座及び前記第2の支持台座の、前記軌条車両の走行方向に対して後方側を向いた面は、後方側に傾斜したロッドを介して前記台枠に結合されていること、
    を特徴とする軌条車両。
  3. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材の材質は、前記排障部材とは異なっており、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材の前記排障部材側にはそれぞれ座が結合されており、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材は、前記座が前記排障部材にそれぞれボルトで締結されることにより前記排障部材に連結されていること、
    を特徴とする軌条車両。
  4. 請求項1記載の軌条車両において、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材は、それぞれ衝突エネルギーを吸収する、第1のエネルギー吸収材、第2のエネルギー吸収材、第3のエネルギー吸収材であること、
    を特徴とする軌条車両。
  5. 請求項4記載の軌条車両において、
    前記第1のエネルギー吸収材、前記第2のエネルギー吸収材及び前記第3のエネルギー吸収材は押出し形材からなり、前記押出し形材の押出し方向は前記排障部材側を向いていること、
    を特徴とする軌条車両。
  6. 請求項4記載の軌条車両において、
    前記第1のエネルギー吸収材、前記第2のエネルギー吸収材及び前記第3のエネルギー吸収材の外側に、それぞれ前記押出し方向に平行に2つのカバー材が設けられており、該2つのカバー材は、前記押出し方向に対して直角方向外側に広がって曲がっていること、
    を特徴とする軌条車両。
  7. 請求項4記載の軌条車両において、
    前記カバー材が前記支え座に結合した結合高さは、前記カバー材が前記排障部材に結合した結合高さよりも大きいこと、
    を特徴とする軌条車両。
  8. 軌条車両の台枠の下面に設置可能な排障装置において、
    前記軌条車両の排障部材は、上方から見た場合に頂点部と当該頂点部から延びる2つの対向する辺部とから成るV状をしており、当該V状の前記頂点部は、前記軌条車両の走行方向側を向いており、
    前記排障部材の内側に、前記V状の前記頂点部と前記辺部とに対向する3つの辺部を有する支え座が配設されており、
    前記排障部材の前記頂点部と前記支え座の中央の前記辺部とが第1の連結部材によって連結され、前記排障部材の両辺部と前記支え座の両辺部とがそれぞれ第2の連結部材と第3の連結部材とによって連結されており、
    前記支え座の前記両辺部の後方側の端部にそれぞれ前記支え座を前記台枠に結合する第1の支持台座と第2の支持台座とが配設されており、
    前記第1の支持台座と前記第2の支持台座とは、連結ロッドを介して結合されていること、
    を特徴とする排障装置。
  9. 請求項8記載の排障装置において、
    前記第1の支持台座及び前記第2の支持台座の、前記軌条車両の走行方向に対して後方側を向いた面は、後方側に傾斜したロッドを介して前記台枠に結合されていること、
    を特徴とする排障装置。
  10. 請求項8記載の排障装置において、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材の材質は、前記排障部材とは異なっており、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材の前記排障部材側にはそれぞれ座が結合されており、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材は、前記座が前記排障部材にそれぞれボルトで締結されることにより前記排障部材に連結されていること、
    を特徴とする排障装置。
  11. 請求項8記載の排障装置において、
    前記第1の連結部材、前記第2の連結部材及び前記第3の連結部材は、それぞれ衝突エネルギーを吸収する、第1のエネルギー吸収材、第2のエネルギー吸収材、第3のエネルギー吸収材であること、
    を特徴とする排障装置。
  12. 請求項11記載の排障装置において、
    前記第1のエネルギー吸収材、前記第2のエネルギー吸収材及び前記第3のエネルギー吸収材は押出し形材からなり、前記押出し形材の押出し方向は前記排障部材側を向いていること、
    を特徴とする排障装置。
  13. 請求項11記載の排障装置において、
    前記第1のエネルギー吸収材、前記第2のエネルギー吸収材及び前記第3のエネルギー吸収材の外側に、それぞれ前記押出し方向に平行に2つのカバー材が設けられており、該2つのカバー材は、前記押出し方向に対して直角方向外側に広がって曲がっていること、
    を特徴とする排障装置。
  14. 請求項13記載の排障装置において、
    前記カバー材が前記支え座に結合した結合高さは、前記カバー材が前記排障部材に結合した結合高さよりも大きいこと、
    を特徴とする排障装置。
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