JP4982611B2 - 鉄道車両 - Google Patents

鉄道車両 Download PDF

Info

Publication number
JP4982611B2
JP4982611B2 JP2010531746A JP2010531746A JP4982611B2 JP 4982611 B2 JP4982611 B2 JP 4982611B2 JP 2010531746 A JP2010531746 A JP 2010531746A JP 2010531746 A JP2010531746 A JP 2010531746A JP 4982611 B2 JP4982611 B2 JP 4982611B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
collision
railway vehicle
vehicle
buffer member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010531746A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010109891A1 (ja
Inventor
成康 松岡
宏之 城戸
太郎 林
真 田口
康文 南元
彰 浮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
West Japan Railway Co
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
West Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK, West Japan Railway Co filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP2010531746A priority Critical patent/JP4982611B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4982611B2 publication Critical patent/JP4982611B2/ja
Publication of JPWO2010109891A1 publication Critical patent/JPWO2010109891A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D15/00Other railway vehicles, e.g. scaffold cars; Adaptations of vehicles for use on railways
    • B61D15/06Buffer cars; Arrangements or construction of railway vehicles for protecting them in case of collisions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D17/00Construction details of vehicle bodies
    • B61D17/04Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D17/00Construction details of vehicle bodies
    • B61D17/04Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
    • B61D17/06End walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D17/00Construction details of vehicle bodies
    • B61D17/04Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
    • B61D17/08Sides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61FRAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
    • B61F1/00Underframes
    • B61F1/08Details
    • B61F1/10End constructions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61GCOUPLINGS; DRAUGHT AND BUFFING APPLIANCES
    • B61G11/00Buffers
    • B61G11/16Buffers absorbing shocks by permanent deformation of buffer element
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

Description

本発明は、衝突による衝撃エネルギーを吸収する構成を備えた鉄道車両に関する。
従来から、踏切等において偶発する大型自動車等との衝突に対して安全性を高めた鉄道車両が要望されている。これに対して、例えば特許文献1では、運転室の運転台の床を構成する部材が緩衝床になっており、緩衝床は、複数の中空部を有する複数の押出し形材からなり、中空形材は、その押出し方向を車体の長手方向に向けて配置しており、緩衝床は、車両の台枠高さより上方に配置している軌条車両が提案されている。また、特許文献1では、上記構成により、車両の台枠よりも高い位置に何らかの障害物が衝突した場合においても、効率よく衝撃エネルギーを吸収することで、運転室に有効な空間を十分に確保することができる旨説明されている。
特開2004−268694号公報
ところが、特許文献1に記載されている軌条車両の緩衝床は、あくまで運転台の床面部分に相当するのであるから、緩衝床の高さ位置は運転台の床面が上限となるため、台枠の高さ位置と大きくは変わらず、緩衝床は高い位置に設置されているとはいえない。そのため、例えば荷台を搭載した大型トラックと特許文献1に記載の軌条車両とが衝突すると、倒れ落ちる荷台の高さ位置よりも軌条車両の緩衝床(床面部分)が設置されている位置の方が低くなる可能性がある。この場合、軌条車両の緩衝床よりも高い位置に大きな衝撃荷重が加わるので、緩衝床のみでは十分に衝撃エネルギーを吸収できないという事態が生じ得る。
そこで本発明は、車体の床面部分よりも高い位置で大きな衝撃荷重を受けた場合であっても、安全性を向上させた鉄道車両を提供することを目的とする。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、本発明に係る鉄道車両は、台枠と、車体の正面部分に位置し、前記台枠に下端部分が結合された正面フレームと、前記正面フレームに結合され、車内側に延びる緩衝部材と、を備え、前記緩衝部材は前記台枠よりも高い位置に設置されている。
かかる構成によれば、車体の床面部分よりも高い位置で鉄道車両に大きな衝撃荷重を受けたとしても、台枠よりも高い位置に設置された緩衝部材によって効率よく衝撃エネルギーを吸収することができる。
本発明に係る鉄道車両によれば、車体の床面部分よりも高い位置で大きな衝撃荷重を受けた場合であっても、安全性を向上させた鉄道車両を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る鉄道車両のうち台枠を含む部分の平面図である。 図1におけるII−II断面図である。 図2におけるIII−III断面図である。 図1に示す鉄道車両の正面図である。 図1に示す鉄道車両の運転室に配置された運転席や運転室計器ユニットと緩衝部材等との位置関係を示した図であって、上方から見たときの位置関係を示した図である。 図1に示す鉄道車両の運転室に配置された運転席や運転室計器ユニットと緩衝部材等との位置関係を示した図であって、後方から見たときの位置関係を示した図である。 図1に示す鉄道車両の運転室に配置された運転席や運転室計器ユニットと緩衝部材等との位置関係を示した図であって、左方から見たときの位置関係を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る鉄道車両のうち台枠を含む部分の平面図である。 図8におけるIX−IX断面図である。 図8に示す鉄道車両の正面図である。 図8に示す鉄道車両の運転室に配置された運転席や運転室計器ユニットと緩衝部材等との位置関係を示した図であって、上方から見たときの位置関係を示した図である。 図8に示す鉄道車両の運転室に配置された運転席や運転室計器ユニットと緩衝部材等との位置関係を示した図であって、後方から見たときの位置関係を示した図である。 図8に示す鉄道車両の運転室に配置された運転席や運転室計器ユニットと緩衝部材等との位置関係を示した図であって、左方から見たときの位置関係を示した図である。 本発明の第3実施形態に係る鉄道車両のうち台枠を含む部分の平面図である。 図14におけるXV−XV断面図である。 図15におけるXVI−XVI断面図である。 図14に示す鉄道車両の正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に沿って説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
まず、図1〜7を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る鉄道車両100について説明する。なお、本実施形態に係る鉄道車両100は、前方部分に運転室を備えた車両である。ここで図1は、本実施形態に係る鉄道車両100のうち台枠1を含む部分の平面図である。なお、図1では、鉄道車両100の前方部分のみを示しており、また床板12(図2参照)を省略している。図1に示すように、本実施形態に係る鉄道車両100は、台枠1と、正面フレーム2と、緩衝部材3と、支持部材4を備えている。さらに、台枠1は、中梁5と、側梁6と、横梁7と、端梁20とを有している。また、正面フレーム2は、貫通路柱である衝突柱8と、延長部材9を有している。以下、これらの各構成要素について順に説明する。なお、以下では、鉄道車両100の正面側(図1の紙面左側)を前方とし、正面からみて車内側(図1の紙面右側)を後方とし、前方を向いて右側(図1の紙面上側)を右方とし、前方を向いて左側(図1の紙面下側)を左方として説明する。
台枠1は、中梁5と、側梁6と、横梁7と、端梁20とを有し、本実施形態ではそれらが左右対称に配置されているとともに、右側に位置するもの(部分)と左側に位置するもの(部分)とでは対称の形状である。また台枠1は、一方の側梁6から他方の側梁6へと左右方向に延びる複数の床受梁11を有している。図2は、図1のII−II断面図である。図2に示すように、床受梁11は台枠1の上端付近に位置しており、他の梁とともに床板12を支持している。
中梁5は、台枠1のうち左右方向中央寄りに位置し、前後方向に延びる部材である。図1に示すように、中梁5は、前後方向に延びる直進部13と、直進部13の前端から左右方向外側に傾斜して延びる傾斜部14とを有している。左右の中梁5は、直進部13の前方部分において2つの連結梁15によって連結されている。また、本実施形態に係る鉄道車両100は他の鉄道車両と連結するための連結器(図示せず)を取り付けることができるように構成されており、中梁5の直進部13には、その連結器を取り付けるための連結器取付部16が形成されている。連結器取付部16は、下方に突出して傾斜部14など他の部分に比べて上下方向寸法が大きく形成されており、高い剛性を有している。また、中梁5は、曲げ促進部17を傾斜部14に有している。この曲げ促進部17は、前後方向に対して直交する断面の断面積が、隣接する他の部分に比べて小さく構成されている。具体的には、左右方向へ抜ける長孔18が中梁5の傾斜部14に形成されており、この長孔18を含む部分が曲げ促進部17を構成している。
側梁6は、台枠1のうち左右方向外側に位置し、前後方向に延びる部材である。本実施形態では、側梁6のうち前方部分以外の部分は直線状に形成されており、前方部分では曲線状(湾曲状)に形成されている。そして、側梁6の先端は端梁20へと続くように形成されている。
端梁20は、台枠1のうち前方部分に位置し、左右方向に延びる部材である。本実施形態では、側梁6の先端に続くようにして端梁20が形成されている。端梁20の左右方向内側の部分は、中梁5の傾斜部14の前端部と結合しているとともに、衝突柱8が結合されている。なお、側梁6と端梁20は、それぞれ別の部材で構成されていてもよく、一体に構成されていてもよい。
横梁7は、左右方向に延びて中梁5と側梁6とを連結する部材である。横梁7は、前方に位置する主部材21と後方に位置する補助部材22とから構成されている。主部材21に補助部材22が結合されているのは、横梁7全体としての剛性を高めるためである。また、図2に示すように、さらに剛性を高めるため、主部材21は断面U字状に形成されており、補助部材22は断面L字状に形成されている。主部材21には、床板12を介して支持部材4が固定されており、支持部材4の下端の前後寸法と主部材21の前後方向寸法とは一致している。図3は、図2のIII−III断面図である。図3に示すように、主部材21及び補助部材22は補強板部材23を内側に有している。補強板部材23は、左右方向に対して直交する板状の部材であって、支持部材4の左右両端に対応する位置にそれぞれ配置されている。かかる構成により、横梁7のうち支持部材4が固定される部分の剛性を高めることができるとともに、支持部材4を横梁7に強固に固定することができる。
正面フレーム2は、車体10の正面部分に位置する部材である。上記のように、正面フレーム2は、衝突柱8と、延長部材9とを有している。衝突柱8及び延長部材9は、左右対称に配置されているとともに、右側に位置するものと左側に位置するものとでは対称の形状である。
衝突柱8は、正面フレーム2のうち左右方向中央寄りに位置し、上下方向に延びる貫通路柱である。図4は、本実施形態に係る鉄道車両100の正面図である。図4に示すように、本実施形態に係る鉄道車両100は正面部分において貫通扉24を有している。この貫通扉24は、他の鉄道車両と連結したときなどに、正面部分から出入りするために設けられたものである。そして、衝突柱8は上記の貫通扉24の左右両側に位置し、貫通扉24の枠部材としても機能している。また、上記のように衝突柱8の下端は端梁20に固定されている。そして、衝突柱8の上端部分は、車体10の上部に結合されている。さらに、図1に示すように、衝突柱8は筒状に形成されており、貫通扉24を取り付けることができるように断面がL字枠状に形成されている。
延長部材9は、正面フレーム2のうち衝突柱8に結合して左右方向外側に延びる部材である。図4に示すように、延長部材9の左右方向内側部分は、衝突柱8に結合されている。また、延長部材9の左右方向外側部分は、緩衝部材3に結合されている。さらに、図2に示すように、延長部材9は筒状に形成されており、その断面は矩形枠状の形状を有する。ここで、図5〜7は運転室に配置された運転席Sや運転室計器ユニットUと緩衝部材3等との位置関係を示した図であって、図5は上方から見たときの位置関係を示した図、図6は後方から見たときの位置関係を示した図、図7は左方から見たときの位置関係を示した図である。図5に示すように、本実施形態に係る鉄道車両100には、衝突柱8(貫通扉24)の後方であって、左右に位置する運転室計器ユニットUの間に貫通路25が形成されている。この貫通路25は、貫通扉24を出入口としたときの通路である。仮に、緩衝部材3が衝突柱8に直接結合されると、緩衝部材3によって貫通路25の幅が制限されることになる。ところが、本実施形態のように、延長部材9を介して衝突柱8に緩衝部材3を結合すれば、貫通路25を広く形成することができる。
緩衝部材3は、鉄道車両100が衝突した際に生じる衝撃エネルギーを吸収するための部材である。図2に示すように、緩衝部材3は、台枠1よりも高い位置において、前方部分が延長部材9に結合されている。つまり、本実施形態では緩衝部材3は、台枠1よりも高い位置において、延長部材9を介して衝突柱8に結合されている。また、緩衝部材3は、筒状の形状を有しており、その断面は略正方形である。そして、緩衝部材3は、軸方向に一定以上の衝突荷重を受けると軸方向に潰れるように、その断面における枠の厚みが決定されている。なお、緩衝部材3は断面が例えば円形の枠形状を有するように構成してもよいが、断面が正方形の枠形状を有するように構成するのが望ましい。緩衝部材3の断面が正方形の枠形状を有するように構成すると、軸方向に大きな荷重がかかった場合、上下に位置する面と左右に位置する面が軸方向に向かって交互に折れ曲がり、緩衝部材3全体としては軸方向に沿ってまっすぐ潰れるため、効率よく衝撃エネルギーを吸収することができるからである。さらに、緩衝部材3は前方部分(正面側端部)が後方部分(車内側端部)よりも高くなるよう設置されている。この構成による効果については後述する。なお、緩衝部材3は上記だけでなく、例えば緩衝部材としてダンパーなどの他の部材を用いてもよい。
支持部材4は、緩衝部材3を支持するための部材である。図2に示すように、支持部材4は、その下端が床板12を介して台枠1(横梁7)に固定されており、上方部分が緩衝部材3に結合されている。つまり、支持部材4は、台枠1よりも高い位置で緩衝部材3の後方部分を支持している。また、支持部材4の緩衝部材3を支持する上方部分では前後方向寸法が一定であるが、支持部材4の上下方向中央から下方においては、下方に向かうに従って前端縁がより前方に位置するとともに、前後方向寸法がより大きくなるように形成されている。つまり、支持部材4は、台枠1に固定される下端において前後方向寸法が最も大きくなるように形成されている。かかる構成により、支持部材4を台枠1(横梁7)に広い範囲で強固に固定できるとともに、緩衝部材3の下方に生じるスペースを有効に利用することができる。なお、支持部材4を上記のような形状に構成するのが望ましいが、上下位置にかかわらず前後方向寸法が一定になるように、つまり前方の面と後方の面とが平行になるように構成してもよい。さらに、支持部材4の左右方向外側の面には、支持部材4が左右方向に倒れるのを防止するために、横倒れ防止部材26が取り付けられている。図3に示すように、横倒れ防止部材26は、下方に向かうに従って左右方向寸法が大きくなるように形成されている。また、図7に示すように、支持部材4は運転室計器ユニットUの内側であって、運転席Sよりも前方に位置している。
以上が、本実施形態に係る鉄道車両100の各構成要素の説明である。
上記のような構成を備えた鉄道車両100が車体10の床面部分(台枠1)よりも高い位置で障害物と衝突した場合には、衝突による衝撃エネルギーは次のように吸収される。まず、障害物は車体10の正面部分に衝突し、これによる前方からの衝撃荷重は衝突柱8に加えられる。そして、この衝撃荷重が一定以上に達した場合には車体10の上部が変形して衝撃エネルギーを吸収し、衝突柱8は変形して衝撃エネルギーを吸収しながら台枠1との結合部分を支点として後方に倒れ、延長部材9を介して衝突柱8を支える緩衝部材3に衝撃荷重を加える。そして、衝突柱8から受けた衝撃荷重により緩衝部材3は軸方向に潰れ、これにより衝撃エネルギーを吸収する。このように、本実施形態では、単に車両上部や衝突柱8によって衝撃エネルギーを吸収するのではなく、衝突柱8を支える緩衝部材3によっても衝撃エネルギーを吸収するため、衝撃部材3がない場合に比べ車両前部の変形を低減できる。そのため、衝突後の運転室の残存空間を保ち、運転士に対する安全性を向上させることができる。さらに、本実施形態では、倒れる衝突柱8が緩衝部材3によって支えられることから、衝撃エネルギーが緩衝部材3で比較的緩やかに吸収され、乗客への衝撃加速度も低減することができる。
上記のように衝突の際は、衝突柱8が後方に倒れて傾いた状態となるため、緩衝部材3に対して斜め下方に荷重を加えることになる。ここで、本実施形態の緩衝部材3は前方部分が後方部分よりも高くなるように設置されているため、衝撃部材3にはその軸方向に沿って衝撃荷重が加えられることになり、衝撃部材3は効率よく衝撃エネルギーを吸収することができる。さらに、緩衝部材3を前方部分が後方部分よりも高くなるように設置することで、衝撃荷重の一部を鉛直下方への荷重に変換することができる。これにより、支持部材4の下端と台枠1(横梁7)との間に生じるせん断力を低減させて、台枠1(横梁7)から支持部材4が脱落するのを防ぐことができる。また、衝撃荷重の一部を下方への荷重に変換することで、横梁7は荷重を受けて変形するなどして横梁7によっても衝撃エネルギーを吸収することができる。
また、衝突の際は、衝突柱8が台枠1との結合部分を支点として傾斜するのに伴って、台枠1の前方部分には衝突柱8によって上方に引き上げようとする力が生じる。上述のように、本実施形態における中梁5の傾斜部14には、左右方向へ抜ける長孔18が形成されている(図2参照)。つまり、中梁5は曲げ促進部17を前方部分(傾斜部14)に有している。これにより、衝突の際には、台枠1の前方部分は上方に引き上げられる力を受け、中梁5の曲げ促進部17を中心に台枠1が変形することにより、台枠1の前方部分においても衝突エネルギーを吸収することができる。なお、曲げ促進部17は本実施形態のように長孔18を施して形成する場合に限らず、例えば中梁5の傾斜部14に上記の長孔18よりも小さな孔を複数施して形成したり、中梁5の傾斜部14の上面に切り欠きを施して形成したりしてもよい。
さらに、図7に示すように、支持部材4は運転席Sよりも前方で緩衝部材3を支持するため、車体10は運転席Sよりも前方のみで変形し、運転席Sから後方では車体10の変形を抑えられるので、運転手や乗客への安全性を向上させることができる。
なお、本実施形態において、車体10の上部のうち変形しやすい範囲を、運転席S上方に設け(第1の衝撃吸収領域)、運転室の上方の空間の変形を誘発し、衝撃エネルギーを吸収することができる。これに加えて、台枠1よりも高い位置であって運転席よりも前方に緩衝部材3を設けて(第2の衝撃吸収領域)衝撃エネルギーを吸収する。これらにより、台枠1よりも高い位置で大きな衝撃荷重を受けた場合であっても、効率よく衝撃エネルギーを吸収し、衝突後の残存空間を確保することができる。このように、本実施の形態に係る鉄道車両は、衝突による変形を誘発させてエネルギーを吸収するクラッシャブルゾーンと、変形を抑制して空間を確保するサバイバルゾーンとを有することにより、衝突時の安全性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態に係る鉄道車両100によれば、車体10の床面部分(台枠1)よりも高い位置で大きな衝撃荷重を受けたとしても、衝撃部材3等により衝撃エネルギーを吸収することができ、車両前部の変形を低減できるので衝突に対する安全性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る鉄道車両100によれば、衝突による衝撃加速度を低減させ、客室の変形を低減することができる。
なお、本実施の形態において、衝突エネルギーを効率よく吸収するために、車体上部の一定範囲の板厚を、車体上部の後方領域よりも薄くしてもよい。
また、本実施の形態において、衝突柱8から受けた衝撃荷重により、まず相対的に強度の弱い車体上部から変形を開始し、その後、緩衝部材3が変形してもよい。
(第2実施形態)
次に、図8〜13を参照しながら、本発明の第2実施形態に係る鉄道車両200について説明する。図8〜13は、それぞれ第1実施形態における図1、2、4〜7に対応する図である。図10及び11に示すように、本実施形態に係る鉄道車両200は、貫通扉24(図4参照)及び貫通路25(図5参照)を備えていない点で第1実施形態に係る鉄道車両100と構成が異なる。以下、本実施形態に係る鉄道車両200について、第1実施形態と異なる構成を中心に第1実施形態の構成と比較しながら説明する。
図8に示すように、本実施形態における正面フレーム202は、衝突柱208を有しているものの、延長部材9(図1参照)を有していない点で第1実施形態の構成と異なる。本実施形態において正面フレーム202が延長部材9を有していないのは、本実施形態に係る鉄道車両200が貫通扉24及び貫通路25(図5参照)を備えていないからである。つまり、本実施形態では、延長部材9を用いて左右の緩衝部材3の間隔を広げるなどして貫通路25の幅を確保する必要がないからである。さらに、図10に示すように、本実施形態に係る鉄道車両200は正面部分において上方部分の大部分を占める窓部27を有している。そのため、衝突柱208は窓部27の下方に位置することとなり、その上下方向寸法は第1実施形態の衝突柱8(図4参照)に比べ小さく形成されている。また、図8に示すように、衝突柱208は筒状に形成されているが、貫通扉24を取り付ける必要がないため、断面が矩形枠状に形成されている。なお、図9に示すように、左右の衝突柱208の上方部分には窓枠28が取り付けられている。
本実施形態において緩衝部材3は、延長部材9を介すことなく直接衝突柱208に結合されている。そのため、緩衝部材3は、第1実施形態の場合よりも左右方向内側に位置している。また、これに伴って、支持部材4も、第1実施形態の場合よりも左右方向内側に位置している。なお、本実施形態のように、貫通路25を確保する必要がない場合には、支持部材4の左右方向外側の面にのみ取り付けられていた横倒れ防止部材26を支持部材4の左右方向両側の面に取り付けてもよい。
本実施形態に係る鉄道車両200によれば、車体10の床面部分(台枠1)よりも高い位置で障害物と衝突した場合、緩衝部材3が直接衝突柱208から衝撃荷重を受けるという違いはあるものの、第1実施形態の場合と同様に、緩衝部材3を中心に衝突による衝撃エネルギーを吸収することができ、車両前部の変形を低減できるので衝突に対する安全性を向上させることができる。また、本実施形態によれば、緩衝部材3が衝突柱208に直接結合されているため、衝突柱208からより確実に衝撃荷重を受けることができ、効率よく衝撃エネルギーを吸収することができる。
(第3実施形態)
次に、図14〜17を参照しながら、本発明の第3実施形態に係る鉄道車両300について説明する。図14〜17は、それぞれ第1実施形態における図1〜4に対応する図である。図17に示すように、本実施形態に係る鉄道車両300は、第2実施形態の場合と同様に、貫通扉24(図4参照)及び貫通路25(図5参照)を備えていない点で第1実施形態に係る鉄道車両100と構成が異なる。また、本実施形態に係る鉄道車両300は、正面フレーム302が横柱部材29を有している点で、第2実施形態に係る鉄道車両200とも構成が異なる。以下、本実施形態に係る鉄道車両300について、第2実施形態と異なる構成を中心に第2実施形態の構成と比較しながら説明する。
図17に示すように、本実施形態における正面フレーム302は、第2実施形態における正面フレーム202が有していない横柱部材29を有している。横柱部材29は、左右の衝突柱308の上下方向中央付近において、両衝突柱308を連結する部材である。横柱部材29は筒状の形状を有しており、その断面は矩形枠状に形成されている。また、横柱部材29の前後方向寸法(幅)は、衝突柱308の前後方向寸法(幅)に一致している。このように、本実施形態では左右の衝突柱308が強固に連結されている。
また、図14に示すように、本実施形態における緩衝部材3は、直接衝突柱308に結合されているのではなく、横柱部材29を介して衝突柱308に結合されている。そのため、緩衝部材3は、第2実施形態の場合よりもさらに左右方向内側に位置している。また、これに伴って図16に示すように、支持部材4も第2実施形態の場合よりもさらに左右方向内側に位置している。より具体的には、支持部材4のうち左右方向内側は中梁5に固定され、左右方向外側は横梁307に固定されている。なお、支持部材4の一部が中梁5に固定されることで支持部材4を強固に台枠1に固定できる。そのため、横梁307は、第1実施形態や第2実施形態で設けられていた補助部材22(例えば図1参照)を有しておらず、主部材21のみで構成されている。また、図16に示すように、支持部材4のうち左右方向内側は中梁5に固定されていることから、補強板部材23は主部材21のうち支持部材4の左右方向内側の端縁に対応する位置にのみ配置されている。
本実施形態に係る鉄道車両300によれば、車体10の床面部分(台枠1)よりも高い位置で障害物と衝突した場合、緩衝部材3が直接衝突柱308から横柱部材29を介して衝撃荷重を受けるという違いはあるものの、第1実施形態や第2実施形態の場合と同様に、緩衝部材3を中心に衝突による衝撃エネルギーを十分に吸収することができ、車体前部の変形を低減できるので衝突に対する安全性を向上させることができる。また、本実施形態によれば、左右の衝突柱308が横柱部材29によって強固に連結されているため、いずれか一方の衝突柱308に衝撃荷重がかかったとしても両方の衝突柱308に荷重が加わり、左右の両方の緩衝部材3で衝撃エネルギーを吸収することができる。さらに、支持部材4は剛性の高い中梁5に固定されているため、より安定して緩衝部材3を支持することができる。
以上、本発明に係る実施形態について図を参照して説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、以上では緩衝部材3の前方部分が、延長部材9、衝突柱208、又は横柱部材29に結合されている場合について説明したが、このような構成に限られず、緩衝部材3の前方部分が正面フレームを構成する他の部材に結合されていても本発明に含まれる。
本発明に係る鉄道車両によれば、車体の床面部分よりも高い位置で大きな衝撃荷重を受ける衝突に対し、安全性を向上させることができる。よって、本発明は、鉄道車両の技術分野において有益である。
1 台枠
2、202、302 正面フレーム
3 緩衝部材
4 支持部材
5 中梁
6 側梁
7、307 横梁
8、208、308 衝突柱
9 延長部材
10 車体
17 曲げ促進部
20 端梁
23 補強板部材
26 横倒れ防止部材
29 横柱部材
100、200、300 鉄道車両

Claims (12)

  1. 台枠と、
    車体の正面部分に位置し、前記台枠に下端部分が結合された正面フレームと、
    前記正面フレームに結合され、車内側に延びる緩衝部材と、を備え、
    前記緩衝部材は前記台枠よりも高い位置に設置されており、
    前記緩衝部材は、正面側が車内側よりも高くなるように傾斜して設置されている、鉄道車両。
  2. 前記台枠に固定され、前記緩衝部材の車内側端部を支持する支持部材をさらに備え、
    前記支持部材は、前記台枠に固定されている部分の前後方向寸法が前記緩衝部材を支持している部分の前後方向寸法よりも大きく、かつ、前記台枠に固定されている部分の前端縁が前記緩衝部材を支持している部分の前端縁よりも前方に位置するように形成されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  3. 前記緩衝部材は、断面矩形枠状の筒形状を有し、軸方向に一定以上の衝突荷重を受けると軸方向に潰れるように構成されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  4. 前記正面フレームは、上下方向に延びて下端部分が前記台枠に固定されている衝突柱を有し、前記緩衝部材は前記衝突柱に結合されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  5. 前記正面フレームは、上下方向に延びて下端部分が前記台枠に固定されている衝突柱と、前記衝突柱に結合されて車幅方向外側に延びる延長部材とを有し、前記緩衝部材は前記延長部材に結合されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  6. 前記正面フレームは、上下方向に延びて下端部分が前記台枠に固定されている少なくとも2つの衝突柱と、車幅方向に延びて前記2つの衝突柱を連結する横柱部材とを有し、前記緩衝部材は前記横柱部材に結合されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  7. 前記台枠は、左右方向中央寄りに位置し前後方向に延びる中梁を有し、
    前記中梁は、曲げ促進部を前方部分に有し、
    前記曲げ促進部は、前後方向に対して直交する断面の断面積が、隣接する他の部分に比べて小さく形成されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  8. 前記台枠に固定され、前記緩衝部材の車内側端部を支持する支持部材をさらに備え、
    前記台枠は、
    左右方向中央寄りに位置し前後方向に延びる中梁と、
    左右方向外側に位置し前後方向に延びる側梁と、
    左右方向に延びて前記中梁及び前記側梁に結合された横梁と、を有し、
    前記支持部材は前記横梁に固定されており、
    前記横梁は左右方向に対して直交する補強板部材を内側に有し、
    前記補強板部材は前記支持部材の左右両端に対応する位置に設置されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  9. 前記台枠に固定され、前記緩衝部材の車内側端部を支持する支持部材と、
    前記支持部材の左右方向外側及び左右方向内側のうち少なくとも一方において前記支持部材の横倒れを防止する横倒れ防止部材と、をさらに備える、請求項1に記載の鉄道車両。
  10. 台枠と、
    車体の正面部分に位置し、上下方向に延びて下端部分が前記台枠に固定されている衝突柱と、
    前記車体の上部に設けられ、車両衝突時に変形して衝撃荷重を吸収する第1の衝撃吸収領域と、
    前記衝突柱に一端が結合され、車内側に延びる緩衝部材を前記台枠よりも高い位置に含み、車両衝突時に変形して衝撃荷重を吸収する第2の衝撃吸収領域とを備える、鉄道車両。
  11. 前記第2の衝撃吸収領域は、前記第1の衝撃吸収領域よりも大きな衝撃荷重を受けたときに変形を開始する、請求項10に記載の鉄道車両。
  12. 運転席を含む運転室をさらに備え、
    前記第1の衝撃吸収領域は、前記運転室上部の車体に設けられ、
    前記第2の衝撃吸収領域は、前記運転席の前方に設けられる、請求項11に記載の鉄道車両。
JP2010531746A 2009-03-25 2010-03-25 鉄道車両 Expired - Fee Related JP4982611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010531746A JP4982611B2 (ja) 2009-03-25 2010-03-25 鉄道車両

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009073523 2009-03-25
JP2009073523 2009-03-25
JP2009134634 2009-06-04
JP2009134634 2009-06-04
PCT/JP2010/002151 WO2010109891A1 (ja) 2009-03-25 2010-03-25 鉄道車両
JP2010531746A JP4982611B2 (ja) 2009-03-25 2010-03-25 鉄道車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4982611B2 true JP4982611B2 (ja) 2012-07-25
JPWO2010109891A1 JPWO2010109891A1 (ja) 2012-09-27

Family

ID=42780587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010531746A Expired - Fee Related JP4982611B2 (ja) 2009-03-25 2010-03-25 鉄道車両

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8701566B2 (ja)
EP (1) EP2412599B1 (ja)
JP (1) JP4982611B2 (ja)
CN (1) CN102015407B (ja)
HK (1) HK1156285A1 (ja)
WO (1) WO2010109891A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5584597B2 (ja) * 2010-11-19 2014-09-03 川崎重工業株式会社 鉄道車両の排障装置
CA2857935C (en) * 2011-12-02 2016-01-26 Nippon Sharyo, Ltd. Rolling stock
US9242656B2 (en) * 2012-02-21 2016-01-26 Nippon Sharyo, Ltd. Rolling stock
JP5886669B2 (ja) 2012-03-28 2016-03-16 川崎重工業株式会社 鉄道車両
AT513364B1 (de) * 2012-09-13 2014-06-15 Siemens Ag Oesterreich Schienenfahrzeug mit Crashausrüstung
JP6039359B2 (ja) * 2012-10-24 2016-12-07 近畿車輌株式会社 鉄道車両の先頭衝撃吸収構造
JP6393458B2 (ja) * 2013-08-01 2018-09-19 川崎重工業株式会社 鉄道車両の先頭構造
US9701323B2 (en) 2015-04-06 2017-07-11 Bedloe Industries Llc Railcar coupler
GB201522419D0 (en) * 2015-12-18 2016-02-03 Hitachi Ltd Railway vehicle provided with collision energy absorption structure
GB201522424D0 (en) * 2015-12-18 2016-02-03 Hitachi Ltd Railway vehicle provided with collision energy absorption structure
JP7157646B2 (ja) * 2018-12-14 2022-10-20 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP7157653B2 (ja) * 2018-12-20 2022-10-20 日本車輌製造株式会社 鉄道車両

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07186951A (ja) * 1993-11-25 1995-07-25 Gec Alsthom Transport Sa 緩衝装置と緩衝方法、そのような緩衝装置を備える車体枠および車両
EP0952063A1 (de) * 1998-04-22 1999-10-27 DWA Deutsche Waggonbau GmbH Sicherheitseinrichtung für Fahrzeugführer von Schienenfahrzeugen
JP2000264203A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Railway Technical Res Inst 鉄道車両における衝撃吸収構造及び衝撃吸収方法
JP2001048016A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両用構体
JP2002225704A (ja) * 2000-12-18 2002-08-14 Alstom 車両のフレーム上方における衝突に対処するようにしたエネルギー吸収構造物が設けられた運転室を有する鉄道車両
JP2004268694A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Hitachi Ltd 軌条車両
JP2005053306A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の先頭部構体
US20070261591A1 (en) * 2006-05-09 2007-11-15 Raul V. Bravo & Associates, Inc. Passenger rail car

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4696238A (en) * 1985-10-28 1987-09-29 Acf Industries, Incorporated End structure for railway car
DE19720329C1 (de) * 1997-05-15 1998-11-05 Abb Daimler Benz Transp Schienenfahrzeug mit Stoßverzehrelementeinrichtung
GB2411632A (en) * 2004-03-01 2005-09-07 Bombardier Transp Gmbh Rail vehicle cabin with yieldable parts
AT501690A1 (de) 2004-09-03 2006-10-15 Siemens Transportation Systems Aufreitschutz für schienenfahrzeuge
KR100831653B1 (ko) * 2006-11-29 2008-05-23 현대로템 주식회사 전동차의 단부 프레임 구조
JP4913625B2 (ja) 2007-02-21 2012-04-11 東日本旅客鉄道株式会社 鉄道車両構体
ITTO20070443A1 (it) 2007-06-20 2008-12-21 Ansaldobreda Spa Elemento collassabile per assorbire energia in caso di urto in un veicolo ferroviario

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07186951A (ja) * 1993-11-25 1995-07-25 Gec Alsthom Transport Sa 緩衝装置と緩衝方法、そのような緩衝装置を備える車体枠および車両
EP0952063A1 (de) * 1998-04-22 1999-10-27 DWA Deutsche Waggonbau GmbH Sicherheitseinrichtung für Fahrzeugführer von Schienenfahrzeugen
JP2000264203A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Railway Technical Res Inst 鉄道車両における衝撃吸収構造及び衝撃吸収方法
JP2001048016A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両用構体
JP2002225704A (ja) * 2000-12-18 2002-08-14 Alstom 車両のフレーム上方における衝突に対処するようにしたエネルギー吸収構造物が設けられた運転室を有する鉄道車両
JP2004268694A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Hitachi Ltd 軌条車両
JP2005053306A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の先頭部構体
US20070261591A1 (en) * 2006-05-09 2007-11-15 Raul V. Bravo & Associates, Inc. Passenger rail car

Also Published As

Publication number Publication date
EP2412599B1 (en) 2017-06-07
US20120097066A1 (en) 2012-04-26
WO2010109891A1 (ja) 2010-09-30
JPWO2010109891A1 (ja) 2012-09-27
HK1156285A1 (en) 2012-06-08
CN102015407A (zh) 2011-04-13
EP2412599A1 (en) 2012-02-01
US8701566B2 (en) 2014-04-22
EP2412599A4 (en) 2014-01-01
CN102015407B (zh) 2013-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4982611B2 (ja) 鉄道車両
EP1854694B1 (en) Railway vehicle with energy absorbing structure
JP5821334B2 (ja) フロントアンダーランプロテクタ
JP2010052729A (ja) 自動車の前部構造
JP4875558B2 (ja) 車体フレーム構造
JP4449758B2 (ja) 車体構造
JP4875559B2 (ja) 車体フレーム構造
KR100974748B1 (ko) 자동차의 범퍼 백빔 구조
JP6325062B2 (ja) 衝突エネルギ吸収構造を備えた鉄道車両
KR20100107035A (ko) 하나 이상의 에너지 흡수 부재를 구비한, 차량의 정면을 형성하기 위한 헤드부
JP2004268694A (ja) 軌条車両
JP4856740B2 (ja) 車体前部構造
JP5923252B2 (ja) 鉄道車両の先頭衝撃吸収構造
JP2007008346A (ja) 車両後部構造
KR100978216B1 (ko) 차량용 범퍼빔 유닛
JP2019025945A (ja) キャブオーバー型車両の車体前部構造
JP2007501727A (ja) 多用途車用の運転室
JP4810250B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP4279628B2 (ja) 鉄道車両の緩衝装置
JP6960833B2 (ja) 鉄道車両
JP5798829B2 (ja) 鉄道車両の先頭衝撃吸収構造
JP4315861B2 (ja) 連接車における車体間の衝撃吸収構造
JP5218666B2 (ja) 車体構造
JP5318661B2 (ja) 衝撃吸収装置及び車両
KR19980027993A (ko) 자동차의 사이드실 측면강성 보강구조

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4982611

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees