JP2009008376A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内に給気を行う場合に、天井面や壁面に汚れが付着するという課題があり、常時給気の時には、粉塵の除去に十分なフィルターを経由し、臨時換気の時は、通風抵抗の少ないフィルターを経由して天井面や壁面に向けずに給気して、汚れを付着させないことを目的としている。
【解決手段】常時給気口を通過する外気は、粉塵を除去する給気清浄フィルターを通過し、臨時給気口を通過する外気はフィルターなし、または通風抵抗の低い簡易フィルターを通過する構成としたものであり、常時給気の時には、粉塵を除去することに十分なフィルターを通過することで、粉塵を除去して、天井面や壁面に汚れが付着することを防止でき、給気の換気量を増加するときは、通風抵抗の少ないフィルターを通過する風路の構成とすることで、圧力損失が少なくすることができ、給気の換気量を増加することができるという作用を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、居室等の室内環境を換気装置により24時間常時換気を行う換気装置に関するものである。
従来、この種の換気装置は、高気密高断熱住宅等の気密性の高い住宅の換気システムの強制給気手段として実施する方式のものが知られている。
以下、その換気装置の一例について図15を参照しながら説明する。
図15に示すように、ファン101を備えたファン部102を有し、このファン部102の空気吹出側の端部102aに、フィルターを内装したフィルター枠部103、及び空気吹出口105を有するルーバー部104が順次配設された給気ファン装置であって、ファン部の外郭外側に温度検知手段107が設けられるとともに、この温度検知手段107が検知する温度を監視し、検知温度に基づいてファンの回転数を調節するファン制御手段108を備えた構成となっている。例えば、特許文献1参照。
これにより、室外の空気をフィルターで十分に清浄してファン部102により給気をする給気装置を実現する構成となっている。そして、冬期などの低温時の給気による結露に留意してファンの常時換気の運転よりも風量が少ない運転はできるが、常時換気以上の風量を増加することはできない。
特開2000ー274757号公報
このような従来の換気装置では、室内に給気を行う場合に、居住者に直接給気の風があたるとドラフト感が発生することがあるため、壁面に沿って風を吹き出すが、十分なフィルターの設置をしないと天井面や壁面に汚れが付着するという課題があり、また粉塵を除去することに十分なフィルターを設置すると通風抵抗が大きすぎて常時換気以上の換気量まで増やせないという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、常時換気の時には、粉塵を除去することに十分なフィルターを設置することで、天井面や壁面に汚れが付着しないことができ、また、外気の冷気を室内に導入して冷風感を与えるなど室内を冷房したい時には、ドラフト感を考慮する必要が無いので、通風抵抗の少ない別のフィルターを経由して室内側の中央に外気を流入することで、人に冷風感を与え、天井面や壁面を汚すことなく、省エネにして、常時換気以上の換気量に切り替えて増やすことができる換気装置を提供することを目的としている。
本発明の換気装置は、上記目標を達成するため、室内外を連通させる円筒状の開口部に室内側から挿入して装着する風洞を備え、前記風洞内に室内側と室外側を連通する給気経路を備え、前記給気経路の中に給気羽根車と前記給気羽根車を回転させる給気駆動用モータを備え、前記給気駆動用モータは回転数を可変できる構成であり、室内側に前記風洞を覆い隠すカバーを備え、室内に外気を導入するための前記カバーに設置された一つまたは複数の常時給気口と一つまたは複数の臨時給気口を備え、常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替える切替手段を備え、前記常時給気口を通過する外気は、前記切替手段により粉塵を除去する給気清浄フィルターを通過し、前記臨時給気口を通過する外気は、前記切替手段により、フィルターなし、または前記給気清浄フィルターよりも通風抵抗の低い簡易フィルターを通過するとともに設置される壁面に対して略鉛直に給気する構成としたことを特徴とする。
そして、本発明によれば常時給気の時には、粉塵を除去することに十分なフィルターを設置することで、天井面や壁面に汚れが付着しないとともに通風抵抗の少ない別のフィルターを経由して室内側に外気を流入することで、省エネにして、常時換気以上の換気量まで増やすことができる換気装置が得られる。
また、外気温度を検知する外気温検知手段と室内温度を検知する室内温検知手段とを備え、前記外気温検知手段と前記室内温検知手段から検出した外気温度と室内温度を読み取り運転条件を制御する制御部を備え、外気温度が定められた基準温度以上であり、外気温度が室内温度よりも所定の温度以上低い場合は、切替手段を自動で常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替え、かつ給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加する構成としたことを特徴とする。
また、室外温度と室内温度の差が基準温度差以上となった場合に給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加することで給気量を増大して、排気羽根車と排気駆動用モータを停止することを特徴とする。
また、カバーを形成する面の一部であり切替手段であるダンパを備え、前記ダンパと連結され、前記ダンパを稼働させるモータおよびダンパ駆動軸を備え、臨時給気口から吹き出す風の方向や風量を調節できるように、前記ダンパの開口度を可変できる構成としたことを特徴とする。
また、ダンパを開閉する時間を0.5秒以上とすることで、ダンパの開閉時の騒音を低減したことを特徴とする。
また、複数の直交するダンパ駆動軸の片側端部または両側端部にかさ歯車を接続し、かさ歯車どうしを噛み合わせて、複数のダンパを一つのモータで駆動できるように構成したことを特徴とする。
また、常時給気口のみを使用している場合に、給気羽根車の風圧や外気の突風によりダンパが開かないように、モータに保持力を持たせたことを特徴とする。
また、ダンパ駆動軸と略直交するように、臨時給気口の付近に定められた軸を中心に回転可能な複数のルーバーを備え、臨時給気口からの通風の方向を変化させる構成したことを特徴とする。
また、常時給気口から吹き出す風は、壁面に沿った方向に吹き出すように構成としたことを特徴とする。
また、臨時給気口を使用した運転の際には、給気羽根車の回転数を一定の周期を持って変化させる構成としたことを特徴とする。
また、臨時給気口を使用した運転の際には、一定周期を持ってダンパまたはルーバーを往復運動する構成としたことを特徴とする。
また、使用者が常時給気口を使用した運転と臨時給気口を使用した運転を自由に切り替えができるように切り替えスイッチを備えたことを特徴とする。
また、手動で常時給気口を閉じることができる非常シャッターを備え、前記非常シャッターを閉じたときに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止させ、切替手段であるカバーが閉じている場合は、カバーを動作できないようにロックさせ、臨時給気口を封鎖する構成したことを特徴とする。
また、非常シャッターを閉じたときに、切替手段であるダンパが開いている場合は、前記ダンパを動作して臨時給気口を封鎖するとともに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止する構成としたことを特徴とする。
また、風洞内に室内側と室外側を連通して、それぞれ独立する給気経路と排気経路を備え、前記排気経路の中に排気羽根車と排気駆動用モータを備え、同時に給気と排気を行うことができる構成としたことを特徴とする。
また、運転を開始してから一定期間を過ぎたときに、本体を掃除するようにサインを表示できる構成としたことを特徴とする。
また、運転を開始してから一定期間を過ぎたときに、給気清浄フィルターおよび簡易フィルターの交換のサインを別々に表示できる構成としたことを特徴とする。
また、給気羽根車の回転数を検知して、回転数が一定範囲以上変化した場合に、給気清浄フィルターおよび簡易フィルターの交換のサインを別々に表示できる構成としたことを特徴とする。
また、外気温検知手段と室内温検知手段により測定された室内と室外の温度を表示できるインジケータを備えたことを特徴とする。
また、室外と室内の温度を測定するサーミスタを備え、室内と室外の温度を表示できるインジケータを持つ構成としたことを特徴とする。
また、エアコンと連動する機能をもつ端子を備え、エアコンの運転や停止を制御する信号を出力する構成としたことを特徴とする。
また、本体前面部に人体を感知する人体感知センサーを設け、臨時給気口から吹き出す風が、前記人体感知センサーにより感知された人体に向かって気流を発生させる構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、室内外を連通させる円筒状の開口部に室内側から挿入して装着する風洞を備え、前記風洞内に室内側と室外側を連通する給気経路を備え、前記給気経路の中に給気羽根車と前記給気羽根車を回転させる給気駆動用モータを備え、前記給気駆動用モータは回転数を可変できる構成であり、室内側に前記風洞を覆い隠すカバーを備え、室内に外気を導入するための前記カバーに設置された一つまたは複数の常時給気口と一つまたは複数の臨時給気口を備え、常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替える切替手段を備え、前記常時給気口を通過する外気は、前記切替手段により粉塵を除去する給気清浄フィルターを通過し、前記臨時給気口を通過する外気は、前記切替手段により、フィルターなし、または前記給気清浄フィルターよりも通風抵抗の低い簡易フィルターを通過するとともに設置される壁面に対して略鉛直に給気する構成としたことにより、給気の換気量を増加できることで、外気温度が室内の温度よりも低くなったときに、窓を開けずに直接外気、あるいは外気の冷気を人の居住領域に導入することができ、例えば、就寝時に人が発熱する熱量の分だけ外気、あるいは外気の冷気を導入して快適な睡眠の手助けをすることができ、人に冷風感を与え、夜間に窓を開けることがないため、省エネにして防犯にも役立つという効果のある換気装置を提供できる。
また、外気温度を検知する外気温検知手段と室内温度を検知する室内温検知手段とを備え、前記外気温検知手段と前記室内温検知手段から検出した外気温度と室内温度を読み取り運転条件を制御する制御部を備え、外気温度が定められた基準温度以上であり、外気温度が室内温度よりも所定の温度以上低い場合は、切替手段を自動で常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替え、かつ給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加する構成としたことにより室外の空気を十分に取り入れることで、エアコンを動作せず、かつ夜間に窓を開ける必要がないため、省エネでかつ睡眠中に寝苦しくなることがないという効果のある換気装置を提供できる。
また、室外温度と室内温度の差が基準温度差以上となった場合に給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加することで給気量を増大して、排気羽根車と排気駆動用モータを停止する構成としたことにより、外気冷房を行う給気専用の換気扇として使用され、排気羽根車と排気駆動用モータに使用する電力を節約することができる。
また、カバーを形成する面の一部であり切替手段であるダンパを備え、前記ダンパと連結され、前記ダンパを稼働させるモータおよびダンパ駆動軸を備え、臨時給気口から吹き出す風の方向や風量を調節できるように、前記ダンパの開口度を可変する構成としたことにより、暑く寝苦しく気流感が必要なときは、ダンパを大きく開口させて室外の空気を十分に取り入れ、部屋を適度に涼しくしたいが気流感が不要なときはダンパを小さく開口して風量を少なくして、居住者を快適にするという効果のある換気装置を提供できる。
また、ダンパを開閉する時間を0.5秒以上とすることで、ダンパの開閉時の騒音を低減したことにより、眠っているときに常時給気から臨時給気に切り替わったときにも、ダンパの開閉による音により、目を覚ますことがないという効果のある換気装置を提供できる。
また、複数の直交するダンパ駆動軸の片側端部または両側端部にかさ歯車を接続し、かさ歯車どうしを噛み合わせて、複数のダンパを一つのモータで駆動できるように構成したことにより、室内側の余分なスペースを必要としないため、居住者に圧迫感を与えることがなく、設置する場所を選ばないという効果のある換気装置を提供できる。
また、常時給気口のみを使用している場合に、給気羽根車の風圧や外気の突風によりダンパが開かないように、モータに保持力を持たせたことにより、常時給気だけを行い、臨時給気口を開口したくないときにもダンパが容易に開くことがなく、また台風や突風などの外風圧が大きなときにもダンパが開くことがないという効果のある換気装置を提供できる。
また、ダンパ駆動軸と略直交するように、臨時給気口の付近に定められた軸を中心に回転可能な複数のルーバーを備え、臨時給気口からの通風の方向を変化させる構成としたことにより、部屋全体に涼しい風を周期的に当てることができ、居住者を快適にするという効果のある換気装置を提供できる。
また、常時給気口から吹き出す風は、壁面に沿った方向に吹き出すように構成したことにより、季節や室内と室外の温度により、コールドドラフトを回避したり、涼しい風を積極的に居住者に当てたりを調節して、居住者を快適にするという効果のある換気装置を提供できる。
また、臨時給気口を使用した運転の際には、給気羽根車の回転数を一定の周期を持って変化させる構成としたことにより、給気の風が常に均一で当たるよりも、1/fの周期のゆらぎなどの効果を持たせることで、居住者をリラックスさせるという効果のある換気装置を提供できる。
また、臨時給気口を使用した運転の際には、一定周期を持ってダンパまたはルーバーを往復運動する構成としたことにより、部屋全体に涼しい風を周期的に当てることができ、居住者を快適にするという効果のある換気装置を提供できる。
また、使用者が常時給気口を使用した運転と臨時給気口を使用した運転を自由に切り替えができるように切り替えスイッチを備えたことにより、室外の空気が冷えていても、湿度が高くて不快なときには、臨時給気をやめて、常時給気に切り替えて、エアコンを使用して部屋の温度や湿度を調節するという効果のある換気装置を提供できる。
また、手動で常時給気口を閉じることができる非常シャッターを備え、前記非常シャッターを閉じたときに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止させ、切替手段であるカバーが閉じている場合は、カバーを動作できないようにロックさせ、臨時給気口を封鎖する構成したことにより、常時給気口の非常シャッターを閉じるだけで、余分な操作をすることがないため、閉め忘れなどを防止するという効果のある換気装置を提供できる。
また、非常シャッターを閉じたときに、切替手段であるダンパが開いている場合は、前記ダンパを動作して臨時給気口を封鎖するとともに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止する構成としたことにより、常時給気口の非常シャッターを閉じるだけで、余分な操作をすることがないため、閉め忘れなどを防止するという効果のある換気装置を提供できる。
また、風洞内に室内側と室外側を連通して、それぞれ独立する給気経路と排気経路を備え、前記排気経路の中に排気羽根車と排気駆動用モータを備え、同時に給気と排気を行うことができる構成としたことにより、住宅の気密性などによらず安定した換気を行えることで、室内の有害物質を有効に排除して、新鮮な外気を取り入れるという効果のある換気装置を提供できる。
また、運転を開始してから一定期間を過ぎたときに、本体を掃除するようにサインを表示できる構成としたことにより、定期的にメンテナンスをしてもらうことで、換気装置の寿命を延長したり、換気の性能を確保できるという効果のある換気装置を提供できる。
また、運転を開始してから一定期間を過ぎたときに、給気清浄フィルターおよび簡易フィルターの交換のサインを別々に表示できる構成としたことにより同様の効果のある換気装置を提供できる。
また、給気羽根車の回転数を検知して、回転数が一定範囲以上変化した場合に、給気清浄フィルターおよび簡易フィルターの交換のサインを別々に表示できる構成としたことにより同様の効果のある換気装置を提供できる。
また、臨時給気口を使用した運転の時には、運転していることがわかるようにサインを表示できる構成としたことにより、目に見えない換気の効果を実感できるという効果のある換気装置を提供できる。
また外気温検知手段と室内温検知手段により測定された室内と室外の温度を表示できるインジケータを備えたことにより、臨時換気の必要性を実感できるという効果のある換気装置を提供できる。
また、エアコンと連動する機能をもつ端子を備え、エアコンの運転や停止を制御する信号を出力する構成としたことにより、エアコンが不要な場合は、省エネを考慮して運転をしたり、外気の温度状況によっては、快適性を保つためエアコンを運転させるなどの状況に応じた制御をするという効果のある換気装置を提供できる。
また、本体前面部に人体を感知する人体感知センサーを設け、臨時給気口から吹き出す風が、前記人体感知センサーにより感知された人体に向かって気流を発生させる構成としたことにより、使用者に気流感をもたせて、快適な状況をつくるという効果のある換気装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、室内外を連通させる円筒状の開口部に室内側から挿入して装着する風洞を備え、前記風洞内に室内側と室外側を連通する給気経路を備え、前記給気経路の中に給気羽根車と前記給気羽根車を回転させる給気駆動用モータを備え、前記給気駆動用モータは回転数を可変できる構成であり、室内側に前記風洞を覆い隠すカバーを備え、室内に外気を導入するための前記カバーに設置された一つまたは複数の常時給気口と一つまたは複数の臨時給気口を備え、常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替える切替手段を備え、前記常時給気口を通過する外気は、前記切替手段により粉塵を除去する給気清浄フィルターを通過し、前記臨時給気口を通過する外気は、前記切替手段により、フィルターなし、または前記給気清浄フィルターよりも通風抵抗の低い簡易フィルターを通過するとともに設置される壁面に対して略鉛直に給気する構成としたものであり、常時給気の時には、ドラフト感がないように壁面に沿った風を吹きだしてして、粉塵を除去することに十分なフィルターを通過する風路の構成とすることで、粉塵を除去し天井面や壁面に汚れが付着することを防止できる。
そして、夏の暑いときに居住者が冷風感を得るために給気の換気量を増加したいときには、切換手段を用いて通風抵抗の少ない必要最低限のフィルターを通過させて、部屋の中央に風を吹きだす風路の構成とすることで、圧力損失が少なくすることができ、また、ドラフト感を考慮する必要が無いので天井面や壁面に沿って吹出さずに壁面に対して略鉛直に給気することで、人の居住者領域、人に直接外気、あるいは外気の冷気を給気でき、天井面や壁面を汚さず、省エネにして、給気の換気量を増加することができ、居住者に冷風感を与えるという作用を有する。
また、本発明の請求項2記載の発明は、外気温度を検知する外気温検知手段と室内温度を検知する室内温検知手段とを備え、前記外気温検知手段と前記室内温検知手段から検出した外気温度と室内温度を読み取り運転条件を制御する制御部を備え、外気温度が定められた基準温度以上であり、外気温度が室内温度よりも所定の温度以上低い場合は、自動で切替手段により、常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替え、かつ給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加する構成としたものであり、夏の暑いときに、臨時給気を行い、眠っている間に室外の温度が下がった場合に、ダンパを自動で開閉できるようにすることで、室外の空気を十分に取り入れることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項3記載の発明は、室外温度と室内温度の差が基準温度差以上となった場合に給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加することで給気量を増大して、排気羽根車と排気駆動用モータを停止するものであり、排気羽根車と排気駆動用モータを停止することによる電力を節約できるという作用を有する。
また、本発明の請求項4記載の発明は、カバーを形成する面の一部であり切替手段であるダンパを備え、前記ダンパと連結され、前記ダンパを稼働させるモータおよびダンパ駆動軸を備え、臨時給気口から吹き出す風の方向や風量を調節できるように、前記ダンパの開口度を可変する構成としたものであり、夏の暑いときに、臨時給気を行い、ダンパを可変して動作させることで、部屋全体に涼しい風が行き渡り、居住者に気流感をもたせたり、気流感が不要なときは、ダンパを少し閉じて抵抗を与えて、風量を少なく調節することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項5記載の発明は、ダンパを開閉する時間を0.5秒以上とすることで、ダンパの開閉時の騒音を低減したものであり、眠っているときに、臨時給気を行う場合、モータをゆっくりと動かして、ダンパを開閉させることで、ダンパの開閉時の音を少なくすることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項6記載の発明は、複数の直交するダンパ駆動軸の片側端部または両側端部にかさ歯車を接続し、かさ歯車どうしを噛み合わせて、複数のダンパを一つのモータで駆動できるように構成したものであり、臨時給気を行う場合に、ダンパの駆動をひとつのモータで実施することで、室内側の本体のサイズを小型にすることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項7記載の発明は、常時給気口のみを使用している場合に、給気羽根車の風圧や外気の突風によりダンパが開かないように、モータに保持力を持たせたものであり、モータをギアを内蔵したステッピングモータなどを使用することで、必要のないときにダンパが開かないように、ダンパを保持する力を持たせることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項8記載の発明は、ダンパ駆動軸と略直交するように、臨時給気口の付近に定められた軸を中心に回転可能な複数のルーバーを備え、臨時給気口からの通風の方向を変化させる構成としたものであり、臨時給気を行う場合に、涼しい風があたらないときに、ルーバーを可変して、いろいろな方向に涼しい風が当たるようにすることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項9記載の発明は、常時給気口から吹き出す風は、壁面に沿った方向に吹き出すように構成したものであり、常時給気の時には、居住者に換気による風が気にならないように吹き出して、冬の寒いときに居住者にコールドドラフトをあたえないようにすることができるとともに、夏の暑いときには、臨時給気により、室内よりも室外が冷えているときは、壁面に沿った方向ではなく、十分な風を居住者のいる部屋の中央に吹き出して、涼しい気流をあたえることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項10記載の発明は、臨時給気口を使用した運転の際には、給気羽根車の回転数を一定の周期を持って変化させる構成としたものであり、臨時給気を行う際に、給気風量を一定の周期で増加させたり、低下させたりすることでゆらぎを実現できるという作用を有する。
また、本発明の請求項11記載の発明は、臨時給気口を使用した運転の際には、一定周期を持ってダンパまたはルーバーを往復運動させる構成としたものであり、臨時給気を行う場合に、涼しい風があたらないときに、ダンパやルーバーを可変して、いろいろな方向に涼しい風が当たるようにすることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項12記載の発明は、使用者が常時給気口を使用した運転と臨時給気口を使用した運転を自由に切り替えができるように切り替えスイッチを備えたものであり、常時給気と臨時給気を居住している使用者が、自分の意思で切り替えることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項13記載の発明は、手動で常時給気口を閉じることができる非常シャッターを備え、前記非常シャッターを閉じたときに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止させ、切替手段であるカバーが閉じている場合は、カバーを動作できないようにロックさせ、臨時給気口を封鎖する構成したものであり、使用者が台風などの場合に、運転を停止したときに、常時給気口を非常シャッターで閉めるだけで、臨時給気口を封鎖するカバーをロックして開口しないようにすることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項14記載の発明は、非常シャッターを閉じたときに、切替手段であるダンパが開いている場合は、前記ダンパを動作して臨時給気口を封鎖するとともに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止する構成としたものであり、使用者が台風などの場合に、運転を停止したときに、常時給気口を非常シャッターで閉めるだけで、臨時給気口のカバーが開いている場合は、動作して臨時給気口を封鎖して開口しないようにすることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項15記載の発明は、風洞内に室内側と室外側を連通して、それぞれ独立する給気経路と排気経路を備え、前記排気経路の中に排気羽根車と排気駆動用モータを備えて、同時に給気と排気を行うことができる構成としたものであり、給気と排気を同時に行うことで、住宅の気密性による換気量の影響を低減させることができるという作用を有する。
また本発明の請求項16から請求項18記載の発明は、運転を開始してから一定期間を過ぎたときに、本体を掃除するようにサインを表示できる構成としたものであり、掃除や交換のサインを表示できるようにすることで、使用者が掃除やメンテナンスの忘れを防ぐことができるという作用を有する。
また、本発明の請求項19記載の発明は、臨時給気口を使用した運転の時には、運転していることがわかるようにサインを表示できる構成としたものであり、動作状況の違いを明確にすることで、使用者が換気装置の運転の確認を簡単にできるという作用を有する。
また、本発明の請求項20記載の発明は、室外と室内の温度を測定するサーミスタを備え、室内と室外の温度を表示できるインジケータを持つ構成としたものであり、室外と室内の温度を表示することで、使用者が換気装置の運転の確認を簡単にできるという作用を有する。
また、本発明の請求項21記載の発明は、エアコンと連動する機能をもつ端子を備え、エアコンの運転や停止を制御する信号を出力する構成としたものであり、エアコンと連動して換気装置を運転することで、エアコンの運転の必要あるいは不要であるかを換気装置にて制御できるという作用を有する。
また、本発明の請求項22記載の発明は、本体前面部に人体を感知する人体感知センサーを設け、臨時給気口から吹き出す風が、前記人体感知センサーにより感知された人体に向かって気流を発生させる構成としたものであり、使用者がいるときに、臨時換気口からの外気の流入方向を制御できるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の換気装置の構成を示す側面断面図、図2は本発明の実施の形態1の換気装置の構成を示す斜視断面図、図3は本発明の実施の形態1の換気装置の常時換気の状態を示す斜視図、図4は本発明の実施の形態1の換気装置の臨時換気の状態を示す斜視図である。
図1から図4に示すように、例えば、室内と室外を連通するようにVU管の呼び径150相当のパイプが挿入できる円筒状の開口部を壁面に貫通するように開け、室内側から挿入して装着する換気装置を設けている。
換気装置は、例えば、外郭2を構成する風洞3と、この風洞3内で2種類の羽根車(給気羽根車4と排気羽根車5)と、この2種類の羽根車を各々回転させる2種類の駆動用モータ(給気駆動用モータ6と排気駆動用モータ7)により換気機能を果たす構成となっている。
換気装置は、例えば、直径約80mm相当の内周風路8を構成する入口内側風洞9を持ち、内周風路8の内側にプロペラファンまたはターボファンの形状をした排気羽根車5を設置している。
排気羽根車5と常時換気の排気量を満足するように回転の中心軸10で連結された排気駆動用モータ7を設けている。
また、排気羽根車5と回転の中心軸10が同一で、かつ排気羽根車5よりも直径が大きい給気羽根車4を排気羽根車5と排気駆動用モータ7よりも室外側に設置している。
給気羽根車4のボス部11の内周側は、連通する空洞となっており、排気羽根車5によって排気される空気を通過できる構成となっている。
給気羽根車4のボス部11は、内周風路8の直径相当となっており、内周風路8を構成する入口内側風洞9の端部と給気羽根車4のボス部11の端部は、1例として、1から3mm相当の空間が開いており、内周風路8を通過する排気空気と外郭2を構成する風洞3と一体となった外周風路12を通過する給気空気が混ざりにくく、かつ給気羽根車4が回転時に内周風路8に接触しないように構成されている。
給気羽根車4は、常時換気の風量を満足するとともに、更に風量を増大することができるように設定された給気駆動用モータ6を設けている。
室内側には、屋外の空気を流入するときに外気のほこりや花粉などを除去する機能を持つ給気清浄フィルター13を室内側に設置されたカバー14の常時換気用の常時給気口15に設置して、室内を清浄な状態に保つ働きをして、天井面や壁面が汚れないようになっている。
給気羽根車4と給気駆動用モータ6の回転数を増加させて風量を上昇させた臨時給気を行う際に空気が流入する臨時給気口16は、常時給気口15とは別にカバー14の一部に設置されている。
排気の通路には、室内の異物を混入して排気羽根車5を破損しないために室内側の排気フィルター17をカバー14の排気口18に設置する構成になっている。
給気清浄フィルター13と排気フィルター17はともに、室内側から簡単に取り外すことができ、メンテナンスが容易にできるようになっている。給気清浄フィルター13としては、ほこりや花粉が除去できればよく、例えば、静電フィルターや中性能フィルターなどである。
臨時給気口16には、1例として網戸のような虫が除去できる程度の通風抵抗の低い簡易フィルター19を設置しており、外気が臨時給気口16を通過しない、すなわち臨時給気口16を使用しないときには、切替手段であるダンパ20が閉じた状態で設置されている。
つぎに、本実施の形態1における動作を説明する。切替手段であるダンパ20により、常時給気口15と臨時給気口16のどちらかに外気の通過経路を切り替える。例えば、ダンパ20を閉じれば、外気の通過経路を常時給気口15として外気を常時給気口15から室内に給気し、ダンパ20を開口すれば、外気の通過経路を臨時給気口16として外気を臨時給気口16から室内に給気し、ダンパ20の開閉により、常時給気口15と臨時給気口16のどちらかに外気の通過経路を切り替える。
換気装置は、住宅の壁面に設置されており、住宅の常時換気を行うため、切替手段であるダンパ20が閉じた状態で、風洞3の中の内周風路8を使って、排気羽根車5と排気駆動用モータ7を動作させて、室内側にある排気口18から室内の空気が排気され、室内にある有害物質(一例としてホルムアルデヒド)を室外に排出して、居住する人の健康を維持するものである。
また、外周風路12を使って、給気羽根車4と給気駆動用モータ6を動作させて、室外の空気を室内側にある常時給気口15から給入する。これにより給気と排気の風量のバランスをとり、室内と室外の静圧差が生じないようにして、部屋の気密の状況により換気が不十分になることを防ぐものである。
そして、夏場の夜間に、外気の冷えた空気を導入して室内を涼しくできるように、切替手段であるダンパ20を開口して部屋の中央に気流を吹き出すように方向を向けることで天井面や壁面を汚すことがなく、省エネにして、臨時給気口16にある簡易フィルター19を経由して臨時給気を行う。
臨時給気を行う際には、外周風路12を給気される空気は通過、すなわち給気される空気は外周風路12を使用するが、外周風路12は内周風路8と比較して断面積が大きいので、給気羽根車4と給気駆動用モータ6の回転速度を向上して、外周風路12を通過する風量を増加することができるものである。
なお、排気羽根車5および排気駆動用モータ7を付属せず、給気だけを行う構成でも、常時換気を満足するが、排気羽根車5および排気駆動用モータ7を付属して、同時に給気と排気を行うほうが住宅の気密性などに依存しないため、安定した換気をすることができる。
ここで、室外温度が室内温度よりも低くなった場合は、外気冷房が可能となり、例えば室外温度と室内温度の差が基準温度差(一例として室内温度―室外温度=2K)が付いた場合には、外気冷房をする条件が整い、給気羽根車4と給気駆動用モータ6の回転速度を向上して、臨時給気を増加して外気冷房の効果を十分に得ることができる。
そして、給気羽根車4と給気駆動用モータ6の回転速度を向上して、外周風路12を通過する風量を増加するときに、排気羽根車5および排気駆動用モータ7は回転速度をそのままにしているため、内周風路8の静圧と外周風路12の静圧がアンバランスとなり、給気羽根車4と給気駆動用モータ6の回転速度の変化量が大きい場合には(一例として常時給気30m3/hに対して臨時給気120m3/hにした場合)、内周風路8と外周風路12の間の隙間から空気が短絡して、排気羽根車5および排気駆動用モータ7を動作している方が、有効換気量が低減する場合もある。このような場合は、排気羽根車5および排気駆動用モータ7を停止させることで、空気の短絡を防止して、有効換気量を比較的に多くすることができ、省エネに運転することができる。
また、排気羽根車5および排気駆動用モータ7を駆動すると音が発生するが、ダンパ20を閉鎖している常時給気では、ダンパ20による閉鎖による効果で、音のレベルが低いが、ダンパ20が開放する臨時給気の場合は、臨時給気口16から排気羽根車5および排気駆動用モータ7の発生する音が漏れる場合がある。したがって、排気羽根車5および排気駆動用モータ7を停止することで音の発生も抑えることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図5は本発明の実施の形態2の換気装置の構成を示す斜視断面図である。
図5に示すように、外気温度を検知する外気温検知手段としての外気検知サーミスタ21と室内温度を検知する室内温検知手段としての室内検知サーミスタ22とを備え、外気検知サーミスタ21と室内検知サーミスタ22から検出した外気温度と室内温度を読み取り、運転条件を制御する制御部23を備え、外気温度が冷たい空気を流入することによる結露などの危険性のない基準温度、例えば15〜20℃以上であり、外気温度が室内温度よりも所定の温度、例えば、2K以上低い場合は、外気を取り込む給気部の風量を増加させる構成としたものである。この2K以上の温度差が必要であるのは、風量が50〜150m3/hのときに、温度差と掛け合わせて比例した熱取得量が得られ、室内にいる人体の放熱量(おおよそ一人当たり50Wと考えると、寝室に在室者2名の場合はおよそ100W)よりも同じあるいは多くすることで省エネにして居住者の清涼感をえられるためである。
つぎに、本実施の形態2における動作を説明する。
夏場の夜間などの冷房設定温度(1例として27〜28℃)よりも室外の温度が2K以上下がった場合に、外気の空気を導入して、室内で発生する居住者の発熱量と外気による温度低下の熱取得量が同等となるようにするために、制御部23が判断し、自動で切替手段であるダンパ20を開口して、臨時給気口16にある簡易フィルター19を経由して臨時給気を行う。
なお、外気温検知手段と室内温検知手段は、室外温度と室内温度を測定でき、測定精度や耐久性を考慮すれば、熱電対などのその他の温度検知手段での温度検知でも良い。
また、エアコン(図示せず)との連動を行うため、空調設備との連携用の一般的な接続端子であるHA端子(図示せず)などを換気装置に付属させることで、室外の空気を流入する場合は、エアコン(図示せず)を停止させることもできるし、室外の温度が上がってきた場合は、臨時給気を停止して常時給気に運転を切り替えるとともに、エアコン(図示せず)を再度運転することもできる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、実施の形態1および実施の形態2と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図6は本発明の実施の形態3の換気装置のカバーの構成を示す斜視図、図7は本発明の実施の形態3の換気装置のダンパの閉じた状態を示す断面詳細図、図8は本発明の実施の形態3の換気装置のダンパの開いた状態を示す断面詳細図である。
図6から図8に示すように、切替手段であるダンパ20は、一例としてステッピングモータを使用したモータ24と、ダンパ20の一部を貫通した複数のダンパ駆動軸(第一のダンパ駆動軸26、第二のダンパ駆動軸27、第三のダンパ駆動軸28、第四のダンパ駆動軸29)によって自動で開閉自在に設置されており、臨時給気を行う際は臨時給気口16を開口するようにダンパ20を動作する構成となっている。
このときモータ24の軸に第一の平歯車25を接続しており、第一のダンパ駆動軸26の一つの端部に第二の平歯車36を接続してモータ24の力を伝達する構成となっており、第一のダンパ駆動軸26の他方の端部には第一のかさ歯車30が接続されており、第二のダンパ駆動軸27の一つの端部に接続された第二のかさ歯車31と第一のかさ歯車30が連動する構成になっている。
同様に第二のダンパ駆動軸27のもう一つの端部に接続された第三のかさ歯車32が、第三のダンパ駆動軸28、第四のダンパ駆動軸29と連動する構成になっている。第三のダンパ駆動軸28には、それぞれの両端に第四のかさ歯車33および第五のかさ歯車34が接続され、第四のダンパ駆動軸29には、ひとつの端部に第六のかさ歯車35が接続されており、複数のダンパ20を連動して動作させることができる。
この方法は、一例であり、ダンパ20の枚数やダンパ駆動軸の個数は、任意である。
つぎに、本実施の形態3における動作を説明する。
外気を通常よりも多く導入する場合に、モータ24に電源を入れ、モータ24とモータ24の軸に連接した第一の平歯車25を回転させる。すると第一のダンパ駆動軸26の一つの端部に連接した第二の平歯車36が連動して回転して、第一のダンパ駆動軸26を回転させる。第二のダンパ駆動軸27、第三のダンパ駆動軸28、第四のダンパ駆動軸29はそれぞれ第一のかさ歯車30、第二のかさ歯車31、第三のかさ歯車32、第四のかさ歯車33、第五のかさ歯車34、第六のかさ歯車35と連動して回転して、複数のダンパ20が開く。
このとき臨時給気口から吹き出す風の方向や風量を調節する場合は、モータ24の回転方向を変化させてダンパ20を稼動させる。
また、外気の温度が下がりすぎた場合や常時換気で十分な場合は、モータ24をダンパ20を開口する場合と逆回転させて、ダンパ20を閉じる。
この際、モータは、一例として、3〜5秒の間隔でゆっくりと開閉を行うため、開閉による騒音が気にならないようになっている。
なお、ダンパ20が開閉するときに、衝撃がないようにできれば時間の間隔は調整することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4は、実施の形態1から実施の形態3と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図9は本発明の実施の形態4の換気装置の構成を示す斜視図、図10は本発明の実施の形態4の換気装置の構成を示す斜視断面図である。
図9および図10に示すように、複数の臨時給気口16のそれぞれに設置されたダンパ20にあるダンパ駆動中心軸37と直交して設置され、ダンパ20と簡易フィルター19の間に複数のルーバー38を回転自在に設置している。
つぎに、本実施の形態4における動作を説明する。
例えば、冬場の寒い時期には、臨時給気口16を閉じるためダンパ20を閉じて、常時給気口15を通過させ、すなわち常時給気口15を使用して、壁面に沿った方向に気流をあたえることで、居住者にはコールドドラフによる寒気を感じないようにさせ、夏場の暑いときには、逆に積極的に居住者に冷たい外気の空気の気流を当てることで、快適性を向上させることが狙いである。
つまり、暑いときにはダンパ20やルーバー38を回転自在に動作させて、臨時給気口16から吹き出す風の方向を変更して、ダンパ20の開口度合いをモータ24の回転による調節で実現することと組み合わせて風向の調整をより詳細にすることで、居住者がどの場所にいても十分に気流を感じることができるようにしている。ダンパ20を動作させるモータ24(図示せず)と同様に、複数のルーバー38にも別途モータ(図示せず)を設置して連動するように構成すれば、ルーバー38も自在に往復運動させることができる。
さらに、人体を感知する人体感知センサー(図示せず)をカバー14のどこかに設置すれば、人体感知センサーにより感知された人体、すなわち居住者に追従して気流を当てる方向を制御することができる信号を得ることができ、居住者の快適性の向上に役立つことができる。人体感知センサーとしては、人体を感知、検知できればよく、例えば、焦電型赤外センサーなどがある。
快適性を向上するために、給気羽根車4の回転数を通常の臨時給気の状態まで上昇させた後に、給気羽根車4の回転数を低下させたり、増加させたりを一定の周期でくりかえすゆらぎ運転(一例として、1/fゆらぎといわれるパワーが周波数fに反比例するゆらぎ)を行うことで居住者をリラックスさせることができる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5は、実施の形態1から実施の形態4と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図11は本発明の実施の形態5の換気装置の構成を示す斜視図を示す。
図11に示すように、室内側に設置されたカバー14の一部に切り替えスイッチ39を付属しており、ダンパ20の開閉をできる構成となっている。
つぎに、本実施の形態5における動作を説明する。
切り替えスイッチ39により、常時給気運転と臨時給気運転を切り替えることができ、切り替えスイッチ39を切り替えると常時給気運転をしている場合は、ダンパ20が開き、臨時給気口16が開口して、給気羽根車4と給気駆動用モータ6が回転数を増加して、臨時給気運転を開始する。
また、臨時給気運転をしている場合は、切り替えスイッチ39を切り替えると、ダンパ20が閉じて、臨時給気口16を封鎖して、給気羽根車4と給気駆動用モータ6が回転数を低下させ、常時給気運転を開始し、外気は常時給気口15を通過して給気される。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6は、実施の形態1から実施の形態5と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図12は本発明の実施の形態6の換気装置の構成を示す斜視図を示す。
図12に示すように、換気装置の室内側に設置されているカバー14に位置する常時給気口15の開口部を緊急時などに閉鎖する非常シャッター40を備えている。
つぎに、本実施の形態6における動作を説明する。
台風や大雨などの場合に、室外側から雨水の浸入や突風などの影響を受けないように非常シャッター40を封鎖できるようになっており、換気装置が通常給気をしているときは、非常シャッター40が常時給気口15を閉じたときに、給気羽根車4と給気駆動用モータ6および排気羽根車5と排気駆動用モータ7が回転を停止して、換気運転を停止する。
そして、すでに閉じているダンパ20が風圧により開くことがないように、モータ24をロックしてダンパ20を保持する。
換気装置が臨時給気をしているときは、非常シャッター40が常時給気口15を閉じたときにダンパ20が動作して、臨時給気口16を封鎖するようになっている。そのときに、給気羽根車4と給気駆動用モータ6および排気羽根車5と排気駆動用モータ7が回転を停止して、換気運転を停止する。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7は、実施の形態1から実施の形態6と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図13は本発明の実施の形態7の換気装置の構成を示す斜視図を示す。
図13に示すように、換気装置の室内側に設置されているカバー14の室内側から見える面の一部にサイン表示部41を設置している。
サイン表示部41は、換気装置の掃除や給気清浄フィルター13、排気フィルター17、簡易フィルター19の交換を居住者に示すように構成されている。
つぎに、本実施の形態7における動作を説明する。
一例として、換気装置を住居に設置して運転を開始してから、一定期間、例えば、数週間から数ヶ月の期間(一例として2〜4週間)を経過したときに、例えばLEDやランプで構成されたサイン表示部41を点灯させて、換気装置の本体を掃除をする時期や、給気清浄フィルター13および簡易フィルター19の交換をする時期を、居住者に見えるようにしている。
また、よりレベルの高い方法として、実際の送風している期間や送風量が、給気羽根車4と給気駆動用モータ6の回転数と比例すると考えられ、給気駆動用モータ6の回転数を検知する検知手段(図示せず)を用いることで、給気清浄フィルター13、排気フィルター17、簡易フィルター19のどれかが目詰まりを起こすと、給気羽根車4または排気羽根車5の基準回転数から回転数が増加するため、これを検知して通常のサイン表示部41を点灯表示させる。
ある一定範囲以上(例えば初期出荷時の設定回転数から±10%以上)とするのは、製品に若干のバラツキがあるため、許容値を設定するためである。
ここで、掃除や部品の交換を行った後に、積算時間の算出時間はリセットされて、そこから一定期間後に何度も同様の表示をできるようにしているものである。
また、常時給気や臨時給気を行っているときも、居住者に換気装置の運転状況を知らせるためにサイン表示部41を別の色で表示させたりすることもできる。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8は、実施の形態1から実施の形態7と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図14は本発明の実施の形態8の換気装置の構成を示す斜視図を示す。
図14に示すように、換気装置の室内側に設置されているカバー14の室内側から見える面の一部にインジケータ42を設置している。
つぎに、本実施の形態8における動作を説明する。
外気温検知手段である外気検知サーミスタ21および室内温検知手段である室内検知サーミスタ22室内と室外の温度を測定できる構成であり、測定した温度をそれぞれインジケータ42に表示させるようにしている。
必要な清浄度や用途にあわせて、通過するフィルターを変更して、十分な機能や風量を得る構成は、空気調和装置やレンジフード、空気清浄機などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の換気装置の構成を示す側面断面図 同斜視断面図 本発明の実施の形態1の換気装置の常時換気の状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1の換気装置の臨時換気の状態を示す斜視図 本発明の実施の形態2の換気装置の構成を示す斜視断面図 本発明の実施の形態3の換気装置のカバーの構成を示す斜視図 本発明の実施の形態3の換気装置のダンパの閉じた状態を示す断面詳細図 本発明の実施の形態3の換気装置のダンパの開いた状態を示す断面詳細図 本発明の実施の形態4の換気装置の構成を示す斜視図 同斜視断面図 本発明の実施の形態5の換気装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態6の換気装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態7の換気装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態8の換気装置の構成を示す斜視図 従来の換気装置の構造を示す側面図
符号の説明
2 外郭
3 風洞
4 給気羽根車
5 排気羽根車
6 給気駆動用モータ
7 排気駆動用モータ
8 内周風路
9 入口内側風洞
10 中心軸
11 ボス部
12 外周風路
13 給気清浄フィルター
14 カバー
15 常時給気口
16 臨時給気口
17 排気フィルター
18 排気口
19 簡易フィルター
20 ダンパ
21 外気検知サーミスタ
22 室内検知サーミスタ
23 制御部
24 モータ
25 第一の平歯車
26 第一のダンパ駆動軸
27 第二のダンパ駆動軸
28 第三のダンパ駆動軸
29 第四のダンパ駆動軸
30 第一のかさ歯車
31 第二のかさ歯車
32 第三のかさ歯車
33 第四のかさ歯車
34 第五のかさ歯車
35 第六のかさ歯車
36 第二の平歯車
37 ダンパ駆動中心軸
38 ルーバー
39 切り替えスイッチ
40 非常シャッター
41 サイン表示部
42 インジケータ

Claims (22)

  1. 室内外を連通させる円筒状の開口部に室内側から挿入して装着する風洞を備え、前記風洞内に室内側と室外側を連通する給気経路を備え、前記給気経路の中に給気羽根車と前記給気羽根車を回転させる給気駆動用モータを備え、前記給気駆動用モータは回転数を可変できる構成であり、室内側に前記風洞を覆い隠すカバーを備え、室内に外気を導入するための前記カバーに設置された一つまたは複数の常時給気口と一つまたは複数の臨時給気口を備え、常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替える切替手段を備え、前記常時給気口を通過する外気は、前記切替手段により粉塵を除去する給気清浄フィルターを通過し、前記臨時給気口を通過する外気は、前記切替手段により、フィルターなし、または前記給気清浄フィルターよりも通風抵抗の低い簡易フィルターを通過するとともに設置される壁面に対して略鉛直に給気する構成とした換気装置。
  2. 外気温度を検知する外気温検知手段と室内温度を検知する室内温検知手段とを備え、前記外気温検知手段と前記室内温検知手段から検出した外気温度と室内温度を読み取り運転条件を制御する制御部を備え、外気温度が定められた基準温度以上であり、外気温度が室内温度よりも所定の温度以上低い場合は、切替手段を自動で常時給気口と臨時給気口のどちらかに外気の通過経路を切り替え、かつ給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加する構成とした請求項1記載の換気装置。
  3. 室外温度と室内温度の差が基準温度差以上となった場合に給気羽根車と給気駆動用モータの回転数を増加することで給気量を増大して、排気羽根車と排気駆動用モータを停止する請求項1または請求項2いずれか記載の換気装置。
  4. カバーを形成する面の一部であり切替手段であるダンパを備え、前記ダンパと連結され、前記ダンパを稼働させるモータおよびダンパ駆動軸を備え、臨時給気口から吹き出す風の方向や風量を調節できるように、前記ダンパの開口度を可変する構成とした請求項1または請求項3いずれか記載の換気装置。
  5. ダンパを開閉する時間を0.5秒以上とすることで、ダンパの開閉時の騒音を低減した請求項4記載の換気装置。
  6. 複数の直交するダンパ駆動軸の片側端部または両側端部にかさ歯車を接続し、前記かさ歯車どうしを噛み合わせて、複数のダンパを一つのモータで駆動できるように構成した請求項4または5に記載の換気装置。
  7. 常時給気口のみを使用している場合に、給気羽根車の風圧や外気の突風によりダンパが開かないように、モータに保持力を持たせた請求項4乃至6のいずれかに記載の換気装置。
  8. ダンパ駆動軸と略直交するように、臨時給気口の付近に定められた軸を中心に回転可能な複数のルーバーを備え、臨時給気口からの通風の方向を変化させる構成とした請求項4乃至7のいずれかに記載の換気装置。
  9. 常時給気口から吹き出す風は、壁面に沿った方向に吹き出すように構成した請求項1乃至8のいずれかに記載の換気装置。
  10. 臨時給気口を使用した運転の際には、給気羽根車の回転数を一定の周期を持って変化させる構成とした請求項1乃至9のいずれかに記載の換気装置。
  11. 臨時給気口を使用した運転の際には、一定周期を持ってダンパまたはルーバーを往復運動する構成とした請求項8乃至10のいずれかに記載の換気装置。
  12. 使用者が常時給気口を使用した運転と臨時給気口を使用した運転を自由に切り替えができるように切り替えスイッチを備えた請求項1乃至11のいずれかに記載の換気装置。
  13. 手動で常時給気口を閉じることができる非常シャッターを備え、前記非常シャッターを閉じたときに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止させ、切替手段であるカバーが閉じている場合は、カバーを動作できないようにロックさせ、臨時給気口を封鎖する構成とした請求項4乃至12のいずれかに記載の換気装置。
  14. 非常シャッターを閉じたときに、切替手段であるダンパが開いている場合は、前記ダンパを動作して臨時給気口を封鎖するとともに、給気羽根車と給気駆動用モータを停止する構成とした請求項13記載の換気装置。
  15. 風洞内に室内側と室外側を連通して、それぞれ独立する給気経路と排気経路を備え、前記排気経路の中に排気羽根車と排気駆動用モータを備え、同時に給気と排気を行うことができる構成とした請求項1乃至14のいずれかに記載の換気装置。
  16. 運転を開始してから一定期間を過ぎたときに、本体を掃除するようにサインを表示できる構成とした請求項1乃至15のいずれかに記載の換気装置。
  17. 運転を開始してから一定期間を過ぎたときに、給気清浄フィルターおよび簡易フィルターの交換のサインを別々に表示できる構成とした請求項1または16に記載の換気装置。
  18. 給気羽根車の回転数を検知して、回転数が一定範囲以上変化した場合に、給気清浄フィルターおよび簡易フィルターの交換のサインを別々に表示できる構成とした請求項1乃至17のいずれかに記載の換気装置。
  19. 臨時給気口を使用した運転の時には、運転していることがわかるようにサインを表示できる構成とした請求項1乃至18のいずれかに記載の換気装置。
  20. 外気温検知手段と室内温検知手段により測定された室内と室外の温度を表示できるインジケータを備えた請求項2乃至19のいずれかに記載の換気装置。
  21. エアコンと連動する機能をもつ端子を備え、前記エアコンの運転や停止を制御する信号を出力する構成とした請求項1乃至20のいずれかに記載の換気装置。
  22. カバーに人体を感知する人体感知センサーを設け、臨時給気口から吹き出す風が、前記人体感知センサーにより感知された人体に向かって気流を発生させる構成とした請求項4乃至21のいずれかに記載の換気装置。
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