JP5223384B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、居室等の室内環境を換気装置により24時間常時換気を行う換気装置に関するものである。
従来、この種の換気装置は、住宅の壁面に取り付けて給気を行うことにより、住宅内外の空気を入れ替えて換気を行うものが知られている。
以下、その換気装置の一例について図を参照しながら説明する。
図に示すように、室内外を連通する風洞101に設けた本体102と、室外の空気を吸い込み、室内へ給気する給気羽根車103及び給気電動機104と、本体102に室内側から装着され、風洞101を覆う前面グリル105と、前面グリル105の給気羽根車103と対向する面に空気を吹き出す複数の給気口106を備えることにより、室外の空気を室内に向かって吹き出す構成となっている。
特開2000−266383号公報
このような従来の換気装置では、室内へ吹き出す吹出気流の風向を変更できず、且つ吹出気流が周囲の空気抵抗により減衰しやすく、遠方まで気流を到達させることができないため、人体に気流感を与えて快適性を得ることができないという課題がある。具体的には、給気羽根車が回転することにより発生させた気流を直接室内へ吹き出す構成となっているため、吹出気流の風向を変更できず、且つ吹き出される気流の全周囲が室内の空気と接触するため、速度を有する吹出気流が静止した室内の空気によって抵抗を受ける面積が多く、空気抵抗により吹出気流の速度が減衰しやすいため、吹出気流を遠方まで届けられない。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、吹出気流の風向を変更でき、且つ吹出気流に直進性を持たせ、より遠方まで気流を到達させることで人体に気流を当てて快適性が得られる換気装置を提供することを目的としている。
本発明の換気装置は、上記目標を達成するために、壁面に備えた室内外を連通する円筒状の風洞に室内側から挿入される本体と、本体内部に外気を取り入れて室内に給気する給気経路及び給気ファンモータと、本体の室内側に風洞の直径より大となる前面パネルと、外気を吹き出す給気口を備え、給気口から吹き出される吹出気流の風向を変更できる複数の板状のルーバーを備え、ルーバーは回転軸と回転軸周りに外部に向かって湾曲する湾曲部を備え、風洞の中心部から外側に向かって開口するように構成し、給気口は前面パネルの上下に分割して配置し、給気経路を流れる気流の方向を外側に向かって屈曲させた後にルーバーの湾曲部に沿って気流を付着させるようにし、本体内部には外気温度を測定する外気温度測定手段と、室内温度を測定する室内温度測定手段を備え、人体に外気温度の気流を暴露した際に感じる温熱感を演算する演算部を備え、条件により前記ルーバーを可動させて吹出気流の風向の制御を行う制御手段を備え、前記外気温度測定手段により測定した外気温度が定められた基準温度以上で、且つ外気温度が前記室内温度測定手段により測定した室内温度より低いときを涼感条件とし、涼感条件で且つ前記演算部により演算された演算値が所定の値以上の場合に、前記ルーバーにより前記給気口から吹き出される吹出気流の風向を床面方向とし、前記演算部により演算された演算値が設定値未満の場合は吹出気流の風向を天井面方向とするものである。
この手段により吹出気流の風向を変更でき、且つ吹出気流に直進性を持たせてより遠方まで気流を到達させることができる換気装置が得られる。
本発明によれば、必要に応じて人体に適度な気流を与えて涼感を得ることで快適性が得られという効果がある。
本発明の請求項1記載の発明は、壁面に備えた室内外を連通する円筒状の風洞に室内側から挿入される本体と、本体内部に外気を取り入れて室内に給気する給気経路及び給気ファンモータと、本体の室内側に風洞の直径より大となる前面パネルと、外気を吹き出す給気口を備え、給気口から吹き出される吹出気流の風向を変更できる複数の板状のルーバーを備え、ルーバーは回転軸と回転軸周りに外部に向かって湾曲する湾曲部を備え、風洞の中心部から外側に向かって開口するように構成し、給気口は前面パネルの上下に分割して配置し、給気経路を流れる気流の方向を外側に向かって屈曲させた後にルーバーの湾曲部に沿って気流を付着させたものであり、ルーバーを可動させることにより容易に気流の風向を変更でき、且つ前面パネルの上下に分割した給気口から吹き出した吹出気流を合流させ、速度を有する吹出気流と静止した室内の空気との接触を少なくして摩擦による抵抗を受けにくくすることで、スポット的な吹出気流となって直進性を持たせられ、吹出気流を遠方まで到達させることができるという作用を有する。また、本体内部には外気温度を測定する外気温度測定手段と、室内温度を測定する室内温度測定手段を備え、人体に外気温度の気流を暴露した際に感じる温熱感を演算する演算部を備え、条件によりルーバーを可動させて吹出気流の風向の制御を行う制御手段を備え、外気温度測定手段により測定した外気温度が定められた基準温度以上で、且つ外気温度が室内温度測定手段により測定した室内温度より低いときを涼感条件とし、涼感条件で且つ演算部により演算された演算値が所定の値以上の場合に、ルーバーにより給気口から吹き出される吹出気流の風向を床面方向とし、演算部により演算された演算値が設定値未満の場合は吹出気流の風向を天井面方向とするものであり、居住者が涼しいと感じる場合は床面方向の気流により居住者に気流を当てて涼風感を得ることができ、また居住者が寒さを感じる場合は吹出気流を天井面方向にすることにより居住者に直接気流風を当てることがないという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は換気装置の構成を示す側面断面図、図2は換気装置の構成を示す分解斜視図、図3(a〜c)は換気装置のルーバーの気流制御の状態を示す側面断面図であり、図1から図3を示して換気装置の構成を説明する。
図1に示すように、一例として、住宅の壁面に室内外を連通するように設けられた貫通穴1に風洞2としての例えば塩ビパイプ(VU管呼び径150相当)が設置され、換気装置は、室内側から風洞2に挿入して室内側壁面に設置されている。
換気装置は、一例として、給気ファンモータ3を構成する例えばプロペラ形の給気ファン4と、給気モータ5としてのACコンデンサモータ及び、排気ファンモータ6を構成する例えばプロペラ形の排気ファン7と、排気モータ8としてのACコンデンサモータを設けて同時に給気と排気を行う構成となっている。
換気装置の本体9は、外径を風洞の内径に対して2〜10mm小さくした外管10と、外管の内側に直径約80mm相当の内管11を持つ二重管で構成され、外管10の室内側端面には風洞2を覆うフランジ部12が形成されており、フランジ部12から壁面にビス止めして固定されている。
排気ファン7は、内管11の内側を排気風路13として排気風路13内に設けられ、排気ファン7の直径は内管11の内径に対して3mm程度のクリアランスを設けている。
給気ファン4は、排気ファン7の室外側で且つ直列となるように配置し、内管11の外側を給気風路14として給気風路14内に設けられ、給気ファン4の直径は外管10の内径に対して3mm程度のクリアランスを設けている。
また、給気ファン4の一部には内管11の直径相当とした円筒状のボス部15を備え、ボス部15の内周側は軸方向に連通する空洞とすることで、給気モータ8により給気ファン4を回転させてもボス部15の内周側は排気の空気を通過させつつ、給気を行うことができる構成となっている。
図2に示すように、給気モータ5は制御手段16(例えば制御回路)によって一時的に回転数を増加させることができる構成となっている。
本体9のフランジ部12にはフランジ部12全体を覆う前面パネル17が着脱可能に取り付けられ、前面パネル17には排気風路13に連通し、室内の空気を取り込む排気口18と、給気風路14に連通し、外気を室内に吹き出す給気口19と常時給気口20を設けている。
ここで、一例として給気口19を排気口18の上下に配置して横長形状とし、給気口19の設置位置を外管10の直径に対して外側寄りに配置することで、給気風路14を流れる気流を、上下に屈曲させた後に給気口19から吹き出すように構成している。
さらに、それぞれの給気口19の近傍には壁面と平行で且つ水平方向に回転軸21を持つルーバー22を設け、ルーバー22は前面パネル17の中央から外側に向かってスイング動作可能としている。
また、ルーバー22の形状は外部に向かって湾曲する湾曲部23を設けた板状とし、給気風路14を流れる気流が屈曲した後、湾曲部23に気流を付着させるように構成している。
これにより、図1に示すように上下の給気口19から吹き出される気流を合流させるように構成できる。したがって、通常、速度を有する吹出気流の前周囲が静止した室内の空気と接触して摩擦による抵抗を受け、吹出気流の速度が減衰していくところを、吹出気流を合流させることにより、上下それぞれの吹出気流のほぼ半周囲が合流部分となり、合流部分は、静止した室内の空気抵抗を受けないため速度が減衰しにくく、直進性のある吹出気流となり、室内のより遠方まで気流を送ることができる。
ここで、ルーバー22の可動状況を表す指標として可動角を用い、ルーバー22の可動角の可変領域を0°〜100°で示し、給気口19を全閉させた状態の可動角を0°、全開させた状態の可動角100°として以下に気流の風向変更について説明する。
図3(a)に示すように前面パネル17の上部のルーバー22の可動角をほぼ100°とし、前面パネル17の下部のルーバー22の可動角を50°以下とすることで吹出気流を上部に向けて天井面方向に制御し、逆に、図3(b)に示すように前面パネル17の上部のルーバー22の可動角を50°以下とし、前面パネル17の下部のルーバー22の可動角をほぼ100°とすることで、吹出気流を床面方向に制御することができる。
また、図3(c)に示すように、前面パネル17の上部と下部のルーバー22の可動角を共にほぼ100°とすることで、前面パネル17の上部の給気口19からは天井面方向の気流を吹き出し、前面パネル17の下部の給気口19からは床面方向の気流を吹き出すようにすることも可能である。
ここで、給気口19を排気口18の上下に配置したのは、ルーバー22を上下にスイングさせて吹出気流を上下方向に変更する構成を簡易に実現するためである。これは、給気風路14に屈曲を持たせるべく給気口19の設置位置を外管10の直径に対して外側寄りに配置しているため、給気口19を排気口18の左右に配置した場合、給気風路14を流れる気流は左右に屈曲するため、ルーバー22の形状は気流を付着させるための湾曲部23を設けた垂直方向の面と、且つ上下に風向を変更するための水平方向の面を設置する必要があり、実現は可能であるが複雑な構成となる。
またここで、ルーバー22に湾曲部23を備えたのは、湾曲部23に付着した気流の風向をルーバー22によって変更する際に、気流と湾曲部23の境界面24で発生する気流の剥離現象を抑制するためである。剥離現象は、気流が境界面24から遠ざかる際に境界面24近傍に微細な渦が発生し、気流の流速が減衰するという影響があるため、気流をより遠方まで到達させるためには、剥離現象を抑制して気流の流速をできるだけ落とさずに吹き出すことが重要となる。しかしながら、剥離現象を抑制する湾曲部23の大きさを決定することは困難であるが、一つの指標として、湾曲部23の半径Rは、湾曲部23の垂直方向の給気風路14の高さhに対して少なくとも同等以上であり、望ましくは2〜3倍とすることで吹出気流の方向を緩やかに変更し、吹出気流が持つエネルギーの損失を極力小さくすることができる。
また、ルーバー22によって給気口19を開閉可能とし、回転軸21にルーバー駆動モータ25(例えばステッピングモータ)を連結し、制御手段16により給気口19から吹き出される吹出気流の風向を変更し、且つ給気口19の開閉を電気的に制御できる構成としている。
また、常時給気口20は前面パネル17の側面に設け、ルーバー22により給気口19を閉塞した場合は常時給気口20から壁面と平行な方向に気流を吹き出すように構成している。
また、外気温度を測定する外気温度測定手段26(例えば温度検知サーミスタ)を給気風路14内に設け、室内温度を測定する室内温度測定手段27(例えば温度検知サーミスタ)を排気風路13内に設けて外気温度と室内温度を測定できる構成としている。
また、制御手段16には、外気温度測定手段26によって測定した外気温度の気流を人体に暴露した際に感じる温熱感を演算する演算部28(例えばマイコン)を備え、また、室内温度測定手段27によって測定した室内温度を記憶する記憶手段29(例えばメモリ)を備えている。
また、前面パネル17には人体の活動量を推定する活動量推定手段30としての照度検知手段31(例えば照度センサ)と、人体検知手段32(例えば赤外線センサ)を備えている。
よって換気装置は、室内外を24時間換気する常時換気として、給気と排気を同時に行う際は、ルーバー22を閉じることにより給気口19を閉塞して常時給気口20のみを使用して給気し、室内温度と外気温度が涼感条件となった場合は、臨時給気としてルーバー22を開いて給気口19を開口するとともに給気量を増加させ、直進性の高い気流を室内に吹き出すように運転条件の切り替えを可能としている。
ここで、涼感条件として一例を示すと、外気温度の定められた基準温度を20℃とし、外気温度が室内温度より低い場合とすることで、夏の夜間に涼しい外気を取り入れるようにしたものであり、基準温度を20℃としたのは、冬期など冷たい外気を入れたくない時期を除外するためである。
上記構成により、常時換気は室内の容積に対して1時間当たり0.5回以上の換気量を確保することで、室内にある有害物質(例えばホルムアルデヒド)を室外に排出して、居住する人の健康を維持することができ、涼感条件の際には給気量を増加させることで室温を下げるとともに、ルーバー22により吹出気流の風向を制御して且つ吹出気流に直進性を持たせることで、室内の隅々まで外気を行き渡せられ、在室者が遠方に居た場合であっても気流を当てて涼感を与えることができるため、快適性を得ることができる。
以下より、図4から図8に換気装置の動作フローと室内の気流の状態を示しながら、涼感条件の際に行う換気装置の動作について説明する。
図4に示すように、外気温度によって人体に対する温熱感を演算する演算部28により温熱感を演算する演算方法の一例として、PMV(Predicted Mean Vote,平均予測申告)を用いる方法があり、演算結果はPMV=−2〜+2までの数値で表され、PMV=0が快適であり、マイナスとなるにつれて寒い側、プラスとなるにつれて暑い側の温熱感として評価される。
また、PMVを演算する際に必要な気流の風速は、人体に到達した際の風速で演算するため、人体に到達した際の風速を予測する必要がある。人体に到達する風速を正確に把握することは困難であるため、一例として、給気口19の出口近傍の風速が2m/sとし、人体までの距離を3m(正方形の6畳間の1辺当たりの距離相当)と仮定すると、距離減衰により人体に到達する際の風速が0.3m/s程度となるため、演算に用いる風速をあらかじめ0.3m/sと仮定して設定してもよい。
よって、室内に給気する外気温度と吹出気流の風速からPMVを演算し、一例として、PMVの快適範囲が0.5<PMV<−0.5と想定されるため、所定の値を−0.5とし、PMV<−0.5の場合は、吹出気流を天井面方向として人体に直接当てないように制御し、PMV>−0.5の場合は、吹出気流を床面方向として人体に当てるようにして涼感を得るようにすることができ、室内環境をより快適にすることができる。また、PMVが0.5を超える場合であっても、涼感条件の際は導入する外気温度よりも室内温度が高いため、人体に外気温度の気流を当てることにより涼感を得ることができる。
また、PMVによって人体の温熱感を演算する際に、人体の活動量(metで表される)を推定する活動量推定手段30によって得られた活動量を重み付けして演算することにより、より正確に温熱感を算出することができる。これは、活動量によって人体から発生する発熱量が変化するため、同じ温熱環境であっても人体が感じる温熱感が変化し、快適と感じる温熱環境が異なるためである。例えば、室温が28℃である場合、人体として成人男性が掃除を行っている場合の活動量は2metとなり、その際のPMVは約1.7となり暑いと感じるが、就寝している場合の活動量は0.8metとなり、その際のPMVは約0.1となり、快適に近い温熱感となる。
したがって、温熱感を評価する場合には、人体の活動量を考慮することが望ましい。
ここで、前面パネル17に設置した活動量推定手段30としての照度検知手段31により、一例として昼間や照明によって室内が明るい場合には、人体は活動していると推定して1.5met(軽作業程度の活動)とし、室内が暗い場合は、人体は就寝していると推定して0.8met(就寝時)としてPMVを演算する際に重み付けをしても良い。
また、前面パネル17に設置した活動量推定手段30としての人体検知手段32により、人体の位置を検知し、位置変化を読み取る一例として、10秒間毎に位置を検知し、1分間当たりの移動量として6回の位置情報のうち位置が変化した回数を読み取り、4回以上異なっている場合は2.5met(家事相当の活動)と判断し、2回以上4回未満の場合は1.5met(軽作業程度の活動)とし、1回の場合は1met(安静時の活動)とし、変化していない場合は0.8met(就寝時)としてPMVを演算する際に重み付けを行うことで、より詳細に活動量を推定することができる。
また、図5に示すように人体検知手段32により、人体を検知した時には温熱感を演算して吹出気流を床面方向もしくは天井面方向に気流を制御し、人体を検知しない場合は、図6に示すように上部の給気口19からは天井面方向に気流を吹き出し、下部の給気口19からは床面方向に気流を吹き出すことにより、天井面付近を流れる気流と床面付近を流れる気流によって室内を循環する2つの気流を発生させ、外気と室内の空気を効率よく混じり合わせることで室内の温度上昇を抑制することができる。
また、図7(a)に示すように、ルーバー22により吹出気流を天井面方向に吹き出したまま、気流が安定するまでの一定時間として30〜60分間継続した場合、室内の気流は天井面から床面を環状に流れる気流となり、換気装置の周囲には床面付近の空気が集まるため、室内温度測定手段27によって床面付近の空気の温度を測定することができる。
また、図7(b)に示すように、吹出気流を床面方向に吹き出したまま、気流が安定するまでの一定時間として30〜60分間継続した場合は、床面から天井面を環状に流れる気流となり、室内温度測定手段27によって天井面付近の空気の温度を測定することができる。ここで、一般的に、暖かい空気は上昇気流により天井面付近に溜まり易く、冷たい空気は床面付近に集まるため、吹出気流の風向を変えることによって室内の温度ムラを把握することができる。
したがって、室内温度測定手段27により測定した室内温度を記憶手段29により記憶し、人体を検知しない場合、前面パネル17の上部のルーバー22の開度をほぼ100%とし、前面パネル17の下部のルーバー22の開度を50%以下とすることで吹出気流を上部に向けて一定時間吹出気流を天井面に向かって吹き出した後に、室内温度を測定して記憶させ、次に前面パネル17の上部のルーバー22の開度を50%以下とし、前面パネル17の下部のルーバー22の開度をほぼ100%とすることで、吹出気流を床面方向に切り替えて一定時間吹き出した後に、室内温度を測定して前回の測定値との温度差を演算部28によって演算し、所定の温度以上として、例えば温度差3℃以上の場合に吹出気流を天井面方向とすることで、暖かい空気が溜まった天井付近に温度の低い外気を送ることによって温度を下げ、室内の温度ムラを低減することによって室内の環境をより快適な状態を維持することができる。
また、室内温度測定手段27により室内温度を一定時間としての例えば室内の気流が安定するまでの30〜60分毎に測定して記憶手段29に記憶させるようにし、室内温度が前回測定した室内温度以上となった場合には、給気量を増加させる構成としたものであり、例えば外気温度が25℃で室内温度が27℃であり、室内の人体が成人で活動量がmet=0.8(就寝時)である場合、給気量は約60m3/hとすることで人体からの発熱量と外気導入による熱取得量の収支が合うため、室内温度の上昇が抑えられる。したがって、給気量が約60m3/h以下であった場合は、一定時間後に測定した室内温度が27℃より上昇し、給気量を約60m3/hまで増加させることで室内温度を27℃に保つことができ、室内の温度上昇を抑制することで室内を快適にすることができる。ここで、給気量を増加させる際に、給気モータ5を例えばDCモータとすることで、無段階に回転数を変化させることができ、より細かな給気量の制御をする構成としても良い。
また、臨時給気の際はルーバー22を動作させて給気口19を開口した後に給気量を増加させることで、ルーバー22の可動開始時の微小隙間に空気が流れる時に生じる風切音を抑制することができる。
また、本発明の実施の形態1は、例えばドアの下部にアンダーカット等の開口を設けることで換気量を確保することが可能であれば、給気のみを行う換気装置としても同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態1により、吹出気流に直進性を持たせてより遠方まで気流を到達させることで、人体に気流感を与えて快適性を得ることができ、また、温熱感や温度ムラによって風向を変更することにより、より快適な室内環境にできる換気装置が得られる。
参考の形態
本発明の参考の形態は、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
本発明の参考の形態は、図9に示すように、前面パネル17の外観に給気量の目安を表示する表示部33(例えばインジケータ)を設置し、給気量の目安を表示することにより、在室者に外気を室内に積極的に導入していることを認知させ、エアコンなどの空調機の運転を停止させる動機付けに結び付けることで省エネルギー化を図ることができる。
また、居住者が直接操作できる高さにスイッチ34を設置し、スイッチ34により切状態とすれば給気ファンモータ3の回転を停止させ、排気ファンモータ6のみが作動する状態とすることができる。これにより、室内の空気を排気のみ行うことで屋外よりも室内を負圧となるようにして給気風路14を通過して自然に給気されるようにで、排気のみで換気することができるため、省エネルギーとすることができる。さらに、涼風条件となった場合でもルーバー22が可動することがないため、ルーバー駆動モータ25が動作せず、電気エネルギーを消費することがなく、省エネルギーとなる。これは、例えば居住者が長期間不在である場合などに使用すると効果的である。
以上、本発明の参考の形態により、外気による冷房作用を認知させて、居住者に空調機による冷房負荷を低減させる動機付けを図り、また、不在時には給気ファンモータ3及びルーバー駆動モータ25を動作させないようにできるため、省エネルギー化を図ることができる。
参考の形態
本発明の参考の形態は、実施の形態1及び参考の形態と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
本発明の参考の形態は、図10の換気装置の分解斜視図に示すように、制御手段16は前面パネル17の内部に収められ、風洞2より外側で且つ前面パネル17の側面に配置して、給気風路14及び排気風路13の断面積を狭めない構成とし、ルーバー駆動モータ25を制御手段16に近い側面に配置することで、制御手段16とルーバー駆動モータ25を同一の制御ボックス35としての密閉された樹脂製のボックスに収めることができるため、それぞれに制御ボックス35を設ける必要が無く、部品点数を削減することができる。さらに、電装品をすっきり収めることで居住者が前面パネル17を取り外して本体を清掃する際に、清掃しやすいという効果がある。
壁面に設置されて気流を吹き出す換気装置や送風装置、また、冷暖房を行う空気調和機に適用できる。
本発明の実施の形態1の換気装置の構成を示す側面断面図 同換気装置の構成を示す分解斜視図 (a)〜(c)同換気装置のルーバーの気流制御の状態を示す側面断面図 同温熱感により吹出気流の風向を決定するフロー図 同人体検知により吹出気流の風向を決定するフロー図 同吹出気流を天井面及び床面方向とした場合の室内の気流の状態を示す断面図 (a)同吹出気流を天井面方向とした場合の室内の気流の状態を示す断面図、(b)同吹出気流を床面方向とした場合の室内の気流の状態を示す断面図 同温度ムラにより吹出気流の風向を決定するフロー図 本発明の参考の形態の同換気装置の外観を示す斜視図 本発明の参考の形態の換気装置の制御ボックスを示す分解斜視図 従来の換気装置の一例を示す断面図
符号の説明
2 風洞
3 給気ファンモータ
6 排気ファンモータ
9 本体
13 排気風路
14 給気風路
16 制御手段
17 前面パネル
18 排気口
19 給気口
20 常時給気口
21 回転軸
22 ルーバー
23 湾曲部
25 ルーバー駆動モータ
26 外気温度測定手段
27 室内温度測定手段
28 演算部
29 記憶手段
30 活動量推定手段
31 照度検知手段
32 人体検知手段
33 表示部
34 スイッチ
35 制御ボックス

Claims (1)

  1. 壁面に備えた室内外を連通する円筒状の風洞に室内側から挿入される本体と、前記本体内部に外気を取り入れて室内に給気する給気経路及び給気ファンモータと、前記本体の室内側に前記風洞の直径より大となる前面パネルと、外気を吹き出す給気口を備え、前記給気口から吹き出される吹出気流の風向を変更できる複数の板状のルーバーを備え、前記ルーバーは回転軸と前記回転軸周りに外部に向かって湾曲する湾曲部を備え、前記風洞の中心部から外側に向かって開口するように構成し、前記給気口は前記前面パネルの上下に分割して配置し、前記給気経路を流れる気流の方向を外側に向かって屈曲させた後に前記ルーバーの前記湾曲部に沿って気流を付着させるようにし、
    本体内部には外気温度を測定する外気温度測定手段と、室内温度を測定する室内温度測定手段を備え、人体に外気温度の気流を暴露した際に感じる温熱感を演算する演算部を備え、条件により前記ルーバーを可動させて吹出気流の風向の制御を行う制御手段を備え、前記外気温度測定手段により測定した外気温度が定められた基準温度以上で、且つ外気温度が前記室内温度測定手段により測定した室内温度より低いときを涼感条件とし、涼感条件で且つ前記演算部により演算された演算値が所定の値以上の場合に、前記ルーバーにより前記給気口から吹き出される吹出気流の風向を床面方向とし、前記演算部により演算された演算値が設定値未満の場合は吹出気流の風向を天井面方向とする換気装置。
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