JP5396223B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者がいるリモコン周囲の温度が設定温度に近づくように、加熱力又は/及び冷却力を適切に制御する空気調和機に関する。
空気調和機は、室内空気を熱交換器に循環させて、加熱,冷却,除湿機能などにより調整した空気を室内に吹出すことにより、室内を空気調和する。このとき、使用者の位置に空気調和された気流を送り、使用者の周囲の温度を制御することができれば、使用者による煩わしい操作が不要となるとともに、使用者の周囲のみを空気調和するので空気調和機の省エネを図ることができる。このような従来技術として、リモコンに温度検出機能を備え、検出された温度に応じて、風向,風量,暖房冷房能力などを制御するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、リモコンに温度センサと、室温表示部と、温度設定部と、設定温度表示部と、制御目標温度設定部と、制御目標温度を変更するパワーアップ/ダウンSWとを備え、パワーアップ/ダウンSWを操作することにより、制御目標温度をアップ/ダウンさせて、リモコン付近の室温をユーザーの求める温度にする。これにより、ユーザーが傍に常時置くリモコン付近の室温をユーザーが求める温度に制御する。
しかしながら、特許文献1では、リモコンに設けたパワーアップ/ダウンSWのオンにより設定温度とは別の制御目標温度をリモコンで決定して本体に送信するので、空気調和機全体の運転状況を無視して一方的に制御目標温度が決定されるため、空気調和機の運転が不安定になりやすい。
特開2007−247983号公報
本発明は上記課題を解決するものであり、使用者がいるリモコン周囲の温度が設定温度に近づくように加熱力又は/及び冷却力が適切に制御される空気調和機を提供することにある。
本発明に係る空気調和機は、吸込空気の温度を検出する吸込空気温度センサ、及び、在室者の活動量を検出する活動量センサ、を有する室内機と、リモコンの周囲の温度を検出するリモコン温度センサを有するとともに、入力された設定温度を室内機に送信するリモコンと、を備え、リモコン温度センサで検出した温度及び吸込空気温度センサで検出した温度に基づいて定められた温度シフト値、並びに、活動量センサにより検出された在室者の活動量に基づいて定められた活動量補正値を求め、設定温度に温度シフト値及び活動量補正値を加えた目標温度に吸込空気温度が近づくように、少なくとも加熱力及び冷却力の何れかを制御し、暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの開始時における前記温度シフト値を、それぞれ対応する前回の暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの終了時における前記温度シフト値とする
本発明によれば、使用者がいるリモコン周囲の温度が設定温度に近づくように、加熱力又は/及び冷却力が適切に制御される空気調和機を提供することができる。
空気調和機の構成図。 空気調和機の室内機の断面図。 室内機の正面図。 温度参照制御の温度シフト値の更新説明図。 活動量の大きさの段階に基づく省エネ制御の例。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。まず、本実施例の空気調和機の全体構成について図1〜図3を用いて説明する。図1は実施例の空気調和機の構成図、図2は空気調和機の室内機の断面図、図3は室内機の正面図である。
空気調和機1は、室内機2と室外機6とを接続配管8で繋ぎ、室内を空気調和する。室内機2は、筐体ベース21の中央部に室内熱交換器33を置き、熱交換器33の下流側に熱交換器33の幅と略等しい長さの横流ファン方式の室内送風ファン311を配置し、さらに、露受皿35等を取り付けられる。そして、これらの室内機内部構造体は化粧枠23で覆われ、化粧枠23の前面に前面パネル25が取り付けられる。室内空気を吸い込む空気吸込み口27と、温湿度が調整された空気を吹出す空気吹出し口29とが、それぞれ室内機2の上下に設けられる。室内熱交換器33の空気流下流に設けられた室内送風ファン311が回転すると、室内空気が空気吸込み口27から室内熱交換器33、室内送風ファン311を通って、室内送風ファン311の長さに略等しい幅を有する吹出し風路290に流れる。吹出し風路290に流れた気流は、吹出し風路290途中に配した左右風向板295で左右方向が偏向され、更に、吹出し口29に配した上下風向板291,292で上下方向を偏向されて、室内に吹出される。
筐体ベース21には、室内送風ファン311、フィルター231,231′、室内熱交換器33、露受皿35、上下風向板291,292、左右風向板295等の基本的な内部構造体が取り付けられる。これらの内部構造体は、筐体ベース21、化粧枠23、前面パネル25からなる筐体20に内包され、室内機2を構成する。
室外機6は、圧縮機,室外送風機,室外熱交換器などを搭載する。
また、前面パネル25の下部一側には、運転状況を表示する表示装置397と、別体のリモコン5からの赤外線の操作信号を受ける受光部396とが配置される。
化粧枠23の下面に形成される空気吹出し口29は、前面パネル25との分割部に隣接して配置され、吹出し風路290に連通している。2枚の上下風向板291,292は、閉鎖状態で、吹出し風路290をほぼ隠蔽して室内機2の底面に連続するように構成される。これらの上下風向板291,292は、両端部に設けた回動軸を支点にして、リモコン5からの指示に応じて、駆動モータにより空気調和機1の運転時に所要の角度回動して、空気吹出し口29を開く。運転停止時には、上下風向板291,292は、空気吹出し口29を閉じるように制御される。
吸込み空気温度を検出する本体サーミスタ111が室内機2の前側空気吸込み部230′付近に設けられる。本体サーミスタ111で検出された吸込み空気温度とリモコン5から指示される設定温度が所定の関係となるように、空気調和機の運転が制御される。
左右風向板295は、下端部に設けた回動軸を支点にして駆動モータにより回動され、リモコン5からの指示に応じて回動されてその状態に保持される。これによって、吹出し空気が左右の所望の方向に吹出される。なお、リモコン5から指示することにより、空気調和機1の運転中に上下風向板291,292、左右風向板295を周期的に揺動させ、室内の広範囲に周期的に吹出し空気を送ることもできる。
可動パネル251は、下部に設けた回動軸を支点として駆動モータにより回動され、空気調和機1の運転時に前側空気吸込み部230′を開くように構成される。これによって、室内空気は、運転時に前側空気吸込み部230′からも室内機2内に吸引される。空気調和機1の停止時には、前側空気吸込み部230′は閉じるように制御される。
室内機2は、内部の電装品ボックスに制御基板を備え、この制御基板にマイコンが設けられる。このマイコンは、室内温度センサ,室内湿度センサ等の各種のセンサからの信号を受けると共に、リモコン5からの操作信号を受光部396を介して受ける。このマイコンは、これらの信号に基づいて、室内送風ファン311,可動パネル駆動モータ,、上下風向板駆動モータ,左右風向板駆動モータ等を制御すると共に、室外機6との通信を司り、室内機2を統括して制御する。
フィルター231,231′は、吸い込まれた室内空気中に含まれる塵埃を取り除くものであり、室内熱交換器33の吸込側を覆うように配置される。露受皿35は、室内熱交換器33の前後両側の下端部下方に配置され、冷房運転時や除湿運転時に室内熱交換器33に発生する凝縮水を受ける。露受皿35に集められた凝縮水はドレン配管37を通して室外に排出される。
次に、上下風向板について説明する。上下風向板は前述のように上側上下風向板291、下側上下風向板292から構成される。上下風向板291,292は空気吹出し口29の上部の横幅いっぱいに設けられ、上下風向板駆動モータ(図示せず)により、吹出し空気を下吹出し、あるいは水平吹出しなどに偏向する。
図2に示すように、空気調和機を使用しない運転停止時は、上側上下風向板291、下側上下風向板292、可動パネル251が、空気吹出し口29を閉じるように制御される。これにより、上側上下風向板291は吹出し風路290の上方拡大部290eの前方の位置に回動し収納され、風路上方拡大部290eを遮蔽し、下側上下風向板292と協働して吹出し口29を閉じる。尚、この風路上方拡大部290eのほぼ中央に、後述する赤外線検知装置14が設けられる。
上側上下風向板291は空気調和機の前面と底面の交差部に位置するため、外面となる外側風向面は滑らで曲率の大きい曲面として空気調和機の外形に合致させる。このようにすることにより、上側上下風向板291、下側上下風向板292は外面となる風向面で空気調和機の前面から底面にかけての外形を連続的に滑らかに形成することができる。このため、空気調和機を使用しないとき、空気調和機の目とも言うべき赤外線検知装置14も上側上下風向板291によって目隠しされ、空気調和機の外観は不必要な凹凸の無い、柔らかな落ち着いた形状となり、室内の雰囲気を乱すことがない。
空気調和機を暖房運転する時には、上下風向板291、292は、ほぼ垂直に近い姿勢となる。このようにすることにより、吹出し風路290を流れる温風は空気調和機から下方に向かって吹出し、床面近くまで到達し、足もと近くを暖め、室内を快適な環境にする。
空気調和機を冷房運転する時には、上側上下風向板291、下側上下風向板292は吹出し風路290の上壁290a、下壁290bと略平行な姿勢または水平な向きとなる。また、吹出された冷風が直接、使用者に当たって不快感を生じさせる場合は、適宜、上下風向板291,292や左右風向板295の方向をリモコン5で変更し、使用者に直接冷風が当たらないようにする。
室内温度の制御は、リモコン5で使用者が設定した設定温度と本体サーミスタ111で検出した吸込み空気温度に基づいて行われる。一般に、室内機2は室内の高所に取り付けられるので、使用者のいる空間とは必ずしも同じ温度にはならず、若干の温度差が生ずる。
この温度差を考慮して、本体サーミスタ111で検出した吸込み空気温度と、設定温度に所定の温度シフト値を上乗せした上乗せ設定温度との差に応じて空気調和機の能力を制御し、速やかに吸込み空気温度が上乗せ設定温度となるようにし、使用者のいる空間を設定温度に近づける。この温度シフト値は、暖房,冷房,除湿等の運転の種別で異なる値をとる必要がある。
また、リモコン5は使用者が室内のどこに居ても空気調和機1を操作できるように赤外線発光素子を使用したワイヤレス方式であり、内部に通信や表示用の電源を供給する電池を内蔵している。
次に、リモコン温度を空気調和機本体に取込んで、活用する方法について図4及び図5を用いて説明する。図4は温度参照制御の温度シフト値の更新説明図である。図5は活動量の大きさの段階に基づく省エネ制御の例である。
まず、室内機側の温度参照制御について図5を用いて説明する。温度偏差Eは図4(a)のように、
温度偏差E=吸込み空気温度−リモコン温度−温度シフト値
で求める。
温度シフト値の更新以降は、更新された温度シフト値が参照され、吸込み空気温度が設定温度に温度シフト値を上乗せした上乗せ設定温度に速やかに近づくように暖房能力,冷房能力などの空調能力が制御される。
このように、制御が繰返され、
上乗せ設定温度=設定温度+温度シフト値=吸込み空気温度
となった安定した状態では、温度シフト値が一定になるので、温度シフト値の補正量がゼロになり、
温度偏差E=0=吸込み空気温度−リモコン温度−温度シフト値
となるので、この両式から
リモコン温度=設定温度
となり、使用者の近くにおいてあるリモコン5の温度(リモコン周囲の温度)が設定温度になって、使用者の周囲がちょうど設定温度に過不足なく空調される。
なお、上述したように、安定した状態では、温度シフト値が一定になり、この値は吸込み空気温度と使用者のいる空間の温度であるリモコン温度との差となる。この温度シフト値を、空気調和機1の暖房,冷房,除湿などの運転モード毎に記憶し、次回以降の同じ運転モードでの運転開始時に初期値として使用することで(つまり、暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの開始時における温度シフト値を、それぞれ対応する前回の暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの終了時における温度シフト値とすることで)、運転開始当初から、実績のある確かな温度シフト値での運転となり、設定温度への到達がぶれの少ない運転で速やかに行われる。
このように、本実施例に係る空気調和機は能力可変型の空気調和機であって、設定温度や運転指示を入力するとともにリモコン周囲の温度を検出するリモコン温度センサを備えるリモコンと、吸込み空気温度センサを備える空気調和機本体(室内機)とを有し、リモコン温度センサで検出したリモコン周囲の温度と吸込み空気温度センサで検出した吸込み空気温度に基づいて定めた温度シフト値を設定温度に上乗せした上乗せ設定温度に吸込み空気温度が近づくように、加熱力又は/及び冷却力を制御する。
空気調和機の使用者の周囲をスポット的に空調し省エネを図るため、使用者の近くに置かれているリモコンの位置で温度を検知し、リモコン周囲の使用者のいる空間を快適にする。この時、空気調和機の暖房能力,冷房能力の制御は空気調和機の吸込み空気温度と設定温度に応じて為されるが、室内の高所に据付けられた空気調和機の吸込み空気温度は使用者がいる室内の床から顔の高さ位迄の居住空間の温度より高くなることが知られている。この温度差を補正するため、吸込み空気温度が、設定温度に所定の値(温度シフト値)を上乗せした上乗せ設定温度に近づくように空気調和機を制御する。所定の値としては空気調和機の構造や暖房,冷房,除湿等の運転モードにより相違するが、−1〜5度程度の値が用いられる。
しかしながら、部屋の中央と窓際では居住空間の温度が違う場合もあり、上述のように温度シフト値を決めて、上乗せ設定温度に吸込み空気温度を近づけても使用者の場所が必ずしも快適にならない可能性がある。このような場合には、使用者が設定温度を上下させて快適な状態を模索し、選定する必要があるが、冷房時,暖房時の推奨温度が公になる昨今では、自分の設定が推奨温度をオーバーしていると、自分は環境に優しくないのではというような無用の罪悪感に悩む人々の存在に考慮するためにも、適正な温度シフト値の選定が望まれる。
尚、本実施例においては、室内温度と設定温度の差が大きい場合は、圧縮機の回転数を上げるなどして暖房、又は冷房能力を増加させる。また、室内温度と設定温度の差が小さい場合は、圧縮機の回転数を下げるなどして暖房、又は冷房能力を減少させて室内温度を設定温度に近づける。
本実施例の空気調和機によれば、リモコン温度がリモコンから空気調和機本体に送信された時に、吸込み空気温度とリモコン温度の差に応じた値を温度シフト値として定め、この温度シフト値を設定温度に上乗せし、吸込み空気温度がこの上乗せした設定温度に近づくように圧縮機の回転数を上げ下げして加熱力又は/及び冷却力が制御する。
これにより、空気調和機本体でリモコン温度を受信する毎に温度シフト値が更新され、リモコン温度が設定温度に近づいてゆく。このような制御を繰返すことで、最終的には、吸込み空気温度と設定温度の差が吸込み空気温度とリモコン温度の差に等しくなり、リモコン温度が設定温度に等しくなって、室内の温度調節の機能を果たすことができる。
また、リモコン温度の受信から次回のリモコン温度を受信するまでの間隔があいている場合でも、吸込み空気温度と上乗せした設定温度によって空気調和機を制御することができる。このことはまた、部屋の何処であろうとリモコンが置いてある場所の周囲の使用者のいる空間の温度が設定温度に空調されるということであり、使用者の周囲が過不足なく空調されるので、無駄がなくなる。このため、使用者がいるリモコン周囲の温度が設定温度に近づくように、加熱力又は/及び冷却力が適切に制御される空気調和機を提供することができる。
尚、本実施例では能力可変型空気調和機として回転数制御圧縮機を使用した空気調和機を用いたが、送風機の回転数や冷凍サイクルの冷媒回路の切換えや冷媒の減圧装置の制御やこれらの組合せにより能力を可変にするものでも同様の効果を得ることができる。
また、本実施例の空気調和機は、温度シフト値をリモコン温度と吸込み空気温度の差に応じて補正する。一般に、居住空間の温度と空気調和機本体が据付けられている場所の温度には差があり、この差は部屋内の居住位置や空気調和機の構造、運転モードによっても変わる。本発明により、温度シフト値が適正に定まり、使用者のいるリモコン周囲が快適に空気調和されることは前述したが、温度差の原因として、前述の原因に加え、空気調和機の運転に伴う送風機によって引起される室内の気流分布がある。空気調和機を運転すると空気調和機の据付け場所、室内の家具の配置などによって室内の気流分布は様々になり、更に、運転時間の経過と共に、この気流分布も変化する。このため、運転のある時期までは適正であった温度シフト値も、時間の経過と共に、不適正になり、設定温度への到達時間が長くなったり、徒に運転と停止を繰返す、いわゆる不安定な制御になる場合がある。
本実施例の空気調和機によれば、リモコン温度を受信した時に、その時の吸込み空気温度とリモコン温度との差から直前の温度シフト値を減じた値に定数を乗じた値を温度シフト補正値とする。直前の温度シフト値にこの温度シフト補正値を加えて新しい温度シフト値とし、新しい温度シフト値を設定温度に加えて新しい上乗せ設定温度とし、吸込み空気温度と新しい上乗せ設定温度との差に応じて空気調和機の冷凍サイクルを制御する。
このように、温度シフト値を更新する時に、単純に吸込み空気温度とリモコン温度との差にするのではなく、吸込み空気温度とリモコン温度との差に重み付け係数Kを乗じた値に、前回の温度シフト値に(1−K)を乗じた値を加算することで、ハンチングの小さい安定した制御で、リモコン周囲を設定温度に近づけることができる。Kの値を0<K<1の範囲にすることで良好な空調結果を得ることができる。このため、使用者のいる空間を速やかに、快適にする空気調和機を提供することができる。
尚、空気調和機を据付けた当初のように、実績のある直前の温度シフト値が無い場合は、温度シフト値を0度としても良く、また、製品の開発途上の実験データに基づく適宜な値に決めても良い。この場合、前述のように、運転に従って、温度シフト値が次々と更新され、最終的には適正な温度シフト値に収束してゆくので、初回の運転時には、設定温度の到達までの時間が若干長くなる恐れがあるが、初回だけの現象なので、使用者に特段の不利益を与えることはない。
次にリモコン温度が送信されるまでの間、空気調和機本体が吸込み空気温度を冷凍サイクルの制御に反映させる時に、リモコン温度の代わりに空気調和機本体に保持される受信リモコン温度を使用して、前述と同様に新しい上乗せ設定温度を演算し冷凍サイクルを制御する。このように、リモコンからリモコン温度が送信されてきた時には、温度シフト値をリモコン温度とその時の吸込み空気温度で補正し、リモコン温度が送信されてこない間には、温度シフト値をその時の吸込み空気温度と受信リモコン温度で補正するので、温度シフト値は毎回補正され、適正な値に速やかに収束し、リモコン周囲の使用者がいる空間の温度を安定した運転で速やかに設定温度に到達させることができる。
また、本実施例の空気調和機は、停止を含めた運転の切換わり時直前の温度シフト値を保持する記憶装置を有し、運転開始を含めた運転の切換わり時直後の温度シフト値として、記憶装置に保持された、直近の同一運転の温度シフト値を用いる(例えば、暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの開始時における温度シフト値を、それぞれ対応する前回の暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの終了時における温度シフト値として用いる)。
これにより、運転開始時も含めた、運転の切換わり時に、直近の過去の同一運転時の最終の温度シフト値で運転されるので、過去の運転状態で繰返し補正された結果、最終的に空気調和機の吸込み空気温度とリモコンのある場所の温度との差である蓋然性の高い温度シフト値で空気調和機が制御されるので、制御の安定性が高い運転で、素早く、リモコン温度を設定温度に近づけることができる。このため、使用者のいるリモコンの周囲を、素早く、設定温度に空気調和する空気調和機を提供することができる。
また、実施例の空気調和機は、運転の切換わり直前の温度シフト値は、少なくとも暖房又は冷房運転を含む運転モード毎に記憶装置に保持される。これにより、空気調和機から吹出される温風,冷風による自然対流効果や、ショートサーキットのために,暖房と冷房で吸込み空気温度とリモコン温度の差が一様にならない場合でも、運転開始毎に、同一運転モードでの直近の温度シフト値で運転が始まるので、制御の安定性が高い運転で、素早く、リモコン温度を設定温度に近づけることができる。このため、使用者のいるリモコンの周囲を、素早く、設定温度に空気調和する空気調和機を提供することができる。
尚、運転モードを更に細分化して、室内送風機の設定風速に応じて切換わり直前の温度シフト値を記憶装置に保持し、その温度シフト値を次回の同一運転モード、同一設定風速での運転時に使用することで、更に細分化した運転条件別の最善の温度シフト値で運転を開始し、設定温度への到達時間を短くすることもできる。
次に、在室者の活動量に応じた制御について図5を用いて説明する。室内にいる人の活動量を赤外線検知装置14で検知し、活動量の大小に応じた活動量補正値を設定温度に加え、前述の温度シフト値とあわせて、上乗せ設定温度を、更に、補正した温度に、吸込み空気温度を近づけるようにすることもできる。
この場合、室内の人の活動量の大きさの段階は小,中,大の3段階に区分し、凡そ、次のように定めることができる。
活動量の大きさの段階「大」:広範囲で人が動いている
活動量の大きさの段階「中」:広範囲で人がほどほどに動いている/又は、狭範囲で人が動いている
活動量の大きさの段階「小」:狭範囲で人がほどほどに動いている
活動量の大きさの段階を3段階にしたのは、家庭用の空気調和機では、凡その建築構造と広さに応じて、在室者の人数も考慮して、所要の冷房・暖房能力を簡便に求めるようにしているので、広範囲で数人が動いている活動量の大きさの段階大の状態が空気調和機の定格能力にほぼ見合っている。一方、活動量が小さい場合に省エネ運転するニーズがあるが、このために設定温度を上下させる範囲は快適性が失われないように最大で2℃程度迄である。これらのことから、活動量の段階を多く区分しても設定温度の変化が細分化されるだけで省エネの効果に大きな差は生じない。このため制御を複雑にしないように活動量の大きさの段階は3段階程度に区分するのが現実的である。
図5は活動量の大きさの段階の結果を利用して、活動量の大きさの段階に応じて自動的に省エネ運転することで、快適性と省エネのバランスの取れた運転をする制御の例である。これは、使用者が省エネモードでの運転を設定した場合、在室者の活動量の大きさの段階に応じて、室内設定温度,設定湿度を変更して省エネを図るものであり、暖房時は活動量の大きさの段階が大きいほど設定温度を低め(実施例では最大で2度下げ)に、冷房時は活動量の大きさの段階が小さいほど高め(実施例では最大で2度上げ)に変更して運転し、除湿時は活動量の大きさの段階が小さいほど設定湿度を高め(実施例では最大で15%上げ)に変更して運転する。
これにより、暖房運転時は、活動量が多く人体の発熱量が多いほど、低めの室温にし、活動量が少なく人体の発熱量が少ないほど、低下させる室温の幅を小さくして省エネと快適性のバランスをとる。冷房運転時は、活動量が少なく人体の発熱量が少ないほど、高めの室温にし、活動量が多く人体の発熱量が多いほど、高める室温の幅を小さくして省エネと快適性のバランスをとる。除湿運転時は、活動量が少なく人体の発熱量が少ないほど、高めの湿度にし、活動量が多く人体の発熱量が多いほど、高める湿度の幅を小さくして省エネと快適性のバランスをとる。
このように、本実施例の空気調和機は、在室者の活動量を検出する機能を更に備え、吸込み空気温度を上乗せ設定温度に活動量の大小に応じた活動量補正値を加えた温度に近づけるように制御する。これにより、活動量の大小に応じて空気調和機の能力を加減することができ、省エネ運転で快適性を向上することができる。
また、在室者の状態に応じて冷房・暖房などの能力を加減したり、空調の能力をアップしたり、送風の強さを加減したりという空気調和機を使う上で行われる制御を人の手を煩わすことなく行うことができ、操作性に優れた空気調和機になる。
また、活動量の大きさの段階の大,中,小に応じて暖房運転時は設定温度を低め、少し低め,やや低めに、冷房運転時は設定温度をやや高め、少し高め、高めにして、省エネを図ると共に、活動量の大小により、快適性にも配慮した運転を行う。
このため、在室者の活動量に応じて省エネと快適性のバランスの取れた運転を実現する操作性の良い空気調和機を提供することができる。
以上説明したように、本発明に係る空気調和機は、吸込空気の温度を検出する吸込空気温度センサ、及び、在室者の活動量を検出する活動量センサ、を有する室内機と、リモコンの周囲の温度を検出するリモコン温度センサを有するとともに、入力された設定温度を室内機に送信するリモコンと、を備え、リモコン温度センサで検出した温度及び吸込空気温度センサで検出した温度に基づいて定められた温度シフト値、並びに、活動量センサにより検出された在室者の活動量に基づいて定められた活動量補正値を求め、設定温度に温度シフト値及び活動量補正値を加えた目標温度に吸込空気温度が近づくように、少なくとも加熱力及び冷却力の何れかを制御する。
これにより、リモコン温度がリモコンから空気調和機本体に送信された時に、吸込み空気温度とリモコン温度の差に応じた値を温度シフト値として定め、この温度シフト値を設定温度に上乗せし、吸込み空気温度がこの上乗せした設定温度に近づくように圧縮機の回転数を上げ下げして加熱力又は/及び冷却力が制御する。
これにより、空気調和機本体でリモコン温度を受信する毎に温度シフト値が更新され、リモコン温度が設定温度に近づいてゆく。このような制御を繰返すことで、最終的には、吸込み空気温度と設定温度の差が吸込み空気温度とリモコン温度の差に等しくなり、リモコン温度が設定温度に等しくなって、室内の温度調節の機能を果たすことができる。
また、リモコン温度の受信から次にリモコン温度を受信するまでの間隔があいている場合でも、吸込み空気温度と上乗せした設定温度によって空気調和機を制御することができる。
このことはまた、部屋の何処であろうとリモコンが置いてある場所の周囲の使用者のいる空間の温度が設定温度に空調されると言うことであり、使用者の周囲が過不足なく空調されるので、無駄がなくなる。
このため、使用者がいるリモコン周囲の温度が設定温度に近づくように、加熱力又は/及び冷却力が適切に制御される空気調和機を得ることができる。
さらに、在室者の活動量を検出する機能を更に備え、吸込み空気温度を上乗せ設定温度に活動量の大小に応じた活動量補正値を加えた温度に近づけるように制御する。これにより、活動量の大小に応じて空気調和機の能力を加減することができ、省エネ運転で快適性を向上することができる。
また、在室者の状態に応じて冷房・暖房などの能力を加減したり、空調の能力をアップしたり、送風の強さを加減したりといった空気調和機を普通に使う上で行われる制御を、人の手を煩わすことなく行うことができ、操作性に優れた空気調和機になる。
また、活動量の大きさの段階の大,中,小に応じて暖房運転時は設定温度を低め、少し低め、やや低めに、冷房運転時は設定温度をやや高め,少し高め,高めにして、省エネを図ると共に、活動量の大小により、快適性にも配慮した運転を行う。
このため、在室者の活動量に応じて省エネと快適性のバランスの取れた運転を実現する操作性の良い空気調和機を得ることができる。
また、本発明の空気調和機は、リモコン温度センサで検出した温度及び吸込空気温度センサで検出した温度の差に基づいて、温度シフト値を補正する。
これにより、リモコン温度を受信した時に、その時の吸込み空気温度とリモコン温度との差から直前の温度シフト値を減じた値に定数を乗じた値を温度シフト補正値とする。直前の温度シフト値にこの温度シフト補正値を加えて新しい温度シフト値とし、新しい温度シフト値を設定温度に加えて新しい上乗せ設定温度とし、吸込み空気温度と新しい上乗せ設定温度との差に応じて空気調和機の冷凍サイクルを制御する。
このように、温度シフト値を更新する時に、単純にその時の吸込み空気温度とリモコン温度との差にするのではなく、その時の吸込み空気温度とリモコン温度との差に重み付け係数Kを乗じた値に、前回の温度シフト値に(1−K)を乗じた値を加算して求めることで、ハンチングの小さい安定した制御で、リモコンの周囲を設定温度にすることができる。Kの値を0<K<1の範囲にすることで良好な空調結果を得ることができる。
このため、使用者のいる空間を速やかに、快適にする空気調和機を得ることができる。
また、本発明の空気調和機は、停止を含めた運転の切換わり時直前の温度シフト値を保持する記憶装置を有し、運転開始を含めた運転の切換わり時直後の温度シフト値として、記憶装置に保持された、直近の同一運転の温度シフト値を用いる。より具体的には、例えば、暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの開始時における温度シフト値を、それぞれ対応する前回の暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの終了時における温度シフト値とする。
これにより、運転開始時も含めた、運転の切換わり時に、直近の過去の同一運転時の最終の温度シフト値で運転されるので、過去の運転状態で繰返し補正された結果、最終的に空気調和機の吸込み空気温度とリモコンのある場所の温度との差である蓋然性の高い温度シフト値で空気調和機が制御されるので、制御の安定性が高い運転で、素早く、リモコン温度を設定温度に近づけることができる。このため、使用者のいるリモコンの周囲を、素早く、設定温度に空気調和する空気調和機を得ることができる。
また、空気調和機から吹出される温風、冷風による自然対流効果や、ショートサーキットのために、暖房と冷房で吸込み空気温度とリモコン温度の差が一様にならない場合でも、運転開始毎に、同一運転モードでの、直近の温度シフト値で運転が始まるので、制御の安定性が高い運転で、素早く、リモコン温度を設定温度に近づけることができる。このため、使用者のいるリモコンの周囲を、素早く、設定温度に空気調和する空気調和機を得ることができる。
1 空気調和機
2 室内機
5 リモコン
6 室外機
8 接続配管
14 赤外線検知装置
20 筐体
21 筐体ベース
23 化粧枠
25 前面パネル
27 空気吸込み口
29 空気吹出し口
33 室内熱交換器
35 露受皿
37 ドレン配管
111 本体サーミスタ
230,230′ 空気吸込み部
231,231′ フィルター
251 可動パネル
290 吹出し風路
290a 吹出し風路上壁
290b 吹出し風路下壁
291 上側上下風向板
292 下側上下風向板
295 左右風向板
295e 吹出し風路上方拡大部
311 送風ファン
396 送受信部
397 表示装置

Claims (1)

  1. 吸込空気の温度を検出する吸込空気温度センサ、及び、在室者の活動量を検出する活動量センサ、を有する室内機と、
    リモコンの周囲の温度を検出するリモコン温度センサを有するとともに、入力された設定温度を前記室内機に送信する前記リモコンと、を備え、
    前記リモコン温度センサで検出した温度及び前記吸込空気温度センサで検出した温度に基づいて定められた温度シフト値、並びに、前記活動量センサにより検出された在室者の活動量に基づいて定められた活動量補正値を求め、
    前記設定温度に前記温度シフト値及び前記活動量補正値を加えた目標温度に、前記吸込空気温度が近づくように、少なくとも加熱力及び冷却力の何れかを制御し、
    暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの開始時における前記温度シフト値を、それぞれ対応する前回の暖房,冷房及び除湿運転の各運転モードの終了時における前記温度シフト値とする空気調和機。
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