JP2013164190A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和装置(10)は、消費電力を上限電力以下にする制限動作が実行可能であり、人検知センサ(65)と、その人検知センサ(65)の検知結果に基づいて冷却又は加熱した空気の吹出方向を制御する風向制御部(32a)とを備えている。この風向制御部(32a)では、制限動作による冷房運転中に風当て制御が実行される。
【選択図】図7
Description
図1に示すように、本実施形態の空気調和装置(10)は、室外ユニット(11)と、本発明の室内機を構成する室内ユニット(12)と、制御器(30)とを備えている。室外ユニット(11)と室内ユニット(12)は、液側連絡配管(13)およびガス側連絡配管(14)を介して互いに接続されている。空気調和装置(10)では、室外ユニット(11)、室内ユニット(12)、液側連絡配管(13)およびガス側連絡配管(14)によって、冷媒回路(20)が形成されている。
図3及び図4に示すように、室内ユニット(12)は室内の天井に設置される、いわゆる天井埋込型である。室内ユニット(12)は、ケーシング本体(52)と化粧パネル(53)とを有するケーシング(51)を備えている。このケーシング(51)には、室内ファン(16)、室内熱交換器(25)、ドレンパン(64)が収容されている。
フラップ(61a〜61d)は、辺部吹出口(58a〜58d)から室内へ吹き出す空気の吹出方向を調整するものである。フラップ(61a〜61d)は、各辺部吹出口(58a〜58d)に沿って延びる略長方形状の板状体である。フラップ(61a〜61d)は、図4に示すように、短手方向に僅かに湾曲しており、図5に示すように、長手方向の両端には、連結部(62a〜62d)が形成されている。各フラップ(61a〜61d)では、一端の連結部(62a〜62d)が各辺部吹出口(58a〜58d)の一端側の区画部(59)に回動可能に支持され、他端の連結部(62a〜62d)が各辺部吹出口(58a〜58d)の他端側の区画部(59)に配置された回動用モータ(63a〜63d)の駆動軸に連結されている。これにより、各フラップ(61a〜61d)は、独立して回動し、風向角度を変更することができる。
人検知センサ(65)は、赤外線センサであって、放射される赤外線のエネルギー変動によって、室内の人の位置を検知するものである。図3に示すように、人検知センサ(65)は、化粧パネル(53)の下面に下向きに取り付けられ、人検知センサ(65)から下方へ所定の角度で拡がる円錐状の領域に対して、検知可能に構成されている。人検知センサ(65)には、受光方向が異なる4つのの受光素子(図示省略)が設けられている。これら4つの受光素子の受光方向は、4つのフラップ(61a〜61d)による空気の吹出方向にそれぞれ対応している。
室内制御部(32)は、風向制御部(32a)を備えている。風向制御部(32a)は、人検知センサ(65)の検知結果に基づいて、各フラップ(61a〜61d)の風向角度、つまり、空気の吹出方向を制御するものであり、本発明の制御部を構成している。風向制御部(32a)は、人検知センサ(65)に接続され、人検知センサ(65)から出力された検知信号を入力する。そして、その検知信号に基づいて、風当て制御や風除け制御が行われる。風当て制御では、冷却され又は加熱された空気が人検知センサ(65)で検知された人に当たるように、吹出方向が制御される。一方、風除け制御では、冷却され又は加熱された空気が人検知センサ(65)で検知された人に当たらないように、吹出方向が制御される。さらに、風向制御部(32a)は、実行部(32b)を備えている。
空気調和装置(10)は、冷房運転と、暖房運転と、除霜運転とを行う。
冷房運転中の冷媒回路(20)では、四方切換弁(22)を第1状態に設定した状態で、冷凍サイクルが行われる。この状態では、室外熱交換器(23)、膨張弁(24)、室内熱交換器(25)の順に冷媒が循環し、室外熱交換器(23)が凝縮器として機能し、室内熱交換器(25)が蒸発器として機能する。室外熱交換器(23)では、圧縮機(21)から吐出された冷媒が、室外空気へ放熱して凝縮する。一方、室内熱交換器(25)では、膨張弁(24)を通過する際に膨張した冷媒が、室内空気から吸熱して蒸発する。室内ユニット(12)は、吸い込んだ室内空気を室内熱交換器(25)へ供給し、室内熱交換器(25)において冷却された空気を室内へ吹き出す。
暖房運転中の冷媒回路(20)では、四方切換弁(22)を第2状態に設定した状態で、冷凍サイクルが行われる。この状態では、室内熱交換器(25)、膨張弁(24)、室外熱交換器(23)の順に冷媒が循環し、室内熱交換器(25)が凝縮器として機能し、室外熱交換器(23)が蒸発器として機能する。室内熱交換器(25)では、圧縮機(21)から吐出された冷媒が、室内空気へ放熱して凝縮する。室内ユニット(12)は、吸い込んだ室内空気を室内熱交換器(25)へ供給し、室内熱交換器(25)において加熱された空気を室内へ吹き出す。一方、室外熱交換器(23)では、膨張弁(24)を通過する際に膨張した冷媒が、室外空気から吸熱して蒸発する。
除霜運転は、暖房運転中に室外熱交換器(23)に付着した霜を融かすための運転であって、暖房運転中に必要に応じて実行される。除霜運転中の冷媒回路(20)では、四方切換弁(22)が第1状態に設定され、圧縮機(21)が作動する。また、除霜運転中には、室外ファン(15)および室内ファン(16)が停止する。そして、冷媒回路(20)では、圧縮機(21)から吐出された冷媒が室外熱交換器(23)へ供給され、室外熱交換器(23)に付着した霜が冷媒によって暖められて融解する。
本実施形態の空気調和装置(10)は、その消費電力を上限電力以下に制限するためのデマンド機能を有している。ユーザーは、リモコン(33)を操作することによって、このデマンド機能を有効にするか無効にするかを選択する。
デマンド機能が無効になっている場合、制御器(30)は、通常制御動作を行う。この通常制御動作において、制御器(30)は、吸込温度センサ(67)の計測値(即ち、室内気温の実測値)が設定温度となるように、空気調和装置(10)の空調能力を制御する。この通常制御動作において、制御器(30)は、空気調和装置(10)の消費電力の制限は行わない。
デマンド機能が有効になっている場合、制御器(30)は、制限動作を行う。この制限動作において、制御器(30)は、空気調和装置(10)の消費電力Pを上限電力Pu以下に制限しながら、設定温度に基づいて空気調和装置(10)の空調能力を制御する。上限電力Puは、空気調和装置(10)の定格消費電力Prにデマンド率D%を乗じた値である(Pu=(D/100)Pr)。なお、空気調和装置(10)の定格消費電力は、日本工業規格(Japanese Industrial Standards)の「JIS B 8615」に規定された定格運転条件で空気調和装置(10)を運転した場合の消費電力である。
デマンド機能が有効になっている場合、制御器(30)は、調節動作を行う。この調節動作は、実際の空気調和装置(10)の運転状態に応じてデマンド率を調節する一種の学習動作である。
制限動作を行うと、消費電力Pが上限電力Pu以下に制限されることで、空調能力が不足し、その結果、冷房運転時に室内気温Trが設定温度Tsよりも高くなり、暖房運転時に室内気温Trが設定温度Tsよりも低くなる場合がある。そのため、室内の快適性を確実に確保することが困難であった。しかし、本実施形態では、図7に示すように、消費電力Pが上限電力Pu以下に制限された期間(図7の期間A)に、風向制御部(32a)において風向制御が行われる。
冷房運転時には、図8に示すように、まず、初期風向制御が行われる。(ステップST1)初期風向制御では、全てのフラップ(61a〜61d)が風向P0の姿勢となり、冷却された空気が水平に(天井に沿って)吹き出される。
暖房運転時には、図9に示すように、まず、初期風向制御が行われる。(ステップST1)初期風向制御では、全てのフラップ(61a〜61d)が風向P4の姿勢となり、加熱された空気が下方へ吹き出される。
本実施形態によれば、制限動作による冷房運転中に、風向制御部(32a)において、風当て制御を行うようにした。これにより、冷房運転中に人の体感温度を下げることができ、冷房能力が不足して室温が設定温度よりも高くなっても、室内の快適性を維持することができる。
上記実施形態については、以下のような構成にしてもよい。
65 人検知センサ
32a 風向制御部(制御部)
32b 実行部
33a 設定部
Claims (3)
- 冷却し又は加熱した空気を室内へ吹き出す室内機(12)と、
上記室内機(12)に設けられ、室内の人の位置を検知する人検知センサ(65)と、
上記人検知センサ(65)の検知結果に基づいて、冷却し又は加熱した空気の吹出方向を制御する制御部(32a)とを備え、
消費電力を上限電力以下にする制限動作が実行可能な空気調和装置であって、
上記制御部(32a)は、冷却し又は加熱した空気が人に当たるように吹出方向を制御する風当て制御と、冷却し又は加熱した空気が人に当たらないように吹出方向を制御する風除け制御とが実行可能に構成され、上記制限動作による冷房運転中に上記風当て制御を実行する実行部(32b)を有する
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1において、
上記実行部(32b)は、上記制限動作による暖房運転中に上記風除け制御を実行する
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1または2において、
上記制限動作時に上記実行部(32b)を機能させるか否かをユーザが設定する設定部(33a)を有している
ことを特徴とする空気調和装置。
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