JP3788575B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP3788575B2
JP3788575B2 JP2000381459A JP2000381459A JP3788575B2 JP 3788575 B2 JP3788575 B2 JP 3788575B2 JP 2000381459 A JP2000381459 A JP 2000381459A JP 2000381459 A JP2000381459 A JP 2000381459A JP 3788575 B2 JP3788575 B2 JP 3788575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature
reversible
air conditioner
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000381459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002181344A (ja
Inventor
大塚  雅生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000381459A priority Critical patent/JP3788575B2/ja
Publication of JP2002181344A publication Critical patent/JP2002181344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3788575B2 publication Critical patent/JP3788575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在の空気調和機は、ファンの回転により吸込口から吸い込まれた室内の空気を熱交換器にて熱交換させ、風向き調整用のルーバを備えた吹出口から前方又は下方に送風することで、室内を冷房又は暖房するように構成されているものが主流である。
【0003】
しかしながら、冷房運転時における設定温度付近や除湿運転時では、下方への冷風の吹き出しは必ずしも必要ではなく、むしろ使用者に不快感を与えることもあるし、しかも、吹き出された冷風は下降する性質があるため、風の吹き出し方向を敢えて上方へ変更した方が室内の快適な温度分布の形成には望ましい場合がある。
【0004】
以下、特開平8−285308号公報に開示された空気調和機について図14を参照して説明する。本体ケース101には斜め上方に向かって開口する第1の空気出入口106、斜め下方に向かって開口する第2の空気出入口107が設けられている。本体ケース101内に案内板102を配設することによって第1の空気出入口106と第2の空気出入口107とを連通する逆C字状に湾曲した通風路114が形成されている。
【0005】
この通風路114内には第1の空気出入口106に対向するように第1の熱交換器103が、第2の空気出入口107に対向するように第2の熱交換器104が配設され、これら第1,第2の熱交換器103,104はくの字状を成している。そして、これら第1,第2の熱交換器103,104との間の内側空間内には可逆回転ファン111が水平な軸112まわりに正逆転可能に配設されている。
【0006】
第1の空気出入口106には第1のグリル105が、第2の空気出入口107には第2のグリル108がそれぞれ配設されている。そして、第1の熱交換器103の下方には第1のドレンパン109が、第2の熱交換器104の下方には第2のドレンパン110がそれぞれ配設されている。
【0007】
冷房運転時には可逆回転ファン111はファンモータ(図示せず)により駆動されて軸112まわりに正転する。そして、第1,第2の熱交換器103,104は室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循環し、これら第1,第2の熱交換器103,104はそれぞれ蒸発器として機能する。
【0008】
このようにして、室内空気は実線矢印で示すように、第2の空気出入口107から第2のグリル108を経て通風路114内に吸い込まれ、第2の熱交換器104を通過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却される。次いで、この空気は可逆回転ファン111によって付勢された後、第1の熱交換器103を通過する過程で冷却されて冷風となり、第1のグリル105を経て第1の空気出入口106から斜め上方に向かって室内に吹き出される。冷房運転中に第1,第2の熱交換器103,104の表面に結露したドレンは第1,第2のドレンパン109,110内に滴下する。
【0009】
暖房運転時には可逆回転ファン111は逆転する。そして、第1,第2の熱交換器103,104はそれぞれ凝縮器として機能する。
【0010】
このようにして、室内空気は点線矢印で示すように、第1の空気出入口106から第1のグリル105を経て通風路114内に吸い込まれ、第1の熱交換器103を通過する過程で加熱される。次いで、この空気は可逆回転ファン111によって付勢された後、第2の熱交換器104を通過する過程で加熱されて温風となり、第2のグリル108を経て第2の空気出入口107から斜め下方に向かって室内に吹き出される。
【0011】
このようにして、冷房運転時には冷風は斜め上方に向かって室内に吹き出され、暖房運転時には温風は斜め下方に向かって室内に吹き出されるので、室内に快適な温度分布を形成することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、空気の吸い込み量と吹き出し量とのバランスがとれていれば、開口面積の小さい吹出口から吹き出させた方が、冷風又は温風を更に付勢して遠くまで届かせることができるから室内の温度分布の均一化には有利であるし、風向きを変更するルーバを吹出口の内部近傍に設けた方が風向きの微調整がしやすいという現状がある。
【0013】
しかしながら、上記公報に開示された従来の空気調和機では、第1,第2の空気出入口106,107はともに略同一の開口面積を有し、しかもルーバを備えていないため、それ以前からあった吸込口と吹出口とを室内ユニット側に形成した空気調和機と比較しても、風向きの上下の変更だけで室内の快適な温度分布の形成に顕著な効果があるかどうかはいささか疑問である。
【0014】
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、風の吹き出し方向を室内の状況に応じて適切に変更することにより、更にきめ細かで快適な温度分布を室内に形成できる空気調和機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、室内に配置され、吸込口から空気を吸い込んで該吸込口よりも開口面積の小さな吹出口へ吹き出すことができる送風装置と、該送風装置の動作によって空気が流れる送風経路と、該送風経路に設けられ送風経路を介して送風される空気と熱交換する熱交換器と、室内の空気の温度を検出可能な温度検出手段と、前記送風経路内の前記吹出口に臨ませて配された風向き調整用のルーバとを備え、送風経路を流れる空気の温度を上下して、室内の暖房、冷房又除湿運転を行うことが可能な空気調和機において、前記送風装置を、正転時には前記吸込口から空気を吸い込んで、前記吹出口から空気を吹き出し、逆転時には前記吹出口から空気を吸い込んで、前記吸込口から空気を吹き出す正逆回転可能な可逆回転ファンとし、冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったことを前記温度検出手段が検知したとき、前記可逆回転ファンを逆転駆動させるようにしたことを特徴とする。
【0022】
これによると、冷房運転時又は暖房運転時は、可逆回転ファンが通常の送風に制御され、室内空気は吸込口から通風路内に吸い込まれ、熱交換器を通過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却される。次いで、この空気は可逆回転ファンによって付勢された後、ルーバにより風向きを調整され、吹出口から室内に吹き出される。一方、冷房運転時の設定温度付近は、可逆回転ファン逆転駆動に制御され、室内空気は吹出口からルーバを経て通風路内に吸い込まれ、可逆回転ファンにより付勢された後、熱交換器を通過する過程で冷却される。次いで、この冷えた空気は吸込口から室内に吹き出される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る空気調和機の室内ユニット12の一例を示す断面図であり、該断面は、可逆回転ファン20の回転軸の方向(以下、軸方向と称する)に対して垂直な面での断面(以下、垂直断面と称する)である。室内ユニット12の外郭は、ケーシング11と、フロントパネル21とから構成される。
【0027】
ここで、本実施形態では、室内ユニット12の外郭に対して可逆回転ファン20が配置されている側を室内ユニット12の内側、該内側と相対する側を外側といい、可逆回転ファン20の回転軸に対してフロントパネル21の設置されている方向(図1において向かって左方)を前方とし、該前方と相対する方向を後方(図1において向かって右側)とする。
【0028】
可逆回転ファン20の回転軸に対して垂直な面上であって、かつ、前後の方向と直角な方向を上下の方向とし、該上下の方向のうち可逆回転ファン20に対してフロントパネル21の回動軸60が設置されている側を上方、該上方と相対する方向を下方とする。
【0029】
フロンパネル21は、回動軸60を一端に備えており、該回動軸60はケーシング11の上前部に設けられた溝に着脱自在に枢着され、例えばエアフィルタ22を清掃する際に開閉を行う。また、フロントパネル21には、室内ユニット12のユニット内部とユニット外部とを連通する吸込口13が備えられている。吸込口13の形状は軸方向に開口したスリット状をしている。
【0030】
また、前記フロントパネル21の内側の対向する位置にはエアフィルタ22が設けられ、エアフィルタ22を通過する空気に含まれる塵埃を捕集している。該エアフィルタ22の後方には熱交換器17が配置され、図示しない冷凍サイクルの運転によって冷房時は、該熱交換器17が周囲温度よりも低温に冷却され、暖房時は周囲温度よりも高温に加熱される。
【0031】
更に、室内ユニット12の内部には通常の送風方向と、該通常の送風方向とは逆方向との双方向に送風可能な可逆回転ファン20が設置され、可逆回転ファン20の送風経路16は、ドレンパン23と、ケーシング11の一部を構成する案内板15とによって、垂直断面上の送風経路16は仕切られている。該ドレンパン23は、熱交換器17の下部に配置され、冷房時に該熱交換器17が冷却されることによって発生する結露が落下してきたときに捕集する機能を有するとともに、上述したように可逆回転ファン20の送風経路の一部を構成している。
【0032】
そして、該ドレンパン23の下部で、かつ、送風経路16内には、縦ルーバ19が設けられ、更にその前方には、横ルーバ18a,18bが設けられいる。送風経路内で該横ルーバ18a,18bが設けられている部分が室内ユニット12から外側に吹き出される部分であり、吹出口14となる。
【0033】
以上のような構成で、通常の送風方向では、可逆回転ファン20の運転によっ空気の流れは以下のように流れることとなる。即ち、室内ユニット12の外部にある空気は、吸込口13から室内ユニット12の内部に吸い込まれた後、エアフィルタ22によって空気中に含まれている塵埃が捕集され、次に縦ルーバ19の設置質によって軸方向の空気の流れが決められ、更に横ルーバ18a,18bの設置位置によって上下方向の空気の流れが決められ、吹出口14を経て室内ユニット12の内部から外部へと吹き出される。
【0034】
また、逆風の送風方向では、可逆回転ファン20の運転によって、前記通常の送風方向における風の流れとは逆に風が流れることとなる。即ち、室内ユニット12の外部にある空気は、吹出口14から室内ユニット12の内部に吸い込まれた後、横ルーバ18a,18bを通過し、縦ルーバ19を通過した後、エアフィルタ22によって空気中に含まれる塵埃が捕集され、吸込口13を経た後、室内ユニット12の内部から外部へと吹き出される。
【0035】
可逆回転ファン20の具体例としては、クロスフローファンを通常の運転時と逆風の運転時とで互いに逆回転させることで、可逆送風を可能とすることができるが、可逆送風が可能な構成であれば、上記の例に限られるものではない。
【0036】
尚、このような空気調和機の室内ユニット12を室内に配置する場合には、ケーシング11の後方側面に爪部を設け、室内の壁に取り付ける取付板に設けられた爪部と嵌め合わせることによって取り付ける。室内における室内ユニット12の取付位置は、通常はおおよそ使用者の身長より高い位置に配置される。
【0037】
また、送風経路16の熱交換器17よりもフロントパネル21側には、第1の温度検出手段(図示せず)が備えられ、通常の送風時の室内温度を検出し、送風経路16の熱交換器17よりも可逆回転ファン20の配置側には第2の温度検出手段(図示せず)が備えられ、逆風運転時の室内の温度を2箇所で検出している。ここで、温度検出手段がリモートコントローラ28(以下、リモコン28として記載)に設けられている場合は、通常の送風又は逆風のいずれの送風方向であっても室内温度を一つの温度検出手段で計測することが可能である。
【0038】
図2は、この空気調和機の制御装置のブロック図である。熱交換器17へ冷媒を循環させる種々の周波数で駆動されるコンプレッサ24と、ファンモータ25を介して種々の回転数で回転駆動される可逆回転ファン20とが接続された制御部40の入力側には、リモコン28の操作に伴う無線信号を受信する受信部26と、室内の温度を随時検出するサーミスタ等の温度検出手段27と、音声を拾うマイク30とが接続されている。
【0039】
また、制御部40には受信部26が受け取った設定温度等の運転条件を格納する記憶部31と、前記温度検出手段27からの検出信号と前記記憶部31に格納された設定温度との差を求める比較部32と、前記記憶部31又は前記比較部32からの入力に基づき冷房又は暖房の運転モードを判定するモード判定部33と、前記モード判定部33及び前記比較部32からの情報に基づき可逆回転ファン20の回転数とコンプレッサ24の駆動周波数を決定する演算部35と、前記モード判定部33又は前記演算部35からの情報に基づき可逆回転ファン20の回転方向を必要に応じて切り替える回転切替部34と、マイク30からの音声信号を認識して所定の制御信号に変換する音声認識部29とが内蔵されている。
【0040】
可逆回転ファン20の回転数及びコンプレッサ24の駆動周波数は図3及び図4のように、それぞれf0〜f12の13段階及びc0〜c10の11段階で制御され、これらの組み合わせにより空気調和機の能力は冷房時は図5のようにC0〜C7の8段階、暖房時は図6のようにH0〜H7の8段階及び除湿モードでは図7のようにD0〜D4の5段階に制御されるようになっている。尚、これらの各段階のうち、可逆回転ファン20の回転数に負(−)の符号が付いているものは、可逆回転ファン20がその回転数で逆転駆動されることを意味している。
【0041】
図8は本発明に係る空気調和機の冷房運転時の制御の一例のフローチャート、図9はその場合の室内温度と設定温度との温度差の時間変化を制御パターンとの関係で示すグラフ、図10はその空気調和機の暖房運転時の制御の一例のフローチャート、図11はその空気調和機の運転制御の流れの一例を示すフローチャート、図12はリモコンの平面図である。
【0042】
図8〜図12を参照して本発明に係る空気調和機の運転制御について説明する。まず、図11のステップS1においてリモコン28を受信部26(図2)に向け、運転・停止スイッチ41(図12)を操作し、電源を投入する。その後、温度設定キー42(図12)や除湿キー43(図12)等の各種キー操作により運転条件を入力する。
【0043】
上記運転条件が記憶部31(図2)に記憶された後、ステップS2に移行し、除湿、冷房又は暖房モードのいずれであるかの判断がモード判定部33(図2)によりなされ、除湿モードであれば、ステップS3に移行し、可逆回転ファン20(図1)は回転切替部34(図2)により逆転するようにファンモータ25(図2)により駆動される。従って、除湿運転時は、始めから可逆回転ファン20は逆転による風向きに制御される。
【0044】
この場合、設定温度を入力する必要はないので、開始直後の室温を記憶部31に格納しておき、温度検出手段により随時検出される室温との差を比較部32で算出し、その値に応じて演算部35(図2)により上記制御パターンD0〜D4(図7参照)のいずれかで運転されるようになっている。そして、熱交換器17には室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循環し、熱交換器17は蒸発器として機能する。尚、このときの制御のフローチャートは簡単のため省略する。
【0045】
これにより、室内空気は図1の点線矢印で示すように、吹出口14から横ルーバ18a,18b及び縦ルーバ19を経て送風経路16内に吸い込まれ、可逆回転ファン20により付勢された後、熱交換器17を通過する過程で冷却される。次いで、この空気はエアフィルタ22及びグリル21を経て吸込口13の全面から穏やかに室内に吹き出される。除湿運転中に熱交換器17の表面に結露したドレン水はドレンパン23に滴下する。尚、除湿運転中にリモコン28の無風キー44(図12)を押すと、可逆回転ファン20は正転に切り替わり、従来通りの吹出口14からの送風を伴う除湿モードに変更されるようにしてもよい。
【0046】
一方、ステップS2で冷房モードとモード判定部33(図2)により判定されたときは、ステップS4に移行し、温度検出手段27(図2)からの入力に基づいて比較部32(図2)及び演算部35(図2)により決定された上記制御パターンC0〜C7で(図5参照)で運転される。そして、熱交換器17(図1)には室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循環し、熱交換器17は蒸発器として機能する。
【0047】
ステップS4を図8を参照して更に詳細に説明すると、ステップSUB0において温度検出手段27(図2)によって室内の温度が検出された後、ステップSUB1でこの室内温度と記憶部31に格納された設定温度との差Δtが3.5℃と比較され、それより大きければ、ステップSUB2に移行し制御パターンC7での冷房運転となる。更に、冷房が進んでΔtが2.8℃より大きく3.5℃以下となれば、ステップSUB1の肯定判定がなされ、ステップSUB3に移行して制御パターンC6での冷房運転となる。
【0048】
同様にステップSUB5,SUB7及びSUB9で、それぞれ2.1℃<Δt≦2.8℃,1.4℃<Δt≦2.1℃及び0.7℃<Δt≦1.4℃であれば、制御パターンC5(ステップSUB6),C4(ステップSUB8)及びC3(ステップSUB10)での冷房運転となる。
【0049】
これにより、室内空気は図1の実線矢印で示すように、吸込口13からグリル21及びエアフィルタ22を経て送風経路16内に吸い込まれ、熱交換器17を通過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却される。次いで、この空気は可逆回転ファン20によって付勢された後、縦ルーバ19及び横ルーバ18a,18bにより風向きを調整され、吹出口14から室内に吹き出される。冷房運転中に熱交換器17の表面に結露したドレン水はドレンパン23に滴下する。
【0050】
そして、ステップSUB9の肯定判定、かつ、ステップSUB11の否定判定、即ち0℃<Δt≦0.7℃と判定されると、制御パターンC2での冷房運転となる(ステップSUB12)。また、ステップSUB11の肯定判定、かつ、ステップSUB13の否定判定、即ち0℃−0.7<Δt≦0℃と判定されると、制御パターンC1での冷房運転となる(ステップSUB14)。このとき、可逆回転ファン20は逆転にて回転駆動される。この場合、図9のように、温度差0℃を振幅の中心として制御パターンがC2とC1との間で交互に入れ替わるように制御される。
【0051】
これにより、室内空気は図1の点線矢印で示すように、吹出口14から横ルーバ18a,18b及び縦ルーバ19を経て送風経路16内に吸い込まれ、可逆回転ファン20により付勢された後、熱交換器17を通過する過程で冷却される。次いで、この空気はエアフィルタ22及びグリル21を経て吸込口13の全面から穏やかに室内に吹き出される。この運転中に熱交換器17の表面に結露したドレン水はドレンパン23に滴下する。
【0052】
従って、室内の天井近くの比較的温度の高いところから床面近くの温度の低いところまで徐々に温度が変化する温度分布ができても、逆風送風によって下方に滞留した低温の空気が上方に送られるように循環するため、全身の体感温度も略一定となり、冷房運転時、足元が冷えすぎて寒いといった不快感が解消され、きめ細かで快適な温度分布を室内に形成できる。
【0053】
ところで、更に室内の過冷房がなされ、Δt≦−0.7℃となると、ステップSUB13の肯定判定で、制御パターンC0、即ち可逆回転ファン20及びコンプレッサ24ともにOFFでの冷房運転となる(ステップSUB15)。そして、ステップSUB2,4,6,8,10,12,14及び15において対応する制御パターンで冷房運転が開始されると、再びステップSUB0に戻り、室温の検出から始まる上記の一連の制御が繰り返されることとなる。
【0054】
一方、図11のステップS2で暖房モードとモード判定部33(図2)により判定されたときは、ステップS5に移行し、温度検出手段27(図2)からの入力に基づいて比較部32(図2)及び演算部35(図2)により決定された上記制御パターンH0〜H7で(図6参照)で運転される。そして、熱交換器17(図1)には室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循環し、熱交換器17は凝縮器として機能する。
【0055】
ステップS5を図10を参照して更に詳細に説明すると、ステップSUB20において温度検出手段27(図2)によって室内の温度が検出された後、ステップSUB21でこの室内温度と記憶部31(図2)に格納された設定温度との差Δtが−3.5℃と比較され、それより小さければ、ステップSUB22に移行し制御パターンH7での暖房運転となる。更に、暖房が進んでΔtが−3.5℃以上で−2.8℃より小さくなれば、ステップSUB21の肯定判定がなされ、ステップSUB23に移行して制御パターンH6での暖房運転となる。
【0056】
同様にステップSUB25,SUB27,SUB29,SUB31及びSUB33で、それぞれ−2.8℃≦Δt<−2.1℃,−2.1℃≦Δt<−1.4℃,−1.4℃≦Δt<−0.7℃,−0.7℃≦Δt<0℃及び0℃≦Δt<0.7℃であれば、制御パターンH5(ステップSUB26),H4(ステップSUB28),H3(ステップSUB30),H2(ステップSUB32)及びH1(ステップSUB34)での暖房運転となる。
【0057】
これにより、室内空気は図1の実線矢印で示すように、吸込口13からグリル21及びエアフィルタ22を経て送風経路16内に吸い込まれ、熱交換器17を通過する過程で冷媒と熱交換することによって加熱される。次いで、この空気は可逆回転ファン20によって付勢された後、縦ルーバ19及び横ルーバ18a,18bにより風向きを調整され、吹出口14から室内に吹き出される。
【0058】
ところで、更に室内の暖房がなされ、Δt≧0.7℃となると、ステップSUB33の肯定判定で、制御パターンH0、即ち可逆回転ファン20及びコンプレッサ24ともにOFFでの暖房運転となる(ステップSUB35)。そして、ステップSUB22,24,26,28,30,32,34及び35において対応する制御パターンで暖房運転が開始されると、再びステップSUB20に戻り、室温の検出から始まる上記の一連の制御が繰り返されることとなる。
【0059】
このようにして、冷房運転時又は暖房運転時には吹出口から斜め下方に向かって風が室内に吹き出されるので、冷風又は温風を確実に遠くまで行き届かせて速やかに室内を設定温度まで冷房又は暖房できる。また、冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったとき、又は除湿運転時には開口面積の大きな吸込口から斜め上方に向かって風が室内に吹き出されるので、足元付近にある比較的温度の低い空気が上方へ運ばれ、室内の上方にある比較的温度の高い空気が足元付近に下降する。従って、室内の空気が従来の空気調和機による冷房又は除湿とは逆向きに循環され、更にきめ細かで快適な温度分布を室内に形成できる。
【0060】
尚、逆転による風向き制御は冷房運転時の設定温度付近又は除湿運転時の他、例えば、冷房運転開始直後の室内を速やかに冷房したい場合に行わせるようにしてもよい。この場合は、勢いよく吹き出される冷風が直接使用者の身体に当たることが防止される。また、逆転による風向き制御を暖房運転時に行ってもよく、この場合は、勢いのある温風が直接使用者の身体に当たることが防止される。
【0061】
尚、上記の可逆回転ファン20の正転及び逆転による風向きの切り替え制御は、上記の如く室内の温度がある条件を満たしたときに自動的になされるようにしてもよく、また、図12のリモコン28に設けた無風キー44を押圧操作することで、使用者が所望するときにのみ行わせるようにしてもよい。この場合、無風キー44を再度押すことにより正転に復帰するようにすると、リモコン28の操作が分かりやすくてよい。
【0062】
或いは、図2の制御部40内の音声認識部29を介して接続された室内ユニット12側のマイク30に向かって、例えば、「無風」と発音することで、風向きを逆向きに切り替えるようにしてもよい。尚、このような音声による機器の動作制御を実現するシステムは既知であるので、ここでは詳述しない。
【0063】
また、図13に示すように、パソコン、電話機、携帯電話等の通信端末36を用いてインターネット等のネットワーク37を介して異なる場所から遠隔的に操作することにより、図12のリモコン28の各種キー操作に該当するあらゆる操作を行えるようにしてもよい。この場合、ホームサーバー等のサーバー38を介在させてもよい。
【0064】
更には、プロバイダ等の情報を提供する役務機関と契約をしているユーザを対象とするサービスの一環として、役務機関側からネットワーク37を介して空気調和機又は空気調和機の接続されたサーバー38にアクセスし、気象情報等を提供することにより、自動で空気調和機の運転を行わせるようにしてもよい。
【0065】
そして、本実施形態では可逆送風装置として、正逆回転可能な1つの可逆回転ファンを使用する例に付いて説明したが、逆風専用のファンを従来の正転のみのファンと別途に設けてもよいし、本来の吸込口から風の吹き出しが可能なファンとは異なる送風手段であっても構わない。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によると、空気の吸込口と、空気の吹出口と、前記吸込口と前記吹出口との間を連通する通風路と、前記通風路内に前記吸込口に対向して配された熱交換器とを有する空気調和機において、前記吸込口から送風可能な可逆送風装置を前記通風路内に設けたことにより、可逆送風装置を通常の送風に制御して吸込口から吸い込んだ空気を、吹出口から送風する通常の運転によって速やかに設定温度まで冷房又は暖房できるとともに、必要に応じて可逆送風装置を逆風送風に切り替えて吹出口から吸い込んだ空気を吸込口から送風できる。従って、室内の状況に応じたきめ細かで快適な温度分布を形成できる。
【0067】
また、本発明は、空気の吸込口と、空気の吹出口と、前記吸込口と前記吹出口との間を連通する通風路と、前記通風路内の前記吹出口に臨ませて配された風向き調整用のルーバと、前記通風路内に前記吸込口に対向して配された熱交換器とを有する空気調和機において、前記吸込口から送風可能な可逆送風装置を前記通風路内の前記熱交換器と前記ルーバとの間に設けたことにより、可逆送風装置を通常の送風に制御して吸込口から吸い込んだ空気を、ルーバを介して風向きを微調整した後、吹出口から送風する通常の運転によって速やかに設定温度まで冷房又は暖房できるとともに、必要に応じて可逆送風装置を逆風送風に切り替えて吹出口から吸い込んだ空気を吸込口から送風できる。従って、室内の状況に応じたきめ細かで快適な温度分布を形成できる。
【0068】
この場合、特定の条件下、特に、冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったことを前記温度検出手段が検知したとき、又は除湿運転時に、前記可逆送風装置を逆風で送風させるように制御すると、通常の送風方向に送風し、室内の温度が設定温度付近になったときの温度分布である、室内の下部(床側)が比較的低温であり室内の上部(天井側)が比較的高温となる温度分布を、比較的低温な空気を室内ユニットの吹出口から吸い込んで、室内ユニットの吸込口から吹き出すことによって循環させることができ、室内温度を均一にすることができる。従って、使用者の快適性の向上が図られる。
【0069】
また、本発明はリモコンの操作、電気通信回線に接続された情報端末の操作、又は無線の携帯情報端末の操作により、前記可逆送風装置を遠隔制御できるようにしたので、使用者は離れた場所からいつでも空気調和機の運転を制御でき、使い勝手が大幅に向上する。
【0070】
また、本発明は役務機関から電気通信回線を介して提供される気象情報に基づいて自動的に前記可逆送風装置の動作を制御するようにしたので、使用者側から操作を行わなくても、提供される気象情報に基づいて自動的に空気調和機の運転を制御でき、使い勝手が更に向上する。
【0071】
また、本発明は音声認識手段を用いて前記可逆送風装置の動作を制御するようにしたことにより、体の不自由な人、リモコン等の操作に不慣れな人でも、言葉を声に出して言うだけで容易に空気調和機の運転を制御でき、使い勝手が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の室内ユニットの一例の側面断面図である。
【図2】 その空気調和機の制御装置の一例のブロック図である。
【図3】 その空気調和機のコンプレッサの駆動周波数の一例を示す図である。
【図4】 その空気調和機の可逆回転ファンの回転数の一例を示す図である。
【図5】 その空気調和機の冷房運転時の制御パターンを圧縮機の駆動周波数と可逆回転ファンの回転数との組み合わせで表した図である。
【図6】 その空気調和機の暖房運転時の制御パターンを圧縮機の駆動周波数と可逆回転ファンの回転数との組み合わせで表した図である。
【図7】 その空気調和機の除湿運転時の制御パターンを圧縮機の駆動周波数と可逆回転ファンの回転数との組み合わせで表した図である。
【図8】 その空気調和機の冷房運転時の制御の一例のフローチャートである。
【図9】 その場合の室内温度と設定温度との温度差の時間変化を制御パターンとの関係で示すグラフである。
【図10】 その空気調和機の暖房運転時の制御の一例のフローチャートである。
【図11】 その空気調和機の運転制御の流れの一例を示すフローチャート
【図12】 リモコンの平面図である。
【図13】 通信ネットワークを利用した空気調和機のリモートコントロールシステムの一例の概念図である。
【図14】 従来の空気調和機の室内ユニットの側面断面図である。
【符号の説明】
12 本体ケース
13 吸込口
14 吹出口
15 案内板
16 通風路
17 熱交換器
18a,18b 横ルーバ
19 縦ルーバ
20 可逆回転ファン
21 グリル
22 エアフィルタ
23 ドレンパン
24 コンプレッサ
25 ファンモータ
26 受信部
27 温度検出手段
28 リモコン
29 音声認識部
30 マイク
31 記憶部
32 比較部
33 モード判定部
34 回転切替部
35 演算部
36 通信端末
37 ネットワーク
38 サーバー
40 制御部

Claims (5)

  1. 室内に配置され、吸込口から空気を吸い込んで該吸込口よりも開口面積の小さな吹出口へ吹き出すことができる送風装置と、該送風装置の動作によって空気が流れる送風経路と、該送風経路に設けられ送風経路を介して送風される空気と熱交換する熱交換器と、室内の空気の温度を検出可能な温度検出手段と、前記送風経路内の前記吹出口に臨ませて配された風向き調整用のルーバとを備え、
    送風経路を流れる空気の温度を上下して、室内の暖房、冷房又除湿運転を行うことが可能な空気調和機において、
    前記送風装置を、正転時には前記吸込口から空気を吸い込んで、前記吹出口から空気を吹き出し、逆転時には前記吹出口から空気を吸い込んで、前記吸込口から空気を吹き出す正逆回転可能な可逆回転ファンとし、
    冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったことを前記温度検出手段が検知したとき、前記可逆回転ファン逆転駆動させるようにしたことを特徴とする空気調和機。
  2. 冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったことを前記温度検出手段が検知したとき、可逆回転ファンの逆転駆動の回転数が低速で可変制御されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 吸込口に水平方向に延びて平行に配された複数の桟が、吸込みの気流方向の上流側が高く下流側が低くなるような傾斜を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 前記可逆回転ファンの羽根は正転方向に前向きの傾斜を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 除湿運転時にも前記可逆回転ファンを逆転駆動させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機。
JP2000381459A 2000-12-15 2000-12-15 空気調和機 Expired - Fee Related JP3788575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000381459A JP3788575B2 (ja) 2000-12-15 2000-12-15 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000381459A JP3788575B2 (ja) 2000-12-15 2000-12-15 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002181344A JP2002181344A (ja) 2002-06-26
JP3788575B2 true JP3788575B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=18849449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000381459A Expired - Fee Related JP3788575B2 (ja) 2000-12-15 2000-12-15 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3788575B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106287937A (zh) * 2015-06-09 2017-01-04 珠海格力电器股份有限公司 空调器和空调器控制方法
CN112254271A (zh) * 2020-09-30 2021-01-22 青岛海尔空调器有限总公司 用于解决空调器倒吸风问题的方法、装置及空调器

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005011772A1 (de) * 2005-03-11 2006-09-14 Gea Happel Klimatechnik Produktions- Und Servicegesellschaft Mbh Gebläsekonvektor
JP5486421B2 (ja) * 2010-06-25 2014-05-07 パナソニック株式会社 空調システム
JP6074901B2 (ja) * 2012-03-28 2017-02-08 ダイキン工業株式会社 空調室内機及び空調システム
CN106196409A (zh) * 2015-04-30 2016-12-07 广东美的制冷设备有限公司 室内风机的控制方法、控制装置和壁挂式空调
CN105240937A (zh) * 2015-10-12 2016-01-13 珠海格力电器股份有限公司 空调室内机和空调器
JP6554665B2 (ja) * 2015-12-09 2019-08-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機
CN109210638B (zh) * 2018-09-12 2019-09-06 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器及该空调器的除湿控制方法
CN109798594B (zh) * 2019-03-14 2024-05-03 珠海格力电器股份有限公司 送风结构及具有其的空调室内机
CN110966721A (zh) * 2019-12-02 2020-04-07 珠海格力电器股份有限公司 多联机空调器的室内机关机控制方法和装置
CN113418233B (zh) * 2021-07-08 2022-06-10 美的集团武汉暖通设备有限公司 空调器的自清洗控制方法及空调器

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114357Y2 (ja) * 1971-12-30 1976-04-16
JPS57184842A (en) * 1981-05-07 1982-11-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Air conditioner
JPS6247801U (ja) * 1985-09-11 1987-03-24
JPS632013U (ja) * 1986-06-24 1988-01-08
JPH048020U (ja) * 1990-05-11 1992-01-24
JPH04158146A (ja) * 1990-10-22 1992-06-01 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JPH04187934A (ja) * 1990-11-21 1992-07-06 Hitachi Ltd 空気調和機の制御装置
JP3065867B2 (ja) * 1993-12-07 2000-07-17 船井電機株式会社 エアコン機器
JP3118383B2 (ja) * 1994-12-27 2000-12-18 三洋電機株式会社 空気調和機
JP3392644B2 (ja) * 1996-06-26 2003-03-31 東芝キヤリア株式会社 空気調和装置の室内機
JPH10132319A (ja) * 1996-10-25 1998-05-22 Sanyo Electric Co Ltd 壁掛型空気調和機
JPH10132322A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Toyotomi Co Ltd エアコンの正面グリル着脱構造
JPH11300710A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JP2000069580A (ja) * 1998-06-02 2000-03-03 Center Line:Kk 無線端末による制御システム及びその制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106287937A (zh) * 2015-06-09 2017-01-04 珠海格力电器股份有限公司 空调器和空调器控制方法
CN112254271A (zh) * 2020-09-30 2021-01-22 青岛海尔空调器有限总公司 用于解决空调器倒吸风问题的方法、装置及空调器
CN112254271B (zh) * 2020-09-30 2022-01-21 青岛海尔空调器有限总公司 用于解决空调器倒吸风问题的方法、装置及空调器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002181344A (ja) 2002-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3194895B2 (ja) 空気調和機の吐出気流制御装置およびその方法
JP3788575B2 (ja) 空気調和機
JPH1047731A (ja) 空気調和機の吐出気流制御装置及びその制御方法
KR20090081919A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JP2004150731A (ja) 空気調和装置
JP2004012060A (ja) 空気調和機の室内ユニット及び空気調和機
JP3433072B2 (ja) 空気調和機
JP6211892B2 (ja) 空気調和機
EP2487428A1 (en) Air conditioner and control method thereof
JPH0650595A (ja) 空気調和装置
KR20000055145A (ko) 공기조화기의 기류제어장치 및 방법
JP5723734B2 (ja) 空気調和機
JP3073482B2 (ja) 空気調和機の運転制御装置およびその方法
JP2002195642A (ja) 空気調和機
JPH0719573A (ja) 風向調整羽根駆動方法および装置
JP4215035B2 (ja) 空気調和機およびその制御方法
JPH1183121A (ja) 空気調和機
JP2003214644A (ja) 空気調和機
KR100837355B1 (ko) 공기조화기 및 이의 기류제어방법
JP2003269776A (ja) 天井埋込型空気調和機のルーバ制御方法
JP2001201147A (ja) 空気調和機
JPH0587380A (ja) 空気調和機
KR100430005B1 (ko) 욕실형 공기조화기의 토출기류 제어장치
JPH08178344A (ja) 空気調和装置
US20230010148A1 (en) Air conditioner

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees