JP2002181344A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002181344A
JP2002181344A JP2000381459A JP2000381459A JP2002181344A JP 2002181344 A JP2002181344 A JP 2002181344A JP 2000381459 A JP2000381459 A JP 2000381459A JP 2000381459 A JP2000381459 A JP 2000381459A JP 2002181344 A JP2002181344 A JP 2002181344A
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air conditioner
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風の吹き出し方向を室内の状況に応じて適
切に変更することにより、更にきめ細かで快適な温度分
布を室内に形成できる空気調和機を提供する。 【解決手段】 ケーシング11、フロントパネル12及
び案内板15によって限界された送風経路16内には吸
込口13に対向するように熱交換器17が、吹出口14
に臨ませて横ルーバ18a,18b及び縦ルーバ19が
配設されている。そして、熱交換器17と縦ルーバ19
との間の内側空間内には可逆回転ファン20が配設され
ている。吸込口13にはフロントパネル12から着脱自
在なグリル21と、その下流側のエアフィルタ22とが
配設されている。そして、熱交換器17の下方にはドレ
ンパン23が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在の空気調和機は、ファンの回転によ
り吸込口から吸い込まれた室内の空気を熱交換器にて熱
交換させ、風向き調整用のルーバを備えた吹出口から前
方又は下方に送風することで、室内を冷房又は暖房する
ように構成されているものが主流である。
【0003】しかしながら、冷房運転時における設定温
度付近や除湿運転時では、下方への冷風の吹き出しは必
ずしも必要ではなく、むしろ使用者に不快感を与えるこ
ともあるし、しかも、吹き出された冷風は下降する性質
があるため、風の吹き出し方向を敢えて上方へ変更した
方が室内の快適な温度分布の形成には望ましい場合があ
る。
【0004】以下、特開平8−285308号公報に開
示された空気調和機について図14を参照して説明す
る。本体ケース101には斜め上方に向かって開口する
第1の空気出入口106、斜め下方に向かって開口する
第2の空気出入口107が設けられている。本体ケース
101内に案内板102を配設することによって第1の
空気出入口106と第2の空気出入口107とを連通す
る逆C字状に湾曲した通風路114が形成されている。
【0005】この通風路114内には第1の空気出入口
106に対向するように第1の熱交換器103が、第2
の空気出入口107に対向するように第2の熱交換器1
04が配設され、これら第1,第2の熱交換器103,
104はくの字状を成している。そして、これら第1,
第2の熱交換器103,104との間の内側空間内には
可逆回転ファン111が水平な軸112まわりに正逆転
可能に配設されている。
【0006】第1の空気出入口106には第1のグリル
105が、第2の空気出入口107には第2のグリル1
08がそれぞれ配設されている。そして、第1の熱交換
器103の下方には第1のドレンパン109が、第2の
熱交換器104の下方には第2のドレンパン110がそ
れぞれ配設されている。
【0007】冷房運転時には可逆回転ファン111はフ
ァンモータ(図示せず)により駆動されて軸112まわ
りに正転する。そして、第1,第2の熱交換器103,
104は室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循環
し、これら第1,第2の熱交換器103,104はそれ
ぞれ蒸発器として機能する。
【0008】このようにして、室内空気は実線矢印で示
すように、第2の空気出入口107から第2のグリル1
08を経て通風路114内に吸い込まれ、第2の熱交換
器104を通過する過程で冷媒と熱交換することによっ
て冷却される。次いで、この空気は可逆回転ファン11
1によって付勢された後、第1の熱交換器103を通過
する過程で冷却されて冷風となり、第1のグリル105
を経て第1の空気出入口106から斜め上方に向かって
室内に吹き出される。冷房運転中に第1,第2の熱交換
器103,104の表面に結露したドレンは第1,第2
のドレンパン109,110内に滴下する。
【0009】暖房運転時には可逆回転ファン111は逆
転する。そして、第1,第2の熱交換器103,104
はそれぞれ凝縮器として機能する。
【0010】このようにして、室内空気は点線矢印で示
すように、第1の空気出入口106から第1のグリル1
05を経て通風路114内に吸い込まれ、第1の熱交換
器103を通過する過程で加熱される。次いで、この空
気は可逆回転ファン111によって付勢された後、第2
の熱交換器104を通過する過程で加熱されて温風とな
り、第2のグリル108を経て第2の空気出入口107
から斜め下方に向かって室内に吹き出される。
【0011】このようにして、冷房運転時には冷風は斜
め上方に向かって室内に吹き出され、暖房運転時には温
風は斜め下方に向かって室内に吹き出されるので、室内
に快適な温度分布を形成することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、空気の吸い
込み量と吹き出し量とのバランスがとれていれば、開口
面積の小さい吹出口から吹き出させた方が、冷風又は温
風を更に付勢して遠くまで届かせることができるから室
内の温度分布の均一化には有利であるし、風向きを変更
するルーバを吹出口の内部近傍に設けた方が風向きの微
調整がしやすいという現状がある。
【0013】しかしながら、上記公報に開示された従来
の空気調和機では、第1,第2の空気出入口106,1
07はともに略同一の開口面積を有し、しかもルーバを
備えていないため、それ以前からあった吸込口と吹出口
とを室内ユニット側に形成した空気調和機と比較して
も、風向きの上下の変更だけで室内の快適な温度分布の
形成に顕著な効果があるかどうかはいささか疑問であ
る。
【0014】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、風の吹き出し方向を室内の状況に応じて
適切に変更することにより、更にきめ細かで快適な温度
分布を室内に形成できる空気調和機を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、空気の吸込口と、空気の吹出口と、前記吸込
口と前記吹出口との間を連通する通風路と、前記通風路
内に前記吸込口に対向して配された熱交換器とを有する
空気調和機において、前記吸込口から送風可能な可逆送
風装置を前記通風路内に設けたことを特徴とする。
【0016】この構成によると、冷房運転時において、
可逆送風装置が通常の送風に制御されているときは、室
内空気は吸込口から通風路内に吸い込まれ、熱交換器を
通過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却され
る。次いで、この空気は可逆送風装置によって付勢され
た後、吹出口から室内に吹き出される。一方、可逆送風
装置が逆風送風に制御されているときは、室内空気は吹
出口からルーバを経て通風路内に吸い込まれ、可逆送風
装置により付勢された後、熱交換器を通過する過程で冷
却される。次いで、この空気は吸込口から室内に吹き出
される。
【0017】また、本発明は、空気の吸込口と、空気の
吹出口と、前記吸込口と前記吹出口との間を連通する通
風路と、前記通風路内の前記吹出口に臨ませて配された
風向き調整用のルーバと、前記通風路内に前記吸込口に
対向して配された熱交換器とを有する空気調和機におい
て、前記吸込口から送風可能な可逆送風装置を前記通風
路内の前記熱交換器と前記ルーバとの間に設けたことを
特徴とする。
【0018】この構成によると、冷房運転時において、
可逆送風装置が通常の送風に制御されているときは、室
内空気は吸込口から通風路内に吸い込まれ、熱交換器を
通過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却され
る。次いで、この冷えた空気は可逆送風装置によって付
勢された後、ルーバにより風向きを調整され、吹出口か
ら室内に吹き出される。一方、冷房運転時において、可
逆送風装置が逆風送風に制御されているときは、室内空
気は吹出口からルーバを経て通風路内に吸い込まれ、可
逆送風装置により付勢された後、熱交換器を通過する過
程で冷却される。次いで、この冷えた空気は吸込口から
室内に吹き出される。
【0019】また、前記可逆送風装置を正逆転可能な可
逆回転ファンとすると、冷房運転時において、可逆回転
ファンが正転に制御されているときは、室内空気は吸込
口から通風路内に吸い込まれ、熱交換器を通過する過程
で冷媒と熱交換することによって冷却される。次いで、
この冷えた空気は可逆回転ファンによって付勢された
後、ルーバにより風向きを調整され、吹出口から室内に
吹き出される。一方、冷房運転時において、可逆回転フ
ァンが逆転に制御されているときは、室内空気は吹出口
からルーバを経て通風路内に吸い込まれ、可逆回転ファ
ンにより付勢された後、熱交換器を通過する過程で冷却
される。次いで、この冷えた空気は吸込口から室内に吹
き出される。
【0020】この場合、特定の条件下、特に、冷房運転
時において、室内が設定温度付近になったとき、又は除
湿運転時に、可逆送風装置による吸込口からの送風をさ
せるようにその動作を制御することで、冷房運転時又は
暖房運転時には吹出口から空気が室内に吹き出され、冷
房運転時の設定温度付近又は除湿運転時には吸込口から
空気が室内に吹き出される。
【0021】また、本発明は、室内に配置され、吸込口
から空気を吸い込んで吹出口へ吹き出すことができる送
風装置と、該送風装置の動作によって空気が流れる送風
経路と、該送風経路に設けられ送風経路を介して送風さ
れる空気と熱交換する熱交換器と、室内の空気の温度を
検出可能な温度検出手段とを備え、送風経路を流れる空
気の温度を上下して、室内の暖房、冷房又除湿運転を行
うことが可能な空気調和機において、前記送風装置を、
前記吹出口から空気を吸い込んで、前記吸込口から空気
を吹き出す逆風の送風を可能に構成した可逆送風装置と
し、冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったこ
とを前記温度検出手段が検知したとき、又は除湿運転時
に、前記可逆送風装置を逆風で送風させるようにしたこ
とを特徴とする。
【0022】これによると、冷房運転時又は暖房運転時
は、可逆送風装置が通常の送風に制御され、室内空気は
吸込口から通風路内に吸い込まれ、熱交換器を通過する
過程で冷媒と熱交換することによって冷却される。次い
で、この空気は可逆送風装置によって付勢された後、ル
ーバにより風向きを調整され、吹出口から室内に吹き出
される。一方、冷房運転時の設定温度付近、又は除湿運
転時は、可逆送風装置が逆風送風に制御され、室内空気
は吹出口からルーバを経て通風路内に吸い込まれ、可逆
送風装置により付勢された後、熱交換器を通過する過程
で冷却される。次いで、この冷えた空気は吸込口から室
内に吹き出される。
【0023】また、本発明による空気調和機は、リモコ
ンの操作、電気通信回線に接続された情報端末の操作、
又は無線の携帯情報端末の操作により前記可逆送風装置
を遠隔制御できるようにしたので、空気調和機の使い勝
手が向上する。
【0024】また、本発明による空気調和機は、役務機
関から電気通信回線を介して提供される気象情報に基づ
いて自動的に前記可逆送風装置の動作を制御するように
したので、使用者側から操作を行わなくても、提供され
る気象情報に基づいて自動的に空気調和機の運転制御が
行われる。
【0025】また、本発明による空気調和機は、音声認
識手段を用いて前記可逆送風装置の動作を制御するよう
にしたことにより、体の不自由な人、リモコン等の操作
に不慣れな人でも、言葉を声に出して言うだけで容易に
空気調和機の運転を制御できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る空気調
和機の室内ユニット12の一例を示す断面図であり、該
断面は、可逆回転ファン20の回転軸の方向(以下、軸
方向と称する)に対して垂直な面での断面(以下、垂直
断面と称する)である。室内ユニット12の外郭は、ケ
ーシング11と、フロントパネル21とから構成され
る。
【0027】ここで、本実施形態では、室内ユニット1
2の外郭に対して可逆回転ファン20が配置されている
側を室内ユニット12の内側、該内側と相対する側を外
側といい、可逆回転ファン20の回転軸に対してフロン
トパネル21の設置されている方向(図1において向か
って左方)を前方とし、該前方と相対する方向を後方
(図1において向かって右側)とする。
【0028】可逆回転ファン20の回転軸に対して垂直
な面上であって、かつ、前後の方向と直角な方向を上下
の方向とし、該上下の方向のうち可逆回転ファン20に
対してフロントパネル21の回動軸60が設置されてい
る側を上方、該上方と相対する方向を下方とする。
【0029】フロンパネル21は、回動軸60を一端に
備えており、該回動軸60はケーシング11の上前部に
設けられた溝に着脱自在に枢着され、例えばエアフィル
タ22を清掃する際に開閉を行う。また、フロントパネ
ル21には、室内ユニット12のユニット内部とユニッ
ト外部とを連通する吸込口13が備えられている。吸込
口13の形状は軸方向に開口したスリット状をしてい
る。
【0030】また、前記フロントパネル21の内側の対
向する位置にはエアフィルタ22が設けられ、エアフィ
ルタ22を通過する空気に含まれる塵埃を捕集してい
る。該エアフィルタ22の後方には熱交換器17が配置
され、図示しない冷凍サイクルの運転によって冷房時
は、該熱交換器17が周囲温度よりも低温に冷却され、
暖房時は周囲温度よりも高温に加熱される。
【0031】更に、室内ユニット12の内部には通常の
送風方向と、該通常の送風方向とは逆方向との双方向に
送風可能な可逆回転ファン20が設置され、可逆回転フ
ァン20の送風経路16は、ドレンパン23と、ケーシ
ング11の一部を構成する案内板15とによって、垂直
断面上の送風経路16は仕切られている。該ドレンパン
23は、熱交換器17の下部に配置され、冷房時に該熱
交換器17が冷却されることによって発生する結露が落
下してきたときに捕集する機能を有するとともに、上述
したように可逆回転ファン20の送風経路の一部を構成
している。
【0032】そして、該ドレンパン23の下部で、か
つ、送風経路16内には、縦ルーバ19が設けられ、更
にその前方には、横ルーバ18a,18bが設けられい
る。送風経路内で該横ルーバ18a,18bが設けられ
ている部分が室内ユニット12から外側に吹き出される
部分であり、吹出口14となる。
【0033】以上のような構成で、通常の送風方向で
は、可逆回転ファン20の運転によっ空気の流れは以下
のように流れることとなる。即ち、室内ユニット12の
外部にある空気は、吸込口13から室内ユニット12の
内部に吸い込まれた後、エアフィルタ22によって空気
中に含まれている塵埃が捕集され、次に縦ルーバ19の
設置質によって軸方向の空気の流れが決められ、更に横
ルーバ18a,18bの設置位置によって上下方向の空
気の流れが決められ、吹出口14を経て室内ユニット1
2の内部から外部へと吹き出される。
【0034】また、逆風の送風方向では、可逆回転ファ
ン20の運転によって、前記通常の送風方向における風
の流れとは逆に風が流れることとなる。即ち、室内ユニ
ット12の外部にある空気は、吹出口14から室内ユニ
ット12の内部に吸い込まれた後、横ルーバ18a,1
8bを通過し、縦ルーバ19を通過した後、エアフィル
タ22によって空気中に含まれる塵埃が捕集され、吸込
口13を経た後、室内ユニット12の内部から外部へと
吹き出される。
【0035】可逆回転ファン20の具体例としては、ク
ロスフローファンを通常の運転時と逆風の運転時とで互
いに逆回転させることで、可逆送風を可能とすることが
できるが、可逆送風が可能な構成であれば、上記の例に
限られるものではない。
【0036】尚、このような空気調和機の室内ユニット
12を室内に配置する場合には、ケーシング11の後方
側面に爪部を設け、室内の壁に取り付ける取付板に設け
られた爪部と嵌め合わせることによって取り付ける。室
内における室内ユニット12の取付位置は、通常はおお
よそ使用者の身長より高い位置に配置される。
【0037】また、送風経路16の熱交換器17よりも
フロントパネル21側には、第1の温度検出手段(図示
せず)が備えられ、通常の送風時の室内温度を検出し、
送風経路16の熱交換器17よりも可逆回転ファン20
の配置側には第2の温度検出手段(図示せず)が備えら
れ、逆風運転時の室内の温度を2箇所で検出している。
ここで、温度検出手段がリモートコントローラ28(以
下、リモコン28として記載)に設けられている場合
は、通常の送風又は逆風のいずれの送風方向であっても
室内温度を一つの温度検出手段で計測することが可能で
ある。
【0038】図2は、この空気調和機の制御装置のブロ
ック図である。熱交換器17へ冷媒を循環させる種々の
周波数で駆動されるコンプレッサ24と、ファンモータ
25を介して種々の回転数で回転駆動される可逆回転フ
ァン20とが接続された制御部40の入力側には、リモ
コン28の操作に伴う無線信号を受信する受信部26
と、室内の温度を随時検出するサーミスタ等の温度検出
手段27と、音声を拾うマイク30とが接続されてい
る。
【0039】また、制御部40には受信部26が受け取
った設定温度等の運転条件を格納する記憶部31と、前
記温度検出手段27からの検出信号と前記記憶部31に
格納された設定温度との差を求める比較部32と、前記
記憶部31又は前記比較部32からの入力に基づき冷房
又は暖房の運転モードを判定するモード判定部33と、
前記モード判定部33及び前記比較部32からの情報に
基づき可逆回転ファン20の回転数とコンプレッサ24
の駆動周波数を決定する演算部35と、前記モード判定
部33又は前記演算部35からの情報に基づき可逆回転
ファン20の回転方向を必要に応じて切り替える回転切
替部34と、マイク30からの音声信号を認識して所定
の制御信号に変換する音声認識部29とが内蔵されてい
る。
【0040】可逆回転ファン20の回転数及びコンプレ
ッサ24の駆動周波数は図3及び図4のように、それぞ
れf0〜f12の13段階及びc0〜c10の11段階
で制御され、これらの組み合わせにより空気調和機の能
力は冷房時は図5のようにC0〜C7の8段階、暖房時
は図6のようにH0〜H7の8段階及び除湿モードでは
図7のようにD0〜D4の5段階に制御されるようにな
っている。尚、これらの各段階のうち、可逆回転ファン
20の回転数に負(−)の符号が付いているものは、可
逆回転ファン20がその回転数で逆転駆動されることを
意味している。
【0041】図8は本発明に係る空気調和機の冷房運転
時の制御の一例のフローチャート、図9はその場合の室
内温度と設定温度との温度差の時間変化を制御パターン
との関係で示すグラフ、図10はその空気調和機の暖房
運転時の制御の一例のフローチャート、図11はその空
気調和機の運転制御の流れの一例を示すフローチャー
ト、図12はリモコンの平面図である。
【0042】図8〜図12を参照して本発明に係る空気
調和機の運転制御について説明する。まず、図11のス
テップS1においてリモコン28を受信部26(図2)
に向け、運転・停止スイッチ41(図12)を操作し、
電源を投入する。その後、温度設定キー42(図12)
や除湿キー43(図12)等の各種キー操作により運転
条件を入力する。
【0043】上記運転条件が記憶部31(図2)に記憶
された後、ステップS2に移行し、除湿、冷房又は暖房
モードのいずれであるかの判断がモード判定部33(図
2)によりなされ、除湿モードであれば、ステップS3
に移行し、可逆回転ファン20(図1)は回転切替部3
4(図2)により逆転するようにファンモータ25(図
2)により駆動される。従って、除湿運転時は、始めか
ら可逆回転ファン20は逆転による風向きに制御され
る。
【0044】この場合、設定温度を入力する必要はない
ので、開始直後の室温を記憶部31に格納しておき、温
度検出手段により随時検出される室温との差を比較部3
2で算出し、その値に応じて演算部35(図2)により
上記制御パターンD0〜D4(図7参照)のいずれかで
運転されるようになっている。そして、熱交換器17に
は室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循環し、熱交
換器17は蒸発器として機能する。尚、このときの制御
のフローチャートは簡単のため省略する。
【0045】これにより、室内空気は図1の点線矢印で
示すように、吹出口14から横ルーバ18a,18b及
び縦ルーバ19を経て送風経路16内に吸い込まれ、可
逆回転ファン20により付勢された後、熱交換器17を
通過する過程で冷却される。次いで、この空気はエアフ
ィルタ22及びグリル21を経て吸込口13の全面から
穏やかに室内に吹き出される。除湿運転中に熱交換器1
7の表面に結露したドレン水はドレンパン23に滴下す
る。尚、除湿運転中にリモコン28の無風キー44(図
12)を押すと、可逆回転ファン20は正転に切り替わ
り、従来通りの吹出口14からの送風を伴う除湿モード
に変更されるようにしてもよい。
【0046】一方、ステップS2で冷房モードとモード
判定部33(図2)により判定されたときは、ステップ
S4に移行し、温度検出手段27(図2)からの入力に
基づいて比較部32(図2)及び演算部35(図2)に
より決定された上記制御パターンC0〜C7で(図5参
照)で運転される。そして、熱交換器17(図1)には
室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循環し、熱交換
器17は蒸発器として機能する。
【0047】ステップS4を図8を参照して更に詳細に
説明すると、ステップSUB0において温度検出手段2
7(図2)によって室内の温度が検出された後、ステッ
プSUB1でこの室内温度と記憶部31に格納された設
定温度との差Δtが3.5℃と比較され、それより大き
ければ、ステップSUB2に移行し制御パターンC7で
の冷房運転となる。更に、冷房が進んでΔtが2.8℃
より大きく3.5℃以下となれば、ステップSUB1の
肯定判定がなされ、ステップSUB3に移行して制御パ
ターンC6での冷房運転となる。
【0048】同様にステップSUB5,SUB7及びS
UB9で、それぞれ2.1℃<Δt≦2.8℃,1.4
℃<Δt≦2.1℃及び0.7℃<Δt≦1.4℃であ
れば、制御パターンC5(ステップSUB6),C4
(ステップSUB8)及びC3(ステップSUB10)
での冷房運転となる。
【0049】これにより、室内空気は図1の実線矢印で
示すように、吸込口13からグリル21及びエアフィル
タ22を経て送風経路16内に吸い込まれ、熱交換器1
7を通過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却
される。次いで、この空気は可逆回転ファン20によっ
て付勢された後、縦ルーバ19及び横ルーバ18a,1
8bにより風向きを調整され、吹出口14から室内に吹
き出される。冷房運転中に熱交換器17の表面に結露し
たドレン水はドレンパン23に滴下する。
【0050】そして、ステップSUB9の肯定判定、か
つ、ステップSUB11の否定判定、即ち0℃<Δt≦
0.7℃と判定されると、制御パターンC2での冷房運
転となる(ステップSUB12)。また、ステップSU
B11の肯定判定、かつ、ステップSUB13の否定判
定、即ち0℃−0.7<Δt≦0℃と判定されると、制
御パターンC1での冷房運転となる(ステップSUB1
4)。このとき、可逆回転ファン20は逆転にて回転駆
動される。この場合、図9のように、温度差0℃を振幅
の中心として制御パターンがC2とC1との間で交互に
入れ替わるように制御される。
【0051】これにより、室内空気は図1の点線矢印で
示すように、吹出口14から横ルーバ18a,18b及
び縦ルーバ19を経て送風経路16内に吸い込まれ、可
逆回転ファン20により付勢された後、熱交換器17を
通過する過程で冷却される。次いで、この空気はエアフ
ィルタ22及びグリル21を経て吸込口13の全面から
穏やかに室内に吹き出される。この運転中に熱交換器1
7の表面に結露したドレン水はドレンパン23に滴下す
る。
【0052】従って、室内の天井近くの比較的温度の高
いところから床面近くの温度の低いところまで徐々に温
度が変化する温度分布ができても、逆風送風によって下
方に滞留した低温の空気が上方に送られるように循環す
るため、全身の体感温度も略一定となり、冷房運転時、
足元が冷えすぎて寒いといった不快感が解消され、きめ
細かで快適な温度分布を室内に形成できる。
【0053】ところで、更に室内の過冷房がなされ、Δ
t≦−0.7℃となると、ステップSUB13の肯定判
定で、制御パターンC0、即ち可逆回転ファン20及び
コンプレッサ24ともにOFFでの冷房運転となる(ス
テップSUB15)。そして、ステップSUB2,4,
6,8,10,12,14及び15において対応する制
御パターンで冷房運転が開始されると、再びステップS
UB0に戻り、室温の検出から始まる上記の一連の制御
が繰り返されることとなる。
【0054】一方、図11のステップS2で暖房モード
とモード判定部33(図2)により判定されたときは、
ステップS5に移行し、温度検出手段27(図2)から
の入力に基づいて比較部32(図2)及び演算部35
(図2)により決定された上記制御パターンH0〜H7
で(図6参照)で運転される。そして、熱交換器17
(図1)には室外ユニット(図示せず)からの冷媒が循
環し、熱交換器17は凝縮器として機能する。
【0055】ステップS5を図10を参照して更に詳細
に説明すると、ステップSUB20において温度検出手
段27(図2)によって室内の温度が検出された後、ス
テップSUB21でこの室内温度と記憶部31(図2)
に格納された設定温度との差Δtが−3.5℃と比較さ
れ、それより小さければ、ステップSUB22に移行し
制御パターンH7での暖房運転となる。更に、暖房が進
んでΔtが−3.5℃以上で−2.8℃より小さくなれ
ば、ステップSUB21の肯定判定がなされ、ステップ
SUB23に移行して制御パターンH6での暖房運転と
なる。
【0056】同様にステップSUB25,SUB27,
SUB29,SUB31及びSUB33で、それぞれ−
2.8℃≦Δt<−2.1℃,−2.1℃≦Δt<−
1.4℃,−1.4℃≦Δt<−0.7℃,−0.7℃
≦Δt<0℃及び0℃≦Δt<0.7℃であれば、制御
パターンH5(ステップSUB26),H4(ステップ
SUB28),H3(ステップSUB30),H2(ス
テップSUB32)及びH1(ステップSUB34)で
の暖房運転となる。
【0057】これにより、室内空気は図1の実線矢印で
示すように、吸込口13からグリル21及びエアフィル
タ22を経て送風経路16内に吸い込まれ、熱交換器1
7を通過する過程で冷媒と熱交換することによって加熱
される。次いで、この空気は可逆回転ファン20によっ
て付勢された後、縦ルーバ19及び横ルーバ18a,1
8bにより風向きを調整され、吹出口14から室内に吹
き出される。
【0058】ところで、更に室内の暖房がなされ、Δt
≧0.7℃となると、ステップSUB33の肯定判定
で、制御パターンH0、即ち可逆回転ファン20及びコ
ンプレッサ24ともにOFFでの暖房運転となる(ステ
ップSUB35)。そして、ステップSUB22,2
4,26,28,30,32,34及び35において対
応する制御パターンで暖房運転が開始されると、再びス
テップSUB20に戻り、室温の検出から始まる上記の
一連の制御が繰り返されることとなる。
【0059】このようにして、冷房運転時又は暖房運転
時には吹出口から斜め下方に向かって風が室内に吹き出
されるので、冷風又は温風を確実に遠くまで行き届かせ
て速やかに室内を設定温度まで冷房又は暖房できる。ま
た、冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったと
き、又は除湿運転時には開口面積の大きな吸込口から斜
め上方に向かって風が室内に吹き出されるので、足元付
近にある比較的温度の低い空気が上方へ運ばれ、室内の
上方にある比較的温度の高い空気が足元付近に下降す
る。従って、室内の空気が従来の空気調和機による冷房
又は除湿とは逆向きに循環され、更にきめ細かで快適な
温度分布を室内に形成できる。
【0060】尚、逆転による風向き制御は冷房運転時の
設定温度付近又は除湿運転時の他、例えば、冷房運転開
始直後の室内を速やかに冷房したい場合に行わせるよう
にしてもよい。この場合は、勢いよく吹き出される冷風
が直接使用者の身体に当たることが防止される。また、
逆転による風向き制御を暖房運転時に行ってもよく、こ
の場合は、勢いのある温風が直接使用者の身体に当たる
ことが防止される。
【0061】尚、上記の可逆回転ファン20の正転及び
逆転による風向きの切り替え制御は、上記の如く室内の
温度がある条件を満たしたときに自動的になされるよう
にしてもよく、また、図12のリモコン28に設けた無
風キー44を押圧操作することで、使用者が所望すると
きにのみ行わせるようにしてもよい。この場合、無風キ
ー44を再度押すことにより正転に復帰するようにする
と、リモコン28の操作が分かりやすくてよい。
【0062】或いは、図2の制御部40内の音声認識部
29を介して接続された室内ユニット12側のマイク3
0に向かって、例えば、「無風」と発音することで、風
向きを逆向きに切り替えるようにしてもよい。尚、この
ような音声による機器の動作制御を実現するシステムは
既知であるので、ここでは詳述しない。
【0063】また、図13に示すように、パソコン、電
話機、携帯電話等の通信端末36を用いてインターネッ
ト等のネットワーク37を介して異なる場所から遠隔的
に操作することにより、図12のリモコン28の各種キ
ー操作に該当するあらゆる操作を行えるようにしてもよ
い。この場合、ホームサーバー等のサーバー38を介在
させてもよい。
【0064】更には、プロバイダ等の情報を提供する役
務機関と契約をしているユーザを対象とするサービスの
一環として、役務機関側からネットワーク37を介して
空気調和機又は空気調和機の接続されたサーバー38に
アクセスし、気象情報等を提供することにより、自動で
空気調和機の運転を行わせるようにしてもよい。
【0065】そして、本実施形態では可逆送風装置とし
て、正逆回転可能な1つの可逆回転ファンを使用する例
に付いて説明したが、逆風専用のファンを従来の正転の
みのファンと別途に設けてもよいし、本来の吸込口から
風の吹き出しが可能なファンとは異なる送風手段であっ
ても構わない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、空
気の吸込口と、空気の吹出口と、前記吸込口と前記吹出
口との間を連通する通風路と、前記通風路内に前記吸込
口に対向して配された熱交換器とを有する空気調和機に
おいて、前記吸込口から送風可能な可逆送風装置を前記
通風路内に設けたことにより、可逆送風装置を通常の送
風に制御して吸込口から吸い込んだ空気を、吹出口から
送風する通常の運転によって速やかに設定温度まで冷房
又は暖房できるとともに、必要に応じて可逆送風装置を
逆風送風に切り替えて吹出口から吸い込んだ空気を吸込
口から送風できる。従って、室内の状況に応じたきめ細
かで快適な温度分布を形成できる。
【0067】また、本発明は、空気の吸込口と、空気の
吹出口と、前記吸込口と前記吹出口との間を連通する通
風路と、前記通風路内の前記吹出口に臨ませて配された
風向き調整用のルーバと、前記通風路内に前記吸込口に
対向して配された熱交換器とを有する空気調和機におい
て、前記吸込口から送風可能な可逆送風装置を前記通風
路内の前記熱交換器と前記ルーバとの間に設けたことに
より、可逆送風装置を通常の送風に制御して吸込口から
吸い込んだ空気を、ルーバを介して風向きを微調整した
後、吹出口から送風する通常の運転によって速やかに設
定温度まで冷房又は暖房できるとともに、必要に応じて
可逆送風装置を逆風送風に切り替えて吹出口から吸い込
んだ空気を吸込口から送風できる。従って、室内の状況
に応じたきめ細かで快適な温度分布を形成できる。
【0068】この場合、特定の条件下、特に、冷房運転
時に室内の温度が設定温度付近になったことを前記温度
検出手段が検知したとき、又は除湿運転時に、前記可逆
送風装置を逆風で送風させるように制御すると、通常の
送風方向に送風し、室内の温度が設定温度付近になった
ときの温度分布である、室内の下部(床側)が比較的低
温であり室内の上部(天井側)が比較的高温となる温度
分布を、比較的低温な空気を室内ユニットの吹出口から
吸い込んで、室内ユニットの吸込口から吹き出すことに
よって循環させることができ、室内温度を均一にするこ
とができる。従って、使用者の快適性の向上が図られ
る。
【0069】また、本発明はリモコンの操作、電気通信
回線に接続された情報端末の操作、又は無線の携帯情報
端末の操作により、前記可逆送風装置を遠隔制御できる
ようにしたので、使用者は離れた場所からいつでも空気
調和機の運転を制御でき、使い勝手が大幅に向上する。
【0070】また、本発明は役務機関から電気通信回線
を介して提供される気象情報に基づいて自動的に前記可
逆送風装置の動作を制御するようにしたので、使用者側
から操作を行わなくても、提供される気象情報に基づい
て自動的に空気調和機の運転を制御でき、使い勝手が更
に向上する。
【0071】また、本発明は音声認識手段を用いて前記
可逆送風装置の動作を制御するようにしたことにより、
体の不自由な人、リモコン等の操作に不慣れな人でも、
言葉を声に出して言うだけで容易に空気調和機の運転を
制御でき、使い勝手が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の室内ユニットの
一例の側面断面図である。
【図2】 その空気調和機の制御装置の一例のブロッ
ク図である。
【図3】 その空気調和機のコンプレッサの駆動周波
数の一例を示す図である。
【図4】 その空気調和機の可逆回転ファンの回転数
の一例を示す図である。
【図5】 その空気調和機の冷房運転時の制御パター
ンを圧縮機の駆動周波数と可逆回転ファンの回転数との
組み合わせで表した図である。
【図6】 その空気調和機の暖房運転時の制御パター
ンを圧縮機の駆動周波数と可逆回転ファンの回転数との
組み合わせで表した図である。
【図7】 その空気調和機の除湿運転時の制御パター
ンを圧縮機の駆動周波数と可逆回転ファンの回転数との
組み合わせで表した図である。
【図8】 その空気調和機の冷房運転時の制御の一例
のフローチャートである。
【図9】 その場合の室内温度と設定温度との温度差
の時間変化を制御パターンとの関係で示すグラフであ
る。
【図10】 その空気調和機の暖房運転時の制御の一例
のフローチャートである。
【図11】 その空気調和機の運転制御の流れの一例を
示すフローチャート
【図12】 リモコンの平面図である。
【図13】 通信ネットワークを利用した空気調和機の
リモートコントロールシステムの一例の概念図である。
【図14】 従来の空気調和機の室内ユニットの側面断
面図である。
【符号の説明】
12 本体ケース 13 吸込口 14 吹出口 15 案内板 16 通風路 17 熱交換器 18a,18b 横ルーバ 19 縦ルーバ 20 可逆回転ファン 21 グリル 22 エアフィルタ 23 ドレンパン 24 コンプレッサ 25 ファンモータ 26 受信部 27 温度検出手段 28 リモコン 29 音声認識部 30 マイク 31 記憶部 32 比較部 33 モード判定部 34 回転切替部 35 演算部 36 通信端末 37 ネットワーク 38 サーバー 40 制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の吸込口と、空気の吹出口と、前記
    吸込口と前記吹出口との間を連通する通風路と、前記通
    風路内に前記吸込口に対向して配された熱交換器とを有
    する空気調和機において、 前記吸込口から送風可能な可逆送風装置を前記通風路内
    に設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 空気の吸込口と、空気の吹出口と、前記
    吸込口と前記吹出口との間を連通する通風路と、前記通
    風路内の前記吹出口に臨ませて配された風向き調整用の
    ルーバと、前記通風路内に前記吸込口に対向して配され
    た熱交換器とを有する空気調和機において、 前記吸込口から送風可能な可逆送風装置を前記通風路内
    の前記熱交換器と前記ルーバとの間に設けたことを特徴
    とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記可逆送風装置が正逆転可能な可逆回
    転ファンであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 特定の条件下で前記可逆送風装置によっ
    て前記吸込口から送風させるように前記可逆送風装置の
    動作を制御することを特徴とする請求項1〜請求項3の
    いずれかに記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記特定の条件が、冷房運転時において
    室内の温度が設定温度付近になったとき、又は除湿運転
    時であることを特徴とする請求項4に記載の空気調和
    機。
  6. 【請求項6】 室内に配置され、吸込口から空気を吸い
    込んで吹出口へ吹き出すことができる送風装置と、該送
    風装置の動作によって空気が流れる送風経路と、該送風
    経路に設けられ送風経路を介して送風される空気と熱交
    換する熱交換器と、室内の空気の温度を検出可能な温度
    検出手段とを備え、 送風経路を流れる空気の温度を上下して、室内の暖房、
    冷房又除湿運転を行うことが可能な空気調和機におい
    て、 前記送風装置を、前記吹出口から空気を吸い込んで、前
    記吸込口から空気を吹き出す逆風の送風を可能に構成し
    た可逆送風装置とし、 冷房運転時に室内の温度が設定温度付近になったことを
    前記温度検出手段が検知したとき、又は除湿運転時に、
    前記可逆送風装置を逆風で送風させるようにしたことを
    特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 リモコン操作により前記可逆送風装置の
    動作を制御するようにしたことを特徴とする請求項1〜
    請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 電気通信回線に接続された情報端末の操
    作により前記可逆送風装置の動作を制御するようにした
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載
    の空気調和機。
  9. 【請求項9】 無線の携帯情報端末の操作により前記可
    逆送風装置の動作を制御するようにしたことを特徴とす
    る請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 役務機関から電気通信回線を介して提
    供される気象情報に基づいて自動的に前記可逆送風装置
    の動作を制御するようにしたことを特徴とする請求項1
    〜請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 音声認識手段を用いて前記可逆送風装
    置の動作を制御するようしたことを特徴とする請求項1
    〜請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
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