JP2014199154A - 通風制御装置、通風システムおよびプログラム - Google Patents

通風制御装置、通風システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通風により利用できる冷熱が十分ではない場合でも、通風を止めることなく、かつ、通風が空調機器による冷熱を損なわずに、空調機器と通風とを併用する。
【解決手段】通風制御装置1は、建物内において空調機器3が空調を行う対象空間と建物外との間で建物に設けられた複数の開口部を通って出入りする風の対象空間での通風経路を設定する装置である。通風制御装置1は、通風経路設定部143と、出力部145とを備える。通風経路設定部143は、空調機器3が動作している状態で対象空間での通風経路が空調機器3から放出される風の経路とは別の経路となるように当該通風経路を設定する。出力部145は、通風経路設定部143で設定された通風経路を表わす経路情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物内の通風を制御するために用いられる通風制御装置、通風システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、建物内の対象空間と建物外との間で複数の開口部を通って出入りする風の対象空間での通風経路を設定する装置として、寝室の環境を制御する寝室環境制御システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載された寝室環境制御システムは、外気を取り入れる開閉可能な窓と、排気部相当の開閉可能な欄干および天窓とを有する。そして、特許文献1に記載された寝室環境制御視システムは、条件に応じて、窓を開けずにエアコンディショナを動作させたり、エアコンディショナを停止させて窓を開けたりすることによって、快適な睡眠が得られるように寝室の環境を制御する。
特開2007−132558号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の寝室環境制御システムは、空調機器の稼働と窓の開状態とを排他的に制御する。すなわち、特許文献1に記載された従来の寝室環境制御システムは、空調機器による空調と通風による空調とを排他的に切り替える。このため、特許文献1に記載された従来の寝室環境制御システムでは、通風により利用できる冷熱が十分ではないが、少しは利用できる場合に、通風を行わずに空調機器のみを動作させ、建物外の冷熱を有効に用いることができなかった。その結果、空調機器の負荷が大きくなり、省エネの点からも好ましくない。
本発明は上記の点に鑑みて為された発明であり、本発明の目的は、通風により利用できる冷熱が十分ではない場合でも、通風を止めることなく、通風が空調機器による冷熱を損なわずに、空調機器と通風とを併用することができる通風制御装置、通風システムおよびプログラムを提供することにある。
本発明の通風制御装置は、建物内において空調機器が空調を行う対象空間と前記建物外との間で前記建物に設けられた複数の開口部を通って出入りする風の前記対象空間での通風経路を設定する通風制御装置であって、前記空調機器が動作している状態で前記対象空間での前記通風経路が前記空調機器から放出される風の経路とは別の経路となるように前記通風経路を設定する通風経路設定部と、前記通風経路設定部で設定された前記通風経路を表わす経路情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
この通風制御装置において、前記出力部から出力された前記経路情報に応じて、前記複数の開口部と一対一で対応し対応する開口部の開口状態を制御する複数の開口部制御装置を制御する空調制御部をさらに備えることが好ましい。
この通風制御装置において、前記建物外の外気温を表わす外気温情報、および、前記対象空間の室温を表わす室温情報を含む環境情報を取得する情報取得部をさらに備え、前記空調制御部は、前記情報取得部で取得された前記環境情報に応じて、前記複数の開口部の開閉を前記複数の開口部制御装置に制御させることが好ましい。
この通風制御装置において、前記空調制御部は、前記室温が前記外気温よりも高い場合、前記複数の開口部が開状態になるように前記複数の開口部制御装置を制御し、前記室温が前記外気温以下である場合、前記複数の開口部が閉状態になるように前記複数の開口部制御装置を制御することが好ましい。
この通風制御装置において、前記通風経路設定部は、前記通風経路が前記対象空間の天井付近となるように当該通風経路を設定することが好ましい。
この通風制御装置において、前記建物外の外気温を表わす外気温情報、および、前記対象空間の室温を表わす室温情報を含む環境情報を取得する情報取得部をさらに備え、前記情報取得部は、前記室温情報として、前記天井付近の室温を表わす情報を取得し、前記通風経路設定部は、前記天井付近の室温が前記外気温よりも高い場合に、前記通風経路が前記対象空間の前記天井付近となるように当該通風経路を設定することが好ましい。
この通風制御装置において、前記通風経路設定部は、前記通風経路が前記対象空間の壁付近となるように当該通風経路を設定することが好ましい。
この通風制御装置において、前記建物外の外気温を表わす外気温情報、および、前記対象空間の室温を表わす室温情報を含む環境情報を取得する情報取得部をさらに備え、前記情報取得部は、前記室温情報として、前記壁付近の室温を表わす情報を取得し、前記通風経路設定部は、前記壁付近の室温が前記外気温よりも高い場合に、前記通風経路が前記対象空間の前記壁付近となるように当該通風経路を設定することが好ましい。
この通風制御装置において、前記複数の開口部制御装置の各々は、対応する開口部に設けられたルーバであり、前記空調制御部は、前記通風経路設定部で設定された前記通風経路を風が通り抜けるように前記ルーバの向きを制御することが好ましい。
本発明の通風システムは、前記通風制御装置と、建物に設けられた複数の開口部と一対一で対応し、前記通風制御装置の制御によって、対応する開口部の開口状態を制御する複数の開口部制御装置とを備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、建物内において空調機器が空調を行う対象空間と前記建物外との間で前記建物に設けられた複数の開口部を通って出入りする風の前記対象空間での通風経路を設定するために用いられるコンピュータを、前記空調機器が動作している状態で前記対象空間での前記通風経路が前記空調機器から放出される風の経路とは別の経路となるように前記通風経路を設定する通風経路設定部、および、前記通風経路設定部で設定された前記通風経路を表わす経路情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
本発明では、通風により利用できる冷熱が十分ではない場合でも、通風を止めることなく、かつ、通風が空調機器による冷熱を損なわずに、空調機器と通風とを併用することができる。
実施形態に係る通風システムの構成を示すブロック図である。 実施形態に係る通風制御装置の対象空間における風の流れの一例を示す図である。 実施形態に係る通風制御装置の対象空間における風の流れの他の例を示す図である。 実施形態に係る通風制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下の実施形態に係る通風システムにおいて、通風制御装置は、空調機器が動作している状態で建物内の対象空間での通風経路が空調機器から放出される風の経路とは別の経路となるように通風経路を設定する装置である。
本実施形態において、通風経路は、建物外からの風が建物内の対象空間(部屋など)を通り抜けるように設定された経路である。
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係る通風システムの詳細について説明する。
本実施形態に係る通風システムは、図1に示すように、通風制御装置1と、第1の開口部制御装置21と、第2の開口部制御装置22と、第3の開口部制御装置23と、空調機器3とを備えている。また、通風システムは、風向風速計4と、第1の温湿度計5と、第2の温湿度計6と、入力装置7とをさらに備えている。
以下、通風システムが一般的な戸建住宅に用いられている場合を例として説明するが、当該通風システムは、戸建住宅に限らず、例えば集合住宅の個々の住戸に用いられてもよい。また、当該通風システムは、事務所や店舗、施設、工場などに用いられてもよい。
第1の開口部制御装置21は、住戸の部屋8(図2,3参照)に設けられた第1の開口部81(図2,3参照)の開口状態を制御する装置である。第1の開口部制御装置21は、例えばルーバなどであり、通風制御装置1によって制御される。第1の開口部81の開口状態とは、第1の開口部81の開閉、開き具合、第1の開口部制御装置21としてのルーバの方向などである。
第2の開口部制御装置22は、住戸の部屋8(図2,3参照)に設けられた第2の開口部82(図2,3参照)の開口状態を制御する装置である。第2の開口部制御装置22は、例えばルーバなどであり、通風制御装置1によって制御される。第2の開口部82の開口状態とは、第2の開口部82の開閉、開き具合、第2の開口部制御装置22としてのルーバの方向などである。
第3の開口部制御装置23は、住戸の隣接部屋84(図2,3参照)に設けられた第3の開口部83(図2,3参照)の開口状態を制御する装置である。第3の開口部制御装置23は、例えばルーバなどであり、通風制御装置1によって制御される。第3の開口部83の開口状態とは、第3の開口部83の開閉、開き具合、第3の開口部制御装置23としてのルーバの方向などである。
空調機器3は、住戸内の部屋8(図2,3参照)に設置されている。空調機器3は、部屋8の空調を行う。
風向風速計4は、住戸外に設置されており、住戸外に吹いている風の向き(風向)および速さ(風速)を計測する。
第1の温湿度計5は、住戸外に設置されており、当該住戸外の気温(外気温)と、当該住戸外の湿度(外気湿度)とを計測する。
第2の温湿度計6は、住戸内に設置されており、当該住戸内の気温(室温)と、当該住戸内の湿度(室内湿度)とを計測する。
入力装置7は、例えば住戸内に存在する人(以下「在室者」という)が通風制御装置1への指示を入力する際に用いられる装置である。入力装置7は、例えば在室者の入力操作によって住戸内の設定温度(目標温度)の入力を受け付ける。なお、入力装置7は、設定温度以外の各種指示の入力も受け付けることができる。
続いて、通風制御装置1について説明する。通風制御装置1は、住戸内において空調機器3が空調を行う対象空間としての部屋8(図2,3参照)と住戸外との間で第1〜第3の開口部81〜83を通って出入りする風の部屋8での通風経路91(図2,3参照)を設定する装置である。通風制御装置1は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)およびメモリが搭載されたコンピュータ(マイクロコンピュータを含む)を主構成要素とする。通風制御装置1は、情報取得部11と、設定温度取得部12と、記憶部13と、演算処理部14とを備えている。
情報取得部11は、環境情報(環境データ)を取得する。環境情報(環境データ)は、気象情報(気象データ)と、室内環境情報(室内環境データ)とを含んでいる。気象情報(気象データ)は、風関連情報(風関連データ)と、外気温情報と、外気湿度情報とを含んでいる。風関連情報は、建物外で吹いている風に関する情報であり、当該風の風向および風速を表わす情報を含んでいる。外気温情報は、建物外の外気温を表わす情報である。外気湿度情報は、建物外の外気湿度を表わす情報である。室内環境情報は、室温情報と、室内湿度情報とを含んでいる。室温情報は、建物内の室温を表わす情報である。室内湿度情報は、建物内の室内湿度を表わす情報である。
情報取得部11は、風関連情報取得部111と、外気温湿度取得部112と、室内温湿度取得部113とを備えている。
風関連情報取得部111は、風向風速計4を接続するためのインタフェース部(図示せず)を備えており、当該インタフェース部に接続されている風向風速計4から、風向風速計4の計測結果を取得する。例えば、風関連情報取得部111は、通風状態(通風経路、通風量)を設定する切替間隔よりも短い周期で風向風速計4から計測結果を取得する。そして、風関連情報取得部111は、前回の通風状態の設定時から当該周期で取得した風向の分布から最も頻度の高い風向を選択する。また、風関連情報取得部111は、所定期間の風速の平均値を求める。これにより、風関連情報取得部111は、選択した風向と、求めた風速(平均値)とを風関連情報として取得することができる。なお、風関連情報取得部111は、有線に限らず、電波を伝送媒体に用いた無線通信によって、風向風速計4から風関連情報を取得してもよい。
外気温湿度取得部112は、第1の温湿度計5を接続するためのインタフェース部(図示せず)を備えており、当該インタフェース部に接続されている第1の温湿度計5から、第1の温湿度計5の計測結果を取得する。つまり、外気温湿度取得部112は、第1の温湿度計5から外気温と外気湿度とを取得する。なお、外気温湿度取得部112は、有線に限らず、電波を伝送媒体に用いた無線通信によって、第1の温湿度計5から外気温と外気湿度とを取得してもよい。
室内温湿度取得部113は、第2の温湿度計6を接続するためのインタフェース部(図示せず)を備えており、当該インタフェース部に接続されている第2の温湿度計6から、第2の温湿度計6の計測結果を取得する。つまり、室内温湿度取得部113は、第2の温湿度計6から室内環境情報を取得する。なお、室内温湿度取得部113は、有線に限らず、電波を伝送媒体に用いた無線通信によって、第2の温湿度計6から室内環境情報を取得してもよい。
設定温度取得部12は、入力装置7を接続するためのインタフェース部(図示せず)を備えており、当該インタフェース部に接続されている入力装置7から、入力装置7に入力操作された設定温度を取得する。なお、設定温度取得部12は、有線に限らず、電波を伝送媒体に用いた無線通信によって、入力装置7から設定温度を取得してもよい。
記憶部13は、気象情報履歴記憶部131と、室内環境情報履歴記憶部132と、制御ログ記憶部133とを備えている。
気象情報履歴記憶部131は、これまでに風関連情報取得部111で取得された風関連情報の履歴を格納している。風関連情報取得部111が風関連情報を取得するたびに、演算処理部14の制御によって、当該風関連情報が取得日付および取得時刻に対応付けて気象情報履歴記憶部131に書き込まれる。また、気象情報履歴記憶部131は、これまでに外気温湿度取得部112で取得された外気温および外気湿度の履歴を格納している。外気温湿度取得部112が外気温および外気湿度を取得するたびに、演算処理部14の制御によって、当該外気温および当該外気湿度が取得日付および取得時刻に対応付けて気象情報履歴記憶部131に書き込まれる。
室内環境情報履歴記憶部132は、これまでに室内温湿度取得部113で取得された室内環境情報の履歴を格納している。室内温湿度取得部113が室内環境情報を取得するたびに、演算処理部14の制御によって、当該室内環境情報が取得日付および取得時刻に対応付けて室内環境情報履歴記憶部132に書き込まれる。
制御ログ記憶部133は、演算処理部14の制御によって、これまでの第1〜第3の開口部制御装置21〜23に対する制御内容の履歴すなわち制御ログを格納している。演算処理部14の空調制御部146が第1〜第3の開口部制御装置21〜23の制御内容に従って第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御するたびに、演算処理部14の制御によって、当該制御内容が制御日付および制御時刻に対応付けて制御ログ記憶部133に書き込まれる。また、制御ログ記憶部133は、これまでの空調機器3の状態の履歴も格納している。空調制御部146が空調機器3を制御するたびに、演算処理部14の制御によって、空調機器3の状態が制御日付および制御時刻に対応付けて制御ログ記憶部133に書き込まれる。
演算処理部14は、第1の判定部141と、第2の判定部142と、通風経路設定部143と、通風量演算部144と、出力部145と、空調制御部146とを備えている。演算処理部14は、コンピュータに搭載されたCPUを主構成要素とし、各種プログラムを実行することによって、種々の処理を行う。各種プログラムは、記憶部13に記憶されている。
第1の判定部141は、情報取得部11で取得された環境情報と、気象情報履歴記憶部131の気象情報の履歴と、室内環境情報履歴記憶部132の室内環境情報の履歴と、制御ログ記憶部133の制御ログとを用いて、通風により必要な冷熱を得ることができるか否かを判定する。すなわち、第1の判定部141は、空調機器3の動作が停止した状態で通風のみが動作することが適切であるか否かを判定する。
第2の判定部142は、通風のみにより必要な冷熱を得ることができないと第1の判定部141で判定された場合に、情報取得部11で取得された室温と外気温とを比較する。そして、第2の判定部142は、室温が外気温より高いか否かを判定する。
通風経路設定部143は、情報取得部11で取得された環境情報と、記憶部13に記憶されている履歴情報とを用いて、部屋8(図2,3参照)内の通風経路を設定する。本実施形態の通風経路設定部143は、通風経路を設定するための通風経路設定プログラムを実行することによって、部屋8内の通風経路を設定する。当該通風経路設定プログラムを実行する際に、建物内の間取り(第1〜第3の開口部81〜83の位置を含む)に関する建物情報が記憶部13に予め入力されている。当該通風経路設定プログラムは、記憶部13に格納されている。
通風経路設定部143は、室温が外気温よりも高いと第2の判定部142で判定された場合、空調機器3を動作させた状態での通風経路を設定する。ここで、通風経路設定部143は、空調機器3が動作している状態で部屋8での通風経路91(図2,3参照)が空調機器3から放出される風の経路92(図2,3参照)とは別の経路となるように通風経路91を設定する。
通風量演算部144は、情報取得部11で取得された環境情報と、通風経路設定部143で設定された通風経路と、記憶部13に記憶されている履歴情報とを用いて、通風経路設定部143で設定された通風経路を通り抜ける通風量を演算する。本実施形態の通風量演算部144は、通風量を演算するための通風量演算プログラムを実行することによって、通風経路上の通風量を演算する。当該通風量演算プログラムを実行する際に、建物内の間取り(第1〜第3の開口部81〜83の位置を含む)に関する建物情報が予め入力されている。当該通風量演算プログラムは、記憶部13に格納されている。
出力部145は、通風経路設定部143で設定された通風経路91(図2,3参照)を表わす経路情報と、通風量演算部144で演算された通風量を表わす風量情報とを空調制御部146に出力する。
空調制御部146は、出力部145から出力された経路情報および風量情報に応じて、第1の開口部制御装置21と第2の開口部制御装置22と第3の開口部制御装置23とを制御する。まず、空調制御部146は、出力部145から出力された経路情報および風量情報を用いて、第1の開口部制御装置21の制御内容と第2の開口部制御装置22の制御内容と第3の開口部制御装置23の制御内容とを決定する。実際に、当該通風量の風が通り抜ける通風経路91が部屋8(図2,3参照)内に形成されるように、空調制御部146は、第1の開口部制御装置21と第2の開口部制御装置22と第3の開口部制御装置23との各制御内容を決定する。そして、空調制御部146は、当該制御内容に従って第1の開口部制御装置21と第2の開口部制御装置22と第3の開口部制御装置23とを制御する。すなわち、空調制御部146は、通風経路設定部143で設定された通風経路91に風が通り抜けるように、第1〜第3の開口部制御装置21〜23としてのルーバの向きを制御する。
また、空調制御部146は、空調機器3を制御する。空調機器3は、空調制御部146の制御に従って稼働する。
ところで、第1の開口部81、第2の開口部82および第3の開口部83は、環境情報によって、閉状態であるほうが好ましい場合がある。すなわち、環境情報によって、通風を行わないほうが好ましい場合がある。
そこで、空調制御部146は、情報取得部11で取得された環境情報に応じて、第1の開口部81の開閉を第1の開口部制御装置21に制御させる。また、空調制御部146は、情報取得部11で取得された環境情報に応じて、第2の開口部82の開閉を第2の開口部制御装置22に制御させる。さらに、空調制御部146は、情報取得部11で取得された環境情報に応じて、第3の開口部83の開閉を第3の開口部制御装置23に制御させる。
空調制御部146は、室温が外気温よりも高いと第2の判定部142で判定された場合、第1〜第3の開口部81〜83が開状態になるように第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する。一方、室温が外気温以下であると第2の判定部142で判定された場合、第1〜第3の開口部81〜83が閉状態になるように第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する。
ところで、通風経路91は、図2に示すように対象空間としての部屋8の天井85付近となることが好ましい場合がある。
そこで、通風経路設定部143は、通風経路91が部屋8の天井85付近となるように通風経路91を設定する。まず、情報取得部11の室内温湿度取得部113は、室温情報として、天井85付近の室温を表わす情報を取得する。そして、通風経路設定部143は、天井85付近の室温が外気温よりも高いと第2の判定部142で判定された場合に、通風経路91が部屋8の天井85付近となるように通風経路91を設定する。
また、通風経路91は、図3に示すように部屋8の壁86付近となることが好ましい場合がある。
そこで、通風経路設定部143は、通風経路91が部屋8の壁86付近となるように通風経路91を設定する。まず、情報取得部11の室内温湿度取得部113は、室温情報として、壁86付近の室温を表わす情報を取得する。そして、通風経路設定部143は、壁86付近の室温が外気温よりも高いと第2の判定部142で判定された場合に、通風経路91が部屋8の壁86付近となるように通風経路91を設定する。
ところで、対象空間としての部屋8の空調について、空調機器3と通風とを併用することに比べて、通風のみを用いることのほうが好ましい場合がある。通風のみにより必要な冷熱を得ることができる場合、通風のみを用いるほうが好ましい。
そこで、図1に示す通風経路設定部143は、通風のみにより必要な冷熱を得ることができると第1の判定部141で判定された場合、空調機器3の動作が停止した状態での通風経路91を設定する。そして、空調制御部146は、空調機器3の動作が停止した状態での通風経路91に応じて、第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する。また、空調制御部146は、空調機器3をオフにする。
また、対象空間としての部屋8の空調について、空調機器3と通風とを併用することに比べて、空調機器3のみを用いることのほうが好ましい場合がある。室温が外気温以下である場合、空調機器3のみを用いるほうが好ましい。
そこで、空調制御部146は、室温が外気温以下であると第2の判定部142で判定された場合、通風が停止した状態で空調機器3のみを動作させる。なお、この場合、通風経路91は設定されない。
なお、記憶部13は、上述した気象情報の履歴、室内環境情報の履歴および制御ログに限らず、必要に応じて、各種情報を記憶している。
また、記憶部13は、通風制御装置(コンピュータ)1が各種機能を実行するためのプログラムを格納している。つまり、記憶部13は、通風制御装置1を第1の判定部141、第2の判定部142、通風経路設定部143、通風量演算部144、出力部145および空調制御部146として機能させるためのプログラムを格納している。当該プログラムは、通風制御装置1の出荷時に記憶部13に予め格納されている。ただし、通風制御装置1が当該プログラムを出荷後に取得する場合、通風制御装置1が当該プログラムを取得する手法の一例としては、当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いる手法がある。記録媒体を用いる手法の場合、通風制御装置1は、記録媒体のデータを読み取るための読取装置(図示せず)を備えていればよい。記録媒体としては、例えば光ディスクやメモリカードなどがある。読取装置としては、光ディスクの情報を読み出すドライブ装置や、メモリカードの情報を読み出すメモリカードリーダなどがある。また、通風制御装置1が当該プログラムを取得する他の手法としては、ネットワークを用いて当該プログラムを他の装置(例えばサーバ)からダウンロードする手法がある。当該プログラムをダウンロードする手法の場合、通風制御装置1は、ネットワークを用いて当該他の装置と通信するための通信機能を有していればよい。
次に、本実施形態に係る通風制御装置1を用いた通風制御方法について図4を用いて説明する。当該通風制御方法は、通風制御装置1の記憶部13に格納されているプログラムを実行することによって実現する。
まず、情報取得部11が環境情報を取得する(S1)。その後、演算処理部14の第1の判定部141が、ステップS1において取得された環境情報と、気象情報履歴記憶部131の気象情報の履歴と、室内環境情報履歴記憶部132の室内環境情報の履歴と、制御ログ記憶部133の制御ログとを用いて、通風により必要な冷熱を得ることができるか否かを判定する(S2)。
通風のみにより必要な冷熱を得ることができる場合(S2のYes)、空調制御部146は、空調機器3をオフ状態にし、かつ、第1〜第3の開口部81〜83が開状態になるように第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する(S3)。このとき、空調制御部146は、第1〜第3の開口部制御装置21〜23としてのルーバの向きを適宜変更させることによって、風が部屋8全体に行き渡るような風向きを作る。通風のみにより必要な冷熱を得ることができる場合、空調機器3による空調は必要ではないから、空調機器3が動作しない。
一方、通風のみにより必要な冷熱を得ることができない場合(S2のNo)、第2の判定部142は、天井85付近の室温が外気温よりも高いか否かを判定する(S4)。
天井85付近の室温が外気温よりも高い場合(S4のYes)、通風経路設定部143は、空調機器3が動作している状態での通風経路を設定する。通風経路設定部143は、通風経路を天井85付近に沿った経路に設定する。通風量演算部144は、上記通風経路を通り抜ける風の通風量を演算する。そして、空調制御部146は、空調機器3をオン状態にし、かつ、第1〜第3の開口部81〜83が開状態になるように第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する(S5)。このとき、空調制御部146は、第1〜第3の開口部制御装置21〜23としてのルーバの向きを調整することによって、風が天井85付近を通るような風向きを作る。
ステップS4において、天井85付近の室温が外気温以下である場合(S4のNo)、空調制御部146は、空調機器3をオン状態にし、かつ、第1〜第3の開口部81〜83が閉状態になるように第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する(S6)。この場合、通風によって室温を下げることができないから、通風は行われない。
建物外の風向および風速は刻一刻と変化するため、通風制御装置1は、風向および風速の変化に応じて通風状態(通風経路、通風量)を切り替える必要がある。通風制御装置1が通風状態を切り替える切替間隔は、例えば10分程度である。
なお、ステップS4において、第2の判定部142は、天井85付近の室温ではなく、壁86付近の室温が外気温よりも高いか否かを判定してもよい。この場合、通風経路91は、壁86の付近を通るような経路となる。
以上説明した本実施形態に係る通風システムにおいて、通風制御装置1は、建物内の対象空間としての部屋8と建物外との間で第1〜第3の開口部81〜83を通って出入りする風の部屋8での通風経路91が空調機器3から放出される風の経路92とは別の経路となるように通風経路91を設定する。これにより、本実施形態の通風制御装置1では、通風により利用できる冷熱が十分ではない場合でも、通風を止めることなく、かつ、通風が空調機器3による冷熱を損なわずに、空調機器3と通風とを併用することができる。その結果、本実施形態の通風制御装置1では、空調機器3のみが動作する場合に比べて、空調機器3の負荷を低減させることができるので、省エネ効果を高めることができる。
また、本実施形態に係る通風システムにおいて、通風制御装置1は、外気温情報および室温情報を含む環境情報に応じて、第1〜第3の開口部81〜83の開閉を第1〜第3の開口部制御装置21〜23に制御させる。これにより、本実施形態の通風制御装置1では、外気温と室温との関係で、通風を行ったり、通風を停止したりすることができる。
通風制御装置1は、室温が外気温よりも高い場合、第1〜第3の開口部81〜83が開状態になるように第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する。一方、通風制御装置1は、室温が外気温以下である場合、第1〜第3の開口部81〜83が閉状態になるように第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する。これにより、通風制御装置1では、室温と外気温との関係によって、空調機器3と通風とを併用する場合と、空調機器3のみを用いる場合とを切り替えることができる。
さらに、本実施形態に係る通風システムにおいて、通風制御装置1は、第1〜第3の開口部81〜83を通して出入りする風が対象空間としての部屋8の天井85付近を通るように通風経路91を設定することができる。これにより、本実施形態の通風制御装置1では、屋根などから天井85を介して部屋8に伝わってきた熱を下げることができる。
本実施形態の通風制御装置1は、第1〜第3の開口部81〜83を通して出入りする風が対象空間としての部屋8の壁86付近を通るように通風経路91を設定することもできる。これにより、本実施形態の通風制御装置1では、壁86を介して部屋8に伝わってきた熱を下げることもできる。
さらに、本実施形態に係る通風システムにおいて、第1〜第3の開口部制御装置21〜23がルーバである。これにより、本実施形態の通風制御装置1では、ルーバの向きを制御することによって、第1〜第3の開口部81〜83を通って部屋8に入ってくる風の向きを通風経路91の方向に容易に変えることができる。
なお、本実施形態では、情報取得部11の風関連情報取得部111は、風向風速計4から風関連情報を取得しているが、本実施形態の変形例として、風関連情報取得部111は、外部装置(図示せず)から風関連情報を取得してもよい。当該外部装置は、例えば風関連情報を定期的に取得して保持するような装置であればよい。
また、本実施形態では、情報取得部11の外気温湿度取得部112は、建物外に設置されている第1の温湿度計5から外気温と外気湿度とを取得しているが、本実施形態の変形例として、外気温湿度取得部112は、外部装置(図示せず)から外気温と外気湿度とを取得してもよい。当該外部装置は、例えば外気温と外気湿度とを定期的に取得して保持するような装置であればよい。
さらに、本実施形態では、情報取得部11の室内温湿度取得部113は、建物内に設置されている第2の温湿度計6から室内環境情報を取得しているが、本実施形態の変形例として、室内温湿度取得部113は、外部装置(図示せず)から室内環境情報を取得してもよい。当該外部装置は、例えば室内環境情報を定期的に取得して保持するような装置であればよい。
また、本実施形態の変形例として、出力部145は、経路情報および風量情報を、空調制御部146だけではなく、報知手段(図示せず)に出力してもよい。本変形例の場合、報知手段は、出力部145から出力された経路情報および風量情報に基づいて、通風状態(通風経路、通風量)を報知する。これにより、今回設定された通風状態を在室者に知らせることができる。なお、通風状態を報知するための報知手法は、当該通風状態を画面に表示する手法であってよいし、当該通風状態を音声で出力する手法であってもよい。
さらに、本実施形態では、空調制御部146が第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御しているが、本実施形態の変形例として、出力部145が、第1〜第3の開口部制御装置21〜23を管理する管理装置(図示せず)に、経路情報および風量情報を出力してもよい。本変形例の場合、当該管理装置は、出力部145から当該経路情報および風量情報を取得すると、今回設定された通風状態(通風経路、通風量)を用いて、第1〜第3の開口部制御装置21〜23の制御内容を決定する。そして、当該管理装置は、当該制御内容に従って第1〜第3の開口部制御装置21〜23を制御する。
1 通風制御装置
11 情報取得部
143 通風経路設定部
145 出力部
146 空調制御部
21 第1の開口部制御装置
22 第2の開口部制御装置
23 第3の開口部制御装置
3 空調機器
8 部屋(対象空間)
81 第1の開口部
82 第2の開口部
83 第3の開口部
85 天井
86 壁
91 通風経路
92 経路

Claims (11)

  1. 建物内において空調機器が空調を行う対象空間と前記建物外との間で前記建物に設けられた複数の開口部を通って出入りする風の前記対象空間での通風経路を設定する通風制御装置であって、
    前記空調機器が動作している状態で前記対象空間での前記通風経路が前記空調機器から放出される風の経路とは別の経路となるように前記通風経路を設定する通風経路設定部と、
    前記通風経路設定部で設定された前記通風経路を表わす経路情報を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする通風制御装置。
  2. 前記出力部から出力された前記経路情報に応じて、前記複数の開口部と一対一で対応し対応する開口部の開口状態を制御する複数の開口部制御装置を制御する空調制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の通風制御装置。
  3. 前記建物外の外気温を表わす外気温情報、および、前記対象空間の室温を表わす室温情報を含む環境情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記空調制御部は、前記情報取得部で取得された前記環境情報に応じて、前記複数の開口部の開閉を前記複数の開口部制御装置に制御させる
    ことを特徴とする請求項2記載の通風制御装置。
  4. 前記空調制御部は、
    前記室温が前記外気温よりも高い場合、前記複数の開口部が開状態になるように前記複数の開口部制御装置を制御し、
    前記室温が前記外気温以下である場合、前記複数の開口部が閉状態になるように前記複数の開口部制御装置を制御する
    ことを特徴とする請求項3記載の通風制御装置。
  5. 前記通風経路設定部は、前記通風経路が前記対象空間の天井付近となるように当該通風経路を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通風制御装置。
  6. 前記建物外の外気温を表わす外気温情報、および、前記対象空間の室温を表わす室温情報を含む環境情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記情報取得部は、前記室温情報として、前記天井付近の室温を表わす情報を取得し、
    前記通風経路設定部は、前記天井付近の室温が前記外気温よりも高い場合に、前記通風経路が前記対象空間の前記天井付近となるように当該通風経路を設定する
    ことを特徴とする請求項5記載の通風制御装置。
  7. 前記通風経路設定部は、前記通風経路が前記対象空間の壁付近となるように当該通風経路を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通風制御装置。
  8. 前記建物外の外気温を表わす外気温情報、および、前記対象空間の室温を表わす室温情報を含む環境情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記情報取得部は、前記室温情報として、前記壁付近の室温を表わす情報を取得し、
    前記通風経路設定部は、前記壁付近の室温が前記外気温よりも高い場合に、前記通風経路が前記対象空間の前記壁付近となるように当該通風経路を設定する
    ことを特徴とする請求項7記載の通風制御装置。
  9. 前記複数の開口部制御装置の各々は、対応する開口部に設けられたルーバであり、
    前記空調制御部は、前記通風経路設定部で設定された前記通風経路を風が通り抜けるように前記ルーバの向きを制御する
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の通風制御装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の通風制御装置と、
    建物に設けられた複数の開口部と一対一で対応し、前記通風制御装置の制御によって、対応する開口部の開口状態を制御する複数の開口部制御装置と
    を備えることを特徴とする通風システム。
  11. 建物内において空調機器が空調を行う対象空間と前記建物外との間で前記建物に設けられた複数の開口部を通って出入りする風の前記対象空間での通風経路を設定するために用いられるコンピュータを、
    前記空調機器が動作している状態で前記対象空間での前記通風経路が前記空調機器から放出される風の経路とは別の経路となるように前記通風経路を設定する通風経路設定部、および、
    前記通風経路設定部で設定された前記通風経路を表わす経路情報を出力する出力部
    として機能させるためのプログラム。
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