JPH0579102A - 外壁建材の中空層の換気システム - Google Patents
外壁建材の中空層の換気システムInfo
- Publication number
- JPH0579102A JPH0579102A JP3239838A JP23983891A JPH0579102A JP H0579102 A JPH0579102 A JP H0579102A JP 3239838 A JP3239838 A JP 3239838A JP 23983891 A JP23983891 A JP 23983891A JP H0579102 A JPH0579102 A JP H0579102A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- hollow layer
- air
- fan
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、外気と遮断されて保温される事に
より急速な冷暖房を要するビル屋内温度を、外壁の乾式
施工により構成される外壁部の中空層を換気する事によ
って、ビル利用開始時にできるだけ適温に近づける事を
目的としたものである。 【構成】 乾式施工にて布設したビル外装建材におい
て、建物壁と外装タイル面との間に乾式施工金具によっ
て構成される中空層内の空気を強制換気する換気ファン
を設け、該換気ファンは、屋内、該中空層及び外気の温
度差の判断により作動するように構成するものである。
より急速な冷暖房を要するビル屋内温度を、外壁の乾式
施工により構成される外壁部の中空層を換気する事によ
って、ビル利用開始時にできるだけ適温に近づける事を
目的としたものである。 【構成】 乾式施工にて布設したビル外装建材におい
て、建物壁と外装タイル面との間に乾式施工金具によっ
て構成される中空層内の空気を強制換気する換気ファン
を設け、該換気ファンは、屋内、該中空層及び外気の温
度差の判断により作動するように構成するものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乾式施工によるビル外
壁建材の構成に関する。
壁建材の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】住宅等の外壁建材内部において空間を設
けて換気により屋内の温度調節をするシステムに係る発
明が、特開昭６１─２１３５３３，特開昭６１─２３１
３３８に開示されており、住宅等の屋内温度の調節を目
的として、外壁と断熱材の間に空気層を構成し、換気用
ファンにて該層内の換気を行うという技術が示されてい
る。
けて換気により屋内の温度調節をするシステムに係る発
明が、特開昭６１─２１３５３３，特開昭６１─２３１
３３８に開示されており、住宅等の屋内温度の調節を目
的として、外壁と断熱材の間に空気層を構成し、換気用
ファンにて該層内の換気を行うという技術が示されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ビルにおいては、例え
ば、夏季において昼間上昇した屋内の空気が、夜になっ
ても保温されて冷却されず、翌朝まで屋内温度が高く保
たれたままとなってしまう。或いは、冬季には夜間に冷
やされた屋内空気の温度が、朝になっても日が当たらず
になかなか上昇しないのである。このような理由によ
り、ビル利用に際して急速な冷房或いは暖房を行う必要
が生じ、冷暖房のコスト高に繋がってしまうのである。
従って、ビル利用開始時までにできるだけ屋内温度を快
適温度に近づけて上昇または下降させておく事が望まし
いのである。
ば、夏季において昼間上昇した屋内の空気が、夜になっ
ても保温されて冷却されず、翌朝まで屋内温度が高く保
たれたままとなってしまう。或いは、冬季には夜間に冷
やされた屋内空気の温度が、朝になっても日が当たらず
になかなか上昇しないのである。このような理由によ
り、ビル利用に際して急速な冷房或いは暖房を行う必要
が生じ、冷暖房のコスト高に繋がってしまうのである。
従って、ビル利用開始時までにできるだけ屋内温度を快
適温度に近づけて上昇または下降させておく事が望まし
いのである。
【０００４】さて、乾式施工によるビル外装建材におい
ては、図５に示す如く、建物壁Ｗと外装タイルＴ間に乾
式施工金具３による中空層が構成されるが、該タイル間
はシール部材４にて密封しているので、該中空層は密封
空間となり、上記屋内温度と同様に、層内が保温されて
しまっている。そこで、該中空層内の空気を換気して外
気を取り入れ、循環させることによって、屋内の空気温
度を外気に近づけるシステムを取り付ける事が望まし
い。上記特開昭６１─２１３５３３及び特開昭６１─２
３１３３８には住宅等における換気技術が示されている
が、ビルにおいては、夜間及び早朝は無人である事が多
く、従って、ビル利用の始まるまでの早朝に無人にて換
気システムが起動し、ビル利用開始時には屋内温度がで
きるだけ適温に近くなっている事が望ましいのである。
ては、図５に示す如く、建物壁Ｗと外装タイルＴ間に乾
式施工金具３による中空層が構成されるが、該タイル間
はシール部材４にて密封しているので、該中空層は密封
空間となり、上記屋内温度と同様に、層内が保温されて
しまっている。そこで、該中空層内の空気を換気して外
気を取り入れ、循環させることによって、屋内の空気温
度を外気に近づけるシステムを取り付ける事が望まし
い。上記特開昭６１─２１３５３３及び特開昭６１─２
３１３３８には住宅等における換気技術が示されている
が、ビルにおいては、夜間及び早朝は無人である事が多
く、従って、ビル利用の始まるまでの早朝に無人にて換
気システムが起動し、ビル利用開始時には屋内温度がで
きるだけ適温に近くなっている事が望ましいのである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
不具合を解消する為に次のような手段を用いるものであ
る。即ち、乾式施工にて布設したビル外装建材におい
て、建物壁と外装タイル面との間に乾式施工金具によっ
て構成される中空層内の空気を強制換気する換気ファン
を設け、該換気ファンは、屋内、該中空層及び外気の温
度差の判断により作動するように構成するものである。
不具合を解消する為に次のような手段を用いるものであ
る。即ち、乾式施工にて布設したビル外装建材におい
て、建物壁と外装タイル面との間に乾式施工金具によっ
て構成される中空層内の空気を強制換気する換気ファン
を設け、該換気ファンは、屋内、該中空層及び外気の温
度差の判断により作動するように構成するものである。
【０００６】
【実施例】本発明の解決すべき課題及び解決するための
手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発
明の実施例を説明する。図１は本発明における換気ファ
ンを下方に取り付けた換気システムを用いたビルの斜視
図、図２は同じく側面図、図３は換気ファンを上方に取
り付けた換気システムを用いたビルの側面図、図４は換
気ファンの自動制御システムを示す図、図５は乾式施工
により形成される中空層の側面断面図である。
手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発
明の実施例を説明する。図１は本発明における換気ファ
ンを下方に取り付けた換気システムを用いたビルの斜視
図、図２は同じく側面図、図３は換気ファンを上方に取
り付けた換気システムを用いたビルの側面図、図４は換
気ファンの自動制御システムを示す図、図５は乾式施工
により形成される中空層の側面断面図である。
【０００７】図１，２により説明する。乾式施工による
壁面において、下方における外装タイルＴの一部を切り
欠いて、換気ファン１を取り付けており、上方には外気
を取り入れる空気取り入れ口２を上記中空層より連続し
て構成している。該換気ファンが作動すると該中空層内
の密封空気を強制換気し、それに連れて、該空気取り入
れ口より外気が該中空層に入り込み、中空層内の空気温
度を外気温度に近づけるのである。図中の矢印は中空層
への換気による空気の流れを示している。また図３は換
気ファン１を壁面上方に取り付け、空気取り入れ口２を
下方に構成した実施例である。
壁面において、下方における外装タイルＴの一部を切り
欠いて、換気ファン１を取り付けており、上方には外気
を取り入れる空気取り入れ口２を上記中空層より連続し
て構成している。該換気ファンが作動すると該中空層内
の密封空気を強制換気し、それに連れて、該空気取り入
れ口より外気が該中空層に入り込み、中空層内の空気温
度を外気温度に近づけるのである。図中の矢印は中空層
への換気による空気の流れを示している。また図３は換
気ファン１を壁面上方に取り付け、空気取り入れ口２を
下方に構成した実施例である。
【０００８】上記換気ファン１は、図４の如く、外気温
度Ｋ１，該中空層内の空気温度Ｋ２及び屋内温度Ｋ３間
の温度差を感知するセンサーＳによって起動する構成に
なっている。例えば、夏季においては、夜間に屋内空気
Ｋ３，中空層内の空気温度Ｋ２がなかなか降下せず、一
方、外気は冷却して外気温度Ｋ１が下がり、中空層内の
空気温度Ｋ２及び屋内温度Ｋ３に比してセンサー設定温
度差以上に外気温度Ｋ１が低くなり、この温度差をセン
サーＳが感知して換気ファン１が起動し、該中空層内の
空気温度Ｋ２が外気温度Ｋ１に対し設定温度差内とな
り、さらに屋内温度Ｋ３が中空層内の空気温度Ｋ２に対
して設定温度差内となった時に換気ファン１が停止す
る。また、冬季においては、夜間に冷却された中空層内
の空気温度Ｋ２と屋内温度Ｋ３が朝になっても上昇せ
ず、一方、外気温度Ｋ１は朝になって日が当たるにつれ
て上昇して、設定温度差以上の温度差を生じ、この温度
差をセンサーＳが感知して換気ファン１が起動し、３つ
の該空気温度差が設定温度差内となった時に換気を停止
するのである。
度Ｋ１，該中空層内の空気温度Ｋ２及び屋内温度Ｋ３間
の温度差を感知するセンサーＳによって起動する構成に
なっている。例えば、夏季においては、夜間に屋内空気
Ｋ３，中空層内の空気温度Ｋ２がなかなか降下せず、一
方、外気は冷却して外気温度Ｋ１が下がり、中空層内の
空気温度Ｋ２及び屋内温度Ｋ３に比してセンサー設定温
度差以上に外気温度Ｋ１が低くなり、この温度差をセン
サーＳが感知して換気ファン１が起動し、該中空層内の
空気温度Ｋ２が外気温度Ｋ１に対し設定温度差内とな
り、さらに屋内温度Ｋ３が中空層内の空気温度Ｋ２に対
して設定温度差内となった時に換気ファン１が停止す
る。また、冬季においては、夜間に冷却された中空層内
の空気温度Ｋ２と屋内温度Ｋ３が朝になっても上昇せ
ず、一方、外気温度Ｋ１は朝になって日が当たるにつれ
て上昇して、設定温度差以上の温度差を生じ、この温度
差をセンサーＳが感知して換気ファン１が起動し、３つ
の該空気温度差が設定温度差内となった時に換気を停止
するのである。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、以上のような構造及び実施例
を有しているので、以下のような効果を奏するものであ
る。
を有しているので、以下のような効果を奏するものであ
る。
【００１０】請求項の如く構成した事により、乾式施工
による外壁部内の中空層が自動的に外気温度に近い温度
に換気され、それにつれて屋内温度も適温にできるだけ
近い温度に制御されるので、ビル利用開始時に急速な冷
暖房を行わなくて済み、コストの節約を得られるのであ
る。
による外壁部内の中空層が自動的に外気温度に近い温度
に換気され、それにつれて屋内温度も適温にできるだけ
近い温度に制御されるので、ビル利用開始時に急速な冷
暖房を行わなくて済み、コストの節約を得られるのであ
る。
【図１】本発明における換気ファンを下方に取り付けた
換気システムを用いたビルの斜視図である。
換気システムを用いたビルの斜視図である。
【図２】同じく側面図である。
【図３】換気ファンを上方に取り付けた換気システムを
用いたビルの側面図である。
用いたビルの側面図である。
【図４】換気ファンの自動制御システムう示す図であ
る。
る。
【図５】乾式施工により形成される中空層の側面断面図
である。
である。
Ｗ 建物壁 Ｔ 外装タイル Ｓ センサー Ｋ１ 外気温度 Ｋ２ 中空層内の空気温度 Ｋ３ 屋内温度 １ 換気ファン ２ 空気取り入れ口 ３ 乾式施工金具
【手続補正書】
【提出日】平成３年９月２６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】 本発明は、以上のような不具合を解消す
る為に次のような手段を用いるものである。即ち、乾式
施工されたビル外装建材において、建物壁と外装タイル
面との間に乾式施工金具によって構成される中空層内の
空気を強制換気する換気ファンを設け、該換気ファン
は、屋内、該中空層及び外気の温度差の判断により作動
するように構成するものである。
る為に次のような手段を用いるものである。即ち、乾式
施工されたビル外装建材において、建物壁と外装タイル
面との間に乾式施工金具によって構成される中空層内の
空気を強制換気する換気ファンを設け、該換気ファン
は、屋内、該中空層及び外気の温度差の判断により作動
するように構成するものである。
Claims (1)
- 【請求項１】 乾式施工にて布設したビル外装建材にお
いて、建物壁と外装タイル面との間に乾式施工金具によ
って構成される中空層内の空気を強制換気する換気ファ
ンを設け、該換気ファンは、屋内、該中空層及び外気の
温度差の判断により作動する事を特徴とする外壁建材の
中空層の換気システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239838A JPH0579102A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 外壁建材の中空層の換気システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239838A JPH0579102A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 外壁建材の中空層の換気システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579102A true JPH0579102A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17050618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3239838A Pending JPH0579102A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 外壁建材の中空層の換気システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579102A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009008376A (ja) * | 2007-05-31 | 2009-01-15 | Panasonic Corp | 換気装置 |
| WO2014118770A1 (en) * | 2013-01-29 | 2014-08-07 | Ron Zohar | Methods and devices for utilizing a thermally-efficient building block |
| KR102065787B1 (ko) * | 2019-04-15 | 2020-01-13 | 최수지 | 공기정화 구조물 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239838A patent/JPH0579102A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009008376A (ja) * | 2007-05-31 | 2009-01-15 | Panasonic Corp | 換気装置 |
| WO2014118770A1 (en) * | 2013-01-29 | 2014-08-07 | Ron Zohar | Methods and devices for utilizing a thermally-efficient building block |
| KR102065787B1 (ko) * | 2019-04-15 | 2020-01-13 | 최수지 | 공기정화 구조물 |
| WO2020213792A1 (ko) * | 2019-04-15 | 2020-10-22 | 최수지 | 공기정화 구조물 |
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