JPH0875225A - ダクト式全館一括空調システムの制御方法 - Google Patents

ダクト式全館一括空調システムの制御方法

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JPH0875225A
JPH0875225A JP6212556A JP21255694A JPH0875225A JP H0875225 A JPH0875225 A JP H0875225A JP 6212556 A JP6212556 A JP 6212556A JP 21255694 A JP21255694 A JP 21255694A JP H0875225 A JPH0875225 A JP H0875225A
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air
duct
conditioning system
building
heating
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Nobuyuki Taniyama
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖冷房および十分な換気を行うことができる
ダクト式全館一括空調システムの制御方法の提供。 【構成】 ダクト33を通して調和済み空気を循環させ
て建物10内の各区画11の暖冷房および換気を含む空
調を行うダクト式全館一括空調システム30の制御を行
うにあたって、各区画11毎にダクト33との間の風量
調整を行うダンパ35を設けておき、送風空気への加熱
または冷却を行うとともに暖冷房対象区画のみのダンパ
35を開けて暖冷房を行う暖冷房モードと、送風空気へ
の加熱または冷却を停止あるいはその能力を低下させる
とともに全区画のダンパ35を開けて換気を行う全区画
換気モードとを選択して制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内に配設されたダ
クトを通して空調機により調和済み空気を循環させて前
記建物内の各区画の暖冷房および換気を含む空調を行う
ダクト式全館一括空調システムの制御方法に関し、高気
密高断熱化された住宅やオフィス等の建物の空調を行う
際に利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、暖冷房等の空調は、住宅やオフィス
等の建物において不可欠のものとなりつつあり、空調効
率を高めるために建物の高断熱高気密化が図られてい
る。従来の空調は、大型のビルディング等を除けば、建
物内の各室等の区画毎に行われることが一般的であっ
た。しかし、高断熱高気密化に伴って、住宅等の小型の
建物においても全館空調が行われるようになってきた。
このような住宅等の小型の建物において全館空調を行う
システムとしては、予め所定の温度あるいは湿度などに
調和された空気を建物内の一箇所で生成し、これを建物
内に循環させる空気搬送式の全館空調システムが提案さ
れている(本願出願人による特開平2−287034号
公報、特開平3−55458号公報等参照)。
【0003】また、全館空調を行う際には、単に暖冷房
を行うだけではなく、換気を含めて多機能な空調を行う
ことが要求されている。このように換気および暖冷房を
含む全館空調を行うシステムには、換気用の空気搬送路
および暖冷房用の空気搬送路に共通のダクトを利用する
ものがある(本願出願人による特願平5−337278
号等参照)。このような全館空調システムによれば、共
通のダクトを利用して換気および暖冷房用の空気を搬送
することができるので、これらの各用途のためのダクト
を別々に設ける必要はなくなり、ダクト構造が簡略化さ
れるため、建物内の構造が簡略化されるという利点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した共
通のダクトを利用して換気および暖冷房を行う全館空調
システムでは、建物内の各室等の区画毎の温熱コントロ
ールを各区画毎に設けられた風量調整用のダンパーの開
閉制御により行っている。しかしながら、このような全
館空調システムでは、通常、換気は暖冷房を行う際に同
時に行われているので、換気が十分に行われないうちに
暖冷房が完了してダンパーが閉じられてしまうことがあ
るため、換気不足が発生するという問題があった。ま
た、建物内の各室等の区画のうち暖冷房を行う必要のな
い区画(既に所望の温度状態になっているため暖冷房を
行う必要のない区画、および暖冷房を行う要求のない区
画)は、ダンパーが閉状態となるため、この区画の換気
を行うことができないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、暖冷房および十分な換気
を行うことができるダクト式全館一括空調システムの制
御方法を提供することにある。
【0006】本発明は、全区画換気を暖冷房と異なるタ
イミングで行うことにより前記目的を達成しようとする
ものである。具体的には、本発明のダクト式全館一括空
調システムの制御方法は、建物内に配設されたダクトを
通して空調機により調和済み空気を循環させて前記建物
内の各区画の暖冷房および換気を含む空調を行うダクト
式全館一括空調システムの制御方法であって、前記各区
画毎に前記ダクトとの間の風量調整を行うダンパを設け
ておき、送風空気への加熱または冷却を行うとともに暖
冷房対象区画のみのダンパを開けて暖冷房を行う暖冷房
モードと、送風空気への加熱または冷却を停止あるいは
その能力を低下させるとともに全区画のダンパを開けて
換気を行う全区画換気モードとを選択して制御すること
を特徴とする。また、このような制御を行う際には、暖
冷房対象区画の全てが所望の温度状態に達している時に
前記全区画換気モードを実行してもよい。あるいは、予
め定められた時間間隔で前記全区画換気モードを実行し
てもよい。ここで、暖冷房対象区画とは、全区画のうち
暖冷房を行う要求のある区画である。また、暖冷房モー
ドでは、暖冷房に加え、加湿や除湿、あるいは換気等の
他の機能の空調を同時に行ってもよい。そして、本発明
を適用するにあたっては、暖冷房モード、全区画換気モ
ードの他に、例えば、加湿や除湿のみを行うモードなど
の他の選択モードを用意しておいてもよい。
【0007】さらに、以上に述べた制御方法において、
調理場に設けられたレンジファンにより排気を行うとと
もに、前記空調機の戻り口の近傍に設けられた給気口を
通して前記排気分相当の給気を行ってもよい。ここで、
前記給気口は前記空調機が設置された空間の床下空間に
開口していることが望ましい。また、前記給気口は前記
レンジファンと連動して開閉操作可能であることが望ま
しい。
【0008】そして、以上に述べた制御方法において、
前記空調機の戻り口の近傍(つまり、建物内を循環した
空気が戻ってきて集中する箇所)に煙感知センサを設け
ておき、煙を感知した際に全区画のダンパを閉じる処理
および/または前記空調機を停止させる処理を行うよう
にしてもよい。あるいは、各区画毎に設けられた区画内
の温度調整用のコントローラにより火災時の異常温度を
感知した際に全区画のダンパを閉じる処理および/また
は前記空調機を停止させる処理を行うようにしてもよ
い。
【0009】
【作用】このような本発明においては、建物内に配設さ
れたダクトを通して調和済み空気を循環させて建物内の
各区画の暖冷房および換気を含む空調を行うにあたっ
て、暖冷房モード、全区画換気モードを適宜なタイミン
グで選択する制御を行う。このため、従来のような換気
不足の区画が生じるという不都合は解消され、全区画の
換気が確実かつ十分に行われ、これらにより前記目的が
達成される。また、このような制御を行う際に、暖冷房
対象区画の全てが所望の温度状態に達している時に全区
画換気モードを実行するようにすれば、例えば、換気よ
りも暖冷房の完了を優先させたい場合などに好適であ
り、予め定められた時間間隔で全区画換気モードを実行
するようにすれば、例えば、帰宅直後等の暖冷房立ち上
げ時に早い段階で全区画の換気を行いたい場合などに好
適である。
【0010】さらに、調理場に設けられたレンジファン
により排気を行うとともに、空調機の戻り口の近傍に設
けられた給気口を通して排気分相当の給気を行うように
した場合には、居住者に不快感を与えずに給気を行うこ
とが可能となる。つまり、大風量の排気を行うレンジフ
ァンでは、その排気により建物内が負圧化されるため、
これに対応する給気を行う必要が生じるが、通常、この
ような給気はレンジファンが設置された調理場の近傍で
行われる。従って、例えば、寒冷地の場合、給気口から
侵入した冷気が居住者の不快感を誘発するという問題が
あり、一方、仮に冷気の侵入を防止するために給気口を
閉じたとすると燃焼ガスの適性な排出ができなくなるた
め危険が生じるという問題があるが、前述したように空
調機の戻り口の近傍に給気口を設けておくことで、侵入
した冷気は空調機により昇温されるので、居住者に不快
感を与えることはない。また、給気口を空調機が設置さ
れた空間の床下空間に開口させておけば、特に建物内に
複雑な給気用配管を設ける必要はない。さらに、給気口
をレンジファンと連動して開閉操作可能な構成としてお
けば、操作忘れがなくなり、レンジファンによる排気時
に確実に給気が行われるとともに、排気を終了させた時
には確実に給気口が閉じる。
【0011】また、空調機の戻り口の近傍に煙感知セン
サを設けておき、煙を感知した際に全区画のダンパ(風
量調整用のダンパ)を閉じる処理および/または前記空
調機を停止させる処理を行うようにした場合、あるい
は、各区画毎に設けられた区画内の温度調整用のコント
ローラにより火災時の異常温度を感知した際に全区画の
ダンパ(風量調整用のダンパ)を閉じる処理および/ま
たは空調機を停止させる処理を行うようにした場合に
は、別途の防火用設備(例えば、従来の防火専用ダン
パ)を設ける必要なく、防火対策が施される。つまり、
空気搬送式の全館空調システムでは、ダクトによって各
区画が接続されているため、火災時に他の区画への延焼
が起きるおそれがあるが、前述したように煙の感知ある
いは異常温度の感知と連動させて空調機あるいは風量調
整用のダンパの強制操作を行うことで、延焼の防止が確
実に図られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。 [第一実施例]図1には、本発明の第一実施例のダクト
式全館一括空調システム30を備えた寒冷地用住宅建物
10が示されている。建物10は、一階および二階に複
数の室11を有し、これらの各室11はドア12を介し
て廊下等の通路(図示省略)に接続されている。各階の
通路は階段ホール13により連通されている。ダクト式
全館一括空調システム30は、建物10内に所定の状態
(温度状態や湿度状態等)に調整された調和空気を循環
させるエアハンドリングユニット31と、建物10内を
循環する調和空気の一部を入れ換えて換気を行う換気ユ
ニット32と、調和空気の循環路の一部を形成するダク
ト33とを備えている。
【0013】ダクト式全館一括空調システム30は、エ
アハンドリングユニット31により吸い込んだ空気を熱
交換器34で加熱し、これをダクト33を通して各室1
1へ送った後に、各室11の空気をドア12から通路に
送り、階段ホール13を介してエアハンドリングユニッ
ト31で回収し、再び、同様な空気の循環を繰り返すこ
とにより、建物10内の全館空調を行うようになってい
る。
【0014】ダクト33の各室11に開口する部分に
は、風量調整用のダンパ35が設置され、このダンパ3
5は各室11内に設けられたルームコントローラ36に
より開度調整され、各室11内をそれぞれ所定温度等に
維持するようになっている。熱交換器34には、熱源で
ある温水ボイラ37からの温水が供給され、高能率で全
館暖房が行われるようになっている。なお、寒冷地以外
では温水ボイラの他に、あるいは置き換える形でヒート
ポンプ式の室外機が接続され、必要に応じて冷房用の冷
媒が供給されることになる。
【0015】換気ユニット32は、二系統の給排気経路
により空気の入れ換えを行うとともに、入れ換えられる
空気の相互の熱交換を行うようになっている。一方の経
路は階段ホール13に連通するダクト38および屋外に
連通するダクト39を通して内気排出を行い、他方の経
路は建物10の軒天ガラリ40および小屋裏41を通し
て外気を吸入するダクト42およびエアハンドリングユ
ニット31に連通するダクト43を通して外気吸入を行
う。
【0016】ダクト式全館一括空調システム30は、前
述したようにエアハンドリングユニット31により温度
調整された空気を循環させて各室11の暖房を行うとと
もに、換気ユニット32により階段ホール13で循環空
気の一部を取り出し、これに替わる外気を補給して新鮮
な空気を全館に循環させ、各室11の換気を行うように
なっている。また、換気ユニット32により排出される
空気の熱は、新たに取り入れられる外気に移されるた
め、熱効率を高く維持することができる。
【0017】エアハンドリングユニット31の戻り口の
近傍(例えば、階段ホール13からエアハンドリングユ
ニット31に至るダクトの途中等)には、煙感知センサ
45が設けられ、この煙感知センサ45により煙を感知
した際には、エアハンドリングユニット31および換気
ユニット32を停止させる処理および/または全室11
のダンパ35を閉じる処理を行い、火災時における建物
10内の延焼を防ぐ制御が行われるようになっている。
なお、煙感知センサ45には、火災の発生を感知できれ
ばよいため、COセンサなどを用いてもよい。
【0018】また、ルームコントローラ36により火災
時の異常温度を感知した際にも、エアハンドリングユニ
ット31および換気ユニット32を停止させる処理およ
び/または全室11のダンパ35を閉じる処理を行い、
建物10内の延焼を防ぐ制御が行われるようになってい
る。なお、これらの延焼防止制御において、換気ユニッ
ト32が送風機能を有していない場合、つまり換気ユニ
ット32が空気の入れ換えおよび熱交換のみを行う構成
とされて送風はエアハンドリングユニット31のみによ
り行われる場合には、エアハンドリングユニット31の
みを停止させればよい。
【0019】このような第一実施例においては、以下の
ようにして二通りの制御方法A,Bにより建物10の全
館空調を行う。制御方法Aでは、図2のフローチャート
に示す如く、暖冷房要求のある区画(暖冷房対象区画)
である室11のダンパ35のみを開け、これらの室11
の温度が所望の設定温度に達するまでエアハンドリング
ユニット31により送風空気を加熱または冷却して暖冷
房運転を行い(暖冷房モード)、設定温度に達した時点
で暖冷房運転を停止する。その後、換気要求がある場合
には、全室11のダンパ35を開けて換気ユニット32
により全室換気を行う(全区画換気モード)。
【0020】制御方法Bでは、図3のタイムチャートに
示す如く、暖冷房要求のある区画(暖冷房対象区画)で
ある室11のダンパ35のみを開けてエアハンドリング
ユニット31により暖冷房運転を行っている間に、換気
要求がある場合には、一定の時間間隔Tで全室11のダ
ンパ35を開けるとともにエアハンドリングユニット3
1による送風空気の加熱または冷却を停止またはその能
力を低下させて換気ユニット32により全室換気を行
う。つまり、暖冷房モードの途中で一定の時間間隔Tで
全区画換気モードを所定の換気時間ΔTだけ実行する。
時間間隔Tおよび換気時間ΔTは、予め設定しておく。
なお、この制御方法Bでは、各室11が設定温度に達し
ているか否かに関係なく、全区画換気モードが実行され
る。
【0021】また、制御方法A,Bにおいて、暖冷房要
求および換気要求は、各室11内に設けられたルームコ
ントローラ36または図示されない中央コントローラ等
により与えられる。そして、制御方法A,Bにおいて、
全区画換気モードでの換気量は、建物10の必要換気量
と同程度であり、人に風を感じさせない程度、例えば4
0〜50坪の床面積で200立方メートル/h程度であ
る。
【0022】このような第一実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、暖冷房対象区画のダンパ35
のみを開けて暖冷房を行う暖冷房モードと、全区画のダ
ンパ35を開けて換気を行う全区画換気モードとを適宜
なタイミングで選択する制御を行うので、従来のような
換気不足の区画が生じるという不都合を解消でき、全区
画の換気を確実かつ十分に行うことができる。
【0023】また、このような制御を行う際に、制御方
法Aのように、暖冷房対象区画の全てが所望の温度状態
に達している時に全区画換気モードを実行するようにす
れば、例えば、換気よりも暖冷房の完了を優先させたい
場合などに好適な制御を行うことができる。そして、制
御方法Bのように、予め定められた時間間隔Tで全区画
換気モードを実行するようにすれば、例えば、帰宅直後
等の暖冷房立ち上げ時に早い段階で全区画の換気を行い
たい場合などに好適な制御を行うことができる。
【0024】さらに、エアハンドリングユニット31の
戻り口の近傍に設けられた煙感知センサ45により煙を
感知した際、あるいはルームコントローラ36により火
災時の異常温度を感知した際に、エアハンドリングユニ
ット31および換気ユニット32を停止させる処理およ
び/または全室11のダンパ35を閉じる処理が行われ
るので、別途の防火用設備(例えば、従来の防火専用ダ
ンパ)を設けることなく防火対策を施すことができ、建
物10内の延焼の防止を確実に図ることができる。
【0025】[第二実施例]図4には、本発明の第二実
施例のダクト式全館一括空調システム60を備えた住宅
建物50が示されている。建物50は、ダクト式全館一
括空調システム60の構成を除き、前記第一実施例の建
物10と略同様な構成の建物であるので、同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる
部分のみを説明する。前記第一実施例では、エアハンド
リングユニット31および換気ユニット32が異なる位
置に設けられていたが、本第二実施例では、一階の階段
下空間51にこれらの両機能を備えた空調用室内機61
が設けられている。
【0026】空調用室内機61は、建物50内に所定の
状態に調整された調和空気を循環させるエアハンドリン
グユニット61Aと、このエアハンドリングユニット6
1Aを補助して空調用室内機61のパワーアップを図る
パワーアップユニット61Bと、温水を熱媒とした熱交
換により調和空気を暖房用に調整する温水ファンユニッ
ト61Cと、建物50内を循環する調和空気の一部を入
れ換えて換気を行う換気ユニット61Dとを備えてい
る。
【0027】ダクト式全館一括空調システム60は、エ
アハンドリングユニット61Aにより吸い込んだ階段下
空間51内の空気を加熱または冷却し、これを壁ダクト
72、床ダクト73、天井裏ダクト74等を通して各室
11へ送った後に、各室11の空気をドア12から通路
に送り、階段ホール13を介して階段の蹴込み部分から
階段下空間51内に回収し、電気集塵を行うフィルタ7
5を通してエアハンドリングユニット61A内に戻し、
再び、同様な空気の循環を繰り返すことにより、建物5
0内の全館空調を行うようになっている。
【0028】建物50の外部には、図4中左側の外壁面
52の近傍に、空調用室外機62が設置されている。空
調用室外機62は、熱媒と外気との間で熱交換を行い、
所定の温度に調整した熱媒を図4中点線で示された熱媒
流通路62Aを通して空調用室内機61に送るように構
成されている。また、建物50の外部には、図4中右側
の外壁面53の近傍に、空調用室内機61のパワーアッ
プを図るためのパワーアップ用室外機64が設置されて
いる。このパワーアップ用室外機64は、空調用室外機
62と同様な構成を有しており、熱媒と外気との間で熱
交換を行い、所定の温度に調整した熱媒を図4中点線で
示された熱媒流通路64Aを通して空調用室内機61に
送るように構成されている。
【0029】空調用室内機61のパワーアップユニット
61Bは、エアハンドリングユニット61Aにより通常
の熱交換を行った空気を、さらにパワーアップ用室外機
64から送られてくる熱媒との間で熱交換させ、所定の
状態に温度調整するように構成されている。また、建物
50の外部には、パワーアップ用室外機64の図4中右
側の位置に、空調用室内機61の温水ファンユニット6
1C用のボイラ66が設けられ、このボイラ66のさら
に右側に、ボイラ66に接続されたタンク67が設けら
れている。ボイラ66は、燃焼あるいは電気加熱等によ
り温水を生成し、この高温の温水を図4中点線で示され
た温水流通路66Aを通して空調用室内機61に送るよ
うに構成されている。タンク67は、ボイラ66が灯油
ボイラの場合の灯油タンクである。空調用室内機61の
温水ファンユニット61Cは、ボイラ66から送られて
くる高温の温水と空気との間で熱交換を行い、各室11
に供給する調和空気を暖房用に調整するように構成され
ている。
【0030】換気ユニット61Dには、床54を貫通し
て床下空間55に至るように配置されたアルミ製等のフ
レキシブルダクト68,69を備えている。このうち一
方のフレキシブルダクト68は、建物50の外壁面52
の下側に位置する基礎を貫通して外部に連通されてい
る。他方のフレキシブルダクト69は、建物50の内部
に位置する基礎を貫通して一階の室11の下側の床下空
間56に連通されている。換気ユニット61Dは、フレ
キシブルダクト68から新鮮な外気を吸い込んで階段下
空間51内に供給するとともに、階段下空間51内の空
気の一部を吸い込んでフレキシブルダクト69を通して
これを排出することにより換気を行うようになってい
る。また、換気ユニット61Dは、階段下空間51内に
供給される外気と階段下空間51内から排出される空気
との間で熱交換を行うようになっている。
【0031】階段下空間51内のエアハンドリングユニ
ット61Aの戻り口の近傍には、煙感知センサ70が設
けられ、この煙感知センサ70により煙を感知した際に
は、空調用室内機61(空調用室内機61のうち少なく
とも送風機能を有するユニット)を停止させる処理およ
び/または全室11のダンパ35を閉じる処理を行い、
火災時における建物50内の延焼を防ぐ制御が行われる
ようになっている。また、ルームコントローラ36の異
常温度感知による火災時の延焼防止制御も前記第一実施
例と同様に行われるようになっている。
【0032】図4において、一階の図中右側の室11
は、調理場11Aとされている。この調理場11Aに
は、排気用のレンジファン77が外壁面53から外部に
開口するように設けられている。また、空調用室内機6
1が設けられた階段下空間51には、レンジファン77
と連動して開閉操作可能な給気口78が床下空間55に
開口するように設けられ、この給気口78からレンジフ
ァン77による排気分相当の給気が行われるようになっ
ている。
【0033】このような第二実施例においては、前記第
一実施例の制御方法A,Bと同様な制御を行って暖冷房
および換気を含む建物50内の全館空調を行う。また、
この際、住宅建物50が建てられた地域等の状況に応じ
て空調用室内機61の使用状態を適宜変更して空調を行
うことができる。例えば、一般地であって住宅負荷がヒ
ートポンプ能力以下の場合には、エアハンドリングユニ
ット61Aおよび換気ユニット61Dによる空調を基本
とし、一般地であって住宅負荷がヒートポンプ能力より
も大きい場合には、エアハンドリングユニット61A、
パワーアップユニット61B、および換気ユニット61
Dにより空調を行い、多雪寒冷地の場合には、エアハン
ドリングユニット61A、温水ファンユニット61C、
および換気ユニット61Dにより空調を行うことができ
る。
【0034】このような第二実施例によれば、前記第一
実施例と同様に、暖冷房モードと全区画換気モードとの
適宜なタイミングでの選択制御による換気不足解消効
果、煙感知センサ70での煙の感知またはルームコント
ローラ36での異常温度感知に基づく制御による火災時
の延焼防止効果が得られることに加え、次のような効果
を得ることができる。すなわち、レンジファン77によ
る排気分相当の給気を行う給気口78が階段下空間51
に設けられているので、例えば、寒冷地の場合、給気口
78から侵入した冷気は居住者の位置に至る前に空調用
室内機61により昇温されるため、従来のような侵入冷
気による居住者の不快感を解消することができる。ま
た、給気口78が床下空間55に開口するように設けら
れているため、特に建物50内に複雑な給気用配管を設
ける必要はなく、建物構造を簡略化できる。さらに、給
気口78はレンジファン77と連動して開閉操作可能な
構成となっているので、操作忘れを防止でき、レンジフ
ァン77による排気時に確実に給気を行うことができる
とともに、排気を終了させた時には確実に給気口78を
閉じることができる。
【0035】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。すなわち、本発明
の制御方法が適用されるダクト式全館一括空調システム
の空調機の構成および配置位置は、前記第一、第二実施
例の各エアハンドリングユニット31,61Aおよび各
換気ユニット32,61Dのような場合に限定されるも
のではなく、本発明の制御方法を達成できる構成および
配置位置であれば任意である。例えば、エアハンドリン
グユニットを二階の小屋裏41に設けるようにしてもよ
く、あるいは換気ユニットを階段ホール13の外壁に沿
った壁面に設けるようにしてもよい。また、空調機のタ
イプは、室内機と室外機とに分割されたタイプ、室内機
のみによるタイプ、室外機のみによるタイプのいずれで
あってもよい。
【0036】さらに、ダクトの構成は、前記第一実施例
のダクト33や前記第二実施例の壁ダクト72、床ダク
ト73、天井裏ダクト74のような構成に限定されるも
のではなく、建物10,50内の各区画に調和空気を供
給することができれば任意の構成であってよい。
【0037】また、本発明の制御方法が適用される建物
は、前記各実施例のような二階建ての寒冷地用住宅建物
10,50に限定されるものではなく、建物の大きさ、
階数、用途等は任意である。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、暖
冷房対象区画のダンパのみを開けて暖冷房を行う暖冷房
モードと、全区画のダンパを開けて換気を行う全区画換
気モードとを適宜なタイミングで選択する制御を行うの
で、従来のような換気不足の区画が生じるという不都合
を解消でき、全区画の換気を確実かつ十分に行うことが
できるという効果がある。
【0039】また、暖冷房対象区画の全てが所望の温度
状態に達している時に全区画換気モードを実行するよう
にすれば、例えば、換気よりも暖冷房の完了を優先させ
たい場合などに好適な制御を行うことができるという効
果がある。さらに、予め定められた時間間隔で全区画換
気モードを実行するようにすれば、例えば、帰宅直後等
の暖冷房立ち上げ時に早い段階で全区画の換気を行いた
い場合などに好適な制御を行うことができるという効果
がある。
【0040】また、調理場に設けられたレンジファンに
より排気を行うとともに、空調機の戻り口の近傍に設け
られた給気口を通して排気分相当の給気を行うようにし
た場合には、給気により建物内に侵入する冷気または暖
気を居住者の位置に至る前に空調機により昇温または降
温させることができるので、居住者に不快感を与えずに
給気を行うことができるという効果がある。さらに、給
気口を空調機が設置された空間の床下空間に開口させて
おけば、特に建物内に複雑な給気用配管を設ける必要は
ないので、建物構造を簡略化できるという効果がある。
そして、給気口をレンジファンと連動して開閉操作可能
な構成としておけば、操作忘れを防止でき、レンジファ
ンによる排気時に確実に給気を行うことができるととも
に、排気を終了させた時には確実に給気口を閉じること
ができるという効果がある。
【0041】また、空調機の戻り口の近傍に煙感知セン
サを設けておき、煙を感知した際に全区画のダンパを閉
じる処理および/または空調機を停止させる処理を行う
ようにした場合、あるいは、各区画毎に設けられた区画
内の温度調整用のコントローラにより火災時の異常温度
を感知した際に全区画のダンパを閉じる処理および/ま
たは空調機を停止させる処理を行うようにした場合に
は、別途の防火用設備を設ける必要なく、防火対策を施
すことができ、延焼の防止を確実に図ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す構成図。
【図2】第一実施例の制御方法Aのフローチャートを示
す図。
【図3】第一実施例の制御方法Bのタイムチャートを示
す図。
【図4】本発明の第二実施例を示す構成図。
【符号の説明】
10,50 建物 11 室 11A 調理場 30,60 ダクト式全館一括空調システム 31 空調機を構成するエアハンドリングユニット 32 空調機を構成する換気ユニット 33 ダクト 35 ダンパ 36 ルームコントローラ 45,70 煙感知センサ 55 床下空間 61 空調用室内機 61A 空調用室内機を構成するエアハンドリングユニ
ット 61D 空調用室内機を構成する換気ユニット 72 壁ダクト 73 床ダクト 74 天井裏ダクト 77 レンジファン 78 給気口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内に配設されたダクトを通して空調
    機により調和済み空気を循環させて前記建物内の各区画
    の暖冷房および換気を含む空調を行うダクト式全館一括
    空調システムの制御方法であって、前記各区画毎に前記
    ダクトとの間の風量調整を行うダンパを設けておき、送
    風空気への加熱または冷却を行うとともに暖冷房対象区
    画のみのダンパを開けて暖冷房を行う暖冷房モードと、
    送風空気への加熱または冷却を停止あるいはその能力を
    低下させるとともに全区画のダンパを開けて換気を行う
    全区画換気モードとを選択して制御することを特徴とす
    るダクト式全館一括空調システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したダクト式全館一括空
    調システムの制御方法において、暖冷房対象区画の全て
    が所望の温度状態に達している時に前記全区画換気モー
    ドを実行することを特徴とするダクト式全館一括空調シ
    ステムの制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したダクト式全館一括空
    調システムの制御方法において、予め定められた時間間
    隔で前記全区画換気モードを実行することを特徴とする
    ダクト式全館一括空調システムの制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    したダクト式全館一括空調システムの制御方法におい
    て、調理場に設けられたレンジファンにより排気を行う
    とともに、前記空調機の戻り口の近傍に設けられた給気
    口を通して前記排気分相当の給気を行うことを特徴とす
    るダクト式全館一括空調システムの制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載したダクト式全館一括空
    調システムの制御方法において、前記給気口は前記空調
    機が設置された空間の床下空間に開口していることを特
    徴とするダクト式全館一括空調システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載したダク
    ト式全館一括空調システムの制御方法において、前記給
    気口は前記レンジファンと連動して開閉操作可能である
    ことを特徴とするダクト式全館一括空調システムの制御
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    したダクト式全館一括空調システムの制御方法におい
    て、前記空調機の戻り口の近傍に煙感知センサを設けて
    おき、煙を感知した際に全区画のダンパを閉じる処理お
    よび/または前記空調機を停止させる処理を行うことを
    特徴とするダクト式全館一括空調システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    したダクト式全館一括空調システムの制御方法におい
    て、各区画毎に設けられた区画内の温度調整用のコント
    ローラにより火災時の異常温度を感知した際に全区画の
    ダンパを閉じる処理および/または前記空調機を停止さ
    せる処理を行うことを特徴とするダクト式全館一括空調
    システムの制御方法。
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