WO2022153424A1 - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

換気装置は、複数の被換気空間のそれぞれに形成された換気口から排気または給気を行う換気装置であって、被換気外空間と連通した第一開口および換気口と連通した第二開口を有し、第一開口と第二開口とを接続する内部風路が内部に形成された筐体と、各換気口と第二開口とを接続する複数の外部風路と、各外部風路の空気の流れを開閉により許容または遮断する複数のダンパと、内部風路から外部風路へ向かう空気の流れを発生させる、あるいは、外部風路から内部風路へ向かう空気の流れを発生させる送風機と、送風機およびダンパを制御する制御装置と、を備え、制御装置は、全ての被換気空間の排気を行う通常排気モードと対象となる被換気空間の排気を行う強制排気モードとを有し、強制排気モード時に、対象となる被換気空間の換気口に接続された外部風路のダンパを開状態として該換気口から排気し、その他のダンパを閉状態とするものである。

Description

換気装置
 本開示は、被換気空間の排気を行う換気装置に関するものである。
 従来、部屋の空気が汚れた場合などに急速排気を行う換気装置がある(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1は、室外吸込み口と室内吹出し口とを熱交換器を介してつながる給気通風路と、室内吸込み口と室外吹出し口とを熱交換器を介してつながる排気通風路を構成した熱交換型空調換気装置において、喫煙などで急激に室内空気が汚れるような場合、排気量を増やして比較的短時間で室内汚染空気を排出できるよう給気通風路と排気通風路とを連通し、熱交換器をバイパスした排気通路を形成する通風路切替手段を設けたものである。
特開2002-277011号公報
 特許文献1は、急速排気時に給気通風路と排気通風路とを連通し、熱交換器をバイパスした排気通路を形成しているだけなので、会議室あるいは病室などの空間に多人数が集まって大容量の換気が必要な場合には換気容量が不足してしまい、換気に多くの時間を要するという課題があった。また、CO濃度の上昇あるいは汚染物質の室内滞留によって、室内環境が悪化するという課題があった。
 本開示は、以上のような課題を解決するためになされたもので、従来よりも換気時間を短縮し、室内環境の悪化を抑制することができる換気装置を提供することを目的としている。
 本開示に係る換気装置は、複数の被換気空間のそれぞれに形成された換気口から排気または給気を行う換気装置であって、被換気外空間と連通した第一開口および前記換気口と連通した第二開口を有し、前記第一開口と前記第二開口とを接続する内部風路が内部に形成された筐体と、各前記換気口と前記第二開口とを接続する複数の外部風路と、各前記外部風路の空気の流れを開閉により許容または遮断する複数のダンパと、前記内部風路から前記外部風路へ向かう空気の流れを発生させる、あるいは、前記外部風路から前記内部風路へ向かう空気の流れを発生させる送風機と、前記送風機および前記ダンパを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、全ての前記被換気空間の排気を行う通常排気モードと対象となる前記被換気空間の排気を行う強制排気モードとを有し、前記強制排気モード時に、対象となる前記被換気空間の前記換気口に接続された前記外部風路の前記ダンパを開状態として該換気口から排気し、その他の前記ダンパを閉状態とするものである。
 本開示に係る換気装置によれば、強制排気モード時に、対象となる被換気空間の換気口に接続された外部風路のダンパを開状態として該換気口から排気し、その他のダンパを閉状態とする。そのため、対象となる被換気空間の換気量を増加させることができ、従来よりも換気時間を短縮することができるので、室内環境の悪化を抑制することができる。
実施の形態1に係る換気装置の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係る換気装置の構成の変形例を示す概略図である。 実施の形態1に係る換気装置の排気ダンパの設置位置の第一変形例を示す図である。 実施の形態1に係る換気装置の排気ダンパの設置位置の第二変形例を示す図である。 実施の形態1に係る換気装置の強制排気時の運転状態を示す概略図である。 実施の形態2に係る換気装置の構成を示す概略図である。 実施の形態2に係る換気装置の強制排気時の運転状態を示す概略図である。 実施の形態3に係る換気装置の構成を示す概略図である。 実施の形態3に係る換気装置の構成の変形例を示す概略図である。 実施の形態3に係る換気装置の変形例による強制排気時の運転状態(バイパスダンパ閉状態)を示す概略図である。 実施の形態3に係る換気装置の変形例による強制排気時の運転状態(バイパスダンパ開状態)を示す概略図である。
 以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本開示が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
 実施の形態1.
 図1は、実施の形態1に係る換気装置100の構成を示す概略図である。図2は、実施の形態1に係る換気装置100の構成の変形例を示す概略図である。図3は、実施の形態1に係る換気装置100の排気ダンパ36a~36cの設置位置の第一変形例を示す図である。図4は、実施の形態1に係る換気装置100の排気ダンパ36a~36cの設置位置の第二変形例を示す図である。なお、図1および図2の矢印は空気の流れを示している。
 図1に示すように、実施の形態1に係る換気装置100は、建物内の人の生活空間である被換気空間A~Cの排気を行うものであり、被換気空間A~Cの天井裏に設置されている。換気装置100は、筐体30と、排気送風機31(以下、送風機とも称する)と、制御装置50とを備えている。また、被換気空間A~Cの天井などには、排気口35a~35c(以下、換気口とも称する)が形成されており、排気口35a~35cの近傍には、それぞれ排気ダンパ36a~36c(以下、ダンパとも称する)が設けられている。また、被換気空間A~Cの天井裏には、排気風路34a~34c(以下、外部風路とも称する)が設けられている。
 筐体30は、換気装置100の外郭を構成するものであり、建物外などの被換気外空間に空気を排出する筐体側排気口30a(以下、第一開口とも称する)と、内部に被換気空間A~Cの空気を取り込む還気口30b(以下、第二開口とも称する)とを備えている。また、筐体30の内部には、筐体側排気口30aと還気口30bとを接続し、還気口30bから取り込まれて筐体側排気口30aから吹き出される空気が通過する排気路30ab(以下、内部風路とも称する)が形成されている。
 排気風路34a~34cは、排気口35a~35cと筐体30の還気口30bとを接続する風路である。
 排気送風機31は、正回転によって、排気口35a~35cから被換気空間A~Cの空気を筐体30内の排気路30abに取り込んで、筐体側排気口30aから排気として被換気外空間に排出するものである。
 排気ダンパ36a~36cは、排気口35a~35cを開閉させるものである。なお、排気ダンパ36a~36cは、図1では各排気口35a~35cの近傍に設けられているが、それに限定されず、図2に示すように排気口35a~35cの内、少なくとも2つの近傍に設けられていればよい。また、排気ダンパ36a~36cは、図1では筐体30外かつ排気風路34外に設けられているが、それに限定されず、図3に示すように筐体30内に設けられていてもよいし、図4に示すように排気風路34a~34c内に設けられていてもよい。つまり、排気ダンパ36a~36cは、排気風路34a~34cの空気の流れを開閉により許容または遮断する位置に設けられていればよい。
 制御装置50は、例えば、専用のハードウェア、または記憶部(図示せず)に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、プロセッサともいう)で構成される。
 制御装置50が専用のハードウェアである場合、制御装置50は、例えば、単一回路、複合回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。制御装置50が実現する各機能部のそれぞれを、個別のハードウェアで実現してもよいし、各機能部を一つのハードウェアで実現してもよい。
 制御装置50がCPUの場合、制御装置50が実行する各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、記憶部に格納される。CPUは、記憶部に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置50の各機能を実現する。ここで、記憶部は、各種情報を記憶するものであり、例えば、フラッシュメモリ、EPROM、および、EEPROMなどの、データの書き換え可能な不揮発性の半導体メモリを備えている。
 なお、制御装置50の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
 制御装置50は、換気装置100に設けられた各種センサからの検知信号、および、操作部(図示せず)からの操作信号などに基づいて、排気送風機31および排気ダンパ36a~36cなどを制御し、換気装置100全体の動作を制御する。なお、制御装置50は、筐体30の内部に設けられていてもよいし、外部に設けられていてもよい。
 制御装置50は、排気送風機31および排気ダンパ36a~36cなどの制御に関わる機能ブロックとして、ファン制御手段501と、切替検知手段502と、切替手段503と、ダンパ制御手段504と、報知手段505とを備えている。また、制御装置50は、通常排気モードと強制排気モードとを有している。
 ファン制御手段501は、排気送風機31を制御するものである。ファン制御手段501は、例えば、通常排気モードと強制排気モードとで排気量を変更するために排気送風機31の回転数の変更などを行う。
 切替検知手段502は、汚染センサ、在室人数検知システム、COセンサ、強制排気ボタン、および、会議予約システムのうち、少なくとも一つの機能を有するものである。つまり、切替検知手段502は、各被換気空間の空気の状態を検知する機能を有している。この切替検知手段502によって各被換気空間の換気量の増加の要否を検知することで、通常排気モードと強制排気モードとを自動的に変更することができる。
 例えば、切替検知手段502が汚染センサあるいはCOセンサである場合、被換気空間A~Cの検知値があらかじめ設定された値以上となったら、後述の切替手段503によって通常排気モードから強制排気モードへ切り替えられる。また、切替検知手段502が在室人数検知システムあるいは会議予約システムである場合、被換気空間A~Cの人数があらかじめ設置された人数以上となったら、後述の切替手段503によって通常排気モードから強制排気モードへ切り替えられる。また、切替検知手段502が強制排気ボタンである場合、利用者によって強制排気ボタンが押下されたら、後述の切替手段503によって通常排気モードから強制排気モードへ切り替えられる。
 切替手段503は、スイッチなどで構成され、利用者が通常排気モードと強制排気モードとを切り替えるものである。
 ダンパ制御手段504は、切替検知手段502の検知結果、および、切替手段503によって選択されたモードに応じて、各排気ダンパ36a~36cの開閉を指示するものである。
 報知手段505は、制御装置50からの指令により、モードが通常排気モードおよび強制排気モードのうちどちらであるかを報知するものである。報知手段505は、情報を視覚的に報知する表示手段、および、情報を聴覚的に報知する音声出力手段のうち、少なくとも一方を備えている。
[通常排気モードの動作について]
 次に、換気装置100の通常排気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、通常排気モードの時、排気送風機31の回転数を固定で制御してもよいし、排気送風機31の回転数を段階的に変更するように制御してもよい。
 排気ダンパ36a~36cは、通常排気モードでは全ての被換気空間A~Cから排気できるように、全てが開状態となっている。
[強制排気モードの動作について]
 次に、換気装置100の強制排気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、強制排気モードの時、排気送風機31の回転数を通常排気モードと同一としてもよいし、排気量をより増やすため排気送風機31の回転数を通常排気モードよりも多くしてもよいし、最大としてもよい。
 図5は、実施の形態1に係る換気装置100の強制排気時の運転状態を示す概略図である。なお、図5の矢印は空気の流れを示している。
 排気ダンパ36a~36cに関して、例えば図5に示すように、被換気空間Aを強制排気させたい場合は排気ダンパ36aのみ開状態となっており、その他の排気ダンパ36b、36cは閉状態となっている。
 このように、実施の形態1に係る換気装置100では、対象となる被換気空間A~Cの排気口35a~35cに接続された排気風路34a~34cの排気ダンパ36a~36cを開状態とし、その他の排気ダンパ36a~36cを閉状態とする。そうすることで、対象となる被換気空間A~Cの排気能力にその他の被換気空間A~Cの分が加算されることになる。そのため、対象となる被換気空間A~Cの換気量を増加させることができ、従来よりも換気時間を短縮することができるので、室内環境の悪化を抑制することができる。また、実施の形態1に係る換気装置100では、排気送風機31の回転数を増加させることで、対象となる被換気空間A~Cの換気量をさらに増加させることができる。
 以上、実施の形態1に係る換気装置100は、複数の被換気空間A~Cのそれぞれに形成された換気口から排気または給気を行う換気装置100であって、被換気外空間と連通した第一開口および換気口と連通した第二開口を有し、第一開口と第二開口とを接続する内部風路が内部に形成された筐体30と、各換気口と第二開口とを接続する複数の外部風路と、各外部風路の空気の流れを開閉により許容または遮断する複数のダンパと、内部風路から外部風路へ向かう空気の流れを発生させる、あるいは、外部風路から内部風路へ向かう空気の流れを発生させる送風機と、送風機およびダンパを制御する制御装置50と、を備え、制御装置50は、全ての被換気空間A~Cの排気を行う通常排気モードと対象となる被換気空間A~Cの排気を行う強制排気モードとを有し、強制排気モード時に、対象となる被換気空間A~Cの換気口に接続された外部風路のダンパを開状態として該換気口から排気し、その他のダンパを閉状態とするものである。
 実施の形態1に係る換気装置100によれば、強制排気モード時に、対象となる被換気空間A~Cの換気口に接続された外部風路のダンパを開状態として該換気口から排気し、その他のダンパを閉状態とする。そのため、対象となる被換気空間A~Cの換気量を増加させることができ、従来よりも換気時間を短縮することができるので、室内環境の悪化を抑制することができる。つまり、実施の形態1に係る換気装置100では、ダンパの開閉により、換気が必要な被換気空間のみに換気を絞ることで、特定の被換気空間の排気量を増やすことができる。
 また、実施の形態1に係る換気装置100は、対象となる被換気空間A~Cの換気量の増加の要否を検知する切替検知手段502を備えている。そして、制御装置50は、切替検知手段502が対象となる被換気空間A~Cの換気量の増加が必要であると検知したら、通常排気モードから強制排気モードに切り替えるものである。
 実施の形態1に係る換気装置100によれば、切替検知手段502が対象となる被換気空間A~Cの換気量の増加が必要であると検知したら、通常排気モードから強制排気モードに切り替える。そのため、通常排気モードと強制排気モードとを自動的に変更することができる。
 実施の形態2.
 以下、実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
 実施の形態1に係る換気装置100が排気を行うものであるのに対し、実施の形態2に係る換気装置100は給気を行うものであり、実施の形態1に係る換気装置100とは空気の流れが逆となるが、構成はほぼ同一である。
 図6は、実施の形態2に係る換気装置100の構成を示す概略図である。なお、図6の矢印は空気の流れを示している。
 図6に示すように、実施の形態2に係る換気装置100は、建物内の人の生活空間である被換気空間A~Cの給気を行うものであり、被換気空間A~Cの天井裏に設置されている。換気装置100は、筐体30と、給気送風機32(以下、送風機とも称する)と、制御装置50とを備えている。また、被換気空間A~Cの天井などには、給気口38a~38c(以下、換気口とも称する)が形成されており、給気口38a~38cの近傍には、それぞれ給気ダンパ39a~39c(以下、ダンパとも称する)が設けられている。また、被換気空間A~Cの天井裏には、給気風路37a~37c(以下、外部風路とも称する)が設けられている。
 筐体30は、換気装置100の外郭を構成するものであり、内部に被換気外空間の空気(以下、外気と称する)を取り込む外気口30c(以下、第一開口とも称する)と、被換気空間A~Cに空気を供給する筐体側給気口30d(以下、第二開口とも称する)とを備えている。また、筐体30の内部には、外気口30cと筐体側給気口30dとを接続し、外気口30cから取り込まれて筐体側給気口30dから吹き出される空気が通過する給気路30cd(以下、内部風路とも称する)が形成されている。
 給気風路37a~37cは、給気口38a~38cと筐体30の筐体側給気口30dとを接続する風路である。
 給気送風機32は、正回転によって、外気口30cから外気を筐体30内の給気路30cdに取り込んで、給気風路37a~37cを介して給気口38a~38cから給気として被換気空間A~Cに供給するものである。
 給気ダンパ39a~39cは、給気口38a~38cを開閉させるものである。なお、給気ダンパ39a~39cは、図6では各給気口38a~38cの近傍に設けられているが、それに限定されず、給気口38a~38cの内、少なくとも2つの近傍に設けられていればよい。また、給気ダンパ39a~39cは、図6では筐体30外かつ給気風路37外に設けられているが、それに限定されず、筐体30内に設けられていてもよいし、給気風路37a~37c内に設けられていてもよい。つまり、給気ダンパ39a~39cは、給気風路37a~37cの空気の流れを開閉により許容または遮断する位置に設けられていればよい。
 制御装置50は、実施の形態1で説明した構成と概ね同一であり、異なる部分のみ以下で説明する。
 制御装置50は、給気送風機32および給気ダンパ39a~39cなどの制御に関わる機能ブロックとして、ファン制御手段501と、切替検知手段502と、切替手段503と、ダンパ制御手段504と、報知手段505とを備えている。また、制御装置50は、通常給気モードと強制給気モードと強制排気モードとを有している。
 ファン制御手段501は、給気送風機32を制御するものである。ファン制御手段501は、例えば、通常給気モードと強制給気モードとで給気量を変更するために給気送風機32の回転数の変更を行ったり、強制排気モードでは給気送風機32を通常給気モードおよび強制給気モードとは逆回転させたりする。
 切替検知手段502は、汚染センサ、在室人数検知システム、COセンサ、強制排気ボタン、および、会議予約システムのうち、少なくとも一つの機能を有するものである。つまり、切替検知手段502は、各被換気空間の空気の状態を検知する機能を有している。この切替検知手段502によって各被換気空間の換気量の増加の要否を検知することで、通常給気モードと強制給気モードと強制排気モードとを自動的に変更することができる。
 切替手段503は、スイッチなどで構成され、利用者が通常給気モードと強制給気モードと強制排気モードとを切り替えるものである。
 ダンパ制御手段504は、切替検知手段502の検知結果、および、切替手段503によって選択されたモードに応じて、各給気ダンパ39a~39cの開閉を指示するものである。
 報知手段505は、制御装置50からの指令により、モードが通常給気モード、強制給気モード、および、強制排気モードのうちいずれであるのかを報知するものである。報知手段505は、情報を視覚的に報知する表示手段、および、情報を聴覚的に報知する音声出力手段のうち、少なくとも一方を備えている。
[通常給気モードの動作について]
 次に、換気装置100の通常給気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、通常給気モードの時、給気送風機32の回転数を固定で制御してもよいし、給気送風機32の回転数を段階的に変更するように制御してもよい。
 給気ダンパ39a~39cは、通常給気モードでは全ての被換気空間A~Cに給気できるように、全てが開状態となっている。
[強制給気モードの動作について]
 次に、換気装置100の強制給気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、強制給気モードの時、給気送風機32の回転数を通常給気モードと同一としてもよいし、給気量をより増やすため給気送風機32の回転数を通常給気モードよりも多くしてもよいし、最大としてもよい。
[強制排気モードの動作について]
 次に、換気装置100の強制排気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、強制排気モードの時、通常給気モードおよび強制給気モードとは逆の空気の流れとなるように給気送風機32を逆回転させる。また、ファン制御手段501は、給気送風機32の回転数を通常給気モードと同一としてもよいし、給気量をより増やすため給気送風機32の回転数を通常給気モードよりも多くしてもよいし、最大としてもよい。
 図7は、実施の形態2に係る換気装置100の強制排気時の運転状態を示す概略図である。なお、図7の矢印は空気の流れを示している。
 給気ダンパ39a~39cは、例えば図7に示すように、被換気空間Aを強制排気させたい場合、給気ダンパ39aのみ開状態となっており、その他の給気ダンパ39b、39cは閉状態となっている。
 このように、実施の形態2に係る換気装置100では、給気送風機32を通常給気モードおよび強制給気モードとは逆の空気の流れとなるように逆回転させることで、給気口38a~38cからも排気することができる。また、実施の形態2に係る換気装置100では、対象となる被換気空間A~Cの給気口38a~38cに接続された給気風路37a~37cの給気ダンパ39a~39cを開状態とし、その他の給気ダンパ39a~39cを閉状態とする。そうすることで、対象となる被換気空間A~Cの排気能力にその他の被換気空間A~Cの分が加算されることになる。そのため、対象となる被換気空間A~Cの換気量を増加させることができ、従来よりも換気時間を短縮することができるので、室内環境の悪化を抑制することができる。また、実施の形態2に係る換気装置100では、給気送風機32の回転数を増加させることで、対象となる被換気空間A~Cの換気量をさらに増加させることができる。
 以上、実施の形態2に係る換気装置100において、送風機は、正回転によって外部風路から内部風路へ向かう空気の流れを発生させるものである。そして、制御装置50は、全ての被換気空間A~Cの給気を行う通常給気モードを有し、強制排気モード時に、送風機を逆回転させるものである。
 実施の形態2に係る換気装置100によれば、制御装置50は、強制排気モード時に、送風機を逆回転させる。そのため、通常給気モード時に被換気空間A~Cに空気を供給する換気口から、対象となる被換気空間A~Cの排気を行うことができ、対象となる被換気空間A~Cの排気量を増加させることができる。
 実施の形態3.
 以下、実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
 実施の形態1に係る換気装置100が排気を行うもの、実施の形態2に係る換気装置100が給気を行うものであるのに対し、実施の形態3に係る換気装置100は排気および給気の両方を行うものである。
 図8は、実施の形態3に係る換気装置100の構成を示す概略図である。図9は、実施の形態3に係る換気装置100の構成の変形例を示す概略図である。なお、図8および図9の矢印は空気の流れを示している。
 図8に示すように、実施の形態3に係る換気装置100は、建物内の人の生活空間である被換気空間A~Cの排気および給気を行うものであり、被換気空間A~Cの天井裏に設置されている。換気装置100は、筐体30と、排気送風機31(以下、第二送風機とも称する)と、給気送風機32(以下、送風機とも称する)と、全熱交換器33と、制御装置50とを備えている。また、被換気空間A~Cの天井などには、排気口35a~35c(以下、第二排気口とも称する)および給気口38a~38c(以下、排気口とも称する)が形成されている。排気口35a~35cの近傍には、それぞれ排気ダンパ36a~36c(以下、第二ダンパとも称する)が設けられており、給気口38a~38cの近傍には、それぞれ給気ダンパ39a~39c(以下、ダンパとも称する)が設けられている。また、被換気空間A~Cの天井裏には、排気風路34a~34c(以下、第二外部風路とも称する)および給気風路37a~37c(以下、外部風路とも称する)が設けられている。
 なお、排気口35a~35cは、図8に示すように各被換気空間A~Cに形成するのではなく、図9に示すように、1つの被換気空間にのみ形成するのでもよい。このように排気口を1つとすることで、換気装置100を施工しやすくすることができる。なお、排気口を1つとした場合、排気口が形成されていない各被換気空間で給気された空気は、隙間などから排気口が形成された被換気空間に流れ込んだ後、排気口から排気されることになる。また、各被換気空間に汚染物質があり、早急に排気する必要がある場合でも、後述するように給気口38a~38cから排気することができるので、汚染物質を拡散させることなく被換気外空間に排気することができる。なお、排気口を1つとした場合、排気口の大きさは、各被換気空間に形成した場合と比べて大きくしてもよいし、同等としてもよい。また、排気口を1つとした場合、排気口の近傍に設けられる排気ダンパの数は1つでもよいし複数でもよい。
 筐体30は、換気装置100の外郭を構成するものであり、被換気外空間に空気を排出する筐体側排気口30aと、内部に被換気空間A~Cの空気を取り込む還気口30bと、内部に外気を取り込む外気口30cと、被換気空間A~Cに空気を供給する筐体側給気口30dとを備えている。また、筐体30の内部には、筐体側排気口30aと還気口30bとを接続し、還気口30bから取り込まれて筐体側排気口30aから吹き出される空気が通過する排気路30ab(以下、第二内部風路とも称する)と、外気口30cと筐体側給気口30dとを接続し、外気口30cから取り込まれて筐体側給気口30dから吹き出される空気が通過する給気路30cd(以下、内部風路とも称する)とが形成されている。
 排気風路34a~34cは、正回転によって、排気口35a~35cと筐体30の還気口30bとを接続する風路である。
 給気風路37a~37cは、正回転によって、給気口38a~38cと筐体30の筐体側給気口30dとを接続する風路である。
 排気送風機31は、排気口35a~35cから被換気空間A~Cの空気を筐体30内の排気路30abに取り込んで、筐体側排気口30aから排気として被換気外空間に排出するものである。
 給気送風機32は、外気口30cから外気を筐体30内の給気路30cdに取り込んで、給気口38a~38cから給気として被換気空間A~Cに供給するものである。
 排気ダンパ36a~36cは、排気口35a~35cを開閉させるものである。なお、排気ダンパ36a~36cは、図8では各排気口35a~35cの近傍に設けられているが、それに限定されず、排気口35a~35cの内、少なくとも2つの近傍に設けられていればよい。また、排気ダンパ36a~36cは、図8では筐体30外かつ排気風路34外に設けられているが、それに限定されず、筐体30内に設けられていてもよいし、排気風路34a~34c内に設けられていてもよい。つまり、排気ダンパ36a~36cは、排気風路34a~34cの空気の流れを開閉により許容または遮断する位置に設けられていればよい。
 給気ダンパ39a~39cは、給気口38a~38cを開閉させるものである。なお、給気ダンパ39a~39cは、図8では各給気口38a~38cの近傍に設けられているが、それに限定されず、給気口38a~38cの内、少なくとも2つの近傍に設けられていればよい。また、給気ダンパ39a~39cは、図8では筐体30外かつ給気風路37外に設けられているが、それに限定されず、筐体30内に設けられていてもよいし、給気風路37a~37c内に設けられていてもよい。つまり、給気ダンパ39a~39cは、給気風路37a~37cの空気の流れを開閉により許容または遮断する位置に設けられていればよい。
 全熱交換器33は、例えば紙でできており、給気路30cdを流れる空気と排気路30abを流れる空気とで、顕熱および潜熱を交換、つまり全熱交換させるものである。
 制御装置50は、実施の形態1で説明した構成と概ね同一であり、異なる部分のみ以下で説明する。
 制御装置50は、排気送風機31、給気送風機32、排気ダンパ36a~36c、および給気ダンパ39a~39cなどの制御に関わる機能ブロックとして、ファン制御手段501と、切替検知手段502と、切替手段503と、ダンパ制御手段504と、報知手段505とを備えている。また、制御装置50は、通常換気モードと強制給気モードと強制排気モードとを有している。
 ファン制御手段501は、排気送風機31および給気送風機32を制御するものである。ファン制御手段501は、例えば、通常換気モードと強制給気モードと強制排気モードとで換気量を変更するために排気送風機31および給気送風機32の回転数の変更などを行う。
 切替検知手段502は、汚染センサ、在室人数検知システム、COセンサ、強制排気ボタン、および、会議予約システムのうち、少なくとも一つの機能を有するものである。つまり、切替検知手段502は、各被換気空間の空気の状態を検知する機能を有している。この切替検知手段502によって各被換気空間の換気量の増加の要否を検知することで、通常換気モードと強制給気モードと強制排気モードとを自動的に変更することができる。
 切替手段503は、スイッチなどで構成され、利用者が通常換気モードと強制給気モードと強制排気モードとを切り替えるものである。
 ダンパ制御手段504は、切替検知手段502の検知結果、および、切替手段503によって選択されたモードに応じて、各排気ダンパ36a~36cおよび各給気ダンパ39a~39cの開閉を指示するものである。
 報知手段505は、制御装置50からの指令により、モードが通常換気モード、強制給気モード、および、強制排気モードのうちいずれであるのかを報知するものである。報知手段505は、情報を視覚的に報知する表示手段、および、情報を聴覚的に報知する音声出力手段のうち、少なくとも一方を備えている。
[通常換気モードの動作について]
 次に、換気装置100の通常換気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、通常換気モードの時、排気送風機31の回転数を固定で制御してもよいし、排気送風機31の回転数を段階的に変更するように制御してもよい。また、ファン制御手段501は、給気送風機32の回転数を固定で制御してもよいし、給気送風機32の回転数を段階的に変更するように制御してもよい。
 排気ダンパ36a~36cは、通常換気モードでは全ての被換気空間A~Cから排気できるように、全てが開状態となっている。
 給気ダンパ39a~39cは、通常換気モードでは全ての被換気空間A~Cに給気できるように、全てが開状態となっている。
[強制給気モードの動作について]
 次に、換気装置100の強制給気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、強制給気モードの時、給気送風機32の回転数を通常給気モードと同一としてもよいし、給気量をより増やすため給気送風機32の回転数を通常給気モードよりも多くしてもよいし、最大としてもよい。
 給気ダンパ39a~39cは、例えば被換気空間Aを強制給気させたい場合、給気ダンパ39aのみ開状態となっており、その他の給気ダンパ39b、39cは閉状態となっている。
[強制排気モードの動作について]
 次に、換気装置100の強制排気モードの動作について説明する。
 ファン制御手段501は、強制排気モードの時、排気送風機31の回転数を固定で制御してもよいし、排気送風機31の回転数を段階的に変更するように制御してもよい。また、ファン制御手段501は、通常換気モードおよび強制給気モードとは逆の空気の流れとなるように給気送風機32を逆回転させる。
 排気ダンパ36a~36cは、例えば被換気空間Aを強制排気させたい場合、排気ダンパ36aのみ開状態となっており、その他の排気ダンパ36b、36cは閉状態となっている。
 給気ダンパ39a~39cは、例えば全ての被換気空間A~Cに給気できるように、全てが開状態となっている。
 ただし、上記に限定されず、例えば被換気空間Aを強制排気させたい場合、排気ダンパ36a、給気ダンパ39aを開状態とし、その他の排気ダンパ36b、36c、給気ダンパ39b、39cを閉状態としてもよい。
 このように、実施の形態3に係る換気装置100では、給気送風機32を通常給気モードおよび強制給気モードとは逆の空気の流れとなるように逆回転させることで、排気口35a~35cに加え、給気口38a~38cからも排気することができる。また、実施の形態3に係る換気装置100では、対象となる被換気空間A~Cの排気口35a~35cに接続された排気風路34a~34cの排気ダンパ36a~36cを開状態とし、その他の排気ダンパ36a~36cを閉状態とすることで、対象となる被換気空間A~Cの排気能力にその他の被換気空間A~Cの分が加算されることになる。そのため、対象となる被換気空間A~Cの換気量を増加させることができ、従来よりも換気時間を短縮することができるので、室内環境の悪化を抑制することができる。また、実施の形態3に係る換気装置100では、対象となる被換気空間A~Cの給気口38a~38cに接続された給気風路37a~37cの給気ダンパ39a~39cを開状態とし、その他の給気ダンパ39a~39cを閉状態とする。そうすることで、対象となる被換気空間A~Cの排気能力にその他の被換気空間A~Cの分が加算されることになるため、対象となる被換気空間A~Cの換気量をさらに増加させることができる。また、給気送風機32および排気送風機31の回転数を増加させることで、対象となる被換気空間A~Cの換気量をさらに増加させることができる。
 図10は、実施の形態3に係る換気装置100の変形例による強制排気時の運転状態(バイパスダンパ閉状態)を示す概略図である。図11は、実施の形態3に係る換気装置100の変形例による強制排気時の運転状態(バイパスダンパ開状態)を示す概略図である。
 なお、上記の通り、強制排気モードでは給気送風機32を通常換気モードおよび強制給気モードとは逆回転させて風の流れを逆にする例を説明したが、それに限定されない。例えば、図10および図11に示すように、筐体30内に給気路30cdの出口側である筐体側給気口30d側と排気路30abの出口側である筐体側排気口30aとを仕切るバイパスダンパ40を設ける。そして、そのバイパスダンパ40を用いて、通常換気モードではバイパスダンパ40を閉状態とし、強制排気モードではバイパスダンパ40を開状態として、給気口38a~38cから排気させてもよい。このようにしても、給気送風機32を通常換気モードおよび強制給気モードとは逆回転させるのと同様の効果が得られる。
 以上、実施の形態3に係る換気装置100において、複数の被換気空間A~Cのそれぞれには第二換気口が形成されており、筐体30は、被換気外空間と連通した第三開口および換気口と連通した第四開口を有し、第三開口と第四開口とを接続する第二内部風路が内部に形成されたものであり、送風機は、正回転によって内部風路から外部風路へ向かう空気の流れを発生させるものであり、各第二換気口と第四開口とを接続する複数の第二外部風路と、各第二外部風路の空気の流れを開閉により許容または遮断する複数の第二ダンパと、正回転によって第二外部風路から第二内部風路へ向かう空気の流れを発生させる第二送風機と、をさらに備え、筐体30内には、内部風路の出口側と第二内部風路の出口側とを仕切るバイパスダンパ40が設けられており、制御装置50は、強制排気モード時に、バイパスダンパ40を開状態とするものである。
 実施の形態3に係る換気装置100によれば、強制排気モード時に、バイパスダンパ40を開状態とする。そうすることで、第二換気口に加え、通常給気モード時に被換気空間A~Cに空気を供給する換気口からも、対象となる被換気空間A~Cの排気を行うことができ、対象となる被換気空間A~Cの排気量を増加させることができる。
 30 筐体、30a 筐体側排気口、30ab 排気路、30b 還気口、30c 外気口、30cd 給気路、30d 筐体側給気口、31 排気送風機、32 給気送風機、33 全熱交換器、34 排気風路、34a 排気風路、34b 排気風路、34c 排気風路、35a 排気口、35b 排気口、35c 排気口、36a 排気ダンパ、36b 排気ダンパ、36c 排気ダンパ、37 給気風路、37a 給気風路、37b 給気風路、37c 給気風路、38a 給気口、38b 給気口、38c 給気口、39a 給気ダンパ、39b 給気ダンパ、39c 給気ダンパ、40 バイパスダンパ、50 制御装置、100 換気装置、501 ファン制御手段、502 切替検知手段、503 切替手段、504 ダンパ制御手段、505 報知手段。

Claims (4)

  1.  複数の被換気空間のそれぞれに形成された換気口から排気または給気を行う換気装置であって、
     被換気外空間と連通した第一開口および前記換気口と連通した第二開口を有し、前記第一開口と前記第二開口とを接続する内部風路が内部に形成された筐体と、
     各前記換気口と前記第二開口とを接続する複数の外部風路と、
     各前記外部風路の空気の流れを開閉により許容または遮断する複数のダンパと、
     前記内部風路から前記外部風路へ向かう空気の流れを発生させる、あるいは、前記外部風路から前記内部風路へ向かう空気の流れを発生させる送風機と、
     前記送風機および前記ダンパを制御する制御装置と、を備え、
     前記制御装置は、
     全ての前記被換気空間の排気を行う通常排気モードと対象となる前記被換気空間の排気を行う強制排気モードとを有し、
     前記強制排気モード時に、
     対象となる前記被換気空間の前記換気口に接続された前記外部風路の前記ダンパを開状態として該換気口から排気し、その他の前記ダンパを閉状態とする
     換気装置。
  2.  対象となる前記被換気空間の換気量の増加の要否を検知する切替検知手段を備え、
     前記制御装置は、
     前記切替検知手段が対象となる前記被換気空間の換気量の増加が必要であると検知したら、前記通常排気モードから前記強制排気モードに切り替える
     請求項1に記載の換気装置。
  3.  前記送風機は、正回転によって前記外部風路から前記内部風路へ向かう空気の流れを発生させるものであり、
     前記制御装置は、
     全ての前記被換気空間の給気を行う通常給気モードを有し、
     前記強制排気モード時に、
     前記送風機を逆回転させる
     請求項1または2に記載の換気装置。
  4.  前記複数の被換気空間のそれぞれには第二換気口が形成されており、
     前記筐体は、
     前記被換気外空間と連通した第三開口および前記換気口と連通した第四開口を有し、前記第三開口と前記第四開口とを接続する第二内部風路が内部に形成されたものであり、
     前記送風機は、正回転によって前記内部風路から前記外部風路へ向かう空気の流れを発生させるものであり、
     各前記第二換気口と前記第四開口とを接続する複数の第二外部風路と、
     各前記第二外部風路の空気の流れを開閉により許容または遮断する複数の第二ダンパと、
     正回転によって前記第二外部風路から前記第二内部風路へ向かう空気の流れを発生させる第二送風機と、をさらに備え、
     前記筐体内には、前記内部風路の出口側と前記第二内部風路の出口側とを仕切るバイパスダンパが設けられており、
     前記制御装置は、
     前記強制排気モード時に、
     前記バイパスダンパを開状態とする
     請求項1または2に記載の換気装置。
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