JP4936181B2 - 煙制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災時における煙制御システムに関する。
工場等の大規模空間の建物に、室内空気を循環させる循環式の空調系統が備えられているものがある。この循環式の空調系統を具体的に説明すると、例えば、天井に複数の給気口が形成されているとともに床面に複数の排気口が形成されており、天井裏の空間を給気用のダクト(天井ダクト)として、また、床下の空間を排気用のダクト(床下ダクト)としてそれぞれ利用する。そして、室外に設置された空調用ファンの吸引口と上記した床下ダクトとを、また、空調用ファンの吹出口と上記した天井ダクトとを、それぞれ連結ダクトを介して接続する。上述した構成からなる循環式の空調系統によれば、空調用ファンが稼動すると、室内の空気が床面の排気口から床下ダクトに排気され、その後、連結ダクトを介して空調用ファンの吸引口に吸引される。そして、この空調用ファンにより吸引された室内空気は、空調用ファンの吹出口から連結ダクトを介して天井ダクトに供給され、天井の給気口から室内に戻される。これにより、室内には、天井から床面に向かう下向きの気流が生じる。
上記した構成からなる循環式の空調系統が備えられた室内で火災が発生した場合、下向きの気流が継続されていると、室内空間の上部に煙が蓄積されにくく、室内空間全体に煙が拡散される可能性がある。また、上記した空調系統により、煙が外に排出されずに循環するため、煙の温度が上昇する場合がある。したがって、火災時における煙を制御し、在館者の火災初期での避難安全性を確保する必要がある。
従来、火災時における煙を制御する技術として、例えば特許文献1に示されているように、室内空間をパネルで仕切り、避難通路を確保するという技術がある。この技術では、パネルからなる仕切り壁の一部に在館者が通る出入口を形成するとともに、この出入口の上部に噴霧装置を設置して出入口にミストカーテンを形成する。これにより、避難通路への火災の拡大を防止することができる。
特開2003−111857号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、対象の空間が大規模空間の場合、その大規模空間をパネルで仕切るのに相当の大きさのパネルを多数繰り出さなければならない。したがって、現実的に考えると、大規模空間に対して上記した従来の技術を適用することは困難である。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、在館者の避難安全性を確保することができ、且つ、大規模空間であっても簡単に適用することがきる煙制御システムを提供することを目的としている。
本発明に係る煙制御システムは、循環方式の空調系統が複数備えられた室内における火災時の煙を制御する煙制御システムであって、前記空調系統は、前記室内にそれぞれ設置された排気口及び給気口と、該排気口と給気口とを接続する空調ダクトと、該空調ダクトに設置された空調ファンと、が備えられ、該空調ファンを稼動させることにより、前記排気口からの排出された室内空気が前記空調ダクト内を流通して前記給気口から前記室内に戻る構成からなり、前記複数の空調系統のうちの第一の空調系統の前記空調ダクトには、該空調ダクト内に室外空気を流入させるための室外空気流入口と、該室外空気流入口を開閉する第一ダンパーと、が設けられ、該第一ダンパーは、前記室外空気流入口を閉塞するとともに前記排気口側から前記給気口側へ前記室内空気を通過させる室内空気循環位置と、前記室外空気流入口よりも上流側の位置で前記空調ダクトを遮断するとともに前記室外空気流入口を開放する室外空気供給位置と、に切り替え可能であり、前記複数の空調系統のうちの第二の空調系統の前記空調ダクトには、該空調ダクト内を流通する煙を排出するための煙排出口と、該煙排出口を開閉する第二ダンパーと、が設けられ、該第二ダンパーは、前記煙排出口を閉塞するとともに前記排気口側から前記給気口側へ前記室内空気を通過させる室内空気循環位置と、前記煙排出口よりも下流側の位置で前記空調ダクトを遮断するとともに前記煙排出口を開放する煙排出位置と、に切り替え可能であることを特徴としている。
このような特徴により、火災が発生していない日常時は、第一ダンパー及び第二ダンパーをそれぞれ室内空気循環位置にして複数の空調系統を運転させる。これにより、室外空気流入口及び煙排出口がそれぞれ閉塞される。そして、複数の空調系統の空調ファンを作動させることにより、排気口から室内空気が排気され、この室内空気は空調ダクトを通って空調ファンに吸引され、さらに、空調ファンから空調ダクトを通って給気口に送られ、この給気口から室内に供給される。一方、火災が発生した時は、第一ダンパーを室外空気供給位置に切り替えるとともに、第二ダンパーを煙排出位置に切り替える。第一ダンパーが室外空気供給位置に切り替えられることにより、室外空気流入口が開放されるとともに、空調ダクトが室外空気流入口の上流側の位置で遮断されるので、室外空気流入口から第一の空調系統の空調ダクト内に室外空気が流入し、この室外空気が上記空調ダクト内を流通して給気口から室内に供給される。また、第二ダンパーが煙排出位置に切り替えられることにより、煙排出口が開放されるとともに、空調ダクトが煙排出口の下流側の位置で遮断されるので、室内の煙は、排気口から第二の空調系統の空調ダクト内に流入し、この空調ダクト内を流通して煙排出口から排出される。このように、火災が発生したとき、室内に室外空気が供給されるとともに室内の煙が排出されるので、室内の煙が希釈化されて室内の煙濃度が低減される。
また、本発明に係る煙制御システムは、前記室外空気流入口が、前記第一の空調系統の前記空調ダクトのうちの前記空調ファンよりも上流側の位置に配設されている。
これにより、第一ダンパーを室外空気供給位置に切り替えたときに、第一の空調系統の空調ファンによって室外空気が吸引されて室外空気流入口から空調ダクト内に流入し、さらに給気口に送られて給気口から室内に室外空気が供給される。
また、本発明に係る煙制御システムは、前記煙排出口が、前記第二の空調系統の前記空調ダクトのうちの前記空調ファンよりも下流側の位置に配設されている。
これにより、第二ダンパーを煙排出位置に切り替えたとき、第二の空調系統の空調ファンによって室内の煙が吸引されて排気口から空調ダクト内に流入して煙排出口から排出される。
また、本発明に係る煙制御システムは、前記室外空気流入口が、前記煙排出口よりも下方の位置に配設されているに配設されていることが好ましい。
これにより、煙排出口から排出された煙は一般に上昇していくので、火災時に、煙排出口から排出された煙が室外空気流入口から再流入しにくくなる。
なお、本発明における「下流側」は、空調ダクト内を流通する室内空気の流通方向の下流側を意味しており、また、本発明における「上流側」は、空調ダクト内を流通する室内空気の流通方向の上流側を意味している。
本発明に係る煙制御システムによれば、火災が発生したとき、室内に室外空気が供給されるとともに室内の煙が排出され、室内の煙が希釈化されるので、室内における煙の拡散を防止することができ、室内の温度上昇を抑えることができる。これにより、在館者の避難安全性を確保することができる。
また、循環方式の空調系統を利用して、室内に室外空気を供給するとともに室内の煙を排出するので、大規模空間であっても火災時にける煙を簡単に制御することができる。
特に、室外空気流入口が第一の空調系統の空調ダクトのうちの空調ファンよりも上流側の位置に配設されているので、その空調ファンによって室外空気を空調ダクト内に流入させることができ、したがって室外空気を取り入れるためのファンを別途設置する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
さらに、煙排出口が第二の空調系統の空調ダクトのうちの空調ファンよりも下流側の位置に配設されているので、その空調ファンによって室内の煙を排出することができ、したがって煙を排出するためのファンを別途設置する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明に係る煙制御システムの実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は本実施の形態における煙制御システム1の構成を模式的に表した図であり、図2は図1に示すX部分の拡大図であり、図3は図1に示すY部分の拡大図である。なお、図1(a)、図2(a)、図3(a)は、火災が発生していない日常時の状態を表しており、図1(b)、図2(b)、図3(b)は、火災が発生した時の状態を表している。
図1(a)、図1(b)に示すように、本実施の形態における煙制御システム1は、室2内における火災時の煙を制御するシステムであり、具体的には、室2に備えられた循環方式の空調系統3A,3Bを利用して室2内に室2外の空気(室外空気B)を供給するとともに室2内の煙Cを排出することにより室2内の煙を希釈化するシステムである。
上記した空調系統3A,3Bは、図1(a)に示すように、火災が発生していない日常時において、室2内の空気(室内空気A)を室2外に一旦排出した後に再び室2内に戻して室内空気Aを循環させるものである。本実施の形態では、床21から室内空気Aを排出するとともに、循環させた室内空気Aを天井20から室2内に供給しており、室2内に下向きの気流が生じている。上記した室2には、複数(図1では2つ)の循環方式の空調系統(第一の空調系統3A,第二の空調系統3B)が備えられている。これら第一、第二の空調系統3A,3Bには、排気口4と、給気口5と、空調ダクト6A,6Bと、空調ファン7A,7Bと、が備えられている。
排気口4は、室2内に設置されている。詳しく説明すると、排気口4は、室2の床21に複数形成されており、複数の排気口4は、床21の全体或いは一部に配設されている。
給気口5は、室2内に設置されている。詳しく説明すると、給気口5は、室2の天井20に複数形成されており、複数の給気口5は、天井20の全体或いは一部に配設されている。
これら排気口4と給気口5とは、空調ダクト6A,6Bを介して接続されている。
空調ダクト6A,6Bは、床下ダクト60と、第一連結ダクト61と、第二連結ダクト62と、天井ダクト63と、から構成されている。床下ダクト60は、床下空間をダクトとして利用したものであり、床下の全体或いは一部に形成されている。また、天井ダクト63は、天井裏空間をダクトとして利用したものであり、天井裏の全体或いは一部に形成されている。第一連結ダクト61は、室2外に配管されており、その一端が床下空間(床下ダクト60)に形成された排気孔60aに接続されており、その他端が空調ファン7A,7Bの給気口7aに接続されている。第二連結ダクト62は、室2外に配管されており、その一端が空調ファン7A,7Bの吹出口7bに接続されており、その他端が天井裏空間(天井ダクト63)に形成された給気孔63aに接続されている。なお、第一の空調系統3Aの第一連結ダクト61及び第二連結ダクト62は、公知の空調用ダクトを用いることができる。一方、第二の空調系統3Bの第一連結ダクト61及び第二連結ダクト62は、公知の空調用ダクトを用いることができるが、公知の排煙用ダクトや耐熱処理を施した空調用ダクトを用いることが好ましい。
また、第一の空調系統3Aの空調ダクト6Aには、当該空調ダクト6A内に室外空気Bを流入させるための室外空気流入口64が設けられている。この室外空気流入口64は、空調ダクト6Aに形成された開口であってもよく、或いは、空調ダクト6Aに連通されたダクトであってもよい。室外空気流入口64は、第一の空調系統3Aの空調ダクト6Aのうちの空調ファン7Aよりも上流側の位置に配設されている。具体的に説明すると、室外空気流入口64は、第一連結ダクト61に設けられている。
また、第一の空調系統3Aの空調ダクト6Aには、室外空気流入口64を開閉する空調用の第一ダンパー8が設けられている。この第一ダンパー8は、図2(a)に示すように、上記した室外空気流入口64を閉塞するとともに排気口4側から給気口5側へ室内空気Aを通過させる室内空気循環位置と、図2(b)に示すように、室外空気流入口64よりも上流側の位置で空調ダクト6Aを遮断するとともに室外空気流入口64を開放する室外空気供給位置と、に切り替え可能なダンパーである。具体的に説明すると、第一ダンパー8は、室外空気流入口64に回転可能に取り付けられた扉体80と、扉体80を回転させる回転機構81と、を備えている。扉体80は、室外空気流入口64及び第一連結ダクト61のうちの何れか一方を閉塞する板状部材であり、その上流側(図2における下側)の端部に設けられた回転軸80a周りに回転可能になっている。また、回転機構81は、例えばモータ等の駆動機構からなり、室2内に設置された図示せぬ火災感知器に図示せぬ制御装置を介して電気的に接続されており、上記した火災感知器からの信号に基づいて自動で作動する。
一方、第二の空調系統3Bの空調ダクト6Bには、当該空調ダクト6B内を流通する煙Cを排出するための煙排出口65が設けられている。この煙排出口65は、空調ダクト6Bに形成された開口であってもよく、或いは、空調ダクト6Bに連通されたダクトであってもよい。煙排出口65は、第二の空調系統3Bの空調ダクト6Bのうちの空調ファン7Bよりも下流側の位置に配設されている。具体的に説明すると、煙排出口65は、第二連結ダクト62に設けられている。
また、第二の空調系統3Bの空調ダクト6Bには、煙排出口65を開閉する空調用の第二ダンパー9が設けられている。この第二ダンパー9は、図3(a)に示すように、煙排出口65を閉塞するとともに排気口4側から給気口5側へ室内空気Aを通過させる室内空気循環位置と、図3(b)に示すように、煙排出口65よりも下流側の位置で空調ダクト6Bを遮断するとともに煙排出口65を開放する煙排出位置と、に切り替え可能なダンパーである。具体的に説明すると、第二ダンパー9は、煙排出口65に回転可能に取り付けられた扉体90と、扉体90を回転させる回転機構91と、を備えている。扉体90は、煙排出口65及び第二連結ダクト62のうちの何れか一方を閉塞する板状部材であり、その下流側(図3における上側)の端部に設けられた回転軸90a周りに回転可能になっている。また、回転機構91は、例えばモータ等の駆動機構からなり、室2内に設置された図示せぬ火災感知器に図示せぬ制御装置を介して電気的に接続されており、上記した火災感知器からの信号に基づいて自動で作動する。
また、上記した室外空気流入口64と煙排出口65とは、互いに離れた位置に配設されている。すなわち、室外空気流入口64は、煙排出口65よりも下方の位置に配設されている。具体的に説明すると、室外空気流入口64は、空調ダクト6Aの下端部付近に配設されており、煙排出口65は、空調ダクト6Bの上端部付近に配設されている。また、室外空気流入口64は、平面視において煙排出口65と反対方向の位置に配設されている。具体的に説明すると、室外空気流入口64は、室2の一方側(図1における左側)に配設されており、煙排出口65は、室2の他方側(図1における右側)に配設されている。
空調ファン7A,7Bとしては、公知のファンを用いることが可能である。詳しく説明すると、第一の空調系統3Aの空調ファン7Aとしては、公知の空調用ファンを用いることができる。一方、第二の空調系統3Bとしては、公知の空調用ファンを用いることができるが、火災時の熱風に耐えられる程度の耐熱性を持った空調用ファンを選択することが好ましい。
次に、上記した構成からなる煙制御システムの作用について説明する。
火災が発生していない日常時は、図2(a)、図3(a)に示すように第一ダンパー8及び第二ダンパー9がそれぞれ室内空気循環位置になっており、室外空気流入口64及び煙排出口65がそれぞれ閉塞されている。すなわち、第一ダンパー8の扉体80が室外空気流入口64を閉塞する位置に配置されているとともに、第二ダンパー9の扉体90が煙排出口65を閉塞する位置に配置されている。そして、第一、第二の空調系統3A,3Bの空調ファン7A,7Bを作動させ、各空調系統3A,3Bをそれぞれ運転させることにより、図1(a)に示すように、室2内の室内空気Aが排気口4から排気され、この室内空気Aは床下ダクト60及び第一連結ダクト61を通って第一、第二の空調系統3A,3Bの空調ファン7A,7Bにそれぞれ吸引される。そして、この室内空気Aは空調ファン7A,7Bから吹き出され、第二連結ダクト62内及び天井ダクト63内を通って給気口5に送られ、この給気口5から室2内に供給される。このように、第一、第二の空調系統3A,3Bによって室内空気Aは循環し、室2には天井20から床21に向かって下向きの気流が生じる。
一方、火災が発生すると、第一ダンパー8が室外空気供給位置に切り替えられるとともに、第二ダンパー9が煙排出位置に切り替えられる。詳しく説明すると、図示せぬ火災感知器により室2内の火災を感知すると、その火災感知器から図示せぬ制御装置に火災信号が送信され、その制御装置から第一ダンパー8及び第二ダンパー9の各回転機構81,91に切替信号がそれぞれ送信される。
第一ダンパー8の回転機構81が上記した切替信号を受信すると、当該回転機構81が作動し、図2(b)に示すように、扉体80が回転軸80a周りに回転して第一の空調系統3Aの第一連結ダクト61を閉塞する位置に配置され、第一連結ダクト61が室外空気流入口64の上流側の位置で遮断されるとともに、室外空気流入口64が開放される。このとき、第一の空調系統3Aの空調ファン7Aを稼動させたままにしておく。これにより、図1(b)に示すように、室外空気流入口64から第一の空調系統3Aの第一連結ダクト61内に室外空気Bが流入し、この室外空気Bが第一連結ダクト61内を流通して空調ファン7Aに吸引される。そして、この室外空気Bは空調ファン7Aから吹き出され、第二連結ダクト62内及び天井ダクト63内を通って給気口5に送られ、この給気口5から室2内に供給される。
また、第二ダンパー9の回転機構91が上記した切替信号を受信すると、当該回転機構91が作動し、扉体90が回転軸90a周りに回転して第二の空調系統3Bの第二連結ダクト62を閉塞する位置に配置され、第二連結ダクト62が煙排出口65の下流側の位置で遮断されるとともに、煙排出口65が開放される。このとき、第二の空調系統3Bの空調ファン7Bを稼動させたままにしておく。これにより、図1(b)に示すように、室2内の煙Cは、排気口4から床下ダクト60内に流入し、さらに第二の空調系統3Bの第一連結ダクト61内に流通して空調ファン7Bに吸引される。そして、この煙Cは、空調ファン7Bから吹き出され、第二連結ダクト62内を通って煙排出口65から排出される。」
なお、煙排出口65から排出された煙Cは一般に上昇するので、煙排出口65から排出された煙Cが煙排出口65よりも下方の位置にある室外空気流入口64付近にまで流れる可能性は低い。すなわち、一度排出された煙Cが室外空気流入口64から再流入することがないようになっている。
このように、火災が発生したとき、室2内に室外空気Bが供給されるとともに室2内の煙Cが排出される。これにより、室2内の煙Cが希釈化されて室2内の煙濃度が低減される。
上記した構成からなる煙制御システム1によれば、火災が発生したとき、室2内に室外空気Bが供給されるとともに室2内の煙Cが排出され、室2内の煙Cが希釈化されるので、室2内における煙Cの拡散を防止することができ、室2内の温度上昇を抑えることができる。これにより、火災時における在館者の避難安全性を確保することができる。
また、循環方式の空調系統3A,3Bを利用して、室2内に室外空気Bを供給するとともに室2内の煙Cを排出するので、室2が大規模空間であっても火災時にける煙Cを簡単に制御することができる。
また、上記した構成からなる煙制御システム1によれば、室外空気流入口64が第一の空調系統3Aの空調ダクト6Aのうちの空調ファン7Aよりも上流側の位置に配設されており、上記した空調ファン7Aによって室外空気Bが空調ダクト6A内に流入させられるので、室外空気Bを取り入れるためのファンを別途設置する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
また、上記した構成からなる煙制御システム1によれば、煙排出口65が第二の空調系統3Bの空調ダクト6Bのうちの空調ファン7Bよりも下流側の位置に配設されており、上記した空調ファン7Bによって室2内の煙Cが排出されるので、煙Cを排出するためのファンを別途設置する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
また、上記した構成からなる煙制御システム1によれば、室外空気流入口64が煙排出口65よりも下方の位置に配設されており、煙排出口65から排出された煙Cが室外空気流入口64から再流入しにくくなっているため、室2内における煙Cの希釈化を効率良く行うことができる。
以上、本発明に係る煙制御システムの実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記した実施の形態では、2つの空調系統3A,3Bが備えられているが、本発明は、3つ以上の空調系統が備えられていてもよい。この場合、複数の空調系統の中に、第一ダンパー8や第二ダンパー9が設けられていない空調系統があってもよい。
また、上記した実施の形態では、第一ダンパー8及び第二ダンパー9が、扉体80,90と、この扉体80,90を回転軸80a周りに回転させる回転機構81,91と、から構成されているが、本発明は、他の構成からなる第一ダンパーや第二ダンパーが備えられていてもよい。例えば、図4に示すように、扉体180,190がスライドして開閉する構成の第一ダンパー108や第二ダンパー109であってもよい。また、図5に示すように、室外空気流入口64や煙排出口65を閉塞する第一の扉体280A,290Aが設置されるとともに、空調ダクト6A,6Bを閉塞する第二の扉体280B,290Bが設置された構成の第一ダンパー208や第二ダンパー209であってもよい。さらに、図6、図7に示すように、周壁部に開口380a,390aが開けられた軸回転可能な円筒体380,390が空調ダクト6A,6B内に収容され、この円筒体380,390を軸回転させることで切り替えが行われる第一ダンパー308や第二ダンパー309であってもよい。
また、上記した実施の形態では、排気口4が床21に形成され、給気口5が天井20に形成されており、室2内に下向きの気流が生じる構成になっているが、本発明は、下降流の場合に限定されるものではない。例えば、床21に給気口5が形成され、天井20に排気口4が形成され、室2内に上向きの気流が生じる構成であってもよい。また、室2の壁面に排気口4や給気口5が形成され、室2内に水平方向の気流が生じる構成であってもよい。さらに、排気口4や給気口5の設置位置は適宜変更可能であり、室2内に乱気流が生じる構成であってもよい。
また、上記した実施の形態では、第一ダンパー8及び第二ダンパー9は、図示せぬ火災感知器の信号に基づいて自動で切り替えられる構成になっているが、本発明は、第一ダンパー8及び第二ダンパー9が、手動で切り替えられるものであってもよい。
また、上記した実施の形態では、室外空気流入口64が煙排出口65よりも下方の位置に配設されているが、本発明は、例えば、平面視において室外空気流入口64と煙排出口65との距離が十分に離間している場合は、煙Cの再流入の可能性も低くなるので、室外空気流入口64を煙排出口65と同等の高さ位置に配設することも可能であり、また、室外空気流入口64を煙排出口65よりも上方の位置に配設することも可能である。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態を説明するための煙制御システム1を模式的に表した断面図である。 図1に示すX部分を拡大した図であり、第一ダンパーを表した断面図である。 図1に示すY部分を拡大した図であり、第二ダンパーを表した断面図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための図であり、(a)は第一ダンパーを表した断面図であり、(b)は第二ダンパーを表した断面図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための図であり、(a)は第一ダンパーを表した断面図であり、(b)は第二ダンパーを表した断面図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための第一ダンパーを表した断面図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための第二ダンパーを表した断面図である。
符号の説明
1 煙制御システム
2 室
3A 第一の空調系統
3B 第二の空調系統
4 排気口
5 給気口
6A、6B 空調ダクト
64 室外空気流入口
65 煙排出口
7A、7B 空調ファン
8、108、208、308 第一ダンパー
9、109、209、309 第二ダンパー

Claims (2)

  1. 循環方式の空調系統が複数備えられた室内における火災時の煙を制御する煙制御システムであって、
    前記空調系統は、前記室内にそれぞれ設置された排気口及び給気口と、該排気口と給気口とを接続する空調ダクトと、該空調ダクトに設置された空調ファンと、が備えられ、該空調ファンを稼動させることにより、前記排気口からの排出された室内空気が前記空調ダクト内を流通して前記給気口から前記室内に戻る構成からなり、
    前記複数の空調系統のうちの第一の空調系統の前記空調ダクトには、該空調ダクト内に室外空気を流入させるための室外空気流入口と、該室外空気流入口を開閉する第一ダンパーと、が設けられ、
    該第一ダンパーは、前記室外空気流入口を閉塞するとともに前記排気口側から前記給気口側へ前記室内空気を通過させる室内空気循環位置と、前記室外空気流入口よりも上流側の位置で前記空調ダクトを遮断するとともに前記室外空気流入口を開放する室外空気供給位置と、に切り替え可能であり、
    前記複数の空調系統のうちの第二の空調系統の前記空調ダクトには、該空調ダクト内を流通する煙を排出するための煙排出口と、該煙排出口を開閉する第二ダンパーと、が設けられ、
    該第二ダンパーは、前記煙排出口を閉塞するとともに前記排気口側から前記給気口側へ前記室内空気を通過させる室内空気循環位置と、前記煙排出口よりも下流側の位置で前記空調ダクトを遮断するとともに前記煙排出口を開放する煙排出位置と、に切り替え可能であり、
    前記室外空気流入口は、前記第一の空調系統の前記空調ダクトのうちの前記空調ファンよりも上流側の位置に配設され、
    前記煙排出口は、前記第二の空調系統の前記空調ダクトのうちの前記空調ファンよりも下流側の位置に配設されていることを特徴とする煙制御システム。
  2. 請求項1記載の煙制御システムにおいて、
    前記室外空気流入口は、前記煙排出口よりも下方の位置に配設されていることを特徴とする煙制御システム。
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