JP6431387B2 - 換気空調システム及び建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の換気空調システム及びこの換気空調システムを備えた建物に関するものである。
従来から、建物の屋内空間を換気する換気装置による換気システムが知られ、実施に供されている(例えば、特許文献1等を参照)。
また、建物内を通気して排熱を行う空調装置としての通風装置も知られ、実施に供されている(例えば、特許文献2等を参照)。
さらに、建物内の温調を行う空調装置としての温調装置も知られ、実施に供されている(例えば、特許文献3等を参照)。
特許第4435220号公報 特許第4452610号公報 特許第4595021号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の換気システムの換気装置は、特許文献2,3のような従来の空調装置としての通風装置や温調装置とともに使用されるものの、個別にそれぞれ用いられるものであり、システム的に繋がりを有するものではなかった。
そこで、本発明は、換気装置が空調装置とシステム的に繋がりを有する換気空調システム及びこの換気空調システムを備えた建物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の換気空調システムは、建物の屋内空間を換気する換気装置と、前記建物の前記屋内空間を空調する空調装置とを備え、前記建物の内気温と外気温とを計測可能な温度センサーをそれぞれ有し、制御部は、前記温度センサーが計測した前記建物の内気温と外気温との温度差を判断基準として、前記空調装置の使用可否を判断可能であることを特徴とする。
ここで、前記温度センサーは、湿度センサーの機能も兼ね備えており、前記制御部は、前記建物の内湿度と外湿度との湿度差も判断基準として、前記空調装置の使用可否を判断可能であるとよい。
また、前記換気装置は、熱交換機能を有し、前記温度センサーが計測した前記建物の内気温と外気温との温度差を判断基準として、熱交換を行うか否かを制御可能であるとよい。
さらに、前記換気装置の前記熱交換機能を発揮する熱交換器内に、前記温度センサーが設けられているとよい。
また、前記空調装置は、通風装置であってもよい。
さらに、前記空調装置は、温調装置であってもよい。
また、前記空調装置は、通風装置及び温調装置であってもよい。
本発明の建物は、上記した本発明の換気空調システムを備えていることを特徴とする。
このような本発明の換気空調システムは、建物の屋内空間を換気する換気装置と、建物の屋内空間を空調する空調装置とを備え、建物の内気温と外気温とを計測可能な温度センサーをそれぞれ有し、制御部は、温度センサーが計測した建物の内気温と外気温との温度差を判断基準として、空調装置の使用可否を判断可能である構成とされている。
上記した構成なので、温度センサーが計測した建物の内気温と外気温との温度差を判断基準として、空調装置の使用可否を判断可能であるという、換気装置が空調装置とシステム的に繋がりを有するため、建物内外の絶対温度差を判断基準として、空調装置を最良のタイミングで使用することができる。
ここで、温度センサーは、湿度センサーの機能も兼ね備えており、制御部は、建物の内湿度と外湿度との湿度差も判断基準として、空調装置の使用可否を判断可能である場合は、建物の内湿度と外湿度との湿度差も判断基準として、空調装置の使用可否を判断可能であるという、換気装置が空調装置とシステム的に繋がりを有するため、建物内外の体感温度差を判断基準として、空調装置を最良のタイミングで使用することができる。
また、換気装置は、熱交換機能を有し、温度センサーが計測した建物の内気温と外気温との温度差を判断基準として、熱交換を行うか否かを制御可能である場合は、特に、建物の内気温と外気温との温度差が小さいときは、熱交換機能を発揮する熱交換経路よりも抵抗が小さい迂回経路を用いて、換気用の空気を建物の屋内空間に導入することができる。
さらに、換気装置の熱交換機能を発揮する熱交換器内に、温度センサーが設けられている場合は、建物内の換気する屋内空間に近い熱交換器内に温度センサーが有るので、建物の内気温と外気温の計測値として、最良に近いものを取得することができる。
また、空調装置は、通風装置である場合は、建物内外の温度差を判断基準として、通風装置を最良のタイミングで使用して、建物内の屋内空間を通気して排熱を行うことができる。
さらに、空調装置は、温調装置である場合は、建物内外の温度差を判断基準として、温調装置を最良のタイミングで使用して、建物内の屋内空間の温調を行うことができる。
また、空調装置は、通風装置及び温調装置である場合は、建物内外の温度差を判断基準として、通風装置及び温調装置を最良のタイミングで使用して、建物内の屋内空間を通気して排熱を行うことができるし、建物内の屋内空間の温調を行うことができる。
このような本発明の建物は、上記した本発明の換気空調システムを備えた構成とされている。
上記した構成なので、上記した本発明の換気空調システムの効果を奏する建物とすることができる。
実施例1の換気空調システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例1の換気空調システムに用いられる換気装置において、内気温と外気温との温度差が大きいときの給気経路と排気経路を示す説明図である。 実施例1の換気空調システムに用いられる換気装置において、内気温と外気温との温度差が小さいときの給気経路と排気経路を示す説明図である。 実施例1の換気空調システムの概略構成を説明するためのブロック図である。 実施例1の換気空調システムにおいて、空調装置としての通風装置を使用した状態を示す説明図である。 実施例2の換気空調システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例2の換気空調システムの概略構成を説明するためのブロック図である。 実施例2の換気空調システムにおいて、空調装置としての温調装置を使用した状態を示す説明図である。 実施例3の換気空調システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例3の換気空調システムの概略構成を説明するためのブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜3に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
図1は、実施例1の換気空調システムを備えた建物1の概略構成を示している。
まず、この建物1は、屋内空間としての1階の居間11,11と、屋内空間としての2階の居間12,12と、廊下や階段などが設けられた屋内空間としての吹抜空間13とを備えた2階建ての建物である。
ここで、1階の居間11と吹抜空間13との間には、間仕切壁11aがそれぞれ設けられており、これらの間仕切壁11aはガラリやドアの隙間などの通気路(図示せず)を有する。
また、2階の居間12と吹抜空間13との間には、間仕切壁12aがそれぞれ設けられており、これらの間仕切壁12aもガラリやドアの隙間などの通気路(図示せず)を有する。
さらに、1階の居間11,11及び吹抜空間13の下方には、1階の床部1aを介して周囲が基礎によって囲まれている床下空間14が形成されている。
ここで、床下空間14の側壁部には、断熱材(図示せず)が貼り付けられており、床下空間14内の空気の熱が屋外に極力漏れない断熱構造となっている。
この床下空間14内には、送風機能を備えた換気装置2が設置されている。
ここで、換気装置2は、外気吸込部21と、右側の外壁部1cに設けられた外気吸入口4との間が、フィルターボックス3を介して、ダクト51で接続されている。
また、換気装置2の給気部22と分岐チャンバー57との間が、ダクト52で接続されている。
さらに、分岐チャンバー57からは、1階給気用のダクト53と2階給気用のダクト54とに分岐されている。
ここで、1階給気用のダクト53の先端部は、床下空間14内で開口しており、1階の床部1aの1階の居間11,11の下方位置にそれぞれ設けられた給気口6と連通している。
また、2階給気用のダクト54は、1階の床部1aと右側の間仕切壁11a内を通り、2階の床部1b内で分岐して、2階の床部1bの2階の居間12,12の下方位置にそれぞれ設けられた給気口7と接続されている。
さらに、換気装置2の内気吸込部23と、1階の床部1aの吹抜空間13の下方位置に設けた排気口8との間が、ダクト55で接続されている。
また、換気装置2の内気排気部24と、右側の外壁部1cに設けられた内気吐出口9との間が、ダクト56で接続されている。
これにより、外気吸入口4から吸入された外気は、給気口6,7から給気された後、排気口8から排気され、内気吐出口9から吐出されて、建物1内の換気が行われる。
さらに、換気装置2内の外気吸込部21の近傍には、外気温度センサー20aが設けられ、内気吸込部23の近傍には、内気温度センサー20bが設けられており、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bは、湿度センサーの機能も兼ね備えている。
また、換気装置2内には、熱交換器2aが設けられている。
そして、制御部Sは、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bが計測した内気温と外気温との温度差を判断基準として、温度差が大きいときは、図2に示したように、給気経路K1と排気経路K2とは、熱交換器2a内を通る熱交換経路を選択し、温度差が小さいときは、図3に示したように、給気経路K1と排気経路K2とは、熱交換器2a内を通らない迂回経路を選択する。
さらには、この建物1は、空調装置としての通風装置10も備えている。
この通風装置10は、左側の外壁部1cの下端部に設けられた通風地窓10aと、右側の外壁部1cの上端部近傍に設けられた通風欄窓10bとから成る。
この通風装置10は、図4に示したように、制御部Sを中心として、換気装置2とシステム的に繋がりを有する。
すなわち、図5に示したように、建物1内外の温度差を判断基準として、通風装置10を最良のタイミングで使用して、建物1内の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13を通気して排熱を行うことができる。
具体的には、例えば、夏季夜間等で、建物1内の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13よりも、建物1の屋外の方が気温の低い場合は、通風装置10を構成する通風地窓10a及び通風欄窓10bを開状態とし、効率的な排熱を行うことができる。
なお、通風地窓10a及び通風欄窓10bの開閉は、自動モードに設定しておけば、自動で行われるし、手動モードに設定しておけば、別途設けた図示省略のモニターに開状態とすべきメッセージを表示し、それを見た居住者等が、手動で行えばよい。
また、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bは、湿度センサーの機能も兼ね備えているが、体感温度を重視する場合は、湿度センサーで計測する湿度も考慮するように設定すれば良いし、絶対温度のみを重視する場合は、湿度センサーで計測する湿度は無視するように設定すれば良い。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1の換気空調システムは、建物1の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13を換気する換気装置2と、建物1の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13を空調する空調装置としての通風装置10とを備え、建物1の内気温と外気温とを計測可能な温度センサー20,20をそれぞれ有し、制御部Sは、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bが計測した建物1の内気温と外気温との温度差を判断基準として、空調装置としての通風装置10の使用可否を判断可能である構成とされている。
上記した構成なので、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bが計測した建物1の内気温と外気温との温度差を判断基準として、空調装置としての通風装置10の使用可否を判断可能であるという、換気装置2が空調装置としての通風装置10とシステム的に繋がりを有するため、建物1内外の絶対温度差を判断基準として、空調装置としての通風装置10を最良のタイミングで使用することができる。
ここで、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bは、湿度センサーの機能も兼ね備えており、制御部Sは、建物1の内湿度と外湿度との湿度差も判断基準として、空調装置としての通風装置10の使用可否を判断可能である。
このため、建物1の内湿度と外湿度との湿度差も判断基準として、空調装置としての通風装置10の使用可否を判断可能であるという、換気装置2が空調装置としての通風装置10とシステム的に繋がりを有するため、建物1内外の体感温度差を判断基準として、空調装置としての通風装置10を最良のタイミングで使用することができる。
また、換気装置2は、熱交換機能を有し、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bが計測した建物1の内気温と外気温との温度差を判断基準として、熱交換を行うか否かを制御可能である。
このため、特に、建物1の内気温と外気温との温度差が小さいときは、熱交換機能を発揮する熱交換経路よりも抵抗が小さい迂回経路を用いて、換気用の空気である外気を建物1の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13に導入することができる。
さらに、換気装置2の熱交換機能を発揮する熱交換器2a内に、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bが設けられている。
このため、建物1内の換気する屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13に近い熱交換器2a内に外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bが有るので、建物1の内気温と外気温の計測値として、最良に近いものを取得することができる。
また、空調装置は、通風装置10である。
このため、建物1内外の温度差を判断基準として、通風装置10を最良のタイミングで使用して、建物1内の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13を通気して排熱を行うことができる。
このような実施例1の建物1は、上記した実施例1の換気空調システムを備えた構成とされている。
上記した構成なので、上記した実施例1の換気空調システムの作用効果を奏する建物とすることができる。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図6は、実施例2の換気空調システムを備えた建物1の概略構成を示している。
この実施例2の換気空調システムでは、図7にも示したように、空調装置として、通風装置10が設けられておらず、その代わりに、温調装置15,16が設けられていることが実施例1の換気空調システムと主に異なる。
より具体的には、床下空間14内に、図示省略の屋外のヒートポンプ装置と接続された冷暖房機能と除湿機能とを有する1階用の温調装置15が、換気装置2と併設されている。
また、吹抜空間13の2階部分には、図示省略の屋外のヒートポンプ装置と接続された冷暖房機能と除湿機能とを有する2階用の温調装置16が設置されている。
ここで、1階用の温調装置15は、床上用吹出部151,151と、床下用吹出部152と、吸込部153とを備えており、床上用吹出部151,151は、1階の居間11,11の下方の床部1aに設けられた給気口60とダクト17でそれぞれ接続され、吸込部153は、吹抜空間13の下方に設けられた排気口80とダクト18で接続され、建物1の1階部分の床上空調と床下空調とが可能とされている。
また、2階用の温調装置16は、吹出部161,161と、吸込部162とを備えており、吹出部161,161は、間仕切壁12aの上方に設けられた給気口70とダクト19でそれぞれ接続され、さらには、この温調装置16及びダクト19,19は、間仕切壁12a及び天井部をふかし壁12b及びふかし天井12cとで形成されたふかし空間内に収納され、間仕切壁12a,12aには、このふかし空間と連通する排気口81がそれぞれ設けられ、ふかし壁12bにも、このふかし空間と連通する排気口82が設けられ、建物1の2階部分の空調が可能とされている。
このため、図8に示したように、建物1内外の温度差を判断基準として、温調装置15,16を最良のタイミングで使用して、建物1内の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13の温調を行うことができる。
具体的には、特に、夏季や冬季で、建物1内の屋内空間としての居間11,11,12,12及び吹抜空間13と、建物1の屋外との温度差が大きい場合は、温調装置15,16を、所定時間までに所定の温度となるように、早めに運転させることができる。
なお、温調装置15,16の運転開始は、自動モードに設定しておけば、自動で行われるし、手動モードに設定しておけば、別途設けた図示省略のモニターに運転開始状態とすべきメッセージを表示し、それを見た居住者等が、手動で行えばよい。
また、外気温度センサー20a及び内気温度センサー20bは、湿度センサーの機能も兼ね備えているが、体感温度を重視する場合は、湿度センサーで計測する湿度も考慮するように設定すれば良いし、絶対温度のみを重視する場合は、湿度センサーで計測する湿度は無視するように設定すれば良い。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1,2で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図9は、実施例3の換気空調システムを備えた建物1の概略構成を示している。
この実施例3の換気空調システムでは、図10にも示したように、空調装置として、通風装置10と、1階用の温調装置15及び2階用の温調装置16とが設置されており、実施例1の換気空調システムと実施例2の換気空調システムとを複合させた構成とされている。
このため、実施例1の換気空調システムと実施例2の換気空調システムとの両方の作用効果を奏することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1,2と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜3に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これら実施例1〜3に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例1〜3では、説明を簡単にするために、建物1を単純な2階建ての構造として実施したが、これに限定されず、その他の構造で実施してもよい。
また、上記した実施例1〜3では、換気装置2として、第1種換気装置を用いて実施したが、これに限定されず、第2種換気装置や第3種換気装置を用いて実施してもよい。
さらに、上記した実施例2,3では、1階用の温調装置15として、床下空間14内に設置するものを用い、2階用の温調装置16としては、ふかし空間内に設置するものを用いて実施したが、これに限定されず、例えば、屋外のヒートポンプ装置と接続された通常の室内設置型のエアーコンディショナーを用いて実施してもよい。
1 建物
1a 1階の床部
1b 2階の床部
1c 外壁部
2 換気装置
2a 熱交換器
20a 外気温度センサー(温度センサー)
20b 内気温度センサー(温度センサー)
21 外気吸込部
22 給気部
23 内気吸込部
24 内気排気部
3 フィルターボックス
4 外気吸入口
51 ダクト
52 ダクト
53 ダクト
54 ダクト
55 ダクト
56 ダクト
57 分岐チャンバー
6 給気口
60 給気口
7 給気口
70 給気口
8 排気口
80 排気口
81 排気口
82 排気口
9 内気吐出口
10 通風装置(空調装置)
10a 通風地窓
10b 通風欄窓
11 居間
11a 間仕切壁
12 居間
12a 間仕切壁
12b ふかし壁
12c ふかし天井
13 吹抜空間
14 床下空間
15 1階用の温調装置(空調装置)
151 床上用吹出部
152 床下用吹出部
153 吸込部
16 2階用の温調装置(空調装置)
161 吹出部
162 吸込部
17 ダクト
18 ダクト
19 ダクト
K1 給気経路
K2 排気経路
S 制御部

Claims (4)

  1. 建物の屋内空間を換気する換気装置と、前記建物の前記屋内空間を空調する空調装置とを備え、
    前記建物の内気温と外気温とを計測可能な温度センサーをそれぞれ有し、
    制御部は、前記温度センサーが計測した前記建物の内気温と外気温との温度差を判断基準として、前記空調装置の使用可否判断可能であって、
    前記温度センサーは、湿度センサーの機能も兼ね備えており、前記制御部は、前記建物の内湿度と外湿度との湿度差も判断基準として、前記空調装置の使用可否が判断可能であるとともに、
    前記換気装置は、熱交換機能を有し、前記温度センサーが計測した前記建物の内気温と外気温との温度差を判断基準として、熱交換を行うか否かの制御が可能であり、
    前記空調装置として、前記建物の外壁部の下端部に設けられた通風地窓と、前記屋内空間の吹抜空間を挟んだ反対側の外壁部の上端部に設けられた通風欄窓とからなる通風装置を備えたことを特徴とする換気空調システム。
  2. 前記換気装置の前記熱交換機能を発揮する熱交換器内に、前記温度センサーが設けられていることを特徴とする請求項に記載の換気空調システム。
  3. 前記空調装置は、前記通風装置及び温調装置によって構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の換気空調システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の換気空調システムを備えていることを特徴とする建物。
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