JP2014152956A - 空調システム及び建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】上階の床下空間に空調装置を設置しなくても上階の床上空間の床暖房をすることができる空調システムを提供する。
【解決手段】建物1の最下階の床下空間としての1階の床下空間21に吹出型の空調装置であるエアコンディショナの屋内機4が設置された空調システムであって、屋内機4に設けられた上階床下用吹出部としての2階床下用吹出部41と建物1の上階の床下空間としての2階の床下空間22Aとの間がダクト91を介して接続されており、建物1の上階の床上空間としての2階の床上空間12Aの床暖房時には、屋内機4の2階床下用吹出部41から吹き出された温風が、ダクト91を通って、2階の床下空間22A内へ吹き出される構成とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の床下空間に空調装置が設置された空調システム、及びこの空調システムを備えた建物に関するものである。
従来から、例えば、特許文献1に開示されたように、建物の最下階である1階の床下空間に空調装置を設置して1階の床上空間の床暖房をすることを可能とした空調システムが知られている。
また、この特許文献1に開示された空調システムは、建物の2階の床下空間にも空調装置を設置して2階の床上空間の床暖房をすることも可能としたものである。
特許第3440409号公報
しかしながら、上記した特許文献1のような2階の床上空間も床暖房をすることも可能とした従来の空調システムでは、2階の床下空間にも空調装置を設置する必要があったが、例えば、ユニット建物などでは、2階の床下空間は1階の床下空間に比して極めて狭く、快適な床暖房を可能とする能力を有する空調装置を設置することが困難であった。
また、通常の軸組建物でも、2階の床下空間に快適な床暖房を可能とする能力を有する空調装置を設置するには、特注でこの2階の床下空間の高さを大きくする必要があった。
そこで、本発明は、上階の床下空間に空調装置を設置しなくても上階の床上空間の床暖房をすることができる空調システム、及びこの空調システムを備えた建物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の空調システムは、建物の最下階の床下空間に空調装置が設置された空調システムであって、前記空調装置は、少なくとも温風を吹き出す吹出型の空調装置であり、該空調装置に設けられた上階床下用吹出部と前記建物の上階の床下空間との間がダクトを介して接続されており、前記建物の上階の床上空間の床暖房時には、前記空調装置の前記上階床下用吹出部から吹き出された温風が、前記ダクトを通って、前記上階の床下空間内へ吹き出されることを特徴とする。
ここで、前記空調装置には、上階床下用吸込部が設けられており、該上階床下用吸込部と前記建物の前記上階の床下空間との間がダクトを介して接続されているとよい。
また、前記建物の前記上階の床下空間とその直下の階の床上空間との間には断熱手段が設けられているとよい。
さらに、前記建物の前記上階の床下空間は、床暖房をする部分と床暖房をしない部分とに仕切手段で仕切られていてもよい。
また、前記空調装置には、上階床上用吹出部が設けられており、該上階床上用吹出部と前記建物の前記上階の床上空間に面して設けられた給気口との間がダクトを介して接続されているとよい。
さらに、前記給気口は窓際に設けられているとよい。
また、前記上階床上用吹出部と前記給気口との間の前記ダクトの途中に加湿器が設けられていてもよい。
さらに、前記空調装置には、上階床上用吸込部が設けられており、該上階床上用吸込部と前記建物の前記上階の床上空間に面して設けられた排気口との間がダクトを介して接続されているとよい。
また、前記空調装置は、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機と接続されているとよい。
さらに、前記建物の前記1階の床下空間には、1階の床上空間を床暖房することが可能な空調装置が別途設置されているとよい。
本発明の建物は、上記した本発明の空調システムを備えていることを特徴とする。
このような本発明の空調システムは、建物の最下階の床下空間に空調装置が設置された空調システムであって、空調装置は、少なくとも温風を吹き出す吹出型の空調装置であり、空調装置に設けられた上階床下用吹出部と建物の上階の床下空間との間がダクトを介して接続されており、建物の上階の床上空間の床暖房時には、空調装置の上階床下用吹出部から吹き出された温風が、ダクトを通って、上階の床下空間内へ吹き出される構成とされている。
上記した構成なので、上階の床下空間に空調装置を設置しなくても上階の床上空間の床暖房をすることができる。
ここで、空調装置には、上階床下用吸込部が設けられており、上階床下用吸込部と建物の上階の床下空間との間がダクトを介して接続されている場合は、上階床下用吹出部から吹き出された温風が上階床下用吸込部から吸い込まれることにより、上階の床下空間内で暖気が隅々まで循環し、上階の床上空間の床暖房をムラのないものとすることができる。
また、建物の上階の床下空間とその直下の階の床上空間との間には断熱手段が設けられている場合は、上階の床下空間内の熱が直下の階の床上空間に逃げないので、より効率的な上階の床上空間の床暖房をすることができる。
さらに、建物の上階の床下空間は、床暖房をする部分と床暖房をしない部分とに仕切手段で仕切られている場合は、床暖房を必要としない余計な部分を暖めないで済むので、さらにより効率的な上階の床上空間の床暖房をすることができる。
また、空調装置には、上階床上用吹出部が設けられており、上階床上用吹出部と建物の上階の床上空間に面して設けられた給気口との間がダクトを介して接続されている場合は、上階の床上空間内を、即効性を有する暖冷房で暖めたり、冷やしたりすることができる。
さらに、給気口は窓際に設けられている場合は、窓の結露防止とコールドドラフトの防止を図ることができる。
また、上階床上用吹出部と給気口との間のダクトの途中に加湿器が設けられている場合は、上階の床上空間を適度な湿度にすることができる。
さらに、空調装置には、上階床上用吸込部が設けられており、上階床上用吸込部と建物の上階の床上空間に面して設けられた排気口との間がダクトを介して接続されている場合は、上階床上用吹出部から吹き出された温風又は冷風が上階床上用吸込部から吸い込まれることにより、上階の床上空間内で暖気又は冷気が隅々まで循環し、上階の床上空間の即効性を有する暖房又は冷房をムラのないものとすることができる。
また、空調装置は、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機と接続されている場合は、ヒートポンプを用いるので、省エネルギー性能に優れたものとすることができる。
さらに、建物の最下階の床下空間には、最下階の床上空間を床暖房することが可能な空調装置が別途設置されている場合は、最下階の床上空間の床暖房と上階の床上空間の床暖房とを1台の空調装置で行うのに比して、空調装置への負荷が小さくて済み、長期供用に耐え得る。
このような本発明の建物は、上記した本発明の空調システムを備えた構成とされている。
上記した構成なので、上記した本発明の空調システムの効果を奏する建物とすることができる。
実施例の空調システムを備えた建物の概略構成を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
先ず、実施例の構成について説明する。
図1は、実施例の空調システムを備えた建物1の概略構成を示している。
この建物1は、建物基礎1Bの上に建物本体1Aが構築されてなる。
ここで、建物基礎1Bは、その上部が建物1の最下階である1階の床部1aで塞がれており、内部に最下階の床下空間としての1階の床下空間21が形成されている。
そして、この建物基礎1Bの立ち上がり部の内側面には、基礎断熱材21aが貼設されており、1階の床下空間21内の暖気の熱が屋外に極力漏れない断熱構造となっている。
また、建物本体1Aは、その内部に屋内空間10が形成されている。
そして、この屋内空間10は、1階の天井部1b及び2階の床部1cにより、最下階の床上空間としての1階の床上空間11と上階の床上空間としての2階の床上空間12とに区画されている。
さらに、2階の床上空間12は、中間壁部1dにより、床上空間12Aと床上空間12Bとに区画されている。
ここで、この建物1は、グループホーム用に設計されたものであり、床上空間12Aは、人が多く集まるリビングルームとして利用され、床上空間12Bは、個室として利用され、平面視すると、この床上空間12Bは、床上空間12Aの周囲に複数設けられている。
また、1階の天井部1bと2階の床部1cとの間には、上階の床上空間としての2階の床下空間22が形成されている。
さらに、2階の床下空間22は、仕切手段としての仕切壁部1eにより、床上空間12Aの直下の床下空間22Aと、床上空間12Bの直下の床下空間22Bとに仕切られている。
そして、1階の天井部1bの床下空間22A側の上面には、断熱手段としての断熱材22aが貼設されており、2階の床下空間22A内の暖気の熱が1階の床上空間11に極力漏れない断熱構造となっている。
そのうえで、1階の床下空間21には、空調装置としてのヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機3,4が設置されている。
そして、これら屋内機3,4は、建物1の屋外に設置した屋外機5と熱媒循環管でそれぞれ接続されている。
ここで、屋内機3は、温風のみを吹き出し可能な最下階床下用吹出部としての1階床下用吹出部31と、温風及び冷風を吹き出し可能な最下階床上用吹出部としての1階床上用吹出部32と、吸込部33とを有している。
なお、1階床下用吹出部31と、1階床上用吹出部32と、吸込部33とには、図示省略の開閉弁が設けられており、コントローラによって選択した運転に適した開閉状態となるように制御部によって制御される。
さらに、1階の床部1aには、グリル付きの、給気口61Aと、排気口7と、窓際の給気口61Bとが設けられている。
そして、屋内機3の1階床上用吹出部32と給気口61Aとの間が、途中に加湿器K1が設けられたダクト81を介して接続されている。
また、屋内機3の吸込部33と排気口7との間が、ダクト82を介して接続されている。
なお、給気口61Bは、1階床下用吹出部31から温風が吹き出される1階の床上空間11の床暖房時に、窓際に温風を吹き出し、窓の結露防止とコールドドラフトの防止も図ることができる。
さらに、屋内機4は、温風のみを吹き出し可能な上階床下用吹出部としての2階床下用吹出部41と、温風及び冷風を吹き出し可能な上階床上用吹出部としての2階床上用吹出部42A,42Bと、上階床下用吸込部としての2階床下用吸込部43と、上階床上用吸込部としての2階床上用吸込部44とを有している。
なお、2階床下用吹出部41と、2階床上用吹出部42A,42Bと、2階床下用吸込部43と、2階床上用吸込部44とには、図示省略の開閉弁が設けられており、コントローラによって選択した運転に適した開閉状態となるように制御部によって制御される。
さらに、2階の床部1cには、グリル付きの、窓際の給気口62Aと、それより建物1の中心寄りの給気口62Bと、排気口70とが設けられている。
そして、屋内機4の2階床下用吹出部41と2階の床下空間22Aとの間が、ダクト91を介して接続されている。
また、屋内機4の2階床下用吸込部43と2階の床下空間22Aとの間が、ダクト92を介して接続されている。
さらに、屋内機4の2階床上用吹出部42Aと窓際の給気口62Aとの間が、ダクト93を介して接続されている。
また、屋内機4の2階床上用吹出部42Bと給気口62Bとの間が、途中に加湿器K2が設けられたダクト94を介して接続されている。
さらに、屋内機4の2階床上用吸込部44と排気口70との間が、ダクト95を介して接続されている。
なお、ダクト91〜95は、1階の床上空間11の側面を形成する外壁部1fと内壁部1gとの間をパイプスペースとして利用しているので、意匠的美観を損ねることはない。
また、2階の床上空間12B内には、別途、空調装置としてのヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機30が設置されており、屋外に設置した屋外機50と熱媒循環管で接続されている。
なお、加湿器K2を用いて暖房運転した際には、加湿された空気は、中間壁部1dに設けられたドアの隙間などから行き来するので、2階の床上空間12B内も、2階の床上空間12Aと略同様に調湿することができる。
上記した構成なので、コントローラを操作することにより、屋内機3,4は、床暖房と、即効性を有する暖房とをすることができ、また、これらを組み合わせた暖房もすることができ、即効性を有する冷房をすることもできる。
次に、実施例の作用効果について説明する。
このような実施例の空調システムは、建物1の最下階の床下空間としての1階の床下空間21に吹出型の空調装置であるエアコンディショナの屋内機4が設置された空調システムであって、屋内機4に設けられた上階床下用吹出部としての2階床下用吹出部41と建物1の上階の床下空間としての2階の床下空間22Aとの間がダクト91を介して接続されており、建物1の上階の床上空間としての2階の床上空間12Aの床暖房時には、屋内機4の2階床下用吹出部41から吹き出された温風が、ダクト91を通って、2階の床下空間22A内へ吹き出される構成とされている。
上記した構成なので、2階の床下空間22Aに空調装置を設置しなくても2階の床上空間12Aの床暖房をすることができる。
ここで、屋内機4には、上階床下用吸込部としての2階床下用吸込部43が設けられており、2階床下用吸込部43と建物1の2階の床下空間22Aとの間がダクト92を介して接続されている。
このため、2階床下用吹出部41から吹き出された温風が2階床下用吸込部43から吸い込まれることにより、2階の床下空間22A内で暖気が隅々まで循環し、2階の床上空間12Aの床暖房をムラのないものとすることができる。
また、建物1の2階の床下空間22Aとその直下の1階の床上空間11との間には断熱手段としての断熱材22aが設けられている。
このため、2階の床下空間22A内の熱が直下の1階の床上空間11に逃げないので、より効率的な2階の床上空間12Aの床暖房をすることができる。
さらに、建物1の2階の床下空間22は、床暖房をする部分と床暖房をしない部分とに仕切手段としての仕切壁部1eで仕切られている。
このため、床暖房を必要としない余計な部分を暖めないで済むので、さらにより効率的な2階の床上空間12Aの床暖房をすることができる。
また、屋内機4には、上階床上用吹出部としての2階床上用吹出部42A,42Bが設けられており、2階床上用吹出部42A,42Bと建物1の2階の床上空間12Aの床部1cに設けられた給気口62A,62Bとの間がダクト93,94を介してそれぞれ接続されている。
このため、2階の床上空間12A内を、即効性を有する暖冷房で暖めたり、冷やしたりすることができる。
さらに、給気口62Aは窓際に設けられている。
このため、窓の結露防止とコールドドラフトの防止を図ることができる。
また、2階床上用吹出部42Bと給気口62Bとの間のダクトの途中に加湿器K2が設けられている。
このため、2階の床上空間12Aを適度な湿度にすることができる。
さらに、屋内機4には、上階床上用吸込部としての2階床上用吸込部44が設けられており、2階床上用吸込部44と建物1の2階の床上空間12Aの床部1cに設けられた排気口70との間がダクト95を介して接続されている。
このため、2階床上用吹出部42A,42Bから吹き出された温風又は冷風が2階床上用吸込部44から吸い込まれることにより、2階の床上空間12A内で暖気又は冷気が隅々まで循環し、2階の床上空間12Aの即効性を有する暖房又は冷房をムラのないものとすることができる。
さらに、屋内機4は、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機5と接続されている。
このため、ヒートポンプを用いるので、省エネルギー性能に優れたものとすることができる。
また、建物1の1階の床下空間21には、最下階の床上空間としての1階の床上空間11を床暖房することが可能な空調装置としてのエアコンディショナの屋内機3が別途設置されている。
このため、1階の床上空間11の床暖房と2階の床上空間12Aの床暖房とを1台の空調装置で行うのに比して、空調装置としての屋内機3,4への負荷が小さくて済み、長期供用に耐え得る。
このような実施例の建物1は、上記した実施例の空調システムを備えた構成とされている。
上記した構成なので、上記した実施例の空調システムの作用効果を奏する建物とすることができる。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例では、建物1の2階の床上空間12Aの床暖房をすることができるようにして実施したが、これに限定されず、例えば、建物が3階建ての場合は、3階の床上空間の床暖房をすることができるようにして実施してもよい。
また、上記した実施例では、空調装置として2台の屋内機3,4を用いて実施したが、これに限定されず、例えば、空調装置にそれほど負荷がかからない場合などは、1台の空調装置で実施してもよい。
さらに、上記した実施例では、断熱手段としての断熱材22aを、2階の床下空間22A内で、1階の天井部1bの上面の略全体に貼設して実施したが、これに限定されず、例えば、1階の天井部1bを構成する部材間を断熱材で塞ぐ程度で実施してもよい。
また、上記した実施例では、ダクト91〜95を1階の床上空間11を形成する外壁部1fと内壁部1gとの間をパイプスペースに利用して実施したが、これに限定されず、例えば、中間壁部内の中空部や柱内の中空部などをパイプスペースに利用して実施してもよい。
さらに、上記した実施例では、グループホーム用に設計した建物1に適用して実施したが、これに限定されず、様々な用途の建物に適用して実施することができる。
また、本発明の最下階の床下空間とは、本発明の空調システムのシステム系が関連する建物の最下階の床下空間のことを指す。
例えば、建物に、本発明の空調システムのシステム系と関連しない地下室があり、この地下室に床下空間がある場合でも、これを本発明の建物の最下階の床下空間とは定義しない。
1 建物
1A 建物本体
1B 建物基礎
1a 1階の床部
1b 1階の天井部
1c 2階の床部
1d 中間壁部
1e 仕切壁部(仕切手段)
1f 外壁部
1g 内璧部
10 屋内空間
11 1階の床上空間(最下階の床上空間)
12 2階の床上空間(上階の床上空間)
12A 2階の床上空間(上階の床上空間)
12B 2階の床上空間(上階の床上空間)
21 1階の床下空間(最下階の床下空間)
21a 基礎断熱材
22 2階の床下空間(上階の床下空間)
22A 2階の床下空間(上階の床下空間)
22B 2階の床下空間(上階の床下空間)
22a 断熱材(断熱手段)
3 エアコンディショナの屋内機(空調装置)
31 1階床下用吹出部(最下階床下用吹出部)
32 1階床上用吹出部(最下階床上用吹出部)
33 吸込部
30 エアコンディショナの屋内機(空調装置)
4 エアコンディショナの屋内機(空調装置)
41 2階床下用吹出部(上階床下用吹出部)
42A 2階床上用吹出部(上階床上用吹出部)
42B 2階床上用吹出部(上階床上用吹出部)
43 2階床下用吸込部(上階床下用吸込部)
44 2階床上用吸込部(上階床上用吸込部)
5 屋外機
50 屋外機
61A 給気口
61B 給気口
62A 給気口
62B 給気口
7 排気口
70 排気口
81 ダクト
82 ダクト
91 ダクト
92 ダクト
93 ダクト
94 ダクト
95 ダクト
K1 加湿器
K2 加湿器

Claims (11)

  1. 建物の最下階の床下空間に空調装置が設置された空調システムであって、
    前記空調装置は、少なくとも温風を吹き出す吹出型の空調装置であり、
    該空調装置に設けられた上階床下用吹出部と前記建物の上階の床下空間との間がダクトを介して接続されており、
    前記建物の上階の床上空間の床暖房時には、前記空調装置の前記上階床下用吹出部から吹き出された温風が、前記ダクトを通って、前記上階の床下空間内へ吹き出されることを特徴とする空調システム。
  2. 前記空調装置には、上階床下用吸込部が設けられており、該上階床下用吸込部と前記建物の前記上階の床下空間との間がダクトを介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記建物の前記上階の床下空間とその直下の階の床上空間との間には断熱手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調システム。
  4. 前記建物の前記上階の床下空間は、床暖房をする部分と床暖房をしない部分とに仕切手段で仕切られていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空調システム。
  5. 前記空調装置には、上階床上用吹出部が設けられており、該上階床上用吹出部と前記建物の前記上階の床上空間に面して設けられた給気口との間がダクトを介して接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空調システム。
  6. 前記給気口は窓際に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の空調システム。
  7. 前記上階床上用吹出部と前記給気口との間の前記ダクトの途中に加湿器が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の空調システム。
  8. 前記空調装置には、上階床上用吸込部が設けられており、該上階床上用吸込部と前記建物の前記上階の床上空間に面して設けられた排気口との間がダクトを介して接続されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の空調システム。
  9. 前記空調装置は、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機と接続されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の空調システム。
  10. 前記建物の前記最下階の床下空間には、最下階の床上空間を床暖房することが可能な空調装置が別途設置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の空調システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の空調システムを備えていることを特徴とする建物。
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