JP6480690B2 - 全館冷暖房システム - Google Patents

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Description

本発明は、戸建て住宅等の建物に用いられる全館冷暖房システムに関する。
従来から、住宅等の建物に用いられる冷暖房システムとして、例えば特許文献1に示されるような輻射パネル装置が知られている。輻射パネル装置は、建物の各居室に設置される複数の輻射パネルと、室外等に設置されてそれぞれの輻射パネルに配管を介して接続される熱源機とを備え、熱源機から配管を介して各輻射パネルに所定温度に加熱した温水等の熱媒体を供給することにより輻射パネルからの放熱で居室等を暖房し、熱源機から輻射パネルに冷却した冷水等の熱媒体を供給することにより輻射パネルの吸熱作用で居室等を冷房して当該居室の空調を行うようになっている。
一方、例えば特許文献2に示すように、複数の階層を有する住宅等の建物において、その最下階の居室の床下空間に熱源機を設け、この熱源機により床下空間の空気を暖め、暖められた空気の対流運動を利用して当該空気を壁体内に設けられた通気路や床に設けた開口部を通して各居室に供給しつつ小屋裏にまで運び、建物を全館暖房するようにした暖房システムが知られている。
特開2011−226742号公報 特開2009−150643号公報
しかしながら、特許文献1に示される輻射パネルは、放射面が居室の上下方向に沿って略天地丈に延びる垂直な面に構成されているので、冷房時には放射面で冷やされた空気が当該放射面に沿って下降気流を生じ、暖房時には放射面で暖められた空気が当該放射面に沿って上昇気流を生じて、居室内に上下方向の温度むらを生じさせるという問題点があった。
これに対して、特許文献2に示される暖房システムは、床下空間で暖めた空気を建物内で循環させる構成であるので、1つの熱源機により建物の全館をむらなく暖房することができるが、建物を冷房する構成には適用することができないものである。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、居室に上下方向の温度むらを生じさせることなく建物の全館を快適に冷暖房可能な全館冷暖房システムを提供することにある。
本発明の全館冷暖房システムは、建物の全館冷暖房システムであって、前記建物の居室に立設される輻射パネルと、前記居室の床に前記輻射パネルに隣接して設けられる床側通気口と、前記居室の天井に前記輻射パネルに隣接して設けられる天井側通気口と、前記居室とは別に区画して設けられ、前記床側通気口と前記天井側通気口とを連通させる循環路と、冷房時に冷却した熱媒体を前記輻射パネルに供給するとともに、暖房時に加熱した熱媒体を前記輻射パネルに供給する熱源機と、暖房時に前記循環路内の空気を前記天井側通気口の側から前記床側通気口の側へ向けて強制的に循環させるとともに、冷房時に前記循環路内の空気を前記床側通気口の側から前記天井側通気口の側へ向けて強制的に循環させる循環ファンと、を有することを特徴とする。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記建物は、中間仕切り部により仕切られた複数の階層を有し、それぞれの階層の居室に前記輻射パネルが立設されるとともに、下階の居室の天井に設けられる天井側通気口は、上階の居室の床に設けられる床側通気口に連通し、前記循環路は、最下階の居室の床に設けられる床側通気口と最上階の居室の天井に設けられる天井側通気口とを連通させるのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記循環路は、最下階の居室の床下空間と最上階の居室の天井裏空間とを前記建物の内部において直接的に連通させる直通ダクトであり、前記循環ファンは、前記床下空間、前記天井裏空間または前記直通ダクトの内部に配置されているのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記循環路は、前記中間仕切り部の一部を開口して形成されて床側循環口を介して最下階の居室の床下空間に連通するとともに天井側循環口を介して最上階の居室の天井裏空間に連通する吹抜け部であり、前記循環ファンは、最上階の天井に取り付けられて前記吹抜け部に配置されたシーリングファンであるのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記中間仕切り部は、下階の天井と上階の床との間に懐空間を有しているのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記輻射パネルが設けられていない部屋の天井に、前記懐空間の内部の空気を前記部屋の内部に向けて吹き出す天井吹出し部が設けられているのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記建物内に外気を供給する給気部と、前記建物内の空気を該建物の外部に排出する排気部とを備え、前記給気部は、前記居室の床下空間、前記居室の天井裏空間または前記循環路に外気を供給するのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記輻射パネルは隣接する2つの居室を仕切る間仕切り壁を兼ねるとともに当該2つの居室を冷暖房するのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記建物は、熱損失係数が1.9〜0.6の高断熱住宅であり、
前記居室の床下空間、前記居室の天井裏空間および前記循環路は、それぞれ前記建物の断熱ラインの内側に設けられているのが好ましい。
本発明の全館冷暖房システムは、上記構成において、前記建物の外皮の熱貫流率は、前記循環路の熱貫流率よりも小さいのが好ましい。
本発明によれば、居室に上下方向の温度むらを生じさせることなく建物の全館を快適に冷暖房可能な全館冷暖房システムを提供することができる。
本発明の一実施形態である全館冷暖房システムを、冷房モード時における空気の流れとともに模式的に示す説明図である。 図1に示す全館冷暖房システムを、暖房モード時における空気の流れとともに模式的に示す説明図である。 図1、図2に示す輻射パネル装置の構成を示す斜視図である。 図1、図2に示す直通ダクトの半断面図である。 (a)は熱損失係数が0.6の建物の外壁の断面図であり、(b)は熱損失係数が1.9の建物の外壁の断面図である。 図1に示す全館冷暖房システムの変形例であって、循環路を吹抜け部で構成した場合を、冷房モード時における空気の流れとともに概略で示す説明図である。 図6に示す変形例の全館冷暖房システムを、暖房モード時における空気の流れとともに概略で示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1、図2には、本発明の一実施の形態である全館冷暖房システムを、3階建の戸建て住宅である建物1に適用した場合を示す。この建物1は、外壁2、屋根3および2つの中間仕切り部4、5を有し、これらの中間仕切り部4、5により建物1内が上下3つの階層に仕切られて3階建てに構成されている。
2つの中間仕切り部4、5は、それぞれ下階の天井Cを構成するとともに上階の床Fを構成している。つまり、1階部分と2階部分とを仕切る中間仕切り部4は1階部分の天井Cを構成するとともに2階部分の床Fを構成し、2階部分と3階部分とを仕切る中間仕切り部5は2階部分の天井Cを構成するとともに3階部分の床Fを構成している。
なお、中間仕切り部4、5が切り欠かれて1階から3階に亘って上下に延びる空間は階段室や吹抜けに相当する部分である。
この建物1の1階部分の床Fの下側は床下空間10となっており、3階部分の天井Cの上側は天井裏空間(小屋裏空間)11となっている。また、2つの中間仕切り部4、5の内部には、それぞれ天井Cと床Fとに挟まれた懐空間12が設けられている。
この建物1の各階には、それぞれ居室R1〜R4が設けられている。例えば、この建物の1階部分には1つの居室R1が設けられ、この建物の2階部分には例えば2つの居室R2、R3が設けられ、この建物の3階部分には例えば1つの居室R4が設けられている。また、この建物1の1階部分には、居室R1に隣接して浴室や便所などの水回り室R5が設けられている。
図3に示すように、この全館冷暖房システムは、この建物1を冷暖房する装置として輻射パネル装置20を備えている。図1、図3に示すように、輻射パネル装置20は、各階の居室R1〜R4に立設される複数の輻射パネル21と、これらの輻射パネル21に熱媒体を供給する熱源機22とを有している。
輻射パネル21は、居室R1〜R4の上下方向に沿って略天地丈に延びる垂直な放射面21aを有し、その下端部分において居室R1〜R4の床Fの上に設置されるとともに、その上端部分において天井Cに支持されている。なお、輻射パネル21は、その放射面21aが居室R1〜R4の上下方向に沿って垂直に延び、その上端が天井Cの近くに達する構成であれば、必ずしもその上端が天井Cに達して当該天井Cに支持される構成でなくてもよい。
図示はしないが、輻射パネル21は、その内部に熱源機22から供給される熱媒体を通すパイプを備えており、このパイプに加熱または冷却された熱媒体が通ることで暖房作用または冷却作用を生じる構成となっている。パイプは、熱源機22から供給される熱媒体と輻射パネル21との間で効率よく熱交換が行い得るように、例えば波型配置やU字型配置で輻射パネル21に内蔵された構成とされる。
なお、輻射パネル21としては、熱源機22から供給される熱媒体を通すパイプを内蔵したもの、あるいは熱媒体を直接通す中空部を有するものであれば、種々の形状ないし構成のものを用いることができる。例えば、輻射パネル21は、上下方向に延びる複数の羽根状のパネルを水平方向に等間隔に並べて配置したルーバー状の形態を有し、これらの羽根状のパネルの内部に熱源機22から供給される熱媒体が通るパイプを内蔵したもの(あるいは中空部を有するもの)とすることができる。
熱源機22は、例えば建物1の外部に配置され、熱媒体の供給用配管23と熱媒体の回収用配管24とを介して各居室R1〜R4に設けられる各輻射パネル21に接続されている。この熱源機22は、例えばヒートポンプで構成することができる。熱源機22は、冷房モードで作動する際には、熱媒体を冷却するとともに冷却した熱媒体を供給用配管23を介して輻射パネル21に供給することができる。また、熱源機22は、暖房モードで作動する際には、熱媒体を加熱するとともに加熱した熱媒体を供給用配管23を介して輻射パネル21に供給することができる。熱媒体としては例えば水が用いられるが、他の流体を用いることもできる。
熱源機22の運転を操作するためのコントローラ25を何れかの居室R1〜R4に設けることができる。このコントローラ25は、熱源機22の作動のオン・オフを行うとともに、冷房モードと暖房モードの切替えや温度調整等を行うことが可能な構成とすることができる。
このような構成の輻射パネル装置20は、冷房モードで作動すると、熱源機22から各階の居室R1〜R4のそれぞれの輻射パネル21に冷却した熱媒体を供給し、これらの輻射パネル21の吸熱作用により各階の居室R1〜R4を冷房することができる。また、輻射パネル装置20は、暖房モードで作動したときには、熱源機22から各階の居室R1〜R4のそれぞれの輻射パネル21に加熱した熱媒体を供給し、これらの輻射パネル21からの放熱により各階の居室R1〜R4を暖房することができる。
輻射パネル21は、隣接する2つの居室を仕切る間仕切り壁を兼ねた構成とすることもできる。例えば、図1に示すように、建物1の2階部分において、ダイニングルームとされる居室R2とリビングルームとされる居室R3との間に、これらの居室R2、R3の間に移動通路を残した状態で輻射パネル21を間仕切り壁として配置する構成とすることができる。この場合、間仕切り壁を兼ねる輻射パネル21は、それぞれの居室R2、R3に面することになるので、1つの輻射パネル21によって両方の居室R2、R3を冷暖房することができる。したがって、各居室R2、R3への輻射パネル21の設置スペースを省略してこの全館冷暖房システムのレイアウト性を高めることができるとともに、別途間仕切り壁を設けることを不要としてこの全館冷暖房システムが用いられる建物1のコストを低減することができる。
なお、輻射パネル21は、2つの居室R2、R3の間仕切り壁を兼ねた配置に限らず、例えば居室R2、R3の壁際に配置するなど、居室R2、R3を冷暖房することができる位置であれば任意の位置に配置することもできる。
輻射パネル21が立設された居室R1〜R4の床Fには、それぞれ輻射パネル21の下端部分に隣接して、つまりその放射面21aに沿った下方側に位置して床側通気口30が設けられている。そして、1階の床Fに設けられた床側通気口30は床下空間10に連通し、2階の床Fに設けられた床側通気口30は1階と2階とを仕切る中間仕切り部4の懐空間12に連通し、3階の床Fに設けられた床側通気口30は2階と3階を仕切る中間仕切り部5の懐空間12に連通している。
なお、これらの床側通気口30は、図3に示すようなガラリ(ルーバー)を取り付けた構成とすることもできる。
また、輻射パネル21が立設された居室R1〜R4の天井Cには、それぞれ輻射パネル21の上端部分に隣接して、つまりその放射面21aに沿った上方側に位置して天井側通気口31が設けられている。そして、1階の天井Cに設けられた天井側通気口31は1階と2階とを仕切る中間仕切り部4の懐空間12に連通し、2階の天井Cに設けられた天井側通気口31は2階と3階とを仕切る中間仕切り部5の懐空間12に連通し、3階の天井Cに設けられた天井側通気口31はこの建物1の天井裏空間11に連通している。
なお、これらの天井側通気口31も、床側通気口30と同様にガラリ(ルーバー)を取り付けた構成とすることもできる。
さらに、1階の天井Cに設けられた天井側通気口31は1階と2階とを仕切る中間仕切り部4の懐空間12を介して2階の床Fに設けられた床側通気口30と連通し、2階の天井Cに設けられた天井側通気口31は2階と3階とを仕切る中間仕切り部5の懐空間12を介して3階の床Fに設けられた床側通気口30と連通している。
このような構成により、建物1の床下空間10と天井裏空間11との間は、それぞれの居室R1〜R4の天井Cに設けられた天井側通気口31、それぞれの居室R1〜R4の床Fに設けられた床側通気口30および中間仕切り部4、5に設けられた懐空間12を介して連通されている。
ここで、中間仕切り部4、5に懐空間12を設け、床側通気口30と天井側通気口31とを懐空間12を介して連通させる構成としたことにより、上階の輻射パネル21と下階の輻射パネル21とを、互いに水平方向にずれるように配置することができる。これにより、上階の床側通気口30と下階の天井側通気口31との位置合わせ、つまり上階の輻射パネル21と下階の輻射パネル21との位置合わせを不要として、各階における輻射パネル21のレイアウト性を高めることができる。
建物1には、最下階である1階の床Fに設けられた床側通気口30と最上階である3階の天井Cに設けられた天井側通気口31とを連通する循環路として直通ダクト40が設けられている。直通ダクト40は、上下に真っ直ぐに延びる円筒状に形成され、その一端において最上階の天井Cに接続されて天井裏空間11に連通するとともに、他端において最下階の床Fに接続されて床下空間10に連通している。つまり、直通ダクト40は、建物1の断熱ラインの内側において居室R1〜R4とは別に区画され、上記した床側通気口30、天井側通気口31および懐空間12を介した連通経路とは別の連通経路で建物1の床下空間10と天井裏空間11との間を直接的に連通して、床下空間10と天井裏空間11との間に循環経路を構成している。なお、直通ダクト40は、例えば四角筒状等異なる形状であってもよい。また、市販のダクト部材を利用したものでも、大工工事あるいは造作工事の一環としてボード材等を用いて筒状の空間を形成したものであってもよい。
このように、循環路を、床下空間10と天井裏空間11とを直接的に連通させる直通ダクト40で構成したことにより、床下空間10と天井裏空間11との間で効率よく空気を循環させることができる。
床下空間10には循環ファン41が配置されている。この循環ファン41は、輻射パネル装置20が暖房モードで作動しているときには正転方向に作動して直通ダクト40の内部の空気を天井裏空間11の側から床下空間10の側へ向けて強制的に循環させ、輻射パネル装置20が冷房モードで作動しているときには逆転方向に作動して直通ダクト40の内部の空気を床下空間10の側から天井裏空間11の側へ向けて強制的に循環させる。
なお、図示する場合では、循環ファン41は床下空間10に配置されるが、直通ダクト40の内部の空気を循環させることができれば、例えば天井裏空間11や直通ダクト40の内部などの任意の位置に配置することもできる。
次に、このような構成の全館冷暖房システムにより建物1の全館を1つの熱源機22で冷暖房する際の空気の流れについて説明する。
図1に示すように、全館冷暖房システムの輻射パネル装置20を冷房モードで作動させると、熱源機22から各居室R1〜R4に設置された輻射パネル21に冷却された熱媒体(冷水)が供給され、輻射パネル21の吸熱作用により当該輻射パネル21が設けられた居室R1〜R4が冷房される。
このとき、輻射パネル21の放射面21aで冷やされた冷却空気は当該放射面21aに沿って下降気流を生じ、輻射パネル21の下端に隣接して設けられた床側通気口30から懐空間12ないし床下空間10へ導かれる。懐空間12に導かれた冷却空気は、下階の居室の天井Cに設けられた天井側通気口31を通して下階の居室に供給され、さらに下階の居室の輻射パネル21に沿って下降して当該居室の床Fに設けられた床側通気口30からさらに下階の懐空間12ないし床下空間10に導かれる。このように、輻射パネル21により冷却された冷却空気は、何れも、床側通気口30ないし天井側通気口31を通して下階に向けて流れ、床下空間10に導かれる。
床下空間10に導かれた冷却空気は、循環ファン41により直通ダクト40に沿って天井裏空間11に導かれ、そこから最上階の天井Cに設けられた天井側通気口31を通して再度居室R4に供給される。以下、上記と同様な経路で冷却空気が床下空間10に向けて各階の居室R1〜R4を通って下降していくことで、これらの居室R1〜R4が冷房される。
このように、各居室R1〜R4に設けられた輻射パネル21で各居室R1〜R4を冷房しつつ、当該輻射パネル21により冷却されて下降気流を生じた冷却空気を、当該冷却空気が生じる対流運動と循環ファン41による強制循環とを利用して建物1内で循環(還流)させて、全ての居室R1〜R4を上下方向の温度むらを生じさせることなく快適に冷房することができる。また、このような全館冷房を、1つの熱源機22から複数の輻射パネル21に冷却した熱媒体を供給することにより行うことができる。
一方、図2に示すように、全館冷暖房システムの輻射パネル装置20を暖房モードで作動させると、熱源機22から各居室R1〜R4に設置された輻射パネル21に加熱された熱媒体(温水)が供給され、輻射パネル21からの放熱により当該輻射パネル21が設けられた居室R1〜R4が暖房される。
このとき、輻射パネル21の放射面21aで暖められた加熱空気は当該放射面21aに沿って上昇気流を生じ、輻射パネル21の上端に隣接して設けられた天井側通気口31から懐空間12ないし天井裏空間11へ導かれる。懐空間12に導かれた加熱空気は、上階の居室の床Fに設けられた床側通気口30を通して上階の居室に供給され、さらに上階の居室の輻射パネル21に沿って上昇して当該居室の天井Cに設けられた天井側通気口31からさらに上階の懐空間12ないし天井裏空間11に導かれる。このように、輻射パネル21により加熱された加熱空気は、何れも、天井側通気口31ないし床側通気口30を通して上階に向けて流れ、天井裏空間11に導かれる。
天井裏空間11に導かれた加熱空気は、循環ファン41により直通ダクト40に沿って床下空間10に導かれ、そこから最下階の床Fに設けられた床側通気口30を通して再度居室R1に供給される。以下、上記と同様な経路で加熱空気が天井裏空間11に向けて各階の居室R1〜R4を通って上昇していくことで、これらの居室R1〜R4が暖房される。
このように、各居室R1〜R4に設けられた輻射パネル21で各居室R1〜R4を暖房しつつ、当該輻射パネル21により加熱されて上昇気流を生じた加熱空気を、当該加熱空気が生じる対流運動と循環ファン41による強制循環とを利用して建物1内で循環(還流)させて、全ての居室R1〜R4を上下方向の温度むらを生じさせることなく快適に暖房することができる。また、このような全館暖房を、1つの熱源機22から複数の輻射パネル21に加熱した熱媒体を供給することにより行うことができる。
本発明の全館冷暖房システムでは、輻射パネル21が設けられない部屋の天井Cに、天井吹出し部42を設けることもできる。図1、図2では、水回り室R5の天井Cに天井吹出し部42を設けた場合を示す。この天井吹出し部42は、例えば給気ファンとして構成することができ、水回り室R5の天井Cを構成する中間仕切り部4の懐空間12の内部の空気を水回り室R5の内部に向けて吹き出させることができる。
このような天井吹出し部42を設けたことにより、例えば、居室R1と水回り室R5との間を仕切る間仕切りが輻射パネル21ではなく通常の壁とされて水回り室R5に輻射パネル21が設けられない場合であっても、輻射パネル21により加熱または冷却されて懐空間12に入り込んだ空気を、天井吹出し部42から水回り室R5に吹き込んで当該水回り室R5を冷暖房させることができる。つまり、水回り室R5のように輻射パネル21が設けられない部屋にも、輻射パネル21により加熱または冷却された空気を供給することができる。これにより、輻射パネル21が設けられない部屋の快適性を高めることができる。
なお、天井吹出し部42と同様の構成の給気ファン43を、輻射パネル21が設けられた居室R1〜R4の輻射パネル21から離れた部分における天井Cに設けることもできる。これにより、居室R1〜R4内の輻射パネル21によって冷暖房されづらい部分にも輻射パネル21により加熱または冷却された空気を供給することができ、これにより当該居室R1〜R4の温度むらをさらに低減させることができる。
建物1には、建物1内に外気を供給する給気部50と、建物1内の空気を該建物1の外部に排出する排気部51とを設けることもできる。図示する場合では、外壁2の床下空間10を区画する位置に給気部50を設けた場合を示す。この場合、給気部50は、例えば外気導入ファンとして構成することができ、床下空間10に外気を供給することができる。なお、給気部50は床下空間10に外気を供給する構成に限らず、天井裏空間11や直通ダクト(循環部)40の内部に外気を供給する構成としてもよい。
一方、排気部51は、例えば図1、図2において1階の水回り室R5の天井Cに設けられるように、排気ファン51aを備えた排気ダクトとして構成することができる。この場合、排気ダクトの一端は水回り室R5に開口し、他端は建物1の外部に開口しており、排気ダクトの中間部分に排気ファン51aが設けられる。
また、排気部51は、例えば図1、図2において2階にダイニングキッチンとして利用される居室R2に設けられるレンジフード51bを有する構成することもできる。この場合、レンジフード51bに内蔵された排気ファン(不図示)により居室R2内の空気を外部に排気することができる。
さらに、排気部51は、例えば図1、図2において3階の外壁2の部分に設けられるように、単なる排気ファンにより構成することもできる。
このように、建物1に給気部50と排気部51とを設けることにより、建物1を循環する空気に給気部50から外気を供給しつつ建物1を循環する空気の一部を排気部51から建物1の外部に排気することができる。これにより、建物1内を循環する空気の一部を換気して、冷暖房された空気による不快感を低減させることができる。
この全館冷暖房システムは、例えば熱損失係数(Q値)が1.9〜0.6の高断熱住宅である建物1に適用されるのが好ましい。この場合、床下空間10、天井裏空間11および直通ダクト(循環路)40は、それぞれ建物1の断熱ラインの内側に設けられるのが好ましい。なお、建物1の断熱ラインとは、建物1の屋内と屋外の間に設けられた断熱材層のことである。
このような高断熱住宅に全館冷暖房システムを設けることにより、より小さな出力の熱源機22で効率よく全館を冷暖房することができる。
また、この全館冷暖房システムが設けられる建物1が上記のような高断熱住宅とされた場合には、建物1の外皮つまり外壁2の熱貫流率(K値)を直通ダクト(循環路)40の熱貫流率よりも小さくするのが好ましい。
例えば、本実施の形態においては、直通ダクト40は、図4に示すように、板厚が0.5mmの帯状の亜鉛鋼板を螺旋状に巻いて直径300mmの円筒体に形成されたスパイラルダクト40aの外周面に断熱材としてグラスウール40bを25mmの厚みで巻き付けた構成となっており、その熱貫流率は1.39(W/m2・K)である。
これに対して、熱損失係数が0.6の建物1の場合、図5(a)に示すように、外壁2は、例えば12mmの厚みの合板2aの室内側に140mmの厚みのウレタンボード2bと12mmの厚みの石膏ボード2cとが貼り付けられ、合板2aの屋外側に50mmの厚みのウレタンボード2dが貼り付けられるとともに当該ウレタンボード2dの外側に通気胴縁2eを介してサイディング2fが固定された構成とされる。したがって、このような構成の外壁(外皮)2の熱貫流率は0.12(W/m2・K)となり、直通ダクト40の熱還流率の約1/12の値となる。
また、熱損失係数が1.9の建物1の場合、図5(b)に示すように、外壁2は、例えば12mmの厚みの合板2aの室内側に100mmの厚みのグラスウール2gと12mmの厚みの石膏ボード2cとが貼り付けられ、合板2aの屋外側に通気胴縁2eを介してサイディング2fが固定された構成とされる。このような構成の外壁(外皮)2の熱貫流率は0.35(W/m2・K)であり、直通ダクト40の熱還流率の約1/4となる。
このように、建物1の外壁(外皮)2の熱貫流率を直通ダクト40の熱貫流率よりも小さくしたことにより、直通ダクト40を通る空気の熱が直通ダクト40の表面から逃げても、その熱を建物1の内部に供給させるとともに建物1の外壁2を通して建物1の外部に逃げることを防止して、この全館冷暖房システムによる建物1の冷暖房効率をさらに高めることができる。
なお、上記のように、建物1の外壁2の熱貫流率は、直通ダクト40の熱貫流率の1/4〜1/12の値に設定されるのが好ましいが、直通ダクト40の熱貫流率よりも小さければ、直通ダクト40の熱貫流率の1/12の値よりもさらに小さな値に設定することもできる。
図6は図1に示す全館冷暖房システムの変形例であって、循環路を吹抜け部60で構成した場合を、冷房モード時における空気の流れとともに概略で示す説明図であり、図7は図6に示す変形例の全館冷暖房システムを、暖房モード時における空気の流れとともに概略で示す説明図である。
図6、図7に示すように、循環路は建物1の吹抜け部60で構成することもできる。つまり、2つの中間仕切り部4、5の一部を開口して建物1に吹抜け部60を設けるとともに、最下階の床Fの吹抜け部60に面する部分に床側循環口61を設け、この床側循環口61により床下空間10を吹抜け部60に連通させるとともに、最上階の天井Cの吹抜け部60に面する部分に天井側循環口62を設け、この天井側循環口62により天井裏空間11を吹抜け部60に連通させた構成とすることができる。この場合においては、循環ファン41は、最上階の天井Cに取り付けられて吹抜け部60に配置されるシーリングファン(天井扇)とするのが好ましい。なお、この吹抜け部60は、階段室としてもよい。
このような変形例の構成においても、冷房モードでの作動時には床下空間10に導かれた冷却空気を床側循環口61を介して吹抜け部60に導くとともに、シーリングファンとして構成された循環ファン41により吹抜け部60内を最上階の天井Cに向けて移動させ、当該天井Cに設けられた天井側循環口62から天井裏空間11に取り込み、一方、暖房モードでの作動時には天井裏空間11に導かれた加熱空気を天井側循環口62を介して吹抜け部60に導くとともに、シーリングファとして構成された循環ファン41により吹抜け部60の内部を最下階の床Fに向けて移動させ、当該床Fに設けられた床側循環口61から床下空間10に取り込みことで、空気を全館で循環させることができる。
このように、循環路を吹抜け部60で構成した場合には、直通ダクト40を設けることを不要として、そのコストを低減することができるとともに省スペース化を図ることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本発明の全館冷暖房システムは、高断熱、高気密の戸建て住宅に適用するのが好ましいが、高断熱、高気密ではない戸建て住宅や、メゾネットタイプの集合住宅、住宅以外の他の建物にも適用することができる。
また、前記実施の形態においては、輻射パネル21が設置される床Fの輻射パネル21に対する一方側にのみ床側通気口30を設けるようにしているが、床Fの輻射パネル21を挟んだ両側にそれぞれ床側通気口30を設けることもできる。同様に、前記実施の形態においては、輻射パネル21が設置される天井Cの輻射パネル21に対して一方側にのみ天井側通気口31を設けるようにしているが、天井Cの輻射パネル21を挟んだ両側にそれぞれ天井側通気口31を設けることもできる。
また、前記実施の形態においては、中間仕切り部4、5はそれぞれ懐空間12を有する構成とされているが、これに限らず、これらの中間仕切り部4、5は、例えば床スラブのみで構成されたものなど、懐空間12を有していない構成とすることもできる。
本発明の全館冷暖房システムは、図1、図2に示す3階建ての建物1に限らず、任意の階層を有する種々の建物に適用することができる。
本発明は、全館冷暖房システムを備えた住宅等の建物を建築する際に利用することができる。
1 建物
2 外壁
2a 合板
2b ウレタンボード
2c 石膏ボード
2d ウレタンボード
2e 通気胴縁
2f サイディング
2g グラスウール
3 屋根
4 中間仕切り部
5 中間仕切り部
10 床下空間
11 天井裏空間
12 懐空間
20 輻射パネル装置
21 輻射パネル
21a 放射面
22 熱源機
23 供給用配管
24 回収用配管
30 床側通気口
31 天井側通気口
40 直通ダクト(循環路)
40a スパイラルダクト
40b グラスウール
41 循環ファン
42 天井吹出し部
43 給気ファン
50 給気部
51 排気部
51a 排気ファン
51b レンジフード
60 吹抜け部(循環部)
61 床側循環口
62 天井側循環口
C 天井
F 床
R1〜R4 居室
R5 水回り室

Claims (10)

  1. 建物の全館冷暖房システムであって、
    前記建物の居室に立設される輻射パネルと、
    前記居室の床に前記輻射パネルに隣接して設けられる床側通気口と、
    前記居室の天井に前記輻射パネルに隣接して設けられる天井側通気口と、
    前記居室とは別に区画して設けられ、前記床側通気口と前記天井側通気口とを連通させる循環路と、
    冷房時に冷却した熱媒体を前記輻射パネルに供給するとともに、暖房時に加熱した熱媒体を前記輻射パネルに供給する熱源機と、
    暖房時に前記循環路内の空気を前記天井側通気口の側から前記床側通気口の側へ向けて強制的に循環させるとともに、冷房時に前記循環路内の空気を前記床側通気口の側から前記天井側通気口の側へ向けて強制的に循環させる循環ファンと、を有することを特徴とする全館冷暖房システム。
  2. 前記建物は、中間仕切り部により仕切られた複数の階層を有し、
    それぞれの階層の居室に前記輻射パネルが立設されるとともに、
    下階の居室の天井に設けられる天井側通気口は、上階の居室の床に設けられる床側通気口に連通し、
    前記循環路は、最下階の居室の床に設けられる床側通気口と最上階の居室の天井に設けられる天井側通気口とを連通させることを特徴とする請求項1に記載の全館冷暖房システム。
  3. 前記循環路は、最下階の居室の床下空間と最上階の居室の天井裏空間とを前記建物の内部において直接的に連通させる直通ダクトであり、
    前記循環ファンは、前記床下空間、前記天井裏空間または前記直通ダクトの内部に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の全館冷暖房システム。
  4. 前記循環路は、前記中間仕切り部の一部を開口して形成されて床側循環口を介して最下階の居室の床下空間に連通するとともに天井側循環口を介して最上階の居室の天井裏空間に連通する吹抜け部であり、
    前記循環ファンは、最上階の天井に取り付けられて前記吹抜け部に配置されたシーリングファンであることを特徴とする請求項2に記載の全館冷暖房システム。
  5. 前記中間仕切り部は、下階の天井と上階の床との間に懐空間を有していることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の全館冷暖房システム。
  6. 前記輻射パネルが設けられていない部屋の天井に、前記懐空間の内部の空気を前記部屋の内部に向けて吹き出す天井吹出し部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の全館冷暖房システム。
  7. 前記建物内に外気を供給する給気部と、前記建物内の空気を該建物の外部に排出する排気部とを備え、
    前記給気部は、前記居室の床下空間、前記居室の天井裏空間または前記循環路に外気を供給することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の全館冷暖房システム。
  8. 前記輻射パネルは隣接する2つの居室を仕切る間仕切り壁を兼ねるとともに当該2つの居室を冷暖房することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の全館冷暖房システム。
  9. 前記建物は、熱損失係数が1.9〜0.6の高断熱住宅であり、
    前記居室の床下空間、前記居室の天井裏空間および前記循環路は、それぞれ前記建物の断熱ラインの内側に設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の全館冷暖房システム。
  10. 前記建物の外皮の熱貫流率は、前記循環路の熱貫流率よりも小さいことを特徴とする請求項9に記載の全館冷暖房システム。
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