JP5249837B2 - 換気空調システム及び建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物内の換気、空調を行う換気空調システム、及び同換気空調システムを備えた建物に関するものである。
従来から、建物の床下空間に換気装置が設置された換気システムが知られている(例えば、特許文献1等を参照)。
特開2009−8370号公報
しかしながら、こうした従来の換気システムでは、必要な換気量は確保できるものの、温度や湿度を制御することによって建物内の快適性を向上させることまではできなかった。
そこで、本発明は、建物内の快適性を向上させることができる換気空調システム、及び同換気空調システムを備えた建物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の換気空調システムは、建物内の換気、空調を行う換気空調システムであって、前記建物の床下空間に換気空調装置が設置されており、前記換気空調装置は、換気装置部と空調装置部とを備えており、前記換気空調装置には、前記建物の屋外と連通する吸込部と、第1の吹出部と、第2の吹出部とが設けられているとともに、前記換気装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路又は前記第2の吹出部との間の流路、及び前記空調装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路又は前記第2の吹出部との間の流路が、流路切替手段により、切り替え可能とされており、前記建物の床上空間には、第1の給気口と第2の給気口とが設けられており、前記換気空調装置の前記第1の吹出部と前記第1の給気口との間が、ダクトで接続されていることを特徴とする。
ここで、暖房運転時には、前記流路切替手段により、前記換気装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路を確保するとともに、前記空調装置部の吹出部と前記第2の吹出部との間の流路を確保する制御がなされ、冷房運転時には、前記流路切替手段により、前記換気装置部の吹出部と前記第2の吹出部との間の流路を確保するとともに、前記空調装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路を確保する制御がなされるとよい。
また、前記換気空調装置の前記換気装置部は、加湿機能を有するとよい。
さらに、前記床下空間には、調湿材が敷設されているとよい。
また、前記床上空間には、前記建物の屋外への排気口が設けられているとよい。
さらに、前記排気口には、排気用ファンが設けられているとよい。
また、前記換気空調装置の前記空調装置部は、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機と接続されているとよい。
さらに、前記床下空間は、前記建物の床と基礎底盤コンクリートと基礎側壁コンクリートとに囲まれているとともに、前記基礎側壁コンクリートには基礎断熱材が取り付けられているとよい。
本発明の建物は、上記したいずれかの換気空調システムを備えていることを特徴とする。
このような本発明の換気空調システムは、建物の床下空間に換気空調装置が設置されており、換気空調装置は、換気装置部と空調装置部とを備えている。
そして、換気空調装置には、建物の屋外と連通する吸込部と、第1の吹出部と、第2の吹出部とが設けられているとともに、換気装置部の吹出部と第1の吹出部との間の流路又は第2の吹出部との間の流路、及び空調装置部の吹出部と第1の吹出部との間の流路又は第2の吹出部との間の流路が、流路切替手段により、切り替え可能とされている。
そのうえで、建物の床上空間には、第1の給気口と第2の給気口とが設けられており、換気空調装置の第1の吹出部と第1の給気口との間が、ダクトで接続された構成とされている。
こうした構成なので、換気だけでなく、冷暖房などの空調も同時に行えるため、従来技術に比して、建物内の快適性を向上させることができる。
そのうえ、換気空調装置やダクトなどは、床下空間に設けられているため、床上空間は、これらに占用されず、その分のスペースを有効に利用することができ、意匠的外観も良い。
ここで、暖房運転時には、流路切替手段により、換気装置部の吹出部と第1の吹出部との間の流路を確保するとともに、空調装置部の吹出部と第2の吹出部との間の流路を確保する制御がなされ、冷房運転時には、流路切替手段により、換気装置部の吹出部と第2の吹出部との間の流路を確保するとともに、空調装置部の吹出部と第1の吹出部との間の流路を確保する制御がなされる場合は、暖房運転時は、換気空調装置の第2の吹出部から吹き出した暖気により床下空間を暖めることで、床を介して熱が伝達し、床上空間をムラなく暖める床下暖房を行うことができ、冷房運転時は、換気空調装置の第1の吹出部から吹き出した冷気がダクトにより床下空間へは漏れずに床上空間へ吹き出すため、床下空間での結露のおそれがない。
また、換気空調装置の換気装置部は、加湿機能を有する場合は、床上空間に別途加湿機を設置する必要がなく、日本の湿度の低い冬期の暖房運転時における加湿を行うことができる。この場合でも、加湿された空気は、ダクトを通り、床下空間を直接経由しないため、床下空間での結露のおそれがない。
さらに、床下空間には、調湿材が敷設されている場合は、床上空間に別途除湿機を設置する必要がなく、日本の湿度の高い夏期の冷房運転時における除湿を行うことができる。
また、床上空間には、建物の屋外への排気口が設けられている場合は、必要な換気量を容易に確保することができる。
さらに、排気口には、排気用ファンが設けられている場合は、床上空間の空気の流れや圧力を適切なものに制御することができる。
また、換気空調装置の空調装置部は、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機と接続されている場合は、ヒートポンプを用いるため、省エネルギー性能に優れたものとすることができる。
さらに、床下空間は、建物の床と基礎底盤コンクリートと基礎側壁コンクリートとに囲まれているとともに、基礎側壁コンクリートには基礎断熱材が取り付けられている場合は、床下空間を断熱構造とするため、床下空間内の暖気の熱を屋外に極力漏らすことなく、エネルギー効率のよい床下暖房を行える。
このような本発明の建物は、本発明の換気空調システムを備えた構成とされているので、上記した効果を奏する建物とすることができる。
実施例の換気空調システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例の換気空調システムにおいて、暖房運転時の状態を示す説明図である。 実施例の換気空調システムにおいて、冷房運転時の状態を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
先ず、実施例の構成について説明する。
図1は、実施例の換気空調システムを備えた建物1の概略構成を示している。
まず、このような建物1は、基礎断熱として構築された基礎底盤コンクリート1bと、その側縁に立設された基礎側壁コンクリート1cと、さらにその上に立設された外壁部1dと、その外壁部1dの上端開口を塞ぐ天井部1eとから主に構成されている。
そして、この天井部1eと外壁部1dとに囲まれる空間は、床としての床部1aによって床下空間4と居室などの床上空間5とが区切られている。この床部1aは、特に床下空間4側からの床下暖房を考慮して、床下空間4と床上空間5との間の熱の伝達をある程度許容し、断熱材が貼り付けられていない構成となっている。
また、側壁コンクリート1cの床下空間4側には、グラスウールなどの基礎断熱材10が貼り付けられており、床下空間4内の暖気の熱が屋外に極力漏れない断熱構造となっている。
そして、実施例の換気空調システムは、床下空間4に換気空調装置3が設置されている。
ここで、この換気空調装置3は、換気装置部3Aと空調装置部3Bとを備えている。
また、換気装置部3Aは、ファン(図示せず)が内蔵された換気用送風機であり、加湿機能を有している。
さらに、空調装置部3Bは、ファン(図示せず)が内蔵されたエアコンディショナの屋内機である。
ここで、この空調装置部3Bは、ヒートポンプ式であり、屋外に設置された屋外機2と接続されている。
なお、ヒートポンプとは、熱を低温物体と高温物体との間で移動させることで冷却又は加熱をおこなう装置である。
すなわち、ヒートポンプは、二酸化炭素などの熱媒を循環させながら膨張・圧縮をおこなうことで、熱を吸収したり、熱を放出したりして、その熱媒を冷却したり、加熱したりする。
また、空調装置部3Bの内部には、屋外機2に繋がっている熱媒循環管路21が接続されている。
さらに、換気装置部3Aと空調装置部3Bとは、共通の吸込部31を有しており、ダクト81を介して、屋外へ連通しており、その先端が屋外給気口6となる。
また、換気空調装置3は、第1の吹出部32と第2の吹出部33とを有している。
さらに、換気装置部3Aの吹出部30Aには、ダクト35Bの一方の端部が接続され、空調装置部3Bの吹出部30Bには、ダクト35Aの一方の端部が接続されている。また、第1の吹出部32の内側端には、ダクト35Cの一方の端部が接続され、第2の吹出部33の内側端には、ダクト35Dの一方の端部が接続されている。
そして、ダクト35A,35B,35C,35Dのそれぞれの他端には、流路切替手段としての流路切替弁34が設けられており、換気装置部3Aの吹出部30Aと第1の吹出部32との間の流路又は第2の吹出部33との間の流路、及び空調装置部3Bの吹出部30Bと第1の吹出部32との間の流路又は第2の吹出部33との間の流路が、切り替え可能とされている。
また、床部1aには、第1の給気口7と第2の給気口9とが設けられている。
そして、換気空調装置3の第1の吹出部32の外側端と第1の給気口7との間が、ダクト82で接続されている。
さらに、床上空間5を形成する外壁部1dには、排気用ファン12aを有する排気口12が設けられている。
また、床下空間4には、調湿材11が敷設されている。
さらに、床上空間5には、所望の運転パターンに設定するためのコントローラ13が設けられている。
次に、実施例の換気空調システムの運転パターンについて説明する。
まず、暖房運転時のパターンについて説明する。
床上空間5を、暖房で暖めたいときは、流路切替弁34により、ダクト35Bとダクト35Cとが繋がるようにして、換気装置部3Aの吹出部30Aと第1の吹出部32との間の流路を確保するとともに、ダクト35Aとダクト35Dとが繋がるようにして、空調装置部3Bの吹出部30Bと第2の吹出部33との間の流路を確保する制御を行う。
そして、換気空調装置3を稼動させると、図2に示したように、空調装置部3Bからの暖気が第2の吹出部33から吹き出し、床下空間4が即座に暖められ、その熱が主に床部1aを介して床上空間5へ伝達され、床上空間5がムラなく暖まる。
また、換気装置部3Aからの加湿機能により加湿された換気用の空気が、第1の吹出部32とから吹き出し、ダクト82を通って、第1の給気口7から床上空間5へ給気される。
さらに、第2の給気口9からは、床下空間4内からの暖気が吹き出すので、この第2の給気口9の付近が床上空間5の他の部分よりも暖かくなる。
また、排気口12の排気用ファン12aを回転させ、床上空間5の空気の流れや圧力を適切なものに制御する。
次に、冷房運転時のパターンについて説明する。
床上空間5を、冷房で冷やしたいときは、流路切替弁34により、ダクト35Bとダクト35Dとが繋がるようにして、換気装置部3Aの吹出部30Aと第2の吹出部33との間の流路を確保するとともに、ダクト35Aとダクト35Cとが繋がるようにして、空調装置部3Bの吹出部30Bと第1の吹出部32との間の流路を確保する制御を行う。
そして、換気空調装置3を稼動させると、図3に示したように、空調装置部3Bからの冷気が第1の吹出部32から吹き出し、ダクト82を通って、第1の給気口7から床上空間5へ吹き出し、床上空間5が即座に冷やされる。
また、加湿機能を停止された換気装置部3Aからの換気用の空気が、第2の吹出部33から吹き出し、床下空間4に敷設された調湿材11により除湿されて、第2の給気口9から床上空間5へ給気される。
さらに、排気口12の排気用ファン12aを回転させ、床上空間5の空気の流れや圧力を適切なものに制御する。
次に、実施例の作用効果について説明する。
このような実施例の換気空調システムは、建物1の床下空間4に換気空調装置3が設置されており、換気空調装置3は、換気装置部3Aと空調装置部3Bとを備えている。
そして、換気空調装置3には、建物1の屋外と連通する吸込部31と、第1の吹出部32と、第2の吹出部33とが設けられているとともに、換気装置部3Aの吹出部30Aと第1の吹出部32との間の流路又は第2の吹出部33との間の流路、及び空調装置部3Bの吹出部30Bと第1の吹出部32との間の流路又は第2の吹出部33との間の流路が、流路切替手段としての流路切替弁34により、切り替え可能とされている。
そのうえで、建物1の床上空間5の床部1aには、第1の給気口7と第2の給気口9とが設けられており、換気空調装置3の第1の吹出部32と第1の給気口7との間が、ダクト82で接続された構成とされている。
こうした構成なので、換気だけでなく、冷暖房などの空調も同時に行えるため、従来技術に比して、建物1内の快適性を向上させることができる。
そのうえ、換気空調装置3やダクト81,82などは、床下空間4に設けられているため、床上空間5は、これらに占用されず、その分のスペースを有効に利用することができ、意匠的外観も良い。
ここで、暖房運転時には、流路切替弁34により、換気装置部3Aの吹出部30Aと第1の吹出部32との間の流路を確保するとともに、空調装置部3Bの吹出部30Bと第2の吹出部33との間の流路を確保する制御がなされる。
一方で、冷房運転時には、流路切替弁34により、換気装置部3Aの吹出部30Aと第2の吹出部33との間の流路を確保するとともに、空調装置部3Bの吹出部30Bと第1の吹出部32との間の流路を確保する制御がなされる。
このため、暖房運転時は、換気空調装置3の第2の吹出部33から吹き出した暖気により床下空間4を暖めることで、床部1aを介して熱が伝達し、床上空間5をムラなく暖める床下暖房を行うことができる。
一方で、冷房運転時は、換気空調装置3の第1の吹出部32から吹き出した冷気がダクト82により床下空間4へは漏れずに床上空間5へ吹き出すため、床下空間4での結露のおそれがない。
また、換気空調装置3の換気装置部3Aは、加湿機能を有するので、床上空間5に別途加湿機を設置する必要がなく、日本の湿度の低い冬期の暖房運転時における加湿を行うことができる。この暖房運転時でも、加湿された空気は、ダクト82を通り、床下空間4を直接経由しないため、床下空間4での結露のおそれがない。
さらに、床下空間4には、調湿材11が敷設されているので、床上空間5に別途除湿機を設置する必要がなく、日本の湿度の高い夏期の冷房運転時における除湿を行うことができる。
また、床上空間5の外壁部1dには、建物1の屋外への排気口12が設けられているので、必要な換気量を容易に確保することができる。
さらに、排気口12には、排気用ファン12aが設けられているので、床上空間5の空気の流れや圧力を適切なものに制御することができる。
また、換気空調装置3の空調装置部3Bは、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機2と接続されているので、ヒートポンプを用いるため、省エネルギー性能に優れたものとすることができる。
さらに、床下空間4は、建物1の床としての床部1aと基礎底盤コンクリート1bと基礎側壁コンクリート1cとに囲まれているとともに、基礎側壁コンクリート1cには基礎断熱材10が取り付けられているので、床下空間4を断熱構造とするため、床下空間4内の暖気の熱を屋外に極力漏らすことなく、エネルギー効率のよい床下暖房を行える。
このような実施例の建物1は、上記した実施例の換気空調システムを備えた構成とされているので、上記した作用効果を奏する建物とすることができる。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、本発明の換気空調システムの説明を簡単に行えるように、建物1の構造などを単純化したが、これに限定されない。
すなわち、複数の部屋を有する建物において、各部屋に対して、本発明の換気空調システムを適用するように実施してもよい。
また、上記実施例では、換気、空調を同時に行う制御で実施したが、これに限定されず、換気、空調の一方のみを行う制御で実施してもよい。
1 建物
1a 床部(床)
1b 基礎底盤コンクリート
1c 基礎側壁コンクリート
2 エアコンディショナの屋外機
3 換気空調装置
3A 換気装置部
3B 空調装置部
30A 換気装置部の吹出部
30B 空調装置部の吹出部
31 吸込部
32 第1の吹出部
33 第2の吹出部
34 流路切替弁(流路切替手段)
35A ダクト
35B ダクト
35C ダクト
35D ダクト
4 床下空間
5 床上空間
6 屋外給気口
7 第1の給気口
81 ダクト
82 ダクト
9 第2の給気口
10 基礎断熱材
11 調湿材
12 排気口
12a 排気用ファン
13 コントローラ

Claims (9)

  1. 建物内の換気、空調を行う換気空調システムであって、
    前記建物の床下空間に換気空調装置が設置されており、
    前記換気空調装置は、換気装置部と空調装置部とを備えており、
    前記換気空調装置には、前記建物の屋外と連通する吸込部と、第1の吹出部と、第2の吹出部とが設けられているとともに、前記換気装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路又は前記第2の吹出部との間の流路、及び前記空調装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路又は前記第2の吹出部との間の流路が、流路切替手段により、切り替え可能とされており、
    前記建物の床上空間には、第1の給気口と第2の給気口とが設けられており、
    前記換気空調装置の前記第1の吹出部と前記第1の給気口との間が、ダクトで接続されていることを特徴とする換気空調システム。
  2. 暖房運転時には、前記流路切替手段により、前記換気装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路を確保するとともに、前記空調装置部の吹出部と前記第2の吹出部との間の流路を確保する制御がなされ、
    冷房運転時には、前記流路切替手段により、前記換気装置部の吹出部と前記第2の吹出部との間の流路を確保するとともに、前記空調装置部の吹出部と前記第1の吹出部との間の流路を確保する制御がなされることを特徴とする請求項1に記載の換気空調システム。
  3. 前記換気空調装置の前記換気装置部は、加湿機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の換気空調システム。
  4. 前記床下空間には、調湿材が敷設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の換気空調システム。
  5. 前記床上空間には、前記建物の屋外への排気口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の換気空調システム。
  6. 前記排気口には、排気用ファンが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の換気空調システム。
  7. 前記換気空調装置の前記空調装置部は、ヒートポンプ式のエアコンディショナの屋内機であり、屋外に設置された屋外機と接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の換気空調システム。
  8. 前記床下空間は、前記建物の床と基礎底盤コンクリートと基礎側壁コンクリートとに囲まれているとともに、前記基礎側壁コンクリートには基礎断熱材が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の換気空調システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の換気空調システムを備えていることを特徴とする建物。
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