JP2019070489A - 建物の換気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外の騒音が屋内に入り込むのを抑制することで、建物内の人が不快感を感じるのを抑制することができる建物の換気システムを提供する。【解決手段】建物10に設けられた換気システム30は、屋外に通じる取込ダクト32と、それよりも下流側で複数に分岐された給気ダクト34とを備える。各給気ダクト34は居室14〜16の天井部に設けられた給気グリル36と接続されている。この場合、取込ダクト32の内部及び各給気ダクト34の内部等により屋外の空気を屋内の各居室14〜16へ供給するための換気通路が構成されている。給気ダクト34の内部と給気グリル36の内部とにより、上記換気通路の一部である給気通路部46が構成されている。そして、各給気グリル36には、給気通路部46を開閉する開閉装置41が設けられ、コントローラは、屋外で騒音が発生していると判定した場合に給気通路部46を閉鎖するよう開閉装置41を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の換気システムに関する。
住宅等の建物には、屋内の換気を行う換気システムが設けられている場合がある(例えば特許文献1参照)。換気システムは、屋外から屋内へ延びる換気通路(通気ダクト等)を備えており、その換気通路を通じて屋外の空気を屋内に取り込んだり又は屋内の空気を屋外へ排出したりして換気を行うものとなっている。
特開平9−79648号公報
ここで、上述した換気システムでは、換気通路が屋外から屋内に延びているため、その換気通路を通じた屋内換気時に、当該換気通路を通じて屋外の騒音が屋内に入り込む場合が想定される。例えば、建物周辺で工事が行われている場合に、その工事の騒音が屋内に入り込むことが想定される。その場合、その騒音により建物内の人が不快感を感じるおそれがあり、その対策が求められる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、屋外から屋内へ延びる換気通路を有する構成にあって、その換気通路を通じて屋外の騒音が屋内に入り込むのを抑制することで、建物内の人が不快感を感じるのを抑制することができる建物の換気システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の建物の換気システムは、屋外から屋内へと延びる換気通路を備え、その換気通路を通じて屋内の換気を行う建物の換気システムであって、前記換気通路を開閉する開閉装置と、屋外で騒音が発生しているか否かを判定する騒音判定手段と、その騒音判定手段により屋外で騒音が発生していると判定された場合に、前記換気通路を閉鎖するよう前記開閉装置を制御する開閉制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、屋外で騒音が発生した場合には、屋外から屋内へと延びる換気通路が開閉装置により閉鎖されるため、屋外の騒音が換気通路を通じて屋内に入り込むのを抑制することができる。これにより、屋外の騒音により建物内の人が不快感を感じるのを抑制することができる。
第2の発明の建物の換気システムは、第1の発明において、前記建物には、前記換気通路が通じている屋内空間が設けられ、その屋内空間における人の有無を検知する人検知手段を備え、前記開閉制御手段は、前記人検知手段により人が検知された場合に、前記換気通路を閉鎖するよう前記開閉装置を制御することを特徴とする。
屋外の騒音が換気通路を通じて屋内空間に入り込んだ場合でも、その屋内空間に人がいないときには騒音により人が不快感を感じる問題が生じない。そこで本発明では、その点に鑑み、換気通路が通じている屋内空間に人がいる場合に換気通路を閉鎖するようにしている。これにより、かかる屋内空間に人がいないにもかかわらず換気通路が閉鎖され、無駄に屋内空間の換気が停止されてしまうことを回避することができる。
第3の発明の建物の換気システムは、第2の発明において、前記換気通路は、屋外に通じる第1通路部と、その第1通路部よりも屋内側で分岐され互いに異なる前記屋内空間にそれぞれ通じる複数の第2通路部とを有しており、前記第1通路部及び前記各第2通路部を通じて屋外の空気が前記各屋内空間に取り込まれるようになっており、前記開閉装置は、前記各第2通路部ごとに設けられ、それぞれが前記第2通路部を開閉するようになってあり、前記人検知手段は、前記各屋内空間ごとに人の有無を検知し、前記開閉制御手段は、前記人検知手段による人の検知があった場合に、人の検知された前記屋内空間に通じる前記第2通路部を閉鎖するよう前記各開閉装置を制御することを特徴とする。
屋外の空気が第1通路部及び各第2通路部(つまり換気通路)を通じて複数の屋内空間に取り込まれる(供給される)構成では、屋外の騒音がそれら各通路部を介して各屋内空間に伝達されることが想定される。そこで本発明では、各第2通路部ごとに開閉装置を設けるとともに、各屋内空間のうち人の検知があった屋内空間に通じる第2通路部を開閉装置により閉鎖するようにしている。これにより、各屋内空間のうちいずれの屋内空間に人がいても、その屋内空間に騒音が伝達されるのを抑制することができる。
第4の発明の建物の換気システムは、第3の発明において、前記換気通路において前記各第2通路部への分岐部分よりも上流側に設けられ、当該換気通路を通じて屋外の空気を前記各屋内空間に搬送する換気装置と、前記換気装置の作動を制御する換気制御手段と、を備え、前記開閉制御手段は、前記人検知手段により人が検知された前記屋内空間が前記各屋内空間のうちの一部である場合には、その一部の屋内空間に通じる前記第2通路部を閉鎖し、かつそれ以外の屋内空間に通じる前記第2通路部を開放する一部開放処理を行うよう前記各開閉装置を制御し、前記換気制御手段は、前記開閉制御手段により前記一部開放処理が行われている場合には、前記換気装置を作動させることを特徴とする。
本発明によれば、各屋内空間のうち一部の屋内空間にのみ人がいる場合には、その一部の屋内空間に通じる第2通路部が閉鎖される一方、それ以外の第2通路部は開放される。そして、かかる第2通路部の一部開放状態において換気装置が作動される。この場合、開放された第2通路部を通じて屋外の空気が人のいない屋内空間に搬送されるため、屋内にいる人が屋外の騒音により不快感を感じるのを抑制しながら、屋内の換気を行うことが可能となる。
第5の発明の建物の換気システムは、第1の発明において、前記換気通路は、屋外に通じる第1通路部と、その第1通路部よりも屋内側で分岐され互いに異なる屋内空間にそれぞれ通じる複数の第2通路部とを有しており、前記第1通路部及び前記各第2通路部を通じて屋外の空気が前記各屋内空間に取り込まれるようになっており、前記開閉装置は、前記第1通路部を開閉するものであることを特徴とする。
屋外の空気が第1通路部及び各第2通路部(つまり換気通路)を通じて複数の屋内空間に取り込まれる(供給される)構成では、屋外の騒音がそれら各通路部を介して各屋内空間に伝達されることが想定される。そこで本発明では、第1通路部に開閉装置を設け、屋外で騒音が発生した場合にはその開閉装置により第1通路部を閉じるようにしている。この場合、屋外の騒音が第1通路部を通じて各第2通路部へ伝わるのを抑制することができるため、その結果、各第2通路部を通じて各屋内空間へ騒音が伝わるのを抑制することができる。これにより、一の開閉装置により複数の屋内空間への騒音の伝達を効果的に抑制することができる。
第6の発明の建物の換気システムは、第1乃至第5のいずれかの発明において、前記開閉装置は、前記換気通路内に設けられ当該換気通路を開閉する開閉体と、その開閉体を開閉駆動する開閉駆動部とを有し、前記開閉体は、吸音材を有して形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、換気通路内において同通路を開閉する開閉体が吸音材を有して形成されているため、開閉体による換気通路の閉鎖時に屋外の騒音が屋内に伝達されるのをより一層抑制することができる。
換気システムが設けられた建物を示す図。 開閉装置が設けられた給気グリル内の構成を示す縦断面図。 換気システムの電気的構成を示す図。 換気制御処理を示すフローチャート。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は、換気システムが設けられた建物を示す図である。
図1に示すように、住宅等の建物10は、一階部分11と二階部分12とを有する二階建ての建物となっている。一階部分11には、屋内空間として、居室14〜16や洗面室17等が設けられている。これら屋内空間14〜17の上方には天井裏空間18が設けられている。天井裏空間18は、一階部分11と二階部分12との間の階間に位置する階間空間として形成されている。
上記各屋内空間14〜17において隣り合う屋内空間同士は、仕切壁21により仕切られている。仕切壁21には、隣り合う屋内空間を連通する通気部22が形成されている。通気部22は、仕切壁21に通気口として形成されていたり、仕切壁21に設けられた出入口ドアのアンダーカットとして形成されていたりする。この通気部22を通じて隣り合う屋内空間の間で通気が可能となっている。
本実施形態の建物10には、一階部分11及び二階部分12にそれぞれ全館式の換気システムが設けられている。以下においては、これら換気システムのうち、一階部分11の換気システム30について説明する。なお、二階部分12にも、一階部分11と同様の換気システムが設けられている。
換気システム30は、一階部分11における複数の屋内空間を対象として換気を行うシステムとなっており、天井裏空間18に設置されている。換気システム30は、換気装置31を備える。換気装置31は、天井裏空間18において洗面室17の上方に設置されている。詳しくは、洗面室17の天井は居室14〜16の天井よりも低い位置に設定された下がり天井となっており、その下がり天井の上方に換気装置31が設置されている。
換気装置31には、取込ダクト32と排出ダクト33とが接続されている。取込ダクト32と排出ダクト33とはいずれも屋外に通じている。取込ダクト32は、その端部に屋外に開口された取込口32aを有し、排出ダクト33は、その端部に屋外に開口された排出口33aを有している。これら取込口32a及び排出口33aは建物10の外壁28に設けられ、上下に並んで配置されている。
換気装置31には、複数(本実施形態では4つ)の給気ダクト34が接続されている。各給気ダクト34はそれぞれ各居室14〜16に設けられた給気グリル36に接続されている。給気グリル36は、各居室14〜16の天井部にそれぞれ設けられ、詳しくは居室14の天井部には給気グリル36が複数(本実施形態では2つ)設けられ、各居室15,16の天井部には給気グリル36が1つだけ設けられている。また、洗面室17の天井部には、吸込グリル37が設けられている。吸込グリル37は、換気装置31と接続されている。
換気装置31は、取込ファン38と排出ファン39とを有している。取込ファン38が作動すると、取込ダクト32を介して屋外の空気(外気)が換気装置31に取り込まれ(導入され)、その取り込まれた空気が各給気ダクト34を介して各給気グリル36へ供給される。そして、それら供給された空気が各給気グリル36より居室14〜16に吹き出される。
なお、この場合、取込ダクト32(詳しくはその内部空間)により「第1通路部」が形成されている。また、給気ダクト34と、その給気ダクト34が接続されている給気グリル36と(詳しくはそれら両者34,36の内部空間)により給気通路部46(図2も参照)が形成され、その給気通路部46が「第2通路部」に相当する。この給気通路部46は、取込ダクト32(第1空間部)よりも下流側で分岐されて複数設けられ、それら複数の給気通路部46がそれぞれ居室14〜16に通じている。また、取込ダクト32(詳しくはその内部空間)及び各給気ダクト34(詳しくは給気通路部46)等により換気通路47が形成され、その換気通路47が屋外から屋内に延びている。また、各居室14〜16がそれぞれ「換気通路(第2通気部)が通じている屋内空間」に相当する。
上述したように、各給気グリル36より居室14〜16に吹き出された(供給された)空気は、その後、仕切壁21に形成された通気部22を通じて洗面室17へと流れ込む(還流する)。一階部分11には、各居室14〜16に供給された空気を洗面室17へと還流させる還流経路が各通気部22を含んで形成されている。そして、その還流経路を通じて各居室14〜16から洗面室17へと空気が還流するようになっている。
排出ファン39が作動すると、洗面室17へ流れ込んだ空気が吸込グリル37を介して換気装置31に取り込まれ、その取り込まれた空気が排出ダクト33を介して屋外へ排出される。このように、本換気システム30では、一階部分11において各居室14〜16の換気が行われるようになっている。
なお、本換気システム30では、基本的に、常時換気装置31による換気運転(つまり24時間換気運転)が行われるものとなっている。換気装置31の作動時(運転時)には、取込ファン38と排出ファン39とがいずれも作動状態となり、換気装置31の作動停止時には各ファン38,39の作動がいずれも停止されるようになっている。
また、図示は省略するが、換気装置31内には、取込ダクト32を介して換気装置31に取り込まれる屋外の空気と、吸込グリル37を介して換気装置31に取り込まれる屋内の空気との間で熱交換を行わせる熱交換器が設けられている。これにより、換気装置31から各給気ダクト34を介して居室14〜16へ供給される空気(外気)の温度をあらかじめ屋内の温度に近づけておくことが可能となっている。
ところで、上述した換気システム30では、取込ダクト32や各給気ダクト34により形成される換気通路47が屋外から屋内へと延びているため、屋外で騒音が発生した場合に、その騒音が換気通路47を通じて居室14〜16に入り込むおそれがある。そこで、本換気システム30では、そのような点に鑑み、屋外の騒音が換気通路47を通じて屋内に入り込むの抑制するための構成を設けており、以下においては、その構成について説明する。
各給気グリル36には、給気通路部46を開閉する開閉装置41が設けられている。図2には、この開閉装置41が設けられた給気グリル36内の構成が示されている。図2に示すように、開閉装置41は、給気グリル36内に設けられ給気通路部46を開閉する一対の開閉体42と、それら開閉体42を開閉駆動する開閉駆動部43(例えば電動モータ等)とを備える。開閉体42は、板状に形成され、軸部44を介して給気グリル36に回動可能に取り付けられている。各開閉体42は、その軸部44を中心とした回動により給気通路部46を開閉する構成となっている。つまり、各開閉体42は、給気通路部46を開放する開状態と、給気通路部46を閉鎖する閉状態(図2の一点鎖線を参照)とに移行可能となっており、各開閉体42の開状態においては、給気通路部46を通じた居室14〜16への空気の供給が許容される一方、各開閉体42の閉状態においては、給気通路部46を通じた居室14〜16への空気の供給が禁止されるようになっている。
このような構成では、各給気通路部46ごとに開閉装置41(開閉体42)により給気通路部46を個別に開閉することが可能となっている。これにより、一部の給気通路部46のみを開放させた状態で、換気装置31(取込ファン38,排出ファン39)を作動させることで、各居室14〜16のうち、当該一部の給気通路部46が通じる居室にのみ当該給気通路部46を通じて屋外の空気を供給することが可能となっている。
開閉体42は、金属製の板材からなる開閉体本体42aと、その開閉体本体42aの片面に重ねて設けられた板状の吸音材42bとを有している。吸音材42bは、吸音性能に優れる材料(素材)により形成され、例えば発泡ポリウレタンにより形成されている。吸音材42bは、開閉体42の閉状態において板面が給気通路部46の上流側(換言すると第1通路部側)を向くように配置されている。なお、開閉体42の構成は必ずしもかかる構成に限ることはなく、例えば開閉体42の全体を吸音材により形成してもよい。
次に、換気システム30の電気的構成について図1に加え図3に基づいて説明する。図3は換気システム30の電気的構成を示す図である。
建物10には、屋外の騒音を検知する騒音センサ52が設けられている。騒音センサ52は、建物10周辺で発生した騒音を検知するものであり、例えば建物10の外壁28に設けられている。詳しくは、騒音センサ52は、建物10の外周に設けられた各外壁28のうち、取込ダクト32の取込口32a及び排出ダクト33の排出口33aが設けられた外壁28(以下、外壁28aという)と同じ外壁28aに設けられ、より詳しくは取込口32a及び排出口33aの付近に配置されている。
建物10には、各居室14〜16にそれぞれ人検知センサ53が設けられている。人検知センサ53は、同センサ53が設けられた居室14〜16を検知対象として人の有無を検知するものである。なお、各居室14〜16の人検知センサ53が人検知手段に相当する。
図3に示すように、換気システム30は、開閉制御手段及び換気制御手段としてのコントローラ51を備える。コントローラ51は、CPU等を周知のマイクロコンピュータを主体に構成されており、例えば居室14の壁面に設けられている。
コントローラ51には、騒音センサ52と各人検知センサ53とが接続されている。コントローラ51には、これら各センサ52,53から逐次検知結果が入力される。また、コントローラ51には、換気装置31(取込ファン38及び排出ファン39)と各開閉装置41(開閉駆動部43)とが接続されている。コントローラ51は、上記各センサ52,53からの検知結果に基づき、換気装置31の作動を制御するとともに、各開閉装置41の開閉制御を行う。
次に、コントローラ51により実行される換気制御処理について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
図4に示すように、まずステップS11では、騒音センサ52からの検知結果に基づき、屋外で騒音が発生しているか否かを判定する(騒音判定手段に相当)。具体的には、騒音センサ52により検知された騒音値が所定値を超えた場合に屋外で騒音が発生していると判定し、騒音センサ52により検知された騒音値が所定値以下である場合に屋外で騒音が発生していないと判定する。屋外で騒音が発生している場合にはステップS12に進む。
ステップS12では、各人検知センサ53からの検知結果に基づいて、各居室14〜16のうちいずれかに人が存在しているか否かを判定する。いずれかの居室14〜16に人が存在している場合にはステップS13に進む。
ステップS13では、各居室14〜16のうち、一部の居室にのみ人が存在しているのか、又はすべての居室14〜16に人が存在しているのかを判定する。一部の居室にのみ人が存在している場合にはステップS14に進み、人が存在している居室がいずれの居室であるのかを特定する。
ステップS15では、一部開放処理を行う。この処理では、各開閉装置41のうち、ステップS14で特定した居室(つまり人が存在する居室)に通じる給気通路部46(以下、この符号にXに付す)の開閉装置41(以下、この符号にXを付す)に閉信号を出力する。これにより、当該開閉装置41Xの開閉駆動部43により開閉体42が閉状態とされ、給気通路部46Xが閉鎖される。つまり、この場合、人が存在する居室に通じる給気通路部46Xが閉鎖される。
また、一部開放処理では、各開閉装置41のうち、上記開閉装置41X以外の開閉装置41(以下、この符号にYを付す)に開信号を出力する。これにより、当該開閉装置41Yの開閉駆動部43により開閉体42が開状態とされ、給気通路部46(以下、この符号にYを付す)が開放される。つまり、この場合、人が存在しない居室に通じる給気通路部46Yが開放される。
続くステップS16では、換気装置31に作動信号を出力することで、換気装置31を作動させる。これにより、各給気通路部46のうち、上記開放された給気通路部46Yを通じて屋外の空気が居室に、つまり人の存在しない居室に供給される。なお、このときすでに、換気装置31が作動中である場合にはその作動を継続させる。その後、本処理を終了する。
先のステップS13において、すべての居室14〜16に人が存在している場合にはステップS17に進む。ステップS17では、換気装置31に対する作動信号の出力を停止することで、換気装置31の作動を停止させる。これにより、各居室14〜16への屋外の空気の供給が停止される。なお、このときすでに、換気装置31の作動が停止中である場合にはその停止状態を継続させる。
続くステップS18では、全部閉鎖処理を行う。この処理では、各開閉装置41のすべてに閉信号を出力する。これにより、各開閉装置41によりすべての給気通路部46が閉鎖される。その後、本処理を終了する。
上述したステップS11において屋外で騒音が発生していない場合、又は、上述のステップS12においていずれの居室14〜16にも人が存在しない場合にはステップS19に進む。ステップS19では、全部開放処理を行う。この処理では、各開閉装置41のすべてに開信号を出力する。これにより、各開閉装置41によりすべての給気通路部46が開放状態とされる。続くステップS16では、換気装置31を作動させる。これにより、各給気通路部46それぞれを通じて屋外の空気が各居室14〜16に供給される。その後、本処理を終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
屋外で騒音が発生した場合に、屋外から屋内(各居室14〜16)へと延びる換気通路47(詳しくは給気通路部46)を開閉装置41により閉鎖するようにしたため、屋外の騒音が換気通路47を通じて居室14〜16に入り込むのを抑制することができる。これにより、屋外の騒音により居室14〜16にいる人が不快感を感じるのを抑制することができる。
屋外の騒音が換気通路47を通じて居室14〜16に入り込む場合でも、その居室14〜16に人がいないときには騒音により人が不快感を感じる問題が生じない。そこで、上記の実施形態では、その点に鑑み、換気通路47が通じている居室14〜16に人がいる場合に換気通路47を閉鎖するようにしている。これにより、居室14〜16に人がいないにもかかわらず換気通路47が閉鎖され、無駄に屋内の換気が停止されてしまうことを回避することができる。
具体的には、換気通路47は、屋外に通じる取込ダクト32(そのダクト内が第1通路部に相当)よりも下流側で分岐された複数の給気通路部46(第2通路部に相当)を有しており、それら給気通路部46が各居室14〜16に通じている。そして、このような構成にあって、各給気通路部46ごとに同通路部46を開閉する開閉装置41を設け、各居室14〜16のうち人の検知された居室に通じる給気通路部46を開閉装置41により閉鎖するようにした。これにより、各居室14〜16のうちいずれの居室に人がいても、その居室に屋外の騒音が伝達されるのを抑制することができる。
また、各居室14〜16のうち一部の居室にのみ人がいる場合には、その一部の居室に通じる給気通路部46を開閉装置41により閉鎖し、それ以外の給気通路部46を開閉装置41により開放するようにした。そして、かかる給気通路部46の一部開放状態において換気装置31を作動するようにした。この場合、開放された給気通路部46を通じて屋外の空気が人のいない居室に搬送されるため、居室にいる人が屋外の騒音により不快感を感じるのを抑制しながら、屋内の換気を行うことが可能となる。
開閉装置41において、給気通路部46(ひいては換気通路47)に設けられ同通路部46を開閉する開閉体42を吸音材42bを有して形成した。これにより、開閉体42による給気通路部46の閉鎖時に、屋外の騒音が居室14〜16に伝達されるのをより一層抑制することができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
・上記実施形態では、各給気通路部46(各第2通路部)ごとに開閉装置41を設けたが、これを変更して、開閉装置を例えば取込ダクト32(その内部が第1通路部に相当)に設け、その取込ダクト32を開閉装置により開閉する構成としてもよい。かかる構成では、屋外で騒音が発生した場合に、取込ダクト32内を開閉装置により閉鎖することになる。この場合、取込ダクト32内が閉鎖されることで、その取込ダクト32内を通じて屋外の騒音が各給気通路部46に入り込むのを抑制することができ、その結果、それら各給気通路部46を介して屋外の騒音が居室14〜16に伝わるのを抑制することができる。つまり、この場合、一の開閉装置により各居室14〜16すべてに屋外の騒音が伝わるのを効果的に抑制することができる。また、この場合、開閉装置を1つだけ設ければよいため、上記実施形態の換気システム30と比べ、開閉装置の設置に関するコスト低減等を図ることもできる。
・上記実施形態では、開閉装置41を給気グリル36に設けたが、給気ダクト34の途中に設けてもよい。その場合にも、開閉装置41により給気通路部46を開閉することが可能である。また、開閉装置41の構成は必ずしも上記実施形態の構成に限定されることはなく、例えば開閉体42をスライド式にして、そのスライドにより給気通路部46を開閉する構成としてもよい。また、開閉体42は必ずしも吸音材42bを有して形成することはなく、吸音材を有さない構成としてもよい。
・上記実施形態では、各給気通路部46が通じている複数の屋内空間がいずれも居室14〜16(居室空間)となっていたが、各給気通路部46が通じている複数の屋内空間の少なくとも一部が廊下や洗面室等の非居室空間となっていてもよい。
・上記実施形態では、洗面室17の空気が吸込グリル37を介して換気装置31に取り込まれ、その取り込まれた空気が排出ダクト33を介して屋外へ排出されるようになっている。そのため、排出ダクト33及び吸込グリル37等(詳しくはこれら両者33,37の内部空間等)により「屋外から屋内へと延びる換気通路」が形成されている。このため、この換気通路を介して屋外の騒音が屋内に入り込むことも想定される。そこで、上記実施形態の構成において、当該換気通路を開閉する開閉装置を設けるようにしてもよい。例えば、かかる開閉装置を、吸込グリル37に設けることが考えられる。かかる構成においても、屋外で騒音が発生した場合に、当該換気通路を開閉装置により閉鎖すれば、屋外の騒音が洗面室17に入り込むのを抑制することができる。
・開閉装置41を個別に開閉操作できる操作部を設けてもよい。その場合、例えばいずれかの居室14〜16で夜間にピアノを弾いたり大音量で映画を鑑賞したりする際、その居室に通じる給気通路部46の開閉装置41を操作部の操作により閉状態とすることで、当該給気通路部46を通じてピアノや映画の音が居室から屋外に漏れ出てしまうのを抑制することができる。そのため、夜間等においても近隣に迷惑をかけることなく、ピアノを弾いたりすることが可能となる。
・上記実施形態では、換気システム30が複数の屋内空間(居室14〜16)に屋外の空気を供給する全館式の換気システムとなっていたが、換気システムとしては、一の屋内空間にのみ屋外の空気を供給する構成のものもある。そこで、そのような換気システムに本発明を適用するようにしてもよい。
10…建物、14〜16…居室、30…換気システム、41…開閉装置、42…開閉体、42b…吸音材、43…開閉駆動部、46…第2通路部としての給気通路部、47…換気通路、51…開閉制御手段及び換気制御手段としてのコントローラ、53…人検知センサ。

Claims (6)

  1. 屋外から屋内へと延びる換気通路を備え、その換気通路を通じて屋内の換気を行う建物の換気システムであって、
    前記換気通路を開閉する開閉装置と、
    屋外で騒音が発生しているか否かを判定する騒音判定手段と、
    その騒音判定手段により屋外で騒音が発生していると判定された場合に、前記換気通路を閉鎖するよう前記開閉装置を制御する開閉制御手段と、
    を備えることを特徴とする建物の換気システム。
  2. 前記建物には、前記換気通路が通じている屋内空間が設けられ、
    その屋内空間における人の有無を検知する人検知手段を備え、
    前記開閉制御手段は、前記人検知手段により人が検知された場合に、前記換気通路を閉鎖するよう前記開閉装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の建物の換気システム。
  3. 前記換気通路は、屋外に通じる第1通路部と、その第1通路部よりも屋内側で分岐され互いに異なる前記屋内空間にそれぞれ通じる複数の第2通路部とを有しており、
    前記第1通路部及び前記各第2通路部を通じて屋外の空気が前記各屋内空間に取り込まれるようになっており、
    前記開閉装置は、前記各第2通路部ごとに設けられ、それぞれが前記第2通路部を開閉するようになってあり、
    前記人検知手段は、前記各屋内空間ごとに人の有無を検知し、
    前記開閉制御手段は、前記人検知手段による人の検知があった場合に、人の検知された前記屋内空間に通じる前記第2通路部を閉鎖するよう前記各開閉装置を制御することを特徴とする請求項2に記載の建物の換気システム。
  4. 前記換気通路において前記各第2通路部への分岐部分よりも上流側に設けられ、当該換気通路を通じて屋外の空気を前記各屋内空間に搬送する換気装置と、
    前記換気装置の作動を制御する換気制御手段と、を備え、
    前記開閉制御手段は、前記人検知手段により人が検知された前記屋内空間が前記各屋内空間のうちの一部である場合には、その一部の屋内空間に通じる前記第2通路部を閉鎖し、かつそれ以外の屋内空間に通じる前記第2通路部を開放する一部開放処理を行うよう前記各開閉装置を制御し、
    前記換気制御手段は、前記開閉制御手段により前記一部開放処理が行われている場合には、前記換気装置を作動させることを特徴とする請求項3に記載の建物の換気システム。
  5. 前記換気通路は、屋外に通じる第1通路部と、その第1通路部よりも屋内側で分岐され互いに異なる屋内空間にそれぞれ通じる複数の第2通路部とを有しており、
    前記第1通路部及び前記各第2通路部を通じて屋外の空気が前記各屋内空間に取り込まれるようになっており、
    前記開閉装置は、前記第1通路部を開閉するものであることを特徴とする請求項1に記載の建物の換気システム。
  6. 前記開閉装置は、前記換気通路内に設けられ当該換気通路を開閉する開閉体と、その開閉体を開閉駆動する開閉駆動部とを有し、
    前記開閉体は、吸音材を有して形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の建物の換気システム。
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