JP7041596B2 - 空調システム - Google Patents
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Description
前記ケーシング内に設けられ、還気が取り込まれる還気側風路と、
前記外気側風路に配置されて通風空気の潜熱を処理可能な潜熱処理部と、
前記還気側風路に配置されて通風空気の顕熱を処理可能な顕熱処理部と、
前記外気側風路及び前記還気側風路に外気及び還気を取り込み、その取り込んだ外気及び還気を前記潜熱処理部及び前記顕熱処理部に通風させた後に混合して空調対象空間に供給可能な共通のファンと、
前記ケーシング内に設けられ、前記外気側風路における前記潜熱処理部よりも上流側と、前記還気側風路における前記顕熱処理部よりも上流側とを連通可能なバイパス路と、
前記バイパス路に配置されてバイパス風量を調整可能なバイパス風量調整部と、
前記ケーシング内における前記バイパス路よりも空気通流方向の下流側に配置されて前記顕熱処理部への通風抵抗と前記潜熱処理部への通風抵抗との相対関係を調整可能な通風抵抗調整部と、
前記バイパス風量調整部及び前記通風抵抗調整部を作動制御して、前記外気側風路に取り込まれた外気の一部を、前記バイパス路を通して前記還気側風路に導入する外気バイパス状態と、前記還気側風路に取り込まれた還気の一部を、前記バイパス路を通して前記外気側風路に導入する還気バイパス状態とを切替可能なバイパス状態切替制御部とが備えられ、
前記通風抵抗調整部として、前記ケーシング内の前記還気側風路における前記バイパス路の連通箇所よりも下流側に配置されて前記顕熱処理部の通風量を調整可能な第1風量調整部が備えられ、前記ケーシング内の前記外気側風路における前記バイパス路の連通箇所よりも下流側に配置されて前記潜熱処理部の通風量を調整する第2風量調整部が更に備えられ、
前記バイパス状態切替制御部は、前記バイパス路を通して通風可能となるように前記バイパス風量調整部を作動させ、且つ、前記潜熱処理部への通風抵抗が前記顕熱処理部への通風抵抗よりも大きくなるように前記第1風量調整部及び第2風量調整部を作動させて、前記外気バイパス状態を現出し、前記バイパス路を通して通風可能となるように前記バイパス風量調整部を作動させ、且つ、前記顕熱処理部への通風抵抗が前記潜熱処理部への通風抵抗よりも大きくなるように前記第1風量調整部及び第2風量調整部を作動させて、前記還気バイパス状態を現出する点にある。
前記還気側風路における前記バイパス路の連通箇所よりも下流側に配置される還気側フィルタと、が備えられ、
前記外気側フィルタが、前記還気側フィルタよりも捕集率が高くて圧力損失が大きいフィルタにて構成されている点にある。
この空調システム100は、図1に示すように、建物の居室等の空調対象空間1の空調を行う各種の機器が内蔵されたケーシング2と、ケーシング2に接続された複数のダクト3~5と、空調システム100の運転を制御する運転制御部40等が備えられている。ケーシング2に接続されたダクト3~5として、外気OAをケーシング2内に供給可能な外気ダクト3と、空調対象空間1からの還気RAをケーシング2内に供給可能な還気ダクト4と、ケーシング2内にて空調された空気を給気SAとして空調対象空間1に供給可能な給気ダクト5とが備えられている。
バイパス状態切替制御部41は、バイパス路33を通して通風可能となるようにバイパス風量調整部34を作動させるだけでなく、潜熱処理部12への通風抵抗が顕熱処理部22への通風抵抗よりも大きくなるように第1風量調整部26及び第2風量調整部16を作動させて、外気バイパス状態を現出している。バイパス状態切替制御部41は、例えば、バイパス風量調整部34を全開状態に作動させ、且つ、第1風量調整部26及び第2風量調整部16の開度を外気バイパス用設定開度に開作動させている。このように、バイパス状態切替制御部41は、第1風量調整部26及び第2風量調整部16を外気バイパス用設定開度に開作動させることで、潜熱処理部12への通風抵抗が顕熱処理部22への通風抵抗よりも大きくなり、外気OAの一部を還気側風路21に適切に導入することができ、外気バイパス状態に適切に切り替えることができる。
外気側フィルタ15での圧力損失が還気側フィルタ25での圧力損失よりも大きい場合には、潜熱処理部12への通風抵抗が顕熱処理部22への通風抵抗よりも大きくなる傾向にある。また、潜熱処理部12での圧力損失が顕熱処理部22での圧力損失よりも大きい場合には、潜熱処理部12への通風抵抗が顕熱処理部22への通風抵抗よりも大きくなる傾向にある。このように、潜熱処理部12への通風抵抗と顕熱処理部22への通風抵抗との大小関係は、外気側フィルタ15での圧力損失と還気側フィルタ25での圧力損失との大小関係、及び、潜熱処理部12での圧力損失と顕熱処理部22での圧力損失との大小関係等に対して一定の関係性を有している。
バイパス状態切替制御部41は、バイパス路33を通して通風可能となるようにバイパス風量調整部34を作動させるだけでなく、顕熱処理部22への通風抵抗が潜熱処理部12への通風抵抗よりも大きくなるように第1風量調整部26及び第2風量調整部16を作動させて、還気バイパス状態を現出している。バイパス状態切替制御部41は、例えば、バイパス風量調整部34を全開状態に作動させ、且つ、第1風量調整部26及び第2風量調整部16の開度を還気バイパス用設定開度に開作動させている。このように、バイパス状態切替制御部41は、第1風量調整部26及び第2風量調整部16を還気バイパス用設定開度に開作動させることで、顕熱処理部22への通風抵抗が潜熱処理部12への通風抵抗よりも大きくなり、還気RAの一部を外気側風路11に適切に導入することができ、還気バイパス状態に適切に切り替えることができる。
まず、運転制御部40のバイパス状態切替制御部41は、空調対象空間1の顕熱負荷が下限以下となっているか否かを判別している。温度センサ7の検出温度である室内温度が温度下限以下であると、空調対象空間1の顕熱負荷が下限以下であるとして、バイパス状態切替制御部41が、外気バイパス状態に切り替える(ステップ#11のNoの場合、ステップ#12)。バイパス状態切替制御部41は、温度センサ7の検出温度である室内温度が設定温度よりも大きくなるまで、外気バイパス状態に切り替えた状態を維持する(ステップ#13のYesの場合)。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、図1に示すように、潜熱処理部12及び顕熱処理部22に熱源から熱媒体を供給するために、潜熱側循環供給路13と顕熱側循環供給路23とを備えて、熱源に対して潜熱処理部12と顕熱処理部22とを並列状態で接続している。
2 ケーシング
11 外気側風路
12 潜熱処理部
15 外気側フィルタ
16 第2風量調整部
21 還気側風路
22 顕熱処理部
25 還気側フィルタ
26 第1風量調整部
31 共通のファン
33 バイパス路
34 バイパス風量調整部
35 通風抵抗調整部
41 バイパス状態切替制御部
Claims (3)
- ケーシング内に設けられ、外気が取り込まれる外気側風路と、
前記ケーシング内に設けられ、還気が取り込まれる還気側風路と、
前記外気側風路に配置されて通風空気の潜熱を処理可能な潜熱処理部と、
前記還気側風路に配置されて通風空気の顕熱を処理可能な顕熱処理部と、
前記外気側風路及び前記還気側風路に外気及び還気を取り込み、その取り込んだ外気及び還気を前記潜熱処理部及び前記顕熱処理部に通風させた後に混合して空調対象空間に供給可能な共通のファンと、
前記ケーシング内に設けられ、前記外気側風路における前記潜熱処理部よりも上流側と、前記還気側風路における前記顕熱処理部よりも上流側とを連通可能なバイパス路と、
前記バイパス路に配置されてバイパス風量を調整可能なバイパス風量調整部と、
前記ケーシング内における前記バイパス路よりも空気通流方向の下流側に配置されて前記顕熱処理部への通風抵抗と前記潜熱処理部への通風抵抗との相対関係を調整可能な通風抵抗調整部と、
前記バイパス風量調整部及び前記通風抵抗調整部を作動制御して、前記外気側風路に取り込まれた外気の一部を、前記バイパス路を通して前記還気側風路に導入する外気バイパス状態と、前記還気側風路に取り込まれた還気の一部を、前記バイパス路を通して前記外気側風路に導入する還気バイパス状態とを切替可能なバイパス状態切替制御部とが備えられ、
前記通風抵抗調整部として、前記ケーシング内の前記還気側風路における前記バイパス路の連通箇所よりも下流側に配置されて前記顕熱処理部の通風量を調整可能な第1風量調整部が備えられ、前記ケーシング内の前記外気側風路における前記バイパス路の連通箇所よりも下流側に配置されて前記潜熱処理部の通風量を調整する第2風量調整部が更に備えられ、
前記バイパス状態切替制御部は、前記バイパス路を通して通風可能となるように前記バイパス風量調整部を作動させ、且つ、前記潜熱処理部への通風抵抗が前記顕熱処理部への通風抵抗よりも大きくなるように前記第1風量調整部及び第2風量調整部を作動させて、前記外気バイパス状態を現出し、前記バイパス路を通して通風可能となるように前記バイパス風量調整部を作動させ、且つ、前記顕熱処理部への通風抵抗が前記潜熱処理部への通風抵抗よりも大きくなるように前記第1風量調整部及び第2風量調整部を作動させて、前記還気バイパス状態を現出する空調システム。 - 前記外気側風路における前記バイパス路の連通箇所よりも下流側に配置される外気側フィルタと、
前記還気側風路における前記バイパス路の連通箇所よりも下流側に配置される還気側フィルタと、が備えられ、
前記外気側フィルタが、前記還気側フィルタよりも捕集率が高くて圧力損失が大きいフィルタにて構成されている請求項1に記載の空調システム。 - 前記バイパス状態切替制御部は、空調対象空間の顕熱負荷及び潜熱負荷を取得し、取得した空調対象空間の顕熱負荷が下限以下になると前記外気バイパス状態に切り替え、取得した空調対象空間の潜熱負荷が上限以上になると前記還気バイパス状態に切り替える請求項1又は2に記載の空調システム。
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JP2018120484A JP7041596B2 (ja) | 2018-06-26 | 2018-06-26 | 空調システム |
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- 2018-06-26 JP JP2018120484A patent/JP7041596B2/ja active Active
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