JP2001082763A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2001082763A
JP2001082763A JP25963299A JP25963299A JP2001082763A JP 2001082763 A JP2001082763 A JP 2001082763A JP 25963299 A JP25963299 A JP 25963299A JP 25963299 A JP25963299 A JP 25963299A JP 2001082763 A JP2001082763 A JP 2001082763A
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    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1405Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification in which the humidity of the air is exclusively affected by contact with the evaporator of a closed-circuit cooling system or heat pump circuit

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏期および中間期に再熱なしで除湿ができ、
きめ細かく温度制御ができる省エネルギーでコンパクト
な空気調和装置を提供する。 【解決手段】 ケーシング32に還気系に連通する還気
通風路35と外気系に連通する外気通風路38とを形成
し、還気通風路35と外気通風路38に連通する送風機
室40にファン43を配置し、還気通風路35と外気通
風路38との間の仕切壁39にダンパ49を設け、各通
風路にエアフィルタ50、51、56を設け、還気通風
路35のエアフィルタ50、51の下流側に2個以上の
熱交換コイル53、54、55を段積み設置し、外気通
風路のエアフィルタの下流側に1個以上の熱交換コイル
57を段積み設置するとともに、その下流側に加湿器5
8を設置し、各熱交換コイル53、54、55、57に
冷水もしくは温水を供給する冷温水配管の戻り管60
に、各熱交換コイル毎に冷温水量を制御するバルブ61
a、61b,61c、61dを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、夏期および中間期に再熱なしで除湿ができ、きめ細
かく温度制御ができる省エネルギーでコンパクトな空気
調和装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置としては、例えば図
9に示すものがある。図9において、空気調和装置1の
本体ケーシング2は、上流側部位に還気ダクト3を接続
する還気口4および外気ダクト5を接続する外気口6を
形成し、下流側部位に給気ダクト7を接続する給気口8
を形成しており、内部に上流側から順次に外気・還気混
合室9、調整室10、送風機室11を有している。
【0003】外気・還気混合室9にはエアフィルタ12
を配置し、調整室10には上流側から順次に冷却コイル
13、加熱(再熱)コイル14、加湿器15を配置し、
送風機室11にはファン16を配置している。冷却コイ
ル13には冷水送り管17および冷水戻り管18を接続
し、冷水戻り管18に冷水バルブ19を介装しており、
加熱コイル14には温水送り管20および温水戻り管2
1を接続し、温水戻り管21に温水バルブ22を介装し
ており、加湿器15には蒸気バルブ23を介装した蒸気
供給管24を接続している。
【0004】この構成において、外気・還気混合室9に
は還気ダクト3を通して還気が流入し、外気ダクト5を
通して外気が流入する。外気・還気混合室9で混合した
空気は、エアフィルタ12を通って調整室10へ流入
し、冷却コイル13、加熱コイル14、加湿器15を通
る間に温度および湿度が調整されて後に、送風機室11
からファン16によって給気ダクト7へ送風される。
【0005】他の空気調和装置としては、実開昭58−
103630号に開示するものがある。この空気調和装
置は、ケーシング内に還気の通風路と外気の通風路をそ
れぞれ別途に形成し、各通風路に対応するダンパの開度
を制御することによって、還気と外気の混合割合を調整
して混合気を形成し、この混合気を熱交換器において過
冷却除湿して後に送風機室へ供給する一方で、還気の一
部は熱交換器を通さずにバイパスして送風機室へ供給
し、送風機室で両者を混合して温度を調整して後にファ
ンによって送風している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した図9に示す構
成において、除湿運転は空気(混合気)を冷却コイル1
3で過冷却除湿し、加熱(再熱)コイル14で、室内の
冷房負荷に応じた給気温度に加熱するので、冷却・再熱
に膨大なエネルギーが必要である。また、空気の冷却・
再熱における温度は、夫々1基の冷却コイル13および
加熱コイル14で制御しているので、特に低負荷時のき
め細かな温度制御ができない。
【0007】実開昭58−103630号に示す構成に
おいて、除湿運転は還気をバイパスさせて再熱に利用し
ているので、エネルギーの無駄はないが、1つのコイル
で過冷却除湿しているので、低負荷時の除湿量に限界が
あり、きめ細かな温度制御ができない。また、還気のバ
イパス通路を設けるためにケーシング内に余分のスペー
スが必要である。
【0008】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、夏期および中間期に再熱なしで除湿ができ、きめ細
かく温度制御ができる省エネルギーでコンパクトな空気
調和装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の空気調和装置は、ケーシン
グ内の上流側領域に還気系に連通する還気通風路と外気
系に連通する外気通風路とを形成し、下流側領域に還気
通風路と外気通風路に連通する送風機室を形成し、送風
機室にファンを配置し、還気通風路と外気通風路との間
の仕切壁にダンパを設け、各通風路のダンパの下流側に
エアフィルタを設け、還気通風路のエアフィルタの下流
側に2個以上の熱交換コイルを段積み設置し、外気通風
路のエアフィルタの下流側に1個以上の熱交換コイルを
段積み設置するとともに、その下流側に加湿器を設置
し、各熱交換コイルに冷水もしくは温水を供給する冷温
水配管に、各熱交換コイル毎に冷温水量を制御するバル
ブを設けたものである。
【0010】請求項2に係る本発明の空気調和装置は、
ケーシング内の上流側領域に複数の還気通風路と外気通
風路とを形成し、下流側領域に各還気通風路と外気通風
路に連通する送風機室を形成し、送風機室にファンを配
置し、外気通風路に外気系を接続するとともに、外気通
風路から最も離れて位置する還気通風路に還気系を接続
し、隣接する還気通風路間の仕切壁にダンパを設け、外
気通風路と外気通風路に隣接する還気通風路との間の仕
切壁にダンパを設け、各通風路のダンパの下流側にエア
フィルタを設け、各還気通風路のエアフィルタの下流側
に1個以上の熱交換コイルを段積み設置し、外気通風路
のエアフィルタの下流側に1個以上の熱交換コイルを段
積み設置し、外気通風路および外気通風路に隣接する還
気通風路における熱交換コイルの下流側に加湿器を設置
し、各熱交換コイルに冷水もしくは温水を供給する冷温
水配管に、各熱交換コイル毎に冷温水量を制御するバル
ブを設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施の形態における空気
調和装置を使用する空気調和システムの全体構造を示す
ものである。図1において、空気調和装置31のケーシ
ング32の上流側領域には、還気口33を通して還気ダ
クト34に連通する還気通風路35と、外気口36を通
して外気ダクト37に連通する外気通風路38とを仕切
壁39を隔てた位置に並行して形成している。ケーシン
グ32の下流側領域には、還気通風路35と外気通風路
38に連通する送風機室40を形成し、送風機室40に
給気口41を通して給気ダクト42に連通するファン4
3を配置している。
【0012】還気ダクト34は空調対象室(図示省略)
に連通し、途中に還気送風機44および還気ダンパ45
を有しており、還気ダンパ45の上流側に排気ダンパ4
6を有する排気ダクト47が接続している。外気ダクト
37には外気ダンパ48を設けている。図2に示すよう
に、還気通風路35と外気通風路38とを仕切る仕切壁
39には調整ダンパ49を設けている。還気通風路35
には調整ダンパ49より下流側に複数のエアフィルタ5
0、51を設け、エアフィルタ50、51の下流側に、
段積み設置する2個以上の、本実施の形態においては3
個の熱交換コイル53、54、55を配置している。外
気通風路38には調整ダンパ49より下流側にエアフィ
ルタ56を設け、エアフィルタ56の下流側に、段積み
設置する1個以上の、本実施の形態においては1個の熱
交換コイル57を配置し、その下流側に加湿器58を設
置している。
【0013】冷水もしくは温水を供給する冷温水配管の
送り管59は、分岐管59a、59b、59c、59d
を介して各熱交換コイル53、54、55、57に接続
し、戻り管60は分岐管60a、60b、60c、60
dを介して各熱交換コイル53、54、55、57に接
続し、戻り管60の分岐管60a、60b、60c、6
0dに各熱交換コイル53、54、55、57に供給す
る冷温水量を制御する電動バルブ61a、61b、61
c、61dを設けている。加湿器58には電動バルブ6
2を介して蒸気供給管63を接続している。
【0014】以下、上記した構成における作用を説明す
る。図3の(a)に示すように、通常運転時には、調整
ダンパ49を全閉し、還気ダンパ45、排気ダンパ46
および外気ダンパ48を所定開度に調整する。この状態
で、還気送風機44によって空調対象室から戻る還気
は、一部が排気ダクト47を通って系外へ排出され、大
部分が還気ダクト34を通して還気口33から還気通風
路35へ流入する。還気通風路35を流れる還気はエア
フィルタ50、51、熱交換コイル53、54、55を
通って送風機室40へ流入する。
【0015】外気ダクト37を通して外気口36から外
気通風路38へ流入する外気は、エアフィルタ56、熱
交換コイル57を通って送風機室40へ流入する。送風
機室40において還気と外気を混合し、混合気を送風機
室40からファン43によって給気ダクト42へ送気す
る。図3の(b)に示すように、ウォーミングアップ運
転時には、調整ダンパ49を全開し、排気ダンパ46お
よび外気ダンパ48を全閉し、還気ダンパ45を所定開
度に調整する。この状態で、還気送風機44によって空
調対象室から戻る還気は、その全部が還気ダクト34を
通して還気口33から還気通風路35へ流入し、調整ダ
ンパ49を通って外気通風路38へ分流する。還気通風
路35を流れる還気はエアフィルタ50、51、熱交換
コイル53、54、55を通って送風機室40へ流入
し、外気通風路38を流れる還気はエアフィルタ56、
熱交換コイル57を通って送風機室40へ流入し、送風
機室40からファン43によって給気ダクト42へ送気
される。
【0016】図4の(a)に示すように、外気冷房運転
時には、排気ダンパ46および調整ダンパ49を全開
し、還気ダンパ45を全閉し、外気ダンパ48を所定開
度に調整する。この状態で、外気ダクト37を通して外
気口36から外気通風路38へ流入する外気は、調整ダ
ンパ49を通って還気通風路35へ分流する。還気通風
路35を流れる外気はエアフィルタ50、51、熱交換
コイル53、54、55を通って送風機室40へ流入
し、外気通風路38を流れる外気はエアフィルタ56、
熱交換コイル57を通って送風機室40へ流入し、送風
機室40からファン43によって給気ダクト42へ送気
される。
【0017】図4の(b)に示すように、外気量を少な
くして運転する時には、調整ダンパ49を適当な中間開
度に調整し、還気ダンパ45および外気ダンパ48を所
定開度に調整して、還気ダクト34から還気通風路35
へ流入する風圧を、外気ダクト37から外気通風路38
へ流入する風圧よりも大きくする。この状態において、
還気ダクト34から還気通風路35へ流入する還気を調
整ダンパ49を通して外気通風路38へ分流し、還気ダ
クト34から流入する還気を還気通風路35および外気
通風路38を通して送風機室40へ供給し、外気を外気
通風路38において還気と混合して送風機室40へ供給
する。還気通風路35を流れる還気はエアフィルタ5
0、51、熱交換コイル53、54、55を通って送風
機室40へ流入し、外気通風路38を流れる還気および
外気は、エアフィルタ56、熱交換コイル57を通って
送風機室40へ流入する。両系統の空気を送風機室40
において混合し、混合気を送風機室40からファン43
によって給気ダクト42へ送気する。
【0018】夏期の除湿運転(冷房の低負荷時)を行な
う時には、還気通風路35の熱交換コイル53、54、
55に対応する電動バルブ61a、61b、61cを閉
栓する。この状態において、外気通風路38を流れる空
気(外気)は、熱交換コイル57によって過冷却除湿し
て後に送風機室40へ流入し、還気通風路35を流れる
空気(還気)は、熱交換コイル53、54、55におい
て冷却されることなく送風機室40へ流入し、その熱量
によって外気通風路38を通って送風機室40へ流入す
る空気(外気)を再熱する。
【0019】このため、冷却・再熱に要するエネルギー
の無駄がなくなり、かつ従来のようにバイパス通路を設
けるための余分なスペースが不要となる。しかも、室内
の冷房負荷が大きくなるに従って、還気通風路35に配
置した複数の熱交換コイル53、54、55の各電動バ
ルブ61a、61b、61cを、外気口36に近い熱交
換コイルのものから順次に開閉操作し、還気通風路35
を通って送風機室40へ流入する空気の温度および湿度
を適宜に変化させることにより、外気通風路38を通っ
た空気と混合して供給する空気の温度制御をきめ細かく
行なうことができ、高い除湿性能を得ることができる。
また、特別に湿度制御を行なわずとも、温度制御のみで
湿度を快適値に近づけることができる。
【0020】図5は本発明の他の実施の形態を示すもの
である。図5において、ケーシング32の上流側領域に
は、複数(本実施の形態においては2つ)の還気通風路
71、72と外気通風路38とを形成している。外気通
風路38から離れて位置する還気通風路71に還気口3
3を介して還気ダクト34を接続し、隣接する還気通風
路71、72の間の仕切壁73に第2調整ダンパ74を
設け、外気通風路38と外気通風路38に隣接する還気
通風路72との間の仕切壁39に第1調整ダンパ49を
設けている。
【0021】各還気通風路71、72に第2調整ダンパ
74の下流側においてそれぞれエアフィルタ50、51
を設け、各還気通風路71、72におけるエアフィルタ
50、51の下流側に、それぞれ1個以上の熱交換コイ
ル75、76、77を段積み設置している。冷水もしく
は温水を供給する冷温水配管の送り管59は、分岐管5
9a、59b、59c、59dを介して各熱交換コイル
75、76、77、57に接続し、戻り管60は分岐管
60a、60b、60c、60dを介して各熱交換コイ
ル75、76、77、57に接続し、戻り管60の分岐
管60a、60b、60c、60dに各熱交換コイル7
5、76、77、57へ供給する冷温水量を制御する電
動バルブ61a、61b、61c、61dを設けてい
る。
【0022】加湿器58a、58bには電動バルブ62
a、62bを介して蒸気供給管63を接続している。こ
の構成においては、図6の(a)に示すように、通常運
転時には、第1調整ダンパ49を全閉し、第2調整ダン
パ74を全開し、還気ダンパ45、排気ダンパ46およ
び外気ダンパ48を所定開度に調整する。この状態で、
還気送風機44によって空調対象室から戻る還気は、一
部が排気ダクト47を通って系外へ排出され、大部分が
還気ダクト34を通して還気口33から還気通風路71
へ流入し、さらに第2調整ダンパ74を通って還気通風
路72へ流入する。還気通風路71、72を流れる還気
は、それぞれエアフィルタ50、51、熱交換コイル7
5、76、77を通って送風機室40へ流入する。外気
ダクト37を通して外気口36から外気通風路38へ流
入する外気は、エアフィルタ56、熱交換コイル57を
通って送風機室40へ流入する。送風機室40において
還気と外気を混合し、混合気を送風機室40からファン
43によって給気ダクト42へ送気する。
【0023】図6の(b)に示すように、ウォーミング
アップ運転時には、第1調整ダンパ49、第2調整ダン
パ74を全開し、排気ダンパ46および外気ダンパ48
を全閉し、還気ダンパ45を所定開度に調整する。この
状態で、還気送風機44によって空調対象室から戻る還
気は、その全部が還気ダクト34を通して還気口33か
ら還気通風路71へ流入し、第2調整ダンパ74を通っ
て還気通風路72へ分流し、第1調整ダンパ49を通っ
て外気通風路38へ分流する。還気通風路71、72を
流れる還気は、それぞれエアフィルタ50、51、熱交
換コイル75、76、77を通って送風機室40へ流入
し、外気通風路38を流れる還気は、エアフィルタ5
6、熱交換コイル57を通って送風機室40へ流入し、
送風機室40からファン43によって給気ダクト42へ
送気される。
【0024】図7の(a)に示すように、外気冷房運転
時には、排気ダンパ46および外気ダンパ48、第1調
整ダンパ49、第2調整ダンパ74を全開し、還気ダン
パ45を全閉に調整する。この状態で、外気ダクト37
を通して外気口36から外気通風路38へ流入する外気
は、第1調整ダンパ49を通って還気通風路72へ分流
し、さらに第2調整ダンパ74を通って還気通風路71
へ分流する。還気通風路71、72を流れる外気はエア
フィルタ50、51、熱交換コイル75、76、77を
通って送風機室40へ流入し、外気通風路38を流れる
外気はエアフィルタ56、熱交換コイル57を通って送
風機室40へ流入し、送風機室40からファン43によ
って給気ダクト42へ送気される。
【0025】図7の(b)に示すように、外気量を少な
くして運転する時には、第1調整ダンパ49を適当な中
間開度に調整し、第2調整ダンパ74を全開し、還気ダ
ンパ45および外気ダンパ48を所定開度に調整して、
還気ダクト34から還気通風路71へ流入する風圧を、
外気ダクト37から外気通風路38へ流入する風圧より
も大きくする。
【0026】この状態において、還気ダクト34から還
気通風路71へ流入する還気を、第2調整ダンパ74を
通して還気通風路72へ分流し、さらに一部を第1調整
ダンパ49を通して外気通風路38へ分流し、還気ダク
ト34から流入する還気を還気通風路71、72および
外気通風路38を通して送風機室40へ供給し、外気を
外気通風路38において還気と混合して送風機室40へ
供給する。還気通風路71、72を流れる還気はエアフ
ィルタ50、51、熱交換コイル75、76、77を通
って送風機室40へ流入し、外気通風路38を流れる還
気および外気は、エアフィルタ56、熱交換コイル57
を通って送風機室40へ流入する。三系統の空気を送風
機室40において混合し、混合気を送風機室40からフ
ァン43によって給気ダクト42へ送気する。
【0027】図8の(a)に示すように、外気量をやや
多くして運転する時には、第1調整ダンパ49および第
2調整ダンパ74を適当な中間開度に調整し、還気ダン
パ45および外気ダンパ48を所定開度に調整して、還
気通風路72における風圧を、還気通風路71および外
気通風路38の風圧より小さくする。この状態におい
て、還気ダクト34から還気通風路71へ流入する還気
を、第2調整ダンパ74を通して還気通風路72へ分流
し、外気ダクト37から外気通風路38へ流入する外気
を第1調整ダンパ49を通して還気通風路72へ分流
し、還気ダクト34から流入する還気を還気通風路7
1、72を通して送風機室40へ供給し、外気ダクト3
7から流入する外気を還気通風路72および外気通風路
38を通して送風機室40へ供給し、外気と還気を還気
通風路72において混合して送風機室40へ供給する。
【0028】還気通風路71を流れる還気はエアフィル
タ50、熱交換コイル75、76を通って送風機室40
へ流入し、還気通風路72を流れる還気および外気はエ
アフィルタ51、熱交換コイル77を通って送風機室4
0へ流入し、外気通風路38を流れる外気はエアフィル
タ56、熱交換コイル57を通って送風機室40へ流入
する。三系統の空気を送風機室40において混合し、混
合気を送風機室40からファン43によって給気ダクト
42へ送気する。
【0029】図8の(b)に示すように、外気量を多く
して運転する時には、第1調整ダンパ49を全開し、第
2調整ダンパ74を全閉し、還気ダンパ45、排気ダン
パ46および外気ダンパ48を所定開度に調整する。こ
の状態において、外気ダクト37から外気通風路38へ
流入する外気を第1調整ダンパ49を通して還気通風路
72へ分流し、外気ダクト37から流入する外気を外気
通風路38および還気通風路72を通して送風機室40
へ供給し、還気を還気通風路71を通して送風機室40
へ供給する。還気通風路71を流れる還気はエアフィル
タ50、熱交換コイル75、76を通って送風機室40
へ流入し、外気通風路38および還気通風路72を流れ
る外気は、エアフィルタ51、56、熱交換コイル5
7、77を通って送風機室40へ流入する。三系統の空
気を送風機室40において混合し、混合気を送風機室4
0からファン43によって給気ダクト42へ送気する。
【0030】夏期の除湿運転(冷房の低負荷時)を行な
う時には、還気通風路71、72の熱交換コイル75、
76、77に対応する電動バルブ61a、61b、61
cを閉栓する。この状態において、外気通風路38を流
れる空気(外気)は、熱交換コイル57によって過冷却
除湿して後に送風機室40へ流入し、還気通風路71、
72を流れる空気(還気)は、熱交換コイル75、7
6、77において冷却されることなく送風機室40へ流
入し、その熱量によって外気通風路38を通って送風機
室40へ流入する空気(外気)を再熱する。
【0031】このため、冷却・再熱に要するエネルギー
の無駄がなくなり、かつ従来のようにバイパス通路を設
けるための余分なスペースが不要となる。しかも、室内
の冷房負荷が大きくなるに従って、還気通風路71、7
2に配置した複数の熱交換コイル75、76、77の各
電動バルブ61a、61b、61cを、外気口36に近
い熱交換コイルのものから順次に開閉操作し、還気通風
路71、72を通って送風機室40へ流入する空気の温
度および湿度を変化させることにより、外気通風路38
を通った空気を混合して供給する空気の温度制御をきめ
細かく行なうことができ、高い除湿性能を得ることがで
きる。また、特別に湿度制御を行なわずとも、温度制御
のみで湿度を快適値に近づけることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ケーシ
ング内に還気通風路と外気通風路とを形成し、還気通風
路に複数の熱交換コイルを段積み設置し、外気通風路に
1個以上の熱交換コイルを段積み設置し、各熱交換コイ
ルに冷水もしくは温水を供給する冷温水配管に、各熱交
換コイル毎に冷温水量を制御する電動バルブを設け、除
湿運転時に、還気通風路の熱交換コイルに対応する電動
バルブを順次開閉し、電動バルブが閉又は絞り状態の熱
交換コイルを流れる空気(還気)の熱量によって外気通
風路および還気通風路で電動バルブが開又は開きぎみの
熱交換コイルを通って送風機室へ流入する空気を再熱す
ることができ、除湿、再熱に要するエネルギーの無駄が
なくなり、かつ従来のようにバイパス通路を設けるため
の余分なスペースが不要となる。しかも、複数の熱交換
コイルを複数の小形の電動バルブで制御しているので、
低負荷時の温度制御をきめ細かく行なうことができる。
冬期の加湿は低湿度の外気に加湿する目的であるので、
外気通風路に小形の加湿器を設置すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における空気調和システム
の構成を示す模式図である。
【図2】同実施の形態における空気調和装置の構成を示
す模式図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ同空気調和装置の作
動状態を示す模式図である。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ同空気調和装置の作
動状態を示す模式図である。
【図5】本発明の他の実施の形態における空気調和装置
の構成を示す模式図である。
【図6】(a)、(b)はそれぞれ同空気調和装置の作
動状態を示す模式図である。
【図7】(a)、(b)はそれぞれ同空気調和装置の作
動状態を示す模式図である。
【図8】(a)、(b)はそれぞれ同空気調和装置の作
動状態を示す模式図である。
【図9】従来の空気調和装置の構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
31 空気調和装置 32 ケーシング 33 還気口 34 還気ダクト 35 還気通風路 36 外気口 37 外気ダクト 38 外気通風路 39 仕切壁 40 送風機室 41 給気口 42 給気ダクト 43 ファン 44 還気送風機 45 還気ダンパ 46 排気ダンパ 47 排気ダクト 48 外気ダンパ 49 調整ダンパ 50、51、56 エアフィルタ 53、54、55、57 熱交換コイル 58 加湿器 59 送り管 59a、59b、59c、59d 分岐管 60 戻り管 60a、60b、60c、60d 分岐管 61a、61b、61c、61d 電動バルブ 62、62a、62b 電動バルブ 63 蒸気供給管 71、72 還気通風路 73 仕切壁 74 第2調整ダンパ 75、76、77 熱交換コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内の上流側領域に還気系に連
    通する還気通風路と外気系に連通する外気通風路とを形
    成し、下流側領域に還気通風路と外気通風路に連通する
    送風機室を形成し、送風機室にファンを配置し、還気通
    風路と外気通風路との間の仕切壁にダンパを設け、各通
    風路のダンパの下流側にエアフィルタを設け、還気通風
    路のエアフィルタの下流側に2個以上の熱交換コイルを
    段積み設置し、外気通風路のエアフィルタの下流側に1
    個以上の熱交換コイルを段積み設置するとともに、その
    下流側に加湿器を設置し、各熱交換コイルに冷水もしく
    は温水を供給する冷温水配管に、各熱交換コイル毎に冷
    温水量を制御するバルブを設けたことを特徴とする空気
    調和装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング内の上流側領域に複数の還気
    通風路と外気通風路とを形成し、下流側領域に各還気通
    風路と外気通風路に連通する送風機室を形成し、送風機
    室にファンを配置し、外気通風路に外気系を接続すると
    ともに、外気通風路から最も離れて位置する還気通風路
    に還気系を接続し、隣接する還気通風路間の仕切壁にダ
    ンパを設け、外気通風路と外気通風路に隣接する還気通
    風路との間の仕切壁にダンパを設け、各通風路のダンパ
    の下流側にエアフィルタを設け、各還気通風路のエアフ
    ィルタの下流側に1個以上の熱交換コイルを段積み設置
    し、外気通風路のエアフィルタの下流側に1個以上の熱
    交換コイルを段積み設置し、外気通風路および外気通風
    路に隣接する還気通風路における熱交換コイルの下流側
    に加湿器を設置し、各熱交換コイルに冷水もしくは温水
    を供給する冷温水配管に、各熱交換コイル毎に冷温水量
    を制御するバルブを設けたことを特徴とする空気調和装
    置。
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