JP2006349276A - 空気調和機および外気冷房運転方法 - Google Patents

空気調和機および外気冷房運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 冬期や中間期において外気を利用した外気冷房を行いつつ、給気における加湿不足を防止することを目的とする。
【解決手段】 還気系63に接続する還気通路53と、外気系66に接続する外気通路54と、給気系69に接続するとともに、還気通路53と外気通路54がそれぞれの下流端で連通する給気通路55と、空調対象空間から還気系63を通して還気RAの一部を排気させる排気ファン装置64と、外気通路54を通して外気OAを給気通路55に供給する外気ファン装置67と、給気通路55から空調対象空間に給気系69を通して給気SAを供給する給気ファン装置70とを備え、還気通路53に水加湿器57と水加湿器57の上流側に配置する還気冷却コイル59を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機および外気冷房運転方法に関し、外気を利用して冷房を行う技術に係るものである。
この種の空気調和機としては、例えば特許文献1に記載するものがあり、図9に示すようなものである。この空気調和機では、還気ファン1及び給気ファン2を駆動することによって、空調対象の室内に連通する還気系から還気口3を通って還気・排気通風路4に流入した還気RAの一部は排気口5から排気EAとして外部へ排出され、還気RAの残部は還気ダンパ6を経て外気通風路7の始端側に流入し、外気口8から流入する外気OAと合流して外気通風路7を給気口9に向けて流れる。
還気RAの一部と外気OAとが合流した気流はエアフィルタ10、熱交換機11、加湿器12及び給気ファン2を経て給気SAとして給気口9から空調対象室内に連通する給気系に流出される。
また、特許文献2に記載するものとして、図11に示すものがある。この空気調和機では、外気口側の外気取入セクション21と還気口側の還気取入セクション22が仕切板23によって仕切られており、ファン24を駆動させることによって外気OAが外気口25から外気取入セクション21に吸引され、還気RAが還気口26から還気取入セクション22に吸引されて還気と外気が装置本体内に別々に取り入れられる。
還気取入セクション22を通過する還気は加湿装置27によって加湿された後に、外気取入セクション21を通過した外気OAと混合され、この混合エアが冷却コイル28や加熱コイル29によって温度調節されて後に給気口30から送気される。
また、特許文献3に記載するものとして、図13に示すものがある。この空気調和機では、リターンチャンバー41を二つの並列する第一チャンバー42と第二チャンバー43とで構成し、被空調室44の還気口45から還気ダクト46を通して第一チャンバー42に導入した還気を還気用熱交換器47で熱交換し、外気取入口48から外気取入ダクト49を通して第二チャンバー43に導入した外気を外気用熱交換器50で熱交換して後に加湿器51で加湿し、還気と外気をサプライチャンバー52で混合して送風機53により給気する。
特開平11−304180号公報 特開2001−263724号公報 特開2004−340529号公報
ところで、最近のビル空気調和においては、建物の空気調和対象空間が建物外周側の領域をなすペリメータ系統と内部側の領域をなすインテリア系統のゾーンに分割されて、各ゾーン別に空気調和制御を行うことが多い。また、近年の事務室内ではパーソナルコンピュータ等の使用が増加しており、従来において20W/m程度であった内部発熱量が40〜60W/m程度に増大している。
このため、冬期および中間期においてもインテリア系統を冷房運転する場合があり、冬期および中間期において室温よりも低温である外気を利用した外気冷房が省エネルギーの観点から望まれている。
しかし、特許文献1に開示する構成において、図10に示すように、冬期冷房時運転を外気冷房で行う場合には、低温の外気OAと還気RAとが合流した気流を加湿器12により加湿して給気SAとするので、外気通風路7における外気OAと還気RAの混合が不十分であると、合流した気流中の外気OAが低温下で加湿されることになり、結果として給気SAに加湿不足が生じる。
また、中間期等において冷房負荷が増えて、取り込み可能な最大量の外気によっても冷却能力が不足し、熱交換機11による冷却を併用する場合には、合流した気流を冷却後に加湿することになり、給気SAに加湿不足が生じる。
特許文献2に開示する構成では、冬季における還気は暖房されて比較的高温になっており、加湿するのに十分な温度であり、還気RAを効率よく加湿することができるので、冬期冷房時運転を外気冷房で行う場合には、図12に示すように、高温の還気RAのみを加湿し、加湿した還気RAと外気OAとを混合して温度調節する。
しかし、中間期等において冷房負荷が増えて、取り込み可能な最大量の外気によっても冷却能力が不足し、冷却コイル28による冷却を併用する場合には、加湿した還気RAが冷却コイル28で除湿されることになり、結果として給気SAに加湿不足が生じる。
特許文献3に開示する構成では、還気と外気に分けて温度調整し、外気を加熱して加湿を行うので、冬期冷房時運転を外気冷房で行うと、外気を加熱することなく低温下で加湿しつつ、還気と混合することになり、外気の低温加湿によって給気に加湿不足が生じる。また、外気冷房を行わずに、外気を加熱して加湿を行う場合には、還気を冷却する必要があり、無駄にエネルギーを消費することになる。
本発明は上記した課題を解決するものであり、冬期や中間期において外気を利用した外気冷房を行いつつ、給気における加湿不足を防止できる空気調和機および外気冷房運転方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和機は、還気系に接続する還気通路と、外気系に接続する外気通路と、給気系に接続するとともに、還気通路と外気通路がそれぞれの下流端で連通する給気通路と、給気通路から空調対象空間に給気系を通して給気を供給する給気ファン装置とを備え、還気通路に加湿手段と加湿手段の上流側に配置する冷却手段を設けたものである。
また、空調対象空間から還気系を通して還気の一部を排気する排気ファン装置と、外気通路を通して外気を給気通路に供給する外気ファン装置を備え、還気通路と外気通路とに並列に還気系を接続し、還気系の排気ファン装置を排気の吐出量を調整可能なものとし、外気系の外気ファン装置を外気の供給量を調整可能なものとしたものである。
本発明の外気冷房運転方法は、還気系から還流する還気を還気通路を通して給気通路に供給し、外気系から流入する外気を外気通路を通して給気通路に供給し、給気通路で還気に外気を混合して給気系に給気として供給する空気調和機において、還気を還気通路に設けた加湿手段で加湿して後に給気通路に供給し、給気通路に還気より低温の外気を供給して還気に混合することにより外気冷房し、冷房負荷に対する外気冷房能力が不足するときに還気通路において加湿の前に還気を冷却手段で冷却するものである。
また、冷房負荷に対して外気冷房能力が不足するときに、還気通路での冷却手段による還気の冷却と併せて、外気通路において外気を冷却手段で冷却するものである。
また、還気系を通して空調対象空間から還流させる還気を還気通路と外気通路とに導入し、外気ファン装置により外気系を通して外気を外気通路に供給し、給気通路で混合する還気量と外気量の総和量をなす給気量を給気ファン装置により給気系に供給し、外気ファン装置により供給する外気量を冷房負荷に応じて増減調整するとともに、排気ファン装置により還気の一部を排気しつつ排気量を外気量の増減に応じて増減調整することにより、還気通路を流れる還気量を保持しながら、外気通路を流れる還気量と外気量の割り合いを変更するものである。
以上のように本発明によれば、加湿した還気に、還気より低温の外気を加湿することなく混合し、混合した空気を給気として供給することにより外気冷房を行うので、外気の低温加湿に起因する給気の加湿不足を防止でき、冷房負荷に対する外気冷房能力が不足するときに還気通路において加湿の前に還気を冷却することで、外気冷房能力の不足分を補うとともに、加湿後の冷却に起因する還気の除湿を防止できる。
また、還気通路での冷却手段による還気の冷却と併せて、外気通路において外気を冷却することで、冷房負荷に対して外気冷房能力が不足するときに、十分な冷房能力を発揮できる。
また、外気ファン装置により供給する外気量を冷房負荷に応じて増減調整する際に、還気通路を流れる還気量を保持しつつ、外気通路へ導入した還気量を外気量の増減に応じて増減するので、外気冷房時に外気量の変動に拘らず還気通路において常に安定的に加湿することができる。
還気系を還気通路にのみ接続する場合には、給気量を一定に維持するために外気量の増減に応じて還気通路を流れる還気量を増減する必要があり、還気通路を流れる還気量に外気冷房時の最大外気量に応じた変動幅を設定し、かつ還気通路に配置する冷却手段に最大還気量に応じた最大冷却能力を備える必要がある。しかし、外気冷房時の外気量の変動に拘らず還気通路の還気量は一定量に保持するので、還気通路に配置する冷却手段に無駄な冷却能力を設定する必要がなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1において、空気調和機51は、ケーシング52の内部に還気通路53と外気通路54と給気通路55を有し、還気通路53と外気通路54を隔てる仕切壁56を設けており、還気通路53と外気通路54がそれぞれの下流端で給気通路55に連通している。
還気通路53には、下流端側に加湿手段をなす水加湿器57を設け、上流端側に還気フィルター58を設け、水加湿器57と還気フィルター58の間に、つまり水加湿器57の上流側に冷却手段をなす還気冷却コイル59を設けており、必要に応じて加熱手段をなす還気加熱コイル(図示省略)を設ける。水加湿器57には水スプレー、気化式加湿器、超音波加湿器等を用いる。
外気通路54には、下流端側に加熱手段をなす外気加熱コイル60を設け、上流端側に外気フィルター61を設け、外気加熱コイル60と外気フィルター61の間に冷却手段をなす外気冷却コイル62を設けている。
空調対象空間に連通する還気系63は還気通路53および外気通路54のそれぞれの上流端に並列に接続している。還気系63を通して還気RAを還流させる排気ファン装置64は吸込側で還気系63に接続し、吹出側で排気系65に接続しており、空調対象空間から還流する還気RAの一部を排気系65を通して排気EAとして外部へ排出する。
外気系66は外気通路54の上流端に接続している。外気系66を通して外気OAを供給する外気ファン装置67は吹出側で外気系66に接続し、吸込側で吸気系68に接続しており、吸気系68を通して外部から吸い込む新鮮な外気OAを外気系66、外気通路54を通して給気通路55に供給する。
給気系69は給気通路55の下流端に接続している。給気系69を通して給気SAを空調対象空間に供給する給気ファン装置70は吹出側で給気系69に接続し、吸込側で給気通路55に連通しており、還気通路53から給気通路55へ還気RA1を吸い込み、外気通路54から給気通路55へ外気OAおよび還気RA2を吸い込み、給気通路55で混合した還気RAおよびOAを給気SAとして給気系69に供給する。本実施の形態では給気量の60%を還気通路53を通して吸引し、給気量の40%を外気通路54を通して吸引するように、還気通路53および外気通路54の形状(流路断面および抵抗)を設定する。
排気ファン装置64および外気ファン装置67はインバータ制御を行うもので、排気ファン装置64は排気系65へ排気する還気RAの排気量が調整可能であり、外気ファン装置67は外気OAの供給量が調整可能であり、外気ファン装置67による外気OAの供給量の増減に連動して排気ファン装置64による還気RAの排気量が増減するように両者を制御し、外気OAの供給量の増加量が還気RAの排気量の増加量となる。
図4に示すように、外気通路54に配置した還気冷却コイル59と外気通路54に配置した外気冷却コイル62は、それぞれ冷媒供給手段をなす冷媒系71a、71bに制御弁72、73を介して接続している。
以下、上記した構成における作用を説明する。
夏期冷房運転時
制御弁72、制御弁73を開いた状態とする。そして、給気ファン装置70による給気SAの供給量を100%とすると、排気ファン装置64は、例えば給気量の80%に相当する還気RAが空気調和機51に還流するように運転し、外気ファン装置67は、例えば給気量の20%に相当する外気OAを空気調和機51に供給するように運転する。還気RAと外気OAの比率は例示であり、条件によって適宜に設定する。
このとき、外気通路54では最大通気量(給気量40%相当)の1/2が外気ファン装置67によって外気系66から外気通路54へ供給する外気OA(給気量20%相当)によって満たされ、残りの1/2が還気系63から流入する還気RA2(給気量20%相当)によって補完的に充足される。
また、還気通路53では最大通気量(給気量60%相当)の全てが還気系63から還流する還気RA1(給気量60%相当)によって満たされる。
還気通路53では、還気フィルター58を通過した還気RA1を還気冷却コイル59で冷却し、冷却した還気RA1が給気通路55へ流入する。外気通路54では、外気フィルター61を通過した外気OAおよび還気RA2を外気冷却コイル62で冷却し、冷却した外気OAおよび還気RA2が給気通路55へ流入する。給気通路55へ流入した還気RAおよび外気OAは混合されて給気ファン装置70により給気SAとして給気系69に供給される。
冬期暖房運転時
制御弁72、制御弁73を閉じた状態とする。そして、排気ファン装置64は、例えば給気量の80%に相当する還気RAが空気調和機51に還流するように運転し、外気ファン装置67は、例えば給気量の20%に相当する外気OAを空気調和機51に供給するように運転する。
還気通路53では還気フィルター58を通過した還気RA1に水加湿器57から水を噴霧して加湿し、加湿した還気RA1を給気通路55へ供給し、外気通路54では外気フィルター61を通過した外気OAおよび還気RA2を外気加熱コイル60で加熱し、加熱した外気OAおよび還気RA2を給気通路55へ供給する。給気通路55へ流入した還気RAおよび外気OAは混合されて給気ファン装置70により給気SAとして給気系69に供給される。
冬期冷房運転時(外気冷房運転時)
制御弁72、制御弁73を閉じた状態とする。そして、排気ファン装置64は、例えば給気量の80%に相当する還気RAが空気調和機51に還流するように運転し、外気ファン装置67は、例えば給気量の20%に相当する外気OAを空気調和機51に供給するように運転する。
還気通路53では還気フィルター58を通過した還気RA1に水加湿器57から水を噴霧して加湿し、加湿した還気RA1を給気通路55へ供給し、外気通路54では外気フィルター61を通過した外気OAおよび還気RA2を給気通路55へ供給する。給気通路55へ流入した還気RAおよび外気OAは混合されて給気ファン装置70により給気SAとして給気系69に供給される。
この場合には、図2に例示するように、還気RA1の顕熱を加熱源として加湿し、この加湿した還気RA1に、還気RAより低温の外気OAを加湿することなく混合し、外気OAの顕熱を冷却源として外気冷房することで、外気OAの低温加湿に起因する給気SAの加湿不足を防止でき、例えば冷房負荷33W/mに相当する冷房能力を実現できる。
この冬期冷房運転時には、外気OAの供給量は冷房負荷に応じて増減し、外気ファン装置67による外気OAの供給量を増加させるほどに排気ファン装置64による還気RAの排気量を増加させる。
このとき、外気通路54では外気ファン装置67によって供給される外気OAが増加するほどに、還気系63から流入する還気RA2が減少して、還気量と外気量の合計量である最大通気量(給気量40%相当)を維持しつつ、還気量と外気量の割り合いを変更し、還気通路53では最大通気量(給気量60%相当)の全てが還気系63から還流する還気RA1(給気量60%相当)によって満たされる状態を維持するので、外気冷房時に外気量の変動に拘らず還気通路53において常に一定の還気量に対して安定的に加湿することができる。
外気OAによる冷房能力を最大とする場合には、図3(a)に例示するように、外気ファン装置67により、外気通路54の最大通気量(給気量の40%に相当)の外気OAを空気調和機51に供給して運転し、還気通路53では最大通気量(給気量60%相当)の全てを還気系63から還流する還気RA1(給気量60%相当)によって満たす状態を維持し、外気通路54には外気OAのみを通気することで、例えば冷房負荷59W/mに相当する冷房能力を実現できる。
また、外気通路への還気RA2の供給をダンパ等で制御することで、図3(b)に例示するように外気OAによる冷房能力を最大限にすることができる。
冬期冷房運転時および中間期冷房運転において外気冷房運転を行う場合に、冷房負荷に対する外気冷房能力が不足するときには、制御弁72を開き、制御弁73を閉じた状態として還気冷却コイル59で還気RA1を冷却することで、還気通路53において加湿の前に還気RA1を冷却して外気冷房能力の不足分を補うとともに、加湿後の冷却に起因する還気の除湿を防止できる。さらに、冷房能力が不足する時は制御弁73を開にして負荷に対応する。
また、図5に示すように、還気系63の抵抗が大きい場合等においては、排気ファン装置64とともに、還気ファン装置74を設けることも可能である。
また、図6および図7に示すように、空気調和機51は、ケーシング52の上面において還気系63、外気系66、給気系69のそれぞれを還気通路53と外気通路54と給気通路55に接続する構成とすることもできる。
この構成において、還気通路53には還気フィルター58のみを配置し、還気冷却コイル59と水加湿器57は給気通路55の領域に配置しているが、還気冷却コイル59と水加湿器57は還気通路53に連通しているので、実質的に還気通路53を形成している。また、外気通路54には外気フィルター61のみを配置し、外気冷却コイル62、外気加熱コイル60は給気通路55の領域に配置しているが、外気冷却コイル62、外気加熱コイル60は連続して外気通路54に連通しているので、実質的に外気通路54を形成している。
また、図8に示すように、空気調和機51は、給気通路55の両側にそれぞれ還気通路53と外気通路54を配置する構成とし、還気系63、外気系66、給気系69をそれぞれケーシング52の上面において各通路に接続することも可能である。
この場合にも、還気通路53には還気フィルター58のみを配置し、還気冷却コイル59と水加湿器57は給気通路55の領域に配置しているが、還気冷却コイル59と水加湿器57は還気通路53に連通しているので、実質的に還気通路53を形成している。また、外気通路54には外気フィルター61のみを配置し、外気冷却コイル62、外気加熱コイル60は給気通路55の領域に配置しているが、外気冷却コイル62、外気加熱コイル60は連続して外気通路54に連通しているので、実質的に外気通路54を形成している。
本発明の実施の形態における空気調和機の構成を示す模式図 同空気調和機の冬期冷房運転時の空気線図 同空気調和機の他の冬期冷房運転時の空気線図 同空気調和機の冷却コイルの構成を示す模式図 本発明の他の実施の形態における空気調和機の構成を示す模式図 本発明の他の実施の形態における空気調和機の構成を示す平面図 同空気調和機の構成を示す正面図 本発明の他の実施の形態における空気調和機の構成を示す模式図 従来の空気調和機の構成を示す模式図 同空気調和機の冬期冷房運転時の空気線図 従来の他の空気調和機の構成を示す模式図 同空気調和機の冬期冷房運転時の空気線図 従来の他の空気調和機の構成を示す模式図
符号の説明
51 空気調和機
52 ケーシング
53 還気通路
54 外気通路
55 給気通路
56 仕切壁
57 水加湿器
58 還気フィルター
59 還気冷却コイル
60 外気加熱コイル
61 外気フィルター
62 外気冷却コイル
63 還気系
64 排気ファン装置
65 排気系
66 外気系
67 外気ファン装置
68 吸気系
69 給気系
70 給気ファン装置
71 冷媒系
72、73 制御弁
74 還気ファン装置
RA 還気
OA 外気
SA 給気
EA 排気

Claims (5)

  1. 還気系に接続する還気通路と、外気系に接続する外気通路と、給気系に接続するとともに、還気通路と外気通路がそれぞれの下流端で連通する給気通路と、給気通路から空調対象空間に給気系を通して給気を供給する給気ファン装置とを備え、還気通路に加湿手段と加湿手段の上流側に配置する冷却手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 空調対象空間から還気系を通して還気の一部を排気する排気ファン装置と、外気通路を通して外気を給気通路に供給する外気ファン装置を備え、還気通路と外気通路とに並列に還気系を接続し、還気系の排気ファン装置を排気の吐出量を調整可能なものとし、外気系の外気ファン装置を外気の供給量を調整可能なものとしたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 還気系から還流する還気を還気通路を通して給気通路に供給し、外気系から流入する外気を外気通路を通して給気通路に供給し、給気通路で還気に外気を混合して給気系に給気として供給する空気調和機において、還気を還気通路に設けた加湿手段で加湿して後に給気通路に供給し、給気通路に還気より低温の外気を供給して還気に混合することにより外気冷房し、冷房負荷に対する外気冷房能力が不足するときに還気通路において加湿の前に還気を冷却手段で冷却することを特徴とする外気冷房運転方法。
  4. 冷房負荷に対して外気冷房能力が不足するときに、還気通路での冷却手段による還気の冷却と併せて、外気通路において外気を冷却手段で冷却することを特徴とする請求項3に記載の外気冷房運転方法。
  5. 還気系を通して空調対象空間から還流させる還気を還気通路と外気通路とに導入し、外気ファン装置により外気系を通して外気を外気通路に供給し、給気通路で混合する還気量と外気量の総和量をなす給気量を給気ファン装置により給気系に供給し、外気ファン装置により供給する外気量を冷房負荷に応じて増減調整するとともに、排気ファン装置により還気の一部を排気しつつ排気量を外気量の増減に応じて増減調整することにより、還気通路を流れる還気量を保持しながら、外気通路を流れる還気量と外気量の割り合いを変更することを特徴とする請求項3又は4に記載の外気冷房運転方法。
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