JP7170592B2 - 換気システム - Google Patents

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Description

本発明は、室内の換気を行う排気グリルおよび換気システムに関する。
機械換気を用いて計画的な換気を行うことによって、室内の空気質を快適な状態に保つ技術が知られている。空気質は空気の性質を示すものであり、例えば、二酸化炭素濃度または人体から発せられる臭気物質などの汚染物質の濃度によって示される。例えば多くの人が働くオフィスのように、室内に汚染源が多量にある場合には、最大在籍人数を考慮して換気設計がなされる。しかし、通常、在籍人数は最大在籍人数の4~6割程度であることが多い。そのため、最大在籍人数が室内に存在するものとして機械換気の出力を100%の状態で動作させた場合には、換気による外気負荷が生じるため、空調エネルギが余分に使用されてしまう。
特許文献1には、換気装置の排気口にダンパーを設けて、排気量を手動で調整する技術が開示されている。
特公平4-41237号公報
しかしながら、空気質は目に見えず、人の感覚による調整は困難なため、特許文献1に記載の技術では、室内の空気質に応じて排気量の調整を行うことは困難であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、室内の空気質に応じて、排気量を制御することができる換気システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の換気システムは、1つの室内の天井に備えられる複数の排気グリルと、複数の排気グリルを介して室内の空気を排出する換気送風機と、換気送風機の出力を制御する制御装置と、を備える。排気グリルは、排気風路構成部と、空気質センサと、ダンパーと、制御部と、を有する。排気風路構成部は、内部が室内から排気される空気の通路である排気風路となる。空気質センサは、排気風路構成部に設けられ、室内の空気中の汚染物質の濃度を含む空気質を検出する。ダンパーは、排気風路内の空気の排気量を、開度によって調整する。制御部は、空気質センサにより検出された汚染物質の濃度に基づいてダンパーの開度を制御する。制御装置は、複数の排気グリルの制御部からダンパーの開度と汚染物質の濃度とを取得し、ダンパーの開度の和を算出し、天井に備えられる複数の排気グリルの設置位置の間で汚染物質の濃度にばらつきがあるかを判定する。また、制御装置は、汚染物質の濃度にばらつきがある場合に、汚染物質の濃度が複数の排気グリルで均一となるように、複数の排気グリルのダンパーの開度を算出し、複数の排気グリルの制御部に、算出されたダンパーの開度に変更するように指示する処理を行う。複数の排気グリルの制御部は、指示に基づいてダンパーの開度を制御する。
本発明によれば、室内の空気質に応じて、排気量を制御することができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る排気グリルを含む換気装置の構成の一例を模式的に示す断面図 制御部のハードウェア構成の一例を示す図 実施の形態1による排気グリルでのダンパーの開度の制御方法の手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1に係る排気グリルを有する換気装置の構成の他の例を示す断面図 実施の形態2に係る排気グリルを用いた換気システムの構成の一例を示す概略上面図 実施の形態2による換気システムでの換気送風機の出力制御方法の手順の一例を示すフローチャート 実施の形態3に係る排気グリルを用いた換気システムの構成の一例を示す概略上面図 実施の形態3による換気システムでのダンパーの開度を制御する方法の手順の一例を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る排気グリルおよび換気システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る排気グリルを含む換気装置の構成の一例を模式的に示す断面図である。換気装置1は、室内の空気を室外に排出する装置である。換気装置1は、排気グリル10と、排気ダクト20と、換気送風機30と、を備える。
排気グリル10は、室内の空気の吸込み口となる、天井板101の室内側に設けられるグリル部11と、グリル部11および排気ダクト20に接続される排気風路構成部12と、排気風路構成部12の排気ダクト20との接続部付近に設けられるダンパーユニット13と、排気風路構成部12内に配置される空気質センサ14と、を有する。排気風路構成部12は、内部が室内から排気される空気の通路である排気風路となる部材である。
一例では、ダンパーユニット13は、排気ダクト20の内側に嵌め込まれる筒状の管部131と、筒状の管部131の中心軸に垂直な方向に設けられる回転軸132を有する。また、ダンパーユニット13は、管部131の中心軸に垂直な断面における管部131の内壁によって区切られる領域と略同じ大きさを有し、回転軸132に固定されるダンパー133を有する。さらに、ダンパーユニット13は、回転軸132に設けられる図示しないモータなどの駆動部と、駆動部を制御する制御部134と、を有する。ダンパーユニット13では、回転軸132を回転させることで、ダンパー133が回転し、開度すなわち管部131を通過する空気の排気量を調整することができる。例えば、図1の場合では、水平方向Rを基準にして、ダンパー133が90度の位置にある場合には、開度は全閉状態であり、ダンパー133が0度の位置にある場合には、開度は全開状態である。
制御部134の一例は駆動回路である。制御部134には、空気質センサ14の検出結果である入力信号が入力される。制御部134は、空気質センサ14からの入力信号に基づいて、ダンパー133の開度を決定し、決定した開度となるようにダンパー133を駆動する信号を駆動部に送信する。
制御部134は、処理回路として実現される。処理回路は専用のハードウェアであってもよいし、プロセッサを備える回路であってもよい。図2は、制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部134は、プロセッサ201と、メモリ202と、を有する。プロセッサ201とメモリ202とは、バスライン203を介して接続される。制御部134は、メモリ202に記憶されたプログラムをプロセッサ201が実行することによって実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御部134の機能のうちの一部を専用のハードウェアである電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ201およびメモリ202を用いて実現するようにしてもよい。
図1に戻り、空気質センサ14は、排気風路構成部12内の排気流Eの空気質を検出可能なセンサである。空気質センサ14は、センサを保持するプローブ部141と、プローブ部141を支持する支持部142と、を有する。空気質センサ14は、風路を大きく妨げることが無いように、プローブ部141のみが排気流Eに当たる位置に設けられることが望ましい。空気質は、人体もしくは室内環境から発せられるガスまたは微粒子などの汚染物質の濃度を空気の性質として示す指標である。人体から発せられるガスの一例は、二酸化炭素である。また、人体から発せられる臭気物質の一例は、アンモニアである。室内環境から発せられる汚染物質の一例は、硫化水素またはメチルメルカプタンである。
上記したように、排気流Eには、人体または室内環境から発せられるガスまたは微粒子が含まれる。そのため、ガスセンサまたは微粒子センサは、空気質センサ14の一例である。また、ガスセンサとして、上記した二酸化炭素、アンモニア、硫化水素およびメチルメルカプタンの群から選択される少なくとも一つのガスを検出することができるセンサが用いられる。ガスセンサは、空気中の二酸化炭素、アンモニア、硫化水素およびメチルメルカプタンの群から選択される少なくとも一つのガスの濃度を検出することができるセンサである。なお、アンモニア、硫化水素またはメチルメルカプタンのように、臭気を検出することができるガスセンサは、臭気センサともいう。微粒子センサは、空気中の微粒子の濃度を検出することができるセンサである。空気質センサ14は、制御部134と配線を介して接続され、検出結果を制御部134に出力する。
排気ダクト20は、一方の端部は排気グリル10と接続され、他方の端部は換気送風機30と接続される配管である。
換気送風機30は、排気ダクト20の後段に設けられ、室内の空気を室外へと排気する機能を有する。換気送風機30は、ダクトに一方の端部が接続されて、他方の端部が外壁111に設けられた開口に接続される。換気送風機30を動作させることによって、室内の空気は排気流Eとなって、グリル部11、排気風路構成部12、空気質センサ14、ダンパーユニット13、排気ダクト20および換気送風機30を通って室外側へと送り出される。
このように、換気装置1では、排気グリル10はダンパーユニット13と一体に構成されている。排気グリル10のグリル部11は天井板101よりも室内側に設けられている。また、天井板101を境として天井裏部102に、排気グリル10の排気風路構成部12、ダンパーユニット13、空気質センサ14、および排気ダクト20と、換気送風機30と、が設けられている。
ここで、換気装置1の動作について説明する。ダンパー133の開度がある値に設定された状態で、ある出力設定で換気送風機30が運転されると、換気送風機30の動作によって、上述したように、室内の空気は排気流Eとなって、グリル部11、排気風路構成部12、空気質センサ14、ダンパーユニット13、排気ダクト20および換気送風機30を通って室外側へと送り出される。グリル部11から取り込まれた室内の空気は、排気風路を通る際に、空気質センサ14と接触する。空気質センサ14での検出結果が制御部134へと入力され、制御部134は、空気質センサ14の検出結果に基づいてダンパー133の開度を制御する。
図3は、実施の形態1による排気グリルでのダンパーの開度の制御方法の手順の一例を示すフローチャートである。このダンパー133の開度の制御方法は、換気装置1の運転が開始された場合に、開始される。まず、空気質センサ14による空気質の検出、具体的には汚染物質の濃度の検出が行われ、検出結果が制御部134へと入力される(ステップS11)。汚染物質の一例は、二酸化炭素または臭気物質である。
ついで、制御部134は、検出結果である汚染物質の濃度が室内に要求される空気環境を示す環境基準値よりも高いかを判定する(ステップS12)。汚染物質の濃度が環境基準値よりも高い場合(ステップS12でYesの場合)には、制御部134は、ダンパー133の開度を上げる信号を駆動部に出力する(ステップS13)。これによって、ダンパー133の開度が現在の状態よりも増大し、排気流Eの量が増大される。そして、処理がステップS11へと戻る。
汚染物質の濃度が環境基準値以下の場合(ステップS12でNoの場合)には、制御部134は汚染物質の濃度が0であるかを判定する(ステップS14)。汚染物質の濃度が0とは、汚染物質の濃度が完全にない場合に加えて、汚染物質の濃度が0であると許容される範囲に含まれる場合を含むものである。
汚染物質の濃度が0である場合(ステップS14でYesの場合)には、制御部134は、ダンパー133の開度が予め設定された値となる信号を駆動部に出力する(ステップS15)。このときのダンパー133の開度は、全閉に近いものとなる。ただし、全閉にしてしまうと、換気装置1による排気流Eの流れがなくなり、空気質センサ14で汚染物質の濃度を測定することができなくなってしまう。そのため、空気質センサ14で室内の汚染物質の濃度を測定することができる最低限の排気流Eが得られる開度に設定される。そして、ステップS11に処理が戻る。
汚染物質の濃度が0ではない場合(ステップS14でNoの場合)には、制御部134は、ダンパー133の開度を下げる信号を駆動部に出力する(ステップS16)。ただし、制御部134は、ダンパー133を全閉とはしない状態に制御する。これによって、ダンパー133の開度が現在の状態よりも減少し、排気流Eの量が絞られる。そして、処理がステップS11へと戻る。以上の処理が、換気装置1の運転が終了するまで、繰り返し実行される。
なお、ステップS13またはステップS16でのダンパー133の開度の変更量は、予め定められた値とすることができる。図3に示されるように、ダンパー133の開度の制御は、換気装置1の運転が終了するまで繰り返し実行されることになるので、図3の処理を実行していくうちに、室内の空気質が環境基準値に徐々に近づくような制御を実現することが可能である。
人体から発せられる汚染物質で室内の空気質を検知する場合の具体的な動作を説明する。室内に在室する人が多い場合には、排気流Eは二酸化炭素および人体から発せられる臭気物質などを含む汚染物質で汚染された空気となる。そのため、排気流Eの空気質は室内の要求空気質よりも悪い状態であることが容易に予測される。この場合、二酸化炭素およびアンモニアの少なくとも一つのガス、または人体から発せられる微粒子を検出する空気質センサ14を用いることで、人体由来の汚染物質の濃度を的確に検出可能となる。
空気質センサ14で検出された汚染物質の濃度と要求される室内の空気環境である環境基準値とが比較される。この例のような状況では、汚染物質の濃度は環境基準値よりも高くなり、制御部134は、汚染物質の濃度を基に駆動部を動作させ、ダンパー133の開度を上げる。これによって、換気送風機30の出力設定を変更することなく、排気流Eの量を増やすことが可能となる。その際、室内側に開けられた給気口または給気用の換気送風機30によって室内に送り込まれる新鮮な外気の量が結果的に増えるため、排気量を増やすことができる。
また、上述した状況とは逆に、汚染物質の濃度が環境基準値以下となるような数の人が室内に在室する場合には、制御部134は、汚染物質の濃度が環境基準値以下であるので、ダンパー133の開度を下げる。つまり、室内における汚染物質の濃度が低いので、室内の排気量を減少させることができる。また、排気量を減少させることで、夏場または冬場など室内外の熱環境が著しく異なる場合などに生じる換気による外気負荷を低減することが可能となる。
特に、室内に在室する人がいない場合には、室内からの汚染物質の放散が無いと仮定すると、排気流Eは換気送風機30によって置換された外気とほぼ等しい空気質となり、換気自体の必要性がない。この場合には、制御部134は、ダンパー133の開度を全閉に近い予め定められた開度とすることで、排気量を絞り、不要な換気による外気負荷を抑制可能である。ただし、空気質センサ14で空気質を連続で検出するために、制御部134は、ダンパー133の開度を全閉にはしない制御とする。
なお、人体から発せられる汚染物質だけでなく、室内環境から発せられる汚染物質をさらに検知する場合には、二酸化炭素、アンモニア、硫化水素およびメチルメルカプタンの群から選択される少なくとも一つのガス、または人体または室内環境から発せられる微粒子を検出する空気質センサ14を用いればよい。
図4は、実施の形態1に係る排気グリルを有する換気装置の構成の他の例を示す断面図である。図4の換気装置1では、空気質センサ14は、温度センサを含み、さらに、室外の温度を検出する温度センサ15が室外に設けられる。温度センサ15は、制御部134と配線によって接続され、検出結果を制御部134に出力する。制御部134には、空気質センサ14に含まれる温度センサおよび室外に設けられる温度センサ15の検出結果が入力される。制御部134は、空気質センサ14の温度センサから得られる室内温度と、室外の温度センサ15から得られる室外温度と、を比較し、室内の温度を低下させる必要がある場合で、室外温度が室内温度よりも低い場合に、ダンパー133の開度を全開にするように駆動部を制御する機能をさらに有する。室内の温度を低下させる必要がある場合の一例は、室内温度の設定値が室外温度よりも低く設定されており、室内温度の設定値となるように空調が制御されている場合である。このような制御を行うことで、外気温度の方が建物内よりも気温が下がった場合、あるいは春または秋などの室内外の温度差が非常に小さく、室内で発生する発熱負荷が大きい場合に、換気対象の建物に設けられた給気口から外気を流入させ外気冷房を行うことができる。また、制御部134は、室外温度が室内温度以上である場合には、図1および図3で示した制御を行う。なお、図1で説明したものと同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
また、換気装置1の設置場所の温度が、季節によって定まった傾向を有する場合には、図4のように温度センサを用いずに、外部に、時計などの季節判断部を設けてもよい。この場合には、制御部134は、季節判断部からの季節信号を入手し、季節信号に基づいてダンパー133の開度を制御する。例えば、制御部134は、季節信号を入手した時点が室内の温度を低下させる必要があり、かつ室外温度が室内温度よりも低くなる傾向にある時期であるかを判定する。そして、制御部134は、季節信号を入手した時点が室内の温度を低下させる必要があり、かつ室外温度が室内温度よりも低くなる傾向にある時期である場合に、ダンパー133の開度を全開にするように駆動部を制御するようにしてもよい。地域にもよるが、夏場の夜間、あるいは春または秋は、室内の温度を低下させる必要があり、かつ室外温度が室内温度よりも低くなる傾向にある時期の一例である。
実施の形態1では、換気装置1に設けられる排気グリル10の排気風路構成部12に排気流Eの空気質を検出する空気質センサ14を設け、空気質センサ14での汚染物質の濃度に応じてダンパー133の開度を変更する制御部134を設けた。制御部134は、汚染物質の濃度が環境基準値よりも高い場合には、ダンパー133の開度を上げて排気流Eの量を増大させ、汚染物質の濃度が環境基準値以下の場合には、ダンパー133の開度を下げて排気流Eの量を減少させる。これによって、室内の空気質に応じて排気量を制御することができるという効果を有する。また、ダンパー133の開度を上げる場合には、換気送風機30の出力設定を変更することなく、排気流Eの量を増やすことができる。さらに、室内に人が存在しない場合には、排気量が絞られるので、不要な換気による外気負荷を抑制することができる。
また、制御部134は、室外温度が室内温度よりも低くなった場合に、ダンパー133を全開にするようにした。これによって、室内外の温度差が非常に小さく、室内で発生する発熱負荷が大きい場合に、外気冷房を行うことができるという効果も有する。
実施の形態2.
実施の形態1では、1つの部屋に1つの排気グリルと、この排気グリルに接続される1台の換気送風機と、を有する換気装置について説明した。実施の形態2では、複数の部屋に設けられる複数の排気グリルと、これらの排気グリルに接続される1台の換気送風機と、を有する換気システムについて説明する。
図5は、実施の形態2に係る排気グリルを用いた換気システムの構成の一例を示す概略上面図である。この例では、建物の内部が容積の異なる複数の部屋に仕切られている。建物内には、異なる容積の3つの部屋Ra,Rb,Rcが設けられ、部屋Rb、部屋Raおよび部屋Rcの順に容積が大きくなる。この建物に、換気システム1Aが設けられる。換気システム1Aは、各部屋Ra,Rb,Rcの天井にそれぞれ設けられる排気グリル10A,10B,10Cと、1台の換気送風機30と、それぞれの排気グリル10A,10B,10Cと換気送風機30とを接続する排気ダクト20A,20B,20Cと、換気送風機30と室外とを結ぶ排気ダクト21と、を有する。排気グリル10A,10B,10Cの構成は、ダンパー133の開度の情報を後述する制御装置40に出力する出力ポートをさらに備える点を除いて、実施の形態1で説明したものと同様である。また、換気送風機30の構成も、実施の形態1で説明したものと同様である。このように、図5の換気システム1Aでは、それぞれの部屋Ra,Rb,Rcを1台の換気送風機30で排気し、各部屋Ra,Rb,Rcの天井に備え付けられ、換気送風機30と接続される排気グリル10A,10B,10Cを通して各部屋Ra,Rb,Rcの風量が自動で調整される。
各部屋Ra,Rb,Rcには各部屋Ra,Rb,Rcの容積に対応した給気口105a,105b,105c1,105c2が備えられている。すなわち、部屋Raには、給気口105aが備えられ、部屋Rbには、給気口105bが備えられ、部屋Rcには、2つの給気口105c1,105c2が備えられる。そして、各部屋Ra,Rb,Rcに対応して設けられる排気グリル10A,10B,10Cから、室内の空気が排気用の換気送風機30によって吸い込まれ、排気ダクト21を通して室外へ排気される。
図5の換気システム1Aでは、換気システム1A全体の制御を行う制御装置40をさらに有する。制御装置40は、各排気グリル10A,10B,10Cの制御部134および換気送風機30と接続されている。制御装置40は、各排気グリル10A,10B,10Cの制御部134からのダンパー133の開度の情報を基に、各排気グリル10A,10B,10Cの制御部134と、換気送風機30の出力と、を個別に制御する。具体的には、制御装置40は、各排気グリル10A,10B,10Cのダンパー133の開度からダンパー133の開度の合計値を算出し、ダンパー133の開度の合計値に対応する理想的な換気送風機30の出力値と、ダンパー133の開度の合計値を算出した時点における換気送風機30の出力値と、を比較して、換気送風機30の出力値を制御する。例えば、ダンパー133の開度の合計値に対応する理想的な換気送風機30の出力値に対して、実際の換気送風機30の出力値が大きい場合には、制御装置40は、換気送風機30の出力値を理想的な換気送風機30の出力値に変更する。逆に、ダンパー133の開度の合計値に対する理想的な換気送風機30の出力値に対して、実際の換気送風機30の出力値が小さい場合には、制御装置40は、換気送風機30の出力値を換気送風機30の出力値に変更する。なお、一例では、理想的な換気送風機30の出力値は、ダンパー133の開度の合計値ごとに予め実験によって求められるものである。また、理想的な換気送風機30の出力値は、ダンパー133の開度の合計値の予め定められた範囲ごとに、予め実験によって求められてもよい。
制御装置40は、処理回路として実現される。処理回路は専用のハードウェアであってもよいし、プロセッサを備える回路であってもよい。制御装置40のハードウェア構成は、図2に示すものと同様であり、プロセッサと、メモリと、を有する。プロセッサとメモリとは、バスラインを介して接続される。制御装置40は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することによって実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御装置40の機能のうちの一部を専用のハードウェアである電子回路として実装し、他の部分をプロセッサおよびメモリを用いて実現するようにしてもよい。
つぎに、換気システム1Aの動作について説明する。排気グリル10A,10B,10Cのそれぞれの動作については実施の形態1と同様であるため省略する。実施の形態2の換気システム1Aでは、複数の部屋Ra,Rb,Rcで必要な排気量が異なる際に効果を発揮する。例えば、排気グリル10Aで環境基準値よりも高い濃度の汚染物質が検出され、排気グリル10B,10Cでは環境基準値以下の汚染物質が検出された場合には、排気グリル10Aのダンパー133を全開にし、排気グリル10B,10Cのダンパー133を全閉に近い状態まで絞ることで、集中的に排気グリル10Aからの排気風量を増やすことが可能である。
ただし、このとき、排気グリル10B,10Cでもダンパー133を全閉とせずに、小風量を流すことで、引き続き部屋Rb,Rc内のそれぞれの汚染物質の濃度をモニターすることができる。そして、汚染物質の濃度が基準値以上となる場合にはダンパー133の開度を上げて風量を増やすことで室内の空気質を快適に保つことが可能となる。なお、このような制御を可能とするためには、排気用の換気送風機30として、各部屋Ra,Rb,Rcの換気に必要な最大風量の合計値よりも排気量を多く取れる機種が選定される。
排気グリル10A,10B,10Cでの換気に必要な最大風量の合計値よりも大きい排気量を賄うことができる換気送風機30が用いられる場合には、常に換気送風機30を最大出力で運転させて換気すると、換気負荷だけでなく、換気送風機30の動力についても過剰となる。そのため、各排気グリル10A,10B,10Cからダンパー133の開度の情報を制御装置40に入力させ、制御装置40がダンパー133の開度の情報に基づいて、換気送風機30の出力を制御する。
図6は、実施の形態2による換気システムでの換気送風機の出力制御方法の手順の一例を示すフローチャートである。この換気送風機30の出力制御方法は、換気システム1Aの運転が開始された場合に、開始される。まず、制御装置40は、すべての排気グリル10A,10B,10Cのダンパー133の開度を取得し(ステップS31)、すべての排気グリル10A,10B,10Cのダンパー133の開度の和を算出する(ステップS32)。
ついで、制御装置40は、ダンパー133の開度の和に対して設定される換気送風機30を運転させることができる出力基準値を取得する(ステップS33)。このダンパー133の開度の和に対する出力基準値は、予め計算などの方法によって求められるものである。一例では、あるダンパー133の開度の和で各排気グリル10A,10B,10Cのダンパー133が開かれていた場合に、全部の部屋Ra,Rb,Rcの排気を行うのに最低限必要な風量を得るための換気送風機30の出力値が出力基準値となる。ついで、制御装置40は、現在の換気送風機30の出力値を取得する(ステップS34)。
その後、制御装置40は、換気送風機30の現在の出力値が、ダンパー133の開度の和に対して設定された出力基準値よりも大きいかを判定する(ステップS35)。現在の出力値が出力基準値よりも大きい場合(ステップS35でYesの場合)には、制御装置40は、換気送風機30の出力値を出力基準値まで下げる(ステップS36)。その後、処理がステップS31へと戻る。
また、現在の出力値が出力基準値以下である場合(ステップS35でNoの場合)には、制御装置40は、換気送風機30の出力値を出力基準値まで上げる(ステップS37)。その後、処理がステップS31へと戻る。そして、以上の処理が換気システム1Aの運転が終了するまで、繰り返し実行される。
実施の形態2では、建物内が複数の部屋Ra,Rb,Rcで仕切られている場合に、各部屋Ra,Rb,Rcに排気グリル10A,10B,10Cを設け、各排気グリル10A,10B,10Cを1つの換気送風機30で接続した。各排気グリル10A,10B,10Cは、実施の形態1と同様の処理を行う。制御装置40は、各排気グリル10A,10B,10Cからのダンパー133の開度を取得し、ダンパー133の開度の和を算出する。制御装置40は、ダンパー133の開度の和と、ダンパー133の開度の和に対して設定される換気送風機30を運転させることができる出力基準値と、を比較し、その比較結果に基づいて、換気送風機30の出力を制御する。これによって、例えば換気送風機30を最大出力値で運転させているときに、排気グリル10A,10B,10Cのダンパー133の開度の和が全閉に近い値である場合には、換気送風機30の出力を下げる。これによって、換気送風機30を最大出力値で運転している場合の換気負荷および過剰な換気送風機30の動力を削減することができる。つまり、室内の空気質を保ちながら、より省エネルギ性の高い換気システム1Aを実現することができる。
実施の形態3.
実施の形態2の図5に示されるように、建物内の大空間を換気送風機で排気する際に、室内における在室人数の床面積当たりの分布が偏っている場合、あるいは汚染源が室内空間の隅に偏っている場合など、排気口を複数個所に設けることで、換気効率の空間分布のばらつきを極力低減する方法をとることがある。実施の形態3では、空間における汚染物質の濃度のばらつきがある場合に、空間における汚染物質の濃度のばらつきを抑制することができる換気システムについて説明する。
図7は、実施の形態3に係る排気グリルを用いた換気システムの構成の一例を示す概略上面図である。換気システム1Aは、建物内の1つの部屋R1の天井に備えられる4台の排気グリル10D,10E,10F,10Gと、これらの排気グリル10D,10E,10F,10Gと排気ダクト20D,20E,20F,20Gを介して接続される1台の換気送風機30と、換気送風機30の後段と建物の外壁とを接続する排気ダクト21と、換気システム1Aの全体を制御する制御装置40と、を有する。また、部屋R1には、給気口105d,105e,105f,105gが設けられている。
実施の形態3では、制御装置40は、すべての排気グリル10D,10E,10F,10Gから汚染物質の濃度と、ダンパー133の開度と、を取得し、汚染物質の濃度が排気グリル10D,10E,10F,10Gの設置位置で同じになるように、それぞれの排気グリル10D,10E,10F,10Gの制御部134に対してダンパー133の開度を補正する指示を与える。なお、その他の排気グリル10D,10E,10F,10Gおよび換気送風機30の構成は、実施の形態1,2で説明したものと同様であるので、その説明を省略する。
つぎに、換気システム1Aの動作について説明する。排気グリル10D,10E,10F,10Gのそれぞれの動作については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。また、制御装置40による換気送風機30の出力制御方法については実施の形態2と同様であるため、その説明を省略する。
図8は、実施の形態3による換気システムでのダンパーの開度を制御する方法の手順の一例を示すフローチャートである。このダンパー133の開度を制御する方法は、換気システム1Aの運転が開始された場合に、開始される。まず、制御装置40は、すべての排気グリル10D,10E,10F,10Gから汚染物質の濃度を取得し(ステップS51)、すべての排気グリル10D,10E,10F,10Gのダンパー133の開度を取得する(ステップS52)。
ついで、制御装置40は、取得した汚染物質の濃度にばらつきがあるかを判定する(ステップS53)。一例では、汚染物質の濃度が誤差の範囲内で一致している場合には、汚染物質の濃度にばらつきがないものとし、汚染物質の濃度が誤差の範囲を超えてばらついている場合には、汚染物質の濃度にばらつきがあるものとする。
汚染物質の濃度にばらつきがある場合(ステップS53でYesの場合)には、制御装置40は、すべての排気グリル10D,10E,10F,10Gでの汚染物質の濃度が均一となるように、各排気グリル10D,10E,10F,10Gのダンパー133の開度を算出する(ステップS54)。その後、制御装置40は、各排気グリル10の制御部134に対して、算出したダンパー133の開度に変更するように指示する(ステップS55)。各排気グリル10D,10E,10F,10Gの制御部134は、ダンパー133の開度の変更の指示を受けると、指示に従って、ダンパー133の開度を変更する。これによって、室内の空間における汚染物質の濃度のばらつきが抑えられ、室内の空気質が均一に保たれる。その後、ステップS51に処理が戻る。
ステップS53で汚染物質の濃度にばらつきがない場合(ステップS53でNoの場合)には、ステップS51に処理が戻る。つまり、室内での汚染物質の濃度にばらつきがないので、各排気グリル10D,10E,10F,10Gのダンパー133の開度は、現状のままを維持することになる。そして、換気システム1Aの運転が終了するまで、繰り返し実行される。
実施の形態3では、1つの部屋R1に複数の排気グリル10D,10E,10F,10Gを設け、各排気グリル10D,10E,10F,10Gを1つの換気送風機30で接続した。各排気グリル10D,10E,10F,10Gは、実施の形態1と同様の処理を行う。制御装置40は、各排気グリル10D,10E,10F,10Gから汚染物質の濃度とダンパー133の開度とを取得し、すべての排気グリル10D,10E,10F,10Gで汚染物質の濃度が均一となる各排気グリル10D,10E,10F,10Gのダンパー133の開度を算出する。そして、各排気グリル10D,10E,10F,10Gの制御部134に算出したダンパー133の開度に変更するように指示する。これによって、各排気グリル10D,10E,10F,10Gの制御部134は、ダンパー133の開度を変更する。その結果、室内における汚染物質の濃度のばらつき、より具体的には、換気効率の空間分布のばらつきを抑えることができ、室内の空気質を均一に保つことができるという効果を有する。
さらに、制御装置40が、各排気グリル10D,10E,10F,10Gから取得し、算出したダンパー133の開度の和と、ダンパー133の開度の和に対して設定される換気送風機30を運転させることができる出力基準値と、を比較し、その比較結果に基づいて、換気送風機30の出力を制御することで、室内の空気質を均一に保ちながら、より省エネルギ性の高い換気システム1Aとすることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 換気装置、1A 換気システム、10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G 排気グリル、11 グリル部、12 排気風路構成部、13 ダンパーユニット、14 空気質センサ、15 温度センサ、20,20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G,21 排気ダクト、30 換気送風機、40 制御装置、101 天井板、102 天井裏部、111 外壁、131 管部、132 回転軸、133 ダンパー、134 制御部、E 排気流。

Claims (7)

  1. 1つの室内の天井に備えられる複数の排気グリルと、
    前記複数の排気グリルを介して前記室内の空気を排出する換気送風機と、
    前記換気送風機の出力を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記排気グリルは、
    内部が室内から排気される空気の通路である排気風路となる排気風路構成部と、
    前記排気風路構成部に設けられ、前記室内の空気中の汚染物質の濃度を含む空気質を検出する空気質センサと、
    前記排気風路内の前記空気の排気量を、開度によって調整するダンパーと、
    前記空気質センサにより検出された前記汚染物質の濃度に基づいて前記ダンパーの前記開度を制御する制御部と、
    有し、
    前記制御装置は、
    前記複数の排気グリルの前記制御部から前記ダンパーの開度と前記汚染物質の濃度とを取得し、
    前記ダンパーの開度の和を算出し、
    前記天井に備えられる前記複数の排気グリルの設置位置の間で前記汚染物質の濃度にばらつきがあるかを判定し、
    前記汚染物質の濃度にばらつきがある場合に、前記汚染物質の濃度が前記複数の排気グリルで均一となるように、前記複数の排気グリルの前記ダンパーの開度を算出し、
    前記複数の排気グリルの前記制御部に、前記算出された前記ダンパーの開度に変更するように指示する処理を行い、
    前記複数の排気グリルの前記制御部は、前記指示に基づいて前記ダンパーの開度を制御することを特徴とする換気システム
  2. 前記排気グリルの前記制御部は、前記空気質センサで検出された前記汚染物質の濃度が基準値よりも高い場合に、前記ダンパーの開度を上げることを特徴とする請求項1に記載の換気システム
  3. 前記排気グリルの前記制御部は、前記空気質センサで検出された前記汚染物質の濃度が基準値よりも低い場合に、前記ダンパーの開度を下げることを特徴とする請求項1に記載の換気システム
  4. 前記排気グリルの前記制御部は、前記空気質センサで検出された汚染物質の濃度が0である場合に、前記ダンパーの開度を予め定められた値とすることを特徴とする請求項3に記載の換気システム
  5. 前記排気グリルは、室外の空気の温度である室外温度を検出する第1温度センサをさらに備え、
    前記排気グリルの前記空気質センサは、前記室内の空気の温度である室内温度を検出する第2温度センサを有し、
    前記排気グリルの前記制御部は、前記第2温度センサから得られる前記室内温度と、前記第1温度センサから得られる前記室外温度と、を比較し、前記室内温度を低下させる必要がある場合で、前記室外温度が前記室内温度よりも低い場合に、前記ダンパーの開度を全開にすることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の換気システム
  6. 前記排気グリルの前記空気質センサは、ガスセンサおよび微粒子センサの少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の換気システム
  7. 前記排気グリルの前記ガスセンサは、二酸化炭素、アンモニア、硫化水素およびメチルメルカプタンの群から選択される少なくとも一つのガスを検出することを特徴とする請求項6に記載の換気システム
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