JP3533808B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP3533808B2
JP3533808B2 JP03082696A JP3082696A JP3533808B2 JP 3533808 B2 JP3533808 B2 JP 3533808B2 JP 03082696 A JP03082696 A JP 03082696A JP 3082696 A JP3082696 A JP 3082696A JP 3533808 B2 JP3533808 B2 JP 3533808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気を室外
へ排気して換気を行なう換気の技術分野に属する換気装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の空気を室外へ排気することにより
室内を換気する換気装置は、種々の形態のものが広く普
及している。この種の換気装置は、周知のように室内外
を連絡する風路を形成する本体の風路中に送風機を組付
け、本体の室内側にグリルを装着した構成を採っている
ものが多い。これらの中には、リモコンにより遠隔操作
できるようにしたものや、湿度や空気の汚濁を検知する
検知手段を備え、換気条件に達した場合には自動運転す
るようにしたものもある。
【0003】例えば特開平6―229598号公報に
は、送信装置から送信する電波により、換気装置を遠隔
操作できるようにしたワイヤレスリモコン式の換気装置
が示されている。これは送信装置であるリモコンを操作
することにより、受信部を備えた換気装置が送信内容を
判別し、送信内容に応じた運転を行なうようになってい
る。また、検知手段を備えた換気装置としては、例えば
特開平3―843465号公報に示されているようなも
のを挙げることができる。これは、浴室の換気乾燥を目
的としたもので、浴室内の湿度を検知する湿度センサを
備えており、この湿度センサによる検出値が設定された
値になるように換気装置の運転が自動制御されるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気装置において、電波を使用して換気装置を遠隔操作す
るようにしたものでは、受信部が換気装置の本体内に設
けられているが、受信部のアンテナは換気装置の本体が
板金製であることや、長さが制約されるため電波の波長
によっては利得が得難く、受信能力の面に問題が残って
いる。
【0005】また、湿度センサ等の検知手段を内蔵し、
これにより自動運転するようにしたものでは、換気装置
自体が室内外を連絡する構造であり、気密性や断熱性を
持つものではないので検知手段が換気装置の風路からの
室外の状態量による影響を受け易く誤動作が多い。例え
ば、換気条件に満たないで停止している換気装置には、
特に冬期ではその風路を経て低温な外気が湿度センサに
も到達し、湿度センサの測定環境が大きく変化してしま
う。風路の室外側にシャッタを備えているものが多い
が、シャッタの閉止によっても上記した外乱要件を防止
することはできない。
【0006】検知手段の検知する状態量が湿度でなく、
例えば空気の汚濁度であるような場合でも殆どの場合、
室内より屋外の方が汚濁の濃度が低いため換気装置に内
蔵させた検知手段は、屋外側の影響を受けることになり
やはり換気装置は誤動作することになる。
【0007】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、送信
される電波により動作する換気装置の受信能力を向上さ
せることであり、送信される電波により動作する換気装
置の受信能力を簡素な構成で向上させることであり、検
知手段による状態量に応じて自動運転する換気装置の検
知手段による誤動作を回避することであり、送風機ノッ
チを任意の風量出力に手軽に設定することができる換気
装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】リモコンから送信される
電波を受信する受信部と、この受信部により受信した信
号に基づいて送風機のモータを制御する制御装置とを備
えた換気装置に対して、その送風機を風路を形成する本
体に設け、この本体の室内側端には通風可能で本体より
平面積の広い樹脂製のグリルを、このグリルの背面に設
けた吊りバネにより着脱可能に装着し、受信部のアンテ
ナ部分をこのグリルの平面積内に組込み、アンテナ部分
と制御装置の間の信号に関する電気経路を吊りバネで形
成する手段を採用する。
【0009】上記手段を採用することにより、本体より
平面積が広く、室内に臨む樹脂製のグリルにリモコンか
らの電波を受信する受信部のアンテナ部分を組込むので
電波の波長に合ったアンテナを適用することができ、受
信を妨害する要因も少なくできるうえ、受信部を簡素な
構成にすることができる。
【0010】送風機を設けた風路を開閉するシャッタを
備え、この風路の室内側に臨む部分には室内の空気質に
関する状態量を検知する検知手段を有し、この検知手段
の検知する状態量が設定された状態量になるように送風
機及びシャッタが制御装置により制御される換気装置に
対して、そのシャッタが閉止されている状態で、送風機
を微風量で排気運転させる手段を採用する。
【0011】上記手段を採用することにより、シャッタ
が閉止していても送風機が微風の排気運転を行なうの
で、室内から室外へ向う空気の流れが形成され、検知手
段を常に室内の環境下におくことができる。
【0012】送風機を設けた風路を開閉するシャッタを
備え、この風路の室内側に臨む部分には室内の空気質に
関する状態量を検知する検知手段を有し、この検知手段
の検知する状態量が設定された状態量になるように送風
機及びシャッタが制御装置により制御される換気装置に
対して、その検知手段の検知した状態量が運転開始条件
を満たした場合、運転開始に先駈けてシャッタを閉止状
態においたまま前記送風機を微風量で排気運転させ、再
度状態量の検知を行ないその値に応じて送風機の運転及
びシャッタの開放を行なうようにする手段を採用する。
【0013】上記手段を採用することにより、運転開始
条件が満たされた場合、シャッタを閉止したまま微風の
排気運転が行なわれるので、検知手段が晒されていた環
境を室内の環境下においてから、運転開始条件にあるか
ないかが再確認され、再確認の後に送風機及びシャッタ
の動作が制御されることになる。
【0014】送風機を設けた風路を備え、この風路の室
内側に臨む部分には室内の空気質に関する状態量を検知
する検知手段を有し、この検知手段の検知する状態量が
設定された状態量になるように送風機が制御装置により
制御される換気装置に対して、その検知手段の検知した
状態量が運転停止条件を満たした場合、送風機を微風量
で排気運転させる手段を採用する。
【0015】上記手段を採用することにより、運転停止
条件が満たされた場合、送風機は停止することなく微風
による排気運転を行なうので、検知手段を常に室内の環
境下においておくことができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 発明の実施の形態1. 図1〜図3により示すこの実施の形態1の換気装置は、
本体ケーシング1に送風機2を組込んだ本体3と、この
本体3の下面に着脱可能に装着されたグリル4とから構
成されている。本体ケーシング1は、風路5を形成する
下面の開放した板金製の箱体であり、その一側には吹出
口が開口している。下面の開放部の周縁には天井裏の野
縁等に開放部を室内側に向けて取り付けるための取付フ
ランジが形成され、吹出口の外側にはシャッタ6を内蔵
したダクト接続口7が取付けられている。
【0017】送風機2は、その吸込口が下面の開放部に
向き、吹出口が本体ケーシング1の吹出口に連通するよ
うに設けられ、その送風機モータ8は本体ケーシング1
の天板上に取付けられている。本体ケーシング1の下面
の開口部近傍の対向する内面には、本体ケーシング1に
対して電気的に絶縁された金属製(多くは鉄製である)
グリル受け9が一つずつ取付けられている。グリル受け
9は上下方向に開口する横長のスリットを有し、一つの
グリル受け9のスリットの近傍には受信端子部10が設
けられている。
【0018】グリル4は樹脂製であり、本体ケーシング
1の下面より広い平面積を持ち実質的な吸込口を構成す
るスリット状の通風口が形成されている。このグリル4
の各グリル受け9に対向する背面部分には、それぞれ導
電性を有する吊りバネ11が取付けられている。吊りバ
ネ11は開却状に拡る二本の吊り脚12がトーションバ
ネ部をなす基部において結合した構成であって、吊り脚
12を上にしてトーションバネ部において取付けられて
いる。この吊りバネ11の各吊り脚12を本体3側のグ
リル受け9のスリットに挿通させてグリル4を押し上げ
ることにより、グリル4は本体3の下面に吊りバネ11
の弾性力で図1に示すように保持される。
【0019】この換気装置は、電波を利用して遠隔操作
できるように構成されている。即ち、本体3には図3に
示すようなリモコン13から送信される電波を受信する
受信部と、この受信部により受信した信号に基づいて送
風機2の送風機モータ8を制御する制御装置14が組込
まれている。制御装置14は、図2に示すようにマイク
ロコンピュータ15と受信回路16とEEPROM等の
不揮発性メモリ17と可変速モータ駆動回路18とを備
えている。受信回路16はリモコン13からの電波を受
信する受信部が接続されている。受信部はアンテナ部分
19と、アンテナ部分19と受信回路16とを繋ぐ接続
部分とからなり、アンテナ部分19はグリル4の背面に
設けられた吊りバネ11に一体に構成されている。
【0020】即ち、受信端子部10を持つグリル受け9
に対応する吊りバネ11のトーションバネ部の両側にグ
リル4の背面に沿って取付けられるアンテナ部分19が
構成されている。接続部分は吊りバネ11の吊り脚12
とグリル受け9に設けられた受信端子部10と、この受
信端子部10と受信回路16とを繋ぐリード線20とに
より構成されている。グリル4を本体3に装着した状態
では吊りバネ11の吊り脚12は弾性的にグリル受け9
のスリット内で拡開し、受信端子部10に弾性力を作用
しながら通電可能に接触している。従って、アンテナ部
分19と制御装置14の受信回路16間には電気的な経
路が形成され両者は接続状態におかれている。
【0021】このように、平面積が広く樹脂製のグリル
4にアンテナ部分19を設けることにより、リモコン1
3の送信する電波の波長に合ったアンテナ部分19を設
けることができ、板金製で狭隘な本体3内に設けるより
利得が得易く、受信能力を向上させることができる。さ
らに、グリル受け9及び吊りバネ11で信号伝達経路を
形成することにより、グリル4の着脱の妨げにならずし
かも構成の簡素な受信部とすることができ、コストも低
減できる。なお、アンテナ部分19を吊りバネ11と別
体として構成し、半田付け等によりアンテナ部分19と
吊りバネ11とを結合させてもよい。
【0022】制御装置14の不揮発性メモリ17には送
風機モータ8に対する可変速出力の値が記憶されてい
る。この可変速出力の値に基づき、マイクロコンピュー
タ15は可変速モータ駆動回路18を介して送風機モー
タ8を、送風機ノッチの強・弱等の切換えにより可変速
制御する。不揮発性メモリ17に記憶されている可変速
出力の値は、調整リモコン21の操作により書き換える
ことが可能になっている。即ち、リモコン13のモード
切換え操作により、風量設定コードを内蔵した調整リモ
コン21と換気装置との送受信態勢が形成される。調整
リモコン21で風量設定コードの電波を送信すると、受
信部で受信され、信号が制御装置14に送られ不揮発性
メモリ17の可変速出力の値が書き換えられる。これに
より、送風機ノッチを任意の風量可変速出力に再設定す
ることができる。従って、ダクトの長短や屋外フード等
の関係で換気系としての圧力損失が変化しても、それに
応じて換気装置の風量の設定が可能になり、風量計測機
等により換気系の風量に関する実測値が得られるような
時には、送風機ノッチを適正な風量可変速出力に設定す
ることが可能になる。
【0023】発明の実施の形態2. 図4〜図6に示すこの実施の形態2の換気装置は、図5
に示すように送風機22を設けた風路23の室内側に装
着されるグリル24にこの風路23の室内開放端を開閉
する電動式のシャッタ25を備え、グリル24の下部に
は凹状の収納部26が形成されている。収納部26は室
内に臨んで通気可能に構成され、図5に示すようにシャ
ッタ25より室外側の風路23に通気窓27で連絡して
いる。風路23を構成している本体28の前面下部には
制御装置29が組込まれている。制御装置29は、マイ
クロコンピュータ30と可変速モータ駆動回路31と、
シャッタ駆動回路32とを備えている。
【0024】グリル24の収納部26には室内の空気質
(温度や湿度や雑ガス等)に関する状態量を検知する検
知手段が収納されている。この実施の形態2では検知手
段として例えば湿度を検知する湿度センサ33が適用さ
れている。湿度センサ33の検知出力は制御装置29に
入力される。制御装置29にはグリル24の前面に配設
された設定摘み34が接続され、この設定摘み34の操
作により目標値となる空気質の状態量が設定できる。制
御装置29は、可変速モータ駆動回路31とシャッタ駆
動回路32により湿度センサ33の検知する状態量が設
定摘み34によって設定された状態量になるように送風
機モータ35及びシャッタ25のモータを制御する。
【0025】この実施の形態2の換気装置は電源スイッ
チ36の投入により自動運転を行なう。湿度センサ33
の検知した状態量が設定摘み34により設定された設定
値を越えると換気装置の運転開始条件が整った判定をマ
イクロコンピュータ30が行ない、シャッタ駆動回路3
2にシャッタ25を開放させる指令とともに、可変速モ
ータ駆動回路31に弱ノッチでの換気運転の指令を出力
する。これによりシャッタ25は風路23を開放し、送
風機22は弱ノッチでの換気運転を行なう。マイクロコ
ンピュータ30は所定の時間が経過した後、湿度センサ
33の検知する状態量と設定値とを取り込みこれらを比
較して、室内の空気質が改善されたかどうかを判定す
る。改善されていなければ、可変速モータ駆動回路31
に強ノッチでの換気運転の指令を出力し、送風機22を
強ノッチで運転させ、所定の時間が経過した後、湿度セ
ンサ33の検知する状態量と設定値とを取り込み、これ
らを比較して室内の空気質が改善されたかどうかを判定
する。改善されていなければ上記動作を繰り返す。
【0026】換気運転によって室内の空気質が改善され
たときには、マイクロコンピュータ30は、可変速モー
タ駆動回路31に微風量での排気運転の指令を出力し、
シャッタ駆動回路32にシャッタ25を閉止する指令を
出力する。これにより、シヤッタ25は閉止され、送風
機22は微風量での排気運転を行なう。微風量の排気運
転とは外風で送風機22の羽根車が回転する程度の運転
状態であり通常の10%位の換気運転である。この微風
量の排気運転により収納部26には室内の空気が常時流
れ込み通気窓27から風路23を経て室外へ放出され
る。従って、収納部26内の湿度センサ33は室内と同
じ環境下におかれることになり、室外側からの空気質が
湿度センサ33に及ぼす影響が除去される。即ち、湿度
センサ33への外乱要件が排除されるので、換気装置の
誤作動も回避されることになる。
【0027】なお、シャッタ25を持たない構成の換気
装置にもこの実施の形態2で示した制御技術を適用する
ことが可能である。この場合には、シャッタ駆動回路3
2が不要になるだけであり、その他の構成や動作は上述
したとおりとなる。
【0028】発明の実施の形態3. この実施の形態3の換気装置の構成は上記した実施の形
態2で示した換気装置と同じである。従って、実施の形
態2にかかる図面はこれをそのまま援用する。実施の形
態3の換気装置は、検知手段の検知した状態量が運転開
始条件を満たした場合、運転開始に先駈けてシャッタ2
5を閉止状態においたまま送風機22を微風量で排気運
転させて、再度状態量の検知を行ないその値に応じて送
風機22の運転及びシャッタ25の開放を行なうように
したものである。
【0029】即ち、検知手段としての湿度センサ33の
検知した状態量が設定摘み34により設定された設定値
を越えると換気装置の運転開始条件が整った判定をマイ
クロコンピュータ30が行ないシャッタ25を閉じたま
まで可変速モータ駆動回路31に微風量での排気運転の
指令を出力し、短時間のあいだ送風機22に微風量での
排気運転を行なわせる。この後、マイクロコンピュータ
30は湿度センサ33の検知する状態量と設定値とを取
り込みこれらを比較して、運転開始条件が満たされてい
るかどうかの判定を行なう。運転開始条件が満たされて
いれば、可変速モータ駆動回路31に弱ノッチでの換気
運転の指令を出力し、シャッタ駆動回路32にシャッタ
25を開放させる指令を出力する。これによりシャッタ
25は風路23を開放し、送風機22は弱ノッチでの換
気運転を行なう。運転開始条件にないと判断したとき
は、送風機22を停止させ換気装置を停止状態にする。
【0030】換気運転に入った場合、マイクロコンピュ
ータ30は所定の時間が経過した後、湿度センサ33の
検知する状態量と設定値とを取り込みこれらを比較し
て、室内の空気質が改善されたかどうかを判定する。改
善されていなければ、可変速モータ駆動回路31に強ノ
ッチでの換気運転の指令を出力し、送風機22を強ノッ
チで運転させ、所定の時間が経過した後、湿度センサ3
3の検知する状態量と設定値とを取り込みこれらを比較
して、室内の空気質が改善されたかどうかを判定する。
改善されていなければ上記動作を繰り返す。改善された
ときは、送風機22を停止しシャッタ25も閉止する。
即ち、この実施の形態3の換気装置は運転開始に先駈
け、湿度センサ33の環境を微風量での排気運転により
一旦室内の環境に換え、室外側の影響を排除してから運
転開始条件の再確認を行なうため、実施の形態2のもの
と同様に外乱による換気装置の誤動作を防止することが
できる。実施の形態2のものは換気装置は常時運転の状
態にあるが、この実施の形態3のものでは停止の状態が
設定されるので、ランニングコストは低くなる。
【0031】なお、実施の形態2,3において、その制
御装置29に実施の形態1で示したような不揮発性メモ
リ17を設け、そこに記憶させた可変速出力の値を書き
換えられるようにして、送風機22のノッチを任意の風
量可変速出力に再設定することができるようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1を示す換気装置の取付状態
の断面図である。
【図2】発明の実施の形態1の換気装置の制御装置及び
受信部の構成図である。
【図3】発明の実施の形態1の換気装置に関するリモコ
ンを示す説明図である。
【図4】発明の実施の形態2,3の換気装置の正面図で
ある。
【図5】発明の実施の形態2,3の換気装置の構成図で
ある。
【図6】発明の実施の形態2,3の換気装置の制御装置
の構成図である。
【符号の説明】
2 送風機 3 本体 4 グリル 5 風路 8 送風機モータ 9 グリル受け 10 受信端子部 11 吊りバネ 13 リモコン 14 制御装置 15 マイクロコンピュータ 17 不揮発性メモリ 18 可変速モータ駆動回路 19 アンテナ部分 20 リード線 21 調整リモコン 22 送風機 23 風路 24 グリル 25 シャッタ 28 本体 29 制御装置 30 マイクロコンピュータ 31 可変速モータ駆動回路 32 シャッタ駆動回路 33 湿度センサ 34 設定摘み 35 送風機モータ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコンから送信される電波を受信する
    受信部と、この受信部により受信した信号に基づいて送
    風機のモータを制御する制御装置とを備えた換気装置で
    あって、上記送風機を風路を形成する本体に設け、この
    本体の室内側端には通風可能で本体より平面積の広い樹
    脂製のグリルを、グリルの背面に設けた吊りバネにより
    装着し、前記受信部のアンテナ部分をこのグリルの平面
    積内に組込み、このアンテナ部分と上記制御装置の間の
    信号に関する電気経路を上記吊りバネで形成したことを
    特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 送風機を設けた風路にこの風路を開閉す
    るシャッタを備え、この風路の室内側に臨む部分には室
    内の空気質に関する状態量を検知する検知手段を有し、
    この検知手段の検知する状態量が設定された状態量にな
    るように送風機及びシャッタが制御装置により制御され
    る換気装置であって、そのシャッタが閉止されている状
    態で、前記送風機を微風量で排気運転させるようにした
    ことを特徴とする換気装置。
  3. 【請求項3】 送風機を設けた風路にこの風路を開閉す
    るシャッタを備え、この風路の室内側に臨む部分には室
    内の空気質に関する状態量を検知する検知手段を有し、
    この検知手段の検知する状態量が設定された状態量にな
    るように送風機及びシャッタが制御装置により制御され
    る換気装置であって、前記検知手段の検知した状態量が
    運転開始条件を満たした場合、運転開始に先駈けて前記
    シャッタを閉止状態においたまま前記送風機を微風量で
    排気運転させ、再度状態量の検知を行ないその値に応じ
    て送風機の運転及びシャッタの開放を行なうようにした
    ことを特徴とする換気装置。
  4. 【請求項4】 送風機を設けた風路を備え、この風路の
    室内側に臨む部分には室内の空気質に関する状態量を検
    知する検知手段を有し、この検知手段の検知する状態量
    が設定された状態量になるように送風機が制御装置によ
    り制御される換気装置であって、前記検知手段の検知し
    た状態量が運転停止条件を満たした場合、前記送風機を
    微風量で排気運転させるようにしたことを特徴とする換
    気装置。
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