JPH0674534A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0674534A
JPH0674534A JP4231105A JP23110592A JPH0674534A JP H0674534 A JPH0674534 A JP H0674534A JP 4231105 A JP4231105 A JP 4231105A JP 23110592 A JP23110592 A JP 23110592A JP H0674534 A JPH0674534 A JP H0674534A
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JP
Japan
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humidity
zone
indoor
humidification
value
Prior art date
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Application number
JP4231105A
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English (en)
Inventor
Harunobu Nukushina
治信 温品
Kazuo Abe
和夫 阿部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部屋の密閉具合や人の出入り状況などに影響
を受けることなく、室内湿度を常に最適な状態に維持し
得る空気調和機を提供する。 【構成】 受光・送信部4の内側に湿度センサ29が内
蔵してあり、その湿度センサ29で検知される室内湿度
と設定湿度との差がゾーン判定される。このゾーン判定
結果に基づく加湿量制御値のデータが受光・送信部4内
の送信器16から加湿器6に送信され、その加湿量制御
値に応じた加湿器6の運転が実行される。ただし、ゾー
ン判定結果が同じ状態をタイマ31のタイムカウントに
基づく所定時間継続した場合には、加湿量制御値が補正
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加湿機能を有する空
気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】加湿機能を有する空気調和機では、空気
が乾燥する冬季など、暖房運転と同時に加湿運転を行な
うことにより、室内を快適な状態に至らせることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ただ、加湿運転を行な
うだけでは、部屋の密閉具合や人の出入り状況などの影
響で、最適な室内湿度を得るのが難しく、反って不快を
招く心配がある。
【0004】この発明は上記の事情を考慮したもので、
請求項1および請求項2のいずれの空気調和機も、部屋
の密閉具合や人の出入り状況などに影響を受けることな
く、室内湿度を常に最適な状態に維持することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の空
気調和機は、室内を加湿するための加湿手段と、室内湿
度を検知する湿度センサと、この湿度センサの検知湿度
と設定湿度との差をゾーン判定する手段と、このゾーン
判定結果に応じて上記加湿手段の加湿量を制御する手段
と、上記ゾーン判定結果が同じ状態を所定時間継続した
ときそのときの加湿量制御値を補正する手段とを備え
る。
【0006】この発明の請求項2の空気調和機は、ヒー
タ発熱により水を蒸発させて室内を加湿する加湿手段
と、室内湿度を検知する湿度センサと、この湿度センサ
の検知湿度と設定湿度との差をゾーン判定する手段と、
このゾーン判定結果に応じて上記加湿手段のヒータ発熱
量を制御する手段と、上記ゾーン判定結果が同じ状態を
所定時間継続したときそのときのヒータ発熱量を補正す
る手段と、静音モードまたは安眠モードの設定時に上記
ヒータ発熱量を強制的に低くする手段とを備えている。
【0007】
【作用】請求項1の空気調和機では、湿度センサによっ
て室内湿度が検知され、その検知湿度と設定湿度との差
がゾーン判定される。このゾーン判定結果に応じて加湿
手段の加湿量が制御される。ただし、ゾーン判定結果が
同じ状態を所定時間継続した場合には、そのときの加湿
量制御値が補正される。
【0008】請求項2の空気調和機では、湿度センサに
よって室内湿度が検知され、その検知湿度と設定湿度と
の差がゾーン判定される。このゾーン判定結果に応じて
加湿手段のヒータ発熱量が制御される。ただし、ゾーン
判定結果が同じ状態を所定時間継続した場合には、その
ときのヒータ発熱量加湿が補正される。また、静音モー
ドまたは安眠モードの設定に際しては、加湿手段のヒー
タ発熱量が強制的に低く設定される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0010】図1において、1は当該空気調和機の室内
ユニットで、前面パネル2に吸込口2aを有し、下部に
吹出口3を有する。室内ユニット1の下部には、吹出口
3と隣接する位置に受光・送信部4が設けられる。
【0011】5は各種運転条件を設定するためのワイヤ
レス式のリモートコントロール操作器(以下、リモコン
と略称する)で、設定内容を赤外線光により室内ユニッ
ト1に送信する。
【0012】6は加湿器で、内部タンクに収容している
水をヒータの発熱により蒸発させ室内を加湿するもの
で、別売ではあるが当該空気調和機の付属品として用意
されている。この加湿器6は、側部に受信器7を有して
おり、そこで室内ユニット1からの送信信号を受信する
ことにより、室内ユニット1の制御に基づく空気調和機
本体との並列運転が可能である。
【0013】室内ユニット1の前面パネル2は、図2に
示すように、必要に応じて開けることが可能であり、開
けることによって内部のフィルタ(図示しない)を交換
することができる。
【0014】受光・送信部4は、同じく図2に示すよう
に、赤外線光を通すための光透過窓11、後述する湿度
センサ29へ室内空気を導くための湿度検知用窓12、
運転状態等を表示するためのモニタ部13を有する。
【0015】また、受光・送信部4は、図3および図4
に示すように、必要に応じ、開いて取り外すことができ
る。受光・送信部4を取り外すと、光透過窓11と対応
する位置に受光器14およびコネクタ15が現われる。
【0016】受光器14は、リモコン5から送信される
赤外線光を光透過窓11を通して受光する。コネクタ1
5は、室内ユニット1内の制御回路と送信器16とを電
気的に接続するためのもので、コード15aによって内
部から導出されている。
【0017】送信器16は、加湿器6の購入時、その加
湿器6といっしょに梱包されており、購入者によってコ
ネクタ15への接続がなされることにより、室内ユニッ
ト1から加湿器6への制御指令を赤外線光により送信す
る働きをする。この赤外線光は光透過窓11を通して外
部に送出される。
【0018】受光器14およびコネクタ15の隣に、仕
切り壁17を隔ててルーバモータ18が設けられる。こ
のルーバモータ18は、吹出口3のルーバ(図示しな
い)を回動させる。
【0019】仕切り壁17は、ルーバモータ18の電磁
的な影響を遮断する働きのほかに、コネクタ15のコー
ド15aを保持する機能を有する。すなわち、図5に示
すように、仕切り壁17の前縁に2つの切欠き17a,
17bが並んで形成されており、送信器16の非使用
時、切欠き17a,17bにコード15aが屈曲状態で
嵌め込まれる。この嵌め込みによってコネクタ15が奥
に入り込まなくなり、購入者はコネクタ15を容易につ
かむことができる。室内ユニット1は配管および渡り線
によって室外ユニットに接続されており、両ユニット内
に図6に示す冷凍サイクルが構成される。
【0020】図6において、20は室外ユニットで、能
力可変圧縮機21を有する。この圧縮機21の吐出口に
四方弁22を介して室外熱交換器23が接続される。こ
の室外熱交換器23に減圧器であるところの膨張弁24
を介して室内熱交換器25が接続され、その室内熱交換
器25は四方弁22を介して圧縮機21の吸込口に接続
される。
【0021】室外熱交換器23の近傍に室外ファン2
6、室内熱交換器25の近傍に室内ファン27が設けら
れる。そして、室内ファン27によって形成される吸込
み風路に室内温度センサ28が設けられる。
【0022】また、室内ユニット1において、29は湿
度センサである。この湿度センサ29は、受光・送信部
4の湿度検知用窓12を通して室内湿度を検知するもの
で、図示していないが受光器14の下方部に内蔵され
る。制御回路を図7に示す。
【0023】室内ユニット1はマイクロコンピュータお
よびその周辺回路からなる室内制御部30を有する。こ
の室内制御部30に、モニタ部13、受光器14、送信
器16、室内ファンモータ27M、室内温度センサ2
8、湿度センサ29、タイマ31が接続される。また、
室内制御部30は商用交流電源40に接続される。
【0024】室内制御部30に電源ラインACLおよび
シリアル信号ラインSLを介して室外ユニット20の室
外制御部50が接続される。この室外制御部50はマイ
クロコンピュータおよびその周辺回路からなる。
【0025】室外制御部50に、四方弁22、室外ファ
ンモータ26M、インバータ回路51が接続される。イ
ンバータ回路51は、電源ラインACLの電圧を整流
し、それを室外制御部50の指令に応じた所定周波数
(およびレベル)の電圧に変換し、出力する。この出力
は圧縮機モータ21Mの駆動電力となる。
【0026】ここで、室内制御部30および室外制御部
50は、シリアル信号ラインSLを通して電源電圧同期
のデータ転送を行ない、加湿器6を含む空気調和機全体
を制御するもので、次の機能手段を備える。
【0027】[1]圧縮機21の吐出冷媒を図6に示す
実線矢印の方向に流し、これにより冷房サイクルを形成
して室外熱交換器23を凝縮器、室内熱交換器25を蒸
発器として機能させ、冷房運転または除湿運転を実行す
る手段。なお、除湿運転時は室内熱交換器25を経た空
気が再熱手段(図示しない)で再熱され、通常温度とな
って室内に吹出される。
【0028】[2]圧縮機21の吐出冷媒を四方弁22
の切換により図6に示す破線矢印の方向に流し、これに
より暖房サイクルを形成して室内熱交換器25を凝縮
器、室外熱交換器23を蒸発器として機能させ、暖房運
転を実行する手段。
【0029】[3]運転時、室内温度センサ28の検知
温度Taとリモコン設定室内温度Tsとの差(空調負
荷)を求め、その差がなくなる方向に圧縮機21の運転
周波数F(インバータ回路51の出力周波数)を制御す
る手段。 [4]リモコン5の操作に基づく加湿運転の開始指令お
よび停止指令を送信器16から加湿器6へ送信する手
段。 [5]湿度センサ29の検知湿度(絶対湿度)を室内温
度センサ28の検知温度Taで補正して相対湿度を求
め、それを検知湿度Haとして取込む手段。 [6]加湿器6の運転時、検知湿度Haとリモコン5に
おける設定湿度Hsとの差をゾーン判定する手段。 [7]ゾーン判定結果に応じた加湿量制御値(=加湿値
Q)のデータを送信器16から加湿器6へ送信する手
段。 [8]ゾーン判定結果が同じ状態を所定時間(たとえば
5分)継続するとき、そのときの加湿量制御値を補正す
る手段。 [9]リモコン5で静音モードまたは安眠モードが設定
されたとき、室内ファン27を強制的に微風速運転に切
換える手段。 [10]リモコン5で静音モードまたは安眠モードが設定
されたとき、加湿量制御値を強制的に低くする手段。
【0030】一方、加湿器6は、室内ユニット1からの
送信信号を受信器7で受信し、開始指令および停止指令
に従って運転をオン,オフするとともに、加湿量制御値
のデータに従ってヒータ発熱量つまり加湿量を調節する
機能を有する。つぎに、上記の構成の作用を図8および
図9を参照しながら説明する。リモコン5で加湿運転の
開始操作がなされると、室内ユニット1から加湿器6へ
開始指令が送られ、加湿器6の運転が開始される。
【0031】この加湿運転時、湿度センサ29の検知湿
度Haが取込まれ(ステップ101 )、その検知湿度Ha
の変化が上昇方向(+)であるか下降方向(−)である
か判定される(ステップ102 )。判定が上昇方向であれ
ば、ディファレンシャルαとして 2.5%が設定される
(ステップ103 )。判定が下降方向であれば、ディファ
レンシャルαとして 0%が設定される(ステップ104
)。
【0032】ここでの判定および設定は、図10に示すゾ
ーン判定条件を基にしている。このゾーン判定条件は、
検知湿度Haと設定湿度Hsとの差を4つのゾーンA,
B,C,Dに分け、その各ゾーンの境界点に上昇時と下
降時でディファレンシャルαを設けたものである。この
実施例では、検知湿度Haと設定湿度Hsとの差がゾー
ンA,B,C,Dのどこに存するかを下式の演算により
判定する(ステップ105 )。 N=(Hs−Ha−α−5)/5
【0033】ここで、Nはゾーン番号と称し、小数点以
下が切捨てられる。そして、ゾーン番号Nは、負の値の
とき“0”に設定され(ステップ106,107 )、“3”よ
りも大きいとき“3”に設定される(ステップ108,109
)。
【0034】こうして、検知湿度Haと設定湿度Hsと
の差がAゾーンに存するときはゾーン番号N=0、Bゾ
ーンではゾーン番号N=1、Cゾーンではゾーン番号N
=2、Dゾーンではゾーン番号N=3が求まる。各ゾー
ンとゾーン番号Nとの対応を示したのが表1である。
【0035】
【表1】 また、ゾーン番号Nが求まると、その現時点のゾーン番
号Nと前回のゾーン番号Nrとが同じかどうか判定され
る(ステップ110 )。
【0036】現時点のゾーン番号Nが前ゾーン番号Nr
と異なれば(ステップ110 のNO)、前回の加湿値Qr、
現時点のゾーン番号N、前ゾーン番号Nrを用いた下式
の運算が実行され、加湿量制御値として加湿器Qが求め
られる(ステップ111 )。 Q=Qr+(N−Nr) ここで、(N−Nr)の値が正か負かはゾーン変化の方
向に対応する。求められた加湿器Qは、負の値のとき
“0”に設定され(ステップ112,113 )、“3”よりも
大きいとき“3”に設定される(ステップ114,115 )。
【0037】この加湿値Qと前加湿値Qrとが同じかど
うか比較される(ステップ116 )。QとQrが異なれば
(ステップ116 のNO)、タイマ31が一旦リセットされ
てすぐにセットされる(ステップ117 )。このセットに
より、新たなタイムカウントが開始される。なお、Qと
Qrが同じ場合には(ステップ116 のYES )、タイマ3
1のセット状態によるタイムカウントが継続される。
【0038】そして、加湿値Qのデータが加湿器6へ送
信される(ステップ118 )。この後、加湿値Qは前加湿
値Qrとして、ゾーン番号Nは前ゾーン番号Nrとし
て、それぞれ更新設定される(ステップ119 )。
【0039】加湿値Qのデータを受信した加湿器6は、
表2に示すように、Q=0のとき運転停止(ヒータ発熱
停止)、Q=1のとき加湿量100 ml/h(ヒータ発熱量
“小”)、Q=2のとき加湿量200 ml/h(ヒータ発熱量
“中”)、Q=3のとき加湿量400 ml/h(ヒータ発熱量
“大”)の運転をそれぞれ行なう。
【0040】
【表2】 ステップ110 の判定において、ゾーン番号Nと前ゾーン
番号Nrとが同じ場合(YES )、タイマ31がタイムア
ップかどうか判定される(ステップ120 )。
【0041】タイマ31がタイムアップした場合(ステ
ップ120 のYES )、つまりゾーン番号Nが同じ状態を所
定時間継続した場合、ゾーン番号Nに対応する補正加湿
値だけ加湿値Qが補正される(ステップ121,122,123
)。
【0042】補正加湿値は、上記の表1に示すようにゾ
ーン番号Nにあらかじめ対応させ、室内制御部30の内
部メモリに記憶しておいたもので、ゾーン番号Nに従っ
て逐次に読出される。
【0043】たとえば、ゾーン番号Nが“2”または
“3”のとき、つまり低湿域のCゾーンまたはDゾーン
のとき、補正加湿値“+1”が読出され、加湿値Qが
“1”だけ増大方向に補正される(ステップ122 )。こ
の補正により、加湿量がアップする。ゾーン番号Nが
“1”のとき、つまり適湿域のBゾーンのとき、補正加
湿値“0”が読出され、加湿値Qは補正はなされない。
【0044】ゾーン番号Nが“0”のとき、つまり高湿
域のAゾーンのとき、補正加湿値“−1”が読出され、
加湿値Qが“1”だけ減少方向に補正される(ステップ
123)。この補正により、加湿量がダウンする。
【0045】ところで、リモコン6には操作手段の1つ
として静音釦または安眠釦があり、これが操作されると
静音モードまたは安眠モードの静かな運転が実行され
る。この静音モードまたは安眠モードの設定はステップ
124 で常に監視される。
【0046】静音モードまたは安眠モードが設定される
と(ステップ124 のYES )、室内ファン27の速度が低
減される(ステップ124b)。そして、ゾーン番号Nが
“0”かどうか判定される(ステップ125 )。
【0047】ゾーン番号Nが“0”のとき(ステップ12
5 のYES )、つまり高湿域のAゾーンのとき、加湿値Q
が強制的に“0”に変更される(ステップ126 )。これ
により、加湿器6が運転停止(ヒータ発熱停止)とな
る。
【0048】ゾーン番号Nが“0”以外のとき(ステッ
プ125 のNO)、つまり低湿域のCゾーン,Dゾーンまた
は適湿域のBゾーンのとき、加湿値Qが強制的に“1”
に変更される(ステップ127 )。これにより、加湿器6
のヒータ発熱量が強制的に低く調節され、加湿量が最小
の100 ml/hに設定される。
【0049】このように、湿度センサ29によって室内
湿度を検知し、その検知湿度と設定湿度との差をゾーン
判定し、そのゾーン判定結果に応じて加湿器6の加湿量
を制御するとともに、ゾーン判定結果が同じ状態を所定
時間継続した場合にはそのときの加湿量制御値を補正す
る構成としたので、部屋の密閉具合や人の出入り状況な
どに影響を受けることなく、室内湿度を常に最適な状態
に維持することができる。
【0050】しかも、静音モードや安眠モードが設定さ
れる就寝時は、加湿器6の加湿量を強制的に低くする構
成としたので、加湿器6におけるヒータ発熱による水の
沸騰音が小さく抑えられ、加湿音が住人の就寝を妨げて
しまうような不具合はまったく生じない。なお、上記実
施例では、加湿器6と空気調和機本体との並列運転を例
に説明したが、加湿器6の単独運転においても同様に実
施可能である。
【0051】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、
【0052】請求項1の空気調和機は、湿度センサによ
って検知される室内湿度と設定湿度との差をゾーン判定
し、そのゾーン判定結果に応じて加湿手段の加湿量を制
御するとともに、ゾーン判定結果が同じ状態を所定時間
継続した場合にはそのときの加湿量制御値を補正する構
成としたので、部屋の密閉具合や人の出入り状況などに
影響を受けることなく、室内湿度を常に最適な状態に維
持できる。
【0053】請求項2の空気調和機は、湿度センサによ
って検知される室内湿度と設定湿度との差をゾーン判定
し、そのゾーン判定結果に応じて加湿手段のヒータ発熱
量を制御するとともに、ゾーン判定結果が同じ状態を所
定時間継続した場合にはそのときのヒータ発熱量を補正
し、さらに静音モードまたは安眠モードの設定時にはヒ
ータ発熱量を強制的に低くする構成としたので、部屋の
密閉具合や人の出入り状況などに影響を受けることな
く、室内湿度を常に最適な状態に維持することができ、
しかも加湿音が住人の就寝を妨げてしまう不具合を解消
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の室内ユニットおよび加湿
器の外観斜視図。
【図2】同実施例の室内ユニットの部分的な構成を示す
斜視図。
【図3】同実施例の室内ユニットにおける受光・送信部
を開いた状態を示す斜視図。
【図4】同実施例の室内ユニットにおける受光・送信部
を取外して送信器を装着する状態を示す斜視図。
【図5】同実施例におけるコネクタの保持機構を示す斜
視図。
【図6】同実施例の冷凍サイクルの構成図。
【図7】同実施例の制御回路の構成図。
【図8】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図9】図8とつながるフローチャート。
【図10】同実施例におけるゾーン判定条件を示す図。
【符号の説明】
1…室内ユニット、4…受光・送信部、5…リモコン、
6…加湿器、7…受信器、15…コネクタ、16…送信
器、29…湿度センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内を加湿するための加湿手段と、室内
    湿度を検知する湿度センサと、この湿度センサの検知湿
    度と設定湿度との差をゾーン判定する手段と、このゾー
    ン判定結果に応じて前記加湿手段の加湿量を制御する手
    段と、前記ゾーン判定結果が同じ状態を所定時間継続し
    たときそのときの加湿量制御値を補正する手段とを備え
    たことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 ヒータ発熱により水を蒸発させて室内を
    加湿する加湿手段と、室内湿度を検知する湿度センサ
    と、この湿度センサの検知湿度と設定湿度との差をゾー
    ン判定する手段と、このゾーン判定結果に応じて前記加
    湿手段のヒータ発熱量を制御する手段と、前記ゾーン判
    定結果が同じ状態を所定時間継続したときそのときのヒ
    ータ発熱量を補正する手段と、静音モードまたは安眠モ
    ードの設定時に前記ヒータ発熱量を強制的に低くする手
    段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0875227A (ja) * 1994-09-08 1996-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿装置および加湿機能付空気調和機
JP2003130401A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Sharp Corp 加湿装置
JP2012072945A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Fujitsu General Ltd 加湿装置
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