JPH10110997A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH10110997A JPH10110997A JP8261960A JP26196096A JPH10110997A JP H10110997 A JPH10110997 A JP H10110997A JP 8261960 A JP8261960 A JP 8261960A JP 26196096 A JP26196096 A JP 26196096A JP H10110997 A JPH10110997 A JP H10110997A
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- plate
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Abstract
る角度を1/fゆらぎに基いてゆらがせたので、使用者
に風が当たることがあっても、不規則に当たるので、こ
の風はより自然な風に近く、不快感を最小限に抑えるこ
とができる。
Description
あるいは除湿された空気の吹出し方向を風向変更板で制
御するように構成した空気調和機に関する。
うにした空気調和機は、実開昭60−73050号公報
などに記載されているものがある。この空気調和機で
は、風向変更板をモータで駆動させ、空気の吹出し方向
を変更可能に構成しているものである。そして、モータ
を制御することによって、風向変更板をスイングさせる
(揺動させる)ことも可能となっている。
は、風向変更板をスイングさせると、その吹出される空
気の風向が変えられるものの、周期的に風が身体に当た
ることもある。例えば、風が周期的に当たると、送風量
を弱にしていたとしても使用者にとっては非常に不快感
になることもある。特に、就寝中の使用者や、くつろい
だ状態の使用者に規則的に風が当たると、前記不快感を
感じやすい。このため、快適でない制御となることもあ
る。規則的なスイングは予測可能であり、風が来そうだ
なと思いつつ風が当たると、不快感もより大きく感じて
しまうものである。
機を提供するものである。
に、請求項1に記載の発明は、吹出口から吹出される空
気の吹出し方向を変える風向変更板と、この風向変更板
を駆動させる駆動装置とを備えた空気調和機において、
前記風向変更板のスイング時のスイングする角度を1/
fゆらぎに基いたゆらぎ制御とする制御手段を備えたも
のである。
される空気の吹出し方向を変える風向変更板と、この風
向変更板をスイングさせる駆動装置とを備えた空気調和
機において、前記風向変更板のスイング時のスイングす
る速度を1/fゆらぎに基いたゆらぎ制御とする制御手
段を備えたものである。
される空気の吹出し方向を変える風向変更板と、この風
向変更板をスイングさせる駆動装置とを備えた空気調和
機において、前記風向変更板のスイング時のスイングす
る範囲を1/fゆらぎに基いたゆらぎ制御とする制御手
段を備えたものである。
記載の空気調和機において、リモートコントローラを備
え、このリモートコントローラの特定のスイッチが操作
されたときに、前記ゆらぎ制御とする制御手段を機能さ
せる連動手段を備えたものである。
面に基き説明する。図2は本発明の空気調和機の冷媒回
路図を示し、1は空気調和機、2は室内機、3は室外
機、4は室内機と室外機とをつなぐ冷媒管で、空気調和
機1はこれら室内機2、室外機3、冷媒管4で構成され
ている。
は四方弁で、この四方弁は冷房運転及びドライ運転と、
暖房運転とで切換えられるものである。9は室外熱交換
器、10はキャピラリチューブで、このキャピラリチュ
ーブには冷房運転、ドライ運転、暖房運転のいずれの運
転時においても冷媒が通過するものである。11は暖房
用キャピラリチューブで、このキャピラリチューブには
暖房運転時のみ冷媒が通過する。12は逆止弁で、図に
示す矢印方向のみ冷媒を通過させるものである。13は
ストレーナ、14はサービスバルブ、15は室内熱交換
器、16はサービスバルブ、17はマフラ、18はアキ
ュームレータで、これら機器は冷媒管5A〜5D、4、
5E〜5F、4、5H〜5Gで環状に接続されている。
19は室外熱交換器9に室外空気を供給するための室外
送風機、20は室内熱交換器15に室内空気を供給する
ための室内送風機(クロスフローファン)である。
御器(制御手段)、22は室外機3の運転を制御するた
めの制御器で、これら制御器同士は配線23で接続され
信号の授受を行えるようになっている。これら制御器2
1、22はマイクロコンピュータなどで構成され、制御
器21は室内送風機20や風向変更板を制御し、制御器
22は室外送風機19や圧縮機6などを制御する。
30は開閉自在の吸込グリル、31は風向変更板で、こ
の変更板は上下方向への空気の吹出し方向を変えるため
のものであり、吹出口に設けられている。尚、室内機に
取り付けられているエアフィルタ、左右方向への空気の
吹出方向を変えるための風向変更板などは図5に示す。
室外機3における32は吹出口、33はバルブカバーで
ある。
し、まず最初に室内機側の電気回路について説明する。
給するためのプラグ、72は電源スイッチ、73は電源
基板、74は電源トランス、75は端子板温度ヒュー
ズ、76はコントロール基板、77は風向変更板31を
駆動させるためのモータ、78は表示基板で、表示LE
D79、赤外線信号を受信するための受信回路80、室
温センサー81を備えている。尚、制御器21は主に電
源基板21とコントロール基板76とで構成されてい
る。82は室内熱交換器温度検知用の熱交温度センサ
ー、83は室内送風機を駆動させるためのファンモータ
である。
85はシリアル回路、86はフィルタ、87はパワーリ
レー、88はFMC、89は12V電源、90は5V電
源、91は本体スイッチである。コントロール基板76
に示す92はモータ77を駆動させるための駆動回路、
93はサービスランプ、94はマイクロコンピュータ
(マイコン)、95は外部ROM、150はモータ83
の位置検出用のホールアイシー、96は端子である。
ントロール回路(制御手段)、100は四方弁、101
は室外送風機用のファンモータ、102はリアクタ、1
03はダイオード、104は電解コンデンサ、105は
電解コンデンサ、106は外気温検知用の外気温センサ
ー、107は室外熱交換器検知用の熱交温度センサー、
108は圧縮機温度検知用の圧縮機温度センサーであ
る。尚、図2の制御器22は主にコントロール基板99
から構成されていると考えてよい。
リアル回路、110はノイズフィルタ、111はノイズ
フィルタ、112はヒューズ、113はヒューズ、11
4はスイッチング電源回路、115はマイクロコンピュ
ータ(マイコン)、116は駆動回路、117は外部R
OM、118はハイブリッドアイシー、119は駆動回
路、120はリレー、121はFMCである。
ヤレス式のリモートコントローラ(以下、リモコンとい
う)41の正面図を示し、42は液晶表示部、43は運
転スイッチ、44は1時間だけ運転させるための1時間
タイマスイッチ、45は設定温度を上下させるためのス
イッチ、46は風向を設定するための風向スイッチ、4
7は風量を設定するための風量スイッチ、48は運転を
切換るための切換スイッチ、49は入タイマースイッ
チ、50は切タイマースイッチ、51はタイマーの予約
を設定するための予約スイッチ、52はタイマーの設定
を取消すための取消スイッチ、53は電気カーペットを
使用する際に押されると電気代を節約する制御を行うた
めのスイッチ、54は就寝の際に押されると比較的音の
静かな運転(通常より室内送風機の送風量及び圧縮機の
回転速度、並びに設定温度を低下させた運転)を行うた
めのおやすみスイッチ(特定のスイッチ)である。風向
スイッチ46が押される毎に、その設定及び表示(液晶
表示部での表示は示さず)が、の位置、の位置、
の位置、の位置、の位置、の位置、自動、スイン
グに切換わる。55はスイッチ46〜54を覆うカバー
で、下方向にスライドさせることにより、スイッチなど
を操作可能に露出させるものである。尚、この図4のリ
モコンの正面図は、カバー55を下方向にスライドさせ
た状態を示している。
を説明するためのものである。61、62は外装体、6
3はエアフィルタ、64は空気清浄フィルタ、65はド
レンパン、66は吹出口、67は左右方向の空気の吹出
し方向を変えるための風向変更板である。風向変更板6
7、31は夫々縦羽根、横羽根とも呼ばれることもあ
る。風向変更板31は図示しないモータ(駆動装置)に
連結されており、その方向が変えられることにより、
〜の方向に空気を吹出すことが可能となっている。
運転では、、の何れかの位置で使用されることが
望ましく、暖房運転では、、、の何れかの位置
で使用されるのが望ましいとされている。また、この空
気調和機では、冷房運転及びドライ運転でのスイングは
〜の範囲で行われ、暖房運転でのスイングは〜
の範囲で行われるよう設定されている。
り、縦軸の、、、、、は図5の空気の吹出
方向、、、、、に対応している。図5に示
す実線は本願発明の制御を示す制御波形であり、の方
向をスイングの出発点とし、ととの中間点をスイン
グするゆらぎの基準点として、最小のスイング角度は
の方向まで、最大のスイング角度はまでというよう
に、スイング角度が不規則に制御される。この不規則な
制御は、この実施例では1/fゆらぎに基いた制御で行
っている。
を出発点とし、最初のスイング角度はα1まで、次はα
2まで、その次はα3までというように、スイングする
角度がゆらいでいる。尚、図6に示す点線は従来の制御
を示す制御波形であり、スイングするスピードは同一ス
ピードであり、且つ、スイングする角度が常にの方向
までである。前記α1、α2、α3の順序や角度は、1
/fゆらぎに基いたゆらぎ制御となるように演算されて
おり、この演算で出された結果に基いて、角度が制御さ
れるものである。
αの演算方法について説明する。まず最初に、制御器2
1は、マイコン94の外部ROM95等に予め記憶され
た運転周波数のゆらぎデータDT(X)を取り込む。こ
のゆらぎデータは、時系列的に連なり、かつ値が+1.
5〜−1.5の範囲内で不規則に変化するように(値に
ゆらぎが生ずるように)各々の値が設定された複数(X
max 個)のデータ(DT(1),DT(2),…)
で構成されている。個々のデータの値は、具体的には次
の(1)式に示すカオス演算式を用い、1/fのパワー
スペクトルとなるように求められている。
fゆらぎは、人間の脈拍の変化もその一例とされ、人間
に格別の快適感を与えるといわれている。このため、上
記のようにして求めた運転周波数のゆらぎデータを用い
てドライ運転を行うことにより、在室者に格別の快適感
を与えることができるようにしている。
ぎデータDT(X)に基づいて、次の(2)式に従って
吹出し方向αを演算する。
ととの間の4.5であり、この位置はととの丁
度中間の位置である。
に風向変更板の方向が制御される。
説明するように動作する。まず、「風向」がスイングに
なっているか否か制御器が判断する。「風向」がスイン
グになっていれば、次に、リモコンのおやすみスイッチ
54が押されたか否かを制御器が判断する。制御器は、
おやすみスイッチが押されていれば、図5に示すような
スイングを行わせるようにモータの運転を制御すること
によって風向変更板31のスイングを制御する。
ていれば、あるいは自動運転が設定されていて室内温度
等の検知データにより冷房運転が行われる場合は、図6
の実線に示すように風向変更板が制御される。そして、
例えば、使用者の身体に吹出される空気が当たるような
位置に使用者が居たとしても、吹出される空気の吹出し
方向が1/fゆらぎに基いたゆらぎ制御となっていて、
不規則であってその不規則さがより自然のそよ風に近
く、周期的に空気が当たるような不快感を極力抑えるこ
とができる。
と連動する手段を備え、おやすみスイッチに風向変更板
のゆらぎ制御を連動させているので、使用者の好みに応
じて任意にゆらぎ制御を行わせることができる。尚、こ
の連動手段は、制御器の制御手順により実現しているの
で、メカ的な連動手段は備えていない。
おける、風向変更板の制御を示す。図6と異なるのは、
図6では風向変更板のスイング角度をゆらぐように制御
していたが、この図7ではスイングする速度をゆらぐよ
う制御している点である。図面に沿って説明すれば、方
向、すなわち角度を縦軸にとっているので、傾きがその
まま風向変更板のスイング速度として表されることにな
る。そして、速度β1やβ2やβ3が夫々異なるよう
に、スイング速度が異なっており、ゆらいでいる。この
β1、β2、β3の順序や角度は、第1実施例と同様に
1/fゆらぎに基いたゆらぎ制御となるように演算され
ており、この演算で求められた結果に基いて、角度が制
御されるものである。例えば、スイングの1周期が7.
5秒を基準として、プラスマイナス1.5秒の時間幅で
ゆらぐよう制御するようにしている。このため、1番速
いスイング時間(1周期に要する時間)は6秒であり、
一番遅いスイング時間は9秒である。また、一点鎖線A
で示すように、1周期の中でスイング速度がゆらぐよう
に(直線にせずに曲線になるように)制御してもよい。
変更板の制御を示す。図6や図7と異なるのは、図6で
は風向変更板のスイング角度がゆらぐように制御してお
り、図7ではスイングする速度がゆらぐように制御して
いるが、この図8ではスイングする範囲がゆらぐよう制
御している点である。図面に沿って説明すれば、最初の
スイングの範囲はγ1の範囲であり、次のスイングの範
囲はγ2であり、その次の範囲はγ3であり、更にその
次の範囲はγ4というように、スイングする範囲がゆら
いでいる。このγ1、γ2、γ3の範囲や範囲は、第
1、第2実施例と同様に、1/fゆらぎに基いたゆらぎ
制御となるように演算されており、この演算で出された
結果に基いて、範囲が制御されるものである。
を変更するための風向変更板31の制御のみについて説
明したが、左右方向に風向を変更するための風向変更板
67のみを制御するように構成したり、両風向変更板3
1、67を制御するように構成しても構わない。
板のスイングする角度、速度、範囲を夫々個別に制御す
るようにしたが、これらのうち、2つ(例えば、スイン
グする角度と速度との2つを制御する)あるいは3つを
組合わせた制御を行っても良い。更に、これらの実施例
では空気調和機の実施例を記載し説明したが、除湿機に
適用してもよく、この除湿機に適用した例の説明は省略
する。
い場合は、単に不規則にスイング角度、速度、範囲を制
御しても構わない。
る空気の吹出し方向、あるいはある方向への風量が不規
則になるように、1/fゆらぎに基いた制御になるよう
に構成したので、使用者に規則正しく空気が当たるよう
なことはなく、しかも、空気が当たるようなことがあっ
てもその周期は不規則であるので、自然のそよ風に近
く、不快感を極力抑えることができる。
せるために、特定のスイッチと連動する連動手段を設け
たものでは、使用者の好みに応じて任意にゆらぎに基い
た不規則な風向変更板の御を行わせることができる。
す外観斜視図である。
ローラの正面図である。
関係を示す説明図である。
し方向を示す説明図である。
時における空気の吹出し方向を示す説明図である。
時における空気の吹出し方向を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 吹出口から吹出される空気の吹出し方向
を変える風向変更板と、この風向変更板をスイングさせ
る駆動装置とを備えた空気調和機において、前記風向変
更板のスイング時のスイングする角度を1/fゆらぎに
基いたゆらぎ制御とする制御手段を備えたことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項2】 吹出口から吹出される空気の吹出し方向
を変える風向変更板と、この風向変更板をスイングさせ
る駆動装置とを備えた空気調和機において、前記風向変
更板のスイング時のスイングする速度を1/fゆらぎに
基いたゆらぎ制御とする制御手段を備えたことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項3】 吹出口から吹出される空気の吹出し方向
を変える風向変更板と、この風向変更板をスイングさせ
る駆動装置とを備えた空気調和機において、前記風向変
更板のスイング時のスイングする範囲を1/fゆらぎに
基いたゆらぎ制御とする制御手段を備えたことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項4】リモートコントローラを備え、前記リモー
トコントローラの特定のスイッチが操作されたときに、
前記ゆらぎ制御とする制御手段を機能させる連動手段を
備えたことを特徴とする請求項1、あるいは請求項2、
または請求項3に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26196096A JP3594421B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 空気調和機 |
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JP26196096A JP3594421B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 空気調和機 |
Publications (2)
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-
1996
- 1996-10-02 JP JP26196096A patent/JP3594421B2/ja not_active Expired - Fee Related
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