JP2015175550A - 流体搬送装置及び空気調和システム - Google Patents
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Abstract
Description
置によれば、高湿空気を局所的に搬送することができる(例えば、特許文献1)。
同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし
省略する。
図1はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の縦断面図である。
ケース1内の下部の奥側には、給水部3が形成される。給水部3は、下方に凹むように形
成される。給水部3には、水位検知部(図示せず)が設けられる。
部3の底面と貯水部4の底面とつなぐように、給水路5が設けられる。貯水部4下部の外
周面には、高湿空気生成部として、ヒータ6が取り付けられる。貯水部4下部の外周面に
は、温度検出部として、サーミスタ7が取り付けられる。
して、渦輪生成管9が設けられる。渦輪生成管9は、本体ケース1から水平方向に突き出
すように形成される。渦輪生成管9の先端には、開口部10が形成される。
般的なスピーカと同様の構造である。すなわち、加振器11は、ボイスコイル11a、振
動板11b、マグネット11cを備える。
1aの端部の定位置には、振動部として、振動板11bが接着層を介して固着される。振
動板11bは、耐熱性を有する材料で形成される。振動板11bの正面の面積は、垂直投
影面上において開口部10の面積よりも大きくなるように形成される。振動板11bは、
加圧室8との間で気密を保持するように設けられる。振動板11bに接するように、ゴム
等の振動減衰能の大きい材料が配置される場合もある。ボイスコイル11aの周辺かつ振
動板11bよりも奥側には、マグネット11cが配置される。加振器11の奥側には、任
意形状の空気弁(図示せず)が形成される。
、UVランプ等からなる。
、制御部14が設けられる。制御部14には、サーミスタ7の出力端、操作部13の出力
端、ヒータ6の入力端、オゾン生成部12の入力端、ボイスコイル11aの入力端が接続
される。
15の下部には、給水弁15aが設けられる。給水弁15aは、給水タンク15が本体ケ
ース1に取り付けられた際に給水部3に嵌るように形成される。
図2はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
、本体ケース1内に設置される。給水タンク15内の水は、給水弁15a、給水部3、給
水路5を経由して貯水部4に一定量流れ込む。この際、給水量は、給水弁15aによって
調整される。
流体搬送装置の電源がON状態となる。その結果、流体搬送装置の運転が開始する。その
後、ステップS2に進み、制御部14は、ヒータ6をON状態にする。その結果、ヒータ
6に電流が流れる。当該電流により、ヒータ6が熱を発する。当該熱により、貯水部4が
加熱される。当該加熱により、貯水部4内の水温が上昇する。当該上昇により、水が殺菌
される。
8へ進入する。その結果、加圧室8は、高湿空気16で満たされる。
態にする。その結果、オゾン生成部12は、オゾンを生成する。当該オゾンは、高湿空気
16と混合し、加圧室8へ進入する。
振動板11bが振動する。この際、振動板11bは加圧室8の壁面に接しない。当該振動
により、加圧室8内の容積が変動する。当該変動により、加圧室8内の高湿空気16とオ
ゾンとの混合空気が加圧される。当該加圧により、混合空気は、渦輪生成管9を通過する
。
成管9内面近傍は、渦輪生成管9との摩擦により減速する。このため、混合空気の渦輪生
成管9の内面近傍と中心軸近傍との間には、風速分布が形成される。当該分布により、渦
輪生成管9の内面近傍で、渦流が生成される。その結果、全体として、渦輪状の混合空気
が生成される。この際、混合空気は、視認される。
気は、渦輪の形状を保持できなくなるまで並進する。
OFF状態となる。その結果、高湿空気16には、オゾンが混合しない。このため、オゾ
ンを含まない高湿空気16が渦輪状となって開口部10から外部へ押し出される。この際
、高湿空気16は視認されない。
されたか否かを判定する。操作部13の方向スイッチがユーザに押された場合は、ステッ
プS3に戻る。その結果、オゾン生成部12が再びON状態となる。このため、高湿空気
16には、オゾンが混合する。その結果、混合空気は再び視認される。
に進む。ステップS6では、制御部14は、電源SWがOFF状態となっているか否か、
タイマー設定時間が経過したか否か、給水タンク15内の水量が0になったか否かを判定
する。いずれの条件も成立しない場合は、ステップS2に戻る。いずれかの条件が成立し
た場合は、ステップS7に進む。ステップS7では、流体搬送装置の電源がOFF状態と
なる。
し出される。当該混合空気は視認される。このため、本体ケース1の向きを調整すれば、
並進する渦輪の搬送方向を所望の方向へ定めることができる。また、温かくてしっとりし
た渦輪が生成される。このため、視覚的な癒し効果がある。また、体感的にも心地よい。
部10付近のオゾン濃度が100ppb以下となるように、オゾンの生成時間を設定すれ
ばよい。
め、高湿空気16の搬送方向を再び設定することができる。
ケース1内にオゾン生成部12を配置するためだけの領域を確保する必要がない。
くまで搬送することができ、人周辺を集中的に必要最小限の水量で加湿できるので、タン
ク容量を小さくし、製品サイズを小さくすることができる。また、部屋周囲や人以外のエ
リアへの加湿をしないので、部屋壁面や壁の結露を抑えることができる。
装置を送風ファンとして夏にも使用することができる。このため、流体搬送装置を年中使
用することができる。
るように制御してもよい。例えば、サーミスタ7の検知結果に応じて、95℃になったら
ヒータをOFF状態にし、85℃になったらヒータをON状態にしてもよい。この場合も
、加圧室8は、高湿空気16で常時満たされる。この際、過剰な蒸気は生成されない。こ
のため、渦輪にならずに加圧室8外に流出する蒸気を抑えることができる。すなわち、無
駄が省かれる。その結果、消費するエネルギーを抑制することができる。また、渦輪の生
成が害されることを防止できる。このため、渦輪を効率よく生成することができる。その
結果、渦輪の見た目をよくすることができる。
図3はこの発明の実施の形態2における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
方、実施の形態2のオゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域外に配置される。具体
的には、オゾン生成部12は、加振器11の直下に配置される。オゾン生成部12よりも
奥側には、オゾン用送風ファン(オゾン用送風部)17が設けられる。
する。当該動作により、風が貯水部4と加圧室8との間の経路に向かって水平方向に吹く
。当該風は、オゾン生成部12により生成されたオゾンを貯水部4と加圧室8との間の経
路に搬送する。
外に配置される。このため、水銀等を使用しないオゾナイザー等、高湿の雰囲気内に配置
すると故障するものでも、オゾン生成部12として利用できる。
図4はこの発明の実施の形態3における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
態3においては、高湿空気16を蒸気にして搬送する。
8の上端には、ノズル19が設けられる。蒸気ダクト18とノズル19とを外側から覆う
ように送風ダクト20が設けられる。送風ダクト20の端部には、吹出口21が形成され
る。
ァン22の上方には、ファンカバー23が設けられる。
合して混合空気となる。当該混合空気は、蒸気ダクト18に進入する。当該混合空気は、
ノズル19に絞られてスチーム24となって外部へ放出される。
5は、ファンカバー23を通じて、送風ダクト20に送られる。その後、空気25は、蒸
気ダクト18の先端(下流)で、スチーム24と混合する。その後、空気25は、スチー
ム24とともに吹出口21から外部に放出される。
ことができる。このため、本体ケース1の向きを調整すれば、スチーム26の搬送方向を
所望の方向へ定めることができる。
によって、上昇力が強くて地面と平行方向への搬送距離を確保することが難しいスチーム
24を遠くまで搬送することができる。このため、ヒータ6の入力を下げることができる
。その結果、エネルギーの消費を抑制することができる。
手がノズル19に直接触れることを防止できる。
置の部品点数を少なくすることができる。その結果、低コストの流体搬送装置を提供する
ことができる。
が外部へ放出される。その結果、スチーム24の密度が濃くなる。このため、肌、髪保湿
など美容や、粘膜の保湿等のための健康器具として流体搬送装置を使用することができる
。
装置を送風ファンとして夏にも使用することができる。このため、流体搬送装置を年中使
用することができる。
図5はこの発明の実施の形態4における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
方、実施の形態4のオゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域外に配置される。具体
的には、オゾン生成部12は、吹出用送風ファン22の下流側でファンカバー23の直下
に配置される。
5とともに送風ダクト20に送られる。その後、オゾンは、蒸気ダクト18の先端でスチ
ーム24と混合する。その後、オゾンは、スチーム24とともに吹出口21から外部に放
出される。
外に配置される。このため、水銀等を使用しないオゾナイザー等、高湿の雰囲気内に設置
すると故障するものでも、オゾン生成部12として利用できる。
図6はこの発明の実施の形態5における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
は、ノズル19を利用しない。
気となった高湿空気16とともに送風ダクト20に送られる。その後、オゾンは、蒸気と
ともに吹出口21から外部に放出される。
きる。
合した流体を視認することができる。
図7、図8はこの発明の実施の形態6における流体搬送装置の制御概念図である。
の本体ケース側面には睡眠状態測定手段の一例としての体動センサ52、通信手段53、及び図示していない温度測定手段、及び湿度測定手段を備えている。寝室50内上部には赤外線センサ54を備えたエアコン55が設置され、流体搬送装置51から数十cm〜1m程度離れて寝具56が設置されている。
赤外線センサ54はエアコン55の吹出し気流による冷暖房を効率的にするため、人体
の位置や、壁や床の表面温度などを検知するセンサで、その出力によって気流の方向を調
整するためのものである。
一般的に快眠のためには寝室の温度は、冬は20℃前後、夏は25℃前後、湿度は50〜60%が理想的とされている。従って、流体搬送装置51は睡眠が浅いと判定したときには、流体搬送装置から搬送される高温空気の量、または、搬送する間隔を調整することにより、湿度50〜60%に調整し、睡眠が深いと判定したときには運転を停止し、または、搬送される高温空気の量を前の動作状態に比べて、減らす、または、搬送する間隔を長くすることにより、過加湿を防止して、質の良い睡眠へと誘導する。
また、流体搬送装置は、温度測定結果、湿度測定結果に応じて、搬送する流体の量を調整する。例えば、温度が高い場合は、高湿空気の量を少なく、または、搬送する間隔を広くし、温度が低い場合は、高湿空気の量を多く、または、搬送する間隔を短くする。
また、エアコン55に設置した赤外線センサ54で人の体動を検知し、睡眠判定を行っ
てもよいが、流体搬送装置51の方がより、人に近い位置に設置することができるので、
検知距離の小さい電波でもより精度の高い判定を行うことができる。
また、上記の体動センサ52Aと、通信手段53Aと温度検出手段、湿度検出手段を通信機能を持ったモバイル端末等に組み込むことで別ユニットとして構成してもよい。
上記のように、別の測定ユニットとして分離する場合の形態として例えば下記の形態が考えられる。すなわち、(1)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットから流体搬送装置51に測定結果を送信し、その測定結果に応じて、流体搬送装置から送される流体の搬送量、タイミングを変更する場合が考えられる。また、(2)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットからエアコン55に測定結果を送信し、その測定結果に応じて、エアコン55から送出される空気の温度、風量等を変更する場合が考えられる。また、(3)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットから流体搬送装置51及びエアコン55に測定結果を送信し、その測定結果に応じて、流体搬送装置の流体搬送量、タイミング、及びエアコン55から送出される空気の温度、風量等を変更する場合が考えられる。また、(4)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットから流体搬送装置に測定結果を送信し、その測定結果を流体搬送装置51からエアコンに送信し、その測定結果に応じて、エアコン55から送出される空気の温度、風量等を変更する場合が考えられる。
上記のような構成にすることで、人の体動や人の周りの温度、湿度に応じて高湿空気の放出を制御するので、人が睡眠する際に使用することに適した流体搬送装置を提供することができる。
尚、上記の例では、睡眠状態測定手段として体動センサ52を用いたが、人の身に着ける形態として、人の心拍数測定手段を睡眠状態測定手段として用いても良い。この場合、例えば、所定の時間間隔内に心拍数が所定の値以上ある場合は睡眠が浅いと判定し、所定の時間間隔内に心拍数が所定の値以下の場合は睡眠が深いと判定する。
また、上記の例では、流体搬送装置、測定ユニットに、体動センサ、心拍測定手段、温度検出手段、湿度測定手段のすべてを搭載する例を示したが、それに限らず、これらの測定手段のうちのいずれか1つを搭載してもよい。
また、上記の例では、体動センサ、心拍測定手段、温度検出手段、湿度測定手段の測定結果のうちのいずれか1つに基づいて、流体搬送装置、エアコンの動作を制御しても良い。
また、流体搬送装置は、エアコンが測定する温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御してもよい。
また、実施の形態1から6のうち、いずれのものを適宜組み合わせても構わない。
ータ、 7 サーミスタ、 8 加圧室、 9 渦輪生成管、 10 開口部、 11
加振器、 11a ボイスコイル、 11b 振動板、 11c マグネット、 12
オゾン生成部、 13 操作部、 14 制御部、 15 給水タンク、 15a 給水
弁、 16 高湿空気、 17 オゾン用送風ファン、 18 蒸気ダクト、 19 ノ
ズル、 20 送風ダクト、 21 吹出口、 22 吹出用送風ファン、 23 ファ
ンカバー、 24 スチーム、 25 空気、 50 寝室、 51 流体搬送装置、
52 体動センサ、 53 通信手段、 54 赤外線センサ、 55 エアコン、 5
6 寝具
Claims (12)
- 流体を貯蔵するように設けられた流体貯蔵部と、
前記流体貯蔵部に貯蔵された流体を気化させて高湿空気を生成するように設けられた高
湿空気生成部と、
前記高湿空気生成部に生成された高湿空気を放出するように設けられた空気放出部と、
人の睡眠状態を測定する睡眠状態測定手段とを備え、
前記睡眠状態測定手段で測定された前記人の睡眠状態が浅い場合は、高湿空気を生成して搬送し、睡眠状態が深い場合は運転を停止する、または、搬送される高温空気の量を減らす、または、搬送する間隔を長くする流体搬送装置。 - 前記睡眠状態測定手段は、人の体動を測定する体動測定手段であることを特徴とする
請求項1に記載の流体搬送装置。 - 前記睡眠状態測定手段は、人の心拍を測定する心拍測定手段であることを特徴とする
請求項1に記載の流体搬送装置。 - 温度測定手段、湿度測定手段のうち少なくとも1つをさらに備えたことを特徴とする
請求項1乃至3に記載の流体搬送装置。 - 通信手段をさらに備え、
前記睡眠状態測定手段で測定された前記人の睡眠状態、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つを外部に送信することを特徴とする請求項1乃至4に記載の流体搬送装置。 - 前記睡眠状態測定手段、温度測定手段、湿度測定手段のうちの少なくとも1つと、
通信手段とを測定ユニットとして分離して構成したことを特徴とする請求項5に記載の流体搬送装置。 - 前記測定ユニットは通信機能を備えたモバイル通信機器であることを特徴とする6に記載の流体搬送装置。
- 前記通信ユニットから送信された、睡眠の深さ、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする
請求項6または7に記載の流体搬送装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の流体搬送装置と、その流体搬送装置から送信された睡眠の深さ、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御する空調機器とを備えた室内空調システム。
- 請求項6乃至7のいずれかに記載の流体搬送装置及び測定ユニットと、空気調和器とを備え、
前記流体搬送装置、前記空気調和器のうちの少なくとも1つは、前記測定ユニットから送信された睡眠の深さ、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする室内空調システム。 - 請求項6乃至7のいずれかに記載の流体搬送装置及び測定ユニットと、空気調和器とを備え、
前記空気調和器は、前記測定ユニットから送信される測定結果を、前記流体搬送装置を経由して受信し、その受信した測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする空気調和システム。 - 請求項6乃至7のいずれかに記載の流体搬送装置と、空気調和器とを備え、
前記流体搬送装置は、前記空気調和器の測定する温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする空気調和システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014052420A JP2015175550A (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 流体搬送装置及び空気調和システム |
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JP2015175550A5 JP2015175550A5 (ja) | 2016-09-01 |
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