JP2001059639A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2001059639A
JP2001059639A JP11233430A JP23343099A JP2001059639A JP 2001059639 A JP2001059639 A JP 2001059639A JP 11233430 A JP11233430 A JP 11233430A JP 23343099 A JP23343099 A JP 23343099A JP 2001059639 A JP2001059639 A JP 2001059639A
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宏樹 岡澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内において上下温度差が所定以上ついた後
に、適正なサーキュレーション運転を行い、室内の空気
を循環させて上下温度差を解消するというサーキュレー
ション運転の効果を十分に発揮するとともに、使用者に
肌寒さを感じさせない空気調和装置の室内機を得るこ
と。 【解決手段】 圧縮機1と室内熱交換器5a,5bと室
外熱交換器3とから冷媒回路を構成して、この室内熱交
換器5a,5bと送風機6とを内部に有する室内ユニッ
ト11を被空調領域の室内高所に配置して、暖房運転時
に室温が所定温度帯内で所定時間推移したときに、圧縮
機1の圧縮容量を低下するか若しくは運転を停止して、
送風機6の送風量を上げて室内空気を循環させるサーキ
ュレーション運転を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和装置の
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置の使用目的は、快適に活動
できる室内環境を形成することであり、室内温度は使用
者の好みの温度に制御される必要がある。しかし、この
室内温度は対流により温度ムラが生じる。特に、暖房時
は空気の比重量の関係で高温の空気が天井付近でよど
み、人間の居住域よりも上方の天井付近を無駄に暖房し
てしまうので、非常に効率の悪い暖房となり、消費電力
が大きくなるという問題があった。即ち、空気調和装置
が用いられる空間の高さは2.5〜3(m)程度の高さ
であり、この位置に室内機が設置されたとき、高温の空
気は比重量が小さいため上方に停滞して空間で上下温度
差が生じていた。
【0003】かかる問題を解決するため、例えば特開昭
62−131140号公報に示されるように、送風温度
または室内温度が所定値に達したときに、圧縮機の回転
数を低くするとともに、送風機の回転数を高くするとと
もに送風方向を下方向へ向ける空気調和装置が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような空気調和装置の構成では、室内でまだ十分に上下
温度差が生じていない場合でも、サーキュレーション運
転を行っていた。従って、室内の空気を循環させて上下
温度差を解消するというサーキュレーション運転の効果
を十分に発揮しえず、また、床付近とあまり変わらない
温度の風を使用者が受けることで体感温度が下がり、肌
寒さを感じてしまうという問題があった。
【0005】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、特別に新たな温度センサを設けることな
く、室内において上下温度差が所定以上ついた後に、適
正なサーキュレーション運転を行い、室内の空気を循環
させて上下温度差を解消するというサーキュレーション
運転の効果を十分に発揮するとともに、使用者が居住し
ている空気温度よりも暖かい温度の送風を受けるため、
使用者に肌寒さを感じさせない空気調和装置の室内機を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機、室内
熱交換器及び室外熱交換器からなる冷媒回路を有し、該
室内熱交換器と送風機とを内部に有する室内ユニットを
室内高所に配置した空気調和装置であって、暖房運転時
に室温が所定温度帯内で所定時間推移したとき、前記圧
縮機の圧縮容量を低下するか若しくは圧縮機の運転を停
止して前記送風機の送風量を上げるサーキュレーション
運転を行うものである。
【0007】また、本発明は、圧縮機、室内熱交換器及
び室外熱交換器からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換
器と送風機とを内部に有する室内ユニットを室内高所に
配置した空気調和装置であって、室温が所定温度に到達
してから一定時間が経過したとき、前記圧縮機の圧縮容
量を低下するか若しくは圧縮機の運転を停止して前記送
風機の送風量を上げるサーキュレーション運転を行うも
のである。
【0008】また、本発明は、前記サーキュレーション
運転を前記圧縮機の圧縮容量を低下するか若しくは圧縮
機の運転を停止して送風機の送風量を上げるとともに送
風方向を室内下方向の所定角度にするものである。
【0009】また、本発明は、圧縮機、室内熱交換器及
び室外熱交換器からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換
器と送風機とを内部に有する室内ユニットを室内高所に
配置して、暖房運転時に所定のタイミングで前記圧縮機
の圧縮容量を低下するか若しくは圧縮機の運転を停止し
て前記送風機の送風量を上げるサーキュレーション運転
を行う空気調和装置であって、前記サーキュレーション
運転を行う時間は空気調和を行う被空調室の体積及び前
記室内ユニットの吹出口からの吹出風量に基づいて設定
したものである。
【0010】また、本発明は、圧縮機、室内熱交換器及
び室外熱交換器からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換
器と送風機とを内部に有する室内ユニットを室内高所に
配置して、暖房運転時に所定のタイミングで前記圧縮機
の圧縮容量を低下するか若しくは圧縮機の運転を停止し
て前記送風機の送風量を上げるサーキュレーション運転
を行う空気調和装置であって、前記サーキュレーション
運転は被空調室の空気が所定回数循環するまで継続する
ものである。
【0011】また、本発明は、圧縮機、室内熱交換器及
び室外熱交換器からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換
器と送風機とを内部に有する室内ユニットを室内高所に
配置して、暖房運転時に所定のタイミングで前記圧縮機
の圧縮容量を低下するか若しくは圧縮機の運転を停止し
て前記送風機の送風量を上げるサーキュレーション運転
を行う空気調和装置であって、前記サーキュレーション
運転は被空調室の空気が所定回数循環するまで運転を継
続し、その後は被空調室の室温が所定温度以上であれば
前記送風機の回転数を下げて送風機のみの運転を行い、
被空調室の室温が所定温度以下であれば通常の暖房運転
を再開するものである。
【0012】また、本発明は、前記所定回数を0.5〜
1回にしたものである。
【0013】また、本発明は、所定のタイミングでサー
キュレーション運転を行うサーキュレーションモードと
サーキュレーション運転を全く行わない通常モードを手
動で切り換え可能にしたものである。
【0014】また、本発明は、サーキュレーション運転
を行うサーキュレーションモードとサーキュレーション
運転を全く行わない通常モードを環境条件に応じて自動
的に切換可能にしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係わる空気調和装置の構成図、図2は本発
明の実施の形態1に係わる空気調和装置の制御ブロック
図、図3は本発明の実施の形態1に係わる空気調和装置
の制御フロー図、図4は本発明の実施の形態1に係わる
空気調和装置のタイミングチャート図である。
【0016】図1、2において、1は能力制御可能な圧
縮機で周波数を可変して運転される。2は冷房運転と暖
房運転で冷媒の流れる方向を変える四方弁、3は室外側
の熱交換器である。この圧縮機1と四方弁2と熱交換器
3とが主に室外ユニット4を構成している。一方、5
a,5bは室内側の熱交換器、6は室内の空気を循環さ
せる送風機である。また、7は室内から送風機6に空気
を吸い込む吸込口、8a,8bは送風機6から室内に空
気を吹き出す吹出口、9a,9bはこの吹出口8a,8
bにそれぞれ設けられ、送風方向を変更させる風向べー
ンである。さらに、10は室内の空気温度を測定する例
えばサーミスタ等の温度センサである。この熱交換器5
a,5bと送風機6と吸込口7と吹出口8a,8bと風
向べーン9a,9bと温度センサ10が室内ユニット1
1を構成している。また、この室内ユニット11は被空
調室12の天井に埋設して設置されている。
【0017】この室内ユニット4及び室外ユニット11
は配管13でそれぞれ接続されており全体として冷凍サ
イクルを構成する。従って、圧縮機1の運転及び四方弁
2の切り換えで被空調室12の冷房・暖房を行うことが
できる。また、室内及び室外ユニット4,11は制御信
号を送受信するために制御装置14と電気的に接続され
ている。この制御装置14は、リモコン15と接続され
ているため、使用者の行うリモコンの設定操作が制御装
置14を介して室内外ユニット4,11へ信号という形
で送られる。よって、使用者の望む室内の温度設定を満
足するように空気調和装置の運転が行われる。
【0018】リモコン15は、設定温度Trs、天井高
さHsを入力することができる入力手段を備えている。
設定温度Trsは使用者が設定する使用者の望む温度で
あり、天井高さHsは主として空調装置据付時に施工業
者がその被空調室10の天井高さに合わせて入力するも
のである。これらの値を使用者及び施工業者が入力する
ことによってリモコン15から制御装置14にその信号
が送られる。また被空調室12の空気温度Triは、室
内ユニット11内に設けられた空気温度センサ10で検
出されて制御装置14にその信号が送られる。制御装置
14はこれらの制御信号を基に空気調和装置の運転を行
う。具体的には、空気調和装置の運転に際し、圧縮機1
の回転数の変更、室内の送風機6の回転数の変更、風向
ベーンのベーン角度φを変更が、制御装置14からの制
御信号を基に随時行われる。
【0019】上述の様に天井高さHsは、一般的に予め
施工業者等によって入力されるものである。即ち、空気
調和装置の据付時において、施工業者は被空調室12の
天井高さを基に天井高さHsをリモコン15を用いて入
力する。この入力された天井高さHsは制御装置14内
のマイコンに記憶される。この天井高さHsが入力され
ると高さ方向の上下温度差を考慮して、次のような補正
がかけられることになる。 天井高さHs 補正値 2.5(m) →0(℃)(補正無し) 3.5(m) →4(℃) 4.5(m) →6(℃) この補正は、具体的には、例えば天井高さが3.5
(m)の場合は以下のように設定される。 Trs=Trs+4(℃) Trs:制御装置14が設定した設定温度 Trs:使用者がリモコン15で入力した設定温度
【0020】また、天井高さの入力により送風機6の風
速を変更するように設定することも可能である。この、
風速の変更によって、風の到達距離を自在に変えること
ができ、床まで風を到達させることができる。例えば、
以下のように設定することができる。 天井高さHs 補正値 2.5(m) →2.5(m/s) 3.5(m) →3.5(m/s) 4.5(m) →4.5(m/s)
【0021】次に、前述の様に構成された実施の形態1
における空気調和装置の暖房時の動作について図1と図
3を併用して説明する。図1と図3において、電源スイ
ッチ(図示せず)をONし、リモコン15で設定室内温
度Trsを入力する(ステップS1)と、その情報は制
御装置14へ入力される。そして、その情報が制御装置
14から室内外ユニット4,11へ送信され空気調和装
置は運転を開始する(ステップS2)。
【0022】暖房運転開始から室内温度Triが設定温
度Trsに到達するまでの室内温度推移を図4に示す。
図において、室内温度Triは設定温度Trsよりも低
いため、圧縮機1が例えば定格運転することで室内温度
Triが時間の経過とともに上昇していく。室内温度T
riが設定温度Trsに到達すると、制御装置14は室
内温度Triが設定温度Trsに対してプラス・マイナ
ス1(℃)の幅内で推移するように圧縮機1の容量等を
可変制御する。従って、室内温度Triはほぼ設定温度
Trsに保たれる。しかし、室内温度Triを検出して
いる温度センサ10は室内ユニット11に設けられてい
るため、天井付近の温度が室内温度Triとなる。従っ
て、高温の空気は比重量が小さいため上方に停滞して空
間の高さ方向で上下温度差が生じていることを考慮する
と、上述の天井高さHsの入力による補正がかかってい
る場合でも、この補正は画一的なものであり、使用者が
居る床付近の温度と室内温度Triには隔たりが生じ
る。
【0023】図5は、使用者が居る床付近の温度と室内
温度Triには隔たりを示す空間の高さ方向の温度分布
図である。この図より、天井高さが3.5(m)である
場合には、床面付近と天井付近では約10℃以上の温度
差がついており、サーキュレーション運転を行うことが
必要であることがわかる。次に、どういったタイミング
でサーキュレーション運転を行えば良いかを考える。図
6は床面付近(床面から0.05(m))と床面から
1.5(m)の高さとを比較して、この室内の上下温度
差を暖房運転開始時からの経過時間を横軸に室内高さ方
向を縦軸にした上下温度差の変化をプロットした温度分
布図である。また、図7は床面から1.5(m)の高さ
と床面から3.5(m)の高さとを比較したずである。
【0024】温度センサ10は天井付近(床面から3.
5(m)の高さ)に設置されているため、上下温度差は
主に図7より設定される。ここで、室内温度Triが設
定温度Trsに到達した時点(ta)ではまだあまり上
下温度差はついていないが、室内温度Triが設定温度
Trsに対してプラス・マイナス1℃の幅内で一定時間
(具体的に)推移したときには(ta+th)、上下温
度差が一定の値で推移していることわかる。従って、サ
ーキュレーション運転は、設定温度Trsに対してプラ
ス・マイナス1(℃)の幅内で一定時間(th)推移し
た後に行えば、効率良くサーキュレーション運転の効果
を発揮することができる。この時間ta及びthは、例
えば平均的な大きさの部屋(3。5×5×5)では両方
ともに15分程度となる。
【0025】そこで、本実施の形態では暖房運転開始
後、室内温度Triが設定温度Trsに対してTrs―
1<Triの条件を満たしているかを判定し(ステップ
S3)、この条件を満たしていれば(ステップS3のY
ES9)、継続時間のカウントダウンを開始する(ステ
ップS4)。次に、継続時間のカウントダウン中に温度
センサ10が測定する室内空気温度TriがTrs―1
<Tri<Trs+1の条件を満たしているか否かの判
定が行われる(ステップS5)。この条件を満たしてい
ない場合には継続時間のカウントダウンが中止される
(ステップS5のNO)。一方、室内空気温度Triが
Trs―1<Tri<Trs+1の条件を満たしている
場合には、次のステップに進み、カウントダウンしてい
る継続時間が予め定められた所定時間(th)を越えて
いるかどうかが判定が行われる(ステップS6)。この
所定時間(th)は被空調室12内の上下温度差と経過
時間の関係より算出される。
【0026】この継続時間が所定時間(th)を越えて
いる場合は(ステップS6のYES)、サーキュレーシ
ョン運転を開始する(ステップS7)。サーキュレーシ
ョン運転とは、天井付近に停滞している高温の空気と床
付近の空気とを循環させる運転であり、本実施の形態で
は、圧縮機1を停止させ(インバータ機の場合は回転数
をミニマムにして運転する)、送風機6の回転数を増加
させて風量を上げることによって行う。このとき、風向
ベーン9a,9bを下向き45°に固定する(ステップ
S8)。
【0027】更に、このサーキュレーション運転を行う
時間を計測しておき、サーキュレーション運転時間が所
定時間(ts)を越えたか否かを判定する(ステップS
9)。所定時間(ts)を越えていない場合(ステップ
S9のNO)は、越えるまでサーキュレーション運転を
継続する。一方、所定時間(ts)を越えた場合(ステ
ップS9のYES)は、サーキュレーション運転を終了
させて(ステップS10)、通常の暖房運転を再開する
(ステップS2)。
【0028】この所定時間(ts)の算出方法について
以下に述べる。図8は被空調室12の空気を0.5
(回)循環させた場合の部屋の高さを縦軸にとった温度
分布図、図9は被空調室12の空気を1(回)循環させ
た場合の部屋の高さを縦軸にとった温度分布図である。
図より、サーキュレーション運転前の温度分布図(図
5)と比較して、被空調室12の空気を0.5回循環さ
せただけでも十分に上下温度差が解消されていることが
わかる。また、1回循環させれば更に上下温度差が解消
され、床から3.5(m)の高さの間での上下温度差は
3℃以内に収まっていることがわかる。また、図10、
11は上下温度差(℃)を縦軸に、換気回数を横軸にと
った図である。図10の上下温度差は、床面付近(床面
から0.05(m))と床面から1.5(m)の高さと
の比較であり、図11の上下温度差は、床面から1.5
(m)の高さと床面から3.5(m)の高さとの比較で
ある。図11より、被空調室12の空気循環を0.5回
循環すれば天井付近と使用者の肩から頭にかかる高さと
の上下温度差が解消されることがわかる。また、図10
より、空気循環を1回程度行えば、使用者の足元付近と
頭との上下温度差も十分に解消されるため、サーキュレ
ーション運転時間(ts)は、換気を0.5〜1回程度
行うに必要な時間であれば良い。次式に、部屋空気をn
回循環させるためのサーキュレーション運転時間を示
す。 T=n・V/Q[min] 運転時間 :T[min] 部屋(被空調室)体積:V[m3] 送風量 :Q[m3/min]
【0029】上記式にn=0.5〜1(回)を代入して
算出した運転時間Tをサーキュレーション運転時間(t
s)として制御装置14内のマイコンに記憶させておけ
ば良い。また、空気調和装置が使用される部屋体積によ
って、設置される空気調和装置の暖房能力が決められる
ため、部屋(被空調室)体積を暖房能力に置き換えてサ
ーキュレーション運転時間(ts)を計算することもで
きる。
【0030】実施の形態2.図12は本発明の実施の形
態2に係わる空気調和装置の制御フロー図、図13は本
発明の実施の形態2に係わる空気調和装置の制御チャー
ト図である。なお、空気調和装置の基本的構成は実施の
形態1と同様であるので説明は省略する。また、実施の
形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省
略する。
【0031】次に、本発明の実施の形態2に係わる空気
調和装置の動作を図1及び図12に基づいて説明する。
図1と図12において、設定室内温度Trsを入力する
(ステップS21)と、その情報は制御装置14へ入力
される。そして、その情報が制御装置14から室内外ユ
ニット4,11へ送信され空気調和装置は運転を開始す
る(ステップS22)。
【0032】実施の形態1では暖房運転開始後、室内温
度Triが設定温度Trsに対してTrs―1<Tri
の条件を満たしているかを判定したが(図3のステップ
S3)、本実施の形態では室内温度Triが設定温度T
rsに対してTrs<Triの条件を満たしているかを
判定を行う(ステップS23)。この条件を満たしてい
れば(ステップS23のYES)、継続時間のカウント
ダウンを開始する(ステップS24)。次に、このカウ
ントダウンしている継続時間が予め定められた所定時間
(th)を越えているかどうかが判定される(ステップ
S6)。
【0033】従って、継続時間が予め定められた所定時
間(th)を越えている場合は(ステップS25のYE
S)、サーキュレーション運転を開始する(ステップS
26)。つまり、本実施の形態では、実施の形態1のよ
うに一定時間帯において所定温度幅内に収まっていなく
ても、Trs<Triの条件を満たした後、所定時間
(th)経過後には必ずサーキュレーション運転を行
う。従って、何らかの外乱、例えば扉の開閉により室内
温度Triが変動した場合でもサーキュレーション運転
を確実に一定の間隔で行うことができる。特に、温度変
動が生じやすい部屋においてサーキュレーション運転を
行いたい場合に適した制御となる。
【0034】次に、このサーキュレーション運転時間を
計測しておき、サーキュレーション運転時間が所定時間
(ts)を越えたか否かを判定する(ステップS2
8)。所定時間(ts)を越えていない場合(ステップ
S28のNO)は、越えるまでサーキュレーション運転
を継続する。一方、所定時間(ts)を越えた場合(ス
テップS28のYES)は、サーキュレーション運転を
終了させて(ステップS29)、通常の暖房運転を再開
する(ステップS22)。
【0035】実施の形態3.図14は本発明の実施の形
態1に係わる空気調和装置の制御フロー図である。な
お、空気調和装置の基本的構成は実施の形態1と同様で
あるので説明は省略する。また、実施の形態1と同一又
は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
【0036】次に、本発明の実施の形態3に係わる空気
調和装置の動作を図1及び図14のフローに基づいて説
明する。本実施の形態では、サーキュレーション運転中
の動作についてのみ説明し、それ以外の動作について
は、実施の形態1又は2と同様であるので説明は省略す
る。実施の形態1・2では、サーキュレーション運転開
始後、サーキュレーション運転時間を計測しておき、サ
ーキュレーション運転時間が所定時間(ts)を越えた
か否かを判定し、所定時間(ts)を越えた場合は、サ
ーキュレーション運転を終了させて(図3のステップS
10)、通常の暖房運転を再開する。本実施の形態で
は、所定時間(ts)を越えた場合でも、一定条件下に
おいては暖房運転を開始しないため、より省エネルギー
な空気調和装置を提供することができる。
【0037】サーキュレーション運転を開始すると(ス
テップS31)、具体的には、圧縮機1が停止し(イン
バータ機の場合は回転数をミニマム運転する)、送風機
6の回転数は増加して風量が上がる。また、風向ベーン
9a,9bは下向き45°に固定する(ステップS3
2)。また、このサーキュレーション運転時間を計測し
ておき、サーキュレーション運転時間が所定時間(t
s)を越えたか否かを判定する(ステップS33)。所
定時間(ts)を越えていない場合(ステップS33の
NO)は、越えるまでサーキュレーション運転を継続す
る。一方、所定時間(ts)を越えた場合(ステップS
33のYES)は、送風機6の回転数のみを減少させる
(ステップS34)。即ち、所定時間(ts)サーキュ
レーション運転を行った後は、上下温度差が無くなって
いるため、送風機6の回転数が高いままであると使用者
に風が当たることで肌寒さを感じさせる恐れがあるから
である。そこで、送風機6の回転数のみを減少させる。
【0038】次に、温度センサ10の検出する室内温度
TriがTri>Trsの条件を満たしているか否か
が判定される(ステップS35)。Tri>Trs
場合は、送風機6の低速運転のみを継続する(ステップ
S35のNO)。一方、Tri<Trsである場合
(ステップS35のYES)には、サーキュレーション
運転を終了する(ステップS36)。従って、所定時間
(ts)経過後も室内温度TriがTrs以上であれ
ば、室内温度Triが設定温度Trsとほぼ一致して
いるため、圧縮機1は停止またはミニマム運転のままに
しておき、省エネルギーかつ無駄の無い暖房運転を行う
ようにした。
【0039】実施の形態4.図15は本発明の実施の形
態4に係わる空気調和装置の制御ブロック図、図16は
本発明の実施の形態4に係わる空気調和装置の制御フロ
ー図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分に
は同じ符号を付し説明を省略する。実施の形態1では、
サーキュレーションモードMsについては、自動的に設
定されるものであったが、使用者が必ずしもサーキュレ
ーション運転を望んでいるとは限らないため、使用者の
方で簡便な方法により、通常の運転とサーキュレーショ
ン運転を使い分けることができれば便利である。そこ
で、本実施の形態にはリモコン15にモード変更のため
のサーキュレーションモード入力手段を設けることにし
た。
【0040】本実施の形態において、図15でリモコン
15は、設定温度Trs、天井高さHs、サーキュレー
ションモードMsを入力することができる入力手段を備
えている。このうち設定温度Trs、天井高さHsにつ
いては実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
サーキュレーションモードMsとは、サーキュレーショ
ン運転を全く行わない通常モードと、一定条件下におい
てサーキュレーション運転を行うサーキュレーションモ
ードとを使用者が任意に設定することができるものであ
る。これにより、使用者がサーキュレーション運転を望
まない場合には、通常のモードでの暖房運転のみを行う
ことになる。設定温度Trs、天井高さHs、サーキュ
レーションモードMsのON/OFFを使用者及び施工
業者が入力することによってリモコン15から制御装置
14にその情報が送られる。また被空調室12の空気温
度Triは、空気温度センサ10で検出されて制御装置
14にその信号が送られる。
【0041】次に、前記のように構成された実施の形態
4に係わる空気調和装置の動作を説明する。電源スイッ
チ(図示せず)をONし、リモコン15で設定室内温度
Trsを入力する(ステップS41)と、その情報は制
御装置15へ入力される。そして、この制御装置14か
ら室内外ユニット4,11へ送信され空気調和装置は運
転を開始する(ステップS42)。次に、制御装置14
はサーキュレーションモードMsが設定されているかの
判定を行い(ステップS43)、設定されていない場合
(ステップS43のNO)には通常モードでの暖房運転
を行う(ステップS42)。一方、サーキュレーション
モードMsが設定されている場合(ステップS43のY
ES)には実施の形態1で説明したように暖房運転の途
中で必要に応じてサーキュレーション運転を行う。
【0042】従って、使用者が任意に通常モードとサー
キュレーションモードを使い分けることで、より使用者
の好みに応じた空調環境を提供することができるととも
に、場合に応じて省エネルギを達成することができる。
【0043】また、本実施の形態では、サーキュレーシ
ョン運転を全く行わない通常モードと、一定条件下にお
いてサーキュレーション運転を行うサーキュレーション
モードとを使用者が、リモコン15を用いて手動で入力
することにより任意に切り換えすることができるものと
した。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、
所定の環境条件に応じて自動的に切り換えするものでも
良い。例えば、室内温度と室外温度の温度差が所定温度
以上ある場合にサーキュレーションモードMsが設定さ
れるようにしても良い。また、空気調和装置にカレンダ
ー機能を付加して、このカレンダーに従って、例えば暖
房運転が行われる10月〜3月まではサーキュレーショ
ンモードMsに自動切換されるものでも良い。更に、室
外温度が所定温度以下あるときにのみサーキュレーショ
ンモードMsに自動切換されるものでも良い。
【0044】
【発明の効果】以上の発明から明らかなように本発明に
係わる空気調和装置は、圧縮機、室内熱交換器及び室外
熱交換器からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換器と送
風機とを内部に有する室内ユニットを室内高所に配置し
た空気調和装置であって、暖房運転時に室温が所定温度
帯内で所定時間推移したとき、前記圧縮機の圧縮容量を
低下するか若しくは圧縮機の運転を停止して前記送風機
の送風量を上げるサーキュレーション運転を行うもので
ある。この結果、室内において上下温度差が所定以上つ
いた後に、サーキュレーション運転を行い、室内の空気
を循環させて上下温度差を解消するというサーキュレー
ション運転の効果を十分に発揮するとともに、サーキュ
レーション運転中使用者に肌寒さを感じさせることのな
い空気調和装置を提供することができる。
【0045】本発明に係わる空気調和装置は、圧縮機、
室内熱交換器及び室外熱交換器からなる冷媒回路を有
し、該室内熱交換器と送風機とを内部に有する室内ユニ
ットを室内高所に配置した空気調和装置であって、室温
が所定温度に到達してから一定時間が経過したとき、前
記圧縮機の圧縮容量を低下するか若しくは圧縮機の運転
を停止して前記送風機の送風量を上げるサーキュレーシ
ョン運転を行うものである。この結果、室内において上
下温度差が所定以上ついた後に、サーキュレーション運
転を行い、室内の空気を循環させて上下温度差を解消す
るというサーキュレーション運転の効果を十分に発揮す
るとともに、サーキュレーション運転中使用者に肌寒さ
を感じさせることのない空気調和装置を提供することが
できる。
【0046】また、本発明に係わる空気調和装置は、前
記サーキュレーション運転を前記圧縮機の圧縮容量を低
下するか若しくは圧縮機の運転を停止して送風機の送風
量を上げるとともに送風方向を室内下方向の所定角度に
するものである。この結果、室内において上下温度差が
所定以上ついた後に、サーキュレーション運転を行い、
室内の空気を循環させて上下温度差を解消するというサ
ーキュレーション運転の効果を十分に発揮するととも
に、サーキュレーション運転中使用者に肌寒さを感じさ
せることのない空気調和装置を提供することができる。
【0047】また、本発明に係わる空気調和装置は、圧
縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器からなる冷媒回路
を有し、該室内熱交換器と送風機とを内部に有する室内
ユニットを室内高所に配置して、暖房運転時に所定のタ
イミングで前記圧縮機の圧縮容量を低下するか若しくは
圧縮機の運転を停止して前記送風機の送風量を上げるサ
ーキュレーション運転を行う空気調和装置であって、前
記サーキュレーション運転を行う時間は空気調和を行う
被空調室の体積及び前記室内ユニットの吹出口からの吹
出風量に基づいて設定したものである。この結果、室内
の空気を循環させて上下温度差を解消するというサーキ
ュレーション運転を必要最低限行い、その効果を効率良
く発揮するとともに、サーキュレーション運転の継続に
より使用者に肌寒さを感じさせることのない空気調和装
置を提供することができる。
【0048】また、本発明に係わる空気調和装置は、圧
縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器からなる冷媒回路
を有し、該室内熱交換器と送風機とを内部に有する室内
ユニットを室内高所に配置して、暖房運転時に所定のタ
イミングで前記圧縮機の圧縮容量を低下するか若しくは
圧縮機の運転を停止して前記送風機の送風量を上げるサ
ーキュレーション運転を行う空気調和装置であって、前
記サーキュレーション運転は被空調室の空気が所定回数
循環するまで継続するものである。この結果、室内の空
気を循環させて上下温度差を解消するというサーキュレ
ーション運転を必要最低限行い、その効果を効率良く発
揮するとともに、サーキュレーション運転の継続により
使用者に肌寒さを感じさせることのない空気調和装置を
提供することができる。
【0049】また、本発明に係わる空気調和装置は、圧
縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器からなる冷媒回路
を有し、該室内熱交換器と送風機とを内部に有する室内
ユニットを室内高所に配置して、暖房運転時に所定のタ
イミングで前記圧縮機の圧縮容量を低下するか若しくは
圧縮機の運転を停止して前記送風機の送風量を上げるサ
ーキュレーション運転を行う空気調和装置であって、前
記サーキュレーション運転は被空調室の空気が所定回数
循環するまで運転を継続し、その後は被空調室の室温が
所定温度以上であれば前記送風機の回転数を下げて送風
機のみの運転を行い、被空調室の室温が所定温度以下で
あれば通常の暖房運転を再開するものである。この結
果、サーキュレーション運転を必要最低限行い、その効
果を効率良く発揮し、サーキュレーション運転の継続に
より使用者に肌寒さを感じさせることのない省エネルギ
な空気調和装置を提供することができる。
【0050】また、本発明に係わる空気調和装置は、前
記所定回数を0.5〜1回にしたものである。この結
果、サーキュレーション運転を必要最低限行い、その効
果を効率良く発揮し、サーキュレーション運転の継続に
より使用者に肌寒さを感じさせることのない省エネルギ
な空気調和装置を提供することができる。
【0051】また、本発明に係わる空気調和装置の室内
機は、所定のタイミングでサーキュレーション運転を行
うサーキュレーションモードとサーキュレーション運転
を全く行わない通常モードを手動で切り換え可能にした
ものである。この結果、より使用者の好みに合った室内
環境を実現でき、サーキュレーション運転を行う場合に
は、その効果を十分に発揮するとともに、サーキュレー
ション運転中使用者に肌寒さを感じさせることのない空
気調和装置を提供することができる。
【0052】さらに、本発明に係わる空気調和装置の室
内機は、サーキュレーション運転を行うサーキュレーシ
ョンモードとサーキュレーション運転を全く行わない通
常モードを環境条件に応じて自動的に切換可能にしたも
のである。この結果、季節等の環境条件に応じて室内環
境を変えることができるとともに、サーキュレーション
運転を行う場合には、その効果を十分に発揮して、サー
キュレーション運転中使用者に肌寒さを感じさせること
のない空気調和装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1の構成を示す空気調和
装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施形態1の構成を示す空気調和
装置の制御ブロック図である。
【図3】 この発明の実施形態1の構成を示す空気調和
装置の制御フロー図である。
【図4】 この発明の実施形態1の構成を示す空気調和
装置のタイミングチャート図である。
【図5】 室内の温度分布図である。
【図6】 この発明の実施形態1の構成を示す空気調和
装置の運転時間と室内温度との関係を示す図である。
【図7】 この発明の実施形態1の構成を示す空気調和
装置の運転時間と室内温度との関係を示す図である。
【図8】 室内空気の循環後の温度分布図である。
【図9】 室内空気の循環後の温度分布図である。
【図10】 室内空気の循環回数と上下温度差の関係を
示す図である。
【図11】 室内空気の循環回数と上下温度差の関係を
示す図である。
【図12】 この発明の実施形態2の構成を示す空気調
和装置の制御フロー図である。
【図13】 この発明の実施形態2の構成を示す空気調
和装置のタイミングチャート図である。
【図14】 この発明の実施形態3の構成を示す空気調
和装置の制御フロー図である。
【図15】 この発明の実施形態4の構成を示す空気調
和装置の制御ブロック図である。
【図16】 この発明の実施形態4の構成を示す空気調
和装置の制御フロー図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、 2 四方弁、 3 室外側熱交換器、
4 室外ユニット、5a,5b 室内側熱交換器、 6
送風機、 7 吸込口、 8a,8b 吹出口、 9
a,9b 風向ベーン、 10 温度センサ、 11
室外ユニット、 12 被空調室、 13 配管、 1
4 制御装置、 15 リモコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅波 拓也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA06 CC02 CC08 CC19 DD02 DD08 EE02 EE05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器
    からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換器と送風機とを
    内部に有する室内ユニットを室内高所に配置した空気調
    和装置であって、暖房運転時に室温が所定温度帯内で所
    定時間推移したとき、前記圧縮機の圧縮容量を低下する
    か若しくは圧縮機の運転を停止して前記送風機の送風量
    を上げるサーキュレーション運転を行うことを特徴とす
    る空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器
    からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換器と送風機とを
    内部に有する室内ユニットを室内高所に配置した空気調
    和装置であって、室温が所定温度に到達してから一定時
    間が経過したとき、前記圧縮機の圧縮容量を低下するか
    若しくは圧縮機の運転を停止して前記送風機の送風量を
    上げるサーキュレーション運転を行うことを特徴とする
    空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記サーキュレーション運転は前記圧縮
    機の圧縮容量を低下するか若しくは圧縮機の運転を停止
    して送風機の送風量を上げるとともに送風方向を室内下
    方向の所定角度にすることを特徴とする請求項1または
    2記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器
    からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換器と送風機とを
    内部に有する室内ユニットを室内高所に配置して、暖房
    運転時に所定のタイミングで前記圧縮機の圧縮容量を低
    下するか若しくは圧縮機の運転を停止して前記送風機の
    送風量を上げるサーキュレーション運転を行う空気調和
    装置であって、前記サーキュレーション運転を行う時間
    は空気調和を行う被空調室の体積及び前記室内ユニット
    の吹出口からの吹出風量に基づいて設定されることを特
    徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器
    からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換器と送風機とを
    内部に有する室内ユニットを室内高所に配置して、暖房
    運転時に所定のタイミングで前記圧縮機の圧縮容量を低
    下するか若しくは圧縮機の運転を停止して前記送風機の
    送風量を上げるサーキュレーション運転を行う空気調和
    装置であって、前記サーキュレーション運転は被空調室
    の空気が所定回数循環するまで継続することを特徴とす
    る空気調和装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、室内熱交換器及び室外熱交換器
    からなる冷媒回路を有し、該室内熱交換器と送風機とを
    内部に有する室内ユニットを室内高所に配置して、暖房
    運転時に所定のタイミングで前記圧縮機の圧縮容量を低
    下するか若しくは圧縮機の運転を停止して前記送風機の
    送風量を上げるサーキュレーション運転を行う空気調和
    装置であって、前記サーキュレーション運転は被空調室
    の空気が所定回数循環するまで運転を継続し、その後は
    被空調室の室温が所定温度以上であれば前記送風機の回
    転数を下げて送風機のみの運転を行い、被空調室の室温
    が所定温度以下であれば通常の暖房運転を再開すること
    を特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記所定回数を0.5〜1回にしたこと
    を特徴とする請求項5または6記載の空気調和装置。
  8. 【請求項8】 所定のタイミングでサーキュレーション
    運転を行うサーキュレーションモードとサーキュレーシ
    ョン運転を全く行わない通常モードを手動で切り換え可
    能にしたことを特徴とする請求項1〜7記載の空気調和
    装置。
  9. 【請求項9】 サーキュレーション運転を行うサーキュ
    レーションモードとサーキュレーション運転を全く行わ
    ない通常モードを環境条件に応じて自動的に切換可能に
    したことを特徴とする請求項1〜7記載の空気調和装
    置。
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