JP7209040B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
<空気調和機の構成>
図1は、第1実施形態に係る空気調和機100の室内機20、室外機40、及びリモコン60の正面図である。
空気調和機100は、冷房運転や暖房運転等の空調を行う機器である。図1に示すように、空気調和機100は、室内(空調室)に設置される室内機20と、屋外に設置される室外機40と、ユーザによって操作されるリモコン60と、を備えている。
リモコン送受信部21は、赤外線通信等によって、リモコン60との間で所定の情報をやり取りする。前記した情報として、運転/停止指令や、運転モードの変更の他、設定温度の変更、タイマの設定等が挙げられる。
表示ランプ23は、空調運転等に関する所定の表示を行うものであり、室内機20に設けられている。なお、図1では省略しているが、室内機20と室外機40とは冷媒配管を介して接続されるとともに、通信線を介して接続されている。
なお、図2の実線矢印は、暖房運転時の冷媒の流れを示している。
一方、図2の破線矢印は、冷房運転時の冷媒の流れを示している。
図1に示すように、空気調和機100は、圧縮機11と、室外熱交換器12と、室外ファン13と、膨張弁14と、を備えている。また、空気調和機100は、前記した構成の他に、室内熱交換器15と、室内ファン16と、四方弁17と、を備えている。
室外ファン13は、室外熱交換器12に外気を送り込むファンである。室外ファン13は、駆動源である室外ファンモータ13aを備え、室外熱交換器12の付近に設けられている。
膨張弁14は、「凝縮器」(室外熱交換器12及び室内熱交換器15の一方)で凝縮した冷媒を減圧する弁である。なお、膨張弁14で減圧された冷媒は、「蒸発器」(室外熱交換器12及び室内熱交換器15の他方)に導かれる。
室内ファン16は、室内熱交換器15を介して、空調室に空気を送り込むファンである。室内ファン16は、駆動源である室内ファンモータ16c(図5参照)を備え、室内熱交換器15の付近に設けられている。
図3に示す室内機20は、前記した室内熱交換器15や室内ファン16の他に、ドレンパン18と、筐体ベース19と、フィルタ20a,20bと、を備えている。さらに、室内機20は、前面パネル24と、左右風向板25(風向板)と、上下風向板26(風向板)と、を備えている。
室内ファン16は、例えば、円筒状のクロスフローファンであり、駆動源である室内ファンモータ16c(図5参照)を備えている。図3に示すように、室内ファン16は、室内熱交換器15の付近に設けられている。
筐体ベース19は、室内熱交換器15や室内ファン16の他、フィルタ20a,20b等が設置される筐体である。
前面パネル24は、前側のフィルタ20aを覆うように設置されるパネルであり、下端部を軸として前側に回動可能になっている。なお、前面パネル24が回動しない構成であってもよい。
上下風向板26は、室内機20から吹き出される空気の上下方向の風向きを調整する板状部材であり、上下風向板用モータ26a(図5参照)によって上下方向に回動するようになっている。
なお、図4では、膨張弁14(図2参照)や四方弁17(図2参照)の図示を省略している。
図4に示す筐体41には、圧縮機11や室外熱交換器12、室外ファン13の他、アキュムレータ36や電装品ボックス43が設けられている。具体的には、平面視でL字状を呈する室外熱交換器12が、筐体41の底板41aに設置されている。室外熱交換器12は、所定の隙間を空けて配置される多数のフィン12aと、これらのフィン12aを貫通する複数の伝熱管12bと、を備えている。そして、伝熱管12bを介して、冷媒が所定に蛇行しながら通流するようになっている。
電装品ボックス43は、後記する室外制御回路35(図5参照)の回路基板を収容する箱であり、仕切板42の上側に設けられている。
図5に示すように、室内機20は、リモコン送受信部21(図1も参照)や撮像部22(図1も参照)等を備えている。撮像部22は、前記したように、空調室を撮像するものであり、所定の撮像素子(図示せず)を備えている。このような撮像素子として、例えば、CCDセンサ(Charge Coupled Device)やCMOSセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor)が用いられる。その他にも、撮像部22として、空調室の熱画像を生成するサーモパイル等が用いられてもよい。撮像部22で生成された撮像画像情報は、室内制御回路33に出力される。
室内温度センサ31は、室内温度(空調室の温度)を検出するセンサであり、例えば、室内熱交換器15(図2参照)の空気吸込側に設置されている。室内温度センサ31の検出値は、室内制御回路33に出力される。
表示ランプ23は、室内制御回路33からの指令に基づいて、所定に点灯又は点滅するようになっている。スピーカ32は、室内制御回路33からの指令に基づいて、所定の音(音声を含む)を発するようになっている。なお、表示ランプ23及びスピーカ32は、空調室の換気を促す報知を行う「報知部」として機能する。
二酸化炭素濃度算出部332bは、人検出部331bの検出結果等に基づいて、空調室の二酸化炭素濃度を算出する。なお、人検出部331bや二酸化炭素濃度算出部332bが実行する処理については後記する。
室外温度センサ34は、室外温度(外気の温度)を検出するセンサであり、室外機40の所定箇所に設置されている。なお、図5では省略しているが、室外機40は、圧縮機11(図1参照)の吐出温度等を検出する他のセンサも備えている。これらの各センサの検出値は、室外制御回路35に出力される。
例えば、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスといった感染性の病原体が室内(空調室)に存在する場合でも、室内の換気が十分に行われることで、人を介した感染が抑制される。また、室内の換気が行われることで、室内の空気の二酸化炭素濃度が低下する一方、酸素濃度が上がるという利点もある。
図6は、空気調和機の制御部が実行する処理のフローチャートである(適宜、図2、図5を参照)。
なお、図6の「START」時には、冷房運転や暖房運転といった所定の空調運転が行われているものとする。
ステップS101において制御部30は、撮像部22の撮像結果を読み込む。この撮像結果(つまり、撮像画像情報)には、撮像部22の各画素の輝度に関するデータが含まれている。
ステップS105において制御部30は、空調室の換気を促す報知を行う。例えば、制御部30は、表示ランプ23を所定に点灯させつつ、窓やドアを開けて換気を行うことを勧める内容の音声をスピーカ32から出力する。すなわち、制御部30は、撮像部22の撮像結果に基づいて、換気を促す報知を表示ランプ23及びスピーカ32に行わせる。これによって、在室者は、空調室の換気を行った方がよいことを把握できる。
図7Aの例では、空調室に3人の在室者M1,M2,M3がおり、窓W1が閉められた状態で所定の空調運転が行われている。このような状態が長時間続くと、在室者M1,M2,M3の呼気が空調室に留まるため、空調室R10の二酸化炭素濃度が徐々に増加する。
図7Bの例では、在室者M1が窓W1を開けている他、別の在室者M2がドアD1を開けることで、換気が行われている。これによって、空調室R10の空気が入れ替わるため、二酸化炭素濃度が低下する他、在室者M1,M2,M3の間でウイルスの感染が生じることを抑制できる。
ステップS106において第1制御を行った後、ステップS107において制御部30は、第1制御の開始時から所定時間Δtが経過したか否かを判定する。なお、所定時間Δtは、第1制御が継続される時間であり、予め設定されている。例えば、開けられた状態の窓やドアを介して、空調室の換気が適度に行われる時間に基づいて、所定時間Δtが予め設定されている。
なお、制御部30は、第1制御(制御)の実行中、換気を促す報知として、表示ランプ23を所定に点灯又は点滅させる他、スピーカ32から所定の音声を出力することが好ましい。つまり、ステップS106の第1制御の実行中、制御部30が、ステップS103の換気を促す報知を継続することが好ましい。これによって、冷房運転や暖房運転の効きが一時的に悪くなることに対して、ユーザが違和感を受けにくくなる。つまり、換気を想定した空調運転が行われているのであって、空気調和機100に不具合が生じたわけではないことにユーザが気付きやすくなる。
第1実施形態によれば、空調室の二酸化炭素濃度が所定値以上になった場合(図6のS104:Yes)、制御部30は、換気を促す報知を表示ランプ23及びスピーカ32に行わせる(S105)。このような報知に気付いた在室者が窓やドアを開けて換気を行うことで、ウイルスの感染を抑制できる他、二酸化炭素濃度を低くすることができる。
また、換気を促す報知(S105)の後も制御部30が圧縮機11や室内ファン16を駆動させ続けるため、空調運転を中断する場合に比べて、ユーザにとっての快適性を高めることができる。
第2実施形態は、空気調和機100A(図8参照)が窓検出部333b(図8参照)を備える点が、第1実施形態とは異なっている。また、第2実施形態では、換気を促す報知を行った場合であって、空調室の窓やドアが開けられたことを検知したとき、制御部30A(図8参照)が第1制御を行う点が、第1実施形態とは異なっている。なお、その他の点については第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
図8に示すように、室内機20Aの室内制御部33Abは、人検出部331bや二酸化炭素濃度算出部332bの他に、窓検出部333bを備えている。窓検出部333bは、空調室の窓を検出する他、窓が閉まっている状態か、それとも、窓が開いている状態かを判定する機能も有している。例えば、空調室に太陽光が入射する所定の時間帯に、制御部30Aは、空調室の撮像画像に含まれる矩形状の高輝度領域を窓領域として抽出する。
なお、図9の「START」時には、冷房運転や暖房運転といった所定の空調運転が行われているものとする。また、図9のステップS101~S105については、第1実施形態(図6参照)と同様であるから、説明を省略する。
図9のステップS105において換気を促す報知を行った後、ステップS121において制御部30Aは、空調室の窓又はドアが開けられたか否かを窓検出部333bによって判定する。
一方、ステップS121において窓又はドアが開けられたと判定した場合(S121:Yes)、制御部30Aの処理はステップS106に進む。そして、制御部は、ステップS106において第1制御を実行する。すなわち、制御部30Aは、換気を促す報知を表示ランプ23及びスピーカ32に行わせる場合において(S105)、撮像部22の撮像結果に基づいて、空調室の窓又はドアが開かれたことを検知したとき(S121:Yes)、第1制御(制御)を実行する(S106)。
ステップS123において制御部30Aは、第1制御(S105)の開始時から所定時間Δtが経過したか否かを判定する。なお、所定時間Δtは、第1制御が継続される時間であり、予め設定されている。
第2実施形態によれば、制御部30Aは、換気を促す報知(S105)を行った後、窓又はドアが開けられたことを検知したとき(S121:Yes)、第1制御を実行する(S106)。これによって、窓やドアが閉められた状態で第1制御が開始されることを防止し、ひいては、ユーザにとっての快適性を高めることができる。
以上、本発明に係る空気調和機100,100Aについて各実施形態で説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、第1実施形態では、換気を促す報知を行った後の第1制御(図6のS106)の例として、制御部30が圧縮機11及び室内ファン16の回転速度を減少させる場合について説明したが、これに限らない。例えば、第1制御として、制御部30が、圧縮機11及び室内ファン16のうち一方の回転速度を減少させ、他方の回転速度については特に減少させないようにしてもよい。なお、制御部30が第1制御(制御)を実行(開始)するタイミングは、換気を促す報知を行った後の他、換気を促す報知を行う時のタイミングであってもよいし、また、換気を促す報知を行う前のタイミングであってもよい。すなわち、制御部30が、換気を促す報知を表示ランプ23(報知部)及びスピーカ32(報知部)に行わせる場合の第1制御(制御)として、表示ランプ23及びスピーカ32が換気を促す報知を行う時、報知を行う前、又は、報知を行った後のタイミングで、圧縮機11及び室内ファン16のうち少なくとも一方の回転速度を減少させるようにしてもよい。なお、第2実施形態についても同様のことがいえる。
また、第1制御(制御)の開始後に制御部30が、例えば、圧縮機11及び室内ファン16の回転速度を減少させ続けてもよいし、回転速度の減少後の値を所定に維持するようにしてもよい。このように、圧縮機11及び室内ファン16の回転速度の減少後の値が維持されている状態も第1制御(制御)に含まれる。
例えば、通常の空調運転の場合には、室内ファン16の回転速度を10%の上昇率で上げるところを、第1制御の場合には、室内ファン16の回転速度5%の上昇率で上げるようにしてもよい。これによって、ユーザが換気を行っているときの室内ファン16等の消費電力量を抑制できる。なお、第2実施形態についても同様のことがいえる。
また、第1制御(制御)の開始後に制御部30が、例えば、圧縮機11及び室内ファン16の回転速度の上昇率を通常の空調運転時よりも減少させ続けてもよいし、回転速度の減少後の上昇率を所定に維持するようにしてもよい。このように、圧縮機11及び室内ファン16の回転速度の上昇率の減少後の値が維持されている状態も第1制御(制御)に含まれる。
また、同様の方法で、換気を促す報知の後にいったん開けられた窓又はドアが再び閉められたことを、空調室の温度及び湿度のうち少なくとも一方の変化速度に基づいて検知することも可能である。なお、第2実施形態についても同様のことがいえる。
また、空調室の温度と空調運転時の設定温度との差の絶対値が所定値以上である場合には、制御部30は、換気を促す報知を行わず、第1制御(制御)も行わないことが好ましい。例えば、冷房運転が開始された直後は、空調室の温度と設定温度との差が比較的大きく、空調室が十分に冷えていない。このような状態で窓やドアが開けられると、それほど冷えていない空調室に高温の外気が入り込んで、ユーザにとっての快適性が損なわれることもあるからである。
なお、空調室の温度と室外温度との差の絶対値が所定値以上である場合、又は、空調室の温度と空調運転時の設定温度との差の絶対値が所定値以上である場合には、制御部30が、換気を促す報知を行う場合も、第1制御(制御)は行わないようにしてもよい。このような処理でも、前記したものと同様の効果が奏される他、換気を行ったほうがよいことをユーザに知らせることができる。
また、同様の理由により、制御部30は、空調運転を開始してから空調室の温度が所定温度に達するまでは、換気を促す報知を行わず、第1制御(制御)も行わないようにしてもよい。なお、空調室の温度が「所定温度に達する」とは、冷房運転時には、空調室の温度が所定温度以下になることを意味し、また、暖房運転時には、空調室の温度が所定温度以上になることを意味している。
なお、制御部30は、空調運転の開始時から所定時間が経過するまで、又は、空調運転を開始してから空調室の温度が所定温度に達するまでは、換気を促す報知を行う場合も、第1制御(制御)は行わないようにしてもよい。このような処理でも、前記したものと同様の効果が奏される他、換気を行ったほうがよいことをユーザに知らせることができる。
一方、暖房運転中に第1制御を開始する際、上下風向板26が水平方向よりも上向きになっていた場合、制御部30は、上下風向板26を水平方向よりも下向きにすることが好ましい。これによって、温かい空気が空調室の天井付近に滞留することを抑制できる。
また、各実施形態で説明した空気調和機100,100Aは、壁掛型の空気調和機の他、さまざまな種類の空気調和機にも適用可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
20 室内機
40 室外機
50 冷媒回路
60 リモコン
11 圧縮機
12 室外熱交換器
13 室外ファン
14 膨張弁
15 室内熱交換器
16 室内ファン
17 四方弁
22 撮像部
23 表示ランプ(報知部)
25 左右風向板(風向板)
26 上下風向板(風向板)
32 スピーカ(報知部)
331b 人検出部
332b 二酸化炭素濃度算出部
333b 窓検出部
30,30A 制御部
M1,M2,M3 在室者
R10 空調室
W1 窓
D1 ドア
Claims (11)
- 圧縮機と、
室内ファンと、
空調室の換気を促す報知を行う報知部と、
前記報知部に前記報知を行わせる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記報知部に前記報知を行わせる場合の制御として、
前記報知部が前記報知を行う時、前記報知を行う前、又は、前記報知を行った後のタイミングで、
前記圧縮機及び前記室内ファンのうち少なくとも一方の回転速度を減少させる、
又は、
前記圧縮機及び前記室内ファンのうち少なくとも一方の回転速度の上昇率を通常の空調運転時よりも小さくし、
前記制御部は、前記報知の後にいったん開けられた窓又はドアが再び閉められたことを検知したとき、及び、前記制御の開始時から所定時間が経過したときのいずれか早い方のタイミングまで前記制御を継続させる、空気調和機。 - 圧縮機と、
室内ファンと、
空調室の換気を促す報知を行う報知部と、
前記報知部に前記報知を行わせる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記報知部に前記報知を行わせる場合の制御として、
前記報知部が前記報知を行う時、前記報知を行う前、又は、前記報知を行った後のタイミングで、
前記圧縮機及び前記室内ファンのうち少なくとも一方の回転速度を減少させる、
又は、
前記圧縮機及び前記室内ファンのうち少なくとも一方の回転速度の上昇率を通常の空調運転時よりも小さくし、
前記制御部は、空調運転の開始時から所定時間が経過するまで、又は、空調運転を開始してから前記空調室の温度が所定温度に達するまでは、前記報知を行わず、前記制御も行わない、空気調和機。 - 圧縮機と、
室内ファンと、
空調室の換気を促す報知を行う報知部と、
前記報知部に前記報知を行わせる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記報知部に前記報知を行わせる場合の制御として、
前記報知部が前記報知を行う時、前記報知を行う前、又は、前記報知を行った後のタイミングで、
前記圧縮機及び前記室内ファンのうち少なくとも一方の回転速度を減少させる、
又は、
前記圧縮機及び前記室内ファンのうち少なくとも一方の回転速度の上昇率を通常の空調運転時よりも小さくし、
前記制御部は、空調運転の開始時から所定時間が経過するまで、又は、空調運転を開始してから前記空調室の温度が所定温度に達するまでは、前記報知を行う場合も、前記制御は行わない、空気調和機。 - 前記制御部は、前記制御の開始後に空調負荷が大きくなった場合でも、前記制御を継続すること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記空調室を撮像する撮像部と、
室内機から吹き出される空気の風向きを調整する風向板と、を備え、
前記制御部は、前記制御の実行中、前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記室内機から吹き出される空気が前記空調室の在室者に重点的に向かうように、前記風向板の向きを調整すること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記空調室を撮像する撮像部と、
室内機から吹き出される空気の風向きを調整する風向板と、を備え、
前記制御部は、前記制御の実行中、前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記室内機から吹き出される空気が前記空調室の窓又はドアに向かわないように、前記風向板の向きを調整すること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記空調室を撮像する撮像部を備え、
前記制御部は、前記報知部に前記報知を行わせる場合において、前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記空調室の窓又はドアが開かれたことを検知したとき、前記制御を行うこと
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、前記報知部に前記報知を行わせる場合において、前記空調室の温度及び湿度のうち少なくとも一方の変化速度の絶対値が所定値以上であるとき、前記制御を行うこと
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記報知部は、室内機に設けられる表示ランプを有し、
前記制御部は、前記制御の実行中、前記表示ランプを所定に点灯又は点滅させること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記空調室の温度と室外温度との差の絶対値が所定値以上である場合、
又は、
前記空調室の温度と空調運転時の設定温度との差の絶対値が所定値以上である場合には、前記制御部は、前記報知を行わず、前記制御も行わないこと
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記空調室の温度と室外温度との差の絶対値が所定値以上である場合、
又は、
前記空調室の温度と空調運転時の設定温度との差の絶対値が所定値以上である場合には、前記制御部は、前記報知を行う場合も、前記制御は行わないこと
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。
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