JP2016176653A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内の状況に応じて適切に除湿モードを設定できる空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機は、室内の人を検知する人検知手段と、検知された人の活動量を検知する活動量検知手段と、検知された人の活動量に応じて、弱冷房除湿運転と再熱除湿運転とを切り替える空調制御手段と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、複数の除湿モードを搭載する空気調和機に関する。
空気調和機の除湿モードとしては、室内風量を下げた状態で冷房運転サイクルを行う弱冷房除湿運転と、室内サイクルの途中に絞り機構を設け、放熱の一部を室内サイクルで行うことで、吹出し空気温度の低下を抑制しつつ除湿を行う再熱除湿運転の二種類に大別される。
また、近年の空気調和機は、特許文献1のように、在室者の人数、活動量などを検知する手段を有し、部屋の状況に応じ快適性を損なわず、消費電力を抑えた節電運転を行う機能を搭載している。
特開2013−253717号公報
空気調和機の除湿モードの1つである弱冷房除湿運転については、消費電力は低いが空気調和機から吹き出す風は冷風となるため、特に在室者が少なく、また動きも少ないような状況では、運転を続けると室温が徐々に低下していき、肌寒く感じる。そのため、室温が設定温度よりも下がると運転を停止し、室温の低下を防ぐが、室温が上昇するまで除湿を行わない状態となる。
一方で、再熱除湿運転は、室内サイクルの途中に絞り機構を設け、通常の冷房では室外で行う放熱を、一部室内サイクルにて行い、その後の絞り機構以降のサイクルで除湿を行うことにより、空気調和機から吹き出す風を冷やさずに除湿を行うことができるが、一般に弱冷房除湿運転よりも消費電力は高くなる。
このように、弱冷房除湿運転は、消費電力は低いが、室内の負荷が小さいような状況では室温が低下し、除湿も行わなくなる。一方で、再熱除湿運転は、室温の低下は無いが消費電力が高いという課題がある。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、室内の状況に応じて適切に除湿
モードを設定できる空気調和機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の空気調和機は、室内の人を検知する人検知手段(例えば、人検知部32)と、人検知手段で検知された人の人数に応じて、冷房運転と再熱除湿運転とを切り替える空調制御手段(例えば、空調制御部35)と、を有することを特徴とする。また、室内の人を検知する人検知手段と、人検知手段で検知された人の活動量を検知する活動量検知手段(例えば、活動量検知部33)と、活動量検知手段で検知された人の活動量に応じて、冷房運転と再熱除湿運転とを切り替える空調制御手段と、を有することを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、室内の状況に応じて適切に除湿モードを設定できる。
本実施形態に係る空気調和機の全体構成を示す図である。 本実施形態に係る空気調和機の冷凍サイクル系統図を示す図である。 本実施形態に係る空気調和機の制御部の構成を示す図である。 実施形態1の室内の人数と活動量による除湿モードの選択を示す図である。 実施形態1のモード設定部の処理を示すフローチャートである。 実施形態2の室内の人までの距離による除湿モードの選択を示す図である。 実施形態2のモード設定部の処理を示すフローチャートである。 実施形態3の室外温度による除湿モードの選択を示す図である。 実施形態3のモード設定部の処理を示すフローチャートである。 実施形態4の室外温度と室内温度(設定温度)との温度差による除湿モードの選択を示す図である。 実施形態4のモード設定部の処理を示すフローチャートである。
本発明を実施するための実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機の全体構成を示す図である。空気調和機ACは、室内機20、室外機10、および室内機20に操作信号を送信するリモコン40を備える。室内機20および室外機10は、接続配管60で接続される。室内機20は、筐体21内に、後記する室内熱交換器23(図2参照)等の内部構造体を備える。空気調和機ACは、室内空気を空気吸込口27から吸い込み、室内熱交換器23で加熱、冷却、除湿等された室内空気を、空気吹出口29から室内に吹き出すことにより、室内を空気調和する。
また、室内機20には、センサ部50(図3参照)のひとつである撮像部25を有する。撮像部25は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサであり、前面パネルの左右方向中央の下部に設置されている。なお、室内機20には、撮像部25のほかにサーモパイル等の温度検知部を有していてもよい。後記する制御部30(図3参照)は、撮像部110およびサーモパイルの少なくともひとつを用いて室内の人(在室者)の人数、活動量を検知する。制御部30は、冷房運転・暖房運転において、在室者の状況に応じて設定温度等を変化させ、快適性を維持しつつ消費電力を抑えた運転を行う制御をする。
図2は、本実施形態に係る空気調和機の冷凍サイクル系統図を示す図である。室内機20に内蔵される室内熱交換器23は、途中に除湿用絞り機構24を有し、除湿絞り機構24の前側(図2において下側)の室内熱交換器を23a、後ろ側(図2において上側)の室内熱交換器を23bとする。また、室外機10には圧縮機11、冷暖切換え弁12(四方弁)、室外熱交換器15、室外絞り機構18を有する。
冷房運転時は、圧縮機11の吐出する高温冷媒を冷暖切換え弁12、室外熱交換器15、室外絞り機構18、室内熱交換器23a、除湿絞り機構24、室内熱交換器23b、冷暖切換え弁12の順に循環させ、圧縮機11に吸入させる。一般的な冷房運転においては、室外絞り機構18を絞り、室内絞り機構24は全開にすることで、室内熱交換器23a、23b共に冷却し熱交換することで、室内機20から冷風を吹き出す。
また、いわゆる弱冷房除湿運転も、冷房運転と同じ動きであり、冷媒の循環量、室内機からの風量を抑えて肌寒さを抑える運転となる。なお、一般的に弱冷房除湿運転を搭載した空気調和機には除湿用絞り機構24は不要であるため搭載されていない。
一方で、いわゆる再熱除湿運転においては、室外絞り機構18を全開に近い状態にし、除湿絞り機構24を絞ることで、室内熱交換器23aは加熱状態、室内熱交換器23bは冷却状態にし、これらの熱交換量を調整することで室内機からの吹き出し空気を冷やすことなく、室内熱交換器23bで除湿を行うものである。
このように、弱冷房除湿運転は、室内機20からの吹き出す空気は冷たくなるが、室内熱交換器23全体で除湿でき、圧縮機11も低回転で運転することから消費電力は低くなる。一方、再熱除湿運転は、室内熱交換器23の一部を加熱、他方を冷却するため室内機20の吹き出す空気は冷たくすることなく除湿することはできるが消費電力は高くなる。
そこで、本実施形態では、除湿運転時に、撮像部25等の撮像画像に基づいて、室内の人(在室者)の人数、活動量を検知して室内の負荷を推定し、室内の在室者の人数が多い、活動量が大きい等、室内の負荷が大きく弱冷房除湿運転でも室温の低下が起きにくい状況では弱冷房除湿運転を行い、逆に在室者が少ない、活動量が小さい等、室内の負荷が小さい状況では再熱除湿運転を行う。
図3は、本実施形態に係る空気調和機の制御部の構成を示す図である。制御部30は、電装品に備えられている。制御部30は、送受信部26(図1参照)を介してリモコン40からの情報と、センサ部50からの情報に基づき、室内機20の送風ファン201、左右風向板202、上下風向板203を駆動し、室外機10の圧縮機101、プロペラファン102を駆動する。
センサ部50は、室内機20と室外機10に備えられている。センサ部50は、室温センサ(温度検知部)、外気温センサ、湿度センサ、冷媒配管温度センサ、圧縮機温度センサ、撮像部25(図1参照)、時計などにより構成される。
制御部30は、撮像部25を制御する撮像制御部31と、撮像部25で撮影された画像に基づいて、室内の人の位置を検知する人検知部32と、人検知部32で検知された人の活動量を検知する活動量検知部33と、暖房・冷房等の運転モードを選択・設定するモード設定部34と、モード設定部34の設定に応じて空調制御をする空調制御部35と、記憶部36とを有する。なお、ユーザがリモコン40の自動運転ボタンを押すことで、センサ部50の検知結果に基づいて、自動で冷房、暖房、除湿等を選択し、設定温度等も調整する自動運転を開始する。
記憶部36は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)など含んで構成される。そして、ROMに記憶されたプログラムが制御部30のCPU(Central Processing Unit)によって読み出されてRAMに展開され、実行される。
人検知部32は、撮像部25から入力される画像情報に基づいて所定時間ごとに、在室者の頭部を含む人を検出し、当該人に関する情報を記憶部36に格納する。ちなみに、「頭部を含む人を検出する」とは、頭部(頭領域)、肩部(肩領域)、および足部(足領域)を含む全身を検出する場合を含んでいる。
活動量検知部33は、人検知部32によって検知される人の位置および大きさ、または、顔の位置および大きさの経時的変化に基づいて、ラベリング値で対応付けられる在室者の移動量を算出する。そして、活動量検知部33は、算出した移動量をラベリング値と対応付けて記憶部36に出力する。次に、活動量検知部33は、記憶部36に記憶されている移動量に基づいて在室者の活動量を算出する。最後に、活動量検知部33は、算出した活動量を前記したラベリング値と対応付けて、記憶部36に出力する。なお、「移動量」とは、実世界の空間内において在室者が所定時間内に移動したと推定される距離を意味している。「活動量」とは、人の単位表面積あたりの代謝量[W/m]を意味し、前記した移動量と正の相関がある。
次にモード設定部34の詳細について説明する。
<<実施形態1>>
図4は、実施形態1の室内の人数と活動量による除湿モードの選択を示す図である。モード設定部34は、人検知部32での検知された人の人数および活動量検知部33で算出された人の活動量に応じて、弱冷房除湿運転または再熱除湿運転を選択・設定する。図4に示す例では、活動量が小さい状態で、かつ、人数が2人以下の場合、活動量が中程度の状態で、かつ、人数が1人以下の場合には、室内負荷が小さいと推定し、モード設定部34は、除湿モードの際に、再熱除湿運転を選択・設定をする。それ以外の在室者の状態においては、モード設定部34は、室内負荷が大きいと推定し弱冷房除湿運転を選択・設定をする。なお、人数のみ、または、活動量のみ検知し、簡易的に室内負荷を推定し、除湿の運転モードを決定してもよい。
図5は、実施形態1のモード設定部の処理を示すフローチャートである。モード設定部34は、人検知部32の検知結果に基づいて人の検知を判定し(ステップS73)、人が検知されている場合(ステップS73,Yes)、ステップS75に進み、人を検知しない場合(ステップS73,No)、弱冷房除湿運転を設定し(ステップS79)、処理を終了する。
ステップS75において、モード設定部34は、人検知部32の検知結果に基づいて検知された人の人数を検知し、1人の場合(ステップS75,1人)ステップS76に進み、2人の場合(ステップS75,2人)ステップS77に進み、3人以上の場合(ステップS75,3人以上)弱冷房除湿運転を設定し(ステップS79)、処理を終了する。
ステップS76において、モード設定部34は、活動量検知部33で検知された活動量が小の場合、例えば活動量をEとするとE<E1の場合(ステップS76,小)、再熱除湿運転を設定し、活動量が中の場合、例えばE1≦E≦E2の場合(ステップS76,中)、モード設定部34は再熱除湿運転を設定し、処理を終了する。一方、モード設定部34は、活動量が大の場合、例えばE2<Eの場合(ステップS76,大)、弱冷房除湿運転を設定し(ステップS79)、処理を終了する。
ステップS77において、モード設定部34は、活動量検知部33で検知された活動量が小の場合、例えば活動量をEとするとE<E1の場合(ステップS77,小)、再熱除湿運転を設定し、処理を終了する。一方、活動量が中の場合、例えばE1≦E≦E2の場合(ステップS77,中)、モード設定部34は弱冷房除湿運転を設定し、活動量が大の場合、例えばE2<Eの場合(ステップS77,大)、弱冷房除湿運転を設定し(ステップS79)、処理を終了する。
実施形態1に係る空気調和機ACは、室内の人を検知する人検知部32(人検知手段)と、人検知部32で検知された人の人数に応じて、冷房運転と再熱除湿運転とを切り替える空調制御部35(空調制御手段)と、を有する。また、空気調和機ACは、室内の人を検知する人検知部32と、人検知部32で検知された人の活動量を検知する活動量検知部33と、活動量検知部33で検知された人の活動量に応じて、冷房運転と再熱除湿運転とを切り替える空調制御部35と、を有する。なお、空調制御部35は、モード設定部34の処理内容を含めている。
空調制御部35は、人検知部32で検知された人が所定人数以上であれば、冷房運転を行い、人検知部32で検知された人が所定人数未満であれば、再熱除湿運転を行ってもよい。同様に、空調制御部35は、活動量検知部33で検知された人の活動量が所定活動量以上であれば、冷房運転を行い、活動量検知部33で検知された人の活動量が所定活動量未満であれば、再熱除湿運転を行ってもよい。一方、空調制御部35は、人検知部32で人が検知されない場合、冷房運転を行うとよい。
本実施形態の空気調和機ACは、在室者の人数が多い、活動量が大きい等、室内の負荷が大きく弱冷房除湿運転(冷房運転)でも在室者が肌寒く感じにくい状況では弱冷房除湿運転(冷房運転)を行い、逆に在室者が少ない、活動量が小さい等、室内の負荷が小さい状況では再熱除湿運転を行うことができる。
<<実施形態2>>
実施形態2は、在室者が肌寒く感じるか否かは風速の影響も大きいため、室内機20と在室者(人)の距離に応じて除湿の運転モードを切り替える実施形態である。
図6は、実施形態2の室内の人までの距離による除湿モードの選択を示す図である。在室者までの距離がある程度遠い場合には在室者が冷風感を感じにくいため、モード設定部34は、弱冷房除湿運転の選択・設定をする。逆にある程度近い場合には、在室者が肌寒く感じないよう、モード設定部34は再熱除湿運転の選択・設定をし、室内機20から吹き出す空気の温度が下がらないようにする。なお、在室者までの距離が中程度の場合には、図4で示した在室者の人数、活動量により除湿の運転モードを決定する。
図7は、実施形態2のモード設定部の処理を示すフローチャートである。図7において、図5と同一のステップには同一符号を付して、説明は省略する。
ステップS73において、モード設定部34は、人検知部32の検知結果に基づいて人が検知されている場合(ステップS73,Yes)、ステップS74に進む。ステップS74において、モード設定部34は、人検知部32の検知結果に基づいて検知された人の位置が近距離の場合、例えば距離をLとするとL<L1の場合(ステップS74,近距離)、再熱除湿運転を設定し、処理を終了する。なお、検知された人が2人以上の場合は、室内機20に近い人の位置で判定するとよい。
一方、モード設定部34は、中距離の場合、例えばL1≦L≦L2の場合(ステップS74,中距離)、ステップS75に進み、遠距離の場合、例えばL2≦Lの場合(ステップS74、遠距離)、弱冷房除湿運転を設定し(ステップS79)、処理を終了する。
本実施形態に係る空気調和機ACの空調制御部35は、検知された人までの距離が所定距離以上であれば、冷房運転を設定し、検知された人までの距離が所定距離未満であれば、再熱除湿運転を行ってもよい。なお、空調制御部35は、モード設定部34の処理内容を含めている。
本実施形態の空気調和機ACは、在室者までの距離が遠い等、弱冷房除湿運転でも在室者が肌寒く感じにくい状況では弱冷房除湿運転(冷房運転)を行い、逆に、在室者までの距離が近い等、肌寒く感じにくい状況では再熱除湿運転を行うことができる。
<<実施形態3>>
実施形態3は、室内の負荷としては室外温度も影響するため、室外温度を室内負荷の推定に用いる実施形態である。
図8は、実施形態3の室外温度による除湿モードの選択を示す図である。室外温度がある程度高温の場合、逆にある程度低温の場合には、在室者の状態よりも室外温度の影響度が高いため、在室者の人数、活動量によらず、モード設定部34は、高温時には弱冷房除湿運転、低温時には再熱除湿運転の選択・設定を行う。なお、室外温度による負荷が室内負荷にそれほど影響しないような中程度の外気温の範囲では、図4で示した在室者の人数、活動量により、モード設定部34は除湿の運転モードを決定する。
図9は、実施形態3のモード設定部の処理を示すフローチャートである。図9において、図5と同一のステップには同一符号を付して、説明は省略する。
ステップS71において、モード設定部34は、室外温度が低い場合、例えば室外温度をToutとするとTout<T1の場合(ステップS71,低)、再熱除湿運転を設定し、処理を終了する。一方、モード設定部34は、室外温度が中程度の場合、例えばT1≦Tout≦T2の場合(ステップS71,中)、ステップS73に進み、室外温度が高い場合、例えばT2<Toutの場合(ステップS71、高)、弱冷房除湿運転を設定し(ステップS79)、処理を終了する。
本実施形態に係る空気調和機ACは、室外温度を検知する室外温度検知手段を有し、空調制御部35は、室外温度が所定範囲内(例えば、例えばT1≦Tout≦T2の場合)である場合に、冷房運転と再熱除湿運転とを切り替えるとよい。なお、空調制御部35は、モード設定部34の処理内容を含めている。
本実施形態の空気調和機ACは、室外温度を考慮して、在室者の人数が多い、活動量が大きい等、室内の負荷が大きく弱冷房除湿運転(冷房運転)でも在室者が肌寒く感じにくい状況では弱冷房除湿運転(冷房運転)を行い、逆に在室者が少ない、活動量が小さい等、室内の負荷が小さい状況では再熱除湿運転を行うことができる。
<<実施形態4>>
実施形態4は、室内の負荷としては室外温度、室内温度も影響するため、室外温度で負荷を推定する際に、室外温度と、室内温度または空気調和機の設定温度との温度差をもとに算出する実施形態である。
図10は、実施形態4の室外温度と室内温度(設定温度)との温度差による除湿モードの選択を示す図である。室外温度と室内温度または設定温度との温度差をαとすると、温度差が十分高い場合(図10の例ではα2<α)には、モード設定部34は、負荷が大きいと推定し弱冷房除湿運転の選択・設定を行い、温度差が余り無いような場合(図10の例ではα<α1)には、モード設定部34は、負荷が小さいと推定し再熱除湿運転の選択・設定を行う。なお、室外温度と室内温度または設定温度との温度差αが中程度の場合(図示の例ではα1≦α≦α2)には、図4で示した在室者の人数、活動量によりモード設定部34は、除湿の運転モードを決定する。
図11は、実施形態4のモード設定部の処理を示すフローチャートである。図11において、図5と同一のステップには同一符号を付して、説明は省略する。
ステップS72において、モード設定部34は、室外温度と室内温度または設定温度との温度差α(室内外温度差)が、α<α1の場合(ステップS72,α<α1)、再熱除湿運転を設定し、処理を終了する。一方、モード設定部34は、温度差αがα1≦α≦α2の場合(ステップS72,α1≦α≦α2)、ステップS73に進み、温度差αがα2<αの場合(ステップS72,α2<α)、弱冷房除湿運転を設定し(ステップS79)、処理を終了する。
本実施形態に係る空気調和機ACは、室外温度を検知する室外温度検知手段と、室内温度を検知する室内温度検知手段とを有し、空調制御部35は、室外温度と空気調和機の設定温度との温度差、または、室外温度と室内温度との温度差が所定範囲内(例えば、α1≦α≦α2)である場合に、弱冷房除湿運転または再熱除湿運転とを切り替えるとよい。なお、空調制御部35は、モード設定部34の処理内容を含めている。
本実施形態の空気調和機ACは、室外温度と室内温度(設定温度)との温度差を考慮して、在室者の人数が多い、活動量が大きい等、室内の負荷が大きく弱冷房除湿運転(冷房運転)でも在室者が肌寒く感じにくい状況では弱冷房除湿運転(冷房運転)を行い、逆に在室者が少ない、活動量が小さい等、室内の負荷が小さい状況では再熱除湿運転を行うことができる。
<<実施形態5>>
実施形態1から実施形態4では、除湿モードとして、室内熱交換器全体を冷却する弱冷房除湿運転と一部を加熱し他方を冷却する再熱除湿運転の切り換えについて説明し、室内の負荷が小さく、室温が低下しやすい状況では再熱除湿運転を行うとしてきたが、これに限定されるわけではない。例えば、再熱除湿運転の代わりに一部分冷房除湿運転を行ってもよい。
一部分冷房除湿運転とは、弱冷房除湿運転と同じサイクルで運転するが、冷媒の循環量を十分少なくすることで、室内熱交換器23の一部のみを冷却する除湿運転である。一部分冷房除湿運転では、室内熱交換器23の大部分は冷却しないため、室内機20の吹き出し温度の低下をある程度抑えることができる運転となる。ただし、室内熱交換器23の一部しか冷却しないため、除湿の能力としては室内熱交換器23全体を冷却する弱冷房除湿運転より劣る。
そのため、モード設定部34は、室内の負荷が大きいときには、弱冷房除湿運転を選択・設定を行うことで除湿量を確保し、負荷が小さいときには、一部分冷房除湿運転(一部分冷房運転)を選択・設定を行うことで冷風感を抑えることにより、在室者に肌寒さを感じさせず、除湿量を確保した除湿運転が可能となる。
また、弱冷房除湿運転の制御しか搭載していない場合でも、室内の負荷を検出することで、ある程度快適性を維持した除湿運転が可能である。弱冷房除湿運転における室内を冷却する能力は、室内機20から吹き出す風の風量に依存する。すなわち、人数が少ない、活動量が小さい等、室内負荷が小さいときには、室内機20の風量を低くすることで、在室者に肌寒さを感じさせず、室内負荷が大きいときには、室内機20の風量を高くし、除湿量を確保した除湿運転が可能となる。
すなわち、空調制御部35は、人検知部32で検知された人が所定人数未満の場合に、室内ファンの風量を所定範囲内にするとよい。また、空調制御部35は、活動量検知部33で検知された人の活動量が所定活動量未満の場合に、室内ファンの風量を所定範囲内にするとよい。また、空調制御部35は、人検知部32で検知された人までの距離が所定距離未満の場合に、室内ファンの風量を所定範囲内にするとよい。
本実施形態の空気調和機ACは、在室者の人数が多い、活動量が大きい等、室内の負荷が大きく弱冷房除湿運転(冷房運転)でも在室者が肌寒く感じにくい状況では弱冷房除湿運転(冷房運転)を行い、逆に在室者が少ない、活動量が小さい等、室内の負荷が小さい状況では再熱除湿運転を行うことができる。
10 室外機
11 圧縮機
12 冷暖切換え弁(四方弁)
15 室外熱交換器
18 室外絞り機構
20 室内機
21 室内機筐体
23,23a、23b 室内熱交換器
24 除湿用絞り機構
25 撮像部(撮像手段)
26 送受信部
27 空気吸込口
29 空気吹出口
30 制御部
31 撮像制御部
32 人検知部(人検知手段)
33 活動量検知部(活動量検知手段)
34 モード設定部(モード設定手段)
35 空調制御部(空調制御手段)
36 記憶部
40 リモコン(空調制御端末)
60 接続配管
AC 空気調和機

Claims (12)

  1. 室内の人を検知する人検知手段と、
    前記人検知手段で検知された人の人数に応じて、冷房運転と再熱除湿運転とを切り替える空調制御手段と、を有する
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 室内の人を検知する人検知手段と、
    前記人検知手段で検知された人の活動量を検知する活動量検知手段と、
    前記活動量検知手段で検知された人の活動量に応じて、冷房運転と再熱除湿運転とを切り替える空調制御手段と、を有する
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 前記空調制御手段は、前記人検知手段で検知された人が所定人数以上であれば、前記冷房運転を行い、前記人検知手段で検知された人が所定人数未満であれば、前記再熱除湿運転を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記空調制御手段は、前記活動量検知手段で検知された人の活動量が所定活動量以上であれば、前記冷房運転を行い、前記活動量検知手段で検知された人の活動量が所定活動量未満であれば、前記再熱除湿運転を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  5. 前記空調制御手段は、前記人検知手段で人が検知されない場合、前記冷房運転を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  6. 室内の人を検知する人検知手段と、
    前記人検知手段で検知された人までの距離が所定距離以上であれば、冷房運転を行い、前記人検知手段で検知された人までの距離が所定距離未満であれば、再熱除湿運転を行う空調制御手段と、を有する
    ことを特徴とする空気調和機。
  7. 室外温度を検知する室外温度検知手段を有し、
    前記空調制御手段は、前記室外温度検知手段で検知された室外温度が所定範囲内である場合、前記冷房運転と前記再熱除湿運転とを切り替える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  8. 室外温度を検知する室外温度検知手段と、
    室内温度を検知する室内温度検知手段と、を有し、
    前記空調制御手段は、前記室外温度と前記空気調和機の設定温度との温度差、または、前記室外温度と前記室内温度との温度差が所定範囲内である場合に、前記冷房運転と前記再熱除湿運転とを切り替える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  9. 前記再熱除湿運転の代わりに室内熱交換器の一部のみを冷やす一部分冷房運転を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空気調和機。
  10. 前記空調制御手段は、前記人検知手段で検知された人が所定人数未満の場合に、室内ファンの風量を所定範囲内にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  11. 前記空調制御手段は、前記活動量検知手段で検知された人の活動量が所定活動量未満の場合に、室内ファンの風量を所定範囲内にする
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  12. 前記空調制御手段は、前記人検知手段で検知された人までの距離が所定距離未満の場合に、室内ファンの風量を所定範囲内にする
    ことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
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