JP6259997B2 - 給排型換気装置 - Google Patents

給排型換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6259997B2
JP6259997B2 JP2013243489A JP2013243489A JP6259997B2 JP 6259997 B2 JP6259997 B2 JP 6259997B2 JP 2013243489 A JP2013243489 A JP 2013243489A JP 2013243489 A JP2013243489 A JP 2013243489A JP 6259997 B2 JP6259997 B2 JP 6259997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
indoor
temperature
exhaust
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013243489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015102282A (ja
Inventor
大輔 橋野
大輔 橋野
岳人 山本
岳人 山本
耕次 飯尾
耕次 飯尾
康晃 島
康晃 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013243489A priority Critical patent/JP6259997B2/ja
Priority to US15/037,792 priority patent/US10495341B2/en
Priority to PCT/JP2014/005881 priority patent/WO2015079673A1/ja
Priority to CN201480064269.4A priority patent/CN105765311B/zh
Publication of JP2015102282A publication Critical patent/JP2015102282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6259997B2 publication Critical patent/JP6259997B2/ja
Priority to US16/669,434 priority patent/US11143431B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

本発明は、1つの本体で熱交換換気と普通換気を行い、使用者に不快感を与えることなく省エネ運転することができる給排型換気装置に関する。
従来技術について図7を参照しながら説明する。従来、この種の給排型換気装置は、本体101内部に給気風路102と排気風路と熱を交換する熱交換器103を備え、排気風路には熱交換器103を介す熱交換風路104と熱交換器103を介さない換気風路105と熱交換風路104と換気風路105を切替えるためのダンパ106を備え、給気風路102に室外の温度と湿度を検知する室外温湿度センサー107と排気風路に室内の温度と湿度を検知する室内温湿度センサー108を備えた給排型換気装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−71184号公報
このような従来の給排型換気装置は、室内外のエンタルピーから熱交換換気と普通換気を切替えることで使用者に不快感を与えないように制御することはできるが、室内外のエンタルピー差が小さく、使用者に不快感を与えないような条件でも熱交換換気で制御することがある。同一本体内に熱交換排気風路と普通換気風路を備え同一の風量を保つ場合、熱交換換気では熱交換素子により機内圧損が高くなり消費電力が上がるため、熱交換換気での運転時間が多くなると年間での消費電力が高くなる課題があった。
本発明は、前記の問題を解決し、熱交換換気と普通換気を有した給排型換気装置において、室内と室外に温度センサーを設け、使用者に不快感を与えない条件を判断し、熱交換換気と普通換気を切替え、消費電力の低減制御可能な給排型換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の一態様に係る給排型換気装置は、
室内側吸込口と室内側吐出口と、室外側吸込口と室外側吐出口を設けた本体と、
この本体内に、
室外の空気を前記室外側吸込口から前記室内側吐出口へ連通させる給気風路と、
室内の空気を前記室内側吸込口から前記室外側吐出口へ連通させる排気風路と、
前記給気風路と前記排気風路の交差部に配置して室外空気と室内空気の熱を交換させる熱交換素子と、
前記給気風路と前記排気風路それぞれに配置した給気用ファンと排気用ファンと、
前記給気用ファンを駆動する給気用モータと、
前記排気用ファンを駆動する排気用モータを備えた給排型換気装置であって、
前記排気風路は、
前記熱交換素子を介して排気する熱交換排気風路と、
前記熱交換素子を介さずに排気する普通換気風路と、
前記熱交換排気風路と前記普通換気風路を切り替えるダンパを備え、
前記室内側吸込口に室内温度を検知する室内温度センサーを設け、
前記室外側吸込口に室外温度を検知する室外温度センサーを設け、
さらに前記給気用モータ、前記排気用モータ、前記ダンパを制御する制御部を設け、
この制御部には、前記室内温度センサーで検知した前記室内温度と前記室外温度センサーで検知した前記室外温度に基づいて前記ダンパを駆動するダンパ制御手段を備え、
前記ダンパ制御手段は、
前記室内温度と前記室外温度がともに人体が感じる快適温度範囲であると判断した場合に、前記排気風路を前記普通換気風路に切り替えるよう前記ダンパを制御し、
前記室内温度と前記室外温度のどちらか一方が、人体が感じる快適温度範囲から外れると判断した場合に、前記排気風路を前記熱交換排気風路に切り替えるよう前記ダンパを制御する
ものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、使用者に不快感を与えないとともに、年間での消費電力を低減する制御可能な給排気型換気装置を提供できる。
本発明の実施の形態1、実施の形態2の給排型換気装置の構成模式図 本発明の実施の形態1の給排型換気装置の(a)風路模式図、(b)熱交換排気風路模式図、(c)普通間気風路模式図 同給排型換気装置の制御フローチャート 同給排型換気装置の温湿度のよるゾーン分布図 同給排型換気装置の温度による風路運転切り替え図 本発明の実施の形態2の給排型換気装置の制御フローチャート 同給排型換気装置の温度による風路運転切り替え図 従来技術の構成図
本発明の一態様に係る給排型換気装置は、
室内側吸込口と室内側吐出口と、室外側吸込口と室外側吐出口を設けた本体と、
この本体内に、
室外の空気を前記室外側吸込口から前記室内側吐出口へ連通させる給気風路と、
室内の空気を前記室内側吸込口から前記室外側吐出口へ連通させる排気風路と、
前記給気風路と前記排気風路の交差部に配置して室外空気と室内空気の熱を交換させる熱交換素子と、
前記給気風路と前記排気風路それぞれに配置した給気用ファンと排気用ファンと、
前記給気用ファンを駆動する給気用モータと、
前記排気用ファンを駆動する排気用モータを備えた給排型換気装置であって、
前記排気風路は、
前記熱交換素子を介して排気する熱交換排気風路と、
前記熱交換素子を介さずに排気する普通換気風路と、
前記熱交換排気風路と前記普通換気風路を切り替えるダンパを備え、
前記室内側吸込口に室内温度を検知する室内温度センサーを設け、
前記室外側吸込口に室外温度を検知する室外温度センサーを設け、
さらに前記給気用モータ、前記排気用モータ、前記ダンパを制御する制御部を設け、
この制御部には、前記室内温度センサーで検知した前記室内温度と前記室外温度センサーで検知した前記室外温度に基づいて前記ダンパを駆動するダンパ制御手段を備え、
前記ダンパ制御手段は、
前記室内温度と前記室外温度がともに人体が感じる快適温度範囲であると判断した場合に、前記排気風路を前記普通換気風路に切り替えるよう前記ダンパを制御し、
前記室内温度と前記室外温度のどちらか一方が、人体が感じる快適温度範囲から外れると判断した場合に、前記排気風路を前記熱交換排気風路に切り替えるよう前記ダンパを制御するものである。
これにより、室外の温度が室内温度より高いが使用者には不快感を与えない条件において、普通換気で制御することで省エネを図れるという効果を奏する。
また、前記快適温度範囲は、20〜23℃の範囲としたものである。
これにより、使用者には不快感を与えないという効果を奏する。
また、前記快適温度範囲は、不快指数から快適と感じる範囲に対応した温度範囲としたものである。
これにより、使用者には不快感を与えないという効果を奏する。
また、前記室内側吸込口に室内の湿度を検知する室内湿度センサーと、
前記室外側吸込口に室外の湿度を検知する室外湿度センサーと、
前記室内湿度センサーと前記室内湿度センサーの検知結果から室内エンタルピーと
前記室外湿度センサーと前記室外湿度センサーの検知結果から室外エンタルピーを算出する熱量算出部と、
前記室内エンタルピーと前記室外のエンタルピーを比較する熱量比較手段を備え、
前記熱交換排気風路運転時に前記室内エンタルピーと前記室外エンタルピーを比較し、前記熱交換排気風路と前記普通換気風路を制御するものである。
これにより、普通換気風路での運転で使用者には不快感を与えない条件範囲が広が津古とでさらなる省エネを図れるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の給排型換気装置1は、建物内の天井裏または、側面壁内もしくは床下に設置されるものであり、以下、床下に設置した場合について説明する。
図1に構成を示す。本体2は、直方体の形状をしており、床下に設置されている。
また、一方の側面3に室外側吸込口4と室外側吐出口5を有している。
側面3の対向面には室内側吸込口6と室内側吐出口7を有している。
本体2の内部には、図2の(a)に示すように室外側吸込口4から導入された外気が室内に室内側吐出口7に連通する給気風路8と、室内側吸込口6から室内の空気を室外側吐出口5連通する排気風路9を形成している。
これら給気風路8と排気風路9は、仕切り板10、11によって仕切られている。
また、給気風路8と排気風路9には、それぞれシロッコ型の給気ファン12と排気ファン13を設けている。
これら給気ファン12と排気ファン13は、それぞれ給気用モータ14と排気用モータ15に連結している。
また、給気風路8と排気風路9とが交差する位置に室内空気と外気の熱を交換する熱交換素子16を配置している。
熱交換素子16は、室内からの排気空気の熱を回収して室外からの給気空気に与える機能を有している。
また、排気風路9には、図2(b)に示す室外側吸込口4から熱交換素子16を介して室内側吐出口7に連通する熱交換排気風路17と図2(c)に示す室外側吸込口4から熱交換素子16を介さずに室内側吐出口7に連通する普通換気風路18と、これら熱交換排気風路17と普通換気風路18を切り替えるためのダンパ19を備えている。
ダンパ19は電動機20に連結しており、熱交換排気風路17と普通換気風路18を切替えるものである。ここで電動機20はステッピングモータなどが挙げられる。
また、室外側吸込口4に外気の温度を検知するための室外温度センサー21を備え、室内側吸込口6に室内の温度を検知するための室内温度センサー22を備えている。
また、これら給気ファン12と排気ファン13とダンパ19を制御する制御部23を備えている。
制御部23には室外温度センサー21と室内温度センサー22の検知結果を比較する比較手段24と電動機20を駆動させダンパ19を熱交換排気風路17と普通換気風路18を切替えるダンパ制御手段25を備えている。
次に、比較手段24の動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
STEP1として、室外温度センサー21の検知結果(TOA)が快適温度範囲内か判断する。本実施の形態において、快適温度とは、不快指数を用いた人が快いと感じる温度とした。図4は温湿度と不快指数の関係を示す表である。一般的にゾーン1、ゾーン2は人が暑いと感じ空調もしくは、扇風機等を使用する環境である。ゾーン3、ゾーン5では特に何も感じない環境である。ゾーン4は快いと感じるゾーン、ゾーン6・ゾーン7では寒いと感じ、厚手の服の着用や空調を使用するゾーンになる。一般的な外気の湿度として30%〜90%の範囲で変化する中で、人が快いと感じるゾーン4の範囲になるのは外気温度が20℃〜23℃のため、快適温度範囲を20℃〜23℃と設定し、範囲内か判断する。
室外温度センサー21の検知結果(以降、室外温度TOA)が快適温度範囲外の場合、制御部23は、ダンパ制御手段25にダンパ19を熱交換排気風路17側になるように制御する。すなわち、排気風路9は、熱交換素子16を通過する熱交換排気風路17となる。これにより不快と感じる外気を直接室内に取り込まないように制御する。ここでも快適温度範囲を一般的な外気の湿度として30%〜90%の範囲で変化する中で、人が快いと感じるゾーン4の範囲になる20℃〜23℃と設定し判断する。
室外温度TOAが快適温度範囲内の場合には、STEP2として室内温度センサー22の検知結果(以降、室内温度TRA)が快適温度範囲内か判断する。
室内温度TRAが快適温度範囲内の場合、制御部23は、ダンパ制御手段25にダンパ19を普通換気風路18側になるように制御する。すなわち、室内外どちらも快適状況のため、熱を回収する必要がないと判断し、熱交換素子16を通過しない普通換気風路18で運転する。
熱交換排気風路17と普通換気風路18どちらも同じ換気風量を保つ場合、普通換気風路18では熱交換素子16を介さないため内部圧損が低くなり消費電力が低くなる。そのため、熱の回収が必要ない環境では普通換気風路18を選択することで省エネすることができ、かつ、室内外どちらも快適状況のため、室外の空気をそのまま室内に導入しても使用者に不快感を与えない。
室内温度TRAが快適温度範囲外の場合、制御部23は、ダンパ制御手段25にダンパ19を熱交換排気風路17側になるように制御する。この状態は空調等を動作している状態である。そのため、外気を直接取り込まず熱交換排気風路17にすることで、空調が効率よく運転できるように制御する。
このように温度から内外気の快適状況を判断し、熱交換排気風路17と普通換気風路18を切替えることで、使用者に不快感を与えることなく、かつ、熱の回収が必要ない状況では普通換気風路18にすることで省エネを実現できる。
また、不快指数(DI)を算出するためには温度だけでなく湿度も必要になる。ここで、使用環境での湿度を30%〜90%とすると、温度範囲20〜23℃であれば、不快指数(DI)はゾーン4(快い)となる。すなわち、温度だけでの不快指数(DI)を算出が可能になり、コストダウンすることができる。
また、本実施の形態では快適温度範囲を外気湿度30%〜90%の範囲から快適温度範囲を20℃〜23℃としたが、管理者(使用者)の判断により、快適温度範囲を拡げたり、狭くしたりしてもよい。すなわち、不快指数(DI)によれば、ゾーン3、ゾーン5において普通換気運転を行ってもよい。
また、本実施の形態では、普通換気運転を行う特徴的な部分について説明したが、室内温度TRAと室外温度TOAを大小比較のみによるダンパ19の駆動判断を加えて行ってもよい。すなわち、冷房期であれば、TOA<TRAのとき、暖房期であれば、TOA>TRAのとき、普通換気運転を行ってもよい。
(実施の形態2)
上記のように実施の形態1では室内外の温度からゾーン4を判断して、熱交換排気風路17と普通換気風路18を切替えた。
しかし、温度と湿度の条件によっては他のゾーン、具体的にはゾーン3とゾーン5において、室外空気を直接室内へ導入する普通換気風路18でも使用者に不快感を与えない条件がある。以下、第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態の給排型換気装置では、図1に示すように、室外側吸込口4に室外湿度を検知する室外湿度センサー26と室内側吸込口6に室内湿度を検知する室内湿度センサー27を備えている。
また、比較手段24には室外温度センサー21の検知結果(室外温度TOA)と室外湿度センサー26の検知結果(室外湿度HOA)から室外エンタルピーJOAを算出し、室内温度センサー22の検知結果(室内温度TRA)と室内湿度センサー27の検知結果(HRA)から室内エンタルピーJRAを算出する熱量算出部28を設けている。
次に、比較手段24の動作について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
STEP11、STEP12は、実施の形態1のSTEP1、STEP2に対応している。STEP11、STEP12では、室外温度TOA、室内温度TRAが所定の快適温度範囲内にあるかどうかを判断し、普通換気運転を判断する。
次に、STEP11,STEP12において、所定の快適温度範囲外と判断された場合には、STEP13として室外温度TOAがゾーン4(20〜23℃)より低い結果もしくは高い結果か判断する。
低い結果(TOA<20℃)の場合、STEP14として室外温度TOAがゾーン5の範囲内であるか判断する。一般的な外気の湿度として30%〜90%の範囲で変化する中で、ゾーン5の範囲になるのは外気温度が16℃〜20℃のため、ゾーン5の温度範囲を16℃〜20℃と設定する。室外温度TOAがゾーン5(16〜20℃)の範囲外、すなわち、TOA<16℃の場合は室外の環境は寒いと感じるゾーン6もしくはゾーン7となっている。そのため、制御部23はダンパ制御手段25にダンパ19を熱交換排気風路17になるように制御する。これにより不快と感じる外気を直接室内に取り込まないように制御する。
一方、室外温度TOAがゾーン5の範囲内(16≦TOA<20℃)であると判断した場合、STEP15では、熱量算出部28によって室内温度TRAと室内湿度センサー27の検知結果(室内湿度HRA)から室内エンタルピーJRAと室外温度TOAと室外湿度センサー26の検知結果(室外湿度HOA)から室外エンタルピーJOAを算出する。
次に、STEP15において比較手段24が、室内エンタルピーJRA>室外エンタルピーJOAと判断した場合、制御部23はダンパ制御手段25にダンパ19を熱交換排気風路17になるように制御する。室内よりも熱量の低い外気を取り込むと、使用者は寒いと感じるため、外気を直接取り込まないように制御する。
一方、STEP15において比較手段24が、室内エンタルピーJRA<室外エンタルピーJOAと判断した場合、制御部23はダンパ制御手段25にダンパ19を普通換気風路18になるように制御する。室内よりも熱量の大きな外気を取り込む事で室内の環境がゾーン4に近づけるため、直接外気を取り込む熱交換排気風路17になるように制御する。
また、STEP13において、室外温度TOAがゾーン4より高いと判断された場合、STEP16として室外温度TOAがゾーン3の範囲内であるか判断する。一般的な外気の湿度として30%〜90%の範囲で変化する中で、ゾーン3の範囲になるのは外気温度が23℃〜25℃のため、ゾーン3の温度範囲を23℃〜25℃と設定する。室外温度TOAがゾーン3の範囲外(TOA>25℃)の場合は室外の環境は暑いと感じるゾーン1もしくはゾーン2となっている。そのため、制御部23はダンパ制御手段25にダンパ19を熱交換排気風路17になるように制御する。これにより暑いと感じる外気を直接室内に取り込まないように制御する。
一方、室外温度TOAがゾーン3の範囲内(23≦TOA<25℃)であると判断した場合、STEP17として熱量算出部28によって室内温度TRAと室内湿度HRAから室内エンタルピーJRAを算出し、室外温度TOAと室外湿度HOAから室外エンタルピーJOAを算出する。
次に、比較手段24は室外エンタルピーJOAと室内エンタルピーJRA比較し室内エンタルピーJRA<室外エンタルピーJOAの場合、制御部23はダンパ制御手段25にダンパ19を熱交換排気風路17側になるように制御する。室内よりも熱量の高い外気を取り込むと、使用者は暑いと感じるため、外気を直接取り込まないように制御する。
次に室外エンタルピーJOA>室外エンタルピーJOAの場合、制御部23はダンパ制御手段25にダンパ19を普通換気風路18側になるように制御する。室内よりも熱量の小さな外気を取り込む事で室内の環境がゾーン4に近づけるため、直接外気を取り込む熱交換排気風路17になるように制御する。
以上のように、暑い・寒いと感じないゾーン3とゾーン5において室内外のエンタルピー比較から使用者に不快感を与えない状況を判断することで、図7に示すように、普通換気を行うエリアS2が大きくなり、普通換気風路18での運転時間が多くなり、さらなる省エネが実現できる。
本発明にかかる空気調和機は、排気と給気を行う場合に、熱交換排気風路と普通完気風路を切替えるものであり、一般住宅などに用いられる同時給気排気型の空気調和機に有用である。
1 給排型換気装置
2 本体
3 側面
4 室外側吸込口
5 室外側吐出口
6 室内側吸込口
7 室内側吐出口
8 給気風路
9 排気風路
10 仕切り板
11 仕切り板
12 給気ファン
13 排気ファン
14 給気用モータ
15 排気用モータ
16 熱交換素子
17 熱交換排気風路
18 普通換気風路
19 ダンパ
20 電動機
21 室外温度センサー
22 室内温度センサー
23 制御部
24 比較手段
25 ダンパ制御手段
26 室外湿度センサー
27 室内湿度センサー
28 熱量算出部
101 本体
102 給気風路
103 熱交換器
104 熱交換風路
105 換気風路
106 ダンパ
107 室外温湿度センサー
108 室内温湿度センサー

Claims (1)

  1. 室内側吸込口と室内側吐出口と、室外側吸込口と室外側吐出口を設けた本体と、
    この本体内に、
    室外の空気を前記室外側吸込口から前記室内側吐出口へ連通させる給気風路と、
    室内の空気を前記室内側吸込口から前記室外側吐出口へ連通させる排気風路と、
    前記給気風路と前記排気風路の交差部に配置して室外空気と室内空気の熱を交換させる熱交換素子と、
    前記給気風路と前記排気風路それぞれに配置した給気用ファンと排気用ファンと、
    前記給気用ファンを駆動する給気用モータと、
    前記排気用ファンを駆動する排気用モータを備えた給排型換気装置であって、
    前記排気風路は、
    前記熱交換素子を介して排気する熱交換排気風路と、
    前記熱交換素子を介さずに排気する普通換気風路と、
    前記熱交換排気風路と前記普通換気風路を切り替えるダンパを備え、
    前記室内側吸込口に室内温度を検知する室内温度センサーと室内の湿度を検知する室内湿度センサーと、
    前記室外側吸込口に室外温度を検知する室外温度センサーと室外の湿度を検知する室外湿度センサーとを設け、
    前記室内温度センサーと前記室内湿度センサーとの検知結果から室内エンタルピーと前記室外温度センサーと前記室外湿度センサーとの検知結果から室外エンタルピーを算出する熱量算出部と、
    前記室内エンタルピーと前記室外エンタルピーを比較する熱量比較手段とを設け、
    さらに前記給気用モータ、前記排気用モータ、前記ダンパを制御する制御部を設け、
    この制御部には、前記室内温度センサーで検知した前記室内温度と前記室外温度センサーで検知した前記室外温度に基づいて前記ダンパを駆動するダンパ制御手段を備え、
    前記ダンパ制御手段は、
    前記室内温度と前記室外温度がともに人体が感じる快適温度範囲である20〜23℃と判断した場合に、前記排気風路を前記普通換気風路に切り替えるよう前記ダンパを制御し、
    前記室内温度と前記室外温度のどちらか一方が、人体が感じる前記快適温度範囲から外れると判断した場合に、
    前記室外温度が前記快適温度範囲より低くかつ前記室内エンタルピーが前記室外エンタルピーより低い時、あるいは、前記室外温度が前記快適温度範囲より高くかつ前記室内エンタルピーが前記室外エンタルピーより高い時は、
    前記排気風路を前記普通換気風路に切り替えるよう前記ダンパを制御し、
    前記室外温度が前記快適温度範囲より低くかつ前記室内エンタルピーが前記室外エンタルピーより高い時、あるいは、前記室外温度が前記快適温度範囲より高くかつ前記室内エンタルピーが前記室外エンタルピーより低い時は、
    前記排気風路を前記熱交換排気風路に切り替えるよう前記ダンパを制御する給排型換気装置。
JP2013243489A 2013-11-26 2013-11-26 給排型換気装置 Active JP6259997B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013243489A JP6259997B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 給排型換気装置
US15/037,792 US10495341B2 (en) 2013-11-26 2014-11-25 Supply and exhaust ventilation device
PCT/JP2014/005881 WO2015079673A1 (ja) 2013-11-26 2014-11-25 給排型換気装置
CN201480064269.4A CN105765311B (zh) 2013-11-26 2014-11-25 供排型换气装置
US16/669,434 US11143431B2 (en) 2013-11-26 2019-10-30 Supply and exhaust ventilation device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013243489A JP6259997B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 給排型換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015102282A JP2015102282A (ja) 2015-06-04
JP6259997B2 true JP6259997B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=53378121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013243489A Active JP6259997B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 給排型換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6259997B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7097962B2 (ja) * 2018-06-27 2022-07-08 三菱電機株式会社 空調制御システム
CN112902343A (zh) * 2021-01-28 2021-06-04 鲍岚 一种热交换式风机
CN112781201B (zh) * 2021-02-10 2022-02-22 珠海格力电器股份有限公司 空调器的控制系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09178243A (ja) * 1997-01-13 1997-07-11 Daikin Ind Ltd 換気装置の運転制御装置
US6328095B1 (en) * 2000-03-06 2001-12-11 Honeywell International Inc. Heat recovery ventilator with make-up air capability
JP2002317964A (ja) * 2001-04-18 2002-10-31 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP4656777B2 (ja) * 2001-08-31 2011-03-23 三菱電機株式会社 換気装置
KR100590329B1 (ko) * 2004-05-14 2006-06-19 엘지전자 주식회사 환기장치
JP4503508B2 (ja) * 2005-07-25 2010-07-14 東京瓦斯株式会社 床暖房システム及び床暖房システムにおける湿度制御方法
JP2013113473A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Mitsubishi Electric Corp 熱交換換気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015102282A (ja) 2015-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11143431B2 (en) Supply and exhaust ventilation device
JP5741723B1 (ja) 換気装置
WO2014050227A1 (ja) 換気装置のコントローラ
WO2006054586A1 (ja) 空調システム及び空調システム制御方法
JP2010019506A (ja) 空調制御システムおよびこれに利用する給気切替コントローラ、空調制御方法
WO2010116824A1 (ja) 熱交換換気装置
JP2013088087A (ja) 空気調和機
JP5370452B2 (ja) 空調システム
CN103673107A (zh) 空调器及其控制方法、控制装置
JP6156245B2 (ja) 換気装置及び換気空調システム
JP2001280663A (ja) 空気調和装置及びその制御方法
JP2016176653A (ja) 空気調和機
JP6259997B2 (ja) 給排型換気装置
JPWO2019193680A1 (ja) 空気調和システム
KR20160051596A (ko) 공조 시스템
JP2011202916A (ja) 空調制御装置
JP2012057813A (ja) 空気調和機及びその運転制御方法
JP6219107B2 (ja) 空調方法及び当該空調方法において使用する空調システム
JP6861824B2 (ja) 熱交換換気装置
KR20100073699A (ko) 공기조화기 제어방법
JPH1061998A (ja) 空気調和機
JP2004003866A (ja) 換気空調装置
JP3518015B2 (ja) 換気空調装置
JP2013088072A (ja) 空気調和機
JP7386388B2 (ja) 換気システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160519

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171113

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6259997

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151