JP2019007717A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019007717A
JP2019007717A JP2017126229A JP2017126229A JP2019007717A JP 2019007717 A JP2019007717 A JP 2019007717A JP 2017126229 A JP2017126229 A JP 2017126229A JP 2017126229 A JP2017126229 A JP 2017126229A JP 2019007717 A JP2019007717 A JP 2019007717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
notification
heating
user
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017126229A
Other languages
English (en)
Inventor
勇人 溝内
Yuto Mizouchi
勇人 溝内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2017126229A priority Critical patent/JP2019007717A/ja
Publication of JP2019007717A publication Critical patent/JP2019007717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】人体検出用のセンサを別途設けることなく、ユーザの在室状況を判断することができる技術を提供する。【解決手段】暖房装置は、加熱部により室内の空気を加熱して室内を暖房する。暖房装置は、室内の空気の温度を検知する検知部と、ユーザに対する所定の報知を実行可能な報知部と、制御部と、を備えており、制御部は、加熱部の作動開始後、検知部により検知される温度が低下しない状態が所定期間継続した場合に、所定の報知を報知部に実行させる。【選択図】図3

Description

本明細書に開示の技術は、暖房装置に関する。
特許文献1には、人体検出手段を備える暖房装置が開示されている。この暖房装置では、暖房装置の近傍に人が存在するか否か(すなわち、室内に人が存在するか否か)を人体検出手段によって検知する。そして、人体検出手段によって検知した、人の存否を示す情報を端末装置に通知する。特許文献1の技術によれば、人の存否を示す情報を端末装置に通知することで、例えば暖房装置の運転を停止することなく人が室内からいなくなった場合に、その状況を端末装置に通知して、対処を促すことができる。
特開2015−121374号公報
特許文献1の技術では、人体検出手段として、赤外線センサや画像センサが用いられている。この場合、当該センサを暖房装置に別途設ける必要があり、製造工数や製造コストが嵩むという問題があった。本明細書では、暖房装置に人体検出用のセンサを別途設けることなく、人の在室状況を判断することができる技術を提供する。
本明細書が開示する暖房装置は、加熱部により室内の空気を加熱して室内を暖房する。暖房装置は、室内の空気の温度を検知する検知部と、ユーザに対する所定の報知を実行可能な報知部と、制御部と、を備える。制御部は、加熱部の作動開始後、検知部により検知される温度が低下しない状態が所定期間継続した場合に、所定の報知を報知部に実行させる。
暖房装置が室内を暖房している間は、外部から寒冷な空気が流入しない限り、室内の空気の温度はあまり低下することはない。しかしながら、室外から室内に寒冷な空気が流入すると、室内の空気の温度は低下する。人が室内外へ出入りした場合や室内の換気を行った場合、室内には室外から寒冷な空気が流入する。すなわち、加熱部が作動開始した後、室内の空気の温度が低下しない状態が所定期間継続した場合には、室内外への人の出入りや室内の換気が長時間行われておらず、室内に人が存在していない可能性が高い。このような知見に基づき、上記の暖房装置では、検知部により検知される室内の空気の温度の変化によって、室内に人が存在しているか否かを判断する。そして、室内に人が存在しないと判断した場合(すなわち、加熱部の作動開始後、検知部により検知される温度が低下しない状態が所定期間継続した場合)に、所定の報知を実行する。このように、上記の暖房装置によれば、室内の空気の温度を検知する検知部を人体検出に兼用することで、別途センサを設けることなく、人の在室状況を判断して、ユーザに報知することができる。
暖房装置は、操作部をさらに備えてもよい。所定の報知は、ユーザに対して操作部へのユーザ操作の実行を促す内容を含んでもよく、制御部は、所定の報知を報知部に実行させた後、ユーザ操作が実行されない状態が所定期間継続した場合に、加熱部を停止させてもよい。
上記の構成によると、所定の報知を実行した後(すなわち、人が室内に存在しないと一旦判断した後)であっても、操作部に対するユーザ操作の実行をもって、人が室内に存在すると判断することができる。一方で、ユーザ操作が実行されない状態が所定期間継続する場合には、人が依然として室内に存在しないと判断することができる。このように、上記の暖房装置によれば、人の存否をより確実に判断することができる。また、所定の報知を実行した後に、ユーザ操作が実行されない状態が所定期間継続する場合、安全を考慮して加熱部を停止させた方がよい。このように、上記の暖房装置によれば、安全性を確保することができる。
所定の報知は、ユーザに対して室内の換気を促す内容を含んでもよく、制御部は、所定の報知を報知部に実行させた後、検知部により検知される温度が低下しない状態が所定期間継続した場合に、加熱部を停止させてもよい。
所定の報知に起因してユーザが室内の換気を行った場合、寒冷な外気の流入によって室内の空気の温度が低下する。このように、上記の構成によると、所定の報知を実行した後(すなわち、人が室内に存在しないと一旦判断した後)であっても、その後の室内の空気の温度の低下をもって、人が室内に存在すると判断することができる。一方で、室内の空気の温度が低下しない状態が所定期間継続する場合には、人が依然として室内に存在しないと判断することができる。このように、上記の暖房装置によれば、人の存否をより確実に判断することができる。また、所定の報知を実行した後に、室内の空気の温度が低下しない状態が所定期間継続する場合、安全を考慮して加熱部を停止させた方がよい。このように、上記の暖房装置によれば、安全性を確保することができる。
暖房装置は、加熱部の動作状態を示す動作情報を端末装置に対して送信可能な送信部をさらに備えてもよい。制御部は、所定の報知を報知部に実行させた後、加熱部を停止させた場合に、加熱部が自動で停止されたことを示す動作情報を端末装置に送信することを送信部に実行させてもよい。
上記の構成によると、端末装置のユーザは、加熱部が自動で停止されたこと(すなわち、暖房装置の運転が自動で停止されたこと)を知ることができる。また、加熱部の動作情報を暖房装置から受信した際には、既に暖房装置の運転が自動で停止されている。すなわち、端末装置のユーザは、暖房装置の運転の停止を事後的に知ることができ、暖房装置に対する消火操作を実行する必要がないため、ユーザの利便性が向上する。
実施例1,2のガスファンヒータ2の構成を示す縦断面図である。 実施例1,2のガスファンヒータ2を含む暖房システムを示すブロック図である。 実施例1のガスファンヒータ2が実行する処理のフローチャートである。 実施例2のガスファンヒータ2が実行する処理のフローチャートである。
(実施例1)
図1を参照しながら、暖房装置の一実施形態に係るガスファンヒータ2について説明する。ガスファンヒータ2は、背面の給気口4を通して空気を吸い込み、吸い込んだ空気を燃焼用空気として燃料ガスを燃焼させ、燃料ガスの燃焼によって加熱された空気を前面の吹出口6から吹き出すことで室内を暖房する。
ガスファンヒータ2は、燃料ガスを供給するガス供給管8と、ガス供給管8からの燃料ガスを燃焼させるバーナ10(加熱部)と、給気口4から室内の空気を吸い込み、加熱された空気を吹出口6から室内に吹き出す送風ファン12と、ガスファンヒータ2の運転を制御する制御部14と、操作・報知・送信部16と、これらを収容するケーシング18を備えている。操作・報知・送信部16は、ユーザがガスファンヒータ2の運転を操作する操作部17、ユーザに対する所定の報知を実行する報知部50、及びガスファンヒータ2に関する各種情報を端末装置200(後述)に送信する送信部60を備えている。
給気口4は、ケーシング18の背面の上方側に形成されている。吹出口6は、ケーシング18の前面の下方側に形成されている。ケーシング18の内部には、給気口4から流入した空気の一部をバーナ10に燃焼用空気として供給し、残りをバーナ10の燃焼ガスと混合させた状態で吹出口6に導く内部空気通路20が形成されている。送風ファン12は、内部空気通路20内の吹出口6の近傍に配置されている。なお、給気口4には、塵埃等の侵入を抑制するエアフィルタ22が設けられている。
ガス供給管8には、ガス供給管8を開閉する電磁式の開閉弁24と、ガス供給管8を流れるガスの流量を調整する比例弁26が設けられている。ガス供給管8には、ガスファンヒータ2の外部から都市ガス(例えば13A等の、メタンガス(CH4)を主成分とするガス)が供給される。バーナ10には、その炎口の上方にイグナイタ28が設けられている。
ケーシング18の背面には、検知部30が設けられている。検知部30は、給気口4からケーシング18内に吸い込まれる室内の空気の温度を検知する。検知部30としては、例えば、熱電対やサーミスタ等の各種形式のセンサを用いることができる。
続いて、図2を参照しながら、本実施例に係るガスファンヒータ2を含む暖房システム3について説明する。暖房システム3は、ガスファンヒータ2と、端末装置200と、を備える。ガスファンヒータ2と端末装置200とは、インターネット110を介して通信可能である。
図2に示すように、操作部17は、ユーザがガスファンヒータ2の運転開始及び運転停止を指示する運転スイッチ34、ユーザに異常の発生を報知する異常報知ブザー36、暖房目標温度を設定する温度設定部38、暖房目標温度や室内温度等の各種情報を表示する表示部40、ユーザがガスファンヒータ2の運転の継続を指示する延長スイッチ41などを備えている。運転スイッチ34は、押し操作が繰り返される毎に、制御部14に対して運転開始と運転停止が交互に指示されるように構成されている。
制御部14は、送風ファン12、開閉弁24、比例弁26、イグナイタ28などの動作を制御する。ユーザが運転スイッチ34を操作して、ガスファンヒータ2の運転開始が指示されると、制御部14は、送風ファン12を回転させて、バーナ10に燃焼用空気を供給する。さらに、制御部14は、開閉弁24を開いてガス供給管8からバーナ10にガスを供給し、イグナイタ28で点火することで、バーナ10の燃焼を開始させる。バーナ10の燃焼中は、検知部30で検知される室内の空気の温度が温度設定部38で設定された暖房目標温度に速やかに近づくように、制御部14が比例弁26の開度と送風ファン12の回転数を調整する。ガスファンヒータ2の運転中にユーザが運転スイッチ34を操作して、ガスファンヒータ2の運転停止が指示されると、制御部14は、開閉弁24を閉じてガス供給管8からバーナ10へのガスの供給を遮断することで、バーナ10を消火させる。また、制御部14は、送風ファン12の回転を停止させる。
報知部50は、ユーザに対する所定の報知を実行する。報知部50は、ユーザにガスファンヒータ2の運転を継続させる操作を促す延長ランプ52、ユーザに室内の換気を促す換気ランプ54などを備えている。報知部50は、制御部14と通信可能である。
送信部60は、インターネット110にアクセス可能である。送信部60は、インターネット110を介して、バーナ10の動作状態を示す動作情報を端末装置200に送信可能である。
端末装置200は、携帯電話、スマートフォン等の可搬型の端末装置である。端末装置200は、表示部202と、端末コントローラ210と、を備える。表示部202は、様々な情報を表示するためのディスプレイであり、いわゆるタッチパネル(即ち、操作部)としても機能する。端末コントローラ210は、端末装置200の動作を制御する。また、端末コントローラ210は、メモリ212を備える。メモリ212には、暖房アプリ214が格納されている。暖房アプリ214は、例えば、インターネット110上のサーバ(不図示)から端末装置200にインストールされる。暖房アプリ214は、端末装置200とガスファンヒータ2との間で様々な情報の通信を実行させるためのアプリケーションである。
制御部14は、ガスファンヒータ2が運転を開始すると、図3に示すユーザ存否検知処理を実行する。制御部14は、ユーザが運転スイッチ34を操作して、ガスファンヒータ2の運転開始が指示されると、図3の処理を開始する。なお、制御部14は、図3の処理のために、メモリ42と、タイマ44を備えている。
S10において、制御部14は、室温のサンプリングを開始する。本実施例のガスファンヒータ2では、15秒毎に検知部30により検知される温度を取り込み、過去5分間の室温の時系列をメモリ42に記憶しておく。そして、S20において、制御部14は、タイマ44にカウントを開始させる。
S30において、制御部14は、室温が所定期間P1内に所定温度以上低下したか否かを判断する。本実施例では、所定期間P1は5分に設定されている。S30における判断は、メモリ42に記憶されている室温の時系列に基づいて行う。具体的には、メモリ42に記憶されている最新の室温が、その5分前の室温から所定の温度幅(例えば3℃)を引いた温度以下である場合に、制御部14は、室温が所定温度以上低下したと判断する。肯定判断される場合(S30でYES)にはS100へ進み、否定判断される場合(S30でNO)にはS40へ進む。
S30において否定判断される場合、S40において、制御部14は、タイマ44のカウント開始から所定期間P2が経過したか否かを判断する。本実施例では、所定期間P2は1時間に設定されている。肯定判断される場合(S40でYES)にはS50へ進み、否定判断される場合(S40でNO)にはS30へ戻る。
S50において、制御部14は、タイマ44のカウントをリセットする。次いで、S60において、制御部14は、ユーザに対する所定の報知を報知部50に実行させる。本実施例では、所定の報知は、ユーザに対して操作部17へのユーザ操作の実行を促す報知である。具体的には、制御部14は、ユーザにガスファンヒータ2の運転を継続させる操作を促す延長ランプ52を点灯させる。なお、S60では、制御部14は、ユーザに対する所定の報知を実行するのみであり、ガスファンヒータ2の運転はそのまま継続する。
S70において、制御部14は、ユーザに対する所定の報知を実行してから所定期間P3内にユーザ操作を受け付けたか否かを判断する。具体的には、制御部14は、延長スイッチ41に対する操作入力を受け付けたか否かを判断する。本実施例では、所定期間P3は、5分に設定されている。肯定判断される場合(S70でYES)にはS100へ進み、否定判断される場合(S70でNO)にはS80へ進む。
S80において、制御部14は、ガスファンヒータ2の運転を停止する。次いで、S90において、制御部14は送信部60に、ガスファンヒータ2の動作情報を端末装置200に送信させる。動作情報は、バーナ10の動作状態を示す情報である。S90では、制御部14は送信部60に、バーナ10が自動で消火されたことを示す動作情報を端末装置200に送信させる。これにより、端末装置200のユーザは、ガスファンヒータ2の運転が自動で停止されたことを知ることができる。
一方、S30、S70において肯定判断される場合、S100において、制御部14は、タイマ44のカウントをリセットしてS20へ戻る。なお、S100では、タイマ44のカウントをリセットするのみであり、ガスファンヒータ2の運転はそのまま継続する。
本実施例のガスファンヒータ2によれば、制御部14は、ガスファンヒータ2の運転中において、所定期間P1内に室温が所定温度以上低下した場合(S30でYES)には、ユーザが室内に存在すると判断してガスファンヒータ2の運転を継続させる。一方で、制御部14は、所定期間P1内に室温が所定温度以上低下しない状態(S30でNO)が所定期間P2継続する場合(S40でYES)には、人が室内に存在しないと判断して、ユーザに対して所定の報知を実行させる。室温の低下は、人によって扉や窓の開閉等がされることにより寒冷な外気が室内に流入した場合に生じると予想できる。このため、室温の低下を検知することによって、人の在室状況を判断することができる。このような構成とすることで、人体検出用のセンサを別途設けることなく、人の在室状況を検知することができる。また、制御部14は、人が室内に存在しないと判断する場合には、ユーザに対する所定の報知を実行させる(S60)ことで、ユーザに対する注意喚起を行うことができる。
また、制御部14は、所定の報知(すなわち、延長ランプ52の点灯)を実行した後、延長スイッチ41に対するユーザ操作が実行されない状態が所定期間P3継続した場合(S70でNO)には、ガスファンヒータ2の運転を停止させる(S80)。このような構成によれば、所定の報知を実行した後に、ユーザ操作を受け付ける待機時間を設けることで、人の在室状況をより正確に検知することができる。また、延長ランプ52の点灯を確認したユーザによって延長スイッチ41に対するユーザ操作が行われた場合(S70でYES)には、制御部14は、室内に人が存在すると判断して、ガスファンヒータ2の運転を停止せずに室内の暖房を継続することができる。また、延長ランプ52を点灯してからも、人がなお室内に存在しないと判断される場合(すなわち、所定期間P3内にユーザ操作を受け付けない場合)には、ガスファンヒータ2の運転を停止することで、安全性を確保することができる。
また、制御部14は、ガスファンヒータ2の運転を停止させた場合、端末装置200に対してガスファンヒータ2の動作情報を送信させる(S100)。すなわち、制御部14は、バーナ10が自動で消火されたことを示す動作情報を端末装置200に送信させる。このような構成によれば、端末装置200のユーザは、ガスファンヒータ2が自動で運転を停止したことを知ることができる。また、当該動作情報を受信したときには、ガスファンヒータ2の運転が既に停止されているため、その後、端末装置200のユーザがガスファンヒータ2に対する消火操作を実行する必要がないため、ユーザの利便性が向上する。
なお、S30における室温が所定温度以上低下したか否かの判断は、他の手法によって判断することもできる。例えば、ガスファンヒータ2が運転を開始してある程度の時間が経過した後は、室内の空気は暖房目標温度まで暖められている。従って、ガスファンヒータ2が運転を開始してある程度の時間が経過した後は、メモリ42に記憶されている最新の室温(あるいは、S30の時点において検知部30で検出される室温)が、温度設定部38で設定された暖房目標温度から所定の温度幅(例えば3℃)を引いた温度以下である場合に、S30において肯定判断するように、制御部14を構成してもよい。あるいは、ガスファンヒータ2が運転を開始した時点での室温(すなわち、まだ暖房がされておらず、室外と同程度に寒冷な室内の空気の温度)を検知部30で検出してメモリ42に記憶しておき、検知部30で検出される室温がガスファンヒータ2の運転開始時の室温に所定の温度幅(例えば3℃)を加えた温度以下である場合に、S30において肯定判断するように、制御部14を構成してもよい。あるいは、メモリ42に記憶された過去5分間の室温の時系列において、ある時点における室温がそれ以前の時点における室温から所定の温度幅(例えば3℃)を引いた温度以下である状況が存在する場合に、S30において肯定判断するように、制御部14を構成してもよい。
(実施例2)
本実施例では、所定の報知の態様が実施例1と異なっており、所定の報知は、ユーザに対して室内の換気を促す報知である。制御部14は、ガスファンヒータ2が運転を開始すると、図4に示すユーザ存否検知処理を実行する。以下では、図4を参照しながら、ユーザ存否検知処理について説明する。
S110〜150は、それぞれ、図3のS10〜S50と同様である。S160において制御部14は、ユーザに対する所定の報知を報知部50に実行させる。本実施例では、所定の報知は、ユーザに対して室内の換気を促す報知である。具体的には、制御部14は、ユーザに室内の換気を促す換気ランプ54を点灯させる。なお、S160では、制御部14は、ユーザに対する所定の報知を実行するのみであり、ガスファンヒータ2の運転はそのまま継続する。
S170において、制御部14は、所定期間P4内に室温が所定温度以上低下したか否かを判断する。本実施例では、所定期間P4は、5分に設定されている。S170における判断の態様は、図3のS30における判断の態様と同様である。肯定判断される場合(S170でYES)にはS200へ進み、否定判断される場合(S170でNO)にはS180へ進む。
S180及びS190は、図3のS80及びS90と同様である。また、S130、S170において肯定判断される場合に進むS200は、図3のS100と同様である。
本実施例のガスファンヒータ2によれば、制御部14は、所定の報知(すなわち、換気ランプ54の点灯)を実行した後、室温が所定温度以上低下しない状態が所定期間P4継続した場合(S170でNO)には、ガスファンヒータ2の運転を停止させる。換気ランプ54の点灯を確認したユーザによって室内の換気が行われると、寒冷な外気の流入によって室内の空気の温度が低下する。したがって、このような構成によれば、所定の報知を実行した後に、室温の低下を検知するための待機時間を設けることで、人の在室状況をより正確に検知することができる。また、所定期間P4内に室温が所定温度以上低下したことを検知した場合(S170でYES)には、制御部14は、室内に人が存在すると判断して、ガスファンヒータ2の運転を停止せずに室内の暖房を継続することができる。また、換気ランプ54を点灯してからも、人がなお室内に存在しないと判断される場合(すなわち、所定期間P4内に室温が所定温度以上低下しない場合)には、ガスファンヒータ2の運転を停止することで、安全性を確保することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
送信部60を、「報知部」として機能させてもよい。すなわち、実施例1において、制御部14は、S60において、端末装置200へユーザ操作の実行を促す内容の報知を送信部60に送信させてもよい。この場合、当該報知を受信した端末装置200は、例えば、「延長スイッチを押して下さい」等の文字列を表示部202に表示させてもよい。実施例2においても同様に、制御部14は、S160において、端末装置200へ室内の換気を促す内容の報知を送信部60に送信させてもよい。この場合、当該報知を受信した端末装置200は、例えば、「室内を換気して下さい」等の文字列を表示部202に表示させてもよい。
実施例1において、所定の報知は、ユーザ操作の実行を促すためのメッセージ等を表示部40に表示させる態様であってもよいし、ユーザ操作の実行を促すためのアラーム等の音を出力する態様であってもよい。実施例2においても同様である。
送信部60がバーナ10の動作情報等の情報を送信する対象は、端末装置200のみに限られず、複数の端末装置に対して当該情報を送信するように構成してもよい。すなわち、送信部60を、インターネット110を介して複数の端末装置と通信可能に構成してもよい。
図3のS70におけるユーザ操作を受け付けたか否かの判断は、延長スイッチ41に対する操作入力の検知に限られない。例えば、制御部14は、ユーザによる温度設定部38に対して暖房目標温度を設定する操作入力を受け付けた場合に、ユーザ操作を受け付けたと判断してもよい。
ガスファンヒータ2は、実施例1の処理(図3)と実施例2の処理(図4)の双方を実行してもよい。すなわち、図3に示す処理において、S60及びS70の処理に加えて、さらに図4のS160及びS170の処理を実行するように制御部14を構成してもよい。この場合、S70及びS170のいずれかで肯定判断された場合にS100に進むように制御部14を構成してもよいし、S70とS170の双方で肯定判断された場合にS100に進むように制御部14を構成してもよい。
上記の実施例では、暖房装置としてガスファンヒータを例示して説明したが、これに限られない。例えば、石油ファンヒータ、ガスストーブ、石油ストーブ等であってもよいし、加熱部としてヒータエレメントを備える電気式のファンヒータであってもよい。また、端末装置は、可搬型の端末装置に限られず、PC等の据置型の端末装置であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ガスファンヒータ、3:暖房システム、4:給気口、6:吹出口、8:ガス供給管、10:バーナ、12:送風ファン、14:制御部、16:操作・報知・送信部、17:操作部、18:ケーシング、20:内部空気通路、22:エアフィルタ、24:開閉弁、26:比例弁、28:イグナイタ、30:検知部、34:運転スイッチ、36:異常報知ブザー、38:温度設定部、40:表示部、41:延長スイッチ、42:メモリ、44:タイマ、50:報知部、52:延長ランプ、54:換気ランプ、60:送信部、110:インターネット、200:端末装置、202:表示部、210:端末コントローラ、212:メモリ、214:暖房アプリ

Claims (4)

  1. 加熱部により室内の空気を加熱して室内を暖房する暖房装置であって、
    室内の空気の温度を検知する検知部と、
    ユーザに対する所定の報知を実行可能な報知部と、
    制御部と、を備えており、
    制御部は、加熱部の作動開始後、検知部により検知される温度が低下しない状態が所定期間継続した場合に、所定の報知を報知部に実行させることを特徴とする暖房装置。
  2. 暖房装置は、操作部をさらに備えており、
    所定の報知は、ユーザに対して操作部へのユーザ操作の実行を促す内容を含んでおり、
    制御部は、所定の報知を報知部に実行させた後、ユーザ操作が実行されない状態が所定期間継続した場合に、加熱部を停止させることを特徴とする、請求項1の暖房装置。
  3. 所定の報知は、ユーザに対して室内の換気を促す内容を含んでおり、
    制御部は、所定の報知を報知部に実行させた後、検知部により検知される温度が低下しない状態が所定期間継続した場合に、加熱部を停止させることを特徴とする、請求項1または2の暖房装置。
  4. 暖房装置は、加熱部の動作状態を示す動作情報を端末装置に対して送信可能な送信部をさらに備えており、
    制御部は、所定の報知を報知部に実行させた後、加熱部を停止させた場合に、加熱部が自動で停止されたことを示す動作情報を端末装置に送信することを送信部に実行させることを特徴とする、請求項2または3の暖房装置。
JP2017126229A 2017-06-28 2017-06-28 暖房装置 Pending JP2019007717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017126229A JP2019007717A (ja) 2017-06-28 2017-06-28 暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017126229A JP2019007717A (ja) 2017-06-28 2017-06-28 暖房装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019007717A true JP2019007717A (ja) 2019-01-17

Family

ID=65029541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017126229A Pending JP2019007717A (ja) 2017-06-28 2017-06-28 暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019007717A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110953695A (zh) * 2019-11-04 2020-04-03 佛山市云米电器科技有限公司 一种具有快速制暖功能的摆叶摆动式暖风机
JP2022175207A (ja) * 2021-05-13 2022-11-25 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62202944A (ja) * 1986-02-28 1987-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼式温風暖房器のコントロ−ラ
JPH0363417A (ja) * 1989-07-31 1991-03-19 Mitsubishi Electric Corp 暖房器の表示制御装置
JPH09126450A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Toyotomi Co Ltd 開放式燃焼器の制御装置
JP2002081751A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Tokyo Gas Co Ltd ガスファンヒータ及びその制御方法
JP2012251684A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Corona Corp 暖房器の制御装置
WO2014024444A1 (ja) * 2012-08-08 2014-02-13 パナソニック株式会社 家電機器、家電システム及びサーバ装置
JP2015098990A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 日立アプライアンス株式会社 空気調和システム
JP2015121374A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 株式会社電興社 暖房装置
JP2016163193A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 ダイキン工業株式会社 生体検知結果活用システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62202944A (ja) * 1986-02-28 1987-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼式温風暖房器のコントロ−ラ
JPH0363417A (ja) * 1989-07-31 1991-03-19 Mitsubishi Electric Corp 暖房器の表示制御装置
JPH09126450A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Toyotomi Co Ltd 開放式燃焼器の制御装置
JP2002081751A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Tokyo Gas Co Ltd ガスファンヒータ及びその制御方法
JP2012251684A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Corona Corp 暖房器の制御装置
WO2014024444A1 (ja) * 2012-08-08 2014-02-13 パナソニック株式会社 家電機器、家電システム及びサーバ装置
JP2015098990A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 日立アプライアンス株式会社 空気調和システム
JP2015121374A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 株式会社電興社 暖房装置
JP2016163193A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 ダイキン工業株式会社 生体検知結果活用システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110953695A (zh) * 2019-11-04 2020-04-03 佛山市云米电器科技有限公司 一种具有快速制暖功能的摆叶摆动式暖风机
JP2022175207A (ja) * 2021-05-13 2022-11-25 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機
JP7209040B2 (ja) 2021-05-13 2023-01-19 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109564002B (zh) 炉灶、抽油烟机及其控制方法
JP4581006B2 (ja) 温風暖房機
JP2018040515A (ja) 加熱調理器
JP2019007717A (ja) 暖房装置
JP6738618B2 (ja) 暖房装置
JP6817679B2 (ja) 暖房機および暖房機用のリモコン
JP2008215741A (ja) レンジフード
JP5406538B2 (ja) 開放型燃焼機器
JP5555033B2 (ja) 換気装置及びこれを備えた換気システム
JP5272312B2 (ja) 異常検出機能を備えた暖房機
JP5386529B2 (ja) 開放型燃焼暖房機器
JP2014153041A (ja) 加熱調理システム
JP2017163384A (ja) 加熱装置操作システム
JP2006308154A (ja) 暖房機の制御装置
KR20040078775A (ko) 지능형 가스밸브 제어장치
JP6846733B2 (ja) 換気制御システム
JP6866090B2 (ja) 警報器
JP6808404B2 (ja) 警報器
JP5473992B2 (ja) 温風暖房装置
JP2008116113A (ja) 加熱調理器
JP5781147B2 (ja) 暖房装置
JP2003207136A (ja) コンロ及び宅内情報盤
JP6908458B2 (ja) 災害状況通知システム
JP2021148400A (ja) 暖房装置操作システム
JP4581005B2 (ja) 温風暖房機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210928