JP6738618B2 - 暖房装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱手段で加熱した空気を暖房対象空間へ吹き出して暖房対象空間の暖房を行う暖房装置に関する。
従来の暖房装置は、使用者による運転に関する指示を受け付ける運転操作受付部に、暖房運転の開始及び停止を指令する運転スイッチが備えられ、使用者が、運転スイッチを操作して暖房運転を開始するとともに、再度、運転スイッチを操作することで暖房運転を停止させるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−11800号公報
暖房装置により暖房運転を行ってるときに、使用者が暖房対象空間から退出して長い時間にわたって暖房対象空間から離れることがある。しかし、従来構成では、運転スイッチを操作することで暖房運転を停止させる必要があるが、使用者が運転スイッチの操作を忘れると、暖房対象空間に人がいないにもかかわらず、長時間にわたって使用者が居たときと同じ状態で暖房装置が運転を行うことになり、燃料の無駄使いになるおそれがある。
本発明の目的は、使用者が運転停止操作を行わずに暖房対象空間から離れた場合であっても、燃料の無駄使いを抑制することが可能な暖房装置を提供する点にある。
本発明に係る暖房装置の特徴構成は、
空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段で加熱した空気を暖房対象空間へ吹き出させる空気流動手段と、動作を制御する暖房側制御手段とを備え、
前記暖房側制御手段は、前記暖房対象空間の温度が目標温度に近付くように前記加熱手段の動作を制御する暖房装置であって、
使用者が所持する予め登録された携帯通信端末との間で近距離無線通信規格の型式による無線通信により情報の送受信を行うことができる暖房側通信手段を備え、
前記暖房側制御手段は、
前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から設定単位時間が経過する毎に送信される情報である取得要求通信を受信しない状態が第1設定期間継続すると、前記目標温度を使用者が設定している使用者設定温度よりも低い第1温度に低下させる第1低下処理を実行し、
前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から送信される前記取得要求通信を受信しない状態が前記第1設定期間よりも長い第2設定期間継続すると、前記目標温度を前記第1温度よりも低い第2温度に低下させる又は前記加熱手段の加熱作動を停止させる第2低下処理を実行し、
前記携帯通信端末は、前記取得要求通信を受信すると前記暖房側通信手段から送信される情報である運転状況データを受信しない状態が第1設定期間継続すると、前記携帯通信端末の表示部に前記第1低下処理に伴う暖房装置の運転状態を示す表示を行い、前記暖房側通信手段から送信される情報である前記運転状況データを受信しない状態が前記第1設定期間よりも長い第2設定期間継続すると、前記携帯通信端末の表示部に前記第2低下処理に伴う前記暖房装置の運転状態を示す表示を行い、
前記暖房対象空間での人の存否を検出する存否検出手段を備え、
前記暖房側制御手段は、前記存否検出手段が人の存在を検出している間は、前記第1低下処理及び前記第2低下処理を実行しない点にある。
本発明によれば、暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信していれば、暖房側制御手段は、暖房対象空間の温度が目標温度に近付くように加熱手段の動作を制御する通常の運転制御を実行する。そして、暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信しなくなり、その状態が第1設定期間継続すると、暖房側通信手段は、第1低下処理を実行する。すなわち、目標温度をそれまで設定されていた使用者設定温度よりも低い第1温度に低下させて、加熱手段の動作を制御する。
暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信しない状態がさらに継続して、第2設定期間継続すると、第2低下処理を実行する。すなわち、目標温度を第1温度よりも低い第2温度に低下させて加熱手段の動作を制御するか、又は、加熱手段の加熱作動を停止させる。
携帯通信端末は使用者が所持しているので、暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信する状態というのは、使用者が暖房対象空間に居る状態であり、暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信しない状態というのは、使用者が暖房対象空間から退出して離れている状態である。
使用者が暖房対象空間に居るときは、使用者が希望する目標温度になるように暖房運転が行われるが、使用者が暖房対象空間から退出して第1設定期間以上にわたって暖房対象空間から離れる場合には、目標温度を低くして無駄な燃料消費を抑制する。そして、使用者が暖房対象空間から退出して第2設定期間以上にわたる長い時間にわたって暖房対象空間から離れていれば、さらに、目標温度を低下させるか、又は、燃焼を停止させることで、燃料消費をさらに抑制するのである。このとき、使用者は運転の停止を指令するための特別な操作を行う必要がない。
従って、使用者が運転停止操作を行わずに暖房対象空間から離れた場合であっても、燃料の無駄使いを抑制することが可能な暖房装置を提供できるに至った。
使用者が携帯通信端末を所持しない状態で暖房対象空間に居る場合、あるいは、暖房対象空間に居る複数の使用者のうちでいずれかの使用者が携帯通信端末を所持していないときに、その携帯通信端末を所持していない使用者だけが暖房対象空間に居る場合等においては、暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信しない状態が長く続くことがある。
しかし、本構成によれば、このように暖房対象空間に人が居るにもかかわらず、暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信しない場合には、存否検出手段が人の存在を検出すると、暖房側制御手段は、第1低下処理及び第2低下処理を実行しない。
携帯通信端末との通信を利用して、暖房対象空間に人がいないときには、無駄な燃料の消費を抑制できるものでありながら、暖房対象空間に人が居る場合に、誤って、目標温度を使用者設定温度よりも低い温度に低下させたり、加熱手段の加熱作動を停止させる等の不利を回避して、所望の暖房運転を行うことができる。
本発明の別の特徴構成は、前記暖房側制御手段は、前記第1低下処理を実行した後、前記第2低下処理を実行するまでの間に、前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から情報を受信すると、前記目標温度を前記使用者設定温度に戻す復帰処理を実行する点にある。
本構成によれば、使用者が、一旦、暖房対象空間から退出しても、その後、第2設定期間を越えないうちに、暖房対象空間に戻ってきた場合には、目標温度を使用者設定温度に戻すことで、手動で目標温度を再設定する等の煩わしさなく、所望の暖房運転を行える。
本発明の更に別の特徴構成は、前記暖房側通信手段が複数台の前記携帯通信端末との間で情報の送受信を行っているとき、
前記暖房側制御手段は、前記暖房側通信手段が全ての前記携帯通信端末から情報を受信しない状態が前記第1設定期間継続すると前記第1低下処理を実行し、
前記暖房側通信手段が全ての前記携帯通信端末から情報を受信しない状態が前記第2設定期間継続すると前記第2低下処理を実行する点にある。
本構成によれば、暖房対象空間に複数の使用者が居る場合、その複数の使用者の夫々が携帯通信端末を所持しており、各携帯通信端末は各別に暖房側通信手段との間で通信を行う。そして、それら全ての携帯通信端末から情報を受信しないときに、上述した第1低下処理や第2低下処理を実行するのである。
従って、暖房対象空間に確実に人がいない状態において、燃料消費量を抑制するための第1低下処理や第2低下処理を実行することにより、燃料が無駄に消費されることを回避することができる。
本発明の更に別の特徴構成は、前記暖房側制御手段は、前記第1低下処理を実行した後、前記第2低下処理を実行するまでの間に、前記暖房側通信手段が少なくとも1台の前記携帯通信端末から情報を受信すると、前記目標温度を前記使用者設定温度に戻す復帰処理を実行する点にある。
本構成によれば、複数の使用者の全てが暖房対象空間から退出しても、その後、第2設定期間を越えないうちに、少なくとも1人の使用者が暖房対象空間に戻ってきた場合には、目標温度を使用者設定温度に戻すことで、手動で目標温度を再設定する等の煩わしさなく、所望の暖房運転を行える。
本発明の更に別の特徴構成は、前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から前記第1設定期間及び前記第2設定期間を受付可能に構成されている点にある。
本構成によれば、携帯通信端末から第1設定期間及び第2設定期間を変更させる指令を通信すると、暖房側通信手段がそのことを受付可能であり、その指令に基づいて第1設定期間及び第2設定期間を変更設定することができる。
使用者は、自分が所持している携帯通信端末を利用して変更を指令することができるので、使い勝手がよいものとなる。
本発明の更に別の特徴構成は、前記暖房側制御手段が、前記第1低下処理及び前記第2低下処理を実行可能な低下処理実行モードと、前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から情報を受信しない状態が継続しても前記第1低下処理及び前記第2低下処理を実行しない低下処理停止モードとに切り換え自在に構成されている点にある。
本構成によれば、暖房側制御手段を低下処理実行モードに切り換えておくと、上述した第1低下処理や第2低下処理を実行するので、燃料が無駄に消費されることを回避することができる。一方、暖房側制御手段を低下処理停止モードに切り換えておくと、暖房側通信手段が携帯通信端末から情報を受信しない状態が第1設定期間あるいは第2設定時間以上継続しても、第1低下処理や第2低下処理を実行せず、目標温度を使用者が設定している使用者設定温度に維持することができる。
例えば、暖房対象空間に複数の使用者が存在しており、そのうちのいずれかが携帯通信端末を所持していない場合には、暖房側制御手段を低下処理停止モードに切り換えておくことで、携帯通信端末を所持している使用者が暖房対象空間から離れても、所望の運転状態をそのまま維持することができる。
温風暖房装置の主要な構成部品の配置状態を示す正面図である。 温風暖房装置の縦断断面図である。 温風暖房装置の機能ブロック図である。 運転操作受付部を示す図である。 スマートフォンの機能ブロック図である。 温風暖房装置の全体斜視図である。 スマートフォンの初期設定画面を示す図である。 スマートフォンのペアリング設定用表示画面を示す図である。 スマートフォンのペアリング設定後の表示画面を示す図である。 暖房運転中の運転操作受付部を示す図である。 暖房運転中のスマートフォンの表示画面を示す図である。 第1低下処理を実行した後の運転操作受付部を示す図である。 第2低下処理を実行した後の運転操作受付部を示す図である。 第1低下処理を実行した後のスマートフォンの表示画面を示す図である。 通信処理の動作を示すフローチャートである。 スマートフォンの時間変更設定時の表示画面を示す図である。 別実施形態の温風暖房装置の全体斜視図である。
以下、図面を参照して本発明に係る暖房装置の一例としての温風暖房装置の実施形態について説明する。
図1は温風暖房装置1の主要な構成部品の配置状態を示す正面図であり、図2は温風暖房装置1を側部から見た断面図である。温風暖房装置1は、空気を吸い込む吸込口2及び空気を吹き出す吹出口3を有する筐体4の内部に、燃料を燃焼する燃焼器5(本発明の「燃焼手段」の一例)と、燃焼器5に供給する燃料量を調節する燃料量調節手段Fと、吸込口2を介した筐体4内への空気の吸気と吹出口3を介した筐体4内からの空気の吹き出しとを行うように空気を流動させる対流用ファン6(本発明の「空気流動手段」の一例)と、動作を制御する暖房側制御手段としての暖房側制御部7と、運転に関する指示を使用者から受け付ける運転操作受付部8と、使用者が所持する予め登録された携帯通信端末(スマートフォン)9との間で無線通信により情報の送受信を行うことができる暖房側通信手段としての暖房側通信部10とを備える。暖房側制御部7は、例えばマイクロコンピュータ等の演算処理機能及び例えば半導体メモリなどの情報記憶機能を有する電気回路部を用いて構成される装置である。
この温風暖房装置1は、吸込口2から筐体4内に吸い込んだ空気を燃焼器5の燃焼排ガスと混合させることで空気の昇温を行って、昇温した空気を吹出口3から吹き出すことにより、暖房対象空間を暖房することができる。
このように、温風暖房装置1の筐体4には、背面に外気を燃焼用空気Aとして取り入れる吸込口2が設けられていると共に、前面に燃焼後の燃焼排ガスと空気との混合ガスを温風として吹き出す吹出口3が設けられている。吸込口2の外側には、塵埃を捕捉するためのエアフィルタ11が設定されている。また、吸込口2から筐体4内に吸い込む空気の温度を測定する室内温度センサ12が備えられている。
燃焼器5は、燃料ガスGを燃焼用空気Aと共に燃焼させる。具体的には、燃焼器5には、燃料ガスGを導く燃料ガス流路13が連通接続されており、その燃料ガス流路13には、燃料ガスGの流通を止める又は許容する第1電磁弁14a及び第2電磁弁14bと、燃料ガスGの流量を調整可能な比例弁15と、燃料ガスGを燃焼器5に向けて噴射する噴射ノズル13Aとが設けられている。このうち、第1電磁弁14a、第2電磁弁14b及び比例弁15が、燃焼器5に供給する燃料量を調節する燃料量調節手段Fとして機能する。二つの電磁弁(第1電磁弁14a及び第2電磁弁14b)が設けられている理由は、燃料ガスGが燃料ガス流路13の下流側へ漏出することを、より確実に防止するためである。加えて、燃焼器5は、その燃焼室16に導かれた燃料ガスGと燃焼用空気Aとの混合気に点火する点火器17と、形成された火炎を検出して火炎の立ち消えを検知可能な火炎センサ18とを備えている。
本発明の空気流動手段としての対流用ファン6は、クロスフローファン19と、クロスフローファン19を周方向に回転させるファン駆動用モータ20とから構成されている。ファン駆動用モータ20が、クロスフローファン19を回転させることにより、吸込口2から筐体4の内部へと外気が取り入れられる。そして、筐体4の内部に吸い込まれた空気の一部は、燃焼用空気Aとして燃焼器5の燃焼室16へ導かれ、残りの空気は燃焼室16を迂回して流れながら燃焼器5の燃焼排ガスと混合される。これにより、吸込口2から筐体4の内部に吸い込まれた空気が昇温されて、吹出口3から筐体4の外部へと吹き出される。
運転操作受付部8は、筐体4の天面に設けられ、運転に関する指示を使用者から受け付ける。図4に示すように、運転操作受付部8は、使用者等により操作させる操作スイッチとして、運転の停止を予約するおやすみタイマースイッチS1と、運転の開始を予約するおはようタイマースイッチS2と、燃料消費量を相対的に少なくするエコ運転を指令するエコ運転スイッチS3と、スマートフォン9との間での通信を実行するための通信スイッチS4と、温度/時間設定スイッチ(設定値切替スイッチ)S5(上方向スイッチS5a、下方向スイッチS5b)と、運転の開始及び停止を指令する運転/停止スイッチS6と、を有する。加えて、運転操作受付部8は、温風暖房装置1の状態を示す表示部として、おやすみタイマーの設定中に点灯されるおやすみタイマーランプ21と、おはようタイマーの設定中に点灯されるおはようタイマーランプ22と、エコ運転の実行中に点灯されるエコ運転ランプ23と、通信状態であることを示す通信ランプ24と、運転が行われているときに点灯される運転状態表示ランプ25と、目標温度としての設定目標温度等を表示する設定室温表示部26と、現在室温等を表示する現在室温表示部27とを有する。設定室温表示部26と現在室温表示部27とは、タイマー運転時に時間を表示することもできる。筐体4の前面側には、暖房対象空間に人が存在するか否かを検出する存否検出手段としての人感センサ40が備えられている。この人感センサ40は赤外線や超音波等を用いて人の存否を判別する。
図3に示すように、上記した各スイッチS1〜S6、各表示用ランプ21〜25、温度用表示部26,27、第1電磁弁14a、第2電磁弁14b、比例弁15、暖房側通信部10、室内温度センサ12、ファン駆動用モータ20、点火器17等が暖房側制御部7に接続されている。
そして、暖房側制御部7は、室内温度センサ12が測定する空気の温度が設定目標温度となるように、室内温度センサ12が測定する空気の温度と設定目標温度との温度差に基づいて、燃焼器5に供給する目標供給燃料量を決定し、その目標供給燃料量を燃焼器5へ供給させる。暖房側制御部7は、燃焼器5への供給燃料量に応じた空気を燃焼器5に供給するべく、対流用ファン6の運転状態を制御する。
暖房側制御部7が暖房運転を行うときの上記設定目標温度は、使用者が温度/時間設定スイッチS5を操作して設定することができる。使用者が上方向スイッチS5aを押し操作する毎にその温度の表示値が順次増加変更され、下方向スイッチS5bを押し操作する毎にその温度の表示値が順次減少変更される。温風暖房装置1が設置されている部屋全体の空気の温度を所定の目標温度にさせることができる。
温風暖房装置1は、使用者が所持するスマートフォン9との間で種々の情報を通信することができる。図5に示すように、スマートフォン9は、温風暖房装置1との間で情報の送受信を行うことができる機器側通信手段としての端末側通信部28と、情報を表示する機器側表示手段としてのタッチパネル式の液晶表示装置からなる端末側表示部29と、動作を制御する機器側制御手段としての端末側制御部30とを有する。端末側制御部30は、例えばマイクロコンピュータ等の演算処理機能及び例えば半導体メモリなどの情報記憶機能を有する電気回路部を用いて構成され、この端末側制御部30には、後述するような処理を実行するためのアプリケーションプログラムが予めインストールされる。尚、スマートフォン9へのアプリケーションプログラムのダウンロードは、例えば、アプリケーション提供ホームページからインターネット経由で行うことができる。
スマートフォン9の端末側通信部28と温風暖房装置1の暖房側通信部10とは、近距離無線通信規格の1つであるブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)型式で通信する構成となっている(図6参照)。
温風暖房装置1とスマートフォン9との間での通信の初期設定について説明する。通信に先立って、使用者は、端末側制御部30に専用のアプリケーションプログラムをインストールしておく必要がある。
先ず、最初に、スマートフォン9のアプリケーションプログラムを起動させる。次に、スマートフォン9の端末側通信部28と温風暖房装置1の暖房側通信部10との間での通信開始処理(ペアリング)を実行する。つまり、温風暖房装置1側の通信スイッチS4の押し操作を継続して、通信ランプ24が点滅表示になると、押し操作を停止する。この状態では、暖房側通信部10がペアリングする相手を探索する。
スマートフォン9側で、図7に示す初期画面にて端末側表示部29の「設定」のタッチ操作部29aを選択すると、図8に示すようなペアリング設定用画面に切り換わる。「ペアリング」のタッチ操作部29bを選択すると、ペアリングを開始する。このとき、ペアリングの相手として温風暖房装置1を選択する。尚、パスキー(PINコード)は自動的に入力される。
ペアリングが完了すると、通信ランプ24が点滅状態から連続点灯状態に切り換わり、温風暖房装置1についての基本情報、すなわち、機種名、使用ガス種の情報等をスマートフォン9に送信する(図9参照)。ペアリングが完了すると、その後は、暖房側通信部10と端末側通信部28とが共に作動していれば、それらが一定距離以内に近づくと、自動的に通信接続状態となる。
温風暖房装置1は、消し忘れ見守り運転を実行することができるようになっている。具体的には、消し忘れ見守り運転を実行しているときは、温風暖房装置1の暖房側制御部7は、スマートフォン9から情報を受信しない状態が第1設定期間としての第1設定時間継続すると、設定目標温度を使用者が設定している使用者設定温度よりも低い第1温度に低下させる第1低下処理を実行し、スマートフォン9から情報を受信しない状態が第1設定時間よりも長い第2設定期間としての第2設定時間継続すると、燃焼器5の加熱作動を停止させる第2低下処理を実行する。消し忘れ見守り運転を実行する状態が低下処理実行モードに対応する。
以下、温風暖房装置1とスマートフォン9との間での通信処理について具体的に説明する。
暖房側通信部10と端末側通信部28とが通信接続状態になると、スマートフォン9の端末側制御部30は、設定単位時間(例えば、1秒間)が経過する毎に、温風暖房装置1に向けて運転状況データの取得を要求する取得要求通信を送信する。又、そのとき、消し忘れ見守り運転が指令されているか否かについての情報、及び、消し忘れ見守り運転における第1設定期間や第2設定期間の情報も送信する。
図15に、暖房側制御部7の通信処理におけるフローチャートを示している。
暖房側制御部7は、暖房運転していないときに、スマートフォン9側から運転指令があれば、暖房運転を開始する(ステップ1,2,3)。暖房運転を実行しているときに、スマートフォン9から取得要求通信を受信すると、そのときの運転状況データをスマートフォン9に送信する(ステップ4,5)。スマートフォン9は、図11に示すように、送信された運転状況データを端末側表示部29に表示する。運転状況データとは、現在温度、設定目標温度、エコ運転やタイマー運転の入切状態等である。このときの運転操作受付部8の動作状態を図10に示している。
そして、暖房側制御部7は、スマートフォン9から取得要求通信を受信しない場合、スマートフォン9にて消し忘れ見守り運転が指令されており、しかも、人感センサ40にて人の存在が検出されていなければ(ステップ4,10,11)、タイマーカウントを開始する(ステップ12)。タイマーカウントを開始してから第1設定時間(例えば、15分間)が経過しても、スマートフォン9からの取得要求通信を受信しなければ、そのときの設定目標温度を記憶しておき、暖房運転では通常使用しない低温度(例えば、10°C以下の温度)(第1温度に対応する)に変更する(ステップ13,14,15)。この処理が第1低下処理に対応する。
暖房側制御部7がタイマーカウントを開始してから第1設定時間が経過するまでの間は、図14に示すように、スマートフォン9の端末側表示部29の「運転状態」の表示欄29cを「待機中」という表示に切り換える。つまり、スマートフォン9側では、温風暖房装置1側からの運転状況データの取得ができなくなると、端末側制御部30は端末表示部29の表示内容を上述の如く切り換える。
暖房側制御部7が第1低下処理を実行すると、図12に示すように、設定室温表示部26の表示を低温状態を示す「L」に切り換えるとともに、スマートフォン9の端末側表示部29の「運転状態」の表示欄29cを「弱運転切替」という表示に切り換える。つまり、スマートフォン9側では、温風暖房装置1側からの信号が受信できないときに、第1設定時間以上経過して運転状況データの取得できなければ、端末側制御部30は端末表示部29の表示内容を上述の如く切り換える。
さらに、タイマーカウントを開始してから第2設定時間(例えば、60分間)が経過しても、スマートフォン9からの取得要求通信を受信しなければ、第1電磁弁14a及び第2電磁弁14bを閉状態に切り換えて燃焼器5による燃焼作動つまり暖房運転を停止させる(ステップ16,17)。この処理が第2低下処理に対応する。
暖房側制御部7が第2低下処理を実行すると、図13に示すように、設定室温表示部26の表示を消灯するとともに、現在室温表示部27の表示を「01」に変更し、且つ、それを点滅させて、使用者にそのことを報知する。このとき、通信ランプ24と運転状態表示ランプ25と夫々、点滅表示する。スマートフォン9側では、図示はしていないが、「運転状態」の表示欄を「自動停止」という表示に切り換える。つまり、スマートフォン9側では、温風暖房装置1側からの信号が受信できないときに、第2設定時間以上経過して運転状況データの取得できなければ、端末側制御部30は端末表示部29の表示内容を上述の如く切り換える。
暖房側制御部7は、第1低下処理を実行した後、第2低下処理を実行するまでの間に、スマートフォン9から取得要求通信を受信すると、設定目標温度を使用者設定温度に戻す復帰処理を実行するようになっている。
すなわち、暖房側制御部7は、暖房運転を実行しているときに、スマートフォン9から取得要求通信を受信すると、そのとき、タイマーカウントしていれば、そのカウントをリセットするとともに、設定目標温度を第1温度から元の設定目標温度に戻す(ステップ6,7)。この処理が復帰処理に対応する。復帰処理が行われると、スマートフォン9側でも、「運転状態」の表示欄29cを「正常運転」という表示に切り換える。つまり、スマートフォン9の端末側通信部28が温風暖房装置1側からの信号受信が再開されたことを検出すると、端末側制御部30は端末表示部29の表示内容を上述の如く切り換える。
スマートフォン9からの運転設定の変更指令があれば、その内容に対応した設定変更を行う(ステップ8)。この変更指令としては、第1設定時間の長さの変更、第2設定時間の長さの変更がある。又、それ以外にも、暖房運転の入切の指令、消し忘れ見守り運転の入切の指令等がある。
第1設定時間の長さの変更と第2設定時間の長さの変更について説明すると、変更するときは、スマートフォン9の画面を図9に示す設定画面に切り換えて、「消し忘れ見守り」のタッチ操作部29dを操作すると、図16に示すような設定画面が表示される。「弱運転切替」のタッチ操作部29eを操作して第1設定時間を変更することができ、「運転停止」のタッチ操作部29fを操作して第2設定時間を変更することができる。そして、「決定」のタッチ操作部29gを操作して変更を確定する。
消し忘れ見守り運転の入切の指令について説明する。
スマートフォン9を所持している使用者が、消し忘れ見守り運転の「切」(OFF)を指令していると、その情報が温風暖房装置1側に送信され、暖房側制御部7は、上記した通信処理のステップ10において、消し忘れ見守り運転が指令されていないと判断して、ステップ11〜17の処理を実行しない。この状態が低下処理停止モードに対応する。
従って、例えば、人感センサ40を備えていない場合や、人感センサ40が故障しているような場合であっても、暖房対象空間にスマートフォン9を所持していない使用者だけが残っても所望の暖房運転を継続することができる。
アプリケーションプログラムが終了するまで、上述したような通信処理を実行し、アプリケーションプログラムが終了すると、通信処理を終了する(ステップ9)。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、使用者が所持するスマートフォン9が1台である場合を示したが、スマートフォンが複数備えられるものでもよい。
例えば、図17に示すように、暖房側通信部10との間で通信可能なスマートフォン9が複数(図17に示す例では3台)備えられる。各スマートフォン9と暖房側通信部10との間の基本的な通信接続の構成は上記実施形態と同じであるが、暖房側通信部10が3台のスマートフォン9との間で情報の送受信を行っているとき、暖房側制御部7は、暖房側通信部10が全てのスマートフォン9から情報を受信しない状態が第1設定時間継続すると第1低下処理を実行し、暖房側通信部10が全てのスマートフォン9から情報を受信しない状態が第2設定時間継続すると第2低下処理を実行する点で構成が異なる。
そして、この実施形態では、暖房側制御部7は、前記第1低下処理を実行した後、前記第2低下処理を実行するまでの間に、暖房側通信部10が少なくとも1台のスマートフォン9から情報を受信すると、設定目標温度を使用者設定温度(元の設定目標温度)に戻す復帰処理を実行するように構成されている。
従って、この実施形態では、3台のスマートフォン9のうち、2台のスマートフォン9が温風暖房装置1から離間して通信が途絶えても、1台のスマートフォン9が通信状態を継続していれば、第1低下処理及び第2低下処理を実行せず、通常の暖房運転を継続して実行する。
(2)上記実施形態では、第1低下処理として、設定目標温度を暖房運転では通常使用しない第1温度(例えば、10°C以下の温度)に変更し、第2低下処理として燃焼器の加熱動作を停止させる構成としたが、この構成に代えて、第1低下処理として、使用者が設定した設定目標温度よりも設定量だけ低いが暖房機能を有する程度の温度に変更し、第2低下処理として、設定目標温度を暖房運転では通常使用しない第1温度(例えば、10°C以下の温度)に変更するようにしてもよい。又、第2低下処理として、1段階だけの低下ではなく、複数回にわたって繰り返し設定目標温度を低下させるようにしてもよい。
)上記実施形態では、暖房装置としてガス燃焼式の暖房装置を示したが、石油を燃焼して暖房する暖房装置や電気式の加熱手段を備えた暖房装置でもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、加熱手段で加熱した空気を暖房対象空間へ吹き出して暖房対象空間の暖房を行う暖房装置に適用できる。
5 燃焼器(加熱手段)
6 対流用ファン(空気流動手段)
7 暖房側制御部(暖房側制御手段)
9 スマートフォン(携帯通信端末)
10 暖房側通信部(暖房側通信手段)
40 人感センサ(存否検出手段)

Claims (6)

  1. 空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段で加熱した空気を暖房対象空間へ吹き出させる空気流動手段と、動作を制御する暖房側制御手段とを備え、
    前記暖房側制御手段は、前記暖房対象空間の温度が目標温度に近付くように前記加熱手段の動作を制御する暖房装置であって、
    使用者が所持する予め登録された携帯通信端末との間で近距離無線通信規格の型式による無線通信により情報の送受信を行うことができる暖房側通信手段を備え、
    前記暖房側制御手段は、
    前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から設定単位時間が経過する毎に送信される情報である取得要求通信を受信しない状態が第1設定期間継続すると、前記目標温度を使用者が設定している使用者設定温度よりも低い第1温度に低下させる第1低下処理を実行し、
    前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から送信される前記取得要求通信を受信しない状態が前記第1設定期間よりも長い第2設定期間継続すると、前記目標温度を前記第1温度よりも低い第2温度に低下させる又は前記加熱手段の加熱作動を停止させる第2低下処理を実行し、
    前記携帯通信端末は、前記取得要求通信を受信すると前記暖房側通信手段から送信される情報である運転状況データを受信しない状態が第1設定期間継続すると、前記携帯通信端末の表示部に前記第1低下処理に伴う暖房装置の運転状態を示す表示を行い、前記暖房側通信手段から送信される情報である前記運転状況データを受信しない状態が前記第1設定期間よりも長い第2設定期間継続すると、前記携帯通信端末の表示部に前記第2低下処理に伴う前記暖房装置の運転状態を示す表示を行い、
    前記暖房対象空間での人の存否を検出する存否検出手段を備え、
    前記暖房側制御手段は、前記存否検出手段が人の存在を検出している間は、前記第1低下処理及び前記第2低下処理を実行しない暖房装置。
  2. 前記暖房側制御手段は、前記第1低下処理を実行した後、前記第2低下処理を実行するまでの間に、前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から情報を受信すると、前記目標温度を前記使用者設定温度に戻す復帰処理を実行する請求項1に記載の暖房装置。
  3. 前記暖房側通信手段が複数台の前記携帯通信端末との間で情報の送受信を行っているとき、
    前記暖房側制御手段は、前記暖房側通信手段が全ての前記携帯通信端末から情報を受信しない状態が前記第1設定期間継続すると前記第1低下処理を実行し、
    前記暖房側通信手段が全ての前記携帯通信端末から情報を受信しない状態が前記第2設定期間継続すると前記第2低下処理を実行する請求項1に記載の暖房装置。
  4. 前記暖房側制御手段は、前記第1低下処理を実行した後、前記第2低下処理を実行するまでの間に、前記暖房側通信手段が少なくとも1台の前記携帯通信端末から情報を受信すると、前記目標温度を前記使用者設定温度に戻す復帰処理を実行する請求項3に記載の暖房装置。
  5. 前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から前記第1設定期間及び前記第2設定期間を受付可能に構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の暖房装置。
  6. 前記暖房側制御手段が、前記第1低下処理及び前記第2低下処理を実行可能な低下処理実行モードと、前記暖房側通信手段が前記携帯通信端末から情報を受信しない状態が継続しても前記第1低下処理及び前記第2低下処理を実行しない低下処理停止モードとに切り換え自在に構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の暖房装置。
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